〔特 別掲 載〕
(醤畜墨誘、齢鐸婦)
各種組織片の心臓内挿入に関する
実験的研究
東京女子医科大学外科教室(主任 榊原 任教授) 松 ーマツ 田 ダ 和 カズ 雄 オ(受付昭和33年7月9日)
内容目次
第1章 緒 言
第2章 挿入組織片の運命に関する研究第1節実験材料及び実験方法
第2節組織片の種類による相違
第1項 肉眼的観察第2項病理組織学的研究
第3節 挿入部位による病理組織学的変化の 相違 第3章 挿入組織片の強度に関する研究 第4章 挿入組織片の萎縮度に出する研究 第5章 挿入組織片の生体側に及ぼす影響 第1節 生体側局所の反応 第2節 生体側全身の反応第6章総括及び考按
結 語第1章緒 言
血管外科に於ける各種:血管移植の如く,心臓外 科に於ても直接心臓内に人工弁や紐の如き異物を 挿入したい場合がある。たとえば大動脈弁閉鎖不 全症に対する各種:人工弁の挿入や僧帽弁閉鎖不全 症に対する異物又は各種組織片の挿入の如きもの である。 血管移植や人工弁の研究については多数の発表 があるが之等はいずれもも心臓外の操作である。 しかしながら,僧帽弁や三尖弁の疾患或いは中隔 欠損症に対する外科的処置は,その部位の性質上 直接心臓に操作を.加えねばならない。従来発表き れた僧帽弁閉鎖不全の外科的治療法としては,榊 原亨1}を始めとしMurray 2)5)Tさmpelton 4)Bailey 5♪6/Davila 7)Botwin 8)榊原:任9)10,吉 原11)Matsubara 12)H:urwitt i5)等力{あるが,之
等の術式はいずれも心臓自体に紐様の種々の物質 を挿入している。かかる操作を行う場合,当然考 慮:すべき問題として次の如きものがある。 1.挿入物自体は心臓内において如何なる運命 を辿るか, 2,生体側の変化として,挿入された心臓局所 及びその生体全身に如何なる影響が見られるか, である。即ち挿入物自体の変化,挿入した為に起 る局所及び全身の影響を考慮し,その意味から挿 入物がはたして所期の目的に適するか否か。また 挿入物として最も適当なのは如何なる物か。之等 の点を追究し解明する事は心臓外科において非常 に重要な問題と思う。 著者は榊原任教授の僧帽弁閉鎖不全症に対する 手術に関連し,100頭の犬を用い之等の点を追究 した。すなわち各種組織片を犬の心臓内に挿入 し,その挿入物自体の運命,挿入された心臓局所 及び全身に対する影響を検討した。また之と共に その挿人片自体の強度や萎縮度にっき検討した。 その結果,如何なる目的には如何なる挿入物が最: も適当であろうかと云う点にっき,些か解明する 事が出来た。
Kaztio MATSUDA (Department of Surgery, Tokyo Women’s Medical College) : Experimental Study on the lnsertion of various tissues into Heart
47 第2章挿入組織片の運命に関する研究 挿入組織片の運命,すなわちその受ける変化を 追究する際,考慮すべきこととしては次の2点が ある・。 ① 組織学の種類による差,すなわち,心臓内 の同一部位に挿入した場合,組織片の種類によ り,その運命に如何なる相違があるか。 2一こ入部位による差,すなわち,同一組織片 でも心筋内にある部分と,心腔内の血流に曝れた 部分との相違や,心房,心室,大動脈等心臓の異 る部位に挿入された場合,如何なる相違がある か,等である。
第1節実験材料及び実験方法
実験材料としては,有茎心膜管,無茎心膜管,自家 外醗動脈,.自家外翻静脈,およびアフレコーノレ内保存固 定せる同種他家外心動脈を用いた。これらは,材料が 容易にえられ,且,生体に与える影響が比較的少ない ものと思考した為である。これらの組織片を,前述の 第一の問題すなわち,組織片の種類による差を研究す る為に,臨床的に意義の多い左室僧帽弁直下に各種組 織球を挿入し,比較検討した。第二の問題すなわち, 挿入部位による差を研究する為には,左室内,右室内 大動脈弓内に自家外醗動脈を挿入し,比較検討した。 次に各組織片の採取法について述べる。 1.有茎心膜管 之はBaileyの方法に従い,心膜を神経,血管を避 けて,之と平行に縦に2本の切開を加えその上部叉は 一ド部の一一方のみを有茎とし,且,この心膜片は裏面す なわち心臓に接する面を逆に外側に醗転させ管状のも のとして用いた。通常長さ5−v20 cm,巾2cm凸面 採取した。 2.