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最近のデジタル回路の動向 LeCroy Japan, LJDN-JTT Page 3 LI の高速動作周波数 & 高集積化 更なる CPU システムの高速化 CPU システムの高速化 バス速度の高速化へ ペンティアム プロセッサ4 400MHzのシステム バス 最大 3.2Gb/s(

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デジタル回路の評価方法

初版: 初版: 初版: 初版:200120012001年2001年年10年10月1010月月26月2626日(金)26日(金)日(金)日(金) レクロイ・ジャパン株式会社  レクロイ・ジャパン株式会社  レクロイ・ジャパン株式会社  レクロイ・ジャパン株式会社  マルコム・エンジニア 長濱

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デジタル回路の評価方法  

最近のデジタル回路の動向 最近のデジタル回路の動向最近のデジタル回路の動向 最近のデジタル回路の動向   LSIの高集積化&動作周波数の高速化     旧来のデジタル信号設計     相性があるシステム・メモリとPC   問題点     タイミング/インピーダンス/ノイズ   SDRAM/DDR(Double Data Rate)   ラムバス・メモリ・システム デジタル信号設計 デジタル信号設計デジタル信号設計 デジタル信号設計    反射のコントロール       シミュレーション波形と実測    電流のコントロール       基板上の電流分布    タイミングのコントロール       SETUP/HOLD/SKEW    ノイズのコントロール       クロストーク/耐ノイズ  実際のデバッグ方法 実際のデバッグ方法 実際のデバッグ方法 実際のデバッグ方法            測定システム SDRAM SDRAM SDRAM SDRAM回路の検証回路の検証回路の検証回路の検証 クロック・ジッタ解析(ジッタの原因追求)    DLL解析       SETUP/HOLD    SKEW 新しいジッタ・パラメータ解析 新しいジッタ・パラメータ解析 新しいジッタ・パラメータ解析 新しいジッタ・パラメータ解析    ハーフ・ピリオド・ジッタ    N-サイクル・ジッタ    スペクトラム拡散クロックの変調帯域 ラムバス・メモリ・システム ラムバス・メモリ・システム ラムバス・メモリ・システム ラムバス・メモリ・システム    ラムバス・クロックゼネレータのジッタ解析 高速デジタル回路を評価するためのに 高速デジタル回路を評価するためのに 高速デジタル回路を評価するためのに 高速デジタル回路を評価するためのに 必要な測定機器群

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最近のデジタル回路の動向

最近のデジタル回路の動向

最近のデジタル回路の動向

最近のデジタル回路の動向

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LSIの高速動作周波数&高集積化

更なるCPUシステムの高速化

S CPUシステムの高速化 S バス速度の高速化へ IDFJapan2001 Spring引用 S より、データ・タイミング規定が 厳しくなる S 高速化のためには、CPUシステ ムとしての考え方が必要となる。 S ペンティアム・プロセッサ4 S 400MHzのシステム・バス S 最大3.2Gb/s(400MHz×8)

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旧来のデジタル信号設計

相性があるシステム・メモリ

S

個々の回路が電気的仕様を要求している

個々の回路が電気的仕様を要求している

個々の回路が電気的仕様を要求している

個々の回路が電気的仕様を要求している

S 接続できない機種の存在  → 回路間の相性が問題化回路間の相性が問題化回路間の相性が問題化回路間の相性が問題化

S CPUCPUメモリは、もっとも顕著に現れている。CPUCPUメモリは、もっとも顕著に現れている。メモリは、もっとも顕著に現れている。メモリは、もっとも顕著に現れている。

CPU

CPU

CPU

CPU

メモリ回路

メモリ回路

メモリ回路

メモリ回路

周辺回路1

周辺回路1

周辺回路1

周辺回路1

周辺回路2

周辺回路2

周辺回路2

周辺回路2

タイミング規定の要求 タイミング規定の要求 タイミング規定の要求 タイミング規定の要求 xxxx   ns nsnsns タイミング規定の要求 タイミング規定の要求タイミング規定の要求 タイミング規定の要求 y yy y   ns nsnsns タイミング規定の要求 タイミング規定の要求タイミング規定の要求 タイミング規定の要求 y yy y   ns nsnsns タイミング規定の要求 タイミング規定の要求タイミング規定の要求 タイミング規定の要求 zzzz   ns nsnsns PCI PCI PCI

PCI    1.58MB/pin1.58MB/pin1.58MB/pin1.58MB/pin でも互換性の問題 でも互換性の問題でも互換性の問題 でも互換性の問題

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システムのタイミング・マージン

トータル・タイミング管理が重要

S

伝送ライン・インピーダンス

S

バイパス・コンデンサ

S

プリント基板作成基準

S

信号割付け

S

パッケージ

S

デバイス単体のばらつき

S

個別仕様からトータル仕様へ

CPU CPU CPU CPU メモリ メモリメモリ メモリ システム制御 システム制御システム制御 システム制御 ASIC ASICASIC ASIC I/F回路 I/F回路I/F回路 I/F回路 クロック発生部 クロック発生部 クロック発生部 クロック発生部

CPU

CPU

CPU

CPU

メモリ1

メモリ1

メモリ1

メモリ1

メモリ2

メモリ2

メモリ2

メモリ2

終端終端終端終端

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タイミングマージン管理の重要性

タイミング余裕度を設定する

S タイミング・マージンをトータルで規格化する(タイミング・バジェットタイミング・バジェットタイミング・バジェットタイミング・バジェット) S 個々の回路間の相性を取り除くことができます。 35% 26% 22% 10% 7% プロパゲーション プロパゲーションプロパゲーション プロパゲーション 立上がり/立下がり 立上がり/立下がり立上がり/立下がり 立上がり/立下がり セットアップ・タイム セットアップ・タイムセットアップ・タイム セットアップ・タイム クロック・ジッタ クロック・ジッタ クロック・ジッタ クロック・ジッタ

