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韓国語動詞分類試論

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Academic year: 2022

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(1)九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository. 韓国語動詞分類試論 蔡, 京希 九州大学大学院修士課程. 權, 奇洙 九州大学大学院修士課程. https://doi.org/10.15017/10439 出版情報:文獻探究. 19, pp.6-18, 1987-03-31. 文献探究の会 バージョン: 権利関係:.

(2) ⑧. 韓 国語動 詞分類 試論 1は. 察. 京希. 権. 奇洙. じめ に. 今 日 ・ 日 ・韓 両 国 語 の 対 照 研 究 は 様 々 な 面 か ら行 わ れ て い る 。 特 に 、 文 法 の 面 に お い て は ・ 両 国 語 に 良 く似 た 事 象 が存 在 す る た め 、 敬 語 や 助 詞 ・助 動 詞 の 対 照 研 究 が 幅 広 く行 わ れ て い る と言 え よ う ・ し か し 、 本 研 究 で は 、 文 法 の 面 に お け る 動 詞 の 役 割 が 特 に 多 大 で あ る と い う 観 点 に 立 ち ・ 動 詞 の 性 格 を 明 ら か に す る 事 に よ っ て 文 法 研 究 を一 層 深 め よ う と す る 、 そ の緒 とす る も の で あ る 。. 分 欝霧難 禦 雛鋤 魏轟塞 畠熟 欝碧 謹撒 鰹驚 詞 ・② 自動 詞 と他 動 詞 ・③ 完 全 動 詞 と 不 完 全 動 詞 ・④ 能 動 詞 と 被 動 詞 ・⑤ 規 剣 動 詞 と不 規 則 動 詞 の 様 に 、 レベ ル を異 に す る 五 つ の 指 標 に よ っ て 動 詞 を 二 分 して い く方 武. 状懲動詞. と 非 状 態 動 詞 の 様 に 動 詞 の ア ス ペ ク ト的 側 面 に 注 目 して 分 類 す る 方 裟 が 行 わ れ て い る 。 か な り研 究 が 進 ん で い る と 思 わ れ る 日本 語 の 動 詞 の 分 類 に っ い て は 暫 く お い て 、 こ こ で は 先 ず 、 韓 国 語 の 動 詞 の 分 類 を行 う 事 とす る 。 先 学 の 韓 国 語 の 動 詞 分 類 、 及 び 日本 語 の 動 詞 分 類 の 方 法 に 学 ぶ 点 も 多 か っ た が 、 韓 国 語 の 動 詞 を形 態 論 的 立 場 か ら分 類 す る 点 に 本 研 究 の 独 自性 も 存 す る筈 で あ る 。 そ して 、 韓 国 語 の 動 詞 の 分 類 を明 ら か に す る 事 に よ っ て こ そ は じ め て 、 日 ・韓 両 国 語 の 対 照 研 究 を 深 め る 事 が 出 来 る と考 え ら れ る 。. 2韓 今臥. 国語 の動 詞分 類 の方 法. 分 類 の 対 象 と した 動 詞 は.韓. 踊. の績. の 申 で 、r名. 詞+(〜. す る)類. の 動 詞 と基 本 動 詞 か ら派 生 し た 動 詞 を 除 い た 約 百 六 十 語 の 動 詞 で あ る 。 これ ら を動 詞 の 文 法 的 ふ る ま い 方 と 密 接 な 関 係 を有 す る と 考 え られ る ヴ ォ イ ス ・ア ス ペ ク トを 表 す 助 動 詞 ・助 詞 を指 標 と して 、 各 動 詞 が そ れ ら の 指 標 と接 続 す る か しな い か と い う形 式 面 か ら分 類 した 上 、 そ れ ぞ れ の 動 詞 グ ル ー プ の 性 格 ・特 性 の 考 察 を試 み る こ と に す る。 具'に. は. の. な. で あ る 。ア ス ペ ク. ー. 望. さ て 、 以 上 の 文 法 形 式 と 韓 国 語 の 動 詞 と が 接 続 す る か しな い か を 内 省 し、 そ の 接 続 の 状 況 を一 覧 表 と して 纏 め て み る と、 末 尾 に 附 載 し た く 表1>の に い う も の 、*は. 如 く に な る.表. 中 、Oは. 自然. 言 わ な い も の で あ る 。 こ の 判 定 に は 、 個 人 差 ・年 齢 差 ・地 域 差 等 の 諸 要. 因 に よ っ て 語 彙 的 な ゆ れ が 存 在 す る 事 と思 わ れ る が 、 以 下 に 述 べ る グ ル ー プ そ の も の の 消. 一53一.

