鋼中のガス含有量におよぼす各種脱酸剤の影響
菊
田
光
男*
木
村
伸**
TheE鮎ctiveVariousOxygenRemovingAgentsontheGas
Contentin
Steel
ByMitsuoKikutaandShinKimura YasugiWorks,Hitachi,Ltd・The gas content
Anditis wellknown
efEect on the various
Abstract
in steelis mainly governedbythesteelrefiningmethod・
that this gas content,eSPeCially oxygen・has a serious properties ofiron andsteel・Forthisreason,numerOuS
studieshave been made concernlng OXygen remOVing agents since quitelong
agO.
examinetheeffectofvariousoxygenremovlngagentS On PrOPerties of carbon steel.Three typesof
oxygenremovingagents,i・e・,Al,Si,andMnwereused
forblowlngVarioustypesof
carbonsteeldifferinglnCarbontontent・Then
thegascontentwasanalysedtostudytherelationbetweentheoxygenremovlngagentandtheremalnlnggaSCOntent・Theresultswereexaminedstatistically・ Astheresult,inrespecttoSiandMn,themutualefEectbetweentheseoxygen
removing agents could not be observed;・but the repaining gas content was
loweredin the case oftheAlagent.Itwasalsoobservedthattheoxyencan
be forced out most easily from the specimen that has been applied oxygen
removlngby Mnfrom the gasforce-Out CurVe・
This proves that Alis the most effective of the above three;that this oxygenexistsasoxidesofeachoxygenremovlngagentelement;andthatitis
reducedtoitselementandforcedoutin ratio to the relative di丘culty of the
decompositionof the oxide・
Thisreportdealswithapartoftheresearchesconductedbythewritersto
〔Ⅰ〕緒
言
鉄鋼中の含有ガス量は原材料にもよるが, 錬法のいかんにより左右されるものであり, のガスは 主として和 またこれら 綱上の重大なる関係国子となっている。持に 酸素は鋼質に大なる影響をもたらすため,これが脱酸 に関しては古くから冶金学上より種々検討が加えられて おり,熔鋼中の酸素の挙動,種々の脱酸 についてかな り広範囲にわたって研究されているが,異なる製鋼条件 のもとでは従 の知見が常に適用できるとはかぎらず, さらに同一鋼桂に対し脱酸法を変えた場合の鋼質におよ ぼす影響に関してはまとまった研究がなされていないよ うである。 *** 日立製作所安来工場 本報丁汗よ炭素鋼の銅窒引・こおよぼす各種脱酸剤の影響に っいて,脱酸剤あるいは炭素含有量を柾々変えて吹製し た試料を真空熔融法によってガス分析し,ガス含有量と の関係を検討したものである。 以下にその詳細をのべる。〔ⅠⅠ〕試
料
