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社会的文脈における社会不安に関する日米の文化差

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社会的文脈における社会不安に関する日米の文化差

クリーグ・アレクザンダー、酒井 智弘、中嶋アンディ史人 要旨 過去 30 年間、文化集団における社会不安の違いを調査した研究では、西ヨーロッパ系の 人々に比べて、東アジア系の人々が自己報告した社会不安が高くなっていることが明らかに なっている。しかし、これらの研究は、社会不安を、社会的状況の影響を受けない不変的な 特性として扱っている。私たちは、社会的パフォーマンス不安と対人相互作用不安につい て、日本人 212 人とヨーロッパ系アメリカ人 249 人のグループ間で調査した。測定不変性を 再検討した結果、日本人は、対人相互作用不安で高い得点を示したが、ヨーロッパ系アメリ カ人は社会パフォーマンス不安でより高い得点を示した。これらの調査結果を踏まえて、本 研究では、文化的背景および社会文脈的な要因に注目した観点から議論した。 キーワード:社会不安、文化比較、異文化比較、社会的状況、自己観 Abstract

For the last 30 years, studies examining cultural group differences in social anxiety have demon­ strated increased self­reported social anxiety amongst people of East Asian heritage as compared to people of European heritage. However, these studies approach social anxiety as a unified, trait­like construct that is invariant across situations. We examined social anxiety across social performance and social interaction situations separately among groups of 212 Japanese and 249 European Americans. After re­examining measurement equivalence properties, we found that while Japanese scored higher on social interaction anxiety, European Americans scored higher on social perform­ ance anxiety. Implications for these findings are discussed within the discourse of cultural explana­ tory models.

Key words : social anxiety, culture comparison, cross­culture comparison, social situation, self­ construal

1.本研究の位置づけ

東アジア文化圏にいる人々の社会不安と、西ヨーロッパ文化圏にいる人々の社会不安との 文化差は、異文化間の精神病理学の分野において、盛んに研究されている(e.g., Krieg & Xu, 2015 ; Woody, Miao, & Kellman­McFarlane, 2015)。特に、日本人は、これまでの様々な (『神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学会紀要』第 6 号 2021. 3. 31)

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1997 ; Norasakkunkit & Kalick, 2002 ; Norasakkunkit, Kitayama, & Uchida, 2012)。このような 東洋の文化集団間における社会不安の違いは、心理測定に関する研究によって、測定アーチ ファクトによるものではないことが体系的にレビューされており(Krieg, Xu, & Cicero, 2018 ; Krieg & Xu, 2015 ; Woody et al., 2015)、いくつかの先行研究では、文化的要因を含 んだモデルで文化差が説明されている(Lau et al., 2009 ; Mak, Law, & Teng, 2011 ; Okazaki, 1997)。 しかし、社会不安は、社会的状況全般における不変的な特性であると考えてしまうと、異 なる文化集団で生じる社会不安を十分に説明することができない。そこで、本研究は、社会 的文脈の重要性を強調し、社会的文脈における社会不安の文化差について検討する。 1.1 社会不安の文化差 過去 30 年間、異なる文化集団における社会不安の文化差を調査した研究では、東アジア 文化圏にいる人々の社会不安が、ヨーロッパ文化圏にいる人々の社会不安と比べて増加して いることが明らかになっている(Abe & Zane, 1990 ; Hong & Woody, 2007 ; Hsu & Alden, 2008 ; Lau et al., 2009 ; Lee, Okazaki, & Yoo, 2006 ; Norasakkunkit & Kalick, 2002 ; Okazaki, 1997 ; Okazaki & Kallivayalil, 2002 ; Sue, Sue, & Ino, 1990)。これらの調査結果は、従来、あ まり一貫した結果とは言えなかったが、Krieg & Xu(2015)が行ったメタ分析の結果では、 異なる文化集団における社会不安の文化差について、中程度の効果量が示された。特に、日 本人は、ヨーロッパ系アメリカ人よりも社会不安が高いという一貫した結果が得られた。

メタ分析を用いて、ある構成概念の文化差を明らかにする場合は、測定不変性を仮定した 上で分析をする必要がある(Little, 1997)。しかし、日本人とヨーロッパ系アメリカ人にお ける社会不安を文化比較した研究では、測定不変性についてほとんど検討されていない。そ のような中で、Krieg, Xu, & Cicero(2018)は、東アジア文化圏とヨーロッパ文化圏におけ る社会不安の文化差を検討した結果、それらの文化圏における社会不安の文化差は、測定 アーチファクトによるものではないことを明らかにしている。

