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輸血療法における重篤な副作用である研究分担者:塩野則次

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(1)

輸血療法における重篤な副作用である

研究分担者:塩野則次

研究要旨

  心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも 多く、TACO

となる。輸血の副作用としての

して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

TRALI と鑑別

臓疾患患者は増加しており、輸血医療において

1.  心臓疾患患者の貧血治療と 心不全患者のおよそ

血の併存の有無が、心臓疾患による入院期間 の長期化や死亡率に関与しているといわれて いる。しかし、貧血は心不全状態の原因ある いは結果と深くかかわりを持っている。貧血 により心不全が増悪することもあれば、心不 全によって腎機能障害、造血能低下、貧血の 進行という場合も考えられる。腎臓機能、エ リスロポエチン産生、うっ血による血液希釈、

抗凝固療法による消化管出血、慢性炎症によ る消耗性貧血、鉄の吸収不良ななどのさまざ

医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 輸血療法における重篤な副作用である

ためのガイドライン策定に関する研究

研究分担者:塩野則次

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも TACO(transfusion

となる。輸血の副作用としての

して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

と鑑別すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心 臓疾患患者は増加しており、輸血医療において

心臓疾患患者の貧血治療と 心不全患者のおよそ

血の併存の有無が、心臓疾患による入院期間 の長期化や死亡率に関与しているといわれて いる。しかし、貧血は心不全状態の原因ある いは結果と深くかかわりを持っている。貧血 により心不全が増悪することもあれば、心不 全によって腎機能障害、造血能低下、貧血の 進行という場合も考えられる。腎臓機能、エ リスロポエチン産生、うっ血による血液希釈、

抗凝固療法による消化管出血、慢性炎症によ る消耗性貧血、鉄の吸収不良ななどのさまざ

医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 輸血療法における重篤な副作用である

ためのガイドライン策定に関する研究

心臓疾患の貧血治療と

研究分担者:塩野則次  東邦大学医療センター大森病院

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも transfusion-associated circulatory overload;

となる。輸血の副作用としての

して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心 臓疾患患者は増加しており、輸血医療において

心臓疾患患者の貧血治療と

心不全患者のおよそ1/3は貧血である。貧 血の併存の有無が、心臓疾患による入院期間 の長期化や死亡率に関与しているといわれて いる。しかし、貧血は心不全状態の原因ある いは結果と深くかかわりを持っている。貧血 により心不全が増悪することもあれば、心不 全によって腎機能障害、造血能低下、貧血の 進行という場合も考えられる。腎臓機能、エ リスロポエチン産生、うっ血による血液希釈、

抗凝固療法による消化管出血、慢性炎症によ る消耗性貧血、鉄の吸収不良ななどのさまざ

厚生労働科学研究費補助金

医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 輸血療法における重篤な副作用である

ためのガイドライン策定に関する研究

分担研究報告書 心臓疾患の貧血治療と

東邦大学医療センター大森病院

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも associated circulatory overload;

となる。輸血の副作用としての TACO の認知度は低く、報告される数も少ない。心不全の増悪と して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心 臓疾患患者は増加しており、輸血医療において

心臓疾患患者の貧血治療とTACO は貧血である。貧 血の併存の有無が、心臓疾患による入院期間 の長期化や死亡率に関与しているといわれて いる。しかし、貧血は心不全状態の原因ある いは結果と深くかかわりを持っている。貧血 により心不全が増悪することもあれば、心不 全によって腎機能障害、造血能低下、貧血の 進行という場合も考えられる。腎臓機能、エ リスロポエチン産生、うっ血による血液希釈、

抗凝固療法による消化管出血、慢性炎症によ る消耗性貧血、鉄の吸収不良ななどのさまざ

- 69 -

厚生労働科学研究費補助金

医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 輸血療法における重篤な副作用である TRALI

ためのガイドライン策定に関する研究

分担研究報告書 心臓疾患の貧血治療と TACO

東邦大学医療センター大森病院

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも associated circulatory overload;

の認知度は低く、報告される数も少ない。心不全の増悪と して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心 臓疾患患者は増加しており、輸血医療においてTACO

は貧血である。貧 血の併存の有無が、心臓疾患による入院期間 の長期化や死亡率に関与しているといわれて いる。しかし、貧血は心不全状態の原因ある いは結果と深くかかわりを持っている。貧血 により心不全が増悪することもあれば、心不 全によって腎機能障害、造血能低下、貧血の 進行という場合も考えられる。腎臓機能、エ リスロポエチン産生、うっ血による血液希釈、

