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中学生の言語感覚 : 市川孝「中学生の言語感覚」調査(1978)を追試する

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(1)Title. 中学生の言語感覚 : 市川孝「中学生の言語感覚」調査(1978)を追試する. Author(s). 市川, 恵幸. Citation. 札幌国語研究, 11: 27-37. Issue Date. 2006. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/2446. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) −市川孝﹁中学生の言語感覚﹂調査. 中学生の言語感覚. 一 目的. ︵一九七人︶. を追試する−. 恵. 幸. なお、本稿において調査対象としたのは、北海道教育大学附. である。こ. 属札幌中学校の一年生︵男子六一名、女子五九名、計一二〇名︶. ア 国立大学の附属中学校であること。. れは市川が行った調査と以下の点で共通している。. イ一学年当たりの人数がほぼ同数であること。. と三年生 ︵男子五人名、女子五五名、計二三名︶. のような実態の認識のうえに立って、かれらの、言語表現への. 本稿は、中学生の言語感覚がどのようなものかを調査するこ. 感受性を伸ばし育てるための有効な学習指導法を工夫し開発し. また、相違点は以下の通りである。. とによって、﹁中学生の表現への反応の実態の一斑を知﹂り、﹁こ. てゆく﹂〓九七人﹃国語教育のための文章論概説﹄教育出版、. 中学生がどのように反応するか調べようと試みたもの﹂が市川. の前提に立ち、﹁すぐれた︵あるいは、個性的な︶表現に対して、. 現を選択し、または、それに反応する感覚﹂と捉えている。こ. 避し、または、それに反応する感覚、もう一つは、すぐれた表. の方法で追試をおこなう。市川は言語感覚を﹁悪文的表現を回. ができるものと考えている。. 学生の成長段階における言語感覚のさまざまな特質に迫ること. 市川のそれとを比較し、その異同や原因を考察することで、中. この市川の調査は三十年近く前のものである。だが、本調査と. 果をもたらすのかを本稿で十分論じることはできない。しかも、. これらの共通点ならびに相違点が、直接的にはどのような結. エ 所在地が首都圏と地方中核都市であること。. ほ一対一であること。. り 男女比が、お茶中は一対三であるのに対し、札幌中はほ. の ﹁中学生を対象とした、言語表現に対する感受性に関する調. そこで、市川孝︵一九七八︶がおこなった調査 ︵注1︶ と同様. 二〇八頁︶ ための手懸かりとするものである。. 査の一端﹂ である。. 27.

(3) 先生の机の上にあるあざみの花. 調査内容︵注2︶ は次の通りである。. 二 調査. 回 先生の机の上の花びんにさされた二輪のあぎみの花。一輪は元気 よく上にのび、もう一輪は頭をたれている。赤むらさき色の花は、. びんの中に、自分の足をすらりとのばしています。しよんぼりした. で、私には、お互い同し、けんかをしているのではないかと思われ. あぎみの足も写って見えますが、二本の足がばつに交わっているの. ます。そして、けんかに勝ったあざみが、﹁あなたなんか向こうへ行. きなさいよ。﹂というように、大手をひろげています。し上んほりし. たあざみが、宝石の花びんの所に手をかけているので、花びんに助. ︵間一︶回㈲の文章を批評するのに適したことばを、次の中から、. けを求めているように見えます。. それぞれ三つずつえらんで、その番号を回答欄に育きいれてくださ. 茎のl番上についていて、丸くつばんだがくから、たくさんの細い にも見える。緑色の黄はタンポポの葉に似てぎざぎざしていて、さ. 糸のような花びらが出ている。針山に針がいっぱいさしてあるよう. 2きびきびした文章. 1ならだかな感じの文章. ︵批評することば︶. ヽ一 〇 し. ている。茎には毛がはえている。葉の出ている根もとに、小さな緑. ている。粟は茎の同じところから出ていないで、たがいちがいに出. 4かたい感じの文章. 3はなやかな文章. わると痛そうだ。下の葉の方が大きくて、上にゆくほど小さくなっ. のくほみが二つついている。角ばった青色のすきとおった花びんに. 8簡潔な文章. 7楽しい文章. 6表し方の的確な文章. 5やわらかみのある文章. は、水が四分の≡くらい。中にはいっている長い茎がすけて見える。. 先生の机の上の花びんに、赤いあざみの花が二本さしてあります。. 先生の机の上にあるあざみの花. 角ばったところに、みんなの額が小さく映っている。. ㈲. 井に向けて堂々と咲いています。もう一本のあざみは、元気のいい. 12理知的な文章. 11生き生きした文章. 10説明的な文章. 9優美な文章. あざみにやられたように、莱もしおれて、はしのほうにしょんぽり. 13ユーモラスな ︵おもしろい︶文章. 一本のあぎみは、とがった青々とした葉をぴちっと張って、顔を天. てきました。いばったあざみは、青くすきとおった宝石のような花. と咲いています。私は、いばったあざみがだんだんにくらしくなっ. 28.