熔解用原料鉄は.!誌上木炭銑のみを用い5tェル←式電 気炉により酸化精陳を行い,高炭素鋼を吹製して,抑揚 顛400kg鋼塊より適当に圧延切断したものを用いた。 なおこの原鉄は出鋼温度や」高く,かつ十分鎮静を行つ ていない。これをさらに50kg高 波電気炉で再熔解し 炭素量の調整には電磁軟鉄および木炭銑を用い,出鋼前 の脱酸剤としてAl脱酸には金属アル ニウムを,Si脱第1表 試 料 の 化 学 成 分 Tablel・ChemicalComposition of Specimens 酸にはフェロシリコンおよびカルシウムシリサイドを, またMn脱酸にはフェロマンガンおよび電解マンガンを それぞれ十分鎮静するまで投入した。ただしMn睨酸の 場合は鎮静不十分でマンガン投入量が増加し過剰となる 傾向にあったので,カルシウムシリサイドを補助的に用 いた。またAl脱酸の場合成分調整のため電解マンガン を少量加えてある。 これらの熔鋼を10kg鋼現に鋳造し12mm裾こ鍛伸 圧延して,これより旋盤加工によって8mm丸×8mm l、 摘l出 -●、 用材 、 、 第1図 抽出ガス量と抽H温度との関係
Fig.1.Relation between Extracted Gas
and Extracting Temperature
に仕上げて分析試料とした。 いま以上の試、ド:】・の化学成分をホすと,第l表のごとく であろへ
〔ⅠⅠⅠ〕試 験
の方
法
前述のご土く,悦酸剤および炭素量を変えて吹製した 各試料を圧延鍛伸し旋盤加工により 8mm丸×8mmと し,これを研磨しベンゾールで沈潜後重量を測定して真 空熔融法こよるガス分析装置(1)に装入し,1,5000Cにて 頁空熔解してガスを抽出分析した。なお各試料のうち CA-3,CSL3およびCⅣト3はそれぞれ同一試料で抽出 温度を920CC,1,3000C,1,4000Cおよび1,5000Cと 4段階に変えて順次ガスを抽出し,それぞれの温度にお けるガスを分析して抽出温度とガス抽出量との関係をも 土めた。 また同試料をガス分析値と比較するために温硝酸法に よって残法分析を行った。〔ⅠⅤ〕実
験
結
果
前述の実験方法にしたがって各試料をガス分析した結 果をのべると,第2表∼第4襲および第1図∼弟3国の ご土くである。 第2表は各試料を1,5000Cにて真空熔解してガス分析 を行った結呆であり,各試料の分析値,特に酸素量には 相当のノ〈ラッキがあるが,平均値よりみて水素,窒素は Jちまり差異をみとめないが,酸素ではAl睨酸によるも J)が一番低いように思われる。 第3表は3種の,脱酸剤を異にした試料より炭素量の鋼中の
ガス含有量におよぼす各種脱酸剤の影響
第2 表 ガ ス 分 析 結 果 Table2・Results of Gas Analysis
CS(Si脱 E要) Total C.C./100g ⅠⅠ%10% N% CM 1 10.67
…;;::;
4 璽1.57 第 3 表 Table3. 12.46 12.42 14.55 13.85 13.39 0.00012 0.002710.00920・00015lO・0033
8 9 八U O O O O.〇. 6 8 <U (U 爪U 0.0089 ・‖. 1 .28 1 .36 1 7 4 .59 1 16.77 14.03 14.59 14.22 14.11 14.90 17.10 15.11 抽出ガス景と■摘出温度との関係Relation between Extracted Gas
and Extracting Temperature
\\_\抽出温度
試料\\」モ
r TotalGas l(c.c./100g) CA-3 CS13 CM-3 H(%) 0(%) N(%) TotalGas (c.cノ100g) H(%) 0(%) N(%) 920 2.51 0.00017 0.0004 0.0001 2.15 0.00015 0.0003 0,0001 TotalGas 弓 (c.cノ100g) H(%) 0(%) N(%) 2.89 0.00015 0.0006 0.0005 1,300 8.87 0.00017 0.0018 0.0056 10.35 0.00015 0.0025 0.0065 11.89 0.00015 0.0040 0.0058 1,400 12.33 0.00017 0.0029 0.0080 13.05 0.00015 0.0083 0.0083 14.63 0.00015 0.0051 0.0073 1.500 14.55 0.00017 0.0038 0.0092 14.59 0.00015 0.0041 0.0090 16.03 0.00015 0.0057 0.0080 第2因抽出ガス量と抽出温厚との関係