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問題点1

デバイスのタイミング余裕度による影響

S クロック/データ・タイミングの規定 S タイミング・バジェットを考えた規定。タイミング・バジェットを考えた規定。タイミング・バジェットを考えた規定。タイミング・バジェットを考えた規定。 S 汎用デバイスでは、規格が明確化されているケースが多い。

S

内製システムLSIでは、不明確な点が多い。

内製システムLSIでは、不明確な点が多い。

内製システムLSIでは、不明確な点が多い。

内製システムLSIでは、不明確な点が多い。

S

正確で、理にかなった評価が必要です。

正確で、理にかなった評価が必要です。

正確で、理にかなった評価が必要です。

正確で、理にかなった評価が必要です。

PC SDRAM Specification PC SDRAM Specification PC SDRAM Specification PC SDRAM Specification Revision 1.7 Revision 1.7Revision 1.7 Revision 1.7

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問題点2

インピーダンス整合による影響1

S 隣接配線で且つ低速度回路隣接配線で且つ低速度回路隣接配線で且つ低速度回路隣接配線で且つ低速度回路 S 配線の長さが信号の波長に対して無視できる領域 S 集中定数の考え方でよいであろう。 S 長距離伝送回路(伝送信号波長に対して) S 配線の長さが無視できない伝送路 S 分布定数回路の考え方が必要 100mm 300mm 150mm 1/4波長=250MHz 1/1波長=1GHz 1/4波長=500MHz 1/1波長=2GHz

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問題点2

インピーダンス整合による影響2

S 電圧振幅は、 300mm 200mm CPU CPU CPU CPU メモリ メモリメモリ メモリ システム制御 システム制御システム制御 システム制御 ASIC ASICASIC ASIC I/F回路 I/F回路I/F回路 I/F回路 クロック発生部 クロック発生部クロック発生部 クロック発生部 ③100mm ①300mm ④50mm ②150mm 終端 例: 例: 例: 例:500500500500MHzMHzMHzMHz    1V1V振幅で1V1V振幅で振幅で振幅で20202020mmmmmmmmのパターンを伝送すると のパターンを伝送すると のパターンを伝送すると のパターンを伝送すると  1 11

1VV・VV・・・coscoscoscos〔(〔(〔(〔(20mm/150mm20mm/150mm)×20mm/150mm20mm/150mm)×)×)×90909090°〕=°〕=°〕=978mV°〕=978mV978mV978mV 振幅は下がっています。 振幅は下がっています。振幅は下がっています。 振幅は下がっています。 つまり、 つまり、 つまり、 つまり、伝送路が波長に対して長いと分布定数で考えなければなりません。伝送路が波長に対して長いと分布定数で考えなければなりません。伝送路が波長に対して長いと分布定数で考えなければなりません。伝送路が波長に対して長いと分布定数で考えなければなりません。

150

150

150

150mm

mm

mm

mm

600

600

600

600mm

mm

mm

mm

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問題点3

高集積化によるクロストーク・ノイズの問題

S

平行する伝送ラインを持つ隣接回路同士で発生。

S

伝送系ラインから誘起されるノイズ。

S

相互キャパシタンスによる静電結合

S

相互インダクタンスによる誘導結合

S

伝送ライン長を短くする。

S

伝送ラインの特性インピーダンスを極力低くする。

S

隣接の伝送ライン間を広くする。

S

信号の周波数成分を解析することで対策できます

信号の周波数成分を解析することで対策できます。

信号の周波数成分を解析することで対策できます

信号の周波数成分を解析することで対策できます

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高速化に対応したタイミング回路例1

SDRAMシステム

S SDRAM/モジュール S 全ての制御とデータのRead/Writeをシステム・バス・クロックに同期 S 内部クロックの立ち上がりだけを使ってデータの出力 S DDR SDRAM/モジュール S クロックの立ち上がり/立ち下がりのRead/Write S 外部クロックとメモリ内部のクロックの時間差を調整するDLL回路搭載 1 11

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高速化に対応したタイミング回路例2

ラムバス・メモリ・システム1

S RSLインタフェースとプロトコル方式によるデータ転送 S RSL(ラムバス・シグナル・レベル)インタフェース S 1.67ns/Byte (600MB/s) S PCや民生用メイン・メモリ、グラフィックス、ビデオ、通信、TVなどに使用

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高速化に対応したタイミング回路例2

ラムバスの考え方

CPU

CPU

CPU

CPU

CPU

CPU

CPU

CPU

MEM

MEM

MEM

MEM

MEM

MEM

MEM

MEM

16

16

16

16

16

16

16

16

ビット・バス

ビット・バス

ビット・バス

ビット・バス

ビット・バス

ビット・バス

ビット・バス

ビット・バス

800

800

800

800

800

800

800

800

MHz

MHz

MHz

MHz

MHz

MHz

MHz

MHz

(400(400(400(400(400(400(400(400MHMHMHMHMHMHMHMHz)z)z)z)z)z)z)z)

PC100

PC100

PC100

PC100

PC100

PC100

PC100

PC100

と比較:

と比較:

と比較:

と比較:

と比較:

と比較:

と比較:

と比較:

バス幅:

バス幅:

バス幅:

バス幅:

バス幅:

バス幅:

バス幅:

バス幅:

1/4

1/4

1/4

1/4

1/4

1/4

1/4

1/4

クロック:

クロック:

クロック:

クロック:

クロック:

クロック:

クロック:

クロック:

88

8

8

88

8

8

全体で

全体で

全体で

全体で

全体で

全体で

全体で

全体で

2

22

2

2

22

2

133 133133 133 133 133 133 133××××××××44444444 533 533533 533 533 533 533 533MHzMHzMHzMHzMHzMHzMHzMHz RAC RACRAC RAC RAC RAC RAC RAC RAC RAC RAC RAC RAC RACRAC RAC

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Memory1 Memory1 Memory1 Memory1 Memory1 Memory1 Memory1 Memory1

高速化に対応したタイミング回路例2

従来の方式

S

従来は、クロックは単一ラインで動作

CPU CPU CPU CPU CPU CPUCPU

CPU Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2

Clock Clock Clock Clock Clock ClockClock Clock Data Bus Data Bus Data Bus Data Bus Data Bus Data Bus Data Bus Data Bus