無回心樋管 前述の有茎心膜管と伺様に採取し,その.E下部共に 心膜から離断し遊離させる。 3. 自家外醗動脈 自家の股動脈を採取し,その 内膜を損傷せざる様,注意しながら夕日飛させる。通常 採取せる動脈の上端の一力処に糸をかけ,この糸を上 端内腔に通し,下端から引出して糸を引張り乍ら,上 端を血管内腔に陥入する様にして引出すと容易に外醗 出来る。長さは10∼20cm採取する。 4. 自家外融静脈 前者と同様にして自家の股静 脈を採取し,外醗させる。 5. 同種他家外国動脈 同種他家男醗静脈 他の 犬より採取した股動静脈を同様に外融させる。 6. アルコール内保存固定同種他家外曲動脈,木 本氏法により,他の犬より採取せる動脈片(主とし て,股動脈)を,前者等と同様に外醗せしめて,之を 70%アノレコール内に7∼30日間保存固定して使用す る。各組織片品,その長さは使用目的に十分な長さだ け採取する必要がある。麻酔は・q・yトタール静脈麻酔 で導入し,気管内麻酔を行う。之等の組織片の挿入方 法としては,たとえば,左室に挿入する場合,左第四 肋間で開胸し,心膜を開き,左心耳より,指を挿入す る。左室壁より冠状血管を損傷せざる様にゾンデを刺 入し,この後端に組織片をつけ,ゾンデで誘導し乍 ら,必要部位たとえば僧帽弁直下中央に来る様に操作 する(図1),挿入組織片の両端は心壁に縫合固定す る。右室内や大動脈弓内に挿入する場合も略々同様で ある。 観察期間は掛入後最低1日から最長374日で,屠殺 叉は死亡せるものについて行った。固定は10%ホルマ リン,染色はHaematoxylin−Eosin及びVan Gieson 弾力繊維染色である。表1は各項目の観察結果を一括 したものの一例である。 第2節 組織片の種類による相違第1項肉眼的観察
各挿入組織片の運命を肉眼的に観察した場合, 認められたものとして,その挿入組織片の自然断 裂,血栓附着,周囲との癒着等があった。比較検 討に便なる様に一括表示すると,表2の如くであ る。この表から見る如く 自然断裂はアルコール内保存固定同種他家外醗 動脈に最も著るしく,18例中8例(44%)に認め られた。自然断裂を起したのは,その大半が挿入 後7日以内であったが,アルコール内保存固定同 種外醗動脈では10EI,12日,25日例にも自然断 裂が認められた。 血栓附着 挿入組織片の血栓附着も挿入目的に よっては重大な障害がある。表に見る如く各組織 片吟に血栓の附着を認めたが,アルコール内保存 固定同種他家外・細動脈では,18例中金例に認めら れた。一般に血栓附着は挿入後7日以内の早期に 認められる事が多かった。 周囲との癒着 周囲の弁膜,乳頭筋,腱等等と の癒着も挿入目的によっては重大な障害となる。 この場合もアルコール内保存固定同種f也回外醗動 脈に最も著明に認められた。すなわち18例中1例 に弁膜との癒着があり,2例に乳頭筋との癒着が あった。有茎心膜管では9百中2例に腱索との癒 着が認められた。‘ 小 括 一607一表 1 .無茎心膜管を左室僧帽弁下に挿入せる場合 .動 物 番 、号 10 11 性 体 重 1..一.iL.一
1術
別1前
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E 挿入片近傍の心学のみ 挿入片両端の部分(心壁内にある) 心壁より心腔への科行部.、 血流に曝された挿入片の申央部 挿入部より最も難れた心筋 一 608 一49
表2 各種組織片挿入による肉眼的所見比較
ト雄舗即下に鰍 実験鱗観察期間障篇裂雌騰
し有茎心膜倒
心臓腔内 血 栓 周囲との癒 着 91∼始
1∼56F−t
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自家外翻動脈を各部位に揮点した場合
礎旦虫丞部L一∴上・2一・6・Ell.「2一 ・
1 7 1 22t−lo7.F,l i・ o o o大側脈弓剛