(3) 失 は な い と考 え て 良 い と思 わ れ る 。 <表1>に. つ い て の説明 を加 え てお く。. 前 述 の 指 標 に よ っ て 、 韓 国 語 の 動 詞 を分 類 す る とA〜Kの. グル ー プ に 分 け られ る 。. Aグ ル ー プ に属 す る動 詞 は 、 「使 役 」 「受 身 」 等 の 全 て の 指 標 と接 続 す る 事 が 出 来 る. 一. 畠9一. 一. rt.1、. る. といつ. ・. 闘}、. 言 ス,。' Bグ ル ー プ の 動 詞 は 、 「使 役 」 を 後 接 す る事 が 出 来 ず(例. えば. の様 な派生 動. 詞 形 式 接 尾 辞 を含 ん で 成 立 した 動 詞 は 使 役 の 意 味 は 持 た ず 、 受 身 の 意 味 を表 す)、. そ の他. の要 素 とは接続 す る。 Cグ ル ー プ の 動 詞 は 、 「受 身 」 「使 役 」 を 後 接 す る 事 が 出 来 な い(は. 「. 使 役 」 「受 身 」 の 意 味 を持 た な い)。 以 下 、 同 様 に 、Dグ. ル ー プ で は 「使 役 」 「受 身 」. を後 接 す る 事 が 出 来 ず 、Kグ. 、Eグ. ル ー プ で はr. ル ー プ で は これ ら 十 の 全 て の 指 標 を後 接 す. る事 が 出 来 な い 。 以 上 の 各 グ ル ー プ と 前 述 の 指 標 と の 接 続 状 況 を 分 か りや す く纏 め る と 次 の 様 に な る 。 <表2>. さ て 、 こ う して 形 態 的 諸 特 徴 か ら得 ら れ た 韓 国 語 の 動 詞 の グル ー プ は 、 動 詞 の ど の 様 な. 一52一.

