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西山学報 42 (19940330) 03森脇 功「特殊学級 (精神薄弱) 卒業生の現状と課題 : 京都市3小学校卒業生の予備的調査をもとに」

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全文

(1)

   

 

  (

3

調

を も

一 、 は

 

 

 

に   筆 者 は 昭 和 二 十 三 年 、 京

市 小 学 校

員 と し て 就 職 し、 昭 和 二 十 四 年 に は じ め て 小 学 校 特 殊 学

神 薄 弱 ) を 担 任 、 以

昭 和 四 十 九

ま で の 二 十 五

間 、 特 殊 学

を 担 当 し 、 そ の

は 直

の 担

と し て で は な く 養

) 等 に 勤 務 昭 和 六 十 三 年 に 定

退

し た 。   そ の 間 、

N

校 を 中 心 に 保

者 ・

業 生 と 共 に

る 会 ( 十 円 会 と 呼 ぶ ) 等 を 組

回 の 交 流 の

を 行 っ た り 京 都

弱 者 育 成 会 の 結 成

は 、 そ の

と も 交 流 を 重 ね な が ら 、 担 当 し た 特 殊 学

生 の 動 向 を み て 来 た 。 又

に 応 じ て

を 訪 問 す る ( 主 と し て 何 ら か の 生 活 問

・ 心 理 的 問

が 生 じ た と 思 わ れ る 時 で 、 問 題 の な い

問 し て

な い と 思 わ れ る )

生 や、 保

者 ・ 兄

か ら 、 職 場 ・

・ 結 婚 ・ そ の

の 問 題 に つ い て 、 断

的 に 知 る 機 会 を 得 て 来 た 。   そ れ ら の

業 生 は 一 四 一

に な る が そ の 全 体 的 な 現 状 を 把 握 す る に は 至 っ て い な い 。 中 に は す で に 死 亡 し た  

 

  特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課. 題

(2)

      西 山 学 報 人、 い ろ い ろ な 職 場 に 就 労 又 転 職 、 福 祉

設 に 通 所 ・ 入 所 し て い る

、 諸 種 の 事

宅 中 の 人 結 婚 し て そ の 子 の

育 に 励 む 人

婚 や

の 死 亡 に 遇 っ た 人 恋 愛 中 の 人 な ど 様 々 な 人 間 模 様 を

い て い る 。   そ う し た こ と か ら 、   ω

 

こ の

で 多

な 現

社 会 の 中 で 、

者 が 一 教

と し て 教 育 的 願 い を も っ て 担 任 し て 来 た

生 が

、 ど     の よ う に 生

し 、 ど の

な 問

や 課 題 を も ち 、

に 悩 み、

ん で 生 き て い る の で あ ろ う か 。    

者 が 担

し た 昭 和 二 十 四

会 の

と と も に

し て 来 た 社 会 福 祉

わ け て も

々 な

児    

福 祉 に つ い て の 諸 施

、 そ れ に と も な う

度 や サ ー ビ ス

が 設 け ら れ て

た が 、 そ れ ら が

に 活 用 さ     れ て い る の で あ ろ う か 。 そ こ か ら 、 出 来 れ ば 現 在 の 制

や サ ー ビ ス の 問 題 を

改 善 さ れ る べ き は 何 か も

    り た い 。  

 

  彼 等 が も つ

や 悩 み を き き 、 そ の 問 題 や 悩 み の 相

に の っ た り 、 問 題 解 決 や 希 望 の

成 の た め の

が 出    

る の な ら ば 行 う の が 、 担 任 さ せ て も ら っ て き た 筆 者 の 願 い 。   ω

 

現 に 特 殊 学 級 や 養 護 学 校 で

ぶ 児 童 ・ 生 徒 の 指 導 に

る 現 場 の 指 導

に 、 卒 業 生 の 実 態 や 、 も つ 問 題 、    

望 を

し て 伝 え 、 現

す る 児 童 ・ 生

の 特 殊 教 育 の

造 に

れ ば 役 立 て た い 。  

 

 

の 進 む 中 で 生 涯 教 育 が

ぼ れ て い る が 、 知 的

と い わ れ る 人 た ち の た め の 生 涯 学

の あ り     方 や 内 容 は 、 ど う あ る べ ぎ か に つ い て も 探 り 出 し た い 。 等 が

老 の

退

の 生 活 課 題 と な っ て 来 た 。   近 年

児 者

祉 対

に つ い て は 、 医

・ 保 健 ・

育 ・ 施 設 ・ 職

・ 地 域 福 祉 ・

保 障

各 分 野 に つ い て

(3)

