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でADCC活性と抗CD16mAb刺激によるキラー活性
も認め,同様に抗CD3,抗γδmAbによりキラー活性
は抑制された.
以上の成績は,CD16を介したキラー活性の誘導が抗
TCR/CD3mAbにより非特異的に抑制されているこ
とを示し,したがってMHC非拘束性キラー活性の抑
制も非特異的で,γびT細胞はTCR以外にK562,
MOLT−4を認識するレセプターを有している可能性
が強い.
4.インスリン自己免疫症候群とインスリン依存型
糖尿病の両インスリン自己抗体の相違
(糖尿病センター)内記 安子・平田 幸正
インスリン自己抗体(IA)は主にインスリン自己免
疫症候群(IAS)で大量に,インスリン依存型糖尿病
(IDDM)で微量に出現し,それぞれの疾患と強く関係
していることがわかってきた.臨床的にはIASのIA
は低.血糖と関係しているらしいが,IDDMでは単なる
マーカーのようである.一方ヒトインスリン治療中
IDDM患者血中のIAは大量にあっても低血糖とは関
係ないようである.今回2種類のIAのイディオタイ
プの相違をIASのIAをプローブにして抗イディオタ
イプ抗体側から検討した.結果,IASのIAはIASの
一部の血清と結合したが,正常者,IDDMの血清とは
結合しなかった.ただしすべての血清でRA(一)で
あった。
以上よりIASのIAと結合するものがIAS血中に
は存在するが,IDDM血中には存在しないことがわ
かった.両インスリン自己抗体のイディオタイプの違
いが示唆される.
5.HT犯V・1感染と多臓器疾患(HTLV・1 related
complex)
(リウマチ痛風センター)
佐藤 和人・中嶋ゆう子・谷口 敦夫・
北島 勲・宮坂 信之・西岡久寿樹
Human T−1ymphotropic virus type・1(HTLV−1)
は成人型T細胞白血病(ATL)の病因ウイルスとして
発見されたレトロウイルスである.最:近HTLV−1が
ATLのみでなく,脊髄症(HAM)や気管支肺胞症
(HAB)と関連することが明らかにされている.
我々はHTLV・1キャリアーにおける関節炎の解析
を行い,HTLV4 associated arthropathy(HAAP)
として提唱している.HAAPは高年齢の女性に多く発
症する比較的大関節を中心とした関節炎であり,患者
血清および関節液中に抗HTLV−1抗体を認める.関節
液細胞はリンパ球優位(CD8>CD4)であり,核にくび
れを持ったATL様の異型リンパ球を少数認める.ま
た関節滑膜は増殖し,症例により間質に散在性に異型
リンパ球を認める.現在,HAAPの発症機序について
検討を進めているが,HTLV−1感染による免疫制御機
構の乱れが密接に関与すると考えられる.さらに,
HTLV−1感染と全身性炎症二二臓器疾患との関連につ
いて検討中である.
6.ベーチェット病患者由来のSfreρオococcαs s∂η一
g幡の抗原特異性について
(第二病院眼科)
神力 祐子・渡辺千恵美・宮永 嘉隆
厚生省特定疾患ベーチェット病調査研究班より入手
した,S㌍ρ’06066麗s催g%ガ∫KTH 1∼4の4株につい
て加熱死菌を抗原としてウサギに感作を行なった.
KTH 1,2,4については菌の蛋白抗原に強い抗体の
反応が認められ,KTH 3については菌の多糖体抗原に
対して反応を認めた.感作したウサギ硝子体中に抗原
を注入すると,24時間後には全ての菌で強い眼内炎症
状を呈した.さらにKTH 3およびKTH 4株について,
western−blot法を用いてウサギ免疫血清との反応を調
べたところ,菌体成分および菌体外成分のそれぞれに
菌特有のバンドが検出された.今後もS飽ρ’ooo6伽s
sαηg嬬については,その抗原特異性,網膜との共通抗
原性等さらに詳細な検討が必要と思われる.
7.胃RLHの免疫組織学的検討
(第2コ口)長谷川かをり・笠島 武
目的:胃のリソバ組織増殖症(reactive lymphoid
hyperplasia,以下RLH)の腫瘍性格,腫瘍化の場を解
明することを目的とした.
方法:RLHの基本構造は,胚中心・炉二二および粘
膜下組織に浸潤する小型リンパ球,粘膜表層の形質細
胞,の3つの要素から成る.今回この要素の各々にお
ける免疫グロブリンを免疫組織学的手法で染色し単ク
ローン性の有無によりその腫瘍・非腫瘍性格を判定し
た.対象は術前にRLHないしょり腫瘍性格の強い病
巣の存在が疑われて胃切除術が施行された12例であ
る.
結果:12例は染色結果から3つのtypeに分類でき
た.type 1:炉胞内外とも多クローン性2例, type 2:
炉胞内多クローン性,炉回外単クローン性5例,type
3:炉胞内と浜弓間および粘膜下組織に浸潤するリン
パ球単クローン性,粘膜表層の形質細胞多クローン性
5例である.12例中10例に部分的に単クローン性格を
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