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Oracle Real Application Clusters管理者ガイド, 10gリリース1(10.1)

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(1)

Oracle® Real Application Clusters

管理者ガイド 10g リリース 1(10.1) 部品番号 部品番号部品番号 部品番号 : B14173-01 2004 年 7 月

(2)

Oracle Real Application Clusters 管理者ガイド , 10g リリース 1(10.1) 部品番号 : B14173-01

原本名 : Oracle Real Application Clusters Administrator’s Guide, 10g Release 1 (10.1) 原本部品番号 : B10765-02

原本著者 : David Austin、Mark Bauer

原本協力者 : Jonathan Creighton、Rajiv Jayaraman、Raj Kumar、Dayong Liu、Venkat Maddali、 Michael Salinas、Sudheendra Sampath、Cathy Shea、Khethavath P Singh

Copyright © 1998, 2004, Oracle Corporation. All rights reserved.

制限付権利の説明 このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所 有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会 社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業 所有権に関する法律により保護されています。 独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定 される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は 禁止されています。 このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、 このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許 諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製また は転用することはできません。 このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは 使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

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Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation, and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987). Oracle Corporation, 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065. このプログラムは、核、航空産業、大量輸送、医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションへの 用途を目的としておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを 安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じ ることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、 オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。

Oracle は Oracle Corporation およびその関連会社の登録商標です。その他の名称は、Oracle Corporation または各社が所有する商標または登録商標です。

(3)

i

目次

目次

目次

目次

はじめに

はじめに

はじめに

はじめに

... ix 対象読者 ... x このマニュアルの構成 ... x 関連ドキュメント ... xi 表記規則 ... xii

Real Application Clusters 管理に関する新機能

管理に関する新機能

管理に関する新機能

管理に関する新機能

... xvii

Real Application Clusters の管理に関する Oracle Database 10g の新機能 ... xviii

1

RAC 管理の概要

管理の概要

管理の概要

管理の概要

Real Application Clusters ドキュメント概要ドキュメント概要ドキュメント概要 ... 1-2ドキュメント概要 『Oracle Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス』 ... 1-2 『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよび構成』 および

『Oracle Real Application Clusters クイック・インストレーション・ガイド』 ... 1-3

Real Application Clusters の管理の概要の管理の概要の管理の概要 ... 1-3の管理の概要

Real Application Clusters の管理の管理の管理 ... 1-3の管理

Real Application Clusters でのデータベース・インスタンス管理およびデータベース管理でのデータベース・インスタンス管理およびデータベース管理でのデータベース・インスタンス管理およびデータベース管理 ... 1-4でのデータベース・インスタンス管理およびデータベース管理

Real Application Clusters での記憶域管理での記憶域管理での記憶域管理 ... 1-4での記憶域管理

Real Application Clusters でのサービス管理でのサービス管理でのサービス管理 ... 1-4でのサービス管理

Real Application Clusters でのその他の管理項目でのその他の管理項目でのその他の管理項目 ... 1-5でのその他の管理項目

Real Application Clusters でのでのでの Enterprise Manager の使用での の使用の使用の使用 ... 1-5

2

クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理

クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理

クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理

クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理

データベース・コンポーネントの概要 データベース・コンポーネントの概要データベース・コンポーネントの概要

データベース・コンポーネントの概要 ... 2-2

(4)

Enterpise Manager を使用した Real Application Clusters 管理の概要 ... 2-2 SQL*Plus を使用した Real Application Clusters 管理の概要 ... 2-2 SRVCTL を使用した Real Application Clusters 管理の概要 ... 2-3 インスタンスおよび

インスタンスおよびインスタンスおよび

インスタンスおよび Real Application Clusters データベースの起動および停止データベースの起動および停止データベースの起動および停止データベースの起動および停止 ... 2-3 Enterprise Manager を使用した起動および停止 ... 2-4 SQL*Plus を使用した起動および停止 ... 2-5 SRVCTL を使用した起動および停止 ... 2-6

Real Application Clusters での初期化パラメータ・ファイルの概要での初期化パラメータ・ファイルの概要での初期化パラメータ・ファイルの概要 ... 2-7での初期化パラメータ・ファイルの概要 Real Application Clusters のサーバー・パラメータ・ファイルのパラメータ値の設定 ... 2-8 下位互換性のためのサーバー・パラメータ・ファイルのエクスポート ... 2-9

Real Application Clusters での初期化パラメータの使用での初期化パラメータの使用での初期化パラメータの使用 ... 2-9での初期化パラメータの使用 すべてのインスタンスで同じ値を設定する必要があるパラメータ ... 2-10 すべてのインスタンスで一意の値を設定する必要があるパラメータ ... 2-10

Real Application Clusters データベースでのパラメータ使用についての概要データベースでのパラメータ使用についての概要データベースでのパラメータ使用についての概要 ... 2-11データベースでのパラメータ使用についての概要 サーバー・パラメータ・ファイルのバックアップ

サーバー・パラメータ・ファイルのバックアップサーバー・パラメータ・ファイルのバックアップ

サーバー・パラメータ・ファイルのバックアップ ... 2-13

3

記憶域の管理

記憶域の管理

記憶域の管理

記憶域の管理

Oracle Real Application Clusters の記憶域の概要の記憶域の概要の記憶域の概要 ... 3-2の記憶域の概要 自動記憶域管理 ... 3-2 RAC の自動記憶域管理コンポーネント ... 3-2 RAC での ASM 用ディスク・グループ構成の変更 ... 3-3 RAC での Enterprise Manager を使用した ASM インスタンスおよび

ASM ディスク・グループの管理 ... 3-3 RAC での SRVCTL を使用した ASM インスタンスの管理 ... 3-4 Real Application Clusters でのデータ・ファイルへのアクセス ... 3-5 Real Application Clusters での REDO ログ・ファイル記憶域 ... 3-5 Real Application Clusters の自動 UNDO 管理 ... 3-5 Real Application Clusters でのインスタンス UNDO 表領域の切替え ... 3-6 Real Application Clusters での Oracle Cluster Registry の管理 ... 3-6 OCR エクスポートを使用した Oracle Cluster Registry の管理 ... 3-9 ocrconfig ツール・コマンドの構文およびオプション ... 3-10 OCR での Oracle Hardware Assisted Resilient Data の実装 ... 3-11 Real Application Clusters での OCR 構成のアップグレードおよびダウングレード ... 3-11

(5)

iii

4

サービスの管理

サービスの管理

サービスの管理

サービスの管理

Real Application Clusters でのサービスと高可用性でのサービスと高可用性でのサービスと高可用性 ... 4-2でのサービスと高可用性 Real Application Clusters 環境でのサービスの使用 ... 4-2 サービスの追加および変更 サービスの追加および変更サービスの追加および変更 サービスの追加および変更 ... 4-3 サービスの追加および変更のための DBCA の使用 ... 4-3 VIP アドレスの変更 ... 4-4 障害後の自動再起動 障害後の自動再起動障害後の自動再起動 障害後の自動再起動 ... 4-5 Enterprise Manager およびおよびおよび SRVCTL を使用したサービスの管理および を使用したサービスの管理を使用したサービスの管理を使用したサービスの管理 ... 4-5 Enterprise Manager を使用した Real Application Clusters 内のサービスの管理 ... 4-5 SRVCTL を使用した Real Application Clusters 内のサービスの管理 ... 4-6