の 探 究 が 、

係 団

究 者 、 関 係 機 関 等 か ら な さ れ 、

に 障 害

祉 二 ー ズ に

ろ う と し て き て い る 。   一 方 、 プ ラ イ バ シ ー の 問

等 が あ り 、 又 知 的 障 害

の 定

も 法 的 に 必

し も 明 確 で は な い 等 の た め に 、 知 的 障

者 の 実 態 調 査 は 一 九 七 四

( 昭 和 四 十 九

) 以 後 は 行 わ れ て い な い 。 又 こ う し た 追 跡 調

の 報 告 も 少 な い と こ ろ か ら 、

者 は 前 記 課

か ら

し た 児 童 の 現

の 把 握 と 課 題 に つ い て

し た い と 考 え た 。   し か し 、

者 の 特 性 か ら 、 そ の

や 二

i

ズ は 、 一 〜 二 回 の 調 査 特 に ペ ー パ ー に よ る ア ン ケ ー ト で は

人 の

思 を 把

す る こ と は 困 難 で あ る 。 相 互 に 信

さ れ た 人 間 関 係 の 上 に 立 っ て 継 続 的 な 面

を 積 み 重 ね る こ と が 必 要 で あ る 。

っ て 長 期 に わ た る 継 続 調 査 が

求 さ れ る 。 故 に

調 査 に よ る 実 態 も 課 題 の 探

間 的 報

に な る こ と を 前 提 と し た い 。 二 、

調

の 目

前 述 し た よ う に ω 昭 和 二 十 四

〜 昭 和 四 十 九 年 ま で の 間 に 、

3

小 学

級 ( 精

弱 ) に 在 学 し た 児 童 の

  の 現 状 に つ い て の

握 。   同

生 の 現 在 の

と 二

i

ズ に つ い て の 予

的 調 査 。   現 在 の 制 度 ・ サ ー ビ ス

関 の 有 効 な 活 用 に つ い て の 予 備 的

調

。 ω

後 の 援 助 活 動 の 切 っ

け を つ く る と と も に 、 継

的 援 助 の 方

を 探 る 。   本 人 及 び 保 護 者 の 現 在

い て い る 困 難 や 問 題 に つ い て の 予

調

。     特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題

(4)

      西   山 学 報                 三 、

 

 

 

 

1

、 第 一 回 の

備 調 査     調 査 の 対

者 を 確 定 す る た め の 、 調 査 協 力 の 可 否 、

所 、 連

先 、 保 護 者 の

の 確 認 、

祉 機 関 の 利

の   有 無 等 を 知 る た め の

一 回 の ア ン ケ ー ト に よ る 予

調

( 資

1

2

) を 行 っ た 。 死 亡 の 前 も っ て 判 明 し て い る   一 〇

に つ い て は 調

象 か ら

し た 。 前 も っ て

明 し て い る 既 婚

に は 別 に ( 資 料

2

) に よ る ア ン ケ ー ト   を 同 時 に

っ た 。  

2

二 回 予 備 調 査    

一 回 の 調

に よ り 確 定 し た 調 査

象 者 に ア ン ケ ー ト に よ る 第 二 回 予

調

い ( 資 料

3

9

) 回 答 の

  に よ っ て 電 話 訪 問 可 能 の 者 に つ い て 電 話 及 び 一 部

問 に よ り 調 査 を

っ た 。                 四 、

 

 

 

1

一 回 の ア ン ケ ー ト の 調 査 結 果 は ( 表

1

〜 表

7

) の と お り で あ る 。

ω

1

の よ う に 九 九 名 の 調

を 得 た 。 二 八

は 転 居

に よ り 住 所 不 明 で 調 査 用 紙 は 返 送 さ れ て 来 た 。 四 名 は     回 答 が 得 ら れ な か っ た の で 今 回 の 調 査 か ら 除 外 し

の 家 庭 訪 問 に よ っ て 協 力 を

た い と 考 え て い る 。

 

( 回     収 率 七 五 ・ 六 % )

 

2

は 死 亡

を 除 く

一 回 調 査 対

老 の

齢 別

( ) 内 は 住

 

〈 〉 は 無 回

(5)

卒 業 生 数及ア ンケー トに よる予備 調 査結果

1

協 力可 回 答な し 死   亡 住 所不明 返     送 計

99

4 10

28

141

  % 70 .2  2 ,8%  7 .1%  19 .

9

%  

100

% ア ンケー ト調 査 者の現

年 令 (死 亡者を除 く)  【 、  【 (   e=   ( )は 不 明 〈 〉回

ig

’  td

2

  年 令 性別

53525150

計 ( )は 不 明 〈 〉回答なし 男

5

〔2) 4 {2)

4

3

16

(4) 女

0

2

2

7{2)

11

    年 令 性別

49484746454443424140

計 男 4 (1)

0

2

D3

 

5

4

  4 (1}

2

7

ω

2

33

1

(1)

2

2

〈1>

1

ω

7

 

6

 

4

(2}

5

(1)

2

〈1>

0

  <

30

2>   (9)   年令 性 別

393837363534

33

323130

計 男

2

1(1} 2 0 3

2

ω

2

2

3

3

ω 20{3) 女

2

1

3

2

0

0

5

0

0

3

口116 ω   年 令 性 別

2928

計   年令 性別 総 計 男

1

1

2

71

2

2

3

6

131

特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題 者

3

    供の数 性 別

0

1

2

3

計 男 1 2

1

2

6

女 (1)

4

(1)

2

1

8

2

) 計

2

(1) 6(1)

3

3

14

(2)

(6)

      西 山 学 報   表

3

は 既 婚 者 数   .