6 1’i4L’Zokl’ 4 1 o 挿入せる各組織片にっき,その肉眼的観察所見 すなわち,.自然断裂,血.栓附着,心臓腔内血栓形 威,周囲との癒着等を検討すると自家外・醗静脈に ℃の傾向最も少く,アルコール内保存固定同種他 家外醗動脈にこの傾向が最も穴であった∩ 第/1・項 病理組織学的研1つ冠 心臓内に挿入せる各種組織片の運命を病理組織 学的見地から,時日の経過を追いながら研究し た。採取せる部位(図i: )の如く,挿入片の両端 .で心壁内にある部分と心耳から心腔内への移行部 及び並h流に曝された中火の部分とである。各種組 織片毎にこの変化を概観すると, ① 有回心三管を僧媚弁直下に挿入すると, 挿入後7削14日目例では挿入組織片は殆んど硝子 様化し,30∼40日例では高度なる硝子様変性によ り無構造化する(図3)。心内膜壁より増殖せる肉 芽組織が挿入片の表面及び内部に侵入移行するの は,挿入後30日である。この頃僅かながら内膜内 皮細胞が,.この肉芽組織片を先導として挿入片の 上を覆ってゆく。40日例では心壁より増殖せる肉 芽組織が挿入片の中火部迄達し,「旧人片の内部に 心壁より小1血管が侵入して完全に器質化が完了す る。之は374日例(Pものと昌々同様であった(図4 5)。従って器質化け略々40日頃完了するものなる ’事が分つた。 ②、無茎心膜管を左室僧帽弁直下に挿入せる 場合,大体有茎心膜管と同様の変化が認められた が,硝子様変性,萎縮,壊死等の退行性変化や, 吸収性,肉芽増殖,小』笠管新生等は有茎心膜管よ り著明であった。子等の変化は1∼4日例に於て は,肉芽組織が挿入片の中央及び中心に迄進む が,心内膜の移行は未だなく,19日半において嘆 かに心内膜の移行を認めた。30∼33累層(図6.7) で器質化更に進み,心内膜の移行も進む。40∼48 日にして器質化完了し,心内膜は中火部迄移行 し,新生血管多数を認めた。無i莚心膜管に比し有 茎心膜管が,略々同様の変化を呈し,両者の間に 明瞭な差がなかったのは,.有茎心膜管挿入時に心 壁自身の圧力と,縫合結紮による外圧により,有 茎心膜管内に残置せる血管を閉塞した為と考えら れる。結局両者共に時日の経過と共に萎縮して, 血行が保持されなくなる事を示す。 ③ 自家外醗動脈を左室憎帽弁直下に挿入せ る揚合,7日例に於て(図8)既に全体に著るしい 壊死,萎縮,吸収性変化を示し,心壁(図9)より の肉芽組織と心内膜の移行を示した。 30日例で聞質の著明な吸収性炎症を認めた(図 10)。結局,自家外謙動脈では次に述べる自家外 輪静脈に比し,進行性変化強く塩枠形成の傾向が 大であった。 自家外壁静脈を左室僧帽弁直下に挿入せ る場合,1ん.3日例で,四壁よりの移行部に強い ..一. 6’o.g 一肉芽組織の増殖と,挿入片自体の器質化傾向を認 めた。」血栓形成傾向は殆ん≡fなかった。7∼10日 例において,肉芽組織は・早くも中・央に向って延び この後を追う如く心内膜:の麺長移行を認めた。24 ∼30日例においては(図11)内・中・外膜層は均等無 構造化し,心内膜は略々中央迄被覆し著明なる器 質化を認める。40臼例に於て完全に器質化完了 し.,挿入片は心内膜を以て完全に被覆される。内 中外の層共細螺なる弾力繊維を残して,肉芽組織 を以て置換され,中に新生血管多数を認め,新鮮 なる血流を認めるは至った。此の様に退行性変化 も進行性変化も軽微で,循環障害少く,炎症も無 茎,有茎心膜管に比し遙かに軽く,血栓は殆んど 認めなかった。328日例(図12.13)に於ても40日 例と同様で挿入静脈片の完全器質化と明瞭なる心 内膜被覆を認めた。 ⑤ 同種他家意趣動脈 挿入片は7∼10日頃には全長に儲り,硝子様変 性,萎縮,壊死に陥り,挿入片の中央部はPdO.日例で すでに細くなって居り,硝子様変性が著明である。 30日例以降では,この傾向が更に大となり,融解 消:失したものもあるQかくの如く自然断裂の傾向 が大であり,血栓形成も多い,心内膜内皮の延長 移行,肉芽延長移行は20日例より認められ,31日 例以降で巌々完成する。 ⑥ アルコール内保存固定同種他家外翻動脈 を左室僧帽弁直下に挿入せる揚合, この揚合12例中の半数の6例に於て,挿入後8 日前後で,挿入片の自然断裂を認めた。而もこの 切断端を中心に大なる血栓の附着を認めた。10日 例では,挿入片は全長にわたり,肉芽及び結締組織 で置換され,弾力繊維も萎縮断裂し遂に消失する に到った。挿入部近傍の心筋も全く搬痕化してい る,断裂を免れた例においては24日例において, 早くも肉芽組織の増殖と移行を認め,中央部にお いては之が器質化による内皮細胞を認めた。 小 括 以上各種組織片の病理組織学的変化を検討する と,その殆んどすべての例において,i・戸心部は阻 血性退行変性に陥り,表面の小部分のみが繊維化 し,弾力性を全く:失い,繊維性萎縮を来す様にな る,各組織片について比較検討してみると, ①心膜管では有茎,無茎両者の間に明かな相 違を認めなかった。之は有茎心膜管でも心壁挿入 時,壁自身の圧力と縫合結紮による外圧の為,心 膜管への血行が阻止される為と考えられる。 ②自豪邸醗動脈と自家外翻静脈では,静脈の 方が硝子様変性,萎縮,壊死,浮腫,欝血,繊維 素折出等の変化が少く,肉芽増殖,結締織増殖, 小血管難生等の進行性変化が強い, ③ 自家動脈では,他家動脈の方が融解消:朱, 自然断裂の傾向大であり,病理組織学的にも退行 性変性,循環障害等の変化が強い。 ④アルコール内保存固定同種他家外転動脈で は,器質化最も良好であるが,弾力繊維の融解に よる減少を認め,自然断裂,血栓附着の傾向が量 も大である。 第3節挿入部位による病理組織学的変化の相違 ①同一組織片でも挿入部位により如何なる 変化があるか,その相違点につき検討した。この ため各挿入組織片について,両端の心筋内の部分 と,中央の心腔内の血流に曝された部分とで,如 何なる相違があるかを検討した。
②また同一部位に挿入した揚合も,挿入
組織片の種類により,その病理組織学的変化に如 何なる相違があるか,⑧また同一組織球に於て も,心臓各部位即「ち,右房,右室,左房,:左室,大 動脈肺動脈等に挿入した場合,その受ける変化に 如何なる相違があるか。 之等の点を検討するため,各実験例全てについ て,その病理組織学的変化を一括表示した。 病理組織学的変化については,軽度のものは除 外し,中等度以上の変化の認められるもののみを 取上げた。即ち各組織片についてその実験例中, 中等度以上の変化の認められるものが何例あるか を導べ,その実験例に対する比率を%で出した。 更に比較に密なる様に85 %以上を惜,70∼85 % を十十,60∼70%を十60%以上を一とした。従って 柵は同一組織片について実験例申の過半数に,中 等度以上の病理組織学的変化の認められる事を示 す。十ですらも中等度以上の病理組織学的論評 が,実験意中の60%以上に認められる事を示し, 有意の変化の認められた事を示す。 ① 表3は両端の左室魑魅内にある部分表4は ま左室中央の血流に曝された部分に取る各挿入片の 病理組織学的変化を示す。 表に見る如く各組織片の中では,自家外醗静脈が 浮腫,欝1血,充血,出血,繊維素折出血栓形成等 一一一 610 一一一51 表3 挿入片両端の心添内の部分
剛応酬静
管屠『桑子様変難1優
性戯評 死「+
i 1進 吸収牲変性
行 清 浄 化 性 肉 :芽 増 殖無職締織増殖
4t F小血管新fti
十 一1一 十 ”lm −1一管i脈1脈
1十ll・i 一lil・1耕「
1 1外 融 動 脈屠冊
」・+眠 障・・ ‡1:.]]ト 「∵卜 コ 1動 アレ 固 定脈釧+1什1+料
一・ ー日一 循 浮 腫 欝 血 充 .庶 出 血繊維素析出
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一 1 一一一 一 i ’r −i− F 一1卜 一1.ト 十 表4 左室中央の血温こ曝された部分 環 障 碍 .デ蕪一一 茎 茎 心 心膜1膜
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il
糊二■
脈硝子様変
萎 呼 吸 収 性変
1清 浄
肉 芽 増 結 締 織 増 小 血 管 新1麟娠移行
心内膜内皮延長移行弾力繊維残存
内 膜 残 存 十 十 十 1欝 卍充 出 繊 維 素 析 棚 卸 死 一遍・ 十H一 十ト …]一 ヨ卦∴1掛廷
羽卜 什 升1一 ・ドー一一 化;一 + 殖1十 俳 殖…+卜障生汁片
監に
血1十1十 十 血日+1+ 出;一_ 極…ヨー化}・囲
凡 眼 E 什 {一 N−1一 ヨ.一レ 刊一 十ト 臼一 i什 自 家 外 静・ 脈 他 家 外 動 脈副木
無縫
固 定 甘レ 冊 惜 室料一 柵 斜.ト 肖十 十 ヨ十i一 十.1一 羽[・ 十卜 十 ・i一ト 十卜 一ト 一日一 十 粁一F
法外 ア フレ翻 コ動 1 ル脈 冊 の挿入目的には不適当と老えられる循環障害が最 も軽い。又肉芽延長移行,心内膜内皮延長移行, 弾力繊維残存等の有利な機転が著明である。吸収 性変性,清浄化,肉芽増殖,結締織増殖,小血管 新生等の進行性変化も自家七十静脈が最も著明で ある。硝子様変性,萎縮,壊死等の退行性変化は アルコーール固定同種他家外翻動脈が最も少し、o ② 表3と表4とから同一組織片について心筋 内にある両端の部分と,血流に曝されだ中央部と について比較検討してみるに,各組旧時共,,[fit流 に曝された中央部は心筋内の両端の部分に比し, 硝子様変性,萎縮,壊死等の退行性変化が著明で あり,吸収性変化,清浄・化,肉芽増殖,結締織増 殖,小血管新生等の進行性変化も強い。