Fig.2.Relation between Extracted Gas
and Extracting Temperature
0.00015 0.00011 0.00015 0.00012 0.00013 0.00012 0.00014 0.0056 0.0043 0.0041 0.0043 0.0046 0.0049 0.0058
仇00013】0・0048
0.0091!0,60 0.0085 0.0090 0.0086 0.0078 0,0084 0.0093 0‥087 0.93 1.12 1.55 1.98 2.19 S a G ta O T c.c./′100g 16.48 14.98 16.03 14.83 15.26 16.09 (Mn脱 巨弾)ii㌃ 「
扁
0.00016 0.0060 1 0.00012 0.0049::::::…書:二::≡;
0.00012 0.00015 15.52 10.00014 0.0051 0,0054 0.0079 d.0085 0.0け80 0.0079 0.0085 0.0086 0.005310.0082 第 4 表 残 漆 分 析 結 果Table4.Results ofInclusion AnalysIS
比較的同程度の訊胴No.3をそれぞれ1箇ずつとり,同 一試料において抽出温度をかえ9200C,1,3000C,1,400
らCおよび1,5000Cと4段階に分別抽出して分析した結
果で,おのおのその抽出温度以下にて抽出されたガス量 をホすものである。 なおこれらの試料を湿硝酸法によって夏 果が第4衷であって,残遭巾の仝酸素量および残溶小の 主成分の含有率をしめしたものである。 さらに前述畠試料のガス抽肘量と抽出温度との関係を 図示したものが第1図∼第3図であって,この酸素およ (′毒ミコしっ箋\勺、だ へギ.Qさも 忘し≡こ .∵ い 抽 出 う忘痩 け〕 第3図 抽出ガス量と抽出温度との関係Fig.3.Relation between Extracted Gas and Extracting Temperature・
\∵・.∴こ ■ い ぶ‥‥ 〝〝 脚 --、ヽ 抽 出 淫 席 (甘) 第4図 脱酸法を異にする試料の抽出酸素量と抽 出温度との関係 Fig・4・RelationbetweenExtractedOxygen andI三xtractingTemperat11reOnthe
Specimens which differinDeoxidiz-ing Methods
び窒素の抽出量を悦酸剤によって比較したものを示す
と,第J図および第5図のごとくである。 これらから各試料のガスほその試料の熔解することに よって抽出量が急増し,1,5000Cではまだ抽出が完全で はない。これはおもに酸素の抽出不十分によるもので, 特にAl脱酸のものにこの傾向大であり,SiあるいはMn脱酸のものは低温で抽出されやすく,かつ酸素量が
多い。しかし窒素については1,500∼1,6000Cで完全に 抽出されるようであり,かつ脱酸剤による差異はみとめ られない。〔Ⅴ〕考
察
以上の実験結果より (1)まず脱酸剤を異にした,炭素量1%程度の試料 について抽出温度と抽出ガス量との関係を表わす抽出曲 線について検討すると(第1図∼貰5図参照),いずれの試料も熔融することによって抽出ガス量が急増してお
り,1,500ロC においてもなお抽出量は増加の傾向にあり,水素については9200Cで完全に抽出され,それ以
上の温度でほ抽出されていない(2)。また窒素についても 脱酸剤の影響はみとめられず,いずれも同様な傾向を示 しており,その抽出曲線より1,500-1,6000Cでほとん ど抽出されるように思われる。しかるに酸素においては 1,500凸Cの抽出では不十分であり,それ以上の高温抽出 を必要とするが,こ」で興味のあることは,あきらかに 脱酸剤によって,その酸素抽出曲線が異なることであり (第4図参照),Al脱醸したものでは熔融点以上1,5000C まで直線的に増加しているのに反して,SiあるいはMn 「決や篭さ 拙 僻 酬 ヨ 莞 //仇7 わこツ 麒好 抽 出 ■湿 侵 (甘) 第5図 脱酸法を異にする試料の抽出窒素量と 抽出温度との関係Fig.5.RelationbetweenExtractedNitro-gen and Extracting Temperature