(4) (8) 性 格 を反 映 した も の で あ ろ う か 。 次 節 に お い て 、 そ れ らの 動 詞 グ ル ー プ の 範 睡 的 意 義 を考 察 し て み る 事 に した い 。. 3韓 Aか. 国語 動 詞 分類 の意 味 につ い て. らKま で の グル ー プ は 、 大 き く 『動 き」 を 表 す 動 詞(ABCDEFGHIJ)とr. 状 態 」 性 の 非 常 に強 い 動 詞(K)と は 、 日本 語 に お い て は 、r肩. に 二 分 出 来 る よ う に 思 わ れ る 。Kの(凝. る). が 凝 っ て い る 」 「肩 が 凝 る 」 の 様 に用 い る 事 が 出 来 、 一 見 、. 日本 語 の い わ ゆ る 『状 態 動 詞 」 と対 応 しな い 様 に思 わ れ る が 、 連 体 修 飾 の 形 に 直 し た 場 合 、 r$凝. る肩 」 「*凝 る 趣 味 」 等 の 様 に 、 日本 語 に お い て も 「凝 る 」 と い う 動 詞 は 連 体 形 で. は 用 い る事 が 出 来 な い(「. 肩 が 凝 る 原 因 」 の 様 に は 使 え る が 、 こ の 場 合r原. 因 」 がr凝. る」. わ け で は な い)。 恐 ら く 、 日本 語 の 「凝 る」 と い う動 詞 に は 、 「状 態 」 以 外 に 以 下 に 述 べ るr動 き 」 の 性 格 を有 して い る の で あ ろ う 。 し か し、 韓 国 語 に は こ の 様 な 用 法 は な い と い え よ う. 更 にr動. き 」 を表 す 動 詞 は 、 『変 化 」 のr動. き 」 を 表 す 動 詞(J)とr動. を表 す 動 詞 と に分 け る 事 が 出 来 そ う で あ る 。Jの(絶. 作 」 のr動. え る)(の. 等 の 動 詞 は 、 日本 語 に お い て も物 事 の 「変 化 」 は あ る と い え よ う が 、r動 し な い 様 で あ る.日. 本 語 に お け る い わ ゆ るr自. て い る動 詞 群 は 、J・Kと. 動 詞 」 の 中 で 最 もr自. き」. び る) 作 」 の側 面 は 有. 動 詞 」 の 特 徴 を備 え. 対 応 し て い る と言 っ て 良 さ そ うで あ る 。r状. 態 動 詞 」 といわ れ. る動 詞 群 も、 この グル ー プ に含 まれ る。 さ て 、 一 方 、Aグ. ル ー プ の 動 詞 は 、 〈 表1>の. 全 て の 指 標 と の 接 続 が 可 能 で あ る.こ. れ. ら の 動 詞 は 人 間 が あ る 対 象 に 「動 作 」 を 及 ぼ す 事 だ け を強 調 した 動 詞 で 、 逆 に 人 間 に は そ のr動. 作 」 の 影 響 が 及 ば な い と い う側 面 を持 つ 動 詞 の グル ー プ で あ る 。 例 え ば 、 (人 が木 を切 る)の(切. 場 合r木. 」)に. も 最 もr他. る)と. い う 動 詞 は 、 人 間 が 対 象(こ. 対 して 一 方 的 に 働 き か け る動 詞 で あ る 。 韓 国 語 に お け るr他. の. 動 詞 」 の 中で. 動 詞 」 ら しい 特 徴 を備 え た 動 詞 群 が こ の グ ル ー プ で あ る.. Bグ ル ー プ の 動 詞 は 、r使. 役 」 の 形 に す る 事 が 出 来 な い 点 でAグ. 派生 動 詞形 成 接尾 辞. ル ー プ と違 い が あ る 。. に よ っ て 作 られ た 動 詞 は 、. を下 接 し た 場 合 、 「使 役 」 の 意 味 を表 す の で な く、 む しろ 、r受. 身 」 の 意 味 を表. す と考 え ら れ る 。 (私 は 絵 を 掛 け た) (先 生 が 私 に絵 を掛 け さ せ た) (私 に 絵 を掛 け ら れ た) こ の 事 実 を 説 明 す る 事 は 難 しい の で あ る が 、 前 述 のAグ な ら ば 、 次 の 様 に な る の で は な か ろ う か 。Aグ. ル ー プ と比 較 して 説 明 を 試 み る. ル ー プ の 動 詞(例. えば. 切 る)をr. 使 役 」 にす る と 次 の 如 くな る 。 (私 が 木 を 切 る)O (先 生 が 私 に 木 を 切 らせ る)0 私 に 木 を 切 られ る)S っ ま り、 括 弧 内 の 日本 語 で も 判 明 す る 様 に 、(切. 一51一. る)と. い う動 詞 は 『私 に 木 を切.