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高速化に対応したタイミング回路例2

ラムバスのクロック・ライン

CPU CPU CPU CPU CPU CPUCPU

CPU Memory1Memory1Memory1Memory1Memory1Memory1Memory1Memory1 Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2Memory2

Clock Clock Clock Clock Clock ClockClock Clock Data Bus Data Bus Data Bus Data Bus Data Bus Data BusData Bus Data Bus ラムバスにおいては、常にデータとクロックが同期するよう ラムバスにおいては、常にデータとクロックが同期するよう ラムバスにおいては、常にデータとクロックが同期するよう ラムバスにおいては、常にデータとクロックが同期するよう に送信用と受信用に に送信用と受信用に に送信用と受信用に に送信用と受信用に2222本クロック・ラインが設けてある。本クロック・ラインが設けてある。本クロック・ラインが設けてある。本クロック・ラインが設けてある。 クロックは、差動出力ラインとして扱う クロックは、差動出力ラインとして扱う クロックは、差動出力ラインとして扱う クロックは、差動出力ラインとして扱う Terminator TerminatorTerminator Terminator Terminator Terminator Terminator Terminator Terminator Terminator Terminator Terminator Terminator TerminatorTerminator Terminator

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高速化に対応したタイミング回路例2

RIMM ( RAMBUS Inline Memory Module )

ラムバス ラムバスラムバス ラムバス Web SiteWeb SiteWeb SiteWeb Site

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高速化に対応したタイミング回路例

差動シリアル伝送化 : シリアルATA

S

データのみの伝送で高速化

S

クロックは、データから抽出

S

インタフェース部でクロックと

データの位相差の問題が発

生しない

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高速化に対応したタイミング回路例

多値伝送 Multi

Multi

Multi-

Multi

--

- Amplitude Signaling (MAS)

Amplitude Signaling (MAS)

Amplitude Signaling (MAS)

Amplitude Signaling (MAS)

S MultiMultiMultiMulti---- Amplitude Signaling (MAS)Amplitude Signaling (MAS)Amplitude Signaling (MAS)Amplitude Signaling (MAS)

S 既存の基礎技術

S Telephone DSL modems - to 1. 5 Mb/ s S Gigabit Ethernet - to 1000 Mb/ s

S 高速マルチ値伝送を高速マルチ値伝送をPCB高速マルチ値伝送を高速マルチ値伝送をPCBPCB上で実現PCB上で実現上で実現上で実現

S SNRSNRが良いSNRSNRが良いが良いが良い

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デジタル信号設計

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反射のコントロール

伝送路長によるリンギング

S リンギングを小さく抑えるには  S 伝送路の遅延時間を立上がり時間の15%以下程度にする  rise time = 1 ns rise time = 1 ns rise time = 1 ns rise time = 1 ns 伝送路の遅延時間   伝送路の遅延時間   伝送路の遅延時間   伝送路の遅延時間  150150150150pspspsps 10 1010 10ΩΩΩΩ 5 55 5nsnsns ns       10ns10ns10ns10ns       15ns 15ns15ns   15ns      20ns   20ns20ns20ns 2.5 2.52.5 2.5VVVV rise time = 1 ns rise time = 1 nsrise time = 1 ns rise time = 1 ns 伝送路の遅延時間   伝送路の遅延時間  伝送路の遅延時間   伝送路の遅延時間  300300300300pspspsps 10 10 10 10ΩΩΩΩ 5 55 5nsns nsns      10ns 10ns10ns 10ns       15ns15ns15ns   15ns      20ns   20ns20ns20ns 2.5 2.5 2.5 2.5VVVV 伝送路が長いとリンギングも現われやすい。 伝送路が長いとリンギングも現われやすい。伝送路が長いとリンギングも現われやすい。 伝送路が長いとリンギングも現われやすい。 パターンの最短化が必要です。 パターンの最短化が必要です。 パターンの最短化が必要です。 パターンの最短化が必要です。

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反射のコントロール

伝送路長によるリンギング

S 立上がり時間に対するディレイ長の影響 ソースインピーダンス:   TTL/CMOS = 30 Ω 伝送路 65Ω 1ns ディレイライン 負荷 RL = 10K CL =0 pF 1・ 1・1・

1・TrTrTr=Tr===1111・・・・delaydelaydelaydelay  2222・・・・Tr   TrTrTr==2delay2delay2delay2delay     3 33

3・・・・TrTrTrTr===3=333・・・・delaydelaydelay delay   

立上がり時間に対するディレイ長により、立上がり時間の変化が見られます。 よって、短く配線する必要があります。

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反射のコントロール

容量性負荷によるリンギング

S 容量性負荷の影響 ソースインピーダンス:   TTL/CMOS = 30 Ω 伝送路 65Ω 0.5ns ディレイライン 負荷 RL = 10K CL = 0,10,20 pF 容量性負荷が大きいとリンギングが大きく現れます. 容量性負荷は小さくする必要があります。 C C C C   = ===    0,0,0,0,  10,  10,10, 10,   20 20 20 20 pFpFpFpF C CC C   = ===   0, 0,0, 0, 10,  10,10,10,   20  20 20 pF20 pFpFpF 立上がり時間/ディレイ 立上がり時間/ディレイ 立上がり時間/ディレイ 立上がり時間/ディレイ

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反射のコントロール

伝送ラインの容量性負荷を取り除く

S 容量性負荷がある場合 5 55 5nsns nsns      10ns 10ns10ns 10ns       15ns15ns15ns15ns      20ns20ns20ns20ns 2.5 2.5 2.5 2.5VVVV 5 55 5nsns nsns      10ns 10ns10ns 10ns       15ns15ns15ns15ns      20ns20ns20ns20ns 2.5 2.5 2.5 2.5VVVV 10 10 10

10Ω  Ω  Ω  27Ω  2727Ω    27Ω    Ω    Ω    DelayDelay:DelayDelay:::150ps150ps150ps        150ps      20pF        20pF20pF20pF 10

