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学位論文審査結果の報告書
キ恵賢輯
.̲ー^生年月日 名
本籍(国籍)
学位の種類
学tイ立言己番、号・
学位授与の条件
亀元・平成S2年
日太
(博士の学位)
論文題目
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士(医学)
博
医第({ワξ号
学位規程第5条該当
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"、、審査委員
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(主査) (副主査) (副主査) (副査) (副査)
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インターロイキン 18 qL、18)はエンドトキシン血症における臓器障害の病態に重要な役割を持っこ とが知られてぃるが,その機序は十分に解明されていない.そこでりポ多糖(LPS)による急性腎障害 (AKD の病態における,丘、18受容体(R)α鎖(α)の意義にっいて検討した
防t幻
野生型(WT)マウスと丘、18Rαノックァウト(KO)マウスに LPS を投与して敗血症モデルを作製し, 腎機能ならびに血中および腎組織内の炎症性サイトカイン,あるいはケモカインの測定と腎免疫組織染色
を行い比較した
【結果】
丘̲18R a K0 マウスでは, WT マウスと比較し炎症性サイトカインである血中の腫傷壊死因子(TNF), インターフェロン qFN)、γ,丘、18 産生が低下し,腎機能が改善した.しかし腎組織内におけるマクロ ファージの浸潤や炎症性サイトカイン発現は亢進し, suppressor ofcytokine signaling (SOCS)・1 の発現 が有意に抑制された.一方 WT マウスの牌細胞をIL、18RaK0 マウスへ養子移入すると血中の炎症性サ
イトカイン産生が再び亢進し,腎機能が増悪した 礁論】
このモデルにおいて,循環している T細胞の丘、18Rαの存在によって TNF などを介した腎障害の病 態が,中心的役割を有すると考えられた.腎組織内のマクロファージ浸潤や SOCS 発現は腎障害に平行 してぃなかった. LPS における AK1 の病態において,1L、18Rαは全身性の炎症性サイトカイン産生を 介して腎機能に影響すると考えられた.腎組織内に浸潤しているマクロファージや SOCS の役割と丘・
18Rαの関連について,さらに検討する必要があると考えられた
論文内容の要旨
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2015年6月末日 表 年 月
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日
表
公表予定
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内
出版物の種類及び名称
文
出版物名
Acta Med Kinki univ V01.40 NO.1
2015年6月末日
‑66‑
発行予定
容
博士論文の印刷公表
(LPS)を与し,敗血'正による急、性腎β
IL‑18Rαノックアウトマウスへりホ '口 ^
における IL‑18Rαの役割について検言寸した研究である.1L‑1銀αをノックァウトす ると腎障害は軽減した.しかし,丘一1銀αをノックァウトすると腎組織におけるマク ロファージの浸潤は増加し,サイトカインの mRNA の発現が亢進した.1L‑1訳αは全 身反応と腎局所における役割が異なる可能性を示唆した内容である.
腎虚血再潅流障害モデルやシスプラチン腎症モデルでは,1L‑18Rαをノックァウト すると腎機能が増悪するが, LPS による敗血症モデルでは腎機能障害が軽減された. 、^
の結果が異なった原因は何か.これに対する返答は下記の通りであった.
Invitr0 でりンパ球を LPS で刺激する追加実験を行った.その結果,丘一18Ra ノックァウトしたりンパ球の方が有意に IL‑18, TNF,1FN一γの産生が亢進し, i 匝tT0 と inviv0 では逆説的な現象が認められた.現時点では,敗血症モデルにおい て,なぜ腎虚血再潅流障害モデルやシスプラチン腎症モデルと異なる結果になったか, まだ明らかでない.
腎虚血再潅流障害モデルやシスプラチン腎症モデルでは,尿細管壊死が強く引き起こ される.これらのモデルと比較し、今回の敗血症モデルの腎組織障害はどの程度であっ たか.とれに対する返答は下記の通りであった.
LPS による敗血症モデルにおける腎臓の組織学的な障害は,非常に軽度であることが 知られている.今回の研究において腎組織のPAS 染色を行った結果,組織学的な障害 は非常に軽度であった.
附ld type (WT)マウスの胖細胞を移植した IL‑18Rαノックァウトマウスにおいて, 腎機能は増悪したが,血清Ⅱ一18 値が IL‑1銀αノックァウトマウスと比較して有意 差が認められなかった原因は何か.これに対する返答は下記の通りであ'つた.
町マウスの牌細胞の移植を行うと,本来は血清IL‑18 がより上昇すると思われる.
しかし移植マウスにおいて IL‑18 が有意に上昇しなかった.これは移植したIL‑18R の数が少なかったことが原因である可能注がある.
今回の研究は臨床ヘどのように応用できるか.これに対する返答は以下の通りであっ
、ー.
敗血症モデルは,今までに多くの研究が行われてきたが,臨床における応用に関して は,これといった成果が得られていないのが現状である.今回の研究を直接臨床に応用 することは難しいととであるが,病態を解明するという点において臨床に繋がると考え
ている.
IL‑18Rαノックアウトマウスにおいて T ネ朋包が Th1 から Th2 へシフトしている可 能性も考えられるが, Th2 関連のサイトカインの動きはどうであったか.これに対する 返答は以下の通りであった
今回, Th2 関連のサイトカインは測定していないが,今後の検討課題と考えている.
腎組織における SOCS‑1 やサイトカインの mRNA の動きと invit如のりンパ球の研 究結果は相関しており,確かに細胞レベルでは丘一18Rαをノックァウトすると腎機能 障害が増悪する方向ヘ作用しているように思える.しかし,全身反応としては細胞レベ ルとは逆の動きが認められ、複雑な経路が存在する可能性があり、興味深い研究結果と 思われる.
以上のような論文内容についての質問に対し著者は適切に返答したことから,博士学 位論文公聴会において,最終審査に合格したと考えられる.
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博士学位論文最終試験結果の報告書
審査委
主査
学位申請者氏名
副主査
平成ユク年
課一論博
副主査
論 文題
要
n18 は炎症を促進し, SLE などの廖原病の病態に関与しているとされてい る.これまで当教室では SLE のモデルマウスで IL18Rαのノックァウト (Kのによりその腎障害は改善したが,腎毒性のあるシスプラチン腎症は悪化 する事を報告した.この事はⅡ18 が単に炎症を惹起する因子と考えるだけ では説明できず,1L18Rαの作用を検討する必要がある
リポ多糖(LPS)は IL18 産生を亢進させるが,本研究では IL18Ra K0 マ ウスを用いて LPS 投与で見られる腎障害の病態を観察して全身性と局所性の 炎症反応における n18Rαの役割を検討した.結果,1L18Ra K0 により腎 障害は緩和されたが,血清 IL18,1FN一γ, TNF 産生などの全身性炎症反応の
改善に比し,腎局所b炎症性サ才トカイジ発現は亢進し,マクロファージの 浸涌が増加し,Ⅱ18Rαの非存在下では全身性と局所性b炎症反応が解離し
てぃる事を認あた.この原因として,サイトカインの負の制御因子である
SOCS の産生にⅡ18Rαが関与している可能性を考えた.
以上、本研究はⅡ18Rαの作用機序を明らかにする上で示唆に富む研究と
考えらhる.よって本論分は最終審査としての論文公聴会において,合格し
たと考えられる
副査
形、司
多
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目
ヲD 日
Interleukin‑18 recept0τα has differin8 toles in the systemic response and renal infla脚lation in lipopolysaccharide‑induced
acute kidney injury
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樋野尚一
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