博 士 ( 医 学 ) 嶋 村 剛
学 ′ 位 論 文 題 名
Serum levels of the type IV collagen 7s domalnln patients with chronlc viral liver diseases‑A possible risk factor of hepatocellular carcinoma
(慢性ウイルス性肝疾患患者における肝細胞癌発生予知因子 としての血中4 型コラーゲン. 7s ドメイン濃度測定の意義)
学 位 論 文 内 容 の 要旨
I. 緒 言
本 邦 に お け る 肝 細 胞 癌 の 多 く は , 慢 性 ウ イ ルス 性障 害 肝を 母地 に発 生し てい るが ,い まだ に 発癌 を抑 制す る有 効ナ ょ手 段は 確立 さ れて おら ず, 早期 発見 とそ れに 続く 外科 的切 除な どの治癒 度の 高い 治療 が行 われ てい る。
慢 性 ウ イ ル ス 性 肝 障 害 患 者 は , 肝 細 胞 癌 発 生の 高危 険 群と して ,定 期的 に腹 部超 音波 およ ぴ CT検 査 さ ら に は 各 種 腫 瘍 マ ー カ ー の 測 定 に よ り経 過を 観 察さ れて いる 。し かし ,こ れら の経 過 観 察 手 段 を 用 い て も 詮 お , 進 行 し た 状 態 で 発 見さ れる 肝 細胞 癌患 者が 少な く詮 い。 した がっ て 従 来 の 方 法 と は 異 な っ た 発 生 予 測 因 子 の 導 入 が 早 期 病 変 の 発 見 率 向 上 の た め に 必 要 で あ る 。 慢 性 障 害 肝 の 組 織 学 的 特 徴 の ー っ と し て , コラ ーゲ ン をは じめ とす る種 々の 細胞 外マ トリ ヅ ク ス の 増 加 が 上 げ ら れ る 。 近 年 , こ れ ら の 分 解お よぴ 副 産物 の血 中濃 度を 測定 する こと で, 非 観 血 的 に 肝 の 線 維 化 の 程 度 を 捉 え よ う と す る 試 み が な さ れ て き た 。 こ れ ら の 結 果 か ら4型 コ ラ ー ゲ ン の 分 解 産 物 で あ る4型 コ ラ ー ゲ ン7sド メ イ ン (7sコ ラ ー ゲ ン ) の 血 中 濃 度 が も っ とも よく 肝の 線維 化を 反映 する とさ れ てい る。
本 研 究 で は | 原 因 ウ イ ル ス 別 に 担 癌 お よ ぴ 非担 癌慢 性 肝障 害患 者の7sコ ラー ゲン を測 定し 、 その 肝細 胞癌 発生 予測 因子 とし ての 可 能性 につ いて 検討 した 。
II.研 究
1. 対 象 肝 細 胞 癌 切 除 患 者80例 と 非 担 癌 慢 性 ウ イ ル ス 性 肝 障 害 患 者105例 を 対 象 と し た 。 肝 細 胞 癌 例 で は 切 除 材料 の非 腫 瘍部 の病 理組 織学 的検 索か ら, 非担 癌例 では 肝生 検組 織 の 検索から各々正常肝(NL),慢性非 活動性肝炎(CPH),慢性活動性肝炎(CAH),肝線維症(LF)およぴ 肝 硬 変 症(LC)の5群 に 分 類 し た 。 各 群 の 症 例 数 は 肝 細 胞 癌 例 でNL6,CPH9,CAH17,LF 8,LC40, 非 担 癌 例 で はCPH16,CAH53,LC36で あ っ た 。 ま たHBs抗 原(HB),HCV抗 体(HC) の測定結果からB型(HB+,HC−),C型(HB―,HC+)およぴ非B非C型(HBー,HC−)の3群に分類した。
肝細 胞癌 例 ではB型26,C型39,非B非C型15,非 担癌 例で はB型58,C型47であった 。ウイルスマー カーの測定には各々測定時最新のEIAキヅトを使用した。
2. 血 中 お よ ぴ 組 織 中7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 の 測 定12゜ 工 で ラ ペ ル し た ヒ ト 胎 盤 組 織 由 来7s コ ラ ー ゲ ン を ト レ ー サ ー と し , こ れ に 対 す る ウ サ ギ ポリ クロ ー ナル 抗体 を一 次抗 体と したRIA
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法により,血中7s コラーゲン濃度を測定した。肝細胞癌患者では腫癌部およぴ非腫癌部組織 内濃度を併せて測定した。組織内濃度の測定には,10 倍量の生理的食塩水添加下に各組織をホ モジナイズし,これに対する遠沈操作(3000 回転,10 分間)後に得られた上清を用い,血清と同様 の方法で測定した。
3 . 統計 学的 処理 各測 定値 は平 均値 士標 準偏差で表し, 2 群間およぴ多群間の有意差検定は 各々Mann −Whitney sUtest およぴ一次配置分散分析によった。また,相関係数の検定には Sp earman's test ,群間の偏りの検定にはカイ2 乗検定を用いた。