10 10

10Ω      Ω      Ω      DelayΩ      DelayDelay:Delay:::150ps150ps         150ps150ps       20pF20pF20pF20pF

rise time = 1 ns rise time = 1 ns rise time = 1 ns

rise time = 1 ns rise time = 1 nsrise time = 1 nsrise time = 1 nsrise time = 1 ns

S通常の終端方式 Sリンギングが現れる Sシリーズ終端方式 Sリンギングが抑えられている 負荷の状況によりシリーズ終端でリンギングが改善される 負荷の状況によりシリーズ終端でリンギングが改善される負荷の状況によりシリーズ終端でリンギングが改善される 負荷の状況によりシリーズ終端でリンギングが改善される

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電流のコントロール

基板上の電流分布

S 伝送ラインに沿って、グランド層に電流分布が生じる 帰還電流の存在 帰還電流の存在 帰還電流の存在 帰還電流の存在 スルーホール スルーホールスルーホール スルーホール 帰還電流は、迂回する 帰還電流は、迂回する 帰還電流は、迂回する 帰還電流は、迂回する 電流分布は、伝送反射にも影響を及ぼします。 電流分布は、伝送反射にも影響を及ぼします。電流分布は、伝送反射にも影響を及ぼします。 電流分布は、伝送反射にも影響を及ぼします。 よって、グランド層の電流分布も考えた設計が必要です。 よって、グランド層の電流分布も考えた設計が必要です。よって、グランド層の電流分布も考えた設計が必要です。 よって、グランド層の電流分布も考えた設計が必要です。

電流のルート

電流のルート

電流のルート

電流のルート

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タイミングのコントロール

S タイミングの問題 D D D D        QQQQ                ____                QQQQ

Data

Clock

4.5ns 4.5ns 4.5ns D0 ~ D7 各出力間の遅延時間差 クロック出力の 遅延時間差 D D D D      Q  QQQ                ____                QQQQ D D D D        QQQQ                ____                QQQQ D D D D        QQQQ                ____                QQQQ 30cm 1ns

8

8

8

データ クロック位相 OUT0 ~ OUT7 SETUP Time 1.5nS HOLD Time 0.5nS クロック ドライバ フリップフロップ

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タイミングのコントロール

Setup/Hold

S

タイミングの余裕度/データ・リタイミング安定性の解析

S

Setup/Hold Time の観測により傾向を把握 

4.5ns

D

D

D

D  

  

  

  Q

Q

Q

Q

   

   

   

   ____

   

   

   

   Q

Q

Q

Q

OUT0

~

OUT7

Hold Time

Setup Time

クロック

データ

8

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タイミングのコントロール

SKEW

スレッショルド・レベル スレッショルド・レベル スレッショルド・レベル スレッショルド・レベル スレッショルド・レベル スレッショルド・レベル スレッショルド・レベル スレッショルド・レベル Skew Time Skew Time Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 D Clk Q D Clk Q D Clk Q D Clk Q D Clk Q 振幅のレベル及び 振幅のレベル及び 振幅のレベル及び 振幅のレベル及び %設定が可能です。 %設定が可能です。 %設定が可能です。 %設定が可能です。

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タイミングのコントロール

プロパゲーション・ディレイ

プロパゲーション・ディレイ

プロパゲーション・ディレイ

プロパゲーション・ディレイ

S プロパゲーション・ディレイ:プロパゲーション・ディレイ:プロパゲーション・ディレイ:プロパゲーション・ディレイ: S データ値がデバイス入力から出 力までの転送に要する時間 S ロジック・ゲートや配線はプロパゲロジック・ゲートや配線はプロパゲロジック・ゲートや配線はプロパゲロジック・ゲートや配線はプロパゲ ーション・ディレイを発生する。 ーション・ディレイを発生する。 ーション・ディレイを発生する。 ーション・ディレイを発生する。 S デバイスが駆動する負荷の数はプデバイスが駆動する負荷の数はプデバイスが駆動する負荷の数はプデバイスが駆動する負荷の数はプ ロパゲーション・ディレイに影響する ロパゲーション・ディレイに影響する ロパゲーション・ディレイに影響する ロパゲーション・ディレイに影響する 。 。 。 。 Clk D0Q0 D1Q1 D2Q2 D3Q3 D4Q4 D5Q5 D6Q6 D7Q7 Clk D0Q0 D1Q1 D2Q2 D3Q3 D4Q4 D5Q5 D6Q6 D7Q7 Clk D0Q0 D1Q1 D2Q2 D3Q3 D4Q4 D5Q5 D6Q6 D7Q7 Clk D0Q0 D1Q1 D2Q2 D3Q3 D4Q4 D5Q5 D6Q6 D7Q7 Clk D0Q0 D1Q1 D2Q2 D3Q3 D4Q4 D5Q5 D6Q6 D7Q7 D Clk Q D Clk Q D Clk Q D Clk Q D Clk Q 入出力間の時間差 入出力間の時間差入出力間の時間差 入出力間の時間差

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タイミングのコントロール

プロパゲーション・ディレイ:

プロパゲーション・ディレイ:

プロパゲーション・ディレイ:

プロパゲーション・ディレイ:立上がり時間の影響

S レジスタ間により多くのロジック・ゲートが付加されると、立ち上がり・立ち下がりレジスタ間により多くのロジック・ゲートが付加されると、立ち上がり・立ち下がりレジスタ間により多くのロジック・ゲートが付加されると、立ち上がり・立ち下がりレジスタ間により多くのロジック・ゲートが付加されると、立ち上がり・立ち下がり 時間の遅れはそれに比例してプロパゲーション・ディレイを大きくする。 時間の遅れはそれに比例してプロパゲーション・ディレイを大きくする。 時間の遅れはそれに比例してプロパゲーション・ディレイを大きくする。 時間の遅れはそれに比例してプロパゲーション・ディレイを大きくする。

