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夏を楽しもう

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Academic year: 2021

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【特別支援学級:知的障害】

生活単元学習指導案

江田島市立三高小学校 指導者 大脊戸 記代子 1. 日 時 平成○年○月○日(火) 第 5 校時 2. 場 所 ○○学級(知的障害) 3. 学 年 第 3 学年 1 名 4. 単元名 夏を楽しもう 5. 単元設定の理由 ○ 児童観 本学級の児童は,国語の教科書などに出ている文章を上手に音読することができるが,ことばの意 味や内容をとらえることは難しい。同じ事柄を何度も繰り返し経験し,また繰り返しことばに置き換 えることで,生活の中で使えることばとして少しずつ獲得できるようになってきている。 本児にとっては,自分の見たこと経験したことを人に伝え,また,それに対して相手からことばを 返してもらうなど,コミュニケーションの基礎がはぐくまれてきている。さらに,生活の中で意味を 持って使えることばを獲得させることにより,本時のコミュニケーションが豊かになると考える。 周りの世界に対しても,その変化に気付く力がつきつつある。例えば,傘にあたる雨の音を聞いて 言葉で表現してみたり,水溜りをピチャピチャ歩いたり,やわらかい地面に大きな字や長い線を描い たり,壊れた樋から滴り落ちる雨のしずくを手で受け止めて水がはねる様子を眺めたりするような場 面が見られる。また,雨あがりの朝にはたくさんあった“水たまり”が,帰る頃にはなくなっている ことなど,時間の経過による自然の変化にも気付くことができるようになっている。 さらに,“春を楽しもう”の単元においては,蓬の新芽をとって草だんごを作った。新芽の柔らか さを感じながら蓬を摘み,きれいな緑のだんご作りに意欲的に取り組んだ。野菜が苦手なので,試食 は難しいことを想定していたが,少しかじることができた。また,作っている間中「家に持って帰り ます。」と,家族に食べてもらいたいという願いを言葉にすることができ,本児にとっては,周りの 世界が変化することのおもしろさ,それを周りに伝えることで共感できる喜びなどがはぐくまれつつ あると考える。 ○ 単元観 本児は, 3 年生になり,毎日 1 時間目を外に出る時間として位置づけ,1 年間を通して,いろいろ

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な運動をしながら校庭の木や草花の様子,生きもの観察,あたたかさなどの移り変わりを感じ取って いけるように取り組んでいる。本単元では,夏至を過ぎ,いよいよ夏本番を迎える今の時期を捉えて, 毎日決まった時間に外に出て見ていた景色が少しずつ変わってきていることに気付かせ,木々の葉の 色の変化,空気の温度の違い,服装の違いなどに着目させることにより, “夏”の季節を感じさせ たいと考える。そのことを通して,周囲に対する観察力や季節に応じた衣服を着る等の日常生活習慣 も身に付けさせたいと考える。 ○ 指導観 指導に当たっては,4 月当初の校庭を撮影した写真と最近の写真を比較させることにより,視覚的 に違いがわかるようにする。あたたかさについては,“今日のニュース”で記録していた 5 月当初と 最近の気温の測定値を比較させることにより,気温が高くなったことに気付かせたい。また,気付い た違いをできるだけ“春”“夏”ということばと共にことばで表現させ,季節の特徴も理解させたい。 また,大好きな“わらびもち”作りをし,家庭に持って帰るなどの場面を作ることでコミュニケーシ ョンの力もはぐくみたいと考える。 6. 単元の目標 ○ 春から夏に変化したことを知る。 ○ 自ら進んで取り組もうとする態度を育てる。 ○ 夏を楽しむことができる。 7. 指導計画(全 15 時間) 次 時間 学 習 内 容 第 1 次 5 時間 3 時間 夏みつけをしよう ・春からの草木の変化や暖かさの違いに気付く。(本時 5/5) ・晴れた日と雨の日を比べてみよう。 第 2 次 2 時間 3 時間 夏を楽しむものを作ろう ・七夕飾りを作ろう。 ・わらびもちを作ろう。 第 3 次 2 時間 草花色水遊びをしよう ・花を集めていろいろな色水を作ろう。 8. 本時の目標 ○ 写真や絵を春と夏のものに分けることができる。 ○ 違いを言葉で表現することができる。 9. 準備物

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今日の○○をみつけよう 違っていることを発表しよう 写真 絵 今日のニュース 「春が来た」の CD プレーヤー 10. 学習過程 学習活動 指導上の留意点(□課題,○支援,☆評価) 1 挨拶をする。 2 2 年生の 3 学期に習った『春 が来た』を聴く。 3 定点で撮影してきた写真や 絵を見て,今日の○○をみつ ける。 4 “春”と“夏”の様子の違 いを言葉で表現する。 5 学習を振り返る。 6 終わりの挨拶をする。 ○ 指導者が前で手本となるようにする。 ☆ 姿勢良くはっきりした大きな声で挨拶できる。 ○ 歌を聴くだけでは思い出せない場合は,2 年生の時に使用してい た本を見せて,聴覚的な情報だけでなく,視覚的な情報も活用し て過去の経験を思い出せるようにする。 ☆ 歌を聴いて依然習った歌であることを思い出すことができる。 ○ 春の時期と今の時期の,校庭の桜・ポプラ・イチョウ・楓の木を定点 で撮影した写真を提示する。 ○ 春の温度計の気温,自分の服装を見比べ今の温度計の気温,自分 の服装を絵や写真の中からを選ぶことができるようにする。 ○ 春と今の絵や写真の違いに注目できるよう刺激を統制する。 ☆ 今日の様子を表した写真や絵を選ぶことができる。 ○ 「○○について発表します。春は□□けど,夏は△△です。」と 言った話型を提示し発表しやすくする。 ☆ 気付いた違いを春と夏に分けてことばで表現できる。 ○ 本児が気付いた違いについて肯定的評価をし,違いに気付く楽し さを感じられるようにする。 ☆ 違いを時間の流れに沿って並べ替えることができる。 ○ 指導者が前で手本となるようにする。 ☆ 姿勢良くはっきりした大きな声で挨拶できる。 11. 評価の観点 ○ 発問や説明はわかりやすかったか。 ○ 教材や教具は効果的であったか。 ○ 本時の目標は達成されたか。 背筋を伸ばしてよい姿勢で挨拶をする 過去に習った歌を思い出す。 背筋を伸ばしてよい姿勢で挨拶をする 気付いた違いの写真を時間の順序を追って並べる

参照

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