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戦略的研究組織の設立と廃止に関する研究 ―センター方式による学際研究組織に焦点をあてて― [ PDF

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Academic year: 2021

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1 1.章構成 序章 本研究の目的と方法 第一節 本研究の目的 第二節 本研究の対象と方法 第三節 先行研究の検討 第一章 研究活動に変化をもたらす外部環境変化 第一節 管理運営改革と大学法人化 第二節 国立大学法人化と合流した諸政策 第三項 大学法人化の実際 第二章 異分野間のコラボレーションの新たな様式 第一節 新たな学問領域の生成と直面する困難 第二節 知的生産の新たな様式 第三節 研究費における学際領域の正当化論理 第三章 学内における意思決定とセンター 第一節 大学組織とその特性 第二節 大学組織と経営 第三節 周辺組織としてのセンター 第四章 組織の設置と廃止 第一節 組織の存続と意思決定 第二節 組織の成立と発展 第三節 組織の失敗と評価 第四節 センターを考察する枠組み 第五章 研究組織の設立と廃止に関する事例分析 ―「アジア総合政策センター」の設立と廃止 を事例として 第一節 総長提案による研究組織設置 第二節 センターの活動 第三節 センターの廃止 終章 本研究の成果と今後の課題 第一節 本研究の成果 第二節 本研究の意義と課題 2.研究の概要 序章 本研究の目的と方法 本研究は、大学戦略に基づく学際研究組織の設立と廃 止の過程を分析することを通して、組織設置、存続にお けるミドルマネジメントの重要性と研究センターのもつ 脆弱性を明らかにすることを目的とした。 近年の大学を取り巻く環境は、ユニバーサル段階に至 った進学率、グローバル化などを背景として大きく変化 して いる。と りわけ法 人化され た国立大 学におい ては、 「競争的環境の中で個性が輝く大学」の実現のために主 体的な経営の確立が求められるようになった。 このような環境を反映して、各大学では、学内資源の 重点配分による新たな学問分野への展開、多様なニーズ に対応した教育体制整備といった動きが生じており、そ れに対応する組織形態のひとつとして学際的な研究を行 う部局横断組織が管理運営関係者の注目を集めている。 広島大学の調査(文献5)によれば、このような組織に 対し、国立大学学長の9割が積極的に活用すべきとの回 答を寄せており、事例大学においても、総長の裁量によ り実際に学際研究組織が設置された。法人化を機にこの ようなセンターはますます増加している。このようなセ ンターの存立基盤は脆弱であり、実績をあげはじめた事 業であっても時限到来を機に廃止されてしまう状況が存 在する。事例組織においては、センターの廃止を大学戦 略の後退として報道する新聞記事がみられるなど、その 影響は大学への信頼構築という側面からも無視できるも のではない。昨今の厳しい経営環境にあっては、アドミ ニストレーターには既存事業を廃止する判断とともに、 コアとなる事業を長期的視点で育成する姿勢が求められ る。事例組織の設置と廃止の判断がどのように行われた かを考察することは、単にスクラップ・アンド・ビルド の事例を分析するものとなるだけでなく、その背景にあ る大学経営の動態を明らかにするという性格をも併せ持 つといえる。本研究では、廃止された学際研究組織の元 専任教員ら関係者へのインタビューおよび学内外の各種 資料をもとに、研究活動の「モード」論、Burgelman の 戦略的意思決定論を参照しながら、組織設置、存続条件 の導出と学際的研究センターの脆弱性の示唆を試みるこ ととした。第一章から第四章ではこれまでの高等教育研 究の蓄積を踏まえつつ、大学を取り巻く外的環境、大学 組織の特徴、組織論の援用可能性について考察した。こ れらの章で学際研究組織の背景を多角的に考察し、第四 章最終節で枠組みを構築したうえで、第五章において事 例組織の設立と廃止の過程を分析した。