(5) (9] られ るjと. い う形 で は 成 立 しな い 。 と こ ろ が 、Bグ. ル ー プ の 動 詞 は 「私 に絵 を掛 け られ るj. と い う言 い方 が 出 来 る の で あ る 。 恐 ら く、 韓 国 語 で も 日本 語 の こ の 様 な 語 感 と 対 応 して い る の で は な い か と 言 う事 が 出 来 る(勿. 論 、 語 彙 的 な 異 同 は あ る と考 え られ る).r私. に絵. が 掛 け られ る 」 と い う言 い 方 が 出 来 る 場 合 、 韓 国 語 で は 「受 身 」 の 意 味 を 優 先 さ せ る と考 え ら れ る 。Aグ 或 る い はr動. ル ー一.プとBグ. ル ー プ の 範 峰 的 意 義 は 、 「動 作 」 が対 象 に の み 及 ぷ も の か 、. 作 」 の 影 響 が 逆 に 人 問 に も 影 響 を 与 え る か の 違 い で は な い か と考 え ら れ る 。. Aグ ル ー プ が い わ ゆ る 「他 動 詞 」 ら し い 「他 動 詞 」 で あ る 事 と関 係 して こ よ う。Bグ プ を始 め 、 以 下 順 に 、 人 間 のr動. ルー. 作 」 の 側 面 と 共 に 「動 作 」 の 影 響 が 人 間 に も 影 響 を も た. ら して く る度 合 い が 高 ま っ て い く 傾 向 に あ る様 で あ る 。 Cグ ル ー プ 以 下 の 動 詞 が 「受 身 」 を形 成 し な い 理 由 は 、 「受 身 」 表 現 を表 す 方 法(接 辞 ・補 助 動 詞 に よ る方 法)の. 一 つ で あ る補助 語 幹 の. 尾. が動 詞 の 内 部 に 含. ま れ て い る か らで あ る と 言 え よ う 。 何 故 、 これ らの 動 詞 の 内 部 に そ れ らの 補 助 語 幹 が 含 ま れ て い る か と い う 問 題 は 、 歴 史 的 観 点 も 必 要 と す る が 、Cグ. ル ー プ以 下 の動 詞 の範 疇 的意. 義 と して 人 間 の 「動 作 」 の 側 面 と共 に 「動 作 」 が 人 間 に 与 え る 影 響 の 度 合 い が 高 い と い う 点 に 意 味 的 必 然 性 が あ っ た も の と 考 え られ る 。 Dグ ル ー プ に 属 す る 動 詞 に は 、 色 々 な 範 疇 的 意 義 を有 す る も の が あ る 様 で 、 前 述 の 指 標 の み で は 分 類 し難 い 点 が あ る 。 こ の 点 に 関 して は 今 後 の 課 題 と し な け れ ば な ら な い 。Dと 次 に述 べ るEと. を 比 較 す る と相 対 的 に 、Dの. ほ う がr動. 動 作 」 性 と 共 に 「状 態 」 性 を 有 し、 か つ 、Eは で あ る と言 え る の で は な か ろ う か.例 る)・(信. そ のf状. 作 」 性 が 強 い 。 又 、Eの. 態 」 性 に時 聞 的 幅 があ る グル ー プ. え ば 、(だ. じ る)・(増. ます)・(延. や す)等. ほ うが 「 期す. は 、 日 本 語 に お い て もr〜. て いる」. を 後 接 して 「進 行 」 的 意 味 と な る 事 が 多 い 。 Fグ ル ー プ に 属 す る動 詞 は 、 方 向 を 表 す(に (F①)と. 付 か な い グル ー プ(F②)と. 、 へ)の. 助 詞 が付 く グ ル ー プ. に 下 位 分 類 出 来 る か も し れ な い 。 い わ ゆ るr授. 受. 動 詞 」 が こ の グル ー プ に 属 す る 。 Gグ ル ー プ に 属 す る動 詞 は 、 い わ ゆ る 「移 動 動 詞 」 で あ る 。 「移 動 動 詞 」 は 、 日本 語 で は 「を格 」 を取 る が 、 これ が 目的 格 のrを. 」 と は 様 相 を異 に し、 又 、 ア ス ペ ク ト的 に もr. 他 動 詞 」 ら しい 「他 動 詞 」 と は 違 う 点 が 存 す る事 に 関 し て は 、 既 に 先 学 の 御 指 摘 の 通 り で あ る 。 韓 国 語 に お い て は 、 い わ ゆ る 『完 了 」 を表 す(〜. て お く). を後 接 し な い 。 Hグ ル ー・ 一プ に 属 す る動 詞(は. 、 行 為 者 のr動. っ て そ の 『動 作 」 そ の も の が 即 座 に 終 わ っ て しま うr動 r動 作 」 が 行 わ れ る 過 程 を 表 す(〜. 作 」 を表す も の が多 く、行 為 者 の し て い く)が 後 接 し な い 。. Iグ ル ー プ に 属 す る動 詞 は 、 日本 語 の 動 詞 分 類 に お け るr自 る 。 韓 国 語 の 動 詞 の 分 類 で は1。J・Kが 作 」 性 が あ る の に 対 し、J・Kに. 作 」 が 瞬 問 的 に始 ま. 動 詞」 に含 まれ る もの で あ. 「自動 詞 」 と対 応 す る が 、1グ. ルー 一プ に はr動. は 「状 態 」 ・ 「変 化 」 的 側 面 し か 持 た な い と考 え ら れ る 。. 以 上 、 韓 国 語 の 動 詞 の 分 類 が動 詞 の ど の 様 な 範 臨 的 意 義 を反 映 す る か と い う点 に っ い て 述 べ て き た 。 特 に 、 日 本 語 の 動 詞 分 類 の 「自 他 性 」 と の 関 連 に っ い て は 、Aグ 順 にKグ. ル ー プ に い くに 従 っ て 、r自. 動 詞 のr自. ル ープから. 動 詞 」的 とな る傾 向 が顕 著 で あ る。従 来 、韓 国 語 の. 他 性 」 に っ い て は 、 前 述 のr自. 動 詞 ・不 完 全 自動 詞 ・他 動 詞 ・不 完 全 他 動 詞 」. 一50一.

