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─ スクールソーシャルワーカー活用校の自由記述の分析をもとに ─

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岡山県におけるスクールソーシャルワーカーの支援に対する今後の期待について

─ スクールソーシャルワーカー活用校の自由記述の分析をもとに ─

The Expectation of Support by School Social Workers in Okayama Prefecture:

A Study Based on the Opinions from Schools Making Use of School Social Workers

(2011年3月31日受理)

Key words:スクールソーシャルワーカー,連携調整,児童生徒,学校

論 文 要 旨

 本研究の目的は,岡山県におけるスクールソーシャルワーカーに対する学校の期待について検討し,その活用の可能 性について探ることである。そのために,岡山県教育庁指導課が調査をしたスクールソーシャルワーカーに対する今後 の期待についての自由記述をKJ法に基づいて,分類・整理して図解化を図り,その期待についてあらわしている。

 研究の結果,学校は,教育と福祉に関する幅広い知識を持つこと,児童生徒と家族・学校・関係諸機関との連携をす ることの他にアセスメントすることをスクールソーシャルワーカーに求めていることがわかった。

Ⅰ.目     的

 岡山県教育庁指導課(以下,指導課と称す)は,現 在,スクールソーシャルワーカーを同課生徒指導推進室 に配置し,活用依頼のあった学校や市町村教育委員会へ 派遣している。派遣要請を受けたスクールソーシャル ワーカーは,指導主事等の関係職員の協力を得て,児童 生徒に対する暮らしの安定をもたらすための支援を行っ ている。このような支援の効果を探るために,指導課は,

2010年7月中旬に,スクールソーシャルワーカーを活用 した36校に対して,調査を実施している。統計調査につ いては,間接的支援として位置づけられる4項目,直接 的支援として位置づけられる4項目,両者に属する1項 目について,支援が有効であるか否かを問うものである。

間接的支援の具体的内容は,「保護者対応に関する教職 員研修,関係機関と学校との関係調整,地域と学校との 関係調整,児童生徒・保護者・学校に対する,問題解決 のためのアドバイス」である。直接的支援の内容は,「保 護者の思いや考えを学校に伝えること,学校の思いや考

えを保護者に伝えること,学校の教育相談体制へのコン サルテーション,スクールソーシャルワーカーが学校と 共同して対処すること」である。両者に属するのは,「家 庭と学校との関係調整」である。そして,スクールソー シャルワーカーによる児童生徒・学校理解度の関係を示 すための項目を設定している。また,スクールソーシャ ルワーカーによる支援の効果とその支援に対する期待に 関する自由記述を設けている。

 そのうちのひとつである「スクールソーシャルワー カーがかかわった事案の現在の状況について,簡単に記 述してください。(スクールソーシャルワーカーがかか わった児童生徒が卒業している場合は,わかる範囲で記 述してください。)」に関する自由記述をKJ法によって分 類・整理し,図解化すると(図1)のような効果的支援 の内容を導き出すことができた。

 ここから,スクールソーシャルワーカーによる効果的 支援は,家庭の状況を把握し,それに基づいて,直接的・

間接的な支援を行うことであるとわかる。効果的支援の 中で,直接的支援にも間接的支援にも含まれるのは,「学

中  典子  熊谷 英実

 岡田かおる

**

Kaoru Okada Hidemi Kumagai

Noriko Naka

NPO法人Kitalpha  **岡山県教育庁指導課

(2)

校と家庭を調整すること」である。これは,学校の思い を家庭や児童生徒に伝え,家庭環境や児童生徒の気持ち を学校に伝えるということである。スクールソーシャル ワーカーは,関係づくりについての支援をするのである。

そして,直接的支援には,児童生徒や保護者への相談支 援の他に,見守り支援,家庭支援として家庭訪問,電話 連絡,家庭と関係機関との調整,生活環境の調整が含ま れる。間接的支援には,ケース会議に出席,コーディネー ト,教職員へのアドバイス,福祉機関,医療機関をはじ めとする関係諸機関との連携調整が含まれる。