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ノイズのコントロール

高集積化によるクロストーク

S セル/配線の配置によりクロストークが発生セル/配線の配置によりクロストークが発生セル/配線の配置によりクロストークが発生セル/配線の配置によりクロストークが発生 S タイミング・エラーの原因タイミング・エラーの原因タイミング・エラーの原因タイミング・エラーの原因 S 設計段階で取り除くことが重要設計段階で取り除くことが重要設計段階で取り除くことが重要設計段階で取り除くことが重要 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 Clk D0 Q0 D1 Q1 D2 Q2 D3 Q3 D4 Q4 D5 Q5 D6 Q6 D7 Q7 D Clk Q D Clk Q D Clk Q D Clk Q D Clk Q

LeCroy Japan, LJDN-JTST-0004-01 Page 32

ノイズのコントロール

基板上のクロストーク

S 信号間の干渉によって生じます。

クロストーク

クロストーク

クロストーク

クロストーク

インダクタンスによる影響が大きい場合は、非常に大きい振幅が現れます。 インダクタンスによる影響が大きい場合は、非常に大きい振幅が現れます。インダクタンスによる影響が大きい場合は、非常に大きい振幅が現れます。 インダクタンスによる影響が大きい場合は、非常に大きい振幅が現れます。 パターン設計においてパターン幅が決定されるため、 パターン設計においてパターン幅が決定されるため、 パターン設計においてパターン幅が決定されるため、 パターン設計においてパターン幅が決定されるため、 場合によっては、ノイズ・フィルタなどを挿入してクロストークを抑えます。 場合によっては、ノイズ・フィルタなどを挿入してクロストークを抑えます。 場合によっては、ノイズ・フィルタなどを挿入してクロストークを抑えます。 場合によっては、ノイズ・フィルタなどを挿入してクロストークを抑えます。

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ノイズのコントロール

耐ノイズ性能を高めるには、差動インタフェース

S 小振幅、電流負荷による差動伝送方式 S LVDS S TMDS S GVIF LVDS LVDS LVDS LVDSを使用したディスプレイ・ドライバ回路を使用したディスプレイ・ドライバ回路を使用したディスプレイ・ドライバ回路を使用したディスプレイ・ドライバ回路

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実際のデバッグ方法

測定システム

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測定システム

波形観測に必要な機器

S デジタル・オシロスコープ S 周波数帯域 S サンプリング速度 S メモリ長 S プローブ S パッシブ・プローブ S アクティブ・プローブ

LeCroy Japan, LJDN-JTST-0004-01 Page 36

測定システム

デジタル・オシロスコープの周波数帯域

S 周波数帯域 測定される立上がり時間誤差を考慮すると 測定される立上がり時間誤差を考慮すると 測定される立上がり時間誤差を考慮すると 測定される立上がり時間誤差を考慮すると 必要なバンド幅( 必要なバンド幅( 必要なバンド幅( 必要なバンド幅(BWBWBW)=BW)=)=)= 0.35 0.35 ×0.35 0.35 × 3×× 333   以上 以上以上以上 立ち上り時間 立ち上り時間立ち上り時間 立ち上り時間 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2 1.4 1.6 1.8 2 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1 Time A m pl it ude 1 0 ai 2 0 ti ns 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2 1.4 1.6 1.8 2 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1 Time A m pl it ude 1 0 ai 2 0 ti ns 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2 1.4 1.6 1.8 2 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1 Time A m pl it ude 1 0 ai 2 0 ti ns 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2 1.4 1.6 1.8 2 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1 Time A m pl it ude 0.982 0 ai 2 0 ti ns 2GHz    1GHz     500MHz    200MHz

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測定システム

デジタル・オシロスコープのサンプリング速度

S サンプリング速度の比較 4GS/s 16GS/s サンプリング速度を上げると、 サンプリング速度を上げると、 サンプリング速度を上げると、 サンプリング速度を上げると、 立上がりエッジ部の再現性が向上。 立上がりエッジ部の再現性が向上。 立上がりエッジ部の再現性が向上。 立上がりエッジ部の再現性が向上。 高速サンプリング速度が重要です。 高速サンプリング速度が重要です。 高速サンプリング速度が重要です。 高速サンプリング速度が重要です。

LeCroy Japan, LJDN-JTST-0004-01 Page 38

測定システム

デジタル・オシロスコープのサンプリング速度

S メモリ長の比較  4M ワード  500MS/s 時  20M ワード  500MS/s 時 絶えず変化するデジタル回路のタイミング計測は、 絶えず変化するデジタル回路のタイミング計測は、 絶えず変化するデジタル回路のタイミング計測は、 絶えず変化するデジタル回路のタイミング計測は、 できる限り長い時間測定すべきです。 できる限り長い時間測定すべきです。 できる限り長い時間測定すべきです。 できる限り長い時間測定すべきです。 ロングメモリで捕捉すると、 ロングメモリで捕捉すると、 ロングメモリで捕捉すると、 ロングメモリで捕捉すると、 長い周期で発生している現象や単発現象を捕らえ易くなります。 長い周期で発生している現象や単発現象を捕らえ易くなります。 長い周期で発生している現象や単発現象を捕らえ易くなります。 長い周期で発生している現象や単発現象を捕らえ易くなります。

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測定システム

プロービングの問題点

S プローブの測定の注意点(パッシブ・プローブを用いた例) 周波数 周波数 周波数 周波数 ::::100100100100MHzMHzMHzMHz 立上がり 立上がり 立上がり 立上がり////立下り時間立下り時間立下り時間立下り時間 : : : : 400400400400pspspsps プローブ容量 プローブ容量 プローブ容量 プローブ容量 : : : : 10101010pFpFpFpF プローブ入力抵抗 プローブ入力抵抗 プローブ入力抵抗 プローブ入力抵抗 : : : : 1111MMMMΩΩΩΩ インダクタンス インダクタンス インダクタンス インダクタンス : : : : 1111nHnHnHnH 周波数 周波数 周波数 周波数 ::::100100100100MHzMHzMHzMHz 立上がり 立上がり 立上がり 立上がり////立下り時間立下り時間立下り時間立下り時間 : : : : 400400400400pspspsps プローブ容量 プローブ容量 プローブ容量 プローブ容量 : : : : 10101010pFpFpFpF プローブ入力抵抗 プローブ入力抵抗 プローブ入力抵抗 プローブ入力抵抗 : : : : 1111MMMMΩΩΩΩ インダクタンス インダクタンス インダクタンス インダクタンス : : : : 0.0.0.0.1n1n1nH1nHHH

