色調 お よび卵 の 諸形質 にお よぼす影響*
大塚 澄雄 *・'大石 武 7̲Iγ
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Ⅰ 緒 言 て合成 され, 血液 に よって選 ばれ て卵黄 に蓄梯 され N
l ることが認め られてい る.WAuL
の研 究に よって極め て重要 な側係にあ るこ とか知 ら 完成 す るの に平均 9日を要 し,卯 哉成分の蓄柿 には らIlは卵黄 1個 を 産卵 鵜 と卵 塊 ホルモ ンとの関係につ いては, 多 く
A ,
かな りの時 間かか 、ることを認め た.また
は肝臓 でつ くられ た燐 蛋 白質や燐脂質 は,卵 茸に蓄 BEら27 t
esrogen , れている.卵巣 から分泌 されるホルモンとして
d anrogen t
progeseroneお よび が 同定 され てい るが,
これ らの ホルモ ンは下垂 体前菜か ら分泌 され る性 腺 柑 され る際 には卵黄 月莫を通 過す るが, この膜 中には 刺激 ホルモ ン(FSHお よびLH)に よって 立配 され, a allklePn h htospaase
に従 ってこの酵素 の活性 が増加 す る と報告 している.
が 多く布 石三し,卵 胞が成長 す る Sm
h l ecan bac d ee
これ らホルモ ンは またf km Sに よっ
て調 揃】され る. thyroxnle)
t esrogen
また,この酵素 は Itl状 腺 ホルモ ン( お よび に支配 されるとい う.一 方,卵黄へ の
卯
井成 卵黄形成 に関す る研 究 で,卵黄の構成成分 は肝臓ep L C cene l La +本研 究の草 旨は昭f
++A苧什首席JLf研究L 和( b ofAnmAtS .D L Or AR 7
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t年度 日本L&産学 会荊6OLE大全においてg iA7耗Ll= I k n re U C l
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8 1975) 近 畿 大 学 農 学 部 紀 要 第 号 (
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1
分の蓄梢 には,下垂体前葉か ら分泌 され る性腺刺激
sonegg ホルモ ン(GTH)が必要であるが,esrotgenについて,
Aら・日のi:
HoS うに,雌雛 を供試 して を注 射 して も,血清 中に燐脂質や燐蛋 白質は相加す るが,
t esrogen U
O nattion.
fDES None 16
Leve ol P idero s eat nt
t e
Tr me
B asaldi 卵 胞へ卵黄成分 を蓄積 させ る能 力はない と推論す る
研究者 もある. による燐脂質の合成 は肝臓 で行 なわれた後,血液に運ばれ て卵黄に蓄械 され る
t
esrogen (
d
ays)t e
十lOB as aldi
lOppm 20 ppm D ES
こと4は確 かであるか ら,卵黄への色紫 沈着 に も重 20ppm 16 B asaldi
e t
十20ppm D ES要 な影響 を与 えている と思 われ る.
asaldi
e
t十40 1640ppm B ppmD ES
採卵鶏に対する の飼養的影響 については, l(DES)では 合成発情 ホルモン
t esrogen
tllb tesro h ly s ite d
)
産卵率 LE t enesro 影響, Huhの雛に対するコリン含量との関係,di 】dl ではJ( ESら丁の
C tt a eae 6,
51
/
‑ )N
BRAHMAKS TR AHA IYh ‑の彫軌 ACtIらG'
の添加 を中止 し色調 を観察 した.
甚礎 飼料は‑市販の完全配合飼料成鵜用を用 いたが, l
T ba
一
その
一
般組成 は e 2に示す とお りである.この 飼料 に 含まれたキサ ン トフ ィルの水準はβ‑カロチ ン の効 力におよほすine l tt oxyeracyc
1Sら81の普期におけ る卵殻 の厚 さ,産卵 S N
性成熟前の鶴の増体量や の蓄梯量への影響 ,H。へ 1川
率 との関係 などがあ り ,esrtadiolではJ CKÅ ONらLnの
4‑1 kg / 8 0.mg 0
1
当量で1 '度 である.給与畳は一 日‑羽 当 り 1
S
らH)の産卵鶏の噌休量や Nの蓄相星‑の影響 など多 gの定量給与法 とした .飲水は 自由給水によった.