抗凝固療法による消化管出血、慢性炎症によ る消耗性貧血、鉄の吸収不良ななどのさまざ

まな要因が貧血おとび心不全の相互に関与し ている。心臓疾患患者の貧血治療は輸血、鉄 剤投与、エリス

が選択される。

の貧血治療について以下の様にレビューして いる。ヘモグロビン値閾値

ラル閾値 dl

リベラルな閾値(

は患者の短期死亡率

厚生労働科学研究費補助金

医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業

TRALI ・ TACO に対する早期診断・治療の ためのガイドライン策定に関する研究  ( H24-

分担研究報告書

TACO 予防のための戦略

東邦大学医療センター大森病院  心臓血管外科、輸血部副部長

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも associated circulatory overload; 輸血関連循環過負荷)の発生が問題 の認知度は低く、報告される数も少ない。心不全の増悪と して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心 TACOの予防は重要である。

まな要因が貧血おとび心不全の相互に関与し ている。心臓疾患患者の貧血治療は輸血、鉄 剤投与、エリス

が選択される。

の貧血治療について以下の様にレビューして いる。ヘモグロビン値閾値

ラル閾値  とより厳格な輸血方針閾値、

dl の文献的比較検討している。結論として、

リベラルな閾値(

は患者の短期死亡率

(Fig  1)

医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業

に対する早期診断・治療の - 医薬−一般

予防のための戦略

心臓血管外科、輸血部副部長

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも 輸血関連循環過負荷)の発生が問題 の認知度は低く、報告される数も少ない。心不全の増悪と して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心 の予防は重要である。

まな要因が貧血おとび心不全の相互に関与し ている。心臓疾患患者の貧血治療は輸血、鉄 剤投与、エリスロポエチン投与などの治療法 が選択される。Knsagura

の貧血治療について以下の様にレビューして いる。ヘモグロビン値閾値

とより厳格な輸血方針閾値、

の文献的比較検討している。結論として、

リベラルな閾値(10g/ は患者の短期死亡率(30

医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業

に対する早期診断・治療の 医薬−一般 -005 )

心臓血管外科、輸血部副部長

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも 輸血関連循環過負荷)の発生が問題 の認知度は低く、報告される数も少ない。心不全の増悪と して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心 の予防は重要である。

まな要因が貧血おとび心不全の相互に関与し ている。心臓疾患患者の貧血治療は輸血、鉄 ロポエチン投与などの治療法 Knsagura1 らは心疾患患者 の貧血治療について以下の様にレビューして いる。ヘモグロビン値閾値 10g/dl

とより厳格な輸血方針閾値、

の文献的比較検討している。結論として、

/dl)のプロトコール (30日)を改善しなかった。

に対する早期診断・治療の

心臓血管外科、輸血部副部長

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも 輸血関連循環過負荷)の発生が問題 の認知度は低く、報告される数も少ない。心不全の増悪と して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心

まな要因が貧血おとび心不全の相互に関与し ている。心臓疾患患者の貧血治療は輸血、鉄 ロポエチン投与などの治療法 らは心疾患患者 の貧血治療について以下の様にレビューして dl  のリベ とより厳格な輸血方針閾値、8g/ の文献的比較検討している。結論として、

)のプロトコール を改善しなかった。

心臓疾患患者に貧血が併存することは極めて多い。貧血治療のために輸血が必要となるケースも 輸血関連循環過負荷)の発生が問題 の認知度は低く、報告される数も少ない。心不全の増悪と して治療されることが多く、臨床医、ナーススタッフの啓蒙・教育が重要であると考える。また、

すべき重要な病態でもある。高齢者の増加、高血圧や不整脈疾患の増加に伴い、心

を改善しなかった。

(2)

輸血に関して、全体 告ではリベラルな輸血 ルは 30

トコール(閾値

さ せ る こ と は な か っ た 。(

CI,0.61 to1.42]

厳格輸血は死亡率を低下しなかった。外科治 療に伴う周術期では、リベラルな輸血プロト コール(10g

しかしながら、心血管イベントの発生は厳格 輸血(閾値

周術期においてリベラル輸血プロトコール (10g/dl)

下させる。

TACO

る輸血量の過負荷あるいは輸血速度の過剰に よる結果なのかどうかはいまだ議論があると ころである。また、基礎疾患として軽度の心 不 全 、 拡 張 障

preserved heart failure

心不全の増悪と診断すべきか、

すべきか判断に非常に苦慮する。

義も輸血を契機とした心不全も含めて と定義するのかどうか、種々の報告があるが きわめて不明瞭感がぬぐえない。いちばん最 新 の 定 義 は

TABLE 1 要を紹介する。

輸血に関して、全体 告ではリベラルな輸血

30 日の短期死亡率を、厳格な輸血プロ トコール(閾値  8g

さ せ る こ と は な か っ た 。(

CI,0.61 to1.42]:I2

厳格輸血は死亡率を低下しなかった。外科治 療に伴う周術期では、リベラルな輸血プロト (10g/dl)は短期死亡率を低下しない。

しかしながら、心血管イベントの発生は厳格 輸血(閾値  8g/dl

周術期においてリベラル輸血プロトコール dl)は入院中の心筋梗塞の発生率を低 下させる。

TACOは単に、幼少児患者や高齢者におけ る輸血量の過負荷あるいは輸血速度の過剰に よる結果なのかどうかはいまだ議論があると ころである。また、基礎疾患として軽度の心 不 全 、 拡 張 障 害 性 心 不 全 ( い わ ゆ る preserved heart failure