On the Specimens whichdifferin Deoxidizing Methods 脱醸したものでは低温で抽出される量が多く,Siの場合 よりMnの場合にこの傾向がよくあらわれている。 すなわち脱酸剤としてMnを用いたものでは低温で酸 素が抽出されやすく,また抽出量も多い。 このことは萌4表の残漆分析の紆 からもあきらかで あるように,酸素がそれぞれの脱酸剤元素の酸化物とな っておもに存在しており,この酸化物,すなわち脱酸生 成物の分解温度に人いに影響されることによるもので, 還元温度の比較的低いMn,ついでSi,高いAl酸化物 の順序にしたがっており,還元温度の高い酸化物ほど, その酸素抽出に高温を要することは勿論である。 (2)つぎに第2表の分析結果より全試料の分析値を みると各ガス量にはバラツキがあり,特に酸素は差が大 きい。 しかしその平均値をみると,各種脱酸剤相互の間には 差異があり酸素はこれが大きいようである。そして脱酸
効果という点からみてAl脱酸を行ったものが最も酸素
量が低くてよく,Si脱酸がこれにつぐようである。 しかしこれらの分析結果はいずれも1,5000Cにおける真空熔融抽出値であり,還元温度の点からいつて,あ
るいはさらに高温で抽出を行った場合,親和力が大きく 分解に高温を要する Al20jなどの酸素が分解抽出され て,逆にAl脱醸を行ったものゝ場合が酸素量が多くなるということも考えられるのであるが,残溶分析の結果
からみてやはりAl脱醸したものが酸素量最も低いとい うことから,ある程度の信相性があると考えられるので, 本研究では1,5000Cにおける分析結果にもとづいて考 察を行い,また精度を高める意味において,さらに多数鋼中のガス含有量におよぼす各種脱酸剤の影響
第 5 表 計 算 櫛 助 表(酸素)
Table5.Assistant Table of Calculation
(0Ⅹygen) の試料について実験を行うことがよいと考えられ,この 試料数の少ないということ」ともに誤差を大きくして, その統計的検討結果に全面的な信楯をよせるのは危険で あると思われるが,いちおうの目安とすべく以下に推計 学によって有意差検定を行い推察の一助とした。 (3)まず直感的に,3稀の脱酸剤相互の問に最も差 異があると思われる酸素量について,はたしてこの相互 の間の平均値の差異が,同一脱醸剤内のバラツキを考慮 したとき,あきらかに差異があると認められるか否かを 検討すべく,第2表の分析値より酸素分析値を抜馨して 第5表の計算補助 検定を行った。 し,これより以 Fに一様性の まず第5弄より各変動を求める土 修了E項CF=r2/ル=199,809/17=11,753 全変動和=箇々の測定値の自乗の総和-Cダ =13,285-11,753=1,532 級間変動和=∑(各組の和の白乗/各組の単位)-Cダ =2,601/4+38,416/7+40,000/6-11,753 =1,052 級内変動和=全豪動和一級問変動和 =1,532-1,052=480 自由度 全 変 動=17-1=16 級問変動=3-1=2 級内変動=17-3=14 これらの を分散分析 、、 ま とめ る と 第`襲のご とくであり,この不偏分散より分散比爪を求めると ダ0=526/34.3=15.3 自由度 乃1=3-1=2, 形3=17-3=14
F芋4(1%)6・51<れ15・3
有意 すなわち上記3種の脱酸剤問の酸素量にはあきらかに 異をみとめる。 つぎにこれらをおのおの2種の脱酸剤間の差異につい て検定してみると,まずAl脱酸のものとSi脱酸した 第 6 表 分 散 分 析 表Table6.Analysis Table of Variance
ものとの間には,第5泰より Al脱醸したものゝ値を玖分析値数を〃としSi脱 醸したものをりその数を〟とおけば 腑=4 .Ⅳ=7 ∑打=51 ∑Ⅴ=196 ∑ぴ2=761 (∑打)2=2,601 (∑y)2=38,416 ∑γ2=5,756 これらより β=Ⅳ∑Ⅳ-〟∑y=7×51-4×196=-427 y=∑打2+∑V2-1/〟(∑打)2-1/Ⅳ(∑y)2 =761+5,756-2,601/4-38,416/7=379 声=〟Ⅳ(〟+Ⅳ)/〟+Ⅳ-2=308/9=34 分散比 爪=β2/γ声=(-427)2/379×34=14・1 日山鹿 乃1=1,富3-=〝+Ⅳ-2=9
