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○ 論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 甲・ 3032 竹島 亜希子

文審査担当者

主査 柴田 孝則 教授 副査 瀧本 雅文 教授

副査 内田 直樹 教授

(論文審査の要旨)

透析患者においては高率に二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)を併発する。2008年にCa 受容体作動薬であるシナカルセト塩酸塩(CH)が臨床応用されてから内科的管理は比較的 容易となったが、現在も 副甲状腺摘除術( PTx)が必要となる症例がみられる 。本研究で は、横浜市北部病院でSHPTに対してPTxが行われた 維持透析 症例をCH治療 群と非CH治療群 に分け、PTxの手術経過、手術 所見、摘出腺の病理組織学的所見 について 後方視的に比較 検討を行っている。手術時間は両群で差はみられなかったが、CH治療群で有意に摘出腺と 周囲組織との癒着が多くみられ、摘出腺の総体積や最大腺体積 は小さかった。また、摘出 腺の病理組織学的検討では、両群で結節性過形成とびまん性過形成の比率に差はみられな かったが、CH治療群で有意に嚢胞性変化や出血性壊死が多かった。

本論文はCHによる前治 療 がPTxの手術所見や摘出副甲状腺の病理組 織学的所見 に与える 影響について詳細に検討し、新しい知見を得ており、学術上価値のあるものと考えられ、

学位論文に値すると判定した。

論文題名:Effects of preoperative cinacalcet hydrochloride treatment on the operative course of parathyroidectomy and pathological changes in resected parathyroid glands

(シナカルセト塩酸塩による前治療が副甲状腺摘除術に与える影響に関する検討)

掲載雑誌名:Renal Replacement Therapy 3:49. doi:10.1186/s41100-017-0131-x, 2017.

(主査が記載、500字以内)

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