プローブのリード長によりリンギングが発生。

プローブのリード長によりリンギングが発生。

プローブのリード長によりリンギングが発生。

プローブのリード長によりリンギングが発生。

できる限り短いリード長が望ましい。

できる限り短いリード長が望ましい。

できる限り短いリード長が望ましい。

できる限り短いリード長が望ましい。

LeCroy Japan, LJDN-JTST-0004-01 Page 40

測定システム

アクティブ・プローブ/パッシブ・プローブ

S アクティブ・プローブの特性アクティブ・プローブの特性アクティブ・プローブの特性アクティブ・プローブの特性                   200200200ps200psps    ps        400ps    400ps400ps     400ps     600ps      600ps600ps   600ps      800ps   800ps   1800ps800ps   1   1ns   1nsnsns 立上がり時間 立上がり時間 立上がり時間 立上がり時間 アクティブ・プローブ アクティブ・プローブアクティブ・プローブ アクティブ・プローブ 入力容量  入力容量 入力容量  入力容量 1111pFpFpFpF 理想波形 理想波形理想波形 理想波形 パッシブ・プローブ パッシブ・プローブ パッシブ・プローブ パッシブ・プローブ 入力容量  入力容量  入力容量  入力容量 12121212pFpFpFpF アクティブ・プローブは、 アクティブ・プローブは、アクティブ・プローブは、 アクティブ・プローブは、 入力容量が小さい。 入力容量が小さい。入力容量が小さい。 入力容量が小さい。 つまり、 つまり、つまり、 つまり、 信号波形への影響が小さい。 信号波形への影響が小さい。信号波形への影響が小さい。 信号波形への影響が小さい。

高速信号の波形観測には、

高速信号の波形観測には、

高速信号の波形観測には、

高速信号の波形観測には、

アクティブ・プローブ

アクティブ・プローブ

アクティブ・プローブ

アクティブ・プローブ

が欠かせません。

が欠かせません。

が欠かせません。

が欠かせません。

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実際のデバッグ方法

SDRAM回路の検証

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SDRAM回路の検証

タイミング計測パラメータ

S セットアップ・ホールド時間セットアップ・ホールド時間セットアップ・ホールド時間セットアップ・ホールド時間 Setup / Hold TimeSetup / Hold TimeSetup / Hold TimeSetup / Hold Time

S スキュースキュースキュースキュー SkewSkewSkewSkew

S 周期ジッタ周期ジッタ周期ジッタ周期ジッタ PeriodPeriodPeriodPeriod

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SDRAM回路の検証

クロック解析 周期ジッタ

周期ジッタ

周期ジッタ

周期ジッタ

周期ジッタ

1 11 1周期の変動周期の変動周期の変動周期の変動 tttt1 1 1 1 の変動の変動の変動の変動

LeCroy Japan, LJDN-JTST-0004-01 Page 44

SDRAM回路の検証

クロック解析 従来の方式

S

立上がりエッジを拡大して、エッジ部をカーソル測定

S

ランダム・サンプリング、等価サンプリング方式の解析

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SDRAM回路の検証

クロック解析 

S

周期ジッタ3つの角度から解析

S

ジッタの変動分布

S

ジッタの時間的変動傾向

S

ジッタの周波数成分

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SDRAM回路の検証

クロック解析 ヒストグラム解析例

S

ジッタ・ヒストグラムは、正規分布を示してます

S

ランダム性のジッタであることが判断できます。

周期ジッタ成分はランダム性 周期ジッタ成分はランダム性 周期ジッタ成分はランダム性 周期ジッタ成分はランダム性 標準偏差 標準偏差 標準偏差 標準偏差 ピーク・トウ・ピーク・ジッタ ピーク・トウ・ピーク・ジッタ ピーク・トウ・ピーク・ジッタ ピーク・トウ・ピーク・ジッタ

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SDRAM回路の検証

クロック解析 ヒストグラム解析

S 一般的にランダム・ジッタのピーク値は測定サンプル数を増やせば大き くなる傾向がある S 真のピーク値を推定するのには、最低限 12 * σ (+/- 6σ) のサンプ ル点数が必要です

+/- 6 σ

+/- 1 σ

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SDRAM回路の検証

クロック解析 ヒストグラム解析に必要なサンプル数

S ヒストグラムに取り込む測定サンプル数が多いほど信頼性は向上するヒストグラムに取り込む測定サンプル数が多いほど信頼性は向上するヒストグラムに取り込む測定サンプル数が多いほど信頼性は向上するヒストグラムに取り込む測定サンプル数が多いほど信頼性は向上する S 測定サンプル数を増やすには測定サンプル数を増やすには測定サンプル数を増やすには測定サンプル数を増やすには S 連続取り込みモードで測定時間を十分に長くとる連続取り込みモードで測定時間を十分に長くとる連続取り込みモードで測定時間を十分に長くとる連続取り込みモードで測定時間を十分に長くとる S 大容量の波形取り込みメモリで一度に多くのサイクルを捕捉し、測定する大容量の波形取り込みメモリで一度に多くのサイクルを捕捉し、測定する大容量の波形取り込みメモリで一度に多くのサイクルを捕捉し、測定する大容量の波形取り込みメモリで一度に多くのサイクルを捕捉し、測定する S 但し、サンプル数に比例して測定時間が長くなる但し、サンプル数に比例して測定時間が長くなる但し、サンプル数に比例して測定時間が長くなる但し、サンプル数に比例して測定時間が長くなる S ±4±4σ±4±4σσσ -- ±5σ--±5σ±5σ の信頼性レベルが測定には実用的である±5σの信頼性レベルが測定には実用的であるの信頼性レベルが測定には実用的であるの信頼性レベルが測定には実用的である S 測定サンプル数測定サンプル数測定サンプル数測定サンプル数 :::: 10万-100万サンプル10万-100万サンプル10万-100万サンプル10万-100万サンプル S ±6±6±6±6σσσσのピーク値を計算するのピーク値を計算するのピーク値を計算するのピーク値を計算する