ダ014.1>F古(1%)10.5
有意 すなわち差異をみとめ,あきらかにAlで脱醸したも のは酸素量低いということがいえる。 r)ぎに同様にAl脱醸したものとMn脱醸したものに ついても検定した結果,同様あきらかに差異をみとめた(計算省略)。LかしSi脱醸せるものとMn脱醸せるもの
については 〟==7 ∑打=196 ∑y=200 .Ⅳ=6 (∑打)2=38,416 (∑y)2=40,000 ZⅣ2=5,756 ∑y2=6,768 β=〃Z打一〟∑γ=-224 V=∑ぴ2+∑γ甘-1/〝(∑Ⅳ)2-1/Ⅳ(∑Ⅴ)2 =369 声=〟Ⅳ(〃■+Ⅳ)/〟+Ⅳ-2=50 分散比 ダ0=β2/γ声=2.7 自由度 乃l=1 乃2=〝十Ⅳ一2=11ダ∪2.7<ダ壬1(5%)4.84
無意 すなわちこの両者間には酸素量の差異がない(同一脱 酸剤内のバラツキが大きいから)。 以上のことより酸素量はAl脱酸した場合は,Si脱酸, あるいはMn脱醸したものゝ場合と比較して,あきらか があり,かつ酸素量低いことが推察できるが,Si 脱酸とMn脱酸の場合の酸素量には差異がないことが判 明した。すなわち脱酸効果の点からAl脱酸のものが最 もよい。♂/ 、
、、ノ 尉
硬麒 元 素 量(%J
第6図
各種脱酸剤の脱琴平衡比較図
Fig・6・Comparative View ofDeoxidizing Equilibriumon the EachKindsof Deoxidizing Agent いま参考にこれら脱酸別の脱酸平衡比較図を示すと, 第`図のごとくであり(3),これiこよってもAlによるも のが最も酸素含有量低いことが推察できる。 (4)つぎに酸素と比較のため第2表から窒素分析値 を抜草して第7表の計算補助表をつくり,窒素について も有意差検定を行った。 第7衷より Cダ=r2/ル=565 仝変動和=367 扱問変動和=126 扱内変動和=241 自由度 仝変動=17-1=16 級間変動=3-1=2 級内変動=17-3=14 これらにより第8表の分散分析 分散比をもとめると をつくり,これより 爪=3.66 自由度如=2,光2=14 ダー表より ダ雪4(5%)3.74>坑(3.66) となり有意差なし,すなわち窒素量は,これら脱酷刑に よる影響をみとめないことが判明した。 (5)なお本研究は別に当初の目的として〔C〕と〔0〕 との関係を検討すべく考えて試料を作製し'たのである
が,試料数少なく,統計的計算結果よりも両者間の関係
を明確になしえなかった。 〔C〕と〔0〕との平衡関係く・こついては,すでに〔C〕・〔D〕 =一定 というVacherandHamiltonの法則にしたが って〔C〕濃度の増加とともに熔鉄中の〔0〕の濃度ほ減 少してくると考えられており,また他り人々によっても その理論値は明確にされていたが,最近東北大学金属材 料研究所の竹内栄氏(4)は,この理論は酸素,炭素の溶質 原子間に相互作用がないものとして取扱うことによって えられたもので,実際には〔C〕膿度が飽和に近ずくに つれ,この相互エネルギ←が無視しえなくなり,〔C〕・ 第 7 表 計 算 神 助 表(窒素)Table7.Assistant Table・Of Calculation
(Nitrogen) 都 37 単 位 4 47 l14 r=98 7 l 6 二 Ⅳ=17 第 8 表 分 散 分 析 表
Table8.Analysis Table.of Variance
要 因 変憩仁和l白 由藍l不偏分散 63】 17.2 〔0〕=一定 なる関係が成立せず,Cl.6wt∼1.8wt% を柾小値として,それ以上の〔C〕濃度では逆に〔0〕が 増加し ち。が大きいほどこの傾向が大きくなるという ことを統計熱力学的に導出しており,一本研究は以上の埋 論を実験的に 付けるかどうかという点で興味ある問題 として期待していたが,実験の結果バラツキ多く,Si脱 醸した場合わづかiここの傾向がうかがえる程度で(極小 点の炭素量低いが),この問題に関してはさらに多くの試 料で広範1珂の炭素量のものについて実験を行いたいと考 えている。