戦略的研究組織の設立と廃止に関する研究

―センター方式による学際研究組織に焦点をあてて―

キーワード:学際,センター,廃止,大学戦略,大学経営 教育システム専攻 金子研太

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2 第一章 研究活動の変化をもたらす外部環境変化 第一章では、事例分析の予備的作業として、学際的な 研究が行われるようになった背景を主に政策面から考察 した。国立大学の法人化は、新制大学発足以来試みられ てきた管理運営改革を中心とする大学改革路線が、行政 改革の動きにより加速されたものであり、政府の景気刺 激策や中央省庁再編を反映して産業政策、科学技術政策、 知的財産政策など多様な政策が合流した。このような政 策過程により、法人化が各大学に多様な政策に基づく短 期間での変化を迫るものとなったと考察した。次いで、 文部科学省及び国立大学協会の調査、事例大学の外部評 価報告書などをもとに各大学の法人移行期の状況を明ら かにした。法人化の決定から移行までの期間が短かった ことから、法人化当初の自己改革が規則の変更などを通 した制度変更への適応作業を主として進められた可能性 を示唆した。経費の面では、学長裁量経費は法人化以前 に頭打ちとなっており、法人化以後にトップダウンで進 められた事業への資源配分は、従来部局に配分されてい た経費のトップスライシングにより賄われるようになっ たことを示した。このような状況が、第五章で分析した 事例組織を立ち上げた際の混乱の遠因となったり、事例 組織に対しての厳しい評価を招くこととなった可能性を 指摘した。 第二章 異分野間のコラボレーションの新たな様式 第二章では、引き続き事例の背景的事項に関する予備 的考察として、学際的活動に焦点を当てた。まず「研究 のライフサイクル」をはじめとする専門分野の形成と衰 退過程についての先行研究を参照し、学際研究をとらえ る枠組みを考察した。かつての学際に対する認識は、確 立された分野の存在を前提とし、それらが融合するとい う過程が想定されていたことを指摘した。次に、国内外 の取り組み事例に関する先行研究から、人工的な試みに 基づく分野融合はたやすくは起こりえないという現実が あることを明らかにした。近年の学際的活動に関する研 究は、分野融合を直接の目的とするのではなく、旧来の 組織構造や価値観との葛藤にいかに対処するかという観 点から蓄積されるようになりつつある。この分野融合に 対する認識の転換点に位置づくのが、Gibbons らによる 「モード」論である。このモード論においては、学問体 系に基づいた従来の活動を「モード1」、新たに現れた学 際的(トランスディシプリナリティの)活動を「モード 2」としている。「モード2」の活動では、現実課題の解 決へ向けた、多様な主体の一時的コラボレーションによ る学習的過程が重視される。「モード1」では研究成果が 学会や学術雑誌を通して普及するのに対し、「モード2」 では、多様な主体の参加により知識の生産と消費が同時 に行われる。「モード2」で研究成果の価値を決めるのは、 課題の解決への貢献やスピードであり、学問的新規性で はない。このような傾向を持つ「モード2」的活動は、 ディシプリンへの貢献や学術雑誌への投稿といった「モ ード1」的な研究を前提とした評価基準とは相容れない 面が存在することを指摘した。 最後に、各省庁の競争的資金制度から、現状ではその ような活動を対象とする研究費は多くないことを付け加 え、事例組織の評価に不利に働いた点を示唆した。 第三章 学内における意思決定とセンター 第三章では、大学組織の特性と大学におけるセンター の位置づけを考察した。はじめに、教育と研究を同時に 担う専門職集団である大学組織の特殊性を、大学組織研 究の系譜をたどることにより考察した。大学組織研究は、 制度的側面のモデル化に始まり、「組織化された無秩序」 の提唱をはじめとして非制度的側面の考察へと展開し、 その後資源依存理論を下敷きとした部局間関係の考察な ど、組織の動態へと研究の対象を拡大している。その中 で研究センターは、学部などの基礎組織に手を付けずに 多様なニーズを受け止める周辺部として位置づけられて きた。研究センター数は新制大学発足以後一貫して増加 しており、各大学の学則等で調査する限りにおいては、 法人化後の大学でも増加傾向である。研究センターを発 足させる効果としては、学内の多様な主体の動員を可能 にするとともに、学内の研究を対外的にアピールするこ とにつながるという二つの側面が指摘されている。この ようなセンターの性格は、大学戦略の実現という目的と 結びつきやすく、センターの存廃に学長、外部資金供給 者、学内既成部局の影響力をもたらすこととなる。多様 な期待や利害の影響下に置かれるという特殊性が、セン ター運営上の困難を招いていることを指摘した。 第四章 組織の設置と廃止 第四章では、組織の設置と廃止に関して組織論の知見 を踏まえるとともに、事例を分析する枠組みを構築した。 第一節では組織 の維持および意 思決定に関する モデルを、第二 節で組織の形成、 発展のモデルを、 第三節で組織の 制度に基づかない 資源配分(大学戦 略により正当化) 実績先行型 将来投資型 制度としての 資源配分