(6) ㈹ の 如 く四 種 類 に 分 類 す る方 法 が 行 わ れ て き た 。 し か し、 動 詞 の 「自他 性 」 と い う 問 題 は 恐 ら く、 「自動 詞 」 『他 動 詞 」 と い う様 に 二 分(乃 動 詞 のr動. き 」 乃 至 はr状. 至 は 四 分)さ. れ る様 な 類 の も の で は な く 、. 態 」 の 在 り方 に従 っ て 連 続 的 な も の と考 え た ほ う が 良 い の で は. な か ろ う調 以 上 、述 べ て き た と ころ を纏 め て お くと次表 の如 くにな る 。. <表3>. 他 動 詞 的 ↓. 4他. の指 標 との関連. 前 述 の 指 標 は 、 現 段 階 で は 韓 国 語 の 動 詞 を分 類 す る の に 最 も 適 当 か と 考 え た も の で あ る が、 これ 以外 の指標 と この動 詞 分類 との関連 を考 えて お きた い。 韓 国語 の テ ンス 表現 は 、活 用 語尾 に よっ て表 され 、一 般 的 に現在 瓢」e .未 来r)MJに 分 け ら れ る 。 こ の 様 な テ ン ス 表 現 はA〜Kの 続 す る の で 、 こ こ で は 指 標 と して 用 い な か っ た 。 r動 き 」 の 進 行 を表 す 方 法 は 、 ①(〜 〜 て い く)・ ③(〜. ー プ と 結 合 す る 。 意 味 的 に は 上 接 の 動 詞 がr動 て 、r動. 作 」 或 はr状. や す い が 、H〜Kグ. 態 」 のr進. 全て の動 詞 グル ー プ と接. て い る)・ て く る)の. ・過 去rOAh. ②. 三 種 類 が あ る 。① の 場 合 は 、 全 て の グ ル. 作 」 的 で あ る か 『状 態 」 的 で あ る か に よ っ. 行 」 を表 す 。 ② は 、A〜Gの. グル ー プの 動 詞 と は結合 し. ル ー プ の 動 詞 と は 接 続 し に く い 。 「状 態 」 的 な 側 面 を有 す る 動 詞 と は. 付 き に くい 様 で あ る 。 (例)(学. 生 達 は 笑 っ て(泣. ③ は 全 て の 動 詞 と 接 続 す る が 、E・J・Kグ. い て)い. く)参. ル ー プ の動 詞 と連接 す る と前 の動 詞 の表す 状. 態 の 変 化 が 進 行 中 で あ る事 を示 す 。. 一49一.