浮腫,欝 並L,充血,出血,繊維素折丁,血栓等の循環障害 は両者共略々同様な変化を示したb結局,心筋内 の部分より血流に曝された中央の油分の:方が,早 期に且よ・り強く変化を呈すパ 十 十 十 十 十 “f 一口十 一F 十 十 ÷ ⑧ 同一部位に駆る各組織片の変化の差,表か ら此の問題を検討してみるに,心筋内の部分と血 流に曝された部分とに分けて述べる方が便利であ る。 i心筋内の部分では,無茎心膜管及び自家 無難静脈が退行性変化著明であり,アルコール内 保存固定外醗動脈では変化は殆んどない。進行性 変化は自家外醗静脈に強く,無茎心膜管に少い。 循環障碍は有茎心膜管に著明で,自家七口静脈に .少い。 ii血流に曝された心腔内の中央の部分を見 ると,退行性変化は自家外醗静脈及び同種他家外 信静脈に著るしく,アルコール内保存固定外醗動 脈が最:も変化が少い。肉芽増殖等の進行性変化は 自家外翻静脈が著るしく,有茎心膜管が最:も少 い,循環障碍は有茎心膜管に著明で貞家外醗静脈 が最も少い。その他,自家外醗静脈では,心尽よ りの肉芽延長,心内膜内皮の延長移行,弾力繊維 残存等の機転が最も著明である。以上の結果よ り,アルコール内保存固定外翻主脈は退行性変化 少く,器質化良好である。 又,自家外連静脈も退行性変化はあるが循環障 碍少く,炎症や血栓形成も少い点から,病理組織 一ffl/一表5 自家外謙静脈を心内各音ll位:に挿入 した場合の病理組織学的変化
二二胆L墜二割
擁鱗国劇壷
室 室 脈1室 室 脈 L 1 1’ ] ほ 硝 子 様 変 挫1措. 萎 縮.冊… 壊 . 死 +::吸収性変化+、+
清浄化+■一
肉芽増殖…明+
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理 血:一1一出 血!_ _
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心内膜内皮延長獅田隔
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学的見地のみからはこの両者が比較的優れてい る。 ④ 心臓内各=部位に挿入した場台・,挿入部位に よう変化の差,この場合,挿入1部位としては一 段,右室,左房,左室,肺動脈,大動脈等がある が,臨床的に意義の多い,左室,右室,大動脈図 14について,自家外麟静脈を挿入して挿入部位 による変化の差を比較検討した。この際も,両端 の心筋内の部分と,中央の血流に曝された部分と に分けて,研究した。表5は之を示すが,之によ れば,硝子様変性,萎縮,壊死等の退行性変化 が,左室中央部で最も著明であり,左室内腔で心 内圧の変動が最も著るしい票と関係あるものと考 えられる。 之とは逆に右室壁内にある両端の部分が,肉芽 の延長移行,心内膜内皮延長移行,弾力繊維残 存,内膜残:存等が最も著明であり,圧の変動を受 ける事が他の2者に比し少い点と関係があるもの と考えられる。 第3章 挿入組職漁の強度に関する研究 挿入物自体の運命を考慮する場合,挿7〈pa早期 に自然断裂を来す事があっては,挿入物としての 違 行 性 変 一化.. 進 行 性 変 化 表6 挿入片近傍の語聾の変化 .一ュ庶
茎、茎心1心
1膜1膜
自 邸 外 動 [管1管1脈硝子様変心遣
萎 liS 1,。 壊 死 什吸収性変化
清 浄 化 肉 芽 増 殖結締織増殖
小」血管新生
H一 一一 P一 一v A− !一 封・ト 廿{・ 惜1+ 冊レ・ {一 十 十 十 十十 十1一 ヨ十 一H’ 十自同畑
家1種i本定列難外
融…外[・レ醗静麟庁動
脈・脈レレ脈 i L 循 環 hsE.v:.i
隆
l
I tL
浮: 腫 欝 唱 曲 エ馬 出 血繊維素析出
血 栓肉芽延長移行
心内膜内皮延長移行弾力繊維残存
内 膜 残 存 十 軒 一F 十1一 {一 一1 1一曲・卜
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一1 十 十il. 1 −i −l A A−L一 一1卜1 “F ,i ・i−ii一 ’ ¥1一 意義をなきない事は既に述べた。自然断裂を来す 原因としては,挿入片が時間と共にii li了変性に陥 り,萎縮壊死を来す為と外力による索引,縮小の 為である。外力として1ま,心臓の拡張,収縮によ り挿入片に加はる索引力と心臓内圧即ちDlエ盲充によ る圧力がある。このため挿入片の外力に対する抵 抗度,すなわち挿入片自体の強度を,時閥的経過 と共に検討し,さらに強度と病理組織学的所見と に如何なる関係があるか研究してみた。挿入物と しては,自丁丁醗静脈を用い,之を左室内の僧帽 弁直下に挿入した。実験方法