くの報告 がある.しか し,卵黄の色調に関係 した報告
l asa l i naysso 2
le
T ba .A fb diet. は極めて少ない.色調に関連 した報告 として,HEl川 ICH
らIlの仕上 期 の Brollerの実 験 があ り,dlenStrOl dl を飼料 に添加 し,腰部 および皮楢の着色が 促進 された とい う結 果 を柑 ている.
C tt aeae
本実験は産卵に関与す る諸形質に雌性 ホルモ ンと
801 051 ture
Cr epro en ti IS
d u Mo の支配の大 きいこ とか ら, それ らの卵
黄の色調および着 色色素 てあるキサ ン トフ ィルの利 t
esrogen
くに 1 25550 /0ノLU73
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用におよはす影響について,dl tll DES) を飼料 に添J]して検討 し,併せ て卵の諸形質につ い て観察 したので, その結果につ いて報告す る.
l ∩703
ⅠⅠ 実 験 方 法 ′0 qノ
it 8
6週 令の三年鶏の Wh e L heg orn(WL)柿 (外国
o ee e
up
*:Daas plt ldbyF d C.
供試 鵜は単 飼用産卵 ケー ジに収芥 し,一段一列に 配置 した .
e l san d
系)および同週 令のRh e Io d Rd(RIR)j・fl外国( 系) の産卵 鵜 各 5羽 を供 試 した .3年鶏 を実験の I t J tesrogen
対 象 とした理 由は若年鶏 よ りi に対す る反 応が強いことが認め られてお り,BJ川 lM\KヽH lくY\
ら5)が と くに IE令鵜の産卵 につ いて行 なった実煉結 添ノ]」rしたDES (・T;・城 製薬K.K
果 を参 考 とした。 飼料 に(比介 し給与 した.この分成発情ホルモンは水 .)は粉 末状のもので, fI
実験期 間は早春 よ り初夏(3月10E]‑ 6月17日)に 「削J
tt aceae t
esrogen t enesro 31
besrtol
・
であ り,肝臓 で破雌 されぬ ため経 口的 に与 える 週間て,実験の縫j也とともに 4つの こ とがで きる.stll の 活性 について,
Uh= SL はdi ldi よ
4 わたるお よそ1
処理 を行 なった. 1iCLRLi お よびC,ts le
b lに示す と 実験の区分, お よびその内谷は Ta
お りてある.即 ち,WLお よびRLRの両柿 に対 して,
7 r HIJ i
り強い と報'・している.
定市 境は次の とお りであ る。
基
‑
恭礎飼料 を16El間給L=}した後に, つ ぎの20日r剛 ま イ本薮は実験開始時, 各期の終 りお̀よび毅終 日に,
0p 礎 飼料 に DESI 更に16日間は4
pm Op
g 0 0. g
, 台秤 を用 い 0.1
を添加 した.その後32日間 DES 壌卵 後節こちに上皿天秤にて 1 まで測定 した.飼料 pm
0p ]R
を添加 し,続 く16EF削ま2 まで測'iiした .卵虫は蝕 日午後4: 00 pm
ens l layn f Slevelnth t
ec o 4
le
T ba ・Eff fDE sl ed tOle gh の摂取量 は各鵜 につ いて毎 日記錨 した .飼料要求率
は飼料才取畳 を卵垂 で除 して求め た .卵帯の 色調 は ,!! onreedconverson.i
/ ) 8 2 .
4 4 .
5 5 .
ays D
0 g k Eg g.R k F dg ee. 23. 25. 2.
23. (
*
35 7±0
/ ) d ee
g , .
kg,WL Rl 9±022 3±0 96±0
92±0 52±0
4±0 4±0
Eg 25. 2.
2.
29. .27
ICHらIHは 有意 差が認め られ た .処埋 区間にお いては無添加 区 に対 して, 1
0 60 70 80 90 1 .
a
*:Men±SD.
た.DES添加の影響 は個 体差が あり判然 としないが,
pm 6p IYAら5)はDES6
2 5 .
r le h rDESinted tO 9
5 .
) )i
(2 ESの 添加が卵 未の色調 にお よばす彩響 k Fg.
(
I R
R
が WLを上廻 って浪 い色調 を示 した ・ fDESm) p (p Leve ol
g.