 山野(2010:100)は,スクールソーシャルワーカー の役割を「学校に福祉の視点を導入する,見立て・手立て・

見直しをシステム化する,問題を整理して現実的対応の 世界へもっていく,学校内が機能するように働きかけ

る,学校・福祉機関の代弁と通訳をしていくこと」,と とらえている。しかし,(図1)においては,支援を実 施する前に,ともに考えながら見立て・支援計画を立て ることはその役割にあがってこない。スクールソーシャ ルワーカーは,情報収集して状況把握をした後,すぐに 支援をする役割を担う専門職である,と学校が考えてい るといえる。

 学校には,スクールソーシャルワーカーの他にも,ス クールサポーター,特別支援教育コーディネーター,教 師カウンセラーをはじめとするスクールソーシャルワー カーと近接領域の役割にある人が数多く存在する。

 岡山県において,スクールソーシャルワーカーの役割 を明確にしないままであった場合,今後のスクールソー シャルワーカーの活用に関する有用性についての理解を

(図1)スクールソーシャルワーカーによる効果的支援(筆者作成)

家庭の状況を把握する

直接的支援 間接的支援

家庭支援をする

家庭訪問をする

電話で連絡をとる

家庭と関係諸機関 との調整を行う

生活安定を もたらすため の働きかけを

する

関係機関との連携調整を図る

他機関へ の協力の お願い

児童相談所を はじめとする 福祉機関と連携

する

医療機関と 関係諸機関との 連携する

連携調整を図る 保護者と学校

との関係が改 善する

関係づくり についての 支援をする

家庭環境や 児童生徒の 気持ちを学 校に伝える 学校の思い を家庭や児 童生徒に伝 える 児童生徒に

直接対応する

保護者等に 相談支援する

経過を見守る

教職員にアドバイスする

コーディネーター役をする ケース会議に出席する

(3)

学校関係者から得ることができない。このことは,岡山 県において求められるスクールソーシャルワーカーの役 割について明らかにする必要があることを意味する。

 そこで,本研究では,2010年7月中旬に岡山県教育庁 指導課が行ったスクールソーシャルワーカー活用に関す る調査のなかの自由記述項目である「その他,スクール ソーシャルワーカーの働き(役割)に期待することがあ れば自由に記述してください。」より,岡山県における 学校がスクールソーシャルワーカーに期待することにつ いて検討する。

Ⅱ.方     法

 菊島(2003:240)は,自由記述に基づく回答を,KJ 法によって分類・整理している。そこから,「助けになっ た支援」,「助けにならなかった支援」,「迷惑だった支援」,

「いやな思いをした支援」を見出し,検討している。こ こから,KJ法は,「不確かな情報からでも真実が見抜ける」

ということである(川喜田 1970:235)。

 本研究においてもそれに習い,指導課に返送のあった 35校のうち,この自由記述に回答があった26校の内容に ついて,岡山県におけるスクールソーシャルワーカーに 期待される役割について分類・整理し,検討することと する。

※ 倫理的配慮 アンケートデータを研究に用い,公表 することについては岡山県教育庁指導課の許可を得て いる。

Ⅲ.グループ編成の課程

 小学校・中学校・高等学校を含めた36校にアンケート 用紙を郵送し,そのうちの35校が返送してきたが,ス クールソーシャルワーカーに対する期待についての回答 があったのは26校であった。この26校の自由記述に基づ く回答内容から,112のデータラベルを作成することが できた。それに基づき,データ化を図っていくと,ま ず,第1段階のグループ編成では,76グループができる こととなった。第2段階のグループ編成では,76グルー プから45グループにまとめることができた。第3段階の グループ編成では,11グループにまとめることができた。

第4段階におけるグループ編成では,8グループにまと めることができた。

 川喜田は(1970:78)は,最終段階のグループが10以 下になるまでグループ編成をすることが,人間にとって 直感的に全体としてまとめ,見抜く鍵になると述べてい る。そこで,本研究においても,第4段階におけるグルー プ編成が10以下になったので,それに基づいて図解化し ていくこととする。

Ⅳ.結     果

 KJ法に基づいて分類・整理を行っていくと(図2)の ような図解化を図ることができた。ここには,学校から の回答を,1.課題となる状況,2.学校の価値観,3.