強度としては,挿入片にどの程度の重量一索引力 を加えた場合,之が断裂するか。その耐え得る最大重 量を測定し,之と,ある標準組織片が耐え得る最大重 量との比{(%)便宜上之を耐重量度と呼ぶ}を測定の 規準とした。この場含,標準としては,挿入前の耐重 量を用い,挿入後一定日数を経過してから取出した組 織片の耐重量と前者との,耐重量との比を強度とし 一 612 一s3 た。挿入組織片として自家外回静脈を用い挿入前にそ の中央部1cmを取り両端をクリップにて挾み,之を TP間に固定し, W部よリビニール管で水槽Dに1秒 間10ccの割で注水し乍ら, TPの挿入組織片に加重 した。注水前の目盛を0とし,注水後,挿入組織片が 切断される際の目盛をその耐重量とした。同様にして 挿入後一定日数を経て,取出したものの耐重最を求 め,前者に対する比(%)を強度とした。挿入後取出す 迄の日数は7,14,21,25,28,30,35,40,60,70 で,夫々2例宛について行い,その例の強度の平均を 夫々の日数の強度とした。たとえば7日例では第1例 が,挿入前2890gの耐:重量から挿入7巨後に取出し たものでは16189の耐重墨を示し,その耐重量の比 すなわち強度は56%となり,第2例は16209から 8429となったため,その強度は54%となる、したがっ て56%と54%の平均54%が7Fl例の強度となろ、, 他の日数例でも2例宛行つたのであるが両Kの強度は 大休近似の%を示し,大しtこ差異を認めなかった。も ちろん,それぞれ置なる犬の外醗静脈を用いたため, それぞれの耐重量は種々で最低1240gから最高4350 9迄あったが,強度の推移は,図15のごとく比較的安 定したものであった。図に.見るごとく,強度は7日例 で54%迄低下したものが,25H頃より殆んど挿入前 の強度に復し,28日以後においては挿入前以.ヒの強度 を示すに、,到った3]F{例では揮入前の125.8%になつ ている、,すなわち挿入後数日で,急激に低..ドした強魔 は,挿入後25日以降で挿人前以一ヒ1こ補強されている事 を示す。 考 案 以上の結果より,病理組織学的所見とその強度 との関係は,ある限度迄は挿入日数の経過と共に 略々平行することが分つた。すなわち病理組織学 的には全く萎縮,壊死,変性等を主体とし,僅か に進行性変化を見る7日目頃が,その強度が最:も 弱い。之はこの頃,自然断裂の例の多い事とも関 係がある。次に退行性変化が殆んど完了し,進行 性変化の著明に認められる14日頃では,その強度 も遂次上昇している。更に心壁より肉芽組織の延 長移行が開始され,之が挿入組織片を完全に被覆 した。21日頃ではその強度も急激に上昇し,殆ん ど挿入前の強度に迄回復している。心内膜内皮細 胞が完全に移行して挿入片が器質化された25日頃 には強度も挿入前以上になっている。かくの如く 挿入片自体の強度ほ,その病理組織学的所見と密 接な関係がある事を知った。 第4章 挿入組織片の萎縮度に関する研究 賜述の如く,挿入組織片は殆んど全てに於て中 心部が層理性退行変性に陥り,器質化や繊維化が 行われて,組織の疲痕性収縮を来す様になる。と の場合,挿入片の収縮が挿入目的に対して如何な る影響を与えるかと云う点が間題になる。たとえ ば,僧帽弁閉鎖不全症の治療の目的で静脈片を償 帽弁下に挿入し,後記の乱民を内側へ索引移動し て,閉鎖不全を除かんとする時,挿入静脈片が疲 痕性収縮を来すと,その萎縮の桿度によっては, かえって狭窄を増強する様になる事がある。した がって強度が如何に強く,病理組織学的に如何に 適当であっても,収縮がある程度以上進むと,当 然挿入目的に相反する事になる。この為,著者は 挿入片の療痕性収縮を計測的に測定し,時聞的経 過を追い萎縮産を追求した、
実験方法