卵 黄の色調 につ いての結 束はFl 1に示す とお り であ る.基礎 飼料 に由来す る色調 は良好 で あった . 与響
お よばす彫 轡 を検 討 した結 果は次の とお りであ る.
)体重 お よび飼料要 求率 にお よはす寄
体重.lllj定の結果 は T bale 3に示す とお りで ある.
(1
・ ion tt na 0
A H S K TR O l
0 2
H A BR MA
効率 の よ くなるこ とを認め て い るの で. 添加量の増 加 に よって明 らかにで きる可能性 が あ る.
40
1011 qノ31
(xa Pu n 一O !1
巴 O 21
f ・ T
欄 では.著者 ら1‑日がR HとR工Rで検討 した結 果UatPOtt)
0
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ec enso i 1g.
l layn F
0 3 0 5
.Err torv sl so gh ny kp me
10 0
.冒, と同帆 の色調板 ( r f L3)を用 い着 色度数 で示
した .また,卵黄 中の キサ ン トフ ィルは藤 田川 の方 )
an l coou R hoce
ST^
3 1 . まで測定 し, 1mm
0 00.
k p iton 0c 1 T 7e
nVernelrCallPer IO
S I ec
ET脂肪1由比器により抽 出 し定 量
ens l l orayn ite h l eve
.Errec otrDESl slnted gh nb ywe
3 d o le T ba
o
.実験結果および考察
DESの添加墓 を変 えて,卵 黄の 色調 お よび卵質 に
ⅠH
k p tmi me で
それ らの平均値 を深め て卵殻 の 厚 さ とした .卵黄係 ter
cro i on T lecoc
・f. 'f hI これ らの体重 は週 令か らみ て腔畔休部 であ り,l M‑ 5J)T.)で測rEした .卵就 中の机 脂肪 含量はエ‑
OUStuaE叫td一m
2 1. 21. 21. 2.
1.
1.
1, I.
t. ihg
WL(
65±0 5±0
67±0 6±0
65±0 2±0
67±0 08±0 2.1 2 1 .
)
2 1 . kg RIR (
、に fJ t J ' も同様 な結 果 を得 てい る. しか し, 牛の肥T :と DESを用 いた場 合
.
神体 とくに体脂肪の書棚r二彬耶 た ・卵黄係数 ‑絹 芸 歪着 順 融ml で 卵黄直径はPr でi定 した.卵武のpHは
CO trmeer
Hり pH
5*
1 .
4 1 .
3 1 .
) kg
4 1 .
IY 3
, ミ T. DESの添加 に よる休 Lへの ;;
RIRともに認め られなかった. AlBtt MAKl S11TR^ Aらn L
H X
. a
*:Men±SD.
差 も認め られ た . テル を用 いて SO Lt=l'/L・
fDES m) p (p Leve ol
0 10 0 2 40
DESによって飼料 要求率 は高 くなる傾 向が示 された . を添 加 し飼料
また,個体差 も認め られ た .いづ れに して も,DES の添加 は明 らかに色調 を改善 した .無 添加 と処現 区
との間には、 いつ れの添加 壷に対 して も1%水 準で 法 に J:り測定 した .卵殻 の厚 さは卵殻 の尖端主部,側
面部.純端部 の三 カ所 か ら小 片 を と り,卵崇貨膜 を除 き
数 は各期 の後半 5日間につ いてつ ぎの式 か ら計算 し
メー ター (日立 一堀 場
W・は, WLお よび
添加 区は pm
0p lo 1. 悟,2 pm
0p
倍 と漉 し、色調 であった 0
12. pm
0p 倍,4 5 11. l
T ba
L
e 4に示す とお
りであ る. なかった .各鶏体 および品抑の述 いによるDESに対
品糾 問では
W
lR C tt aeae l
O tr
す るこ とが知 られ ている.鶏では HE dl を
l
添加し高い
岬
S en pm 3p e
Brollrに2 のdl
に い bJわ らず統計的には有意差 を認め るこ とがで き
す る反応の相 違は, 肉眼に よる判定 では判然 としな 添加区は
添加 区は
相 よ りもRIR紺の 方が 良好 であっ 飼料要求率 につ いての結 米 は
休 を認め た .
近 畿 大 学 農 学 部 紀 要 第 8号 (1975) か った .DESの添加 を中止 した後の卵黄の色調は, ‑‑そ う判然 としている.