心不全の増悪と診断すべきか、

すべきか判断に非常に苦慮する。

義も輸血を契機とした心不全も含めて と定義するのかどうか、種々の報告があるが きわめて不明瞭感がぬぐえない。いちばん最 新 の 定 義 は C. Andrzejewski

TABLE 1であろう。以下そのレビューの概 要を紹介する。

輸血に関して、全体を通していくつかの報 告ではリベラルな輸血(10g/

日の短期死亡率を、厳格な輸血プロ 8g/dl)に比較して、低下 さ せ る こ と は な か っ た 。(

=16.8%)内科的治療では、

厳格輸血は死亡率を低下しなかった。外科治 療に伴う周術期では、リベラルな輸血プロト は短期死亡率を低下しない。

しかしながら、心血管イベントの発生は厳格 dl)で起こる可能性がある。

周術期においてリベラル輸血プロトコール は入院中の心筋梗塞の発生率を低

は単に、幼少児患者や高齢者におけ る輸血量の過負荷あるいは輸血速度の過剰に よる結果なのかどうかはいまだ議論があると ころである。また、基礎疾患として軽度の心

害 性 心 不 全 ( い わ ゆ る preserved heart failure)があるような場合、

心不全の増悪と診断すべきか、

すべきか判断に非常に苦慮する。

義も輸血を契機とした心不全も含めて と定義するのかどうか、種々の報告があるが きわめて不明瞭感がぬぐえない。いちばん最

C. Andrzejewski

であろう。以下そのレビューの概 を通していくつかの報

/dl)プロトコー 日の短期死亡率を、厳格な輸血プロ

)に比較して、低下 さ せ る こ と は な か っ た 。(RR,0.94[95

%)内科的治療では、

厳格輸血は死亡率を低下しなかった。外科治 療に伴う周術期では、リベラルな輸血プロト は短期死亡率を低下しない。

しかしながら、心血管イベントの発生は厳格

)で起こる可能性がある。

周術期においてリベラル輸血プロトコール は入院中の心筋梗塞の発生率を低

は単に、幼少児患者や高齢者におけ る輸血量の過負荷あるいは輸血速度の過剰に よる結果なのかどうかはいまだ議論があると ころである。また、基礎疾患として軽度の心

害 性 心 不 全 ( い わ ゆ る

)があるような場合、

心不全の増悪と診断すべきか、TACOと診断 すべきか判断に非常に苦慮する。TACO 義も輸血を契機とした心不全も含めてTACO と定義するのかどうか、種々の報告があるが きわめて不明瞭感がぬぐえない。いちばん最 C. Andrzejewski 2ら に よ る であろう。以下そのレビューの概

- 70 - を通していくつかの報

プロトコー 日の短期死亡率を、厳格な輸血プロ

)に比較して、低下 RR,0.94[95%

%)内科的治療では、

厳格輸血は死亡率を低下しなかった。外科治 療に伴う周術期では、リベラルな輸血プロト は短期死亡率を低下しない。

しかしながら、心血管イベントの発生は厳格

)で起こる可能性がある。

周術期においてリベラル輸血プロトコール は入院中の心筋梗塞の発生率を低

ル した(

患者に対する鉄剤投与は、日常生活の 改善、運動対応能の改善に効果があった。エ リスロポイエチン系の薬剤投与は、中等度の 心疾患患者にとってメリットは少なく、深部 静脈血栓症など副作用の可能性が高くなる。

患の死亡率を改善しない。急性冠疾患の患者 には高い閾値での輸血

ットがあると考えられる。

は単に、幼少児患者や高齢者におけ る輸血量の過負荷あるいは輸血速度の過剰に よる結果なのかどうかはいまだ議論があると ころである。また、基礎疾患として軽度の心 害 性 心 不 全 ( い わ ゆ る EF

)があるような場合、

と診断 TACOの定 TACO と定義するのかどうか、種々の報告があるが きわめて不明瞭感がぬぐえない。いちばん最 ら に よ る  であろう。以下そのレビューの概

それによれば、以下の 血終了から

兆候の発生あるいは兆候が存在するケースと 定義している;

咳嗽)

別の大規模解析では厳格な輸血プロトコー ル(8g/dl)で心疾患患者の早期死亡率が低下 した(RR,0.85[CI,0.70 to 1.03]

患者に対する鉄剤投与は、日常生活の 改善、運動対応能の改善に効果があった。エ リスロポイエチン系の薬剤投与は、中等度の 心疾患患者にとってメリットは少なく、深部 静脈血栓症など副作用の可能性が高くなる。