〔ⅤⅠ〕結
言
以上鋼巾のガス台有量におよぼす各種脱酸法による比 較を行うため,脱酸剤を変えて吹製した試料についてこ れを真空熔融法によるガス分析装置でガス分析を行つ た。すなわち50kg高周波炉において,Al,Siおよび Mnを主とした3挿の脱酸剤によって脱酸し,各種炭素 量の巽った炭素鋼を吹製し,これを1j5000Cにて真空熔融し,ガスを抽出して含有ガス量を分析し,かつ炭素
量1%程度のものについて,脱酸剤が異なる場冶の抽出 ガス量と抽出温度との関係を求めた。 課 .」L ÷中小 の そ ガス量についてはAl脱酸を行ったものが 総括的に最も低く,Si脱酸を行ったものがこれについで いる。これを各ガスについてみると,水素,窒素はほと んど変りないが,酸素は統計的計算によっても,あきら かにAl脱醸したものがSi脱酸あるいはMn脱醸したも のよりも低い傾向を示している。(たゞし1,5000C分析 値),これに対して,Si脱酸とMn脱酸の場合には両者鋼中の
ガ ス含有量にお
間に酸素量の差異ほみとめなかった。 また抽出ガス量と抽「H温度との関係についてみる土, 熔融することによりガス抽出量はいずれも増加し,1,500 0Cでもなお抽出イてぃ分である。これは水素の抽出胱完
全であり,窒素も1,500∼1,600つCでほとんど抽出され
るようであるが,酸素の抽出不十分によるものと推察さ れる。なおこの抽出曲線をみると,窒素杜各種脱酸剤柑 カニの1抑こは がなく,同傾向の曲線を画いているが, 酸素においては脱酸剤間に差異があり,Mn脱酸のものでは酸素残存量最も多く,かつ比較的低温で抽出されや
すいことが特長で,完全抽出温度も Alあるいi・・まSi脱 酸のものよりも低いと考えられる。これl・ま脱酸剤元素に よる脱酸生成物であるところのMnOなど比較帆還元温度の低い酸化物が多いことを意妹するもので為り,-し七
がってAl脱醸によるものでは実験結果においても抽出 量が熔融後1,5000C までほとんど直線的に温度ととも に増加しており,A120.)など化学的親和力人きく還元に 高温を要する酸化物の分解が不「一分であることを示して いる。このことから1,500ロCにおける酸素量は最も低 いが,1,5000C以上Gこおいてなお相±1量の酸素が抽f-1」.ご れる叶能性が人きいことを意味する。 特 許 第203477号よぼす各種脱酸剤の影響
特
許
の しかし この訊胴・の残澹分斬結_果からやはり Al脱酸 によろもの沌酸素の含有量が最も低い伯をしめており, 上記の現象を推測してもなお強制脱酸剤としてAlの幼 黒が最も大きいことを示している。 なおSi悦酸によるものほ酸素量からみても,また抽 出曲拍よりも上記両者のr-い間的な存在をしめしている。 また炭素量を0.5∼2.0%まで柿々変えて,これと酸素 量との関係をもl郎寺に検討したが試料数少なく明純な結 果がえられなかった。 終りにのぞみ本研究は「1立製作所冶金研究所長,小柴 博士の御指導によってなされたものであり,その御厚意 に深甚の謝意を表するとともに,御助言をいたゞいた新 持場上, 巾村両氏に,また 九重氏に衷心より謝 菊軋木村: 菊田,木村: 河合: 二 T㌧ニ ノ冒、 する。 傭 料 試 された 参 考 文 献 日立評論 35,12,126(昭28.12) 日本金属学会第34回講演大会講演 (昭29.4) 鋼理論化苧173(昭21.7)増進堂 竹内:日本金属学会誌Vol.15,No.1,24 (昭26.1)紹
介
小和田 明・家形
秀 夫指向性および無指向性兼用垂直3要素空中線
近時超短波無線の発達にともない割当周波数の増加に よる電波の選択度および通達距離の延長の必要を増大す る一方,固定局周辺のいかなる方向に対しても電波を発 射しまた受信する必要性が生じてきた。本発明はこのよ うな必要性を満足するために指向性垂直八木空中線にお いて反射部,導渡部を柘射郡に対し無影響なる位置に分 離することなく移動せしめることにより簡単に指向性と も無精向ともなしうるもので,指向性空中線として使用 第1図 する場合には第1図に示すように導渡部,反射部をそれ ぞれ直立し指向性を必要とする方向に導渡部,稲射部, 反射部を一致せしめればよく,また無指向性空中線とな す場合には第2図に示すように]安手を回転して導渡部, 反射部を頼射部に対し無影響なる定位置に倒せば套管を 有する稲射部のみが空中線として作用し,垂直套管附無 指向性空中線となり使用することができる。 (高木) 第2図l l し」⊥」 l i l rllll