次第に うす くな り, 中止後30‑33日の色調 を実験初 品種的にみてWLがRIRよりもDESに強 く反応す 期の無添加時の色調 と比較す ると, 前者 は1
平均着色度数 を示 し, なお, 磯い状態であった.こ 調 が一般 に浪い特性 と関係 があるよ うに思 われ る.
の ことにつ いては,DESの残存効果か,自然 日長の 恐 ら く, RIRは WLよ り卵黄物質の蓄梢能 力が高 い 影響 を受 けた結果であるかは検討の余地がある.演 筈 であ り,蓄横機構 に関与す るホルモ ンの浪度量 と 8倍の るこ とは,一面,前述 したよ うにRIR槌の卵黄の色 0
.
か ら推・りすれば,
光線の影響 に よる色調の改善 も考 え られ る. 限度があ り, その範国内で体脂肪或 いは休組織へ蓄 11
. /'I
灯に よるE]長 の調整の実験結果1 卵黄物質の受 け入れ量 との関係においては,一定の
IJ jH
)DESに対す る鶏の反応 と色調 につ いて 棺 されてゆ くもの と推・ され る.経験的に も兼用椎 色調の肉眼による判定では,DESに対 す る品純の の体脂肪が噴 く着 色されているこ とが知 られている 反応に相異があるか どうか判然 としなかったので. ので,着色には飼料 の摂取量以外の要因,例 えば本 卵黄 中の キサ ン トフ ィル含量か ら検討 した .無添加 実験か ら考察 され るよ うなホルモンな どが働 いてい 時の キサントフ ィル含藍 を100として各処理 におけ る るこ とが考 えられ る.
(3
含量 を比較す る と, Fig.2に示す とお りである. (4)DES以外の色調への影響要因についての検討 本実験において測定 された摂取飼料量は,制限給 餌法(定量給与法 )としたことに加 えて供試鶏の旺盛
0000000′b5432101111111
・d な食欲 のため に,両品種 とも常 に108‑109g/hen ay の摂取量で,DES添加による飼料摂取量への彫響 は 認め られず,BRAHMAKSHATRIYA5)らの結 果 と一致 し
NJS山QauOO
た .
色調 と飼料摂取量 との関係 を検討す るため,両品 種 を一つの グル‑プ として処理 し,両者の間の相関 係数 を求め たが.両者の間の関係 (r‑0 8.2
られなか った.これは定量給与であることの結果 と も考 えられ るが,少な くとも本実験の形におけ る場 合には,飼料摂取量は色調への影響要 因でないこ と を認め た.飼料効率 の高い ものは,低 い ものに比 し 18)は認め
OA
H)
て卵黄の色調が うす くなる報告 1 もあ るが,品柿 間 には前述 したよ うに逆の結果 を得 ている.同一品柿 None
h nt p
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ro t. l
l 10p
ep o k orl
e
pmDES 20ppmDES 40 S ppmDEd DESadde
において,飼料効率 に関係のある産卵強度 (産卵率 ) との関連につ いて検討 す る と,産卵率 はWLにおい ig
F .2.Ch gan sle tsoregg y
lO t
r nSOrthex han ot ed di
ph syll
%で統計的に両者 に差がな く DESの添加 による影響 は認め られなかった .しかし, て68.%, 0 RIR70.1 , ln
ay g hensr te
ls ve co le
n n or
re rre nt DESi hnte
') IYAらrは6
の添加で産卵率 に有意差 を認め ているので,本実験 の場合 は添加量が少ない結果であると思 われ る.こ BRAHMAKSHATR 6週 令の WL不利こ1 10ppm Hり
この結 果は, 色調枚 による色調のi定 と同様 な傾 向が認め られ,10ppmの添加では添加後2過の測定
3 .
値で,WLは1 4倍,RIRで12.5倍,20ppmでは添 の結 果か ら色調 と産卵率 との相関 を諜め たが,両者 5
.
加後の 2週 でWLl 2倍, RIRl3.4倍,40ppmの添 の関係 は認め られなか った(r‑0 302).2 .従 って,本 加は 2週後に,WLは1
を示 した.この ことか ら,DESに対す る反応はWL 殆 ど考えな くて もよい と思われ る.