5

ノードおよびインスタンスの追加および削除

ノードおよびインスタンスの追加および削除

ノードおよびインスタンスの追加および削除

ノードおよびインスタンスの追加および削除

ノードの追加手順の概要 ノードの追加手順の概要ノードの追加手順の概要 ノードの追加手順の概要 ... 5-2 手順 手順手順 手順 1: 新規ノードのクラスタへの接続新規ノードのクラスタへの接続新規ノードのクラスタへの接続新規ノードのクラスタへの接続 ... 5-3 物理的接続の確立 ... 5-3 オペレーティング・システムのインストール ... 5-3 Oracle ユーザーの作成 ... 5-3 インストールの検査 ... 5-3 手順 手順手順 手順 2: クラスタウェアおよびクラスタウェアおよびクラスタウェアおよびクラスタウェアおよび Oracle ソフトウェアの新規ノードへの拡張ソフトウェアの新規ノードへの拡張ソフトウェアの新規ノードへの拡張 ... 5-4ソフトウェアの新規ノードへの拡張 ベンダーのクラスタウェア・レイヤーでのノードの追加(UNIX のみ) ... 5-4 Oracle クラスタウェア・レイヤーでのノードの追加(UNIX および Windows) ... 5-5 手順 手順手順 手順 3: 新規ノードでの新規ノードでの新規ノードでの新規ノードでの RAC の記憶域の準備の記憶域の準備の記憶域の準備 ... 5-8の記憶域の準備 新規ノードの RAW デバイス記憶域の準備 ... 5-8 手順 手順手順 手順 4: Oracle RAC データベース・レイヤーでのノードの追加データベース・レイヤーでのノードの追加データベース・レイヤーでのノードの追加 ... 5-10データベース・レイヤーでのノードの追加 手順 手順手順 手順 5: 新規ノードに対するデータベース・インスタンスの追加新規ノードに対するデータベース・インスタンスの追加新規ノードに対するデータベース・インスタンスの追加新規ノードに対するデータベース・インスタンスの追加 ... 5-13 Windows ベース・システムでの新しいノードの PATH 環境変数の更新 ... 5-16 Windows ベースのプラットフォームにおけるノードの追加後の iSQL*Plus への接続 ... 5-16 すでにクラスタウェアおよび すでにクラスタウェアおよびすでにクラスタウェアおよび すでにクラスタウェアおよび Oracle ソフトウェアがインストールされているクラスタへのソフトウェアがインストールされているクラスタへのソフトウェアがインストールされているクラスタへのソフトウェアがインストールされているクラスタへの ノードの追加 ノードの追加ノードの追加 ノードの追加 ... 5-17 共有 Oracle ホームへのノードの追加 ... 5-18

Real Application Clusters データベースからのインスタンスの削除データベースからのインスタンスの削除データベースからのインスタンスの削除 ... 5-18データベースからのインスタンスの削除

UNIX ベースのプラットフォームでのベースのプラットフォームでのベースのプラットフォームでの Oracle クラスタからのノードの削除ベースのプラットフォームでの クラスタからのノードの削除クラスタからのノードの削除クラスタからのノードの削除 ... 5-19 ノード削除に対する ASM インスタンスのクリーンアップ手順 ... 5-21

Windows ベースのプラットフォームでのベースのプラットフォームでのベースのプラットフォームでのベースのプラットフォームでの Oracle クラスタからのノードの削除クラスタからのノードの削除クラスタからのノードの削除クラスタからのノードの削除 ... 5-21 Windows ベース・プラットフォームでのノード削除後の ASM インスタンスの

(6)

6

Recovery Manager の構成およびアーカイブ

の構成およびアーカイブ

の構成およびアーカイブ

の構成およびアーカイブ

Real Application Clusters のの Recovery Manager の構成の概要の の構成の概要の構成の概要の構成の概要 ... 6-2

Recovery Manager のスナップショット制御ファイルの位置の構成のスナップショット制御ファイルの位置の構成のスナップショット制御ファイルの位置の構成 ... 6-2のスナップショット制御ファイルの位置の構成

Recovery Manager 制御ファイルの自動バックアップ機能の構成制御ファイルの自動バックアップ機能の構成制御ファイルの自動バックアップ機能の構成 ... 6-3制御ファイルの自動バックアップ機能の構成

Real Application Clusters でのでのでの Recovery Manager を使用したアーカイブでの を使用したアーカイブを使用したアーカイブを使用したアーカイブ REDO ログの管理ログの管理ログの管理 ... 6-3ログの管理

RAC のアーカイブのアーカイブのアーカイブのアーカイブ REDO ログ・ファイルのフォーマットと接続先ログ・ファイルのフォーマットと接続先ログ・ファイルのフォーマットと接続先ログ・ファイルのフォーマットと接続先 ... 6-5

Recovery Manager のアーカイブ構成使用例のアーカイブ構成使用例のアーカイブ構成使用例 ... 6-5のアーカイブ構成使用例 クラスタ・ファイル・システムのアーカイブ・スキーム ... 6-6 非クラスタ・ファイル・システムのローカル・アーカイブ・スキーム ... 6-7

Real Application Clusters でのアーカイブ・モードの変更でのアーカイブ・モードの変更でのアーカイブ・モードの変更 ... 6-10でのアーカイブ・モードの変更 アーカイバ・プロセスの監視 ... 6-11

7

バックアップおよびリカバリの管理

バックアップおよびリカバリの管理

バックアップおよびリカバリの管理

バックアップおよびリカバリの管理

Real Application Clusters でのインスタンス・リカバリでのインスタンス・リカバリでのインスタンス・リカバリ ... 7-2でのインスタンス・リカバリ Real Application Clusters での単一ノード障害 ... 7-2 Real Application Clusters での複数ノード障害 ... 7-2 Real Application Clusters での Recovery Manager を使用したバックアップの作成 ... 7-3 Recovery Manager を使用したサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)のリストア ... 7-3 Real Application Clusters での Recovery Manager と Oracle Net ... 7-3 クラスタ・インスタンスへのチャネル接続 ... 7-4 高速接続のノード・アフィニティの認識 ... 7-4 バックアップするファイルの可読性 ... 7-5 バックアップ完了後のアーカイブ REDO ログの削除 ... 7-5 バックアップの分散 ... 7-6 バックアップ・コマンドとリストア・コマンドのオートロケーション ... 7-6

Real Application Clusters でのでのでの Recovery Manager のバックアップ機能の使用例での のバックアップ機能の使用例のバックアップ機能の使用例のバックアップ機能の使用例 ... 7-7 クラスタ・ファイル・システムのバックアップ・スキーム ... 7-7 非クラスタ・ファイル・システムのバックアップ・スキーム ... 7-8

Real Application Clusters でのメディア・リカバリでのメディア・リカバリでのメディア・リカバリ ... 7-9でのメディア・リカバリ

Real Application Clusters でのでのでの Recovery Manager のリストア機能の使用例での のリストア機能の使用例のリストア機能の使用例のリストア機能の使用例 ... 7-9 クラスタ・ファイル・システムのリストア・スキーム ... 7-9 非クラスタ・ファイル・システムのリストア・スキーム ... 7-10

