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ヘルスプロモーションに関与する要因についての大学新入生の意識

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Academic year: 2021

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(1)

ヘルスプロモーションに関与する要因についての大学新入生の意識

服部恒明*・高岡 雅**・東海林純子**・河野千枝**・渡部木綿子**

(1998年10月6日受理)

Recognition of University Freshmen on Factors related to the Health Promotion

Komei HATroRI*,Masa TAKAoKA**,Jyunko ToKAIRIN**,Chie KoHNo**and Yuko WATANABE**

(Received October 6,1998)

はじめに

大学生の健康に関しては飯島ら(1991)が短大生女子を対象に生活習慣と身体的ならびに精神的 健康度との関連性について検討している。伊藤(1995)は,大学生が自己の健康の保持増進を目的

に考える健康モデルのタイプは多様であって,Blum, H.L.やDever, GEA.によって提唱された健康 モデルの考え方を単純に当てはめることはできないことを報告している。さらに,高倉ら(1995)は 大学生の生活の満足度に着目し,その実態を調査し,生活満足度尺度の構成を試みている。Bellocと Breslow(1971)によると,身体的な健康状態は7つの日常的健康習慣;つまり規則正しい食事,快適

な睡眠,ほぼ平均的な体重,運動,喫煙しないこと,過度の飲酒と特に関係しているという。すな

わち,健康の推進のためには,広範な条件が満たされる必要がある。

しかし,それらの要因の中で,どのようなものが健康に強く関与しているかは,個々人によって 異なることも考えられる。健康であるという評価も,経験的実在物として人の認識の中に位置する

ものであり,個人差のあることが予想される。同様に,自己の健康を推進するのに重要と感じる要

因は,年齢や社会的条件などの影響を受けながら個人による差異が認められるであろう。

本研究では,生涯の中で生理的適応性が最も高い青年期にあたる大学生が,どのような要因を自 己の健康の推進に寄与していると考えているか(認識)について検討する。とりわけ組織的に健康 教育を受講したことのない大学一年次生は,健康科学が対象としている事柄自体を,かならずしも

「健康関連領域」として受け止めていない可能性もある。そのような場合には,学習者は教材として

利用されるさまざまな科学的成果と健康との連関性を実感しないままに形式的な学習をすることに なり,そのような状態では十分な学習効果は期待できないことになる。そこで,学生が健康的生活 をおくるうえで,どのようなことを大切と考えているかを知り,その理解の上で健康関連要因につ いての科学的集積と知識を健康教育の教材として有効活用する工夫が必要となる。すなわち,健康

*茨城大学教育学部保健体育講座(〒310−8512水戸市文京2−1)

**茨城大学大学院教育学研究科養護教育専攻

(2)

教育を効果的に進めるうえで,大学生がヘルスプロモーションに関与していると認識している要因

の構造について検討することが本研究のねらいである。

対象と方法 質問紙の作成

大学生の健康に関与する要因の意識構造を調べるために,質問紙調査を無記名方式で行った。解 答時間が15分程度という条件から,質問形態や項目が検討された。質問項目の抽出に際しては,WHO

によって構成されている健康の要素概念である,身体的側面(physical),精神的側面(menta1),社会 的側面(social)の3本柱を考慮に入れながら,大学生の生活に直接関連性が大きいと思われる40項目

を定めた。この3本柱は太田(1994)の健康モデルでは個人,ライフスタイル,社会システムの3レ ベルとして表現されている。いずれにしても個人とそれを規定するライフスタイルおよびその周縁 にある社会,環境などの3層性のモデルが一般的であると思われる。

調査対象,方法と時期

調査は,1997年ll月中旬に,茨城大学の学生を対象として実施した。大学の正規の授業時間を利用 し,大学講堂内で検者の説明のもとに行った。特定の時間に特定の必修科目(健康スポーツ科目)を

履修している1年生を対象とし,男子179名,女子73名,合計252名から解答を得た。分析に際して運 動部への参加の有無などは考慮していないが,すべての学生が健康スポーツ科目(体育実技)への