社会資源とスクールソーシャルワーカーによる支援,4.

支援の効果と限界,5.活用したいという思い,6.ス クールソーシャルワーカーへの期待,としてあらわして いる。以下,(図2)にもとづいて述べる。

1.課題となる状況

 児童生徒にとって課題となるのは,長期欠席と支えら れていない状況である。保護者にとっては,それぞれに 思いはあるが,学校からの働きかけに抵抗を感じるとと もに,忙しくて学校に出向けない状況にあることが課題 である。

2.学校の価値観

 課題となる状況に対して,学校は次のように考えてい る。家庭が児童生徒を支えるべきであるが,児童生徒の 様子から,児童生徒を支えるべき家庭が安定しておらず,

何らかの支援が必要である。児童生徒にとって望ましい ことを考えているが,学校だけでは解決できない,関与 しづらい問題がある。また,スクールカウンセラーを配 置されている学校が一般的ではあるが,まだ不在の学校も ある。生活指導面に困ったときに何らかの支援がほしい。

3.社会資源とスクールソーシャルワーカーによる支援  その状況から,スクールカウンセラーやスクールサ ポーターをはじめとするさまざまな専門職が社会資源と して存在する。また,岡山県の2009年におけるスクール ソーシャルワーカー活用事業の開始より,スクールソー シャルワーカーが学校にとっての社会資源の一部とな る。スクールソーシャルワーカーは,支援において,ま

(4)