婦 と も に 特 殊 学

卒 業 生 は 三 組   ・

で に 子

が 結

し 孫 の あ る 者 二 名   ・

の 死 亡 者 は 一

  . 子 供 の 大 学

生 三 名 、 高 校

名 、 い つ れ も 社 会 人 で

る     現 在

学 一 名 、 中 学 生 三 名 、 小 学 生 一

、 知 的 障

度 ) の あ る 者 三 名

ω

父 母 の 年 齢 と 死 亡 の 有 無 (

4

)     父 母 の 死 亡

は 、 一

の 独 居 者 及 び 既 婚

は 、 兄 弟 姉 妹 が 保 護 者 又 は

見 人 と な っ て い る 。

( 七 〇  

以 上 ) の 母 と 二

で 生

る 者 は 八

  療 育 手

無 と 障 害

年 金

の 有

( 表

5

6

)    

の 申 請 を し て い な い 者 一 八

、 そ の 殆 ど は 昭 和 二 十 六

以 前 に 生 ま れ た

で 、

育 手

の な か   っ た 時 代 に 学 校 生 活 を 送 っ て い る 。

を 利 用 し て い な い も の が ほ と ん ど で あ っ た 。 従 っ て 障

者 基 礎

  金 の 受 給 申

も し て お ら ず 受 給 し て い な い 。   表

7

は 、 調

に 協 力 可 で あ る が 、 電 話 ・ 訪 問 に よ る

の 調 査 の 意 向 に つ い て き い た 回 答 結

で あ る 。 回 答 の   な か っ た 者 に つ い て は 、 こ の

に よ る 調 査 は 不 可 と 理

し、

二 回 調 査 は 質 問 紙 に よ る ア ン ケ ー ト 調

の み   の 対 象 と し た 。

(7)

4

 

父 ・ 母 の

令 特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題       令 性別

89888786858483828180

1

1

1

1

2

6

1

1

3

2

    2

6

15

    年令 性別

79787776757473727170

1

5

2

3

1

1

1

7

21

2

4

2

7

1

1

3

4

7

31      年 令 性宕1

69686766656463626160

1

7

1

2

2

1

1

3

2

1

21

母 ユ

6

2

1

3

2

4

2

21

    年令 性冒1

59585756555453525150

1

2

1

4

2

2

2

1 1

1

1

1

11

父 ・母の死 亡 両親

13

父のみ

35

母の み 7 (表

6

 

障害 者基 礎 年 金受 給者 受  給 受け てい し 77

16

6

5

 

療 育 手 帳所 持 者 A

B

な し 不明

36

43

14

6

身障 手 帳 所 持 者  

8

名 (表

7

  竃

話 ・訪 問の 可 否 電        話         可 不可 回答な し 鬯 可 不可 回 答な し

95

1

3

78

7

14

(8)

      西 山 学 報

2

第 二 回 ア ン ケ ー ト 調 査   第 一 回 の 調 査 の 結 果 、 協 力 可

の 九 九 名 に つ い て

二 回 の 予

調 査 を ( 資 料

3

9

) に よ っ て 行 っ た 。 そ の 回

の 内 容 の 不 十 分 な も の 、 更 に く わ し く 調 査 の 必 要 と

え ら れ た も の に つ い て 、 電 話 ・

問 等 に よ っ て

足 的 調

っ た 。   そ の 結 果 は

8

29

で あ る 。   ω

調

査 対 象 者 の 現 在 の 状 態 を 分

る と 表

8

と な る 。     ・ 在 宅 の 中 の 「 自

手 伝 」 は

の 自 営 業 に 従

す る も の 。

 

「 家

」 は 結

せ ず 専 業 主 婦 、 及 び

退

     

事 を 主 と し て

う も の     ・ そ の 他 は 、 一

労 を

望 せ ず 、 又 は 就 労 さ せ た く と も 出 来 な い も の で あ る 。    

在 の 状

に 至 る

去 の 経 過 を

の 経 験 で み た の が 表

9

る 。     ・ 転 職 の 経 験

は 各 分 野 に わ た っ て い る 。     ・ 一 般 就 労 を 除 い て 各 分 野 の

0

の も の は 、 そ の す べ て が 学 校

業 と

に 現 在 の 状 態 を 継 続 し て

て       い る 。 た だ し

労 者 の

に は 作 業 所 か ら 授 産 施

へ 、

産 施 設 か ら

施 設 へ

置 が え で

っ た も       の が あ る 。   一 般 就 労

 

一 般 就 労 者 の 勤 続

数 (

10

)       〇 年 以 上 の 勤 続 者 は 二 一

( 六 一 ・ 八 % ) あ り 、

字 で み る

り 一 般 就 労 者 の 半

以 上 が 定

し て い る と

(9)

現在の状 態 (表

8

) 状  態 一  般 就   労 自 営 施  設 入 所 福祉的就労 在      宅 授

施 設 作 業 所 自営手伝像事 その 他 数

34

1

20

12

5

9

18

%   

34

31

220

1

12

1

5

1

9

1

18

2

転 職 経 験 者数

9

) 転職回 数

0

1

2

3

4

5

67

以 上 不 明 一     般 就       労

12

7

3

4

3

3

1

1

自     営

1

施      設 入      所

15

2

2

1

福 祉 的 就 労 授 産施 設

10

1

1

業 所

2

2

1

 

  宅 自 営 手 伝 家   事 パ    ト

2

5

2

そ の 他

11

3

1

1

1

1

52

20

9

7

5

0

4

1

1

52

520

29

17

15

10

4

1

01

0

  曇 特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題 一般 就 労者続 年

10

) 勤続年

5年

以下

5年

以上

10

15

20

25

30

年以上 不 明 計

7

     

