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2008年度 学生生活満足度調査報告

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Academic year: 2021

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(1)

表 1 在籍人数と回収数・回収率 学 年 在籍数 回収数 回収率() 1 年生 334 310 92.8 3 年生 331 255 77.0 4 年生 (2007年度卒) 313 266 85.0

〈資

料〉

2008年度

学生生活満足度調査報告

学生部長

久保田

洋一

学生部委員会委員長

濱野

光之

学生生活調査委員会

委 員 長

佐久間和彦

廣津

信義

学 生 課

松原

広幸

A report on research of student satisfaction at Juntendo University,

School of Health and Sports Science, in 2008

(Research Committee on Student Life at Juntendo University,

School of Health and Sports Science)

. 

年度調査の目的

本調査は,学生部から委嘱された「学生生活調査 委員会」が学生課の協力を得て計画・実施したもの である.本調査の目的は次の通りである. ◯ 学生生活満足度の現状を明確にする.定点調 査により,現在の問題点の改善・解決に向けて 各種委員会等で活用されるべき基礎資料を得る. ◯ 現状を踏まえて,継続的かつ時系列的な学生 生活調査への展望を明らかにする.

.

調査の対象と方法

スポーツ健康科学部(スポーツ科学科,スポーツ マネジメント学科,健康学科)の 1 年生334人,3 年生331人,および前年度 4 年生(2007年度卒)313 人の合計978人を対象とし,アンケート調査として 実施した.1・3 年生については,寮祭後でかつ定 期前期試験前(2008年 6 月19日から 7 月14日の期間) に授業科目の時間内に,また 4 年生については,卒 業前の説明会時(2008年 1 月10日)に担当教職員の 協力を得てアンケート用紙を配布し,回収を行っ た.回収数と回収率は表 1 の通りである.

.

調 査 項 目

調査項目は表 2 に示すとおり,9 項目に分類さ れ,それぞれについて細部にわたり調査項目を設け た.

.

調査分析結果

. 年生と年生の調査分析結果  入学決定時の気持ちと受験の理由 1・3 年生とも,本学を第一志望としていた学生 は,例年の調査とほぼ同様で 7 割となり,第一志望

(2)

ラム,授業内容,時 間割等) 〔3 年生〕授業の形式や内容についての満足度(講義形式の授業,実習・演習形式の授業,実 技形式の授業,ゼミナールの学習や活動,必修科目や選択必修科目の配置,時間割 の編成のしかた,授業中の教員の全体的な姿勢や態度,自分の生き方や考え方への 今の学習の影響力) 課外活動 〔1 年生,4 年生〕クラブ・同好会への満足度,クラブ・同好会の指導者への満足度 〔3 年生〕所属,所属の経緯,退部あるいは転部の理由,クラブ・同好会と学業の両立,競技 力向上,クラブ活動による学生生活の充実,指導者のクラブ活動の熱心さ,クラブ 指導者の学業・進路指導の熱心さ,課外活動への要望 寮生活 寮生活への満足度(全体的な満足度,寮内での人間関係,寮の学習環境,…) キャンパスの施設・ 設備 施設への満足度(全体的満足度,屋内運動施設(体育館など),屋外運動施設(陸上競技場, サッカーなど),トレーニング場,教室(全般的),コンピュータの設置場所や台数,図書館の 施設・設備,駐車場・駐輪場,中央掲示板の見やすさとわかりやすさ) 学校行事への参加態 度 寮祭,学園祭(順風祭) 大学全体 〔1 年生,4 年生〕就職へのサポート体制に対する満足度,大学事務業務への満足度,教員の担 任業務への満足度,立地条件の満足度 〔3 年生〕就職関連項目(進路への全体的満足度,進路決定の上での大学の授業の有効性,進 路決定の上での大学教職員のサポート),事務部関連項目(大学事務業務への全体的 満足度,大学事務窓口の利用可能時間,事務部内の整理整頓・清潔さのイメージ 等,事務職員の電話対応・態度等,要望に対する事務職員の対応の迅速さ),教員関 連項目(面会希望や担任業務時の全体的満足度,1 年次の担任の教務上の指導・助 言,3 年次の担任の教務上の指導・助言,クラブ指導者の教務上の指導・助言,進 路・学生生活への担任等のサポート),立地条件項目(総合的な立地条件の満足度) 生活費 〔1 年生,4 年生〕月額の生活費,月額の生活費に対する満足度 〔3 年生〕月額の生活費,月額の生活費に対する満足度,仕送り月額,アルバイト収入月額 全体的な大学生活イ メージ 全体的にみた大学生活満足度,後輩への本学推薦意向,大学に対する意見 図 1 本学入学を決めた時の気持ち(1 年生) 図 2 本学入学を決めた時の気持ち(3 年生) の学科に入学した学生も 8 割を超えている.志望を かなえて入学した学生が多数を占めていることを反 映して,入学決定時の満足度もきわめて高いといえ る(図 1,図 2).受験理由についても,例年の調査 と大きな違いは無く,「将来の進路に有利」,「クラ ブ活動が充実」,「教育研究内容」,「校風」,「知名度」 が学生の回答の多数を占めている.  入学後の学生生活 図 3・4 に示すように,1・3 年生とも学生生活に ついては「充実している」ないしは「やや充実して いる」と考えている学生の割合は 7 割を超えており, 3 年生については,この割合は昨年度の調査より 1 割程度上昇している.同様に,8 割の学生が入学し