Real Application Clusters でで RESETLOGS を使用したで を使用したを使用したを使用した Recovery Manager によるリカバリによるリカバリによるリカバリ ... 7-11によるリカバリ

Real Application Clusters でのパラレル・リカバリでのパラレル・リカバリでのパラレル・リカバリ ... 7-11でのパラレル・リカバリ Recovery Manager を使用したパラレル・リカバリ ... 7-11

(7)

v SQL*Plus を使用したパラレル・リカバリ ... 7-12

Real Application Clusters でのフラッシュ・リカバリ領域の使用でのフラッシュ・リカバリ領域の使用でのフラッシュ・リカバリ領域の使用 ... 7-12でのフラッシュ・リカバリ領域の使用

8

管理オプション

管理オプション

管理オプション

管理オプション

Real Application Clusters でのでのでの Enterprise Manager のオプションのタスクでの のオプションのタスクのオプションのタスクのオプションのタスク ... 8-2 ノードおよびインスタンスの検出のための

ノードおよびインスタンスの検出のためのノードおよびインスタンスの検出のための

ノードおよびインスタンスの検出のための Enterprise Manager の使用の使用の使用 ... 8-2の使用

Enterprise Manager のの Real Application Clusters 用のページの 用のページ用のページ ... 8-3用のページ 「Databases Summary」ページ ... 8-3 「Cluster Database」の「Home」ページ ... 8-4 「Cluster Database Instances」ページ ... 8-4 Real Application Clusters の「Databases Overview」ページ ... 8-4 Real Application Clusters の「Cluster」の「Home」ページ ... 8-4

Real Application Clusters の「の「の「Instance」ページの「 」ページ」ページ」ページ ... 8-5

Enterprise Manager のの Real Application Clusters 管理手順の 管理手順管理手順 ... 8-5管理手順 Real Application Clusters での Enterprise Manager ジョブの管理 ... 8-6 Enterprise Manager を使用した Real Application Clusters でのアラートの管理 ... 8-6 Enterprise Manager で定義済ブラックアウトを使用したスケジュール済メンテナンスの実行 ... 8-7

Real Application Clusters でのでのでの SQL*Plus に関する追加情報での に関する追加情報に関する追加情報に関する追加情報 ... 8-7 インスタンスへの SQL*Plus コマンドの適用方法 ... 8-7 インスタンスの実行の確認 ... 8-8

Real Application Clusters データベースの静止データベースの静止データベースの静止 ... 8-9データベースの静止 静止状態とコールド・バックアップ ... 8-9

OIFCFG((((Oracle Interface Configuration)ツールを使用したシステムおよび)ツールを使用したシステムおよび)ツールを使用したシステムおよび)ツールを使用したシステムおよび ネットワーク・インタフェースの管理 ネットワーク・インタフェースの管理ネットワーク・インタフェースの管理 ネットワーク・インタフェースの管理 ... 8-10 OIFCFG を使用したネットワーク・インタフェースの定義 ... 8-10 OIFCFG コマンドライン・ツールの構文およびコマンド ... 8-11

A

トラブルシューティング

トラブルシューティング

トラブルシューティング

トラブルシューティング

Real Application Clusters でのトレース・ファイルの監視でのトレース・ファイルの監視でのトレース・ファイルの監視 ... A-2でのトレース・ファイルの監視 エラー分析に必要なファイルの場所 ... A-2

Real Application Clusters でのログ・ファイルの使用でのログ・ファイルの使用でのログ・ファイルの使用 ... A-3でのログ・ファイルの使用 クラスタウェア・ログ・ファイル ... A-3 Real Application Clusters High Availability のための追加トレースの有効化 ... A-4

Real Application Clusters でのインスタンス固有のアラート・ファイルの使用でのインスタンス固有のアラート・ファイルの使用でのインスタンス固有のアラート・ファイルの使用 ... A-6でのインスタンス固有のアラート・ファイルの使用 停止保留問題の解決 ... A-6

(8)

B

サーバー制御ユーティリティ(

サーバー制御ユーティリティ(

サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)のリファレンス

サーバー制御ユーティリティ(

)のリファレンス

)のリファレンス

)のリファレンス

Real Application Clusters 管理のための管理のための管理のための SRVCTL の概要管理のための の概要の概要 ... B-2の概要 Real Application Clusters で SRVCTL を使用する場合のガイドライン ... B-2 SRVCTL に関するコマンドライン・ヘルプの取得 ... B-2 SRVCTL のコマンド構文およびオプションのコマンド構文およびオプションのコマンド構文およびオプションのコマンド構文およびオプション ... B-3 SRVCTL のクラスタ・データベース構成タスクのクラスタ・データベース構成タスクのクラスタ・データベース構成タスクのクラスタ・データベース構成タスク ... B-3 SRVCTL の一般クラスタ・データベース管理タスクの一般クラスタ・データベース管理タスクの一般クラスタ・データベース管理タスクの一般クラスタ・データベース管理タスク ... B-4 SRVCTL のノード・レベル・タスクのノード・レベル・タスクのノード・レベル・タスクのノード・レベル・タスク ... B-4 SRVCTL のコマンド・リファレンスのコマンド・リファレンスのコマンド・リファレンスのコマンド・リファレンス ... B-4 SRVCTL のコマンドのコマンドのコマンドのコマンド ... B-5 SRVCTL のコマンドのサマリー ... B-5 SRVCTL のオブジェクトのサマリー ... B-6 srvctl add ... B-6 srvctl config ... B-11 srvctl enable ... B-13 srvctl disable ... B-16 srvctl start ... B-18 srvctl stop ... B-22 srvctl modify ... B-25 srvctl relocate ... B-30 srvctl status ... B-31 srvctl getenv ... B-34 srvctl setenv および unsetenv ... B-36 srvctl remove ... B-41

C

Oracle Real Application Clusters ツールのメッセージ

ツールのメッセージ

ツールのメッセージ

ツールのメッセージ

Real Application Clusters 固有のメッセージの概要固有のメッセージの概要固有のメッセージの概要 ... C-2固有のメッセージの概要 RAC 固有のメッセージの接頭辞およびメッセージ・コード ... C-2 Real Application Clusters のメッセージおよび関連ファイルのタイプ ... C-2

PRKA: クラスタ・ノード・アプリケーションのメッセージクラスタ・ノード・アプリケーションのメッセージクラスタ・ノード・アプリケーションのメッセージクラスタ・ノード・アプリケーションのメッセージ ... C-2 PRKC: クラスタ・コマンド・メッセージクラスタ・コマンド・メッセージクラスタ・コマンド・メッセージ ... C-3クラスタ・コマンド・メッセージ PRKD: グローバル・サービス・デーモンのメッセージグローバル・サービス・デーモンのメッセージグローバル・サービス・デーモンのメッセージグローバル・サービス・デーモンのメッセージ ... C-11 PRKE: グローバル・サービス・デーモンのコントローラ・ユーティリティのメッセージグローバル・サービス・デーモンのコントローラ・ユーティリティのメッセージグローバル・サービス・デーモンのコントローラ・ユーティリティのメッセージグローバル・サービス・デーモンのコントローラ・ユーティリティのメッセージ ... C-11 PRKH: Server Manager((SRVM)のメッセージ( )のメッセージ)のメッセージ)のメッセージ ... C-12 PRKN: Server Manager((SRVM)のシステム・ライブラリのメッセージ( )のシステム・ライブラリのメッセージ)のシステム・ライブラリのメッセージ)のシステム・ライブラリのメッセージ ... C-14