(Fig 2)エリスロポイエチン系の投与 患の死亡率を改善しない。急性冠疾患の患者 には高い閾値での輸血

ットがあると考えられる。

それによれば、以下の 血終了から6

兆候の発生あるいは兆候が存在するケースと 定義している;

1.  急性の呼吸障害(呼吸困難、起座呼吸、

咳嗽)

2.  BNPの上昇 3.  CVPの上昇 4.  左心不全の兆候

5.  水分・輸液バランスの過負荷 6.  胸部レ線で肺うっ血像

TACO発生の契機の大部分は、輸血量の過 別の大規模解析では厳格な輸血プロトコー で心疾患患者の早期死亡率が低下 RR,0.85[CI,0.70 to 1.03]

患者に対する鉄剤投与は、日常生活の 改善、運動対応能の改善に効果があった。エ リスロポイエチン系の薬剤投与は、中等度の 心疾患患者にとってメリットは少なく、深部 静脈血栓症など副作用の可能性が高くなる。

)エリスロポイエチン系の投与 患の死亡率を改善しない。急性冠疾患の患者 には高い閾値での輸血(10g

ットがあると考えられる。

それによれば、以下の6 6 時間以内に、

兆候の発生あるいは兆候が存在するケースと 定義している;

急性の呼吸障害(呼吸困難、起座呼吸、

の上昇 の上昇 左心不全の兆候

水分・輸液バランスの過負荷 胸部レ線で肺うっ血像

発生の契機の大部分は、輸血量の過 別の大規模解析では厳格な輸血プロトコー で心疾患患者の早期死亡率が低下 RR,0.85[CI,0.70 to 1.03])。また貧血 患者に対する鉄剤投与は、日常生活の 改善、運動対応能の改善に効果があった。エ リスロポイエチン系の薬剤投与は、中等度の 心疾患患者にとってメリットは少なく、深部 静脈血栓症など副作用の可能性が高くなる。

)エリスロポイエチン系の投与 患の死亡率を改善しない。急性冠疾患の患者

(10g/dl)のベネフィ ットがあると考えられる。

6つの兆候のうち、輸 時間以内に、3つ以上の新たな 兆候の発生あるいは兆候が存在するケースと 急性の呼吸障害(呼吸困難、起座呼吸、

水分・輸液バランスの過負荷 胸部レ線で肺うっ血像

発生の契機の大部分は、輸血量の過 別の大規模解析では厳格な輸血プロトコー で心疾患患者の早期死亡率が低下

)。また貧血 患者に対する鉄剤投与は、日常生活の QOL 改善、運動対応能の改善に効果があった。エ リスロポイエチン系の薬剤投与は、中等度の 心疾患患者にとってメリットは少なく、深部 静脈血栓症など副作用の可能性が高くなる。

)エリスロポイエチン系の投与は心疾 患の死亡率を改善しない。急性冠疾患の患者 のベネフィ

つの兆候のうち、輸 つ以上の新たな 兆候の発生あるいは兆候が存在するケースと 急性の呼吸障害(呼吸困難、起座呼吸、

水分・輸液バランスの過負荷

発生の契機の大部分は、輸血量の過

(3)