3

7

3

1

6

4

3

34

20

6

   

8

820

6

8

8

2

917

711

8

8

8100

(10)

(表

11

 

一般 就 労 者の

入 (自営 を含む

単 位 万 円)     月 又入 性別

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

計 男

1

1

1

1

2

2

8

1

4

3

8

    月 収 入 性別

11121314151617

81920

計 男

1

2

2

5

1

1

12

1

1

1

3

    月 収 入 性別

20

以上

30

以上 計 男

3

1

4

0

西 山 学 報

12

 

勤 続年

と収入 との関係       (単位 万円 )       収入 年数

123456789111111151111922122322526272829

o

30

11

1

1

25

年以上

1

12

1

1

20

年以 上

1

15

年以 上

11

1

10

以 上

1

111111

5

年以 上

1

1

1

5

未 満

1111

11

1 不   明

1

11

(自 営 を除 く)

(11)

特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題 (表

13

 

一 般 就労の 紹介 者 紹

 

 

者 数 出 身 学 校

5

職 業 安 定 所

4

心 身

F

害 者 職 業セ ン ター

4

 

 

 

5

 

 

8

1

不明 ・不 回 答

8

(表

14

 

転職 の理 由 給 料 給 料が や す い

15

前よ り給料がよい

217

仕事 が きつ い

14

学 働 条 件 長時 間労 働

829

休 日が少ない

7

職場が遠 い

4

通 勤 朝 が早 い

519

帰 りが遅く な る

10

よ く しか れ る

11

い じわる さ れ る

12

人 間 関 係 ばか に され る

1045

仲間は ずれ

4

仲間 と折 り合い がわ るい

8

人 の い やが る仕 事 をさ さ れ る

7

仕事と健

との 関 係

4

 

の   他 よ く負

し危 険

113

病 気の た め

2

  み え る 。

 

一 般 就 労 者 の 収 入 ( 表

11

) 及 び 収 入 と 勤 続 年 数 と の 関 係 (

12

) . 三 四 名 中 一 〇 万 円 以 下 が 一 六 名 ( 四 七 ・ ○ % ) 一 一 万 〜 一 八 万 円 → 五 名 ( 四 四 ・ 一 % ) 二 〇 万 円 を 超 え る 者 は   三 名 ( 八 . 八 % ) に す

な い 。 職 場 定

・ 勤 続 年

と 比 例 せ ず 、 収 入 の 低 い の が わ か る 。 . 三 〇 万 円 以 上 は 自

業 ( 伝

産 業 に 属 す る

人 的 製 造

) . 勤 続 五 年 未

で 二 〇 万 円 以 上 の 者 は

故 就 労 ( 親 族 の 経 営 す る 会 社 ) で あ る 。

(12)

    西 山 学 報

 

そ こ で 、 こ う し た 就 労 の

介 者 を み た の が

13

で あ る 。 ・ 公 的

関 を と お し て の 就 職 者 は 学 校 を

め て 二 二

( 三 八 ・ 二 % ) ・ 知 り あ い 、 そ の 他 縁 故 関 係 を と お し て の 就 職 者 一 三 名 ( 三 八 ・ 二 % ) ・ 学 校 に よ る

職 の 斡 旋 も 、 障

用 に つ い て の

度 が 整

さ れ て い な い 昭 和 三 十 五 年 以

に よ る も の で

  る 。 ・

っ て 一

年 な い し 一 五 年 以 下 の 者 、 比 較

数 の 少 な い

が 公 的 機 関 を と お し て

し て お り 、 収 入 も   高 い 。 勤

数 の 長 い 者 ほ ど 公 的

関 を と お さ ず 、 知 り 合 い

に よ る

職 者 で あ り 、

入 の 低 い 者 が 多 い

 

経 験 者 の 転 職 理 由 ( 表

14

) ・ ア ン ケ ー ト に ょ る 回 答 が 少 な か っ た の で

足 調 査 を 行 っ た 。 内 容 と し て 回

し に く い

子 が う か が わ れ 、

 

調 査 の 積 み 重 ね が 必 要 で

る 。 ・ 一

2

3

項 目 回

し て い る 。 ・

料 の 理 由 が 以

と 少 な く 、

も 多 い の が 職 場 で の 人 間 関 係 の 不 調 に よ る も の で あ っ た 。 本 人 に も 問 題 は な い   と は い え な い が 、 同 じ 職 場 に

く 人

の 知 的

老 に 対 す る 理

の 程 が う か が え る 。 ・

に 労 働 時 間 (

り が 遅 く な る ) 労 働

容 (

が イ ヤ が る 仕 事 を さ せ ら れ る ) に 注 目 し た い 。

 

現 在 の 職 場 の 問 題 ( 表

15

)   転 職 の 理 由 に

し て

在 の 就 職 先 で は 圧 倒 的 に 職 場 の 条 件 は よ い 。

本 人 の 面 接 と 職 場 訪 問

を と お し   て 、 更 に く わ し い 調 査 を し た い 。

(13)

15

 

現在の職

の問題 特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題 社 長 (店 長

は よ く して く れ る

25

よ く して くれ ない

9

社 員 (店 員)は よくして くれる

27

よ くして くれ ない

7

い や な こ と は ない

21

い や なこ とがある

13

(表

17

)  従 事 する仕 事の内 容 ・ 各種ふ き 、 シン ナ ー よ る洗い 、 その 他

・“ お しぼ り” (箱詰め、 洗 滌検品 、 整理

装 (

他)

