効果的なレール塗油方法の検証 東京地下鉄(株)
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(2) 土木学会第66回年次学術講演会(平成23年度). Ⅳ‑120. 1.2. り,外軌側は最大 0.87,平均 0.39 に,内軌側は最大 0.66,平. 0.1. 0.2. 1.2. A社 B社 C社. 外 1.0 わせて塗油間隔を短くすることが横圧低減に効果的といえる. 軌 0.8 側 4.レール/車輪接触位置の調査と考察 脱 0.6 線 0.4 設定1の塗油パターンでは,塗油による効果の表われ方が 係 数 0.2 車両の種類によって大きく異なった.そこで,マーカーによ. 0.5. 0.6. 0.7. 0.8. 最大1.01. 平均0.57. 最大0.70. 平均0.56. 0.0. りレール頭頂面上の車輪走行位置を調査したところ,A社と. 0.1. 0.2. 0.3. 0.4. 0.5. 0.6. 0.7. 0.8. 内軌側脱線係数. B・C社とで車輪の走行位置が異なることがわかった(図-. 図-3 設定1の内・外軌脱線係数. 7) .内軌塗油器の油吐出口はフィールドコーナー(FC)側. 油や,レール頭頂面中央部から油を吐出させるなど,塗油の. 0.4. 図-2 変更前の内・外軌脱線係数. 圧が低下している(図-6).これより,列車本数の増加に合. 異なる塗油方法を考案する必要がある.例えば車上からの塗. 0.3. 内軌側脱線係数. 油間隔が短い設定2では,8 時前後を含め全ての車両で外軌横. 一様な塗油効果を与えるためには,現在のレール塗油器とは. 最大0.71. 平均0.60. はレール/車輪の潤滑状態が悪くなると考えられる.一方,塗. の効果が大きかったものと考えられる.全ての車両に対して. 平均0.62. 0.0. い(図-5) .この結果から,列車運行本数が増加する時間帯. であるため,FC側に近い部分を走行するA社車両には塗油. 最大1.08. A社 B社 C社. 外 1.0 均 0.44 となった(表-2) .設定2では,走行する3社の車両 軌 0.8 側 全てで脱線係数の低下が明瞭に認められた(図-4) . 脱 0.6 0.4 塗油方法が設定1の場合における外軌横圧の時刻変化を見 線 係 0.2 ると,朝ラッシュの 8 時前後で特にB社車両の外軌横圧が大き 数. 1.2. A社 B社 C社. 外 1.0 軌 0.8 側 脱 0.6 線 0.4 係 数 0.2. 最大0.87. 平均0.39. 方法を多角的に考える必要がある.. 最大0.66. 平均0.44. 0.0 0.1. 0.2. 0.3. 0.4. 0.5. 0.6. 0.7. 0.8. 内軌側脱線係数. 5.まとめ. 図-4 設定2の内・外軌脱線係数. ①塗油器の吐出間隔と吐出時間の調整により,効果的に横圧 と脱線係数を低減できることが確認された. ②列車運行本数の増加に応じて横圧も増加するため,塗油器 の吐出間隔は列車本数で管理することが望ましい. ③全ての車両に対して一様に塗油ができるような塗油方法を. 40. 外 軌 30 側 横 20 圧 10 kN 0 5:00. 現行の塗油器に限らず多角的に考える必要がある. B・C社車両走行位置 (太点線) 約25mm 約25mm. FC側. GC側. 塗油器 先端部分. 8:00 11:00 14:00 17:00 20:00 23:00. 測定時刻. 図-5 設定1の外軌横圧時刻変化 40. 油吐出口 約 18mm. A社 B社 C社. 外 軌 30 側 横 20 圧 10 kN. 約32mm A社車両走行位置 (太実線). A社車輪形状 B・C社車輪形状. 図-7 車輪の走行位置調査結果. 0 5:00. A社 B社 C社. 8:00 11:00 14:00 17:00 20:00 23:00. 測定時刻. 図-6 設定2の外軌横圧時刻変化. 参考文献 1)桜庭:地下鉄におけるレール塗油,新線路,1996.5,pp.16-18 2)武藤ほか:地下鉄における新たなレール塗油手法の検証(その2),土木学会第 61 回年次学術講演会概要集, 4-236,2006.9. ‑240‑.
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