負荷や輸血速度の過剰が原因であるかもれな い。そして、それらは臨床的に心不全の増悪 として治療が開始されていると思われる。個 人的には心不全、

.  TACO US 

での統計で、整形外科手術(股関節手術)の 1%でTACO

者 に 発 生 頻 度 が 高 く 、 自 己 血 の 輸 血 で も TACOが発生していた。

のデータでは た。TACO

報告が増加しこの

に1例の割合で発生している。

は頻度が高く

高い発生率を示している。年齢別では 歳では6.9

19.3%の

ータでは示している。女性、左心不全の既往、

透析患者、人工呼吸器管理、昇圧剤の使用、

水分バランスの過負荷がリスクファクターと なる可能性があり

病 院 死 亡 率 が P.Robinllard 平均輸血量は 奨輸血速度は 300ml/hr

る報告は少なく、

は 4.5

0.9ml/min~48ml/min 候の患者では

に抗凝固療法を施行中の急性出血に対する抗 抗凝固療法としての

の危険性が高い。

測定は、

な検査とはならない、直前値と発生直後の二 Fig 3

負荷や輸血速度の過剰が原因であるかもれな い。そして、それらは臨床的に心不全の増悪 として治療が開始されていると思われる。個 人的には心不全、TACO

TACOの発生頻度

  Medicareの報告によると

での統計で、整形外科手術(股関節手術)の TACOが発生した。幼少児患者、高齢 者 に 発 生 頻 度 が 高 く 、 自 己 血 の 輸 血 で も

が発生していた。

のデータでは 1360

TACOの認識が徐々に高くなるにつれて、

報告が増加しこの

例の割合で発生している。

は頻度が高く4.8%で

高い発生率を示している。年齢別では 6.9%であるのに対して

%の47783例の

ータでは示している。女性、左心不全の既往、

透析患者、人工呼吸器管理、昇圧剤の使用、

水分バランスの過負荷がリスクファクターと なる可能性があり

病 院 死 亡 率 が 3

P.Robinllard 3らによれば 平均輸血量は2.11

奨輸血速度は RBC 4

300ml/hr  を推奨している。輸血速度に関す る報告は少なく、TACO

4.5 m l /min 0.9ml/min~48ml/min 候の患者ではTACO

に抗凝固療法を施行中の急性出血に対する抗 抗凝固療法としての

の危険性が高い。NT

測定は、TACO発生の参考とはなるが特異的 な検査とはならない、直前値と発生直後の二 負荷や輸血速度の過剰が原因であるかもれな い。そして、それらは臨床的に心不全の増悪 として治療が開始されていると思われる。個

TACO、TRALI

の発生頻度

の報告によると

での統計で、整形外科手術(股関節手術)の が発生した。幼少児患者、高齢 者 に 発 生 頻 度 が 高 く 、 自 己 血 の 輸 血 で も

が発生していた。2000

1360例に1例の発生率であっ の認識が徐々に高くなるにつれて、

報告が増加しこの3年間の平均では 例の割合で発生している。

%で68例に

高い発生率を示している。年齢別では

%であるのに対して

例のcase-control study ータでは示している。女性、左心不全の既往、

透析患者、人工呼吸器管理、昇圧剤の使用、

水分バランスの過負荷がリスクファクターと なる可能性があり TACO が一度発生すると

3 倍 に な る 。 らによればTACO 2.11単位であった。

RBC 4ml/min , FFP PLT を推奨している。輸血速度に関す

TACO発生の平均輸血速度 /min で そ の 分 布 範 囲 は 0.9ml/min~48ml/minであった。左心不全兆 TACOの発生が高くなるが、特 に抗凝固療法を施行中の急性出血に対する抗 抗凝固療法としてのFFP投与

NT-proBNP

発生の参考とはなるが特異的 な検査とはならない、直前値と発生直後の二 負荷や輸血速度の過剰が原因であるかもれな い。そして、それらは臨床的に心不全の増悪 として治療が開始されていると思われる。個

TRALI は Fig

の報告によると5つの病院 での統計で、整形外科手術(股関節手術)の が発生した。幼少児患者、高齢 者 に 発 生 頻 度 が 高 く 、 自 己 血 の 輸 血 で も

2000年から2004 例の発生率であっ の認識が徐々に高くなるにつれて、

年間の平均では1566 例の割合で発生している。FFPでの発生

例に1例ときわめて 高い発生率を示している。年齢別では18~49

%であるのに対して60~69歳では control study ータでは示している。女性、左心不全の既往、

透析患者、人工呼吸器管理、昇圧剤の使用、

水分バランスの過負荷がリスクファクターと が一度発生すると 倍 に な る 。2009 年 、 TACO発生症例の 単位であった。AABB

/min , FFP PLT を推奨している。輸血速度に関す

発生の平均輸血速度 で そ の 分 布 範 囲 は であった。左心不全兆 の発生が高くなるが、特 に抗凝固療法を施行中の急性出血に対する抗

投与でTACO proBNPあるいはBNP 発生の参考とはなるが特異的 な検査とはならない、直前値と発生直後の二

- 71 - 負荷や輸血速度の過剰が原因であるかもれな い。そして、それらは臨床的に心不全の増悪 として治療が開始されていると思われる。個 Fig  3

のような概念と考える。

輸血を契機とした心不全状態と考えるかで定 義も異なってくるのではないかと思われる。

つの病院 での統計で、整形外科手術(股関節手術)の が発生した。幼少児患者、高齢 者 に 発 生 頻 度 が 高 く 、 自 己 血 の 輸 血 で も 2004年 例の発生率であっ の認識が徐々に高くなるにつれて、

1566例 での発生 例ときわめて 18~49 歳では control studyのデ ータでは示している。女性、左心不全の既往、

透析患者、人工呼吸器管理、昇圧剤の使用、

水分バランスの過負荷がリスクファクターと が一度発生すると 年 、 発生症例の AABBの推 /min , FFP PLT を推奨している。輸血速度に関す

発生の平均輸血速度 で そ の 分 布 範 囲 は であった。左心不全兆 の発生が高くなるが、特 に抗凝固療法を施行中の急性出血に対する抗 TACO発生 BNP 発生の参考とはなるが特異的 な検査とはならない、直前値と発生直後の二

つの検体のアセスメントは有意義である。

の監視の重要性について

血 治 療 中 の ベ ッ ト サ イ ド の 患 者 観 察

“bedside biovigilance”