1.2 社会不安の文化差を説明する文化的要因

東アジア文化圏と西ヨーロッパ文化圏における社会不安の文化差は、文化的要因によって 説明されている(e.g., Lau et al., 2009 ; Mak, Law, & Teng, 2011 ; Okazaki, 1997 ; Park et al., 2011)。本研究では、社会不安を、他者との関係性における自己の見方について、東洋では 文化差があること指摘した文化的要因である Markus & Kitayama(1991)の文化的自己観に よって説明することを試みた。

西洋文化の文化的価値は、自律性、独自性、個人の権利、達成感などを重視し、他者から

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独立した自己観が強調されている(Singelis, 1994)。そのため、西洋文化では、積極的かつ 主張的なコミュニケーションが、適切な社会的行動としてみなされる(Clark, 2001)。この ような文化的背景を反映した自己観は、Markus & Kitayama(1991)によって、「相互独立的 自己観」と定義される。

他方、東洋文化の文化的価値は、他者の感情や意見、他者からの否定的評価などを重視 し、他者と調和した自己観が強調されている(Fung, 1999)。そのため、東洋文化では、集 団から孤立しないように、ネガティブな感情表出を制御することが、適切な社会的行動とし てみなされる(Chen & Rubin, 2011)。このような文化的背景を反映した自己観は、Markus & Kitayama(1991)によって、「相互協調的自己観」と定義される。 1.3 文化という社会的文脈における社会不安について 文化的自己観は、社会不安の文化差を検討する上で示唆に富んでいるが、「文化」と「社 会不安」の両方を性格特性として捉えており、文化という社会的文脈によって引き起こされ る社会不安に関する行動について十分に検討できていない。 「文化」とは、文化的自己観によると、他者との関係性における自己の心的表象であり、 他者との関係性の中で、自己が作られていくものとみなされている。つまり、従来の研究で は、「文化」を自己に内包し、一種の性格特性と捉えており、「社会不安」も同様に、個人が 他者との社会的比較を通じて、ある程度持っている性格特性とみなされている。 これらの二つの概念は、性格特性と捉えた立場と、社会的文脈の中で捉える立場で矛盾す る点がある。Turner, Beidel, & Larkin(1986)は、社会不安障害の成人と社会不安障害でな い成人を対象に、他者との関わり方と関わっている他者を検討した結果、心拍数や血圧など の生理指標と、不安に対する思考について違いがあることを明らかにした。Buss, Davidson, Kalin, & Goldsmith(2004)は、社会不安が、見知らぬ人がいるような特定の状況要因にお いて、生理学的反応に違いがあることを明らかにした。Dam­baggen, Van Heck, & Kraaimaat (1992)は、見知らぬ人と会話をして、相手の要求を断るという行動が、状況要因の影響を 受けることを明らかにした。以上の研究が示すように、社会的文脈における社会不安と、社 会不安障害の社会不安とを区別する必要がある。

DSM­5(American Psychiatric Association, 2013)は、社会不安障害を、社会的に評価され る状況での不安とそれに伴う回避行動を持つ性格特性であると定義している。

社会不安障害の「社会的パフォーマンス」については、社会生活の中で他者に害を及ぼす 状況に適用するものと定義し、人前で話したり、発表したりするなどの状況で困難が生じる ことを予想している(Holt, Heimberg, Hope, & Liebowitz, 1992 ; Turner, Beidel, & Townsley, 1992)。

社会的文脈における社会不安に関する日米の文化差

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安の違いを、質問紙調査によって検討することである。社会不安には、社会的文脈の観点を 含んだ「社会的パフォーマンス不安」および「対人相互作用不安」の 2 種類の社会不安を取 り上げる。 本研究では、日本人とヨーロッパ系アメリカ人の 2 つの集団において、社会不安の「社会 的パフォーマンス不安」および「対人相互作用不安」に文化差が存在するという仮説を立て る。社会的パフォーマンス不安については、日本人とヨーロッパ系アメリカ人との間で類似 した傾向があると予測する。対人相互作用不安については、日本人の方が、ヨーロッパ系ア メリカ人よりも高く、文化集団における違いが存在すると予測する。 3.方法 3.1 調査回答者 調査回答者は、東京にある大学で募集した日本人 212 名(Mage=20.88, SD =2.23)、ハワ イにある大学で募集した西ヨーロッパ系アメリカ人 249 名(Mage=21.14, SD =5.01)であっ た。日本人のサンプルとして扱うために、日本大学生は、国籍が「日本」であり、母国語が 「日本語」であることを確認した。西ヨーロッパ系アメリカ人のサンプルは、国籍が「アメ リカ」であり、「白人」、「ヨーロッパ系アメリカ人」、「ヨーロッパ人」であることを確認し た。両サンプルは、母親の教育レベル(日本人:M =15.70, SD =1.78、ヨーロッパ系アメリ カ人:M =15.46, SD =1.99)、父親の教育レベル(日本人:M =15.55, SD =1.75、ヨーロッ パ系アメリカ人:M =15.37, SD =2.32)などにおいて、同様の人口統計学的特性を示してい た。 3.2 社会不安に関する指標