・荷 造 り ・紙 箱製造 ・運 搬 ・化 粧 箱 (飾 箱

)製

・運搬 作

業 (

種に よ り異 なる が 運 搬専門

中 央 卸売 市場 青 果 物集 荷 ・運食 品 (

製 造箱 詰 ・運 ・パ ン 製 造食 堂 調 理 手 清 掃、 ご み収 集 作 業 清 掃 ・取 替 作 業 生地 く り 食 品 貼 り ・雑 用 (食堂 ・その 他

・手描友染 ・自 営 者は金網加 工 ・製 造 ・販売業 (

16

 

最 近の経済 不 況の影響 あ  り な  し 不   明 計

8

24

2

34

   %

23

5

70

.〔

5

.…

   %

100

O 影 響の 内 容   ・休 日が増 え た (

4

)   ・残 業がな くなっ た (

3

)   ・ボーナス がへ た (

3

  ・給 料があが ら ない (

3

)   ・給 料が遅 れ る     ・ “や め た ら” とい われた

 

・ “ 店を閉 める かも” といわ れ た   ・ 仕事が減 っ た   ・文 通 費 がくなっ た

(14)

      西   山 学 報

 

最 近 の 経 済 不 況 の 影 響 (

16

)     予 想 し て い た よ り そ の 影 響 は 少 な く 、 影 響 な し ( 七

・ 六 % ) が 多 か っ た 。 し か し “ 影 響 あ り ” の

容 は   「 休 日 の

 

「 残 業 の

収 入 の 減 に つ な が る も の が あ る 。 又 小 ・ 零 細 企 業 の

が 危 ぶ ま れ る

向 が う か   が え る 。   従 事

の 内 容 (

17

)    

門 性 ・ 経 験 ・

術 等 が 必

と さ れ る の は 塗

・ 手

友 染 ・ 金 網 加 工 ・ マ ネ キ ン 人 形 の 修 理 ・ 化 粧 箱

造 ・  

果 物 の 集

等 で 、 他 は 単

・ 本

の 補 助 ・

用 が 多 い 。

ω

福 祉 的 就 労  

就 労 者 の う ち 、 転 職 経

老 の 転 職 理 由 は 一 般 就 労

 

で 表 示 し た 中 に

ま れ て い る 。

 

及 び 本 人 の 今

の 考 え は 、

が 「 現 在 の ま ま い た い 」 で あ り 、 そ の 理 由 は   イ 、 本 人 が 楽 し く 通 っ て い る 。 ロ 、 障 害 の あ る 者 同 志 で 気 を つ か わ な く て よ い が 全

の 理 由 で あ る 。

 

日 な ど

暇 の 過 し 方 (

18

〜 )    

設 入 所 者 以

に つ い て 各

野 毎 に

示 し た 。     「 帰 宅 し て か ら の 過 し

」 に つ い て は 在 宅 者 に は 回

を 求 め て い な い 。

 

「 休 日 な ど の 過 し 方 」 は 在 宅

に も   回 答 を 求 め た 。 施 設 入 所 者 に は 回

め て い な い 。

 

宅 し て か ら の 過 し 方 (

18

)   一 般

労 者 も 福 祉 就 労 者 も 、

TV

・ ビ デ オ を

て が 多 く 、 健 常 と い わ れ る 就 労 者 と

し 方 は 大 き な

い は 見 ら

(15)

        (

18

1

.帰 宅 して か らの し方 (

1

) 一般就 労 者 余暇の過 し

 

 

福 祉 的就労 者

TV

・ ビ

5

家事 ・家の 手つ だい

3

・そ うじ ・せ ん だ

1

 

1

食事 何 もして い ない

9

その他

1

ョ ギ ン グ

1

TV

ビ デ オ

26

家の手つ だい

12

・そ うじ

6

せ ん だ

6

・買 い もの

3

食 事

1

何も して い

8

その 他

6

ジ カ

1

を読

2

3

特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題     れ な い 。

 

休 日 な ど の 過 し 方 ( 表

19

21

)   ω   一 般 就 労 者 ( 表

19

)   a 「

の 手 伝 い 」 と 「

TV

・ ビ デ オ を 見 て 」 が

ど     で 、 次 い で   「

へ ぶ ら ぶ ら 」   「 買 い も の 」 が 多     い 。  

b

“ 家 族 と ” と ク 一 人 で ” の 行 動 が 圧 倒 的 に

く 、     家 族 と の 生 活 の 密

が 高 い こ と が わ か る 。   c

人 や 職 場 仲 間 と の 行 動 が 極

に 少 な く 、

日 も    

立 し た 生 活 を

し て い る こ と が う か が え る 。  

d

間 と の ふ れ

い が 期 待 出

( 後 述 ・    

察 余 暇 の 利

) の 参 加 者 が 、 わ ず か に 四

で あ     っ た 。   e 家 族 や 会 社 ( 店 ) で 計 画 さ れ る 親 睦 旅

極 的     に 参 加 さ れ て い る 。

 

( 六 四 % )

社 (

) で の

  睦 会 参 加 ( 七 〇 ・ 六 % ) @  

的 就 労 者 (

20

(16)