(7) 職 蹴 聾 購 蹴1灘 購1脇 ル ー プ は ① は 可 能 で あ る が 、 ② の 方 法 は 不 可 能 で あ る 。 ③ の 方 法 は 、A〜Kの. グル ー プ と. 接 続 し な い が 、 命 令 ・勧 誘 の 意 味 を 有 す る 特 定 の 場 合 に は 接 続 しや す い 。 (こ こ に ご み を 捨 て な い)*. 詞の表す「 動. (〃. 捨 て な い で 下 さ い)0. (〃. す て る な)0. を終えた事、(識舗 ≧烈 縫. 意 味 す る 。 これ は 、A〜Fグ. 濃 瓢諜 藷欝. ル ー プ の 動 詞 と は 接 続 す る が 、G〜Kグ. ル ー プの動 詞 とは接. 続 しに くい 。 赤 ん 坊 が 泣 い て お く). 零. (人 影 が な く な っ て お く). ゆ 8. (一て を 表 す も の で あ る 。Kグ. う)は、(欝 雛 惣. 顯 夕稀. し、. ・. 「終 結 」. ル ー プ の 動 詞 と は 結 合 し難 い 。 (私 は 時 々 脇 腹 が 刺 し込 ん で し ま う)零. (〜 て や る 、 〜 て あ げ る)は す る が 、Eの. 一 部 ・F〜Kの. 、A〜Dの. グル ー プの 多 くの動 詞 と接続. グ ル ー プ の 動 詞 の 大 部 分 と は 接 続 し に くい 。 (彼 は 自分 自 身 を. 以上によつて判明する様に、本研究の指 薦. 灘. だ と 偽 っ て や る)き. 驚. 藷稀. 愉. の垂標̀,. よ っ て 得 られ る 動 詞 分 類 と 密 接 な 対 応 を示 して い る 。 従 っ て 、 今 後 、 こ れ ら を加 え た 形 で の 研 究 が 必 要 と な る が 、 逆 に言 え ば 本 研 究 の 指 標 が 決 して 無 意 味 で は な い 事 を 表 して い る と も 言 え よ う 。 と 同 時 に 、 今 後 、 韓 国 語 の 動 詞 及 び 文 法 の 研 究 をす る 際 の 基 本 と な る も の と 言 え る の で は な い か と 考 え られ る 。. 5韓. 国語 の 動詞 分類 と 副詞 との共 起性. 最 後 に 、 以 上 述 べ て き た 韓 国 語 の 動 詞 分 類 と韓 国 語 の 副 詞 と の 関 係 に っ い て 述 べ る 。 こ こで は綱. 語 の 副詞 を 取 り上 げ て 考 察 した い.. 前 述 の 韓 国 語 の ア ス ペ ク トの 形 式 を 、 ① (〜 て み る)・. 蔚 盤 轟 号で鱒 を纏 め る とく 表4>を. (〜 て し ま う)・ ②. ④(〜. て い く)・. とすよ 陰f鷺)。. 得る。. 一48一. ⑤. これらと刷述備 巌 題蓬.

(8) <表4>韓. 国語 の副詞 とアスペ ク トとの共 起性. ・Oは 言 うもの。*は 言わな いもの。△は言 うものと言 わないもの とが混在 しているも の。. 一47一.