(4) 2. ㈲. 3. 両方. ︵間二︶ あなたは、どちらの文章が好きですか。. 回. ︵間三︶ 回㈲を比べて、描写のしかた、ことばの使い方、言い表し. 1 方などのうえで、気のついたこと︵ちがう点、特色、うまい言い方、 など︶ を、いくつでもあげてください。. 三 調査結果. る傾向が見られる。特に一年男子に、この傾向がめだつが、. エ一年では、この文章を、かたい感じの文章としてとらえ. 三年になると、このようなとらえ方は、はっきりと減少し ている。. では、これに対して本調査ではどのようなことが指摘できる. をその対象にしたところ、四つの項目において市川の調査と同. 一、三年生の合計数の多い項目から順に上位五つまでのもの. だろうか。. おりである。この表は、それぞれ市川のそれと対応させる形で. 様の項目が挙げられることとなった。中でも何の文章を、説明. 調査結果の概要は本稿末に掲載した ︵表1︶ ∼ ︵表6︶ のと 作成してある。︵ただし、︵表6︶ については、市川が文中にお. ではこれらの指摘は五位、ランク外でありその傾向に遠いが見. ると捉えている生徒が三、四位を占めている。しかし、本調査. なお、市川の調査では、きびきびした文章、簡素な文章であ. あることを示しているのではないだろうか。. 年生と、印象的なもの ︵かたい感じ︶ を指摘する一年生の差が. 一年女子にその傾向が強い。これは表現の的確さを指摘する三. 章であると捉えている生徒の割合の方が若干優勢である。特に. られるものであり、一年生の場合は、説明的でかたい感じの文. ることが明らかになった。ただし、この傾向は三年生に多く見. 的で、表し方の的確な文章と捉えている割合が上位を占めてい. 分析・考察. いて説明してあったのを筆者が表にまとめたものである。︶. 四. ︵間一︶ の結果は、︵表1︶ ︵表2︶ にまとめてある。市川は. 四・一 ︵間一︶ の結果から. この調査結果から、次のような指摘している。 仙︵表1︶ について. ア ㈱の文章を、説明的な、また、表し方の的確な文章だと する批評が、各学年、男女を通して、上位を占めている。 イ きびきびした文章という批評は、三年女子にめだつ。. られた。本調査ではランク外となってしまったが、簡素な文章. 〇名︵一六・七%︶ であり、市川の指摘 ︵ウ︶ と同様に三年生. と捉えた生徒は、三年生が二九名 ︵二五・七%︶、一年生がt一. り 簡素な文章という批評は、一年生は少なく、三年生に多 い。︵一年男子が特に少なく、三年男子では非常に多くなっ. に多く見られた。ただし、本調査ではいずれも女子に多く、順. ている。︶ この文章を簡素だととらえることは、一年生で はまだ無理であることを示している。. 29.