(表

19

 

2

.休日 な どの 過 し方 (

1

) 一般就 労 者 家

・家の てつ だい

28

・そ うじ ・ ・買 い もの ’ ・

食事

14

11

13

5

青年 学級へ の 参加

4

なに も して い ない

6

ひ と り 』 で 家の人 と 友だ ち と

TV

32

12

13

買い もの

25

14

10

2

町へ ぶ

28

20

5

3

映  画

3

3

ン コ

2

2

カラ オ ケ

1

1

つ り

1

1

ハ イ ン グ

1

1

バ ー な ど呑 み

5

3

2

その

4

1

1

ー ・競 馬さ ん ぽ

1

1

1

1

1

1

西 山 学 報 ・家族 や会 社 (店 )など と旅行 行っ た 行 っ た こ とない 家    族

20

13

社 ・店

24

7

参加     ・参加 して い る 

24

・ 不参加  

7

(17)

(表

20

) 

 

福 祉 的 就 労者 特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題 家事 ・家の てつ だい

17

そ う ん た 食 事

8

5

4

2

青年 学級へ の 参 なに も して い

10

ひ と り で 家の 人 と 友 だ ちと

TV

16

5

11

買い もの

11

1

8

2

町へ ぶ

13

2

11

映画

1

ン コ

1

1

カラ オ ケ 魚つ り ハ ン グ バ ーな どみ に その他   ・犬の 歩   ・

CD

をき く   ・さんぽ

1

1

1

1

2

2

家族設 な ど と の旅 行 行 っ た 行 っ た こ とない 家    族

13

4

施設など

13

4

年会

    ・参加 し て い る 

11

・ 不参 加  

3

(18)

  西 山 学 報 a 一 般

と 同 じ

を 示 し て い る が 「 買 い も の 」

 

「 町 へ 」 以 外 の

出 が 少 な い 。

b

も し て い な い 」 が 半 数 を 上 ま わ っ て い る ( 五 八 ・ 八 % ) c 家 族 と

に 過 ご す 生 活 が 殆 ど と 言 え る 。

年 学

へ の 参 加 も

0

る 。

d

所 ・

業 所 で 計 画 さ れ る 小 旅

に は 積 極 的 に 参 加 さ れ て い る 。   ( 七 六 ・ 五 % )     在 宅 者 ( 表

21

) a 「 家 事 の 手 伝 い 」 は

宅 者 の 全 員 が

っ て い る 。 し か し、   「

事 」 は 既 婚 者 と 就

を 待

し て い る 二 名 及 び   就 労 し た く な い ( 就 労 能 力 は あ る の だ が )  一

で 、

の 人 た ち は ご く 簡 単 な 手 伝 い ( 茶 わ ん を 並 ぺ る、 洗   う 。 洗

も の を た た む、 等 ) で あ る 。

b

も し て い な い 」 が 四 一 % 、

あ る が 、 前 記 の 手 伝 い

の 外 は 「

も し て い な い 」 状

。 自 分 の 好

  な

を 思 い の ま ま、 又 は 一 人 で

を す る で も な く 過 ご す と い っ た 状 態 で あ る 。 c 「

TV

・ ビ デ オ 」 が 少 な い の も 前 記 の 状 態 で “ 興 味 を 示 さ な い ” が 理 由 で あ る 。

d

「 ひ と り で 」

 

「 友 だ ち と 」

る 者 は 既 婚 者 と 就 労 待

者 で

は 家 族 、 主 と し て 母 親 と

を 共 に し て い   る 。 家 族 と の 密

度 が 高 い 。 e 「

族 と の 旅 行 」 は 他 の 分 野 と は 異 な っ て 、

 

っ た こ と が な い 」 が 逆 に 多 い 。   ( 四 四 ・ 四 % ) 回 答 な し を  

え る と ( 七 〇 ・ 四 % )

 

ウ そ の 他 ” は

者 団 体 等 が 催 す キ ャ ン プ な ど へ の 参 加 で あ る 。

 

余 暇 の

ご し 方 に 関

す る 要 望 ( 表

22

)   こ の

問 に 対 す る ア ン ケ ー ト の 回 答 は

な く 無 回

四 四 名 ( 四 四 ・ 四 % ) で あ り 、 回 答 者 も ー 〜

2

項 目

(19)

21

 

3

) 在 宅者 特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題 家事 ・家のて つ だい

27

そ う じせ んだ く ・買 い もの ・食 事

8

8

17

9

青 年学 級へ の 加 なに も し て い

11

ひ と りで 家 の 人 と 友だ ち と

TV

ビ デ オ           

9

9

買い

8

8

1

町へ ぶ

8

5

6

映 画

2

1

1

ン コ

1

1

カ ラ オ ケ

4

4

魚っ り

1

1

イ キ ン グ バ ー

3

1

2

その 他 ・犬 の歩 ・さん ぽ

1

1

1

1

・ 家族 な ど と 旅行 行っ た 行っ たこ とない 回 答 な 家  族

8

12

7

その

4

(20)

余暇の過 し方 に関 連 する要望 俵

22

) 西 山 学 報 友だ ちが ほ しい

28

だ ちは ほ し くな

1

思っ て い る こ とを話 しあい たい

201

人 で い た い

1

友 人 と の 交 流 一 ょ に す ご し たい び買 もの )