5
.5倍, RIRは13.5倍の増加 実験においてはDES以外の主 たる要因による形轡 は の方がRIRよりも強 く,また,DESの浪度の違 いに
よってキサ ン トフ ィル含量は直線的 には増加す るこ とはな く,両品種 とも10ppmの添加に対 す る反応が 最 も強 く, それ以上の濃度処理 に対 す る反応は減 退 す るよ うであ る.この ことは20ppmと40ppmの血清 キサ ン トフ ィル含量の比較 よ り増加率の低 いこ とで
(5
l)卵.窮への影y・ 各処理 区の卵 壷はTable 5 に示す とお りである.品柿 に よ り多少の違 いが認め
られ, RIRの方が重 いこ とを示 しtr.兼用種 の卵重 の方が重 いこ とにつ いて,斉藤 らItりも白色 レグホン と名古屋椛 では後者が大 きいこ とを認め ている.那 )DESの添加 が卵 の二,三の形質にお よはす影響 18
9
・Err DESl nted gh negg
ens ie orat l iyn h
i l eves t
ec or i we l5o Tba
o g .ht
品種 的には,RIRがや 、薄い値が得 られたが有意
い と報告 している.
mDESの添加 で薄 くな るこ とを認め, 老令鶏 では傾向 として薄 くなるこ と を認めてい る.従って,本実験の場合,卵殻の厚 さに つ いて同様 な結果が得 られ るには,更に添加 DES量 を増加 させ る必要がある と思われ る.
3)卵黄係数への影響 DES添加の影響につい 7に示す結果 を得 た.
3 a )
WL 重の遺伝率 は割合に高いことが, 品椎 による違い を ては
生 じる原因であろ う.
示 した.DESの影響につ いては,両品柿 とも処理 に よって高 くす る傾 向が認め られ るが,両者の間には 差はな く, また, 添加浪度の差に よる影軌 ま認め ら れなか った.
この係数の計算要 因である卵黄の直径 と卵黄の高
WL DESの影響につ いて,WLにおいて増加の傾 向が
み られ るが,有意の差はなか った.RIRは如何 なる 渦度処理 に対 して も,差 は認め られなかった. WL のみが一つの傾向 を示 したのは,卵黄 中の キサ ン ト
す る反応の強 さの違 いに もとづ (結果で もあろ う.
2)卵殻厚への影響 DESの添加が卵殻の厚さ フ ィル‑の影響 につ いて検討 したように,DESに対
2*
2*
0 . 差は認め られない.斉藤 ら1)も白色 レグホン桂 と名 古屋種 とを比較 して,両品種 に差があ るとは言 えな
9
DESの影響は卵殻の厚 さを薄 くする傾向が あるが, 統計的処理では明らかではなかった.BRAHMAKSHATRIR
1 ら5)は若令鶏において10pp
±2.8 23. 6 4±53.
2.
6 0
1
6±39. 3.
6
±3.8 32. 6
±3 618±5
Men±SD.. 6 .
0 . a 36.
. 6
*:
0 2
0 4
le T ba
ens l iayn i fe ot h i l eves t
ec o d nex.
le7. l o Tba
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Eff fDESl nted gh ny kI
2 0 .
0 . 4±0 04. 045. 04. 3
0 .
4±0 *
±0 3 0 . R 3 04.
Rl
±0 *
*:
S.
an
Me ± D. P
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品椎 の違 いでは, 5%水準て・RIRがす ぐれ た値 を 5 00. 3
0 .
4 0 .
l T ba
さにつ いて検討 した. e 8はそれ らの測定値 を 示 した ものである.
9 0 1 .
±
0 9 03. 04. 04. 04.0 0 .
0±0 0±0 0±0
k.
l o
0 . R 6 17. ihg 8 0 .
He m) RⅠ
±0 c
( t f to ih eg teran ia enso l iayn i feot h de
nt gh nd me dh eggy : ) a
6 16. 16. 2
1
. ±0
7±0 9.0 p
p (
Leve ofDESlm)
0 1
0 2
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l 4 2
6 2
0±0 l . m) R
2 41. 40. 40. 0
1 .
RⅠ
±0 ±0
6±0 ens l layn i fe ot h li eves
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0 . R 4 ( 03. 2*
2
RⅠ mm)
0±0 2 2 0 .