(5) に二一名︵三人二一%︶、一四名︵二三・七%︶ であり、一方、. また、楽しい文章だとする批評については市川の調査とほほ. 同様の指摘ができる。つまり、一年よりも三年に多く、また男. と感じる感じ方が、一年男子には非常に少なく、l二年女子に多. 子よりも女子に多い。特にめだつのは、この文章を楽しい文章. くみられるということである。やわらかみのある文章だとする. 男子は人名︵一三・八%︶、六名︵九・八%︶ であった。. 榔︵表2︶ について. 批評についても、一年男子の比率が高い。ただし、なだらかな. 感じであると指摘した生徒の割合は、特に三年女子においては. ア ㈲の文章を、ユーモラスな、面白い文章だとする批評が、. 少なく、それは男女をあわせた割合においても三年生の指摘が. 市川の指摘をまとめると次の五点になる。 各学年男女を通して最上位を占めている。特に、三年での. 少なかった。やはり㈱の文章に対するものと同様に、一年生の. 比率が高く、また、男子よりも女子のほうが高い。. る。. 段階では印象的な批評が多くなる傾向にあることを示してい. イ 楽しい文章だとする批評も、一年よりも三年に多く、ま た男子よりも女子に多い。特にめだつのは、この文章を楽. 一年では、男女とも、㈲を好む者が回を好む者よりもかなり. いる。. 答の数と比率を示したものである。市川は次のように指摘して. ︵表三︶は回㈲のどちらの文章が好きかという問いに対する解. 次に ︵間二︶ の調査結果を見ることにする。. 四・二 ︵間二︶ について. しい文章と感じる感じ方が、一年男子には非常に少なく、 三年女子に非常に多いことである。 い水準︵二、三位︶で比較的安定しているが、その中で、一. り やわらかみのある文章だとする批評は、各学年とも、高 年男子が比較的多く、一年女子だけが少ない。 多い。. エ一年女子では、生き生きとした文章だとする批評が相当 オ なだらかな文章だとする批評は、比率は低いが、各学年. 多くなっていく。特に、女子についての変動が大きい。このよ. 多いのに対して、三年では、逆転して、男女とも回を好む者が ㈲の文章に対する本調査では、順位は異なるものの、上位五. ると考えられる。回のような文章に理解を示して、好ましい文. うな、主観的な好みの変動は、言語感覚の発達をも暗示してい. 男女とも安定している。︵一年男子はやや多い。︶. つまでの項目が市川の調査と同じであった。㈲の文章を生き生. 章だと感じる言語感覚が次第に育ってきていることを示してい. きとユーモラス、そしてやわらかみのある文章であると捉えた 生徒が多い。. 30.

(6) ると考えられる。︵前掲書、二〇二頁︶. 本調査においては、市川の調査結果とは若干異なり、一、三 年とも㈲を好む生徒が多数を占める結果となった。︵ただし、. ア一年生は表現技法的な﹁用語﹂ ︵体言止め、擬人法、文. 末表現など︶ に対する指摘が多い。これは﹁用語﹂を意識 ヽつ○. し、活用してみたいとする傾向と捉えることができるだろ. イ また、表面的、あるいは一見して分かることについての. られる。. 指摘︵一文の長さ、記述の具体性など︶もー年生に多く見. 三年男子では逆転している。︶ しかし、その変動を注意深く観 かかわらず、三年ではその差は五%しかない。やはり市川の指. 察してみると、一年では回と㈲の差が二七・七%もあったにも. り一方、三年生は文章全体を僻撤して捉える傾向がある。. の記述のうち、特に﹁視点の移動﹂について触れたものが. これは、本調査において回についての反応に追記した生徒. 摘通り、﹁㈱のような文章に理解を示して、好ましい文章だと 感じる言語感覚が次第に育ってきていることを示していると考. られた。. だけではなく、次のように解釈も加えている生徒が多く見. ユ ニこには現れなかったが、三年生においては、指摘する. 多くみられたことも挙げられるだろう。. えられる。﹂と言えそうである。. 川 ︵表4︶ ︵表5︶ について. 四・三 ︵問三︶ について ︵問三︶ について、市川はいくつかの解答例ならびに回㈲そ. 方、発想のし方、表現のし方は、それぞれ異なっている。それ. 目の前にある対象は同一のものであるが、その対象のとらえ. それまでの冷たい感じに暖かさをつけ足して終わらせる工夫が. ただ、最後の一文に﹁みんなの顔が∼﹂とかいているところが、. ている。また常体という文体も堅い感じをかもしだしている。. 針山や痛々しいという言草からとげとげしい感じが強調され. 回の文章について. ︹三年男子の記述から︺. ぞれの特質は、言うまでもなく、筆者の個性と深く連関してい. されている。視点がだんだん上から下、内から外へ行くところ. れぞれの文章を掲載し、次のような考察をしている。. 散見された。︵前掲書、二〇五貫︶. 擬人法が施されている文章で、どちらかと言うと、筆者の感. ㈲の文章について. も工夫してある。. る。生徒の解答の中には、それぞれの筆者條に言及した発言も. これに射し、本調査では ︵表4︶ ︵表5︶ から、次のように 整理できる。. 31.