(9)

vii PRKO: サーバー制御ユーティリティ(サーバー制御ユーティリティ(サーバー制御ユーティリティ(サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)のメッセージ)のメッセージ)のメッセージ)のメッセージ ... C-15 PRKP: クラスタ・データベース管理のメッセージクラスタ・データベース管理のメッセージクラスタ・データベース管理のメッセージクラスタ・データベース管理のメッセージ ... C-20 PRKR: クラスタ・レジストリのメッセージクラスタ・レジストリのメッセージクラスタ・レジストリのメッセージ ... C-29クラスタ・レジストリのメッセージ PRKS: 自動記憶域管理のメッセージ自動記憶域管理のメッセージ自動記憶域管理のメッセージ自動記憶域管理のメッセージ ... C-36 PRKU: コマンドライン・パーサー・ユーティリティのメッセージコマンドライン・パーサー・ユーティリティのメッセージコマンドライン・パーサー・ユーティリティのメッセージコマンドライン・パーサー・ユーティリティのメッセージ ... C-41

PRKV: Virtual IP Configuration Assistant のメッセージのメッセージのメッセージのメッセージ ... C-42

索引

索引

索引

索引

(10)
(11)

ix

はじめに

はじめに

はじめに

はじめに

このマニュアルでは、Real Application Clusters(RAC)固有の管理タスクについて説明し ます。このマニュアルの情報は、すべてのプラットフォーム上で動作する RAC に適用され ます。このマニュアルの内容は、他の Oracle マニュアルにおけるシングル・インスタンス の Oracle データベースの管理内容を補足するものです。必要に応じて、プラットフォーム 固有のマニュアルも参照してください。内容は次のとおりです。 ■ 対象読者 ■ このマニュアルの構成 ■ 関連ドキュメント ■ 表記規則

(12)

対象読者

対象読者

対象読者

対象読者

このマニュアルは、次のタスクを実行するデータベース管理者、ネットワーク管理者および システム管理者を対象としています。 ■ RAC データベースの管理 ■ RAC を使用するクラスタおよびネットワークの管理およびトラブルシューティング このマニュアルは、『Oracle Database 2 日でデータベース管理者』および『Oracle Database 管理者ガイド』に記載されている管理手順を理解していることを前提としています。また、 『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよび構成』に記載されている RAC

のインストールおよび構成についても理解していることを前提としています。

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成は、次のとおりです。 第 第第 第 1 章「章「章「章「RAC 管理の概要」管理の概要」管理の概要」管理の概要」 この章では、RAC ソフトウェアの管理タスクについて説明します。 第 第第 第 2 章「クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理」章「クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理」章「クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理」章「クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理」 この章では、RAC データベースおよびインスタンスの管理方法について説明します。 第 第第 第 3 章「記憶域の管理」章「記憶域の管理」章「記憶域の管理」章「記憶域の管理」 この章では、RAC の記憶域コンポーネントの管理方法について説明します。 第 第第 第 4 章「サービスの管理」章「サービスの管理」章「サービスの管理」章「サービスの管理」 この章では、RAC 環境でのサービスの管理方法について説明します。 第 第第 第 5 章「ノードおよびインスタンスの追加および削除」章「ノードおよびインスタンスの追加および削除」章「ノードおよびインスタンスの追加および削除」章「ノードおよびインスタンスの追加および削除」 この章では、RAC データベース環境でのノードとインスタンスの追加および削除の手順に ついて説明します。 第 第第 第 6 章「章「章「章「Recovery Manager の構成およびアーカイブ」の構成およびアーカイブ」の構成およびアーカイブ」の構成およびアーカイブ」

この章では、RAC データベースで使用するための Recovery Manager(RMAN)の構成方法 について説明します。

第 第第

第 7 章「バックアップおよびリカバリの管理」章「バックアップおよびリカバリの管理」章「バックアップおよびリカバリの管理」章「バックアップおよびリカバリの管理」

(13)

xi

第 第第

第 8 章「管理オプション」章「管理オプション」章「管理オプション」章「管理オプション」

この章では、Real Application Clusters の管理オプションについて説明します。

付録 付録付録 付録 A「トラブルシューティング」「トラブルシューティング」「トラブルシューティング」「トラブルシューティング」 この付録では、オラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法について説明しま す。 付録 付録付録 付録 B「サーバー制御ユーティリティ(「サーバー制御ユーティリティ(「サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)のリファレンス」「サーバー制御ユーティリティ( )のリファレンス」)のリファレンス」)のリファレンス」 この付録では、SRVCTL コマンド・リファレンスについて説明します。 付録 付録付録

付録 C「「Oracle Real Application Clusters ツールのメッセージ」「 ツールのメッセージ」ツールのメッセージ」ツールのメッセージ」

この付録では、RAC 管理ツールのメッセージについて説明します。

関連ドキュメント

関連ドキュメント

関連ドキュメント

関連ドキュメント

詳細は、次の Oracle ドキュメントを参照してください。

■ 『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよび構成』

■ 『Oracle Real Application Clusters クイック・インストレーション・ガイド』 ■ 『Oracle Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス』

■ 『Oracle Database 管理者ガイド』

■ 『Oracle Database 2 日でデータベース管理者』 ■ 『Oracle Net Services 管理者ガイド』

■ 『Oracle Database プラットフォーム・ガイド』

■ 『Oracle Database for UNIX Systems 管理者リファレンス』(AIX-Based Systems、

HP-UX Tru64 UNIX、Linux、Solaris Operating System(SPARC)共通)

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関 連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロード できます。OTN-J を使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次の Web サ イトから無償で行えます。

http://otn.oracle.co.jp/membership/

すでに OTN-J のユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次の URL で OTN-J Web サイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。

(14)

表記規則

表記規則

表記規則

表記規則

この項では、このマニュアルの本文およびコード例で使用される表記規則について説明しま す。この項の内容は次のとおりです。 ■ 本文の表記規則 ■ コード例の表記規則 ■ Microsoft Windows オペレーティング・システム環境での表記規則