きである。

ルサインのモニタリング、および記録が輸血 副作用を未然に防ぐあるいは軽減するための 要である。

心不全の発生と増悪であり、その臨床経過、

時間的経過は多層的な病態を示す。非常に軽 い前兆、から重症の心不全、生命危機的状態 までである。これらの時相の変化は当然なが ら輸血前の患者状態、隋伴疾患および輸血 量・速度によってそれぞれ異なる(

したがって

し、治療へと導くことが重要であろう。

の症状として

血圧はないと思われがちであるが、

疑われた患者の

反応や発熱が確認された。一般的に輸血によ って体温は

カナダ、ケベック州の輸血サーベイランスで も証明されている。体温上昇と炎症反応のあ る患者であっても、

ない。

のような概念と考える。

心不全を危険因子と考えるのか、

輸血を契機とした心不全状態と考えるかで定 義も異なってくるのではないかと思われる。

つの検体のアセスメントは有意義である。

.  TACOへのアプローチ、ベットサイドで の監視の重要性について

TACOを予防するためのアプローチで、輸 血 治 療 中 の ベ ッ ト サ イ ド の 患 者 観 察

“bedside biovigilance”

きである。スタッフ教育と患者観察のバイタ ルサインのモニタリング、および記録が輸血 副作用を未然に防ぐあるいは軽減するための 要である。TACO

心不全の発生と増悪であり、その臨床経過、

時間的経過は多層的な病態を示す。非常に軽 い前兆、から重症の心不全、生命危機的状態 までである。これらの時相の変化は当然なが ら輸血前の患者状態、隋伴疾患および輸血 量・速度によってそれぞれ異なる(

したがって TACO

し、治療へと導くことが重要であろう。

の症状として

血圧はないと思われがちであるが、

疑われた患者の

反応や発熱が確認された。一般的に輸血によ って体温は0.6

カナダ、ケベック州の輸血サーベイランスで も証明されている。体温上昇と炎症反応のあ る患者であっても、

ない。

.  TACOの治療 のような概念と考える。

心不全を危険因子と考えるのか、

輸血を契機とした心不全状態と考えるかで定 義も異なってくるのではないかと思われる。

つの検体のアセスメントは有意義である。

へのアプローチ、ベットサイドで の監視の重要性について

を予防するためのアプローチで、輸 血 治 療 中 の ベ ッ ト サ イ ド の 患 者 観 察

“bedside biovigilance”

スタッフ教育と患者観察のバイタ ルサインのモニタリング、および記録が輸血 副作用を未然に防ぐあるいは軽減するための TACOの病態は輸血を契機とする 心不全の発生と増悪であり、その臨床経過、

時間的経過は多層的な病態を示す。非常に軽 い前兆、から重症の心不全、生命危機的状態 までである。これらの時相の変化は当然なが ら輸血前の患者状態、隋伴疾患および輸血 量・速度によってそれぞれ異なる(

TACO をより軽症の時点で発見 し、治療へと導くことが重要であろう。

の症状として TRALI とは異 血圧はないと思われがちであるが、

疑われた患者の 65%では輸血中に炎症性の 反応や発熱が確認された。一般的に輸血によ 0.6〜0.8度程度上昇する。これは カナダ、ケベック州の輸血サーベイランスで も証明されている。体温上昇と炎症反応のあ る患者であっても、TACO

の治療 のような概念と考える。

心不全を危険因子と考えるのか、

輸血を契機とした心不全状態と考えるかで定 義も異なってくるのではないかと思われる。

つの検体のアセスメントは有意義である。

へのアプローチ、ベットサイドで の監視の重要性について

を予防するためのアプローチで、輸 血 治 療 中 の ベ ッ ト サ イ ド の 患 者 観 察

“bedside biovigilance” の重要性を強調すべ スタッフ教育と患者観察のバイタ ルサインのモニタリング、および記録が輸血 副作用を未然に防ぐあるいは軽減するための の病態は輸血を契機とする 心不全の発生と増悪であり、その臨床経過、

時間的経過は多層的な病態を示す。非常に軽 い前兆、から重症の心不全、生命危機的状態 までである。これらの時相の変化は当然なが ら輸血前の患者状態、隋伴疾患および輸血 量・速度によってそれぞれ異なる(Fig. 4

をより軽症の時点で発見 し、治療へと導くことが重要であろう。

とは異なり、発熱や低 血圧はないと思われがちであるが、

%では輸血中に炎症性の 反応や発熱が確認された。一般的に輸血によ 度程度上昇する。これは カナダ、ケベック州の輸血サーベイランスで も証明されている。体温上昇と炎症反応のあ TACOを除外してはいけ 心不全を危険因子と考えるのか、TACOが 輸血を契機とした心不全状態と考えるかで定 義も異なってくるのではないかと思われる。