m.結 果
1. 血 中 と 組 織 内 7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 の 相 関 血 中 7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 (ng/ml)は 非 腫 癌 部 肝 組 織 中 の7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度(ng/g.tissue)と 有 意 に 相 関 し た (r=0.58,p<o.05) 。 一 方 , 腫 癌 組織内濃度との相関は認められナょかった。
2. 非 腫 瘍 部 肝 組 織 像 と 血 中7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 血 中7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 はNL(5.0土 0.9n g/ml),CPH(6.8土1.2),CAH(7.1土2.2),LF(6.7土1.8),LC(8.9土2.6)と非腫瘍部の障害度が進展 す る に 従 い 増 加 し た 。LC例 の 測 定 値 は 他 の 全 て に 比 較 し て 有 意 に 高 値 を 示 し た(p<0.05)。 3.肝 細 胞 癌 例 の 原 因 ウ イ ル ス と 血 中7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 非B非C型5.9土1.4ng/ml,B型7.3 土1.7,C型8.7土2.9であり,各群間に有意差を認めた(p<o.05)。
4. 肝 細 胞 癌 例 と 非 担 癌 例 の 血 中7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度B型 で は 肝 細 胞 癌 例 , 非 担 癌 例 の 順 に CPH6,3土0.9ng/ml(n〓3),5.3土1.5(n=7),CAH6.1土0.2(n=3),6.1土1.9(34),LC7.9土1.8(n:17), 8.5土3.1 (n=17) であった。C型では同様の順 にCPH7.3土1.2ng/ml(n=5),5.6土2.0(n=9),CAH7. 4土2.5 (n=12),5.2土O.9(n=19),LC9.7土3.0(n=21),8.0土3.1(n=19)であった。B型ではいずれ も2群 間 に 有 意 差 を 認 め な か っ た の に 対 し ,C型 で は 肝 細 胞 癌 例 の 血 中7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 は , 非 担 癌 例 の そ れ に 比 ぺ て 全 て の 組 織 像 で 有 意 に 高 い 値 を 示 し た(CPHお よ ぴCAH例 :p<0.05,LC例
:pくO.01)。
5. 血 中 7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 に よ る 肝 細 胞 癌 発 生 予 測C型 肝 細 胞 癌 39例 とC型 非 担 癌47例 の 検 討 で は . 肝 細 胞 癌 発 生 の 血 中7sコ ラ ー ゲ ン 濃 度 の カ ヅ ト オ フ 値 は7.Ong/mlと 推 定 さ れ た 。 本 カ ヅ ト オ フ 値 の 敏感 度は71.8% ,特 異 度は74.5% ,positive predictive vaユueは70.O% ,negat ive predictive valueは76.lXで あ り , も っ と も 高 い 信 頼 度(77.9% ) を 示 し た 。 な お 肝 細 胞 癌 例 と非担癌例の各肝組織像による症例の分布に統計学的な差を認めなかった。
W .考 察
肝炎ウイルスの発癌機序についていまだ十分な解明は詮いが,疫学的調査やウイルス中の癌 遺伝子の研究などからB 型とC 型肝炎ウイルスの発癌機序には大きな相違があることが推測さ れる。
本 研究の 結果 から 血中 7s コ ラー ゲン 濃度 は担 癌状 態で も非腫瘍部の線維化の程度をよく 反映しており,さらに肝障害の進展がC 型肝炎患者の発癌に大きく関与していることが推測さ れた。
癌の浸潤,転移にコラーゲン分解酵素が重要ぬ役割をはたしているとされている。この場合,
腫瘍細胞が産生するコラーゲン分解酵素が周囲のコラーゲンを分解し,その結果として血中7 s コラーゲン濃度が増加することも考えられる。しかし,通常肝癌組織では癌細胞の浸潤を示 す因子に原因ウイルスによる差異は認められていない。したがってC 型でのみ認められた担癌,
非担癌症例間の血中7s コラーゲン濃度の差は,より進展した非腫瘍部の肝障害を示すものと 考えられた。