本文の表記規則

本文の表記規則

本文の表記規則

本文の表記規則

本文では、特定の項目が一目でわかるように、次の表記規則を使用します。次の表に、その 規則と使用例を示します。 規則 規則規則 規則 意味意味意味意味 例例例例 太字 太字太字 太字 太字は、本文中で定義されている用語および 用語集に記載されている用語を示します。 この句を指定すると、索引構成表索引構成表索引構成表索引構成表が作成されま す。 固定幅フォントの 大文字 固定幅フォントの大文字は、システム指定の 要素を示します。このような要素には、パラ メータ、権限、データ型、Recovery Manager キーワード、SQL キーワード、SQL*Plus ま たはユーティリティ・コマンド、パッケージ およびメソッドがあります。また、システム 指定の列名、データベース・オブジェクト、 データベース構造、ユーザー名およびロール も含まれます。 NUMBER 列に対してのみ、この句を指定できま す。 BACKUP コマンドを使用して、データベースの バックアップを作成できます。 USER_TABLES データ・ディクショナリ・ビュー 内の TABLE_NAME 列を問い合せます。 DBMS_STATS.GENERATE_STATS プロシージャ を使用します。 固定幅フォントの 小文字 固定幅フォントの小文字は、実行可能ファイ ル、ファイル名、ディレクトリ名およびユー ザーが指定する要素のサンプルを示します。 このような要素には、コンピュータ名および データベース名、ネット・サービス名および 接続識別子があります。また、ユーザーが指 定するデータベース・オブジェクトとデータ ベース構造、列名、パッケージとクラス、 ユーザー名とロール、プログラム・ユニット およびパラメータ値も含まれます。 注意 注意注意 注意 : プログラム要素には、大文字と小文字 を組み合せて使用するものもあります。これ らの要素は、記載されているとおりに入力し てください。 sqlplus と入力して、SQL*Plus をオープンし ます。 パスワードは、orapwd ファイルで指定します。 /disk1/oracle/dbs ディレクトリ内のデー タ・ファイルおよび制御ファイルのバックアッ プを作成します。 hr.departments 表には、department_id、 department_name および location_id 列が あります。 QUERY_REWRITE_ENABLED 初期化パラメータを true に設定します。 oe ユーザーとして接続します。 JRepUtil クラスが次のメソッドを実装します。

(15)

xiii

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例は、SQL、PL/SQL、SQL*Plus または他のコマンドライン文の例です。次のように 固定幅フォントで表示され、通常のテキストと区別されます。

SELECT username FROM dba_users WHERE username = 'MIGRATE'; 次の表に、コード例で使用される表記規則とその使用例を示します。 固定幅フォントの 小文字の イタリック 固定幅フォントの小文字のイタリックは、プ レースホルダまたは変数を示します。 parallel_clause を指定できます。 old_release.SQL を実行します。ここで、 old_release とはアップグレード前にインス トールしたリリースを示します。 規則 規則規則 規則 意味意味意味意味 例例例例 [ ] 大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択す ることを表します。

DECIMAL (digits [ , precision ])

{ } 中カッコは、カッコ内の項目のうち、1 つが 必須であることを表します。 {ENABLE | DISABLE} | 縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の 選択項目の区切りに使用します。項目のうち の 1 つを入力します。 {ENABLE | DISABLE} [COMPRESS | NOCOMPRESS] ... 水平の省略記号は、次のいずれかを示しま す。 ■ 例に直接関連しないコードの一部を省略 できる。 ■ コードの一部を繰り返すことができる。

SELECT col1, col2, ... , coln FROM employees;

CREATE TABLE ... AS subquery; その他の記号 大カッコ、中カッコ、縦線および省略記号以

外の記号は、記載されているとおりに入力す る必要があります。

acctbal NUMBER(11,2);

acct CONSTANT NUMBER(4) := 3;

イタリック体 イタリック体は、特定の値を指定する必要が あるプレースホルダや変数を示します。 CONNECT SYSTEM/system_password DB_NAME = database_name 大文字 大文字は、システム指定の要素を示します。 これらの要素は、ユーザー定義の要素と区別 するために大文字で示されます。大カッコ内 にないかぎり、表示されているとおりの順序 および綴りで入力します。ただし、大 / 小文 字が区別されないため、小文字でも入力でき ます。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;

SELECT * FROM USER_TABLES; DROP TABLE hr.employees; 規則

規則規則

(16)

Microsoft Windows オペレーティング・システム環境での表記規則

オペレーティング・システム環境での表記規則

オペレーティング・システム環境での表記規則

オペレーティング・システム環境での表記規則

次の表に、Microsoft Windows オペレーティング・システム環境での表記規則とその使用例 を示します。 小文字 小文字は、ユーザー定義のプログラム要素を 示します。たとえば、表名、列名またはファ イル名などです。 注意 注意注意 注意 : プログラム要素には、大文字と小文字 を組み合せて使用するものもあります。これ らの要素は、記載されているとおりに入力し てください。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;

sqlplus hr/hr

CREATE USER mjones IDENTIFIED BY ty3MU9;

規則 規則規則 規則 意味意味意味意味 例例例例 ファイル名および ディレクトリ名 ファイル名およびディレクトリ名は、大 / 小 文字が区別されません。特殊文字の左山カッ コ(<)、右山カッコ(>)、コロン(:)、二重 引用符(")、スラッシュ(/)、縦線(|)お よびハイフン(-)は使用できません。円記号 (¥)は、引用符で囲まれている場合でも、要 素のセパレータとして処理されます。 Windows では、ファイル名が ¥¥ で始まる場 合、汎用命名規則が使用されていると解釈さ れます。 c:¥winnt"¥"system32 は、C:¥WINNT¥SYSTEM32 と同じです。 Windows コマン ド・プロンプト Windows コマンド・プロンプトには、カレ ント・ディレクトリが表示されます。コマン ド・プロンプトのエスケープ文字はカレット (^)です。プロンプトには、作業中のサブ ディレクトリが反映されます。このマニュア ルでは、コマンド・プロンプトと呼びます。 C:¥oracle¥oradata> 特殊文字 Windows コマンド・プロンプトで二重引用 符(")のエスケープ文字として円記号(¥) が必要な場合があります。丸カッコおよび一 重引用符(')にはエスケープ文字は必要あり ません。エスケープ文字および特殊文字の詳 細は、Windows オペレーティング・システ ムのドキュメントを参照してください。 C:¥>exp HR/HR TABLES=employees QUERY=¥"WHERE job_id='SA_REP' and salary<8000¥"

HOME_NAME Oracle ホームの名前を表します。ホーム名に

は、英数字で 16 文字まで使用できます。 ホーム名に使用可能な特殊文字は、アンダー スコアのみです。

C:¥> net start OracleHOME_NAMETNSListener 規則

規則規則

(17)

xv ORACLE_HOME および ORACLE_BASE Oracle8i より前のリリースでは、Oracle コン ポーネントをインストールすると、すべての サブディレクトリが最上位の ORACLE_HOME の直下に置かれました。ORACLE_HOME ディ レクトリは、Windows NT の場合、デフォル トでは、C:¥orant です。 このリリースは、Optimal Flexible Architecture(OFA)のガイドラインに準拠 しています。ORACLE_HOME ディレクトリ下 に配置されないサブディレクトリもありま す。最上位のディレクトリは ORACLE_BASE と呼ばれ、デフォルトでは C:¥oracle¥product¥10.1.0 です。他の Oracle ソフトウェアがインストールされてい ないコンピュータに最新リリースの Oracle を インストールした場合、Oracle ホーム・ディ レクトリは、デフォルトで C:¥oracle¥product¥10.1.0¥db_n に設 定されます。ここで、n は最新の Oracle ホー ム番号です。Oracle ホーム・ディレクトリ は、ORACLE_BASE 直下に配置されます。 このマニュアルに示すディレクトリ・パスの 例は、すべて OFA の表記規則に準拠してい ます。