出席率が75%以上のものであり,健常な大学生であると判断された。

分析方法

まず40の質問項目ごとに,5とても大切,4やや大切,3どちらともいえない,2あまり大切で ない,1全く大切でない,の回答肢の出現度数を求めた。つぎに回答内容を単純化するために,5の

とても大切と4のやや大切を統合し「大切と思う」ものとして再編し,その合計度数と出現率を算出 した。つぎに,「大切と思う」と解答したものの出現率が50%を越える項目,すなわち半数以上の大

学生が健康の推進にとって大切と思っている項目を抽出し,それらについて因子分析を実施し,各

項目をより包括的な概念に要約することを試みた。

結果

表1に40の質問項目について,男女大学生が健康的な生活をおくるたあに大切と考える度数と出現 頻度が,また図1には出現頻度のグラフが示してある。グラフから女子の出現頻度がおおむね男子を 凌いでいるが,男女の回答傾向が近似していることが読み取れる。高頻度のものをみると,規則正

しい生活や食事,十分な睡眠,栄養を考えた食事が男女共通に90%を越え,上位を占めている。次

に運動の習慣,充実した生活など,大学生の日々の生活習慣に関するものが,続いている。その中

で時間的なゆとり,生きるエネルギー,夢がある,の精神的なものが上位にあることは注目に値す

(3)

る。また,大学の健康診断体育やスポーツ実技の授業,保健センターがあることなど,身近な制 度や施設も健康推進にとって大切なものと受け止めている。一方,健康教育など,言葉によるメッ

セージに関する項目は,おおむね出現頻度は小さい。

表1「健康的な生活」をおくるために大切と解答した男女の人数(n)と割合(%)

男子(F179) 女子(n=73) 合計(n=252)

n    %    n    %    n    %

性差 Q30規則正しい生活や食事       171  95.5  71  97.3  242  96.0

Q2 十分な睡眠       169  94.4  72  9&6  241  956

Q4 栄養を考えた食事         167  93。3  72  98.6  239  94.8

Q23運動の習慣       161  89.9  69  94.5  230  91.3 Q39充実した生活       160  8a4  69  945  229  90.9

Q14手洗いなど体を清潔にする     158  88.3  70  95.9  228  9α5 Q31 ストレスの少ない生活       155  8a6  70  95.9  225  89.3  * Q1 タバコを吸わない      152  849   70  959  222  8&1  **

Q22 時間的なゆとり      155  86.6  66  9α4  221  877 Ql9生きるエネルギー         155  86.6  61  83.6  216  85.7 Q21深酒をしない       148  82.7  66  9α4  214  84.9

Q17集中できる趣味があること     146  81.6  64  877  210  83.3

Q40 i夢がある      145  81。0   58  79.5   203  80.6

Ql8大学の健康診断      136  76、0  64  877  200  794  *

Q32 医療費の備えがあること      140  78.2   60  822  200  79.4 Q7 肥満防止に対して気をつける    132  74.2  66  9α4  198  78.9 **

Q28友達と会話をする         138  77.1  56  76・7  194  770

Q6 一緒に運動をする仲間       135  754   55  75.3  190  75.4

Q25体育やスポーッ実技の授業     122  6&2  61  836  183  72.6  *

Ql2保健センターがあること      121  67.6  59  8α8  180  71.4  * Q24 くよくよしないこと      123  6&7   51  69.9   174  690

QIO家族と仲良くする         115  642  56  76.7  171  679

Q3 経済的なゆとり         125  698  44  6α3  169  671 Q37持って生れた丈夫なからだ     111  620  57  792  168  6a9 **

Q20持久力があること         117  654  49  671  166  65.9

Q34 食品の添加物に気をつける     105  59.0  56  76,7  161  64.1 **

Qll キャンパスの環境         ll4  63.7  45  61.6  159  63.1 Q27 エイズなど健康についての講演会   97  54.2  48  658  145  57.5