22

無回 答

44

同級生 や 先 生 のが み たい

4

い ろい ろ なこ とを教えて ほ しい ユ

4

回答      

44

い ろい ろなこ と きく人 ・場所が ほ しい

25

もっ と勉 強し た い

8

い ろ い ろ な こ と が 知 り た い ・ 勘 定

間 や

・話 し方 ・   に つ い て 回

し た に

ぎ な い 。 従 っ て 電 話

に ょ っ て

足 調 査   の

を ま と め た も の で あ る 。   a

者 が 多 く あ っ た こ と と 、 一 名 で は あ っ た け れ ど も

    人 で い た い ウ 〃 友 だ ち は ほ し く な い ” と い っ た 閉

的 な

    を も つ 者 が い る こ と に 注 意 す る 必 要 が あ る 。  

b

電 話 及 び 一 部 面 接 に よ っ て 聴 き 出 し た

、 “

人 と の 交    

ク の 希 望 が 出 て 事 た こ と か ら 、 今 後

に 面 接 を 重 ね る 中 で    

意 を 知 る 必

が あ る 。   現

か か え て い る 困 難 や 心

23

)   自 由 に 回 答 さ れ て

た 種 々 な 問 題 を 相 互 に 関 連 す る も の も あ る が そ の ま ま 。

1

、 親 と 本 人 の 高 齢 化 。

2

職 業 ・

係 す る も の 。

3

、 家 族 と 本 人 と の 関 係 。

 

4

題 。  

5

、 相 談 。

6

、 そ の

に 分 け て ま と め て

示 し た 。

 

最 も 多 か っ た の が 親 ・

人 の 高 齢 化 に よ る 本 人 の 今

の 処 遇 。   次 い で

業 ・

事 に 関 す る 問 題 で あ っ た 。

 

回 答 が 本 人 の も の か

護 者 の も の か が 判 然 と し な い も の が あ   っ た の で 、 本

と 保 護

を 分 け な い で あ げ た 。

(21)

特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題

1

        

23

 

現在か かえて い る困難や心 配 親 及 び本人の 高齢化 ◎親の 高齢 化 ・ 処 遇所施 設入 れ た ・兄 弟 姉妹の本人へ の

は嬉しい

所施 設入 れ き か 。 ・ 時 本 を思 と 心 配 ・身体的 ・精的 老病 弱 た め

人 と共に入 所で き る施 設がほ しい 。

 

人の 齢化

  

・ 本人の高 齢化 身 体 不 調 (腰痛 ・手 足

増 加意 欲の 減

  

退 など

の た めに, 就 労が続 くか心 配

  

・本人の 老

処遇

2

.職業 ・仕事     ・不 況 で就職先の 存 続が危ぶ まれ心 配     ・不 況 の 話 を就 職 先か よ く聞か され本人 も親 も不安

  

・ 退 職 し て ほ しそ うな そ りが見 られ不 安

  

・長

よ くし て も らっ た就 職 先の

3

ヶ月後の 閉 店 を告 げれ困

惑 (

24

年勤

続)

  

・不 況 で 退職 を余儀 な くされた

人の

齢から考え て転職が困 難 では      ない か。

  

・職 場の人 間関係がよ くない , ど うし た もの か

  

・休日 が少 な く

休の ない

も あ る

  

・仕

容が健 康に影響 しない か 心配

  

・他の人 がイ ヤがる, しん どい仕 事 を, 本人 が拒 否 しない の で い つ もま      わされ て い る。

  

・本人の 体力 と労 働の関係で転 職 させ た もの か迷 っ てい る。    ・や む を得 ない とも思 うが給料があが らない 。

  

・給 料の こ と を言 うと, 退 職させ られそ うで 言 い出せ ない 。

  

・本人 が就 職 先で品物 を粗末に うの で気 がね をし て給 料をさげて らっ た。    ・就 労 させ たい が, 適 当 なとこ ろが ない 。

3

.家 族の 関係

  

・兄

弟姉妹

の結 婚が 心配

  

・本人の 助 と高齢化 した 親の世 話で困っ てい るが, 夫 が優 しい 人で言い

  

出せ ない

  

・兄弟姉 妹の本人へ のほ し兄 弟 夫婦 関係

  

・兄 弟 夫婦ほ よ く理解 して くれてい る が

今後

居 さ せ た もの か, 別 居

   

グル ープホーム ども考 えて

させ たもの か悩んで い る。

(22)

4

.結

  

・ 本人 結 婚相 手 に適 当 な 人が あっ たが 兄 弟

夫婦) くれ な

   

い 。(障害 者の 結 婚に理 解 を もっ て くれない

  

・結婚 させ てや りた い が, 給 料が安い の で

人 に は可愛 想だが あ き らめ      て い る。

5

談 西 山 学

  

人 に は, 相談 し た り, きき た い こ と が ある と思 わ れ る が , 本人 は 自分 報

   

か ら言 え ない 。

  

・気楽に何で も相談 に の っ て くれ た り , 話 をきい て くれ る と ころが ほ しい。

  

・イヤ なこ とがある が話 しに

  

・相 談 し た い こ と が あっ て もどこ に相 談 した い い の かわか らない。

  

・精神薄弱者更 生相 談所や福 祉 事務 所 など知 っ てい るが , “ こ んな話の 相 談

   