0 . 3 03. 033. 7
3
31±0
±0 0 2 4±32. 3.
6 6±29*.
0.
6 0
l b a におよばす影響 につ いて検討 した結果は,T e6 に示す とお りである.
0 . 2 3 03. 2 2 0
. ±0
RⅠ ) R g ( WL
(g) DES
m) p p L Vlee or
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c ( ter me 0 5 00.
± 3 4 03. 0
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0 . 4 03. 0
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167. 4
1 .
9±0 0±0 ±0 0.1
2 1 . 41. S.
辛:Mean± D, 2
1 . 42. 426. 0
4
4±0
±0 0.2 0
2
1 0
2 近 畿 大 学 農 学 部 紀 要 第 8号 (1975)
品種の間では,卵黄の直径 においてWLが大 き く, も考 慮 して,DESのお よばす影響 を検 討 した.その 結果はT balelOに示す とお りである.
卵黄の高 さではRIRか高いことが認め られた.即 ち, 卵黄の虻が りが大 きいことか卵黄高 を低 くす る関係 にある と思われ る.これには e 9に示す粗脂肪 含量の測定値か ら推測 し,粗脂肪成分組成の影軌 こ よるものであろ う.
l
T ba eyesli
Ho np eggy
e1 Effec otfDESl
fDES m) 0.
r
p p ( l
Leve ol Tba
o
ens
R l iayn
60. 61. 61. 60. i fe ot d he
nt gh
RI 8±0 6±0 3±0 7±0 k.
l o
.Eff fDESl nted gh WL
nc ny
ens l layn ie otf h i l eves i t t t ra conen
t ec o d rue l9e Tba
o olk. 0
±0
. Men±S 6.
611. 60, 6,
a
*:
07±0 0
1
8±0 01±005
3*
2
. .17
9 0
. .07
fDES m) p p L Vlee o
(
WL RI
316±0 R
(
6港)
5 .
±1 . . 1 3
0
2 .08 .07
港)
9±13*.
(
0.
0 3 40 .04
. D .1 .
8±08. 9.
2 0
1
0±08. 2.
3 0
2 32.8±09.
2 . 0 .
本実験においては,6 ‑6 の範 囲で測定 され, 品種 間の比較ではWLよ りもRIRの値がや 、高い傾
40 6±0
Men±S 7 . 2.
a 3
*:
6 . 7±0 2.
3 . D
. 向が あったが,明 らかではない .また,DES添加の 影響 は認め られなか った.
DESの影響 として も,卵黄の拡 が りをお さえ,那 産卵直後におけ る卵黄のpHは普通 60.柁度で,貯 黄 高を高 く維持す る傾 向がみ られ る.卵 黄係数が大 蔵 中に も顕著 な変化はな く,極め て緩憎 に低下す る き くなる傾向が認め られたのは この ため であろ う. 傾向かある22)といわれている.この原臥 まリン酸.
新鮮卵において品種 に よる差が認め られたこ とと同 脂肪酸 な どの遊離に よる酸度の増加 によるもの と推 様 に,DESの場合 も.卵黄 を構成す る物 質の組成変 定 され る.本実験では産卵直後のpHのLt"lJ定で,品柿 化にもとっ く粘性 の増大が原因であろうと思われ る. 間に差のある傾向が認め られたが,構成脂肪酸の影
) 0
E2
N A u
卵黄構成物質の中で, D は粗脂肪 含量が卵黄 響 を受け た pHの測定値 とも考 え られ,これ ら脂肪酸 の違 いに よるもの と思 われ る.
62.
の固形物 中5 %を占め る と述べ ているが,DESが
脂肪香椎能 力の高 い点か ら推inIL, これが関係 してJ 添加 された
Y
が産卵 を改善す る機矧 こつい Aら51は 老令鶏について高い I
R T A t esrogen
H S いると考 えられ る. ては,BR MAAH K
産卵 の反応 を示す結果 を得 たことか ら,下垂体のGTH l
T ba e 9
に示す とお りである.机脂肪 含量は個体差 もあ り明 の分 泌 刺 激,脂肪, 蛋 白質 および 新鮮卵黄中の粗.脂肪含量を定量 した結果は
Ca in
l t proac
の代謝促進, の衰 退による就 巣性 と換羽の妨害,髄 内骨 確 を検討はで きないが, 品種 の比較では RIRが WL
よ ()もや 、多い.DESの処理 に よって,脂肪含量は の形成 と維持の促進,輸卵管の機能的 な肥大の誘起 や ・増加す る傾向が認め られ るが, 各処理 区の間に お よび不応性の終駕の どれかが,単独 または複合 し は有意差はなか った.PR
成 は
T E V
I Tら21)は卵黄脂質の柵 て働 くこ とを推illlLた.卵黄 の色調 について も,下J 55.