Q5 身近に運動をする設備がある     99  556  39  534  138  550 Q26健康に関する講座         90  5α3  39  53.4  129  51.2 Ql6遊びに対する親の理解       83  4a4  39  5a4  122  48.4

Q33健康がテーマのテレビ番組      71  39.7  44  6α3  115  45.6 **

Q38高校までの保健の教育       77  43。0  38  521  115  456 Q9 旅行にゆく      82  458  30  41.1  112  444

Ql3健康がテーマの講義        75  41.9  33  45。2  108  42.9

Q36恋人がいること      86  48.0  20  274  106  42.1 **

Q8 友達と酒を飲む      74  41.3   12  1a4  86  34.1 **

Q35保健所の広報活動         59  33.0  26  356  85  33.7

Ql5 レクレーションのプログラムサービス   45  25.1   20  278   65  259 Q29 ガーデニングをすること       42  24。O   l3  18.1   55  22.3

*  p<0.05  **p<α01

(4)

100

90

口男子

80

■女子

70

60

50

40

τ

O QQQqqQqQQqqqqqQqqQQqqQQqqqqqqqqqQqQqqqqq

3 2 4 2 3 1 3 1 2 1 2 1 4 1 3 7 2 6 2 1 2 1 3 3 2 3 1 2 5 2 1 3 3 9 1 3 8 3 1 2 0     3 9 4 1   2 9 1 7 0 8 2   8   5 2 4 0   7 0 4 1 7   6 6 3 8   3 6   5 5 9

図1 「健康的な生活」をおくるために大切と解答した男女の割合(%)(表1より)

出現頻度に有意な性差が認められた項目は11あり,そのうち男女合計での出現頻度が50%以上の

8項目は,すべて女子が男子より高頻度になっている。それらは,ストレスのない生活,タバコを吸

わない,大学の健康診断,肥満防止に対し気をつける,体育やスポーツ実技の授業,持って生まれ た丈夫なからだ,食品の添加物に気をつける である。頻度は高くないが,男子が女子よりも出現

率が高い2項目は,恋人がいること,友達と酒を飲む であった。善福ら(1997)は,大学生におい

て女子は男子に比べ喫煙や飲酒の頻度が有意に少なく,逆に男子は女子に比べ間食が少ないこ 報告しており,このようなライフスタイルにみられる性差が,男女の意識の違いと関連していると

思われる。

つぎに合計出現頻度が50%以上の30項目について因子分析を実施した。男女の出現頻度の順位は

極めて近似し,Spearmanの順位相関係数は0.93を示し有意であった。すなわち男女の基本的傾向に

は大きな違いはないと判断されたので,分析は男女を合わせ実施した。因子分析は統計ソフト

view 4.5によって行い,主因子法を適用した。抽出された因子にバリマックス法による回転をほどこ すことで因子の解釈を容易にした。因子数は75%分散法の原則によって決定された。その結果,

2のように15の因子が抽出された。表2には因子負荷量が0.3以上のものがのせてある(小数点は省い てある)。これらの15因子は表3のように解釈された。なお各因子の固有値の大きさは表1の出現率と 連関するものではないので,15の因子は男女大学生が健康を推進するうえで大切な要因と考えている

項目の順位なしの要約と考えられる。これらの15因子は,個人(主体)レベル,ライフスタイルレ

ベル,環境レベルの枠組みに適合させると,表4のようにまとめられる。すなわち,本調査では個人

レベルとして4要因(生きがい,丈夫なからだ,気力と体力,ゆとり),ライフスタイルレベルとし て8要因(運動,食事,規則あるストレスの少ない生活,睡眠,喫煙と飲酒,病気予防の習慣,

防止,会話),環境レベルとして3要因(家族関係やキャンパスの条件,健康に関する講座・講演,

育・スポーツ実技)が,分類された。

(5)