こ れらの 事実 から C 型 肝炎 患者における血中7s コラーゲン濃度の肝細胞癌発生危険因子と
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しての可能性が示唆された。本研究のC 型非担癌症例は一定期間,同一の医師により測定され たものであり,C 型慢性肝炎患者の現状を反映するものと考えられた。これらと非腫瘍部の組 織像の分布に差のをいC 型担癌患者を比較した結果から,血中78 コラーゲン濃度が7 .0n g/ml を 越えた場合 に肝細胞 癌併存の危険性が高く詮り,血中7s コラーゲン濃度にもとずく経過観 察方法の変更の必要性が推測された。また,本研究のC 型担癌患者は全例切除が可能であった 症 例であり| 患者の予 後の点か らも、こ のカヅト オフ値は 意味のある ものと考 えられた。
V .結 語
1 . 血 中 7s コ ラ ー ゲ ン 濃 度 は 担 癌 患 者 で も 非 腫 瘍 部 の 肝 障 害 の 程 度 を 反 映 し た 。 2 .B 型肝炎患者では発癌における肝障害の進展の関与はC 型患者よりも少ナょいと推測され,肝 障害の程度による癌発生予測は困難であった。
3 . C 型肝炎患者 では発癌 機序に肝 障害の進 展が大き く関与していることが推測され,血中 7 8 コ ラーゲン濃 度が7 .On g/Jul を越えた場合,肝細胞癌発生の頻度が高いことが判明した。
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学 位 論 文 審 査 の 要 旨 主 査 教 授 長 嶋 和 郎 副 査 教 授 西 信 三 副 査 教 授 浅 香 正 博 副 査 教 授 内 野 純 一
学 位 論 文 題 名
Serum levels of the type IV collagen 7s domalnln patients with chronlc viral liver diseases‑A possible risk factor of hepatocellular carclnoma
(慢性ウイルス性肝疾患患者における肝細胞癌発生予知因子 としての血中IV 型コラーゲン・ 7s ドメイン濃度測定の意義)
本 邦 にお け る 肝細胞癌 の約9 0lr;は 慢性ウイ ルス性 障害肝を 母地に 発生して いるが, いまだ に 発癌 を 抑 制す る 有 効 な手 段 は 確立 さ れ てお ら ず ,早 期 発 見と そ れ に続 く外科 的切除を はじめ と した 治 療 が肝 要 で あ る。 慢 性 ウイ ル ス 性肝 炎 患 者は 肝 細 胞癌 発 生 の高 危険群 として, 定期的 に 各種 画 像 診断 お よ び 腫瘍 マ ― カ― の 測 定に よ り 経過 を 観 察さ れ て いる 。しか し.これ らの経 過 観察 手 段 を用 い て も なお , 進 行し た 状 態で 発 見 され る 癌 患者 が 少 なく ない。 したがっ て従来 の 観 点 と は 異 な っ た 経 過 観 察 手 段 の導 入 が 早期 病 変 の発 見 率 向上 の た めに 必 要 で ある と 考 えら れる 。 今 回, 申 請 者 は肝 生 検 より も 簡 便で 非 観 血的 に 測 定可 能 な 肝線 維化指 標である 血中IV型 コ ラ ―ゲ ン7sド メ イ ン 濃度 (7sC) を 担癌 お よ び非 担 癌 慢性 肝 障 害患 者 に お いて 原 因 ウイ ル ス 別 に 測定 し , この 濃 度 と 肝細 胞 癌 の合 併 頻 度と の 関 連か ら 血 中7sC測定 の 肝 細 胞癌 合 併 高危 険 群の推測における有用性について検討した。
対 象 およ び 方 法 :肝 細 胞 癌切 除 例80例 と非 担癌慢 性ウイル ス性肝障 害例105例を対 象とし た。
担癌 例 で は切 除 材 料 の非 腫 瘍 部の 病 理 組織 学 的 検索 か ら .ま た 非 担癌 例では 肝生検組 織の検 索 から各々正常肝(NL),慢性非活動性肝炎(CPH).慢性活動性肝炎(CAH).肝線維症(LF)および肝硬 変症(LC)の5群に分類した。また,HBs抗原(HB)およびHCV抗体(HC)の測定結果からB型(HB+,HC‑),
C型(HB‑,HC+)およびNBNC型(HB‑,HC‑)の3群に分類した。血中7sCの測定は ̄2 Iでラベルされた ヒ ト 胎盤 組 織 由来7sCをト レ ー サ― と し たRIA2抗 体 法 によ り 測 定し た 。 担 癌例 で は 腫瘍 部 お よ び 非 腫瘍 部 組 織内 の7sCを 併 せ て測 定 し た。 組 織 内濃 度 の 測定 に は10倍 量 の 生理 食 塩 水添 加 下 に各 組 織 をホ モ ジ ナ イズb. これ に 対 する 遠沈 操作(3000回転,10分 間)後 に得られ た上清 を用 いて血清と同様の方法で測定した。