(図2) スクールソーシャルワーカーへの期待 4-1 支援の結果

1 状 況

保護者

2 学校の価値観

児童生徒の問題ではない

学校の限界

児童生徒にとっては良かった

長期的に来校する

今後も今回と同様な体制 学校だけでは解決でき

ない問題がある 学校として一番はいり づらい部分がある

効果

学校には、スクー ルカウンセラーも スクールサポー ターも配置 様々な機関の人

外部機関に ついての情報

を伝える

大変有効 に動いた 学校と家庭との

関係も良くなる 保育者に伝え やすくなる

相談や見守りを継続できる 体制を維持してもらいたい

学校が求める スクールソーシャル

ワーカーの資質 積極的に取

り組んでもら いたい

力量による部分 が大きい

学校の働きか けに抵抗を感 じる保護者と の間に立って いただきたい 回数を限定し

ないでほしい

学校との連絡を 密にしてほしい

専門性を発揮で きる方がいい 直接指導できる人

がいれば助かる 直接的な支援はなかった

教育に対する理解 には疑問もある

情報の共有が 難しいのが現状 有効な活用が図ら れなくなった

児童生徒の 問題点について 児童生徒の様子を説明

限界 抱える事案が多い

長期的に活用したい

関係機関との 連携・調整をして

ほしい パイプ役を期待

している 外部機関との 調整について動 いてもらうこと 他機関の紹介 社会資源の活用

家庭相談員 への働きかけを 強化してほしい 関係諸機関へ の働きかけをし てほしい 関係機関との

連携調整

専門性が必要

人柄 熱意が感じら れ、親切である 効果的である

ありがたいと思う 今のところ十分に効果 をあげていると思う より効果的である 対処してくれる

と大変助かる 学校と保護者の

関係が良くなる 保護者の状況

保護者にも思いがある 学校からの働きかけ に抵抗を感じる保護 者もいる 忙しくて学校に来れない

学校だけでは限界がある

3-2 スクールソーシャルワーカーによる支援

ケースに応じた 対応をする 児童生徒の状況 アドバイスする を把握

6 スクールソーシャルワーカーへの期待

期待している

保護者対応を してほしい 3-1社会資源

4-2 現状における スクールソーシャルワーカー

の限界

活用の限界 長期欠席者

生活指導面 で困った時

学校への コンサルテーション 家庭が児童生徒を

支えるべきである 支えられて いない状況

スクールカウ ンセラー不在 の学校がある

ケース会議 共感する

環境を整える

情報収集

家庭訪問を してくれる 法的な知識に基づいた助言

有効 相談が出来た

アドバイスが ほしい

保護者が理解する ための取り組み

学校の思い を伝えてもらう 間に入ってくれること

今後も今回と 同様に足を運 んでくださる 人柄 職員の悩みを聴

いてもらいたい

5 スクールソーシャル ワーカーを活用したい 関わってもらいたい

関係諸機関との連携

福祉に関する 豊富な理解が ある

児童生徒や 家庭の状況 を的確に把握

他の支援方法 を知ること 児童生徒をみて感じたこと

スクールソーシャ ルワーカー以外 の専門職が対応

第1段階のグループ編成 第2段階のグループ編成 第3段階のグループ編成 第4段階のグループ編成 支援の結果

20107月中旬におけるスクールソーシャルワーカー活用 校の自由記述にもとづいて筆者作成

(5)

ず,児童生徒が抱える課題について理解するために,情 報収集し,それに基づいてアドバイスをするとともに,

外部機関の情報を伝える。事例を理解するために,共感 し,ケース会議に参加し,学校へのコンサルテーション を行い,児童生徒を取り巻く環境を整え,関係機関との 連携を図り,ケースに応じた対応をする。

4.支援の効果と限界

 スクールソーシャルカーを活用した学校の意見には,

その効果と限界があらわされている。まず,効果につい ては,相談ができた,保護者に伝えやすくなり,学校と 保護者との関係がよくなったということである。

 また,学校は,スクールソーシャルワーカーの活用の 限界については,スクールソーシャルワーカーの抱える 事案が多く,直接的な支援がなかったことを指摘してい る。また,教育に関する理解については疑問がある,情 報の共有が難しいのが現状である,ととらえている。

5.活用したいという思い

 効果があり,有効であるととらえた学校は,スクール ソーシャルワーカーを活用したい,関わってもらいたい と考えている。そして,長期的に関わってもらいたいと 考えている。

6.スクールソーシャルワーカーへの期待

 ここから,学校がスクールソーシャルワーカーに期待 していることは,法に基づいた助言,家庭訪問,仲介,

長期のかかわり,学校との密接な連絡,関係機関との連 携・調整,学校の思いを児童生徒や保護者に伝える,教 師の悩みを聞く,アドバイス,保護者理解,保護者対応 であることがわかる。そして,専門性である。

 また,学校は,スクールソーシャルワーカーに求めら れる資質として,熱意があり親切である,福祉に関する 豊富な理解がある,児童生徒や家庭の状況を見立てる,

多様な支援方法を理解していることをあげていることが わかる。

Ⅴ.考     察

 本研究では,岡山県における学校によるスクールソー シャルワーカーに対する期待を明らかにするために,KJ 法にもとづいて自由記述データを分類・整理し,図解化 した。ここから,明らかになったことは次のとおりである。

 まず,学校は,岡山県におけるスクールソーシャルワー カーを活用する前に,児童生徒及び家族に関わり,彼ら の思いを理解することからはじめる。しかし,学校は,

その中で,児童生徒が抱える課題は,彼らの問題ではな く家庭を含めたものであり,そうなると学校だけでの対 応では限界があるととらえるようになる。それに伴い,

社会資源の活用,さらには2009年度から導入されたス クールソーシャルワーカーを活用することになる。その 活用によって効果が見られた場合,学校はスクールソー シャルワーカーを活用したいと考えるようになる。学校 は,スクールソーシャルワーカーを活用することで,彼 らに次のような期待をしていることがわかる。

 まず,学校が、児童生徒と児童生徒を取り巻く環境の 交互作用の中間及び環境と環境の交互作用の中間に位置 し,その連携調整を図ることをスクールソーシャルワー カーに期待していることを導き出すことである。それと ともに,情報収集による状況把握,見立て,支援に向け てのアドバイスによる支援の実施を求めている。

 しかし,スクールソーシャルワーカーに求める役割と して,児童生徒や家庭の状況を的確に把握してほしいと いう意見がある。これは,スクールソーシャルワーカー による情報収集による状況把握,状況把握による見立て