(7) 情を重視していて、見たものを見たままにというより﹁感じた. のそれの一・五∼二・〇倍程度の数を指摘していることがわか. 本調査で言えば、それぞれの平均反応件数については、市川. いは感受性の男女美を暗示するものと考えられる。. 輪の花を二人の人間のような書き方をすることで、あたたかみ. る。しかし、全体的な傾向としてみると、市川の考察と類似し. こと﹂を大切にしている。﹁助けを求めるLという言い方ヤ、二. を出そうとしているように思う。全体的に言葉の選び方、使い. ないのは、回に対する一年男子︵二・七︶ である。つまり最大. ばん多いのは㈲に対する三年女子︵三・五︶であり、いちばん少. まず、生徒一人当たりの平均反応件数を比べてみると、いち. たものになることがわかる。. 方が磨かれたものに感じる。. 闇︵表6︶ について. 市川は、︵問三︶ の調査結果のあらましについて、次のよう な指摘をしている。︵︵表6︶参照︶ ︵注3︶. また、一年二二年とも、㈲の方に多く反応していることもわ. と最小の対象が同じである。. つかみやすかったためであろう。しかし、﹁何のような表現を. かる。これは市川の指摘のように、回よりも㈲のほうが特色を. ん多いのは㈲に対する三年女子︵二・八︶であり、いちば. ア 生徒一人当たりの平均反応件数を比べてみると、いちば. ん少ないのは、㈱に対する一年男子 ︵一・〇︶ である。. 見る目が十分に育っていないことを示している﹂かどうかは、. イ 総じて、三年二年とも、㈲の方に多く反応している。 これは㈱よりも㈲のほうが特色をつかみやすかったためで. 学年別では、男女とも一・一倍前後の反応であり、さほど大. 反応件数を見る限りでは判断できないことである。. ていないことを示している。. あろう。逆に言えば、回のような表現を見る目が十分に育っ. きな変動はないように思われる。しかし、前述の生徒の記述に. がりという点で違いが見られる。つまり、単純に反応件数だけ. 代表されるように、三年生と一年生とでは記述内容の深さや広. り 学年別に見ると、何では、三年は一年の一・六∼一・七 四倍反応している。つまり、何のような表現を見る目は、. 倍︵男女とも︶反応し、㈲では、三年は一年の一二二∼一・. 男女間の反応の差を見ると、回㈲いずれについても、また、. では据えることができないのである。. 示している。これは、市川の指摘と同様、言語感覚に対する反. どちらの学年でも、女子は男子の、一・一∼一二一倍の反応を. ヽつ0. 三年ぐらいになってようやく伸びてくるということであろ. た、どちらの学年でも、女子は男子の、一二二∼一・四倍. 応あるいは感受性の男女差を暗示するものと考えられる。. エ 男女間の反応の差を見ると、回㈲いずれについても、ま の反応を示している。これは、言語感覚に対する反応ある. 32.

(8) 五 終わりに 以上、考察の要点をまとめると次のようになる。 ・文章の批評については、若干の異なり、変動は見られる 一年生では全体的に感覚的、表面的に文章を捉える傾向. ものの、全体として市川の調査と同様の傾向が見られる。 がある。一方、三年生になると分析的あるいは、文章全体 を帰陣して捉える傾向にある。 干の違いが見られた。しかしながら反応件数以上に感じら. ・文章に対する反応件数では、学年間、男女間において若 れる学年における顕著な相通として、その記述内容におい て、指摘した箇所について自分なりの解釈を加えるなど読 み取りの探さが見られることである。. ・本調査において右記のような生徒の反応が見られたの は、日常実践における成果の一つでもあると考えている。 言い換えると、教師の指導が生徒の言語感覚に少なからず 影響を与えていること示している。. 33.