d6e il i
trgycer %,phospohliipd283.%お よび 垂体のGTH,脂肪代謝 などの要 因の働 きに よるもの 52.
1 hlt0
coeser %と報告 しているので, DESの影響 と考 え られ る.
としてあ らわれ る血 中のcoeserhl tolの増加が卵黄中
に も泉壬等 を及ほす もの と思 われ る. したがって,脂 Ⅳ.要 約 肪が卵黄形成に使用 され る過相 で,清色色素 も卵黄
中に移行 す る場合には,脂肪量 に密接 に関係 して卵
d oe h
egor t
i ( d e llsan
68週 令の Wh e L n(WL)椛 お よび Rh d R RIR)純 の産卵鶏 を供試 し,給与飼料へ 黄に入 り色調 を高め るこ とが 考え られ る。 のDES添加が卵黄の色調 および卵の品質におよはす
H p H p H
p にお よほす彫響 は卵 白の場合 と比較 して測定が困難 であ I),卵 白の の
4)卵黄の 卵黄の
0pp 2
0pp (
3
影響につ いて検討 した.DESの添加量は実験の進行 とともに,無添加 (0日間),1 m(
16日間),4 m(
2日間は添加 を中止 した .その結 果 を要約す るとつ m 6日間),20pp よ うに卵 質 と関連 して考慮 され る要 因でないので検
討 され るこ とが少ない .前述の机脂肪 含量 との関係
16Ef間)と増量 し.実験の終了前
ぎの とお りで あ る.
1.DESの添加 は卵黄 の色調 を改善 し,WL,RIR ともに明 らかに漉 くな り,無 添加時 に くらべ 有悲喜 を認め た .DESの添加量の違 いに よる色調への;;'E3轡 は. 添加 浪度 の高 い処理 が浪厚 であ るが, 色調 と添 加量 とは必ず しも比例 しないで,着色の度 合は10ppm が一 番大 きい .添加 の ql止 に よ り色調 は次第に うす くtJ:ったが,30133日後で も実験初親の色調 には戻 らなか った .この よ うな色調の変 化に対 して, 飼料 摂取晃 お よび産卵 平の;,・をZ智 につ いて検 討 した結 果そ れ らの影響 は何 ら認め られ なか った .
2.色調 は Tll)純 に よって差の あ ることが認め られ, . WLよ りi,RIRの色調 が浪か ったか,DESに対 す る 反応 はむ しろWLの 方が強 い と々 え らtLる.
3.DESが卵 の諸形質 におよばす影響 については, 卵 垂 では品川.に よる追 いが あったが,DES添加の妹壬 智 は WLにお いて強 く, 添加 量の増量に よって大 き
くなる傾 向が あったが,R工Rには影響 を与 えない よ うである.
卵殻の厚 さにつ いては,DESの添加 に よって両品 唖 ともや 、薄 くなる傾 向が認め られ たが, この傾 向 はRIRの方か 目立つ結 氷てあった .
卵 井係数 ては. WLよ りもRIRが大 きい よ うで, DESはl山ifr・・に他 を大 きくする 方向で影響 が あるよ う に思 われ る.卯 賛係数 の計井要 凶で この戊 を検討 し た結 果では,卵帯のれ径 が如 くな り,卯 井 高が高 く なる結 果 を柑 た .1妃に,卵 黄高 を維持 す る要 凶 とし て卵紫机 脂肪 含量 を検討 したが,20ppm,40ppmは 無添加 よ りも多い こ とを認め た .この結 果はDESに よる色調改番 と関旭が あ る もの と思 われ る.
卵黄 のpHは晶手.rr的に も.DESの添加 による影響 も 認め られ なか った .
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川別口49年11月 1E]受理 )