表2 「健康的な生活」をおくるために50%以上の学生が大切と考える項目の因子分析結果

因子

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  11  12  13  14  15

Q5 身近に運動をする施設がある    75

Q6 一緒に運動をする仲間       73

Q23 運動の習慣      45

Q26 健康に関する講座      82

Q27 エイズなど健康についての講演会     77

Q34食品の添加物に気をつける       43

Q31ストレスの少ない生活       81

Q30規則正しい生活や食事      44

Q40 夢がある      77

Q17 集中できる趣味があること      66

Q22 時間的なゆとり       74

Q32 医療費の備えがあること      54

Q3 経済的なゆとり      47

Q24 くよくよしないこと       46

Q37持って生れた丈夫なからだ      87

・  Q39充実した生活       61

Q10家族と仲良くする      63

Q11キャンパスの環境      62

Q12保健センターがあること       61

Q21深酒をしない      82

Q1 タバコを吸わない      53

Q19生きるエネルギー      75

Q20持久力があること       42

Q2 十分な睡眠       94

Q7 肥満防止に対して気をつける       76

Ql4手洗いなど体を清潔にする       79

Q18大学の健康診断      32       34      40

Q25体育やスポーッ実技の授業       31       65

Q4 栄養を考えた食事      72

Q28友達と会話をする       72

個有値      6.73a311.811.561.42 L 231.101.060.96 q 880.870.820.770.750.73 変動率       22.47.76,0 5。24.7 4.13.73.5 3.2 2.92.9 2.72.6 2.5a4 因子負荷量が0.3以上のものを記載。小数点は省略

また健康的な生活をおくるために大切と考えない項目を,3つの枠組みに対応させると,ライフス タイルレベルに3項目,環境レベルに7項目があてはまることがわかる。大学生は表5に示されたよう な,「身近かな環境」の一部を除いては,健康に関する情報などの環境要因を,ヘルスプロモーショ ンにとって大切であるとする意識は希薄であることがわかる。

(6)

表3大学生が「健康的な生活」をおくるために大切と考える因子 因子      解釈

因子1     運動

因子2     健康に関する講座・講演 因子3     規則あるストレスの少ない生活 因子4     生きがい

因子5     ゆとり 因子6     丈夫なからだ

因子7     家族関係やキャンパスの条件 因子8     禁煙と深酒防止

因子9     気力と体力 因子10     睡眠 因子11     肥満防止 因子12     病気の予防の習慣 因子13     体育・スポーツ実技 因子14     食事

因子15    会話

表4各因子の個人,ライフスタイル,環境 の枠組みへの適合

個人 生きがい 丈夫なからだ 気力と体力

ゆとり

ライフスタイル 運動 食事

規則あるストレスの少ない生活 睡眠

喫煙と飲酒 病気の予防と習慣 肥満防止 会話

環境

家族関係やキャンパスの条件 健康に関する講座・講演 体育・スポーツ実技

(7)

表5「健康的な生活」をおくるために大切と 考えない項目の枠組み

個人

ライフスタイル

旅行にゆく

友達と酒を飲む ガーデニングをすること

環境

遊びに対する親の理解 健康がテーマのテレビ番組 高校までの保健の教育 恋人がいること 保健所の広報活動

レクレーションのプログラムサービス

考察

大学生が健康推進のために大切と考える項目の上位は規則的な生活,栄養や食事,睡眠,運動な

ど,生活に密着する基本的な項目であった。すなわち,男女ともライフスタイルレベルの要因が,つ よく認識されている。その他も含めライフスタイルレベルの8要因はいずれも健康関連要因として,

一般的に重視されているものであって,大学生の認識の堅実性が窺える。しかし実生活では,大学

生の健康状況をみると,ライフスタイルに問題点が極めて多いことが指摘されており(川崎,1996),

認識のレベルと実生活との乖離が推測される。

主体レベルの要因として抽出された「生きがい」は質問項目としては「集中できる趣味があるこ

と」,「夢がある」に対応するもので,およそ80%の出現頻度を示すものである。精神的よりどころ

となるものを持つことが健康にとって重要であるという認識が大学生において高いことは,注目に

値する。さらに主体レベルのものとして「丈夫なからだ」「気力と体力」と身体的素因に依存する要 因が抽出されたことは当然といえるだろう。さらに「ゆとり」とは「時間的なゆとり」「医療費の備 えがあること」「くよくよしないこと」「経済的なゆとり」に対応しており,時間的,経済的,精神