(9) 〈表1〉(a)を批評することば(解答者放とその比率%) 1978年調査 10.説明的な文革. 1年 3年 男子 女子 (把名) (83名) (125名) (42名) (84名) (1:6名) 30. 6.表し方の的確な文章 25 47 2.きびきびした文章 13 8.簡素な文章. 4.かたい感じの文章 14. 22. 12.理知的な文車. Z.きびきびした文章 i7. 6 28. 24. 34. 56. 21. 35. 25. 3l. 56. 3年 女子. 全体. 男子. 1年 女子. 全体. 4. (33.3)% (25.3)% (28.0)% (59.5)% (36,9)% (44.4)%. 男子. 6.表L方の的確な文章 24 30 4.かたい感じの文章 22. 48. (52.d)% (41.0)% (44.8)% (9.5)% (28.6)% (22,2)%. 2006年調査 10.説明的な文章. 75. (7l.4)% (90.4)% (. (58名) (55名) (113名) (61名) (59‡ち) (120名). 40. 84. 44. 47. 4B. 95. (69,0)% (80,0)% (74.3)% (77.0)% (8l.4)% (79.2)% 54. 29. 22. (41.4)% (54.5)% (47.引% 〔47.5)% (37.3)% (42.5).% 23 45 35 25 (39.7)% (40.0)% (39.引% (57.4)% (42.4)% (50.0)% 16. 16. 32. 14. 31. 19. l8. 19. 17. 51 60 37. (27.6)% (29.1)% (28.3)% (31.1)% (30.5)% (30.さ). (29,3)% (25.5)% (27.4)% (3l.1)% (28.8)% (30.0)%. 36. く表2〉(b)を批評することば(解答者数とその比率%) 1年. 3句■. 1978年調査. 13.ユーモラスな文章 34 7.楽しい文章. 男子 女子 女子 全体 全体 男子 (42名) (83名) (125名) (42名) (84名) (126名). 74. 108. 26. 54. 80. 50. 67. 13. 40. 53. 45. 65. (8ユ.0)% (89.2)% (86.4)% (61.9)% (64.3)% (63.5)% 17. (41.4)% (54.5)% (47.8)% (3」.0)% (47.6〉% (42.1)%. 5.やわらかみのある文章 20 1l.生き生きした文章 20 凹. 23. 36. 59. (39.7)% (40.0)% (39.8)% r54.8)% (42.9)% (46.8)% 40 60 46 (27.6)% (29.1)% (28.3)% (50.0)% (54.8)% (53.2)%. 1.なだらかな感じの文章 9. 27. 18. 67. 18. 37. (29.3)% (25.5)% (27.4)% (33.3)% (21.4)% (25.4)%. 2006年間査. 11.生き生きした文章 ヰ1 13、ユーモラスな文章. 5.やわらかみのある文章 29 24 7.楽しい文章. 1.なだらかな焙じの文章 10. 3年 1年 弟子 女子 全体 男子 女子 全体 (58名) (55名) (113名) (6l名) (59名ト (120字.) 38. 79. 40. 42. 82. 33. 69. 35. 38. 73. 36. 28. 64. (70.7)% (69.1)% (69.9)% (65.6)% (71.2)% (68.3)% 36. (62.1)% (60.0)% (61,1)% (57.4)% (64,4)% (60.8)% 53. (50.0)% (43.6)% (46.9)% (59.0)% (47.5)% (53.3)% 18. 39. 21. 16. (3l.0)% (38.2)% (34.5)% (8.2)% (柑.6)% し13.3)% 15. 16. 17. (17.2)% (9.1)% (13.3)% (26.2)% (28.8)% (27.5)% 5. ー34一. 33.

(10) く表3〉 どちらの文章が好きか。(解答者放とその比率%) 3年. 男子. 全体. (42名) (83名) (125名) (42名) (84名) (126名). 2006. (58名) (55名) (ユ13名) (81名) (59名) (120名). 2006. 1978 36 (b)の文章. 女子. 男子. 全体. 1978. 1978 〔a)の文章. 1年. 女子. 20. 41. 61. 16. 27. 43. 55. 22. 43. 65. (47.6)% t49.4)% t48.8)% (38.1)% (32.1)% (34.1)% 27 20 47 20 15 35 (45.0)% (j3.9)% (39.5)% (33.3)% (軍5.4)% (29.4)%. 19. (45.2)% (43.4)% (d4.0)% (52.4)% (51,2)% (51.6)%. 25 28 53 34 糾− 68 (41.7)% (47,5)% 恒.5)% (56.7・)% (57.6)% (57.1)%. 2006 3. 9. 2. 6. 両方 1978 b 四 (7.1)% (7.2)% 8 (7.2)% (4.8)% (10.7)% (8.7)% 8 山 6 10 16・ (10.0)% (10.2)% (1仇1)% (10.0)% (汎9)% (13.4)%. 〈表4〉(a)についての反応とその件数 1年. 3年. 男子 女子 全体 男子 女子 全体 1978 (42名) (83名) (125名) (42名) (84名) (126名). 2006 (58名) (55名) (113名) (61名) (59名) =(120鋸 よく観察して、見たままを青い. ている。的確な(正確な)表現だ。. 1978 21. 57. 46. 37. 由. 48. 9. 22. 31. Jほ. 21. 24. 45. 2. 4. 6. 72. 39. 82. 1978 10. 38. 2006 25. 23. 2006 43. 常体を用いている。「ます」を憤っ ていない。. 46. 51. 1978. 6. 2006 8. 4. 12. 1g78 4. 9. 13. 2. 2d00. ?. 16. 7. 1978 3. 9. 12. ZOO8 4. 3. 体言止めの文を用いている。. 巷 5. 19 7. 表し方が簡潔だ。 9. =. 上8. 0. 1文1文が短い。 7. 3. 詳しく、具体的に吉己述している。 2006. 17. 31. 20. ことばを置き換えて分かりヤす ている. 19. 33. 14. 8. 14. 0. く記述し。 視点の移動がある。. 200¢. 6. −35−. 7. 19 9. 10 3斗. 23.