つの検体のアセスメントは有意義である。

へのアプローチ、ベットサイドで を予防するためのアプローチで、輸 血 治 療 中 の ベ ッ ト サ イ ド の 患 者 観 察 

の重要性を強調すべ スタッフ教育と患者観察のバイタ ルサインのモニタリング、および記録が輸血 副作用を未然に防ぐあるいは軽減するための の病態は輸血を契機とする 心不全の発生と増悪であり、その臨床経過、

時間的経過は多層的な病態を示す。非常に軽 い前兆、から重症の心不全、生命危機的状態 までである。これらの時相の変化は当然なが ら輸血前の患者状態、隋伴疾患および輸血 Fig. 4  )。 をより軽症の時点で発見 し、治療へと導くことが重要であろう。TACO なり、発熱や低 血圧はないと思われがちであるが、TACOが

%では輸血中に炎症性の 反応や発熱が確認された。一般的に輸血によ 度程度上昇する。これは カナダ、ケベック州の輸血サーベイランスで も証明されている。体温上昇と炎症反応のあ を除外してはいけ  

(4)

TACO

輸血を停止する。②そのほか維持輸液も停止 する。③呼吸状態を確認し必要があれば呼吸 サポート(酸素投与、マスクサポート、気管 内挿管、人工呼吸器管理)を開始する。④利 尿剤の投与、循環動態の不安定な患者では慎 重に投与しなければならない。透析が有効と なる場合もある。

の場合でも、輸血を再開始しないほうがよい。

5.  TACO

  ①輸血の必要性と水分バランスについて検 討する。

  ②TACO 全、腎不全

担当ナースが検討する

  ③ガイドラインに沿った輸血速度と輸血量 とする。

  ④輸血は 輸血を避ける。

  ⑤輸血時利尿剤投与の検討。

当然ながら、輸血中の患者観察と輸血後の ベットサイドの観察が重要である。それに加 TACOと診断されたら、可及的速やかに① 輸血を停止する。②そのほか維持輸液も停止 する。③呼吸状態を確認し必要があれば呼吸 サポート(酸素投与、マスクサポート、気管 内挿管、人工呼吸器管理)を開始する。④利 尿剤の投与、循環動態の不安定な患者では慎 重に投与しなければならない。透析が有効と なる場合もある。TACO

の場合でも、輸血を再開始しないほうがよい。

TACOを未然に防ぐために

①輸血の必要性と水分バランスについて検 討する。

TACO発生の

全、腎不全  など)であるかどうか 担当ナースが検討する

③ガイドラインに沿った輸血速度と輸血量 とする。

④輸血は1単位ずつ行い、複数単位の連続 輸血を避ける。

⑤輸血時利尿剤投与の検討。

当然ながら、輸血中の患者観察と輸血後の ベットサイドの観察が重要である。それに加 と診断されたら、可及的速やかに① 輸血を停止する。②そのほか維持輸液も停止 する。③呼吸状態を確認し必要があれば呼吸 サポート(酸素投与、マスクサポート、気管 内挿管、人工呼吸器管理)を開始する。④利 尿剤の投与、循環動態の不安定な患者では慎 重に投与しなければならない。透析が有効と TACOの前兆あるいは軽症 の場合でも、輸血を再開始しないほうがよい。

を未然に防ぐために

①輸血の必要性と水分バランスについて検 発生のhigh-risk 患者(慢性心不

)であるかどうか 担当ナースが検討する

③ガイドラインに沿った輸血速度と輸血量 単位ずつ行い、複数単位の連続

⑤輸血時利尿剤投与の検討。

当然ながら、輸血中の患者観察と輸血後の ベットサイドの観察が重要である。それに加 と診断されたら、可及的速やかに① 輸血を停止する。②そのほか維持輸液も停止 する。③呼吸状態を確認し必要があれば呼吸 サポート(酸素投与、マスクサポート、気管 内挿管、人工呼吸器管理)を開始する。④利 尿剤の投与、循環動態の不安定な患者では慎 重に投与しなければならない。透析が有効と の前兆あるいは軽症 の場合でも、輸血を再開始しないほうがよい。

を未然に防ぐために

①輸血の必要性と水分バランスについて検 患者(慢性心不

)であるかどうか  担当医、

③ガイドラインに沿った輸血速度と輸血量 単位ずつ行い、複数単位の連続

⑤輸血時利尿剤投与の検討。

当然ながら、輸血中の患者観察と輸血後の ベットサイドの観察が重要である。それに加

- 72 - と診断されたら、可及的速やかに① 輸血を停止する。②そのほか維持輸液も停止 する。③呼吸状態を確認し必要があれば呼吸 サポート(酸素投与、マスクサポート、気管 内挿管、人工呼吸器管理)を開始する。④利 尿剤の投与、循環動態の不安定な患者では慎 重に投与しなければならない。透析が有効と の前兆あるいは軽症 の場合でも、輸血を再開始しないほうがよい。