OFA 準拠の詳細は、『Oracle Database インス トレーション・ガイド for Microsoft Windows』を参照してください。 ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥rdbms¥admin ディレクトリに移動します。 規則 規則規則 規則 意味意味意味意味 例例例例

(18)
(19)

xvii

Real Application Clusters 管理に関する

管理に関する

管理に関する

管理に関する

新機能

新機能

新機能

新機能

ここでは、Oracle Real Application Clusters(RAC)の管理に関する Oracle Database 10g リ リース 1(10.1)の新機能について説明します。内容は次のとおりです。

■ Real Application Clusters の管理に関する Oracle Database 10g の新機能

関連項目 関連項目関連項目 関連項目 :

■ 『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよび構成』 ■ 『Oracle Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス』 ■ 『Oracle Database 新機能』

■ 『Oracle Enterprise Manager Grid Control インストレーションおよび

(20)

Real Application Clusters の管理に関する

の管理に関する

の管理に関する Oracle Database 10g の新

の管理に関する

の新

の新

の新

機能

機能

機能

機能

ここでは、RAC の管理に関する Oracle Database 10g の機能について説明します。

■ 高可用性、ワークロード管理およびサービス

Oracle Real Application Clusters では、Cluster Ready Services(CRS)と呼ばれる統合 クラスタウェアが導入さています。Oracle Real Application Clusters ソフトウェアが実 行されるすべてのプラットフォームに CRS をインストールします。CRS は、ノードの メンバーシップ、グループ・サービス、グローバル・リソース管理、高可用性などのク ラスタ・データベース機能を管理します。

Oracle Real Application Clusters では、個別のアプリケーションまたは複合アプリケー ションの主要なコンポーネントに対するサービスを作成して、アプリケーションのワー クロードの定義にサービスを使用できます。サービスの作成後は、そのサービスを実行 する場所と時期を定義して、ワークロードの制御にサービスを使用できます。 クラスタ環境および非クラスタ環境のいずれの場合も、サービスによるパフォーマン ス・メトリックの追跡が自動ワークロード・リポジトリ(AWR)によって実行されま す。パフォーマンス・メトリックのしきい値は、この値を超えた場合にアラートを自動 的に生成するように設定できます。 ■ Cluster Manager の実装の拡張 Oracle データベースの以前のリリースでは、一部のプラットフォームを対象としたクラス タ・マネージャの実装は、「Cluster Manager」と呼ばれていました。Oracle Database 10g で は、Cluster Ready Services(CRS)がクラスタウェア・ソフトウェアとして機能し、クラス タ同期化サービス(CSS)がすべてのプラットフォームを対象としたクラスタ・マネー ジャ・ソフトウェアとなります。UNIX ベースのシステムでは、クラスタウェア機能の一部 が Oracle クラスタ同期化サービス・デーモン(OCSSD)によって実行されます。Windows ベースのシステムでは、OracleCSService、OracleCRService および OracleEVMService が、 Oracle Database OracleCMService9i の後継になります。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目 : RAC を搭載した Oracle Database 10g Standard Edition を Windows システムにインストールする方法の詳細は、『Oracle Real Application Clusters クイック・インストレーション・ガイド』を参照し てください。 関連項目 関連項目関連項目 関連項目 : DBMS_SERVICE および DBMS_MONITOR PL/SQL パッケージ、 およびしきい値の設定の詳細は、『PL/SQL パッケージ・プロシージャお よびタイプ・リファレンス』を参照してください。

(21)

xix Oracle Enterprise Manager、Database Configuration Assistant (DBCA)およびサーバー制 御ユーティリティ(SRVCTL)は、クラスタ、RAC データベースおよびサービスを管理する ツールを提供します。

■ RAC を対象とした Enterprise Manager の拡張機能

このリリースには、RAC データベースを管理できる新しい Web ベースの Enterprise Manager Database Control および複数の RAC データベースを管理するための

Enterprise Manager Grid Control が含まれています。タスクのドリルダウン操作がさら に簡単になり、Enterprise Manager にクラスタ全体のパフォーマンス情報が表示される ため、RAC データベースの管理が大幅に簡素化されます。これは、シングル・インス タンスの Oracle データベースおよび RAC データベースの両方に適用されます。 Enterprise Manager には、クラスタ・データベースのパフォーマンス情報が一目でわか るサマリー・ページがいくつかあります。このサマリー・ページを使用すると、クラス タ・データベース・パフォーマンスのグローバル・ビューを取得するために、各クラス タ・データベースにログインしたり、インスタンス固有のページを表示する必要はあり ません。 ■ フラッシュ・リカバリ領域およびディスク・ベースの自動バックアップおよびリカバリ の拡張機能 ■ フラッシュ・リカバリ領域は、リカバリ・ファイルのデフォルトの記憶域として機能す

る自動記憶域管理(Automatic Storage Management: ASM)ディスク・グループ、ファ イル・システム、ディレクトリのいずれかです。RAC では、ディスク領域、バック アップ・ファイルおよびリカバリ・ファイルの管理を簡単にするディスクベースの自動 バックアップおよびリカバリ機能がサポートされます。

■ Database Configuration Assistant(DBCA)の拡張機能

■ インスタンスの追加および削除、データベースの削除の実行には、DBCA を使用しま

す。

■ Database Upgrade Assistant(DBUA)の拡張機能

以前のバージョンの RAC から RAC 搭載の Oracle Database 10g へのアップグレードに は、DBUA を使用します。プライマリまたはセカンダリ環境をアップグレードする場合 は、DBUA によって 1 つのサービスが作成されます。このサービスは、優先インスタン スとして 1 つのインスタンスに割り当てられ、また、このサービスの使用可能インスタ ンスとして別のインスタンスにも割り当てられます。 サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)の拡張機能 SRVCTL の拡張機能により、RAC 内でのサービスの管理および自動記憶域管理 (Automatic Storage Management: ASM)インスタンスがサポートされます。

■ 複数 CPU のシステムでのリカバリのパラレル化の拡張

インスタンス・リカバリ、クラッシュ・リカバリおよびメディア・リカバリは、複数 CPU のシステムでは、デフォルトでパラレル・モードで動作します。

(22)

■ RAC の高可用性および管理ツールに関するエラー・メッセージに変更が加えられまし た。

■ このリリースでは、高可用性に関するエラーメッセージが拡張されました。 ■ Oracle Cluster Registry(OCR)の拡張機能

OCR には、クラスタ・データベースおよびサービス、仮想インターネット・プロトコ ル(VIP)アドレスなどの高可用性リソースの構成詳細が含まれます。 ■ GCS_SERVER_PROCESSES パラメータ 複数の RAC インスタンスのインスタンス間通信をルーティングするためにインスタン スのグローバル・キャッシュ・サービス(GCS)に対してサーバー・プロセス数を指定 する新しい静的パラメータが追加されました。GCS サーバー・プロセスのデフォルト数 は、最小が 2 で、システム・リソースに基づいて計算されます。このパラメータには、 インスタンスごとに異なる値を設定できます。