的なゆとりであって,これらが一つの要因として抽出されたことは大学生がさまざまな内容の異な

る「ゆとり」を一義的に捉えていることを意味しており興味深い。

一方,環境レベルの要因としては,「身近な環境条件」があげられる。これは抽出因子の「良好な

(8)

家庭関係やキャンパスの条件」および「体育・スポーツ実技」に対応する。体育実技が大切である という認識は大学卒業後にまで及ぶものであることが西田ら(1996)によって報告されている。さ

らに「エイズなど健康についての講演会」「健康に関する講座」の項目からなる「健康に関する講座・

講演」があげられる。これらは57.5,51.5%の出現頻度で,大切と認識される程度は比較的小さいも のである。

つぎに健康的な生活をおくるために大切であると考えない項目の中には,「健康がテーマのテレビ 番組」「高校までの保健の授業」「健康がテーマの講義」などの環境レベルの項目が含まれている。す

なわち学校教育や健康関連の報道プログラムについては,大学生は健康を推進するうえで大切であ

るという認識をあまり持っていないことを意味する。今回の調査対象である大学1年生は,「大学で

の健康科学の講義」は未履修者であることから,回答結果は「大学の講義」への期待の低さを表す

ものと解される。この事実は,健康教育を実施するうえで,考慮しなければならない重要なことで あろう。環境レベルの要因は,ヘルスプロモーションの中で生活に直結している環境づくりの側面

に対応しており(島内,1995),健康づくりの政策が関与するものとして,今回抽出された以外にも

多岐にわたる要因が考えられる。しかし,大学生にとっては,彼等を取り巻くそのような広範な要 因を健康を推進するものと認識しにくいことが推察され,ヘルスプロモーションの教育においては

このような状況について考慮する必要があるだろう。

要約

男女大学生252名を対象に,「健康的な生活」をおくるために大切か否かについて40項目の質問紙

調査を実施した。女子は男子より,多くの項目で高頻度で「大切と思う」と回答したが,項目間で の回答傾向の性差は顕著ではなく,大学生が認識しているヘルスプロモーションに関係する要因は

男女で共通する傾向がみられた。

因子分析の結果,健康的な生活をおくるために大切と考える15の因子が抽出された。それらは,個 人レベルのものとして,4要因(生きがい,丈夫なからだ,気力と体力,ゆとり),ライフスタイル

レベルとして8要因(運動,食事,規則あるストレスの少ない生活,睡眠,喫煙と飲酒,病気予防の 習慣,肥満防止,会話),環境レベルとして3要因(家族関係やキャンパスの条件,健康に関する講 座・講演,体育・スポーツ実技)が,分類された。

大学生の健康関連項目に関する認識は,実生活と連携しているとは限らないものの,おおむね一 般性のある回答で堅実なものである。しかし,日常生活との直接連関が実感しにくい環境レベルの

要因については,認識のレベルは低かった。

引用文献

Belloc, N B. and Breslow, L:Relationship of physical health status and health practice&Preventive Medicine 1:

409−421.1972

(9)

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伊藤武樹:健康モデルの考え方に影響を及ぼす要因の分析 一男子大学生の場合一,学校保健研究,37:

423−436.1995

太田壽城:健康文化創造のためのアプローチ,公衆衛生,58:315−318,1994

川崎晃一:身体面を中心とした大学生の健康状況,学校保健研究,38:11娼120,1996

西田弘之,米田勝朗,竹本康史,石川淑人,関 巌,武藤紀久,中神勝:大学卒業生の健康・体力・ライフ スタイルと大学体育教育の基礎的検討 一公立単科大学卒業生を対象として一,学校保健研究,38:3牛4Z 1996

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高倉実,新屋信雄,平良一彦:大学生のQuality of Lifeと精神的健康について 一生活満足度尺度の試作一,

学校保健研究,37:414−422,1995

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325−332.1997

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