(3)

図 3 本学での学生生活をどう思うか(1 年生) 図 4 本学での学生生活をどう思うか(3 年生) てよかったと答えており,昨年より微増している. また,1 年生はほぼ 6 割が学生生活について「期待 通り」ないしは「まあ期待通り」と感じているもの の,3 年生はほぼ 5 割程度となっている.これは入 学後の学生の意識の多様化などに伴い,期待とのず れが生じつつあるのかもしれない.自由意見として は,「たのしいです」「順大の人は皆よい人だと思う」 という感想がみられた.不安や悩みの相談相手につ いてもほぼ例年通りであり,多いものから「友人」, 「家族」,「先輩」であり,これだけで 8 割に達して いる.  授業 1・3 年生とも,「授業中の教員の姿勢や態度」, 「時間割の編成のしかた」などに満足している学生 は概ね 4 割程度に留まっている(図 5,図 6).1 年 生については例年と同様と傾向であるが,3 年生の 「実習・演習形式の授業」,「実技形式の授業」に満 足している学生は昨年の調査より 1 割程度高くなっ ている.「講義形式の授業」については,「どちらと もいえない」の割合も 3 割前後あることから,教員 の工夫や配慮次第で,満足度はさらに高くなると思 われる.時間割の編成については「資格を多く取れ るように組みなおしてほしい」などの意見が例年み られるが,平成22年度からの改編を目指して,新カ リキュラムを策定中であり,抜本的な解決につなが るように努力している.  クラブ・同好会活動への参加 クラブ・同好会については 8 割の学生が入学時か ら一貫して所属しているなど(図 7),特に例年の 傾向と目立った違いはみられない.3 年生で,クラ ブ活動が学業と両立していない学生は14と少なく (図 8),また,図 9 のように,学生の 8 割がクラブ 活動が学生生活を充実させたと感じている.クラブ 指導者については,図10に示すように 3 年生の約 5 割が,クラブ活動での指導を「熱心」ないしは「や や熱心」だと感じており,昨年の調査と比べて「熱 心でなかった」は 1 割以下に半減している.一方, クラブ指導者の学業・進路指導の熱心さについて は,「どちらともいえない」が最も多く,3 年生の 4 割を超えているが,「熱心でなかった」の割合は昨 年の20から15に減っている.自由意見として 「一部のクラブにお金をかけすぎ」であるという回

(4)

図 5 授業の形式や内容についての満足度(1 年生) 図 6 授業の形式や内容についての満足度(3 年生) 図 7 あなたのクラブ・同好会への所属の経緯 (3 年生) 図 8 クラブ・同好会と学業の両立は(3 年生) 図 9 クラブ活動が学生生活を充実させたか (3 年生) 答も目についた.  寮生活への満足度 図11・図12に見られるように,1・3 年生とも, 例年通り約 7 割の学生が寮生活に「満足」ないしは 「やや満足」しており,特に,寮内での人間関係を 高く評価している.一方で,寮の学習環境について 4割の学生が「不満」ないしは「やや不満」と感じ ている.また自由意見としては,本年度も「寮内で 自炊を許可してほしい」という回答が多くみられ た.また「寮がほこりっぽい」「寮の規則を軽くし てほしい」などの意見もあった.今年はキャンパス 近隣のコンビニエンスストアが閉店したこともあ り,「大学内のコンビニの営業時間を増やしてほし い」という意見が多数みられた.

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図10 クラブ指導者は熱心か(3 年生) 図11 寮生活への全体的満足度(1 年生) 図12 寮生活への全体的満足度(3 年生)  キャンパスの施設・設備に対する満足度 食堂,駐車場・駐輪場,中央掲示板への満足度は 例年と変わらず低い結果となっている(図13).た だし,本アンケートの集計以降(夏季休暇時)では あるが改善策が実施されている.例えば,食堂につ いては委託業者が変更し,メニューなどについての 改善を業者と協力して行いつつある.また,駐輪場 については新たな駐輪場を開設するなどの積極的な 改善がなされている.これらの改善策が来年度の調 査でどの程度反映されるか経過をみていきたいと考 えている.また,図書館,コンピューター,教室な どの“学習施設”への満足度も,“運動施設”(トレー ニング場,屋外および屋内運動施設)の満足度の高 さに比べ,今一つであると言わざるを得ない.例え ば「パソコンのネット環境をより整備してほしい」 「プリンターを使える場所を増やしてほしい」など の要望もみられた.なお,運動施設の設備拡充を毎 年行ってきた成果によると思われるが,トレーニン グ場については実に 9 割の学生が,また屋内の運動 施設についても昨年より 1 割多い 8 割の学生が, 「満足」ないしは「やや満足」と答えている.  大学事務業務・就職関連への満足度 大学事務業務や就職関連の事項についても例年と ほぼ同様の傾向がみられる.まず大学事務について は,「事務窓口の利用時間」に「満足」「やや満足」 と答えたのは,4 割以下であり,不便を感じている 学生がまだまだ多いといえる.大学事務業務のその 他の点については,特に強い不満は見られないよう である(図14).就職関連項目については,不満は 多くないが,どちらともいえないという答えが多く