自家外山静脈を使用し ④露出せろ心臓の左室で,静脈片を心室壁に固定し ようとする2点聞の直線距離を1mmとする。 @揮入前の外回静脈を%Jnユmの長さに切り,之を 索引してlmmの長さに迄延長,せしめる。 この中央部に目印としてAB2コの絹糸結紮を作 る。AB閥の距離は10mmとする。この静脈片を左 室僧帽弁下に挿入し,予定した固定点に挿入し,固定 する。 ㊦一定日数後,屠殺摘出して得た挿入静脈片につい てAB間の距離を測る。之をMrnmとすると萎縮度S は次のごとくなる。 Mmm S=一 a:61{一.H (o%) すなわち挿入前10mmのAB閲の距離がどれだけ縮 小したかを測定するのである。 測定は強度の場合と略同様に7,14,21,28,30, 35,40,49,60,100日例にっき,それぞれ2例宛実 測し,両者の平均値を以て各Fl例における萎縮度とし た。 たとえば7H例でみるに挿入前ABの長さが10mm のものが挿入後7日目に採取した第1例で,8.8mm第 2例で8.9mmを示した場合,両者の萎縮度はそれぞ れ88%と89%で平均は88.5%となり,之が7日例の 萎縮度となる。図16に見るごとく,挿入静脈片の萎縮 はfi寺間と共に進行するが30∼35日に到り急激に萎i縮 し,35日にはその最低値70%となった。以後100目迄 の観察では70∼80%を示した、,すなわち35日前後に おいて萎縮が最高に達し,35日以後は萎縮が大体停止 するものと考えられる、既述の病理組織学的変化と対 一613一比してみると,完全器質化後もさらに萎縮を示すもの であり,35日以降で萎縮が停止するのは,この時期に 病理組織学的変化が全く完了するのと全く合致してい る。
第5章挿入組織片の生体側に及ぼす影響
各種組織片を心臓に挿入した場合,挿入片は当 為異物として作用する為,挿入された心臓局所は 勿論,全身的にも当然何等かの反応影響が見られ る。之等の点につき検討した。 第1飾 生体側局所の反応 生体側局所の反応として挿入片近傍の直壁の変 化を第2章と同様の方法で病理組織学的に追究し た一表6は挿入片近傍の直壁の変化を示す。 この結果は第2章に述べた挿入片両端の心壁内 にある部分の変化と再々等しい。同様にして挿入 片より離れた心筋の部分からも切片をとり,その 組織学的変化を追求した。この結果を比較する に,どの組織片を挿入した揚合も病理組織学的所 見には特に認むべき相違は見られなかった。結 局,生体側に与える影響は僅微なものであり,か つどの組織片を用いてもその聞に有意の養を認め る事は出来ない。 第2節 生体側全身の反応 心臓内に各種組織片を挿入せる血合,生体側全 身の受ける影響として,…・般全身状態に関し,出 軍の推移,発熱,白血球数,胸腔内滲出液,肺欝 血∫等につき検討した。 胸腔内滲出液は何れの組織片でも挿入後,1週 間以内に2∼20cq見られた。心証心膜管を挿入せ るものでは9例中3例に10∼20ccの滲出液あり, 20cc以上の滲出液を見たものが1例あった。自寂 外醗動脈を使用せる髪合が最も滲出液の産生を見 る事が少なかった。全例を通じて滲出液は1週間 以内に丁々吸収消失し,2週間後には全然認めら れなかった。体軍の推移も略々同様で,1週闇迄 は種々の程鹿に休軍減少を見たが,1週間後には 挿入煎のそれに恢復した。臨床経過として外翻動 脈,外醗静脈を用いた掛合3例宛につきそれぞれ 体温及び野並!画数を測定してみると図17,18の如 くであった。旧例共大体2週を限度として手術侵 襲から恢復した。臨床経過全般から見ると,外翻 静脈を使用した場合が最:も生体側に与える影響が 少かった。 第6章 総括及び考案 僧帽弁閉鎖不全症等の場合における如く,直接 心臓内に紐状の異物,組織片時を挿入したいこと がある。この際,当然考慮せねばならぬめは,挿 入物自体の撰択と及びその運命であり,更に挿入 物による心臓局所及び全身に与える影響である。 之等の問題にっき病理組織学的所見を主とし,さ らに肉眼的観察や臨床経過観察を行った。これに より,如何なる挿入目的には如何なる組織片が適 当であるか等につき検討した。 ① 挿入組織片として使用したものは,有茎 心膜管,無筆心膜管,自家外部動静脈,同種他面 外醗動脈,アルコール内保存固定同種:他家外醗動 脈等である。 ②挿入部位としては,臨床的頻度の多い左 室僧帽弁直下を主としたが,右室や大動脈弓内に も挿入した。その結果 ③ 有茎心膜管,無重心爆管,同種他家外懇 動脈等は」血栓を形成する傾向大であり,それ自体 の器質化も不良であった。自家外翻動脈にもある 程度,,血栓形成の傾向あり,アルコール内庭存外 翻動脈は他の組織片に比し,退行変性少く,肉芽 組織の増殖移行が早期に現われ,器質化も良好で ある。併し乍ら弾力繊維の融解による減少を認 め,頚/流と心臓収縮に伴う外力により自然断裂を 来す率が最も大で,この点から心臓内に挿入する には適当とは云えぬ。之に対して, ④自家外醗静脈はその病理組織学的変化も 軽く,器質化良好で,心内膜内皮延長移行,肉芽 延長移行,弾力繊維残存,血管新生等の機転多 く,.血;栓形成自然断裂も少く,挿入片として最 も適当と認めた。 