(11) 〈表5〉(b)についての反応とその件数 1年. 3年. 男子 女子 全体 男子  ̄女子 体 1978 (42名) (83名) (125名) (42名) (84名) (126名). 2006 (58名) (55名) (113名) (61名) (59名) (120名) 筆者の感じたこと、考えたこと、. 56. 79. 20. 56. 76. 告いている。. 2006 30. 43. 73. 41. 38. 79. 1978 20. 3Jl. 54. 3. 18. 21. 2006 35. 29. 64. 34. 35. 69. 1978 14. 38. 52. 9. 25. 34. 28. 31. 59. 7. 8. 相. 模情 素 ▼. 花を人間に見立てている。(擬人 法を用いている。). 敬体(ます)を用いている。 2006 30 30. $0. 1978 3 二つの花を対照的に書いている。. 9. 12. 2006 7. 7. 14. 1978 4. 7. 2006 15. 24. 7. 5. 3. 4. 12 7. たとえ(比喩)を用いている。. 1978. 九っ 物卓芥の 、′、き、だ. 39. 章だ。. 1978. 19. 8 2. 7. 2006 15. 表し方が幼い。子どもっぼい文. 17. 6. 2006. 5. 22. 8. 7. 2. 2. 71. Ⅰ召. 10. 10. 8. 5. 1978. 36. 3. 6. 4. 8. 3. 空想的な表現だ。. 〈表6〉 反応件数の総数と生徒一人あたりの反応件数 3年 男子 1978. (42名). 1年. 女子 (83名). 全体 (125名). 男子 (42名). 女子. 全体. (別名). (126名). 20(娼 (58名) (55名) (113名) (61名) (59名) (120名) (a)について. (b)について. 1978 69 2006 164 1978 93 .. 181. 186 (2.2) 182 (3.ユ) 232 (2.8). 255 (2.0) 346 (3!1). 325 (2.6). 193 (3.5). ー36−. 374 (3.3). (1.0) 165 (Z、7) 69 (1.6) 1gl. (3.0). 107 (1.3) 175 (3.0) 179 (2.1) 1g8. (3.2). 1∠18. 3ヰ8. (2.8) 248 (2.0) 369. (3.1).

(12) 前掲喜一九六頁∼二〇八頁。なお、この市川の調査は、一 九七八年にお茶の水女子大学附属中学校1年から三年までの 全生徒 ︵各学年とも、男子四二名、女子八四名内外︶ を対象 調査費料として用いられた二つの文章は ﹁中学校一年生の. におこなったものである。. クラスで、﹃机の上にあるあざみの花を描写してごらんなさ い。﹄ と言って書いてもらった作文のうち、対象のとらえ方 てしあげた﹂ ︵前掲書、一九八頁︶ものである。. や表し方の対照的な、二つの佳作を選んで、それに手を加え 市川は生徒が引用した表現件数をもとに、次のように述べ 反応の質的傾向については、両学年とも、大体並行して. ている。. いる。表現の全体的な傾向に対する反応に比べて、ことば に即したとらえ方は、三年になっても貧弱である。 なお、本稿においては、生徒が引用した表現件数がほとん ど見られなかったため割愛した。. 37.

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