①輸血の必要性と水分バランスについて検 患者(慢性心不 担当医、

③ガイドラインに沿った輸血速度と輸血量 単位ずつ行い、複数単位の連続

当然ながら、輸血中の患者観察と輸血後の ベットサイドの観察が重要である。それに加

えて、電子カルテを使用している施設であれ ば、輸血時に担当医、担当

アルタイムにコンピューター支援下のアラー ト(

きな助けになるであろう。

6.まとめ 略は

に対する啓蒙と教育。

ト、ハイリスク患者に対する ト システムの活用。

者観察。

投与する。

の使用を避ける。

治療的な利尿剤投与を検討する

えて、電子カルテを使用している施設であれ ば、輸血時に担当医、担当

アルタイムにコンピューター支援下のアラー ト(TACO alert

きな助けになるであろう。

6.まとめ 以上から、

略は

1.  臨床医、ナーススタッフの輸血副作用 に対する啓蒙と教育。

2.  電子カルテ上でのコンピュータサポー ト、ハイリスク患者に対する

ト システムの活用。

3.  輸血中のベットサイドでの注意深い患 者観察。

4.  輸血製剤の使用を最小限でゆっくりと 投与する。

5.  同時輸液量の削減。

6.  1 単位ごとの輸血、連続複数単位製剤 の使用を避ける。

7.  ハイリスク患者では、予防的あるいは 治療的な利尿剤投与を検討する

えて、電子カルテを使用している施設であれ ば、輸血時に担当医、担当

アルタイムにコンピューター支援下のアラー TACO alert)Fig 5

きな助けになるであろう。

以上から、TACO発生を予防す

臨床医、ナーススタッフの輸血副作用 に対する啓蒙と教育。

電子カルテ上でのコンピュータサポー ト、ハイリスク患者に対する

ト システムの活用。

輸血中のベットサイドでの注意深い患 輸血製剤の使用を最小限でゆっくりと 同時輸液量の削減。

単位ごとの輸血、連続複数単位製剤 の使用を避ける。

ハイリスク患者では、予防的あるいは 治療的な利尿剤投与を検討する

えて、電子カルテを使用している施設であれ ば、輸血時に担当医、担当 Ns に対して、リ アルタイムにコンピューター支援下のアラー Fig 5 を表示することも大 きな助けになるであろう。 

発生を予防するための戦 臨床医、ナーススタッフの輸血副作用 電子カルテ上でのコンピュータサポー ト、ハイリスク患者に対する TACO

輸血中のベットサイドでの注意深い患 輸血製剤の使用を最小限でゆっくりと 同時輸液量の削減。

単位ごとの輸血、連続複数単位製剤 ハイリスク患者では、予防的あるいは 治療的な利尿剤投与を検討する

えて、電子カルテを使用している施設であれ に対して、リ アルタイムにコンピューター支援下のアラー を表示することも大

るための戦 臨床医、ナーススタッフの輸血副作用 電子カルテ上でのコンピュータサポー TACOアラー 輸血中のベットサイドでの注意深い患 輸血製剤の使用を最小限でゆっくりと

単位ごとの輸血、連続複数単位製剤 ハイリスク患者では、予防的あるいは

(5)

- 73 -

(6)

- 74 - 7.引用文献

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2.  Shiono N, Fujii T, Kawasaki M, Ookuma S, Sasaki Y, Katayanagi T, Masuhara H, Tokuhiro K, Ozawa T, Horie A, Sekiya H, Watanabe Y. 

Frequency of detection of oral pathogenic

bacteria in patients undergoing surgery for infectious endocarditis: Is blood exposed to oral bacteria on a daily basis?    J Clin Exp Cardiology (an open access jounal) 4:7, 2013  (DOI;10.4172/2155-9880.1000254)

3.  益原大志、藤井毅郎、徳弘圭一、小山信 彌、佐々木雄毅、片柳智之、大熊新之助、片 山雄三、布井啓雄、小澤司、塩野則次、渡邉 善則.血管外科における人工合成ペプチド止 血剤(TDM-621)の使用経験-基礎実験と臨 床応用-    血管外科、32、13-17、2013 学会発表

1.Shiono N, Fujii T, Katayanagi T, Ozawa T, Kawasaki M, Horie A, Sekiya H, Watanabe Y . Circulating blood is frequently exposed to periodontal bacteria.

3rd International Conference on Clinical &

Experimental Cardiology.   Chicago, UAS.

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2.  小澤司、塩野則次、片柳智之、佐々木雄 毅、大熊新之介、原真範、藤井毅郎、中山智 孝、小島靖子、三井一賢、小原明、佐地勉、

与田仁志、渡邉善則、小山信彌:AML を合

併したDown症、C-AVSDに対するクジラ型

パッチ・人字型縫合を用いた two-patch 法.

私のこだわりの手術手技:CompleteAVSDに 対する術式.第 43 回の本心臓血管外科学会 学術総会、東京、2013.2月

参照

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