(6)

図13 キャンパスの施設・設備への満足度(3 年生) 図14 大学事務に関する満足度(3 年生) 図15 就職関連項目についての満足度(3 年生) (図15),3 年生の夏には,就職への関心はまだ高く ないことが反映されているのかも知れない.ただ し.「企業への就職向けの講座をもっと増やしてほ しい」など就職先が多様であることを受けての対応 を求める意見もみられた.

(7)

図16 教員の担任業務への全体的満足度(1 年生) 図17 教員関連項目についての満足度 図18 学生生活全般への満足度(4 年生)  教員の業務関連項目 担任をはじめとする教員の業務に対しては,図 16・図17のように,「どちらともいえない」という 回答が多く,1・3 年生とも不満は多くないといえ るが,「3 年時の担任の教務上の指導・助言」以外 は,満足度は今一つであるともいえる.3・4 年時 に比べると,1, 2 年時には,クラス会を除いては教 員と学生が直接接する機会が多くはないことが影響 していると思われる.なお,「クラブ指導者の教務 上の指導・助言」に関する不満については昨年の調 査から半減している. . 年生(年度卒)の調査分析結果  学生生活について 4年生の卒業時の感想としても,寮生活の満足度 は,「満足」「やや満足」を合わせると 7 割を超えて いる.後輩に薦めるについても「薦める」「やや薦 める」が 7 割程度を占めており学生生活に満足につ いて「満足」「やや満足」が 8 割に達しており,例 年通り,卒業時の感想としても多数の学生が満足し て卒業しているようである.自由意見でも「楽しか ったです」「順大最高です」という回答が非常に多 くみられた.  授業やクラブ活動などについて 昨年同様に,「クラブ活動・同好会」,「ゼミ活動・ 教員の担任業務」への満足度は「満足」「やや満足」 が 6 割を超えている.また「就職へのサポート体制」 は「満足」または「やや満足」が前回調査の40数 から60へと大幅に増大しており,就職対策への取 り組みが評価されつつあるのかもしれない.一方

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図19 授業やクラブ活動などへの満足度(4 年生) で,「さくらキャンパスの施設・設備」への満足度 は,1・3 年の調査と同様,アンケート時期が食 堂・駐輪場の改善施策以前であったことにもよるか もしれないが,今一つであるといえる.前回調査と 比較して目につくのは,「ゼミ活動・教員の担任業 務」に「満足」または「やや満足」が昨年より 1 割 弱減少しているなど全体的に満足の度合い減ってい るようであるが,これは前回が郵送方式であったこ とによると思われる(前回は回収率が 5 割を下回っ ており,満足感を得ている学生がより積極的にアン ケート提出に協力したという可能性がある).

.

この「学生生活満足度調査」は2002年度から継続 的に行われている.今回の調査結果を昨年度および 一昨年度のものと比較してみると,大きな違いは見 らないものの,個別には満足度は徐々に増加してい る傾向はあるといえる. 毎年入学してくる学生の考え方・感じ方などは, 2, 3 年程度でそれほど大きく変わるものではないで あろうが,授業などについては工夫や配慮次第でか なり改善されていくものであると感じる. また,本年は調査時期が,食堂や駐輪場への改善 策を施行する前であったため,その影響は反映され ていないが,来年度の調査結果には反映されてくる と考えられるので,効果の状況を継続してみていき たいと考えている. なお,現状で不足している部分については,適切 な対応に一層努めていきたい.また,調査結果を反 映し改善した点が学生の目から見てわかる形となる ように,学生に広報していくことも進めていきたい と考えている.

.

最後に,本調査実施に際し御協力いただいた教職 員各位,ならびに,アンケートに回答して貴重な意 見をお寄せいただいた学生の皆様に感謝いたします.

表 1 在籍人数と回収数・回収率 学 年 在籍数 回収数 回収率() 1 年生 334 310 92.8 3 年生 331 255 77.0 4 年生 (2007年度卒) 313 266 85.0〈資料〉2008年度学生生活満足度調査報告学生部長久保田洋一学生部委員会委員長濱野光之学生生活調査委員会委 員 長佐久間和彦委員廣津信義学 生 課松原広幸
図 3 本学での学生生活をどう思うか(1 年生) 図 4 本学での学生生活をどう思うか(3 年生) てよかったと答えており,昨年より微増している. また,1 年生はほぼ 6 割が学生生活について「期待 通り」ないしは「まあ期待通り」と感じているもの の,3 年生はほぼ 5 割程度となっている.これは入 学後の学生の意識の多様化などに伴い,期待とのず れが生じつつあるのかもしれない.自由意見として は, 「たのしいです」 「順大の人は皆よい人だと思う」 という感想がみられた.不安や悩みの相談相手につ いてもほ

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