(9) 先 ず 、 ① に 関 して で あ る が 、(だ. ん だ ん)・(し. 状 態 」 や 「変 化 」 を修 飾 す る 韓 国 語 の 副 詞 は 、Jの. いっ た 『. 動 詞 グル ー プ とは共起 す る が、それ 以. 外 の 動 詞 グ ル ー プ と は 共 起 しな い 。 逆 に(ゆ わ る)と. ば ら く)と. っ く り)・(か. わるが. い っ た 「動 作 」 の 時 間 の 幅 に 関 す る 韓 国 語 の 副 詞 はD・E・F・Jの. グル ー プ と. は 共 起 し難 い 。. .次に'③に竪 講. 轟畿. 聯. 識. 翻. 響. 動作」誘藷. 翫. ④ に 関 して は 、(す. 饒. 繍. 良憲. い っ た 副 詞 は 、Eグ. ⑤ に 関 して は 、(ず 国 語 の 副 詞 はFグ. 掘. を. 難い。(す ぐ)●(も. ぐ)・(だ. ん だ ん)と. ル ー プ の 動 詞 と は 共 起 し難 い 。 又 、(す ゆ っ く り)と. 動作」彪. 議1 う). い う韓 国 語 の 副 詞 は 、Gグ. ぐ)・(も. う)・(. ル ー プ と共 起 し難 い 。 っ と)・(し. ば ら く)等 、 時 間 の 幅 を修 飾 す る 韓. ル ー プ の 動 詞 と は 結 合 し難 く、 そ れ 以 外 の 動 詞 グル ー プ と は 共 起 しや す. い様 で あ る。 本 研 究 の 韓 国 語 の 動 詞 分 類 が ア ス ペ ク ト① 〜 ⑧ を関 与 さ せ て 成 立 し た も の で あ る 以 上 、 こ の 様 な 副 詞 と韓 国 語 の 動 詞 の グル ー プ と の 共 起 性 の 或 る 種 の 傾 向 性 は 、 ア ス ペ ク トと の 関 係 で 捉 え る べ き も の と 考 え られ る が 、 こ こで は 問 題 を 提 起 す る に 留 め 、 今 後 の 研 究 課 題 と して お き た い 。. 朴勝 彬. 『朝 鮮 語 学 」1935(影. 注2. 高 永根. 『標 準 国 語 文 法 論 」. 注3. 金 亨奎. 『増 補 版 国 語 学 概 論 」. 注4. 崔 昌烈. e韓国語 判意 味構 造1翰. 注5. 李 熈昇. 注6. 受 身 の表現 には 、接尾 辞 の. 注1. 語辞 典1民. 印 発 行1972通. 文 館). 塔 出 版 社1985 一 潮 閣1985. 信文 化 社1983 衆 書林1986 で表 す場 合 と補 助 動詞. →名詞+「受身」の意味を持つ惣. 表娼 合が る煽. こ謡. 鶴. 議. 尾 辞 で 表 す 方 法 を意 味 す る 。 の. 注7. に は 、 接 尾 辞rで. 表 す 場 合 と補助 動 訂 「. 味する.「誘 ㍊ 欝 餓 藩 使役というのは鰹. 驚雛 驚. 詞 の 全 て に接 続 しや す い の で こ こで は 取 り扱 わ な い 。. 注8. 奥 村 三 雄 先 生r日. 本 語 動 詞 の 分 類 」 プ リン ト. 韓 国 語 の 判 定 に あ た っ て は 、 九 州 大 学 国 語 学.国 奇 洙 ・底. 善 影 ・喪. 錫 柱 の 内 省 に よ っ た.こ. 文学 研 究室 の院生 で あ る察. れ に よっ て槽. 奇 洙 が 資 料 と して 纏 め 、 そ. の 結 果 を奥 村 三 雄 先 生 の 演 習 で 発 表 し、 レポ ー トと して 提 出 した.本 て 、察. 京 希 ・槽. 京 希 ・槽. 稿 は 、 これ を基 と し. 奇 洙 が 協 同 して 作 成 した も の で あ る 。. 最 後 に 、 御 指 導 戴 い た 奥 村 三 雄 先 生 ・諸 先 生 方 及 び 研 究 室 の 方 々 に に心 か ら御 礼 申 し上 げる。. 一. 九 州 大学 大 学 院修 士 課程 一 一46一.

(10) <表1>韓. 国 語 の動 詞 分 類 表. 一45一.

(11) 一44一.

(12) 一43一.

(13) 一42一.

(14) 一41一.

(15)

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