著者は営養の結某を昭和£9年第55回日本外科学 会総会で発表した。同じ頃Glenn14)Hendersoni5) Moore 16)17)等も犬で同様の実験を行い,各組織 片に殆んどすべて中心部が阻1血性の退奢苛変性に陥 り弾力性を失うが,その中では静脈片が最:も良く 原形を保有していると述べている。之は著者の結 論と略々同様であるが,彼等の実験は少数例に っき,月,その肉眼的所見のみから得た結論であ る。之に反し,著者は100例の犬を用い肉眼的観 察は勿論,病理組織学的に挿入片のみならず生体 側の挿入された局所や,全身に与える影響を検討 した。更に挿入片の強度や萎縮度につき比較検討 した。強度や萎縮度につきかかる検討を行ったも 一614一のは,未だ見ない処である。この研究は,.心臓内 に種々め組織.を挿入する心要のある場合,考慮す. ざ磯多の問題につき・鱒か回報こなるものと 思:う。. 結 語 瞬犬100頭を用い,心臓内挿木組織片として, 有茎心膜管,i包茎心膜管,..自家外論動静脈,同種 他家外醗動脈等の各種組織片を選び,左室僧帽弁 下や・右室丙・.大動脈弓蒔1綱木し1∼374日 後屠殺又は死亡せるものにつき,観察した。観察 は病理組織学的所見を主とレ.肉眼的観察及び臨床 的観察を行い,挿入片自体め運命,生体側に及ぼ す影響等につき比較検討した。この結果,自家外 .醗静脈が自然断裂全くなく,病理組織学的変化も 少.く,局所及び全身に与える影響も少く,挿入物 として最も適当なる事を知った。 稿を終るに臨み終始御指導,回御鞭燵を賜わった恩師 榊原任教授に深甚なる謝意を裏します。また御指導, 御協力を頂いた榊原享博士,故山本丁博士,織畑教授
飯川干物齢学的諸藩つき御舞篤なる御指導
を賜わった岡山大学病理学数室小田助教授,並びに岡 由市榊原十全病院の諸士に厚く.エ謝する次第でありま す。 主要平等 1)榊原 亨・他・:心臓鏡尾比う僧帽弁閉鎖不全症 手術の臨床経験日外誌,.43,(7),986−987 (昭17) 2)蜘・ry・¢&Wiiki・ゆ珊1・・乏・L・Reeonstruction of the Valve of Heart. Canada
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/ lr’iz . X“ilsu.’11L,1;
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1亀鴨.図1 組織片を僧帽弁直下に挿入せる場合
ゾンデを通してあるのが挿入片
横断画図
図2 組織標奉採取部位口の部分を採取する
一617一
58 o
臨緯
” 織嘱 .賊噛” F・離漿、 図3 有茎心膜管挿入40日例 中央部 挿入片の高度なる硝子様変性に より無構造化し,中央部に著る しい血栓形成を認める。 、1じ凱 1 一 i i,a:, 図4 有茎心膜管挿入374日例 完全器質化,殊に中心部に心壁よりの 小血管の侵入が著明である。Ytプ
鱗茎心膜管挿入50日例 器質化の進行を示す。 ec 7 前例 挿入片中央部におけ る心内膜の明瞭なる移行と内 部の摩羅化を示す。“翻1懲三
図5 前例で挿入片の表面 血流に露出せ る部に心内膜の移行しているのが認め られる。 響藻 (xlillli;/t ,、い鎚蹴蕪9t/#tL 図8 自家外醗動脈挿入7日例 全体に著るしい萎縮壊死, 吸収性変化を示す。 一 618 一亨瓶㌦ 図9 前例に於て心壁よりの肉芽組織の 移行を示す、 N:Y・i lくpi 図12 自家外醗静脈挿入328日例 挿入静脈片の完金器質化.を 示す。
麹難
磯際蒙鱗懸盤..墜蟻
図10 自家外醗動脈挿入30日例間質の 著明なる吸収性炎症を示し,円形細 胞,巨大細胞の浸潤が見られる。義
図11 自家外醗動脈挿入30日例 説 明 本 :文 図13前例中央部に明瞭な心内膜被覆を示す。図14大動脈挿入部位
一一 619 一60 o/o
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図15 挿入静脈片の強度の推移
瑞.
、タ0’40
30
20
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O・P 7 t4 21 25 28・ 30 35 40 4g 60 70 a
挿入後日数
図ユ6 挿入櫛脈片の萎縮度の推移
一620一
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