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SDRAM回路の検証

クロック解析 サンプル数を多く取ると

S サンプル数が多いと、ピーク・トウ・ピーク・ジッタ多くなる傾向を示します。サンプル数が多いと、ピーク・トウ・ピーク・ジッタ多くなる傾向を示します。サンプル数が多いと、ピーク・トウ・ピーク・ジッタ多くなる傾向を示します。サンプル数が多いと、ピーク・トウ・ピーク・ジッタ多くなる傾向を示します。 S 正確なピーク・トウ・ピーク・ジッタの解析には、ロングメモリが必要です。正確なピーク・トウ・ピーク・ジッタの解析には、ロングメモリが必要です。正確なピーク・トウ・ピーク・ジッタの解析には、ロングメモリが必要です。正確なピーク・トウ・ピーク・ジッタの解析には、ロングメモリが必要です。 800 800 800 800kkkkワードワードワードワード 18.425 18.42518.425 18.425pspspsps 64 64 64 64MMMMワードでワードでワードでワードで 信号を取り込む 信号を取り込む 信号を取り込む 信号を取り込む 22.850 22.850 22.850 22.850pspspsps

LeCroy Japan, LJDN-JTST-0004-01 Page 50

SDRAM回路の検証

クロック解析 ヒストグラム解析

ランダム性ノイズ htop htop htop htop hbase hbase hbase hbase sigma sigmasigma sigma range range range range ランダム性 ランダム性 ランダム性 ランダム性 周期性もしくは2値変化の場合 周期性もしくは2値変化の場合周期性もしくは2値変化の場合 周期性もしくは2値変化の場合

・周期性

・周期性

・周期性

・周期性

・ランダム性でない

・ランダム性でない

・ランダム性でない

・ランダム性でない

これだけでけでは、原因の特定が困難ですから、 これだけでけでは、原因の特定が困難ですから、 これだけでけでは、原因の特定が困難ですから、 これだけでけでは、原因の特定が困難ですから、 ジッタ・トラックによる解析を行ないます。 ジッタ・トラックによる解析を行ないます。 ジッタ・トラックによる解析を行ないます。 ジッタ・トラックによる解析を行ないます。

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SDRAM回路の検証

クロック解析 時間的変動傾向解析

S

ジッタ・トラックによる時間的変動傾向の解析により

S

周期性ジッタ

解析ができます。

S

ランダム性でない

ジッタ解析ができます。

S

単発現象

解析ができます。 ジッタ・トラックは、例えば周期の変動をグラフ化します。 ジッタ・トラックは、例えば周期の変動をグラフ化します。ジッタ・トラックは、例えば周期の変動をグラフ化します。 ジッタ・トラックは、例えば周期の変動をグラフ化します。 周期の変動グラフは、ジッタの傾向を示します。 周期の変動グラフは、ジッタの傾向を示します。 周期の変動グラフは、ジッタの傾向を示します。 周期の変動グラフは、ジッタの傾向を示します。

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SDRAM回路の検証

クロック解析 時間的変動傾向解析例

S

クロックの周期ジッタの時間的変動傾向をジッタ・トラックで解析

S

1クロック毎の周期変動が確認できます。

1クロック毎の周期の変動グラフ 1クロック毎の周期の変動グラフ1クロック毎の周期の変動グラフ 1クロック毎の周期の変動グラフ

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SDRAM回路の検証

クロック解析 ジッタの周波数成分解析

S

ジッタ・トラックをFFTすると

S ジッタの周波数成分(揺らぎのスピード)を知る S 周波数成分: ジッタの要因はひとつだけとは限りません。 周波数分析で、ジッタの要因を見つけ出します。 周波数 周波数 周波数 周波数 レベル レベルレベル レベル ジッタ・トラック ジッタ・トラック ジッタ・トラック ジッタ・トラック ジッタ・トラックから ジッタ・トラックからジッタ・トラックから ジッタ・トラックからFFTFFTFFTFFT

LeCroy Japan, LJDN-JTST-0004-01 Page 54

SDRAM回路の検証

クロック解析 ジッタの周波数成分解析

50 5050 50kHzkHzkHzkHzの変調成分がの変調成分がの変調成分がの変調成分が 捕らえられています 捕らえられています 捕らえられています 捕らえられています.... ジッタの変動傾向を確実につかむには、 ジッタの変動傾向を確実につかむには、ジッタの変動傾向を確実につかむには、 ジッタの変動傾向を確実につかむには、

FFT

FFT

FFT

FFTの演算ポイント数をできる限り多く

の演算ポイント数をできる限り多く

の演算ポイント数をできる限り多く

の演算ポイント数をできる限り多く

取ります。取ります。取ります。取ります。 そうすると、より細かい周波数成分解析ができます。 そうすると、より細かい周波数成分解析ができます。 そうすると、より細かい周波数成分解析ができます。 そうすると、より細かい周波数成分解析ができます。

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SDRAM回路の検証

クロック解析 ジッタの周波数成分解析例

S

ジッタの周波数分析をジッタ・トラック+FFTで解析します。

S

いくつものジッタの要因を見つけ出すことができます。

7.85 7.857.85 7.85MHzMHzMHz MHz   4ps4ps4ps4ps 19.5MHz19.519.519.5MHzMHzMHz    4ps4ps4ps4ps

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SDRAM回路の検証

DLLの解析

S SDRAMなどのデータ処理回路では、DLLが多く使われている。 S 自動タイミング・コントロールが可能である。 S クロック・スキューを調整する S タイミング・マージンを最良の条件に近づけることができる。

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SDRAM回路の検証

DLLの解析

S DLL回路測定方法 S 測定要求条件 S ループバンド幅 S 位相を瞬時に変えた時の 出力信号の応答特性 S DLL回路入力に信号発生 器を接続し、1周期未満で 位相シフトさせる。

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SDRAM回路の検証

DLLの解析例

インパルス・レスポンスのFFT演算 によりループバンド幅を測定する Trace A: Trace A: Trace A: Trace A:    位相レスポンス位相レスポンス位相レスポンス位相レスポンス Trace B: Trace B: Trace B: Trace B: インパルス・レスポンスインパルス・レスポンスインパルス・レスポンスインパルス・レスポンス Trace C: Trace C: Trace C: Trace C: ループバンド幅ループバンド幅ループバンド幅ループバンド幅

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SDRAM回路の検証

クロック源となるPLL解析も可能です.