社会不安は、the Social Phobia Scale- 6-item Version(以下、SPS-6 とする;Peters, Sunder-land, Andrews, Rapee, & Mattick, 2011)と、Social interaction Anxiety Scale- 6-item Version (以下,SIAS-6 とする;Peters et al., 2011)の 2 つの尺度を用いた。

SPS-6 は、公共の場における「社会的パフォーマンス不安」に焦点を絞った社会不安尺度 である。項目例は、「私は、突然、自分の声や、私の話を聞いている他人に気づくことがあ る」「私は、混雑したカフェテリアの中でトレイを運ばなければいけない場合、緊張するだ ろう」などである。他方、SIAS-6 は、日常の対人相互作用場面における認知的、感情的、 行動的反応に焦点を合わせ、社会不安を一般化した、「対人相互作用不安」に焦点を絞った 尺度である(Mattick & Clarke, 1998)。項目例は、「私は、社会的状況で、自分が何を言いた いのか分からなくなると心配している」「私は、権威のある人と話をしなければいけない時 に緊張する」などである。

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本研究では、SPS-6 と SIAS-6 は、5 件法(0:全く当てはまらない−4:非常に当てはま る)で回答を求め、回答時間を短縮するために、項目反応理論の分析を用いて識別された適 切な項目を活用した(Peters et al., 2011)。本研究で用いた SPS-6 と SIAS-6 は、元の尺度と 強い相関係数(rs=.92−.88)を示し、「不安」を測定する他の尺度との相関がみられた(rs =.32−.50)。また、本研究で用いた SPS-6 と SIAS-6 は、アジア系アメリカ人のサンプルを 収集したところ、適用可能であることが示されている(Krieg et al., 2018)。 3.3 分析手法 分析には、R パッケージの「lavaan」を利用し(Rosseel, 2012)、WLSMV の推定法(Jöre-skog, 1990)による構造方程式モデリングを用いた。構造方程式モデリングにおけるモデル の適合度は、CFI、TLI、RMSEA、SRMR の指標を用いて評価した。CFI と TLI の指標は、 共に .95 以上の値を、RMSEA と SRMR の指標は、共に .08 から .06 以下の値である場合、 モデルの当てはまりがよいと評価できる(Hu & Bentler, 1998)。また、複数のモデルを比較 するときは、CFI の変化をみた。CFI の変化は .01 未満である場合、有意な変化ではないと 判断できる(Cheung & Rensvold, 2002)。

4.結果 4.1 SPS-6 と SIAS-6 に関する確認的因子分析 最初に、SPS-6 と SIAS-6 の因子構造とモデルの適合度を検討した。SPS-6 は、観測変数 が 6 項目であり、潜在変数が「パフォーマンス」であった。SIAS-6 は、観測変数が 6 項目 であり、潜在変数が「相互作用」であった。SPS-6 と SIAS-6 それぞれにおいて、観測変数 から潜在変数に向かうパスを仮定し、「パフォーマンス」と「相互作用」との間に、相関を 仮 定 し た。確 認 的 因 子 モ デ ル の 適 合 度 指 標 は、CFI=.995、TLI=.994、RMSEA=.025、 SRMR=.044 であった。 4.2 SPS-6 と SIAS-6 に関する測定不変性 SPS-6 と SIAS-6 の確認的因子モデルは、適合度指標の結果から、当てはまりのよいモデ ルであると判断し、このモデルが、異なる文化集団の間において同様であることを確かめる ために、測定不変性(Vandenberg & Lance, 2000)の検討を行った。

まず、因子数の不変性は、因子数と項目数を同様にし、因子負荷量は異なることを仮定し て検討した。その結果、モデルの 適 合 度 指 標 は、CFI=.999、TLI=.999、RMSEA=.000、 SRMR=.040 であった。続いて、因子負荷の不変性を検討した結果、モデルの適合度指標 は、CFI=.992、TLI=.990、RMSEA=.033、SRMR=.064 であった。因子数と因子負荷の不 変性のモデルにおいて、CFI の変化は.01 未満であったため、2 つのモデルは、等しいモデ ルであると仮定できる。これらの結果は、測定不変性の観点によると、因子負荷量と切片が 社会的文脈における社会不安に関する日米の文化差 ― 5 ―

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Figure 1)。「因子負荷」の不変性モデルから「切片」の不変性モデルへの CFI の変化は、 0.01 カットオフ基準を下回っていた。これらの結果は、グループ平均を直接比較できること を意味する(Vandenberg & Lance, 2000)。