結果:担癌例における血中7sC(mean土S.D. ng/ml)はNL(5.0土0.9,n=6),CPH(6.8土1.2,n−−9),
CAH(7.1土2.2.n=17),LF(6.7土1.8.n=8).LC(8.9士2.6,n=40)であり,LC例では他の全てに比べ
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有 意 に 高 値 を 示 し た (pく0.05) 。 さ ら に , 担 癌 例 に お け る 血 中7sCは 非 腫 瘍 部 肝 組 織 中 の7sC濃 度
(ng/g.tissue) と 有 意 に 相 関 (r=0.58,pく0.05) した が, 腫 瘍組 織中 の濃 度と は 相関 せず ,担 癌例 に お い て も 血 中7sCは 非 腫 瘍 部 の 肝 障 害 度 を 反 映 す る と 考 え ら れ た 。 担 癌 例 の 原 因 ウ イ ル ス に よる 血 中7sCはNBNC型(5.9土1.4.n=15),B型(7.3土1.7.nニ〓26).C型(8.7土2.9.n=39)の願 に有意 に 高 値 を 示 し た (p<0.05) 。 担 癌 , 非 担 癌 例 の 血 中7sCはB型 のCPHで 各 々6.3士0.9(n=3) と5.3土 1.5(n=7) ,CAHで6.1土0.2(n=3) と6.1土1.9(n=34),LCで7.9土1.8(n=17)と8.5土3.1(n=17)であ り , 二 者 闇 に 差 を 認 め な か っ た ュC型 で は 担 癌 , 非 担 癌 の 願 にCPHで7.3土1.2ng/ml(n=5) と5.6土 2.0(n=9),CAHで7.4土2.5(n=12)と5.2土0.9(n=19),LCで9.7土3.0(n=21)と8.0土3.1(n=19)であ り , 担 癌 例 の 血 中7sCは 非 担 癌 例 に 比 べ 有 意1ニ 高 値 を 示 し た 。 癌 の 浸 潤 を 表 す 病 理 組 織 学 的 因 子 はB.C型 闇 で 差 が な く , 前 述 のC型 担 癌 例 で の 血 中7sCの 上 昇 は , よ り 進 展 し た 肝 障 害 を 反 映 す る も の と 考 え ら れ た 。C型 担 癌39例 とC型 非 担 癌47例 の 検 討 か ら 肝 細 胞 癌 合 併 に 対 し て 最 も 高 い 信 頼度 (77. 9ll;) を示 した 血中7sCのカ ッ トオ フ値 は7.0flg/llllであ った。本カットオフ僮の敏 感度は 71.8X. 特 異 度 は74.5x.positivep「edictive valueは70.OX.negative predictive valueは 76.1Xであった。 一方,B型では有意なカット オフ値は認められなかった 。
以 上 よ り ,B型 肝 炎 患 者 の 血 中7sCは 肝 細 胞 癌 合 併 高 危 険 群 の 推 測 因 子 と な り え な い が .C型 肝 炎 患 者 で は 有 用 な 推 測 因 子 と な り う る 可 能 性 が 示 唆 さ れ た 。 す な わ ち 血 中7sCが7.Ong/rrilを 越 えたC型肝炎患者 では,より綿密な経過観察が 必要であると考えられた。
審 査 に 当 た っ て , 第3内 科 吉 田 先 生 よ り 原 因 ウ イ ル ス に よ る 癌 病 巣 の 違 い , コ ラ ― ゲ ン 代 謝 と 発 癌 の 関 連 に つ い て , 第1生 化 学 西 教 授 . 第3内 科 浅 香 教 授 よ り7sCと 組 織 線 維 量 と の 関 係 ・ 7sCの 健 常 時 お よ び 腫 瘍 摘 除 後 の 変 動 , 腫 瘍 細 胞 培 養 系 で の 変 化 な ど に つ い て . 癌 研 病 理 細 川 教 授 よ り 予 知 因 子 と し て の 意 味 ,7sCと 血 小 板 数 と の 比 較 , 第2病 理 長 嶋 教 授 よ ル ア ル コ ー ル 性 肝 炎 で の 変 動 に つ い て の 質 疑 が あ っ た が , 申 請 者 は お お む ね 妥 当 な 回 答 を 行 っ た 。 肝 生 検 よ り も 安 全 か つ 非 観 血 的 に 測 定 可 能 な 血 中 肝 線 維 化 マ ー カ ― に よ る 肝 細 胞 癌 合 併 高 危 険 群 の 推 測 に 関 す る 報 告 は な く . 肝 細 胞 癌 の 早 期 発 見 率 の 向 上 に っ な が る 可 能 性 を 示 し た 点 で意義があり,博 士(医学)の授与に値する ものと考える。
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