(23)

RAC 管理の概要 1-1

1

RAC 管理の概要

管理の概要

管理の概要

管理の概要

この章では、Oracle Real Application Clusters(RAC)環境の管理の概要について説明しま す。内容は次のとおりです。

■ Real Application Clusters ドキュメント概要 ■ Real Application Clusters の管理の概要 ■ Real Application Clusters の管理

■ Real Application Clusters でのデータベース・インスタンス管理およびデータベース

(24)

Real Application Clusters ドキュメント概要

Real Application Clusters ドキュメント概要

ドキュメント概要

ドキュメント概要

ドキュメント概要

この項では、RAC のドキュメント・セットについて説明します。このマニュアルでは、 RAC 固有の管理情報について説明します。 説明する内容には、RAC 環境での Oracle Enterprise Manager の使用方法も含まれます。また、サービスおよびストレージの管理方 法、および RAC 環境にインスタンスやノードを追加または削除するための RAC のスケーラ ビリティ機能の使用方法についても説明します。さらに、Recovery Manager(RMAN)の 使用方法および RAC でのバックアップおよびリカバリの実行方法についても説明します。 このマニュアルでは、データベースおよびインスタンスの起動と停止、構成情報の管理、イ ンスタンスおよびサービスの削除または移動を、サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL) を使用して実行する方法についても説明します。 RAC ツールの様々なエラー・メッセージお よび情報メッセージを解決するために、付録を使用することもできます。トラブルシュー ティングの項では、RAC 固有の様々なログ・ファイルの内容を解析する方法について説明 します。このマニュアルの他に、次の項で説明する『Oracle Real Application Clusters 配置 およびパフォーマンス』および『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよ び構成』があります。

■ 『Oracle Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス』

■ 『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよび構成』 および『Oracle Real

Application Clusters クイック・インストレーション・ガイド』

『Oracle Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス』

配置およびパフォーマンス』

配置およびパフォーマンス』

配置およびパフォーマンス』

『Oracle Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス』では、RAC の配置に関する 主な内容(Cluster Ready Services(CRS)、ストレージ、データベース作成および RAC にお けるサービスの配置)について簡単に説明しています。このマニュアルの設計および配置の 項では、RAC のサービス・トポロジおよびワークロード管理について説明しています。具 体的には、自動ワークロード・リポジトリを使用してサービス・レベルを追跡してレポート する方法、およびサービス・レベルのしきい値とアラートを使用して RAC 環境での高可用 性を向上させる方法を説明しています。また、このマニュアルの付録には、サービスの配置 例が記載されています。この例は、RAC 環境でサービスを配置および管理する方法を理解 するために使用できます。

『Oracle Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス』では、RAC 環境のパフォー マンスを監視およびチューニングする方法について説明しています。Oracle Enterprise Manager を使用する方法と、自動ワークロード・リポジトリ内の情報および Oracle のパ フォーマンス・ビューを使用する方法の両方が 記載されています。このマニュアルでは、オ ンライン・トランザクション処理およびデータ・ウェアハウス環境に対する特定のアプリ ケーション固有の配置技術についても説明しています。

(25)

Real Application Clusters の管理

RAC 管理の概要 1-3

『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよび構成』

インストレーションおよび構成』

インストレーションおよび構成』

インストレーションおよび構成』

および

および

および

および

『Oracle Real Application Clusters クイック・インストレーション・ガイド』

クイック・インストレーション・ガイド』

クイック・インストレーション・ガイド』

クイック・インストレーション・ガイド』

『Oracle Real Application Clusters インストレーションおよび構成』には、RAC が動作する UNIX および Windows ベースのすべてのプラットフォームに対するインストール前、イン ストールおよびインストール後の情報が記載されています。RAC を搭載した Oracle Database 10g Standard Edition を Windows ベースのシステムにインストールする方法の詳 細は、『Oracle Real Application Clusters クイック・インストレーション・ガイド』を参照し てください。

Real Application Clusters の管理の概要

の管理の概要

の管理の概要

の管理の概要

Oracle Universal Installer(OUI)を使用して Oracle Database 10g ソフトウェアをインス トールし、Database Configuration Assistant(DBCA)を使用してデータベースを作成しま す。これによって、RAC 環境のネットワーク構成、データベース構造およびパラメータ設 定が、選択された環境に最適なものになります。インストール後、データベース管理者が行 う RAC 環境の管理タスクには、次の 3 つのレベルがあります。 ■ インスタンスの管理 ■ データベースの管理 ■ クラスタの管理

Real Application Clusters の管理

の管理

の管理

の管理

RAC では、次のツールを使用して管理タスクを実行します。

■ Enterprise Manager: 可能な場合は、Enterprise Manager を使用して管理タスクを実行す

ることをお薦めします。

■ Database Configuration Assistant(DBCA)、Virtual Internet Protocol Configuration

Assistant(VIPCA)などのタスク固有の Graphical User Interface(GUI)。

■ SQL*Plus、サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)、Oracle Interface Configuration

(OIFCFG)ツールなどのコマンドライン・ツール。 注意

注意注意

注意 : このリリース用の追加情報については、Oracle Database 10g の README またはリリース・ノートを参照してください。

(26)

Real Application Clusters でのデータベース・インスタンス管理およびデータベース管理

Real Application Clusters でのデータベース・インスタンス管理

でのデータベース・インスタンス管理

でのデータベース・インスタンス管理

でのデータベース・インスタンス管理

およびデータベース管理

およびデータベース管理

およびデータベース管理

およびデータベース管理

Enterprise Manager、SQL*Plus または SRVCTL を使用してデータベース・インスタンスお よび RAC データベースを管理します。詳細は、第 2 章「クラスタ・データベースでのデー タベース・インスタンスの管理」を参照してください。

Real Application Clusters での記憶域管理

での記憶域管理

での記憶域管理

での記憶域管理

データベースの作成時に、自動記憶域管理(Automatic Storage Management: ASM)ディス ク・グループを作成し、DBCA を使用して ASM ディスク・グループのミラー化を設定でき ます。RAC データベースが稼働すると、Enterprise Manager または SRVCTL ユーティリ ティを使用して、ASM ディスク・グループを管理できます。詳細は、第 3 章「記憶域の管 理」を参照してください。

Real Application Clusters でのサービス管理

でのサービス管理

でのサービス管理

でのサービス管理

RAC データベースを作成する場合、DBCA を使用してサービスを作成し、それをインスタ ンスに割り当てることもできます。RAC データベースが稼働すると、サービスおよび高可 用性コンポーネントの管理に、DBCA、Enterprise Manager および SRVCTL を使用できま す。詳細は、第 4 章「サービスの管理」を参照してください。

その他の高可用性コンポーネントには、各ノードの仮想インターネット・プロトコル(VIP) アドレス、グローバル・サービス・デーモン、Enterprise Manager エージェント、Oracle Net Listener などのノード・リソースがあります。Cluster Ready Services(CRS)によって ノードが起動されると、これらのリソースが自動的に起動され、障害が発生すると、CRS に よって自動的に再起動されます。アプリケーション・レベルのリソースは、インスタンスお よび各インスタンスで実行される CRS のバックグラウンド・プロセスです。