S 同期引き込み時間 S PLL回路が自走状態から同期引き込み完了するまでの時間 S 同期外れ時間 S PLL回路が同期引き込み状態から自走状態になるまでの時間 S 振動係数 S 同期引き込み時の収束状態 S スイッチング時間 S 周波数切り替え時の周波数偏移 S 引き込み周波数特性(変調帯域幅) S 瞬時の変動に対する応答特性

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SDRAM回路の検証

Setup/Hold

Hold Time Setup Time

Data

Clk

Q

Setup

Setup

Setup

Setup

Hold

Hold

Hold

Hold

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SDRAM回路の検証

Setup/Hold 従来の方式1

S

クロックとデータの位相関係

S

ランダム・サンプリング、等価サンプリング方式の解析

S

全てのクロックとデータに対して解析できない

S

波形を表示するまでに幾つものビットを見逃している

6.3 6.36.3 6.3nsnsnsns カーソル測定による カーソル測定によるカーソル測定による

カーソル測定によるHOLDHOLDHOLD時間解析HOLD時間解析時間解析時間解析

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SDRAM回路の検証

Setup/Hold 従来の方式2

S

セットアップ・タイム

セットアップ・タイム

セットアップ・タイム

セットアップ・タイム

S

Δ

Δ

Δ

Δc2d-

c2d-

c2d-

c2d-

S

ホールド・タイム

ホールド・タイム

ホールド・タイム

ホールド・タイム

S

Δ

Δ

Δ

Δc2d+

c2d+

c2d+

c2d+

位相差を数値直読

位相差を数値直読

位相差を数値直読

位相差を数値直読

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SDRAM回路の検証

Setup/Hold 新方式 ヒストグラム解析

S

ジッタ&タイミング・アナライザ/JitterPro/JTA

S

ピコ秒オーダーまで解析できます。

S

ヒストグラム表示で変動分布が解析できます。

クロック クロッククロック クロック データ信号 データ信号データ信号 データ信号 SETUP SETUPSETUP SETUP解析解析解析解析 HOLD HOLDHOLD HOLD解析解析解析解析 データ・パターンから周波数測定できます データ・パターンから周波数測定できますデータ・パターンから周波数測定できます データ・パターンから周波数測定できます....

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SDRAM回路の検証

Setup/Hold 新方式 ジッタ・トラック解析

S Setup/Hold の時間的変動傾向がわかります。 S 周期的に発生している現象を捉えます。 S 単発的な位相ズレ位置も確認できます。 ジッタの時間的変動傾向 ジッタの時間的変動傾向ジッタの時間的変動傾向 ジッタの時間的変動傾向 ジッタの変動分布 ジッタの変動分布ジッタの変動分布 ジッタの変動分布 を同時解析できます。 を同時解析できます。を同時解析できます。 を同時解析できます。

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SDRAM回路の検証

SKEWの解析パラメータ JESD65-A

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SDRAM回路の検証

クロックのSKEW解析1

S バンク・スキュー、バンク・スキュー、バンク・スキュー、バンク・スキュー、tsktsktsk(b)tsk(b)(b)(b) S バンク・スキューは単一デバイス に1 つの信号入力端子と複数の 出力端子を持ったデバイスにおい て、その出力端子間における時間 差の大きさを示すものです。

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SDRAM回路の検証

クロックのSKEW解析2

S 出力スキュー、出力スキュー、tsk出力スキュー、出力スキュー、tsktsk(o)tsk(o)(o)(o)

S パート・トゥ・パート・スキューパート・トゥ・パート・スキューtskパート・トゥ・パート・スキューパート・トゥ・パート・スキューtsktsktsk(pp)(pp)(pp)(pp)

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SDRAM回路の検証

クロックのSKEW解析例

S

スキュー解析

S

クロック位相のばら

つきなどを解析

S デ・スキューの実行 S 位相合わせで測定系の 誤差を取り除きます。 S ヒストグラム表示でスキ ューの変動傾向を解析し ます。 デスキュー後 デスキュー後 デスキュー後 デスキュー後 デスキュー前 デスキュー前デスキュー前 デスキュー前

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SDRAM回路の検証

ノイズ対策の一例

S

波形歪みによるタイミングエラーが解決できない場合

S ノイズ・フィルタを挿入する方法があります。 S エッジ部のノイズを除去する効果 S 不要輻射ノイズによる信号線間干渉の低減効果 村田製作所製フィルタの利用例

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実際のデバッグ方法

新しいジッタ・パラメータ解析 新しいジッタ・パラメータ解析 新しいジッタ・パラメータ解析 新しいジッタ・パラメータ解析

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新しいジッタ・パラメータ解析

ハーフ・ピリオド・ジッタ Intel DDR200

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新しいジッタ・パラメータ解析

ハーフ・ピリオド・ジッタ JEDEC規格

JEDEC Standard No. 82 JEDEC Standard No. 82 JEDEC Standard No. 82 JEDEC Standard No. 82

DDRメモリのクロック・ジッタの 規格 クロック周期の半分のサイクル タイムをリファレンスとして、実 際のクロスポイント間の時間と の誤差を測定する 両エッジを使ったデータ処理により、半周期毎の揺らぎが問題となります 両エッジを使ったデータ処理により、半周期毎の揺らぎが問題となります 両エッジを使ったデータ処理により、半周期毎の揺らぎが問題となります 両エッジを使ったデータ処理により、半周期毎の揺らぎが問題となります....

参照

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