日立製作所社鼻社外寄稿一覧(昭和30年8月受付分)
寄 稿 先 化 学 工 業 社 電 気 宇 会 日 本規 格 協 会 真空機 器 協 会 家庭電気文化会 オ ー ム 社 日 本熔接 学 会 東京産業安全協会 日本鉄道車輌工業協会 東京産業安全協会 東京産業安全協会 東京産業安全協会 東京産業安全協会東京産業襲全協会
東京産業安全協会 日 本伸 銅 協 会 Digital Computer Laboratory Uni-VerSity ofIllinois 国鉄機関車研究会 農業機械化協会 家庭電気文化会 オ ー ム 社 電 線 工 業 電 線 工 業 A コ5; -、 コ=く 日 本国 有 鉄 道 産業磯 械 協 会 日本科学技術連盟 日本熔接 協 会 日 本貌 絡 協 会 日 本電 気 協 会 電気化 学 協 会 日 本 ゴ ム 協 会 オ ← ム 社 特殊鋼 倶 楽 部 東京産業安全協会 工業化学科写真化学 教 室 高 分 子 学 会 日 本冷 凍 協 会 題 名 電子管式計器 と 化学 工 業へ の 応 用 自動制御系の 図式に よ る 安定判別法 大波小波変動の実例および修正管理限界の応用 重電気機器製造工程における真空技術の応周 移 郵 渦 巻 式 日 立 電 気 洗 濯 磯 他型式の分野に進出する水車について 熔接を中心 と し た車輌設備につい て 匁 物 按 台 留萌鉄道網,液圧二式軸ボギーディーゼル動車 ド レ ッ サ ー 装 置 の 改 善 軸 承 カ バ ← パ フ 研磨 作業 の 改 善 Mg W コ ン ベ ヤ ー 自 動 停 止 装 置 ト ロ 台 車 ス ト ッ パ ー の 改 善 ノ、 ン マ 一 打 ち 練 習 保 護 具 エ プ ロ ン コ ン ベ ヤ ー 自 動 停 止 装 置 労 働 生 Hitachi Electronic their Applicaticas 産 性 の 吟 味Analoy Computers and
印度鉄道WG塾蒸気検閲車 に つい て 農事用モ ート ルの理論 と 取扱の実際 螢 光 灯 を 使 用 し た 家 庭 の 照 明 電 動 機 定 格 プリ ラ ッ シニ/ク∵法に 無 機 絶 縁 金 受 信 管 の 貴 重 冷 凍 乾 孫 子 不 鋳 銅出 力 の 決 め 方 よ る架空電話ケーブル 属 被 ケ ー ブ ル で き る ま で 燥 器 に つ い て と Q C 熔 接 棒 エ 場 親 格 の あ り 方 と そ の作 り 方 国産第1号日立20V50へノ整流子電郵麟式交流電気 機関車について 電 子 顕 微 鏡 の ■● F】 成 ゴ ム の 耐 瓢箪型プラ スチ ック遠隔制御 ケ 引按な ら び に磨製品 の製法 に 応 用 仮 性 - プ ル 、つ い て 災害コストの沿革算定基準中略殊損費について 電 子 顕 微 鎧 写 真 の 話 高 分 子 の 分 子 容 加 算 性 につい て 日 立 電 気 除 湿 磯 に つ い て 執筆者所属 多 賀 工 場 中央研究所 茂 原 工 場 中央研究所 本 社 日 立 工 場 笠 戸 工 場 亀 戸 工 場 亀 戸 本 中央 工 工 場場 社.所 ′笠 戸 工 場 本 社 亀 戸 工 場 亀 戸 工:象 電 線 工 場 絶縁物工場 茂 原 工 場 日 立 工 =象 日 立∴研 究所 日 立 研究 所 茂 原 工 場 本 _ 社 中央研究所 日立電線工場 日立電線工場 安 来 工 場 本 社 中央研究所 中央研究所 栃 木 工 場 井倉浦本 河 沼三 山 陽俊 徳太郎 近 藤 弥太郎 中 島 武 彦 照 沼 英知夫 矢 部 満 大 越 稔 河 合 輝 金 山 俊 雄 管自佐恵鈴皆篠 工福 三沼 藤 弁次郎 子 義 春 藤根木川家蔵島原滴倉 比 鉄 路 秀三郎 千代姑 克 己 満寿次 茂 彦 武俊 兼 清 隆 二 組 谷 栄次郎 藤 原 清 水 岩 上 比企野 沓]卦 高 木 島 /ト 野 渡 辺 宮 城 伊 藤 土 倉 山野井 高 橋 橋 本 小 野 土 倉 河 Fコ ■-確 守 靖 郎 永 以 秀 夫 泰 二 光 成 収 史 朗 健精潔 土 「】 弘 秀 次 勝一郎 弥 雄 」_ご 「T 実 秀 次 勝次郎 博