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3 失敗と衰退に関するモデルを概観した。前章までの内容 とこれらのモデルを踏まえながら、センターを分析する 枠組みを構築した。山田と塚原が指摘したように、外部 資金の整備が学問分野形成の契機となることがあるが、 学長裁量により整備されるセンターは必ずしも外部資金 と連動しているわけではない。そのため、資源配分に新 たな類型を設け、前身組織で研究費獲得の実績のある実 績先行型と、そうでない将来投資型を想定した。将来投 資型のセンターは資源投入の結果が予測しにくいため、 学内資源獲得の過程が政治的となる。 このような政治的過程を考察するため、多角化した大 企業における企業内ベンチャーの分析を通して、ミドル マネジメントの重要性を提唱している Burgelman の枠組 みをもとに、センターの設立や存続に必要な条件を仮説 的に提示した。 Burgelman は全社戦略、企業コンテクスト、戦略行動 の三要素からなるモデルを提示している。企業コンテク ストは「戦略的コンテクスト」と「構造的コンテクスト」 に、戦略行動は「自律的戦略行動」と「誘導された戦略 行動」の二つの要素から構成される。「誘導された戦略行 動」は、全社戦略に基づいた人事や規則などを通して経 営陣が形成する「構造的コンテクスト」のもとで実施さ れる事業拡大などを指す。すなわち「実績先行型」セン ターの設置過程はこの文脈でとらえることができる。逆 に、現在の活動と非連続な事業を実施するのが「自律的 戦略行動」である。この「自律的戦略行動」は、トップ マネジメントに隠れて行われることもあり、そのような 行動を遡及的に正当化するのが「戦略的コンテクスト」 である。ミドルマネジメントは、トップマネジメントを 説得し、新規事業を公認のものとするための全社戦略の 変更や、新規事業への資源配分を決意させる政治的過程 を担う。この過程は「将来投資型」センターの設立、存 続のための政治的過程と類似する点があると考え、この モデルを事例分析の枠組みとして採用することとした。 仮説的に提示した組織の存続 条件は、設置に際して、 「トップマネジメントの積極的な推進」、「学内の理解、 支援的な風土」、「その分野での過去の実績、成果」の少 なくともひとつ、存続に際して「トップマネジメントの 積極的な推進」、「センターに不利に働く評価の回避」、「セ ンターの活動を正当化できる圧倒的な成果」の少なくと もひとつが必要であるというものである。 ミドルマネジメントは、実際に行われている活動に大 学戦略上の意味を付与し、トップマネジメントを説得し て資源を獲得したり、既存の構造的コンテクストに基づ く評価を回避したりすることによって存続のための条件 を整備するという機能を担う。逆にトップマネジメント の影響力が強く、自律的戦略行動を拘束するとき、戦略 的コンテクストの形成は弱まり、所期の成果が上がらな かったなどの理由でトップマネジメントの後ろ盾を失う ことにより、新規事業は危機に瀕することになる。 第五章 研究組織の設立と廃止に関する事例分析 ―「アジア総合政策センター」の設立と廃止 を事例として 第五章では、総長の発案により学内資源が投入された 「アジア総合政策センター」を対象として研究組織の設 置と廃止に関する事例分析を行った。第一節ではセンタ ーの設立審議過程を分析した。事例センターは総長の分 野指定に基づいて設置された「戦略的教育研究拠点」と 呼ばれる5センターのうちのひとつである。センター設 置計画書は全学の運営に関わる重要議案を審議する「企 画専門委員会」で3回審議されており、5センターの中 で最も多く修正が加えられた。公式、非公式の場の双方 で、トップマネジメントの「『政策提言』を中心としたセ ンター」という構想と、当初計画されていた「『現代文化 研究』を行うセンター」という構想の擦りあわせが行わ れ、実現可能性に関する検証が行われないまま「政策提 言」を打ち出した設置計画へと変更が重ねられた。国際 交流担当理事を中心とするセンター企画関係者たちの間 では、設置計画書はあくまで書面レベルでの変更であり、 実際の活動は人事などを通して柔軟に変更できるものと 考えられていた。 第二節ではセンターの活動に関して考察した。人事に ともなって二度行われた計画変更は、総長、企画専門委 員に負の心証をもたらした。なかでも、複担教員の構成 変更は実質的に不承認となり、センターの活動に制約が もたらされた。教員の着任も遅くなり、センターの教員 が全員揃ったのは設置後1年以上経過してからであった。 また、センター教員の出版物を参照し、センターの活 動の構築が実質的に専任教員にゆだねられたことで、共 同研究テーマの選定などで困難があったことを明らかに 企業コンテクスト 戦略行動 自律的戦略 行動 誘導された 戦略行動 戦略的 コンテクスト 全社戦略の コンセプト 構造的 コンテクスト ミドルと トップの 相互作用 新規戦略形成プロセス 既存戦略強化プロセス