VIP アドレスの管理には VIPCA、他のノード・リソースの管理には SRVCTL を使用できま す。これらのコンポーネントの構成に関する情報は、Oracle Cluster Registry(OCR)に格 納されます。このレジストリの管理方法は、第 3 章「記憶域の管理」を参照してください。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目 : CRS の詳細は、『Oracle Real Application Clusters 配置および パフォーマンス』を参照してください。

(27)

Real Application Clusters での Enterprise Manager の使用

RAC 管理の概要 1-5

Real Application Clusters でのその他の管理項目

でのその他の管理項目

でのその他の管理項目

でのその他の管理項目

このマニュアルで説明されているその他の RAC 管理項目は次のとおりです。 ■ スケーラビリティ : RAC データベースへのインスタンスおよびノードの追加。詳細は、 第 5 章「ノードおよびインスタンスの追加および削除」を参照してください。 ■ バックアップおよびリカバリ : Recovery Manager(RMAN)の構成、バックアップおよ びリカバリ処理の実行。詳細は、第 6 章「Recovery Manager の構成およびアーカイブ」 および第 7 章「バックアップおよびリカバリの管理」を参照してください。 ■ ログ・ファイル : Oracle によりログ・ファイルに記録される情報の管理。詳細は、付録 A「トラブルシューティング」および付録 B「サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL) のリファレンス」を参照してください。 ■ SRVCTL の使用 : SRVCTL による RAC インスタンス、データベース、サービスなどの管 理。詳細は、付録 B「サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)のリファレンス」を参 照してください。 ■ エラー・メッセージ : RAC の高可用性および管理ツールに関するエラー・メッセージの

説明。詳細は、付録 C「Oracle Real Application Clusters ツールのメッセージ」を参照 してください。

Real Application Clusters での

での

での Enterprise Manager の使用

での

の使用

の使用

の使用

Enterprise Manager は、Web ベースのツールで、RAC 固有の管理およびパフォーマンスに 関連する機能があります。Database Configuration Assistant(DBCA)を使用して RAC データベースを作成すると、Enterprise Manager Database Control ツールによって RAC 環 境が自動的に構成されます。これは、インストールされたすべてのインスタンスで、 Enterprise Manager エージェントが実行されることを意味しています。Enterprise Manager Database Control を使用すると、インスタンスのターゲット、Oracle Net Services のリス ナー・ターゲット、ホスト・ターゲットおよびクラスタ・ターゲットが存在する単一 RAC データベースを管理できます。

また、使用するクラスタ環境内外の他のホスト上で、Enterprise Manager Grid Control を構 成することもできます。Enterprise Manager Grid Control を使用すると、複数のクラスタ・ データベース、クラスタ・データベースのインスタンスおよびクラスタ・データベースのコ ンポーネントが稼働するホストを管理できます。 Grid Control を使用すると、ネットワーク上の 1 箇所からコンピューティング環境全体を監 視および管理できます。Grid Control は、すべての基幹業務サービス(ホスト、データベー ス、リスナー、アプリケーション・サーバー、HTTP サーバー、Web アプリケーションな ど)を 1 つのまとまった単位として管理する場合に使用します。クラスタ環境内で

Enterprise Manager Grid Control を使用して、クラスタ・データベースおよびインスタンス の検出を実行するには、1 つのホストに 1 つのエージェントのみが必要です。Enterprise Manager Grid Control は、Oracle Database 10g リリース 1(10.1)の CD-ROM パックに含 まれている単独の CD-ROM からインストールします。

(28)

Real Application Clusters での Enterprise Manager の使用

Enterprise Manager Database Control および Enterprise Manager Grid Control は、次の作業 にも使用できます。 ■ データベース・サービスの管理 : 開始、停止、再配置、ステータスの取得など。 ■ リソース・プランの作成および割当て : クラスタ・データベースのインスタンスへのリ ソース・プランの割当て。 ■ 記憶域の管理 : UNDO 表領域の割当て、別のインスタンスへの UNDO 表領域の再割当 て、クラスタ・データベース・インスタンス間での REDO ログ割当ての管理、アーカ イブ・ログ・モードの切替え。 ■ 自動記憶域管理の管理 : ASM インスタンスおよび ASM ディスク・グループの管理。 ■ 一般的なデータベース・アクティビティの実行 : RAC データベースおよびインスタンス の起動および停止、バックアップおよびリカバリ操作の実行、インスタンスまたはクラ スタ・データベース全体についてのサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)設定の 編集など。 ■ ホスト構成の表示 : メモリー、CPU、デバイス I/O、ネットワーク・インタフェース、 オペレーティング・システムおよびインストール済パッチ。 関連項目 関連項目関連項目

関連項目 : Enterprise Manager の使用方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager 概要』を参照してください。

(29)

クラスタ・データベースでのデータベース・インスタンスの管理 2-1

2

クラスタ・データベースでのデータベース・

クラスタ・データベースでのデータベース・

クラスタ・データベースでのデータベース・

クラスタ・データベースでのデータベース・

インスタンスの管理

インスタンスの管理

インスタンスの管理

インスタンスの管理

この章では、Oracle Real Application Clusters(RAC)データベース・インスタンスおよび RAC データベースの管理方法について説明します。また、データベース・コンポーネント の起動および停止タスク、RAC でのパラメータおよびパラメータ・ファイルの管理方法に ついても説明します。内容は次のとおりです。

■ データベース・コンポーネントの概要 ■ Real Application Clusters 管理ツールの概要

■ インスタンスおよび Real Application Clusters データベースの起動および停止 ■ Real Application Clusters での初期化パラメータ・ファイルの概要

■ Real Application Clusters での初期化パラメータの使用

■ Real Application Clusters データベースでのパラメータ使用についての概要 ■ サーバー・パラメータ・ファイルのバックアップ

関連項目 関連項目関連項目

関連項目 : 自動記憶域管理(Automatic Storage Management: ASM)イ ンスタンスの管理方法については、第 3 章「記憶域の管理」を参照してく ださい。

表 6-2 Location of Logs for Non-Cluster File System Local Archiving
表 表 表表 B-4 srvctl add database のオプションのオプションのオプションのオプション 構文構文構文構文 説明説明 説明説明 -d  db_unique_name データベースの一意の名前 -o oracle_home データベースの Oracle ホーム -m domain_name データベースのドメイン -p spfile データベースのサーバー・パラメータ・ファイル -A addr_str データベース・クラスタの別名 (name | ip /netmask[/if1[|if
表 表 表表 B-5 srvctl add instance のオプションのオプション のオプションのオプション オプションオプションオプションオプション 説明説明 説明説明 -d db_unique_name データベースの一意の名前 -i inst_name インスタンス名 -n node_name ノード名 関連項目関連項目関連項目関連項目 : TAF ポリシーの詳細は、第 4 章を参照してください。
表 表 表表 B-11 srvctl config database のオプションのオプションのオプションのオプション オプションオプションオプションオプション 説明説明 説明説明 -d db_unique_name データベースの一意の名前 -a 追加属性 -t サンプル TNS エントリの表示
+7

参照

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