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青年用疲労自覚症状尺度の妥当性の検討

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Academic year: 2022

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青年用疲労自覚症状尺度の妥当性の検討

著者 出村 慎一, 小林 秀紹, 佐藤 進, 長澤 吉則

雑誌名 日本公衆衛生雑誌 = Japanese journal of public health

巻 48

号 2

ページ 76‑84

発行年 2001‑02‑15

URL http://hdl.handle.net/2297/34899

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76 第48巻 日本公衛誌 第2号 平成13年2月15日

青年用疲労自覚症状尺度の妥当性の検討

デムラ シンイチ

出村 慎一

コバヤシ ヒデツグ

小林 秀紹

サトウ ス ス ム

佐藤 進

ナガサワ ヨシノリ

長澤 吉則

目的 本研究の主な目的は,青年期学生の疲労を捉えるために作成した疲労自覚症状尺度

(SFS‑Y)の妥当性を検討することであった。

方法 健康な学生5,435人(15〜20歳)を対象に,24項目からなる疲労自覚症状尺度(6下位尺

度:集中思考困難,だるさ,意欲低下,活力低下,ねむけおよび身体違和感)と自覚症状 しらべ,蓄積的疲労徴候調査,MFI,およびCFSの調査を行った。

成績 SFS‑Yは得点の分布傾向および弁別力の点から,個人差を適切に評価しうると推測され た。また,既存の尺度の調査項目と同じ質問内容が多く含まれているので,一般性が高く,

既存の尺度の構成概念をほぼ網羅する多面的な評価が可能と考えられた。SFS‑Yと既存の 尺度との関係において,類似した名前の下位尺度間の関係は高く,異なる名前の尺度間の 関係は低い。

結諭 青年期の疲労を評価するために開発された疲労自覚症状尺度(SFS‑Y)は,妥当性に優 れ,有効な尺度と考えられた。

Key words : 疲労自覚症状,評価尺度,妥当性,青年期学生

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