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青年期における自己評価に基づく慢性疲労と疲労自覚症状の関連

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Academic year: 2021

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1062 第49巻 日本公衛誌 第10号 平成14年10月15日

青年期における自己評価に基づく慢性疲労と

疲労自覚症状の関連

コバヤシ ヒデツグ 小林 秀紹 デムラ シンイチ 出村 慎一 目的 今日,青年期における疲労の訴えが問題視されている。特に慢性疲労は,慢性疲労症候群 に発展する可能性もある。本研究の目的は,Performance status(P.S.)の自己評価に基づく 慢性疲労と青年用疲労自覚症状尺度SFS-Yによる疲労自覚症状との関連を明らかにした。 方法 15歳から18歳の健康な学生男女548人,および16歳から18歳の男子608人を対象に,24項目 からなるSFS-Y(6下位尺度:集中思考困難,だるさ,意欲低下,活力低下,ねむけおよび 身体違和感)とP.S.の調査を行った。判別分析およびロジスティック回帰分析によって, 慢性疲労に対する疲労自覚症状の貫献を検討した。 成績 以下のことが明らかにされた。 SFS-YはP.S.を高い確率(74.0∼81.4%)で判別することが可能である。 SFS-Yによる慢性疲労の判別確率は異なる標本においても一定の水準にある。 集中思考困難に関する疲労自覚症状は,慢性疲労時に生起する症状と考えられる。 結論 SFS-Yは青年期の慢性疲労を判別する有効な尺度であり,慢性疲労は集中思考困難の関 与が高い。 Key words : 疲労自覚症状,慢性疲労,青年期学生

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