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4 した。これを裏付けるた め、所属学会の重なりに よるネットワーク図を描 き、専任教員の専門分野 が異なっていたこと、教 員の転出で専門分野の重 なりがさらに減少したことを視覚化し、多様な主体の参 画による多様な活動の可能が開かれたことを示した。こ のような環境を反映して、センターは学内アジア研究の とりまとめや公開講座の運営など、「モード2」の備える 要素を多く含んだ活動を主体としていた。しかし、この ような活動は評価されず、事前計画に沿った研究の進捗 や競争的資金獲得を指標とした評価により、設置後三年 目には廃止が実質的に決定することとなった。トップマ ネジメントの強い意向に合わせる形で設置されたセンタ ーであったため、国際交流担当理事を中心としたミドル マネジメントによる戦略的コンテクストの描出が弱かっ たことがその後の機能不全を招き、廃止の決定に影響を 与えた。すなわち、設置当初の計画変更によりトップマ ネジメントの積極的な推進姿勢を失い、センターに不利 な評価を回避できず、実績を上げるための基盤形成が遅 れていたため、存続条件を満たせなかったと分析できる。 第 三節で は、セン ターの 廃止 過程に ついて考 察した 。 センターの活動は、廃止決定の前年から専任教員を中核 として多様な主体と連携を図る学際的日中韓共同研究や 労働力の国際的移動研究へと再構築され、学内の評価委 員の評価と活動実態の間に差が生じていた。最終年度の 競争的資金獲得額の大幅な伸びがそれを示している。セ ンターの活動に伴う実績が上がり始めたことを受けて、 新しい国際交流担当理事と副学長による新総長との交渉 が行われた。その具体的内容は、実質的に事例組織の活 動を引き継ぐ「アジア地域連携研究センター」を立ち上 げ、事例組織の重点プロジェクトを引き続き実施すると いうものであった。すなわち、事例組織において専任教 員を中核として開始されたセンターの重点プロジェクト に大学戦略上の意味を与え、存続条件のうちの「トップ マネジメントの積極的な推進」を獲得するという行動で あったといえる。しかしながら、総長の同意を得ること はできず、センターは廃止に至ることとなった。 大 学 戦 略 に 組 織 の 活 動 を位 置 づ け な が ら も 説 得 が 成 功しなかった背景には、大学戦略上の重点の変化がある と考えられた。それを裏付けるために、企画専門委員会 議事要旨での「アジア」という単語の出現回数を調査し た。その結果、新総長下での単語出現数は大きく減少し ており、大学の将来構想を審議する上で「アジア」とい う語にほとんど触れられていないことが明らかとなった。 そのため、センターを効果的に大学戦略へ位置づけるこ とができず、この交渉が失敗に終わったと分析した。 終章 本研究の成果と課題 終章においては本研究を総括し、成果と課題について 述べた。成果の一点目として、センター組織の設立、廃 止に際して政治的過程が存在し、それを担うミドルマネ ジメントの重要性を明らかにした点を挙げた。ミドルマ ネジメントには、センターの活動に大学戦略に整合的な 意味を付与することによって資源を獲得する機能、既存 の基準による評価を回避しながら、設立されたセンター を育成する機能の二点が存在する。二点目に、法人化に より経営体化した国立大学においては、トップによる経 営戦略の修正により、実際に組織が淘汰されることを明 らかにした点が挙げられる。多様な干渉を受ける学際的 研究センターはこのような位置となりやすいと考えられ、 その存立基盤は脆弱である。 ま た、課題としては、本枠組みの応 用可能性の検証 、 事務局ならびにトップマネジメントの視点からの検証が 残されている。さらに、分析の際に採用した暗黙的な仮 説についても検討の余地がある。 3.主要参考文献

1.Burgelman, R. A. (2002) “Strategy as vector and the inertia of coevolutionary lock-in. ” Administrative Science Quarterly, 47, pp.325-357(邦 訳「ベクトルとしての戦略と共進化的ロックインの 慣性」青島矢一、黒田光太郎、志賀敏宏、田辺孝二、 出川通、和賀三和子日本語訳監修、岡真由美、斉藤 裕一、櫻井祐子、中川泉、山本章子翻訳『技術のイ ノベーションの戦略的マネジメント』翔泳社、2007 年、pp.618-644) 2.マイケル・ギボンズ編著、小林信一監訳『現代社会 と知の創造―モード論とは何か』丸善、1997 年、原 著1994 年。

3.Klein, J. T. (2010) Creating Interdisciplinary Campus Cultures, Jossey-Bass, San Francisco.

4.大 場淳 「学際性の進展とその影響 」『大学研究 』第 19 号、1999 年、pp.181-199。 5.大場淳、小貫有紀子「部局を超えた組織の構築と学 生の参加」『大学の組織変容に関する調査研究』COE 研究シリーズ 27、2007 年、pp.65-78。 6.山田圭一、塚原修一編著『科学研究のライフサイク ル』東京大学出版会、1986 年。 P01F P02F P03F P04F P05F P07 P08 P09 P12 P14 P15 P16 P17 P18 P19 P24 P26E P27M P29M P30 P31 P32 P33 P35 P36 P37 P38

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