(アセスメント),支援計画を立てる,支援の実施,とい う支援の流れのなかの見立てが重要であることをあらわ すものである。

 ここから,スクールソーシャルワーカーは,絶えず,

学校とともに児童生徒の暮らし安定に必要なことを模索 して対応することが必要であるとわかる。このことより,

学校関係者がスクールソーシャルワーカーに期待してい ることは,見立てをする力,つまりアセスメント力であ るということができる。

 スクールソーシャルワーカーは,児童相談所や福祉事 務所の家庭児童相談室よりも学校に密着しているので,

支援を必要とする児童生徒に対し,すぐに対応すること ができる。予防,早期発見,早期対応ができる。通報が あってから支援を行う他の児童福祉機関よりも学校と地 域に近い立場にあるということである。よって,学校に 対し,スクールソーシャルワーカーによる支援の進め方,

つまり,状況把握と見立ての重要性を明らかにし,その 有用性に対する理解を学校側にもたらす必要がある。保

(6)

護者への相談支援,学校と家庭の関係調整,家庭訪問,

対象児への見守り支援,学校へのコンサルテーション,

対象児童生徒への相談支援,ケース会議の運営,学校と 関係諸機関等との連携調整,情報提供を実施する前に,

見立てを行うことが児童生徒の暮らしに視点を当てた支 援に大切なこと,それがスクールソーシャルワーカーに とって大切な役割であることを明らかにしていく必要が ある。

 現在,指導課は,スクールソーシャルワーカーの課題 として,「事業の周知徹底,人材不足,スクールソーシャ ルワーカーに丸投げ」をあげている(山口 2011:49)。 事業の周知徹底には,有効な支援を行う必要がある。そ れには,スクールソーシャルワーカーによる支援は,実 際に支援がなされる前に情報収集にもとづく見立てと支 援計画がなされることを明らかにする必要がある。この ことを広報していく必要がある。

 また,人材不足については,2009年度におけるスクー ルソーシャルワーカーの数は3名であったが,2010年度 には4名に,2011年には5名になっている。このことか ら,スクールソーシャルワーカー活用の有用性について は認識されてきていることがわかる。

 スクールソーシャルワーカーに丸投げについては,

スーパーヴィジョン体制の必要性をあらわすものである。

 現在,岡山県におけるスクールソーシャルワーカーの 活用が学校からの依頼にもとづいて派遣される形態であ るので,学校にスクールソーシャルワーカーに対する理 解をもたらす必要がある。それにより,児童生徒の暮ら しの安定をもたらすための支援ができるようになる。

 以上のような3つの課題のうち,特に,スクールソー シャルワーカーによる支援の流れを明らかにして,その 流れの中で児童生徒の暮らしの安定を導くための支援を していくことが,学校によるスクールソーシャルワー カーへの期待に応えることになり,彼らを活用すること の可能性をもたらすことになる。ここから,岡山県にお けるスクールソーシャルワーカーの今後の課題は,支援 の流れを学校側に伝えていくことにより,そこでのス クールソーシャルワーカーの立ち位置を明らかにしてい くことであるといえる。

(参 考 文 献)

原田正文(2006)「他職種からみたスクールソーシャル ワーカー-精神科医の立場から-」『ソーシャルワー ク研究』126,相川書房,125頁。

菊島勝也(2003)「ソーシャル・サポートのネガティヴ な効果に関する研究」『愛知教育大学教育実践総合 センター紀要』6,239頁-245頁。

山野則子(2010)「第1章 スクールソーシャルワーカー とは何か」文部科学省初等中等教育局児童生徒課『ス クールソーシャルワーカー実践活動事例集』,3頁。

山口典子(2011)「資料 2009年度『スクールソーシャ ルワーカー活用事業』状況」『学校ソーシャルワー ク研究(報告書)』42頁-57頁。

川喜田二郎(1970)『続・発想法 KJ法の展開と応用』

中公新書。

山野則子(2010)「スクールソーシャルワークの必要性」

『2010年度スクールソーシャルワーク研修』86頁-

114頁。

参照

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