4.3 異なる文化集団における社会不安の比較 日本人は「1」、ヨーロッパ系アメリカ人は「0」というダミー変数を設定して、それらの 異なる文化集団間に、社会不安の「社会的パフォーマンス不安」と「対人相互作用不安」に 有意な差があるか否かを検討した。その結果、「社会的パフォーマンス不安」については、 日本人がヨーロッパ系アメリカ人よりも低い得点を示し(β=−256, p<.001)、「対人相互作 用不安」については、日本人がヨーロッパ系アメリカ人よりも高い得点を示した(β=.360, p<.001)。 5.考察 本研究は、社会的文脈における社会不安を測定するために、SPS-6 と SIAS-6 の尺度を用 いて、それら 2 つの尺度の測定不変性を検討した上で、日本人とヨーロッパ系アメリカ人の 社会不安の文化差を比較した。 社会不安は、「社会的パフォーマンス不安」と「対人相互作用不安」の 2 種類を取り上げ て、日本人は、ヨーロッパ系アメリカ人に比べて、「対人相互作用不安」が高く、「社会的パ Figure 1 日本人とヨーロッパ系アメリカ人の社会的パフォーマンス不安および対人相互作用不 安に関する文化差 注)全ての値は,p<.001 で有意であった。 ― 6 ―

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フォーマンス不安」が低いという仮説を検証した。 本研究の結果は、これまでの先行研究が示すように、「対人相互作用不安」の文化差を支 持する結果であったが、「社会的パフォーマンス不安」において、新たな知見を明らかにし た。それは、ヨーロッパ系アメリカ人の「社会的パフォーマンス不安」が、日本人よりも高 い得点を示したことである。 先行研究では、社会不安において、文化集団の違いが検討されてきた。社会恐怖症と社会 不安における文化差を検討した研究では、社会恐怖症は、文化的な影響を受けにくいことが 明らかになっている(Norasakkunkit & Kalick, 2002)。他方、社会不安は、文化的な影響を 受けるにも関わらず、あまり検討されていなかった。

ヨーロッパ系アメリカ人は、プレゼンテーションを行うなどの社会的状況において、相互 独立的自己観の影響により、自分の独自性と能力を表出する機会があることから、自己の願 望や目標を追求しやすくなったり(Markus & Kitayama, 1991)、他者からの肯定的評価への 恐れから、high-stakes situation(一か八かの状況)を作ったりしている(Weeks & Howell, 2012)。他方、日本人は、相互協調的自己観の影響により、対人相互作用全般において、自 分と同じ集団にいる他者から受け入れられたり拒否されたりする機会があることから自己の 心身を悪化させたり(Markus & Kitayama, 1991)、他者からの否定的評価への恐れから一か 八かの状況を作っている(Weeks & Howell, 2012)と考えられる。他者からの肯定的評価や 否定的評価が媒介変数となりえるのかは、今後の研究で検討する余地がある。 6.結論 本研究の結果は、社会不安が経験された特定の状況という社会的文脈の重要性を強調した 結果と言える。例えば、「日本人はヨーロッパ系アメリカ人よりも常に社会不安が高いです か?」という問いに対して、本研究の結果は、各文化集団によって与えられた特定の社会的 状況に依存すると結論づけられる。また、この結論は、社会不安の文脈的性質を強調した先 行研究と一致する(Buss et al., 2004 ; Dam-baggen et al., 1992 ; Turner et al., 1986)。今後の 研究では、社会的文脈の中で、文化的かつ多様な行動を検討することが求められる。

本研究の限界点は、質問紙調査の自己評定のみで、社会不安を測定している点である。社 会不安の自己評定は、臨床的有用性を示す有用な指標となるが、当人が現在、どのような状 況で社会不安を感じているのかを測定している 1 つの指標であることに留意する必要がある (De Los Reyes et al., 2012)。つまり、自己評定だけでなく、当人の社会不安に関する行動を 直接観察したり、社会不安に関する認知的症状を生理学的に測定したりすることも求められ る。日本人の社会不安は、質問紙調査によって、高い社会不安を示すことが報告されている が(Krieg & Xu, 2015 ; Krieg, Xu, & Cicero, 2018 ; Woody et al., 2015)、実験室実験によっ て、社会不安に関する行動を検討した研究はほとんどない。また、社会不安の文化差は、そ の文化における社会不安障害の発生率が高いことを必ずしも意味しない(Asnaani, Richey,

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行動評価を用いることで、当人の社会不安に関する行動の頻度を改善し、社会不安を生じさ せる状況要因を解明していくことが望まれる。

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