有機金属化学 小テスト 第1回
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(1) 共有結合性配位子と供与性配位子をそれぞれ1つ挙げ、金属との間の結合様式を説明せよ。
共有結合性配位子:H, Me, Cl,など。供与性配位子 CO、PPh3, CH2CH2 など
共有結合性配位子では、配位子と金属から1電子ずつを供与して結合を形成する。供与性配位子で は、配位子から供与される2電子で結合を形成する。
(2) PdとPtの共有結合半径は、ほぼ同じ値である。この理由を説明せよ。
ランタニド収縮と相対論効果のため。f 電子の小さな遮蔽効果により、有効核電荷が大きくなる ことから、電子が強く引き付けられる。また、重元素では1s電子の速度vが増加するので、電子 の質量が増加とBohr半径が減少する。この1s軌道の収縮により、6s軌道が収縮する。
(3) 次の化合物の価電子数、d電子数、金属の酸化数を答えよ。
価電子数 d電子数 酸化数 (a) (5-C5H5)MoMe(CO)3 18 4 2 (b) RuHCl(CO)(PCy3)2 16 6 2
(4) Jahn-Teller 効果を示しやすい錯体の配位数とd電子数を示せ。八面体形錯体のd軌道の分裂を
示し、Jahn-Teller 効果によるd軌道の分裂を図示せよ。
6配位のd9電子錯体