に の っ て くれ るだ ろ うか ” と思 うと, い けな くなる。

6

. その

 

人の性 行 に関係 する こ と

  

・就職先で人 がわ が ま ま を言 い い つ 心 配

  

・本人 は仕事に こ と が楽 しみ なの は よ い の だ が, 朝

6

時か ら起 き, 早

   

くから出勤 しす ぎる。 疲れない か心 配

  

・身体の 調 子 がわる くて も出 勤す るの で困っ てい る     ・恋 人 が ほ しい

  

・ 時々

1

ッ クやピンサロ に き夜遅 くまで帰 宅 しい こ がある。

  

・性 的欲

のハ ケ ロ は ど した の か ◎その

  

・子どもの 養 育に困っ てい る (既 婚者)

  

PTA

の役の 順 番 がま わっ て来て困っ て い る。

  

・ど うし た ら もっ と友 達 を増や せ るか

  

・主人が失職 (身体障害 者,

20年

余り勤 務, 不況で 失 職) し 職 が ない の     で困っ て い る。

  

・青年 学級 は若い 人 ばか りなの で やめ た。 もっ と同じ ぐ らい の 仲 間

  

ょ の 青 年学 級 がほ し

  

・共同作 業所の 条件 を と よ し て ほ し

  

・本人 は よ く病気 をす る が社 会 保険

時雇医 療     しい

  

・調 査 して

調 査

も らっ て よい が 就職 先 に は直接 ほ し     いo

(23)

 

「 心 配 、

っ て い る こ と 」   四 ・ 三 % で あ っ た 。 五 、

ク な し ウ と 回

し た

一 八 名 ( 一 八 ・ 二 % )

 

ク 回

な し ウ 六 名 ( 六 ・ 一 % ) 計 二

 

は じ め に

べ た 様 に 今 回 の 調 査 は あ く ま で 予

調

査 で あ り 、

後 も 訪 問 ・ 面

を 重 ね、

的 な 現 状 調 査 が 必 要 で あ る が 、

回 の 調 査 結 果 か ら 。

1

在 の 生

況 。

2

、 現 在 の 生 活 状 況 と

と の 関 係 。

3

、 親 及 び 本 人 の 高 齢 化 。

4

、 就 労 。

5

、 所 得 の

障 。

6

、 余 暇 の 利

7

談 援 助 等 に つ い て 、 各 問 題 の

な 事 例 と と も に み て い き た い 。

 

1

現 在 の 生

状 況

 

京 都 市

N

S

S

小 学 校 特 殊 学 級 (

弱 ) に 昭 和 二 十 四 年 〜 昭 和 四 十 九

の 間 に 在

し た 卒 業 生 の 現 在 の 生 活

況 に つ い て は 、 ほ ぼ 予 備 的 把 握 を す る こ と が 出

た が

年 前 ま で は 五 〜 六 名 の 者 以

は 、 住 所 ・ 連 絡 先 に つ い て も

明 し て い た の が こ の 数 年 間 に 住 居 の 立 ち 退 き

な 移 転 等 に よ り、 住 所 不 明 の

が 二 八 名 に も の ぼ り バ ブ ル 経

の 影 響 が こ こ に も あ る こ と に

か さ れ た 。

 

 

A

は 、 姉

は す で に 結 婚 し て 別 居 し 本 人 は 小 規 模 店 に 就 労 し て

齢 の 母 と 二 人 で 生 活 し て い た が 、 借 屋 の 為 に 立 退 き と な り 現 住 所 に 義 兄 の 援

も あ っ て

宅 し た 。 本 人 は 転 宅

、 通 勤 上 の 問 題 な ど か ら

で 不 適 応 を 起 し て

退

、 現 在 は 病 弱 で も あ る 母 と 共 に 在 宅 、 就 職 待 機 し て い る が 、 経 済 的 不 況 も あ っ て 適 職 が 見 つ か っ て い な い 。

 

 

 

特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題

(24)

      西   山 学 報 長

間 の 在 宅 か

緒 的 に 不 安 定 に な り 、

中 に 奇 声 を

げ る 、 母 に 乱

な 行 動 に 出 る な ど の 上 に 就 労

欲 も 次 第 に

退 し つ つ あ る 。   長 年 住 み な れ た 住 居 の 余 儀 な き 移 転 は 、 知 的

害 者 に と っ て は 予 期 し な い

し い 障 害 を 生 み 出 す 例 で あ る 。 二 八

の 住 所 不 明

の 中 に は 、

し い 生 活 問 題 が 生 じ て い る の で は な い か と 推 察 さ れ る 。  

2

、 現 在 の

状 況 と 発

と の 関 係   調 査 結

に よ る 生 活 状 況 と 小 学

在 学

の 知 能 検 査

検 査 と の 関

に つ い て み る と (

24

29

) の と お り で あ る 。   (

ビ ネ ー 知

検 査 、

K

式 発

査 、

KB

式 発

検 査 。

検 査 に よ る 差

が あ る と 思 わ れ る が こ こ で は そ れ を 問 わ

、 そ の 結 果

19

D

Ω

に よ る こ と に す る )  

 

昭 和 二

文 部 省 は 「 教 育 上 特 別 な

扱 い を 要 す る

の 生 徒 の

別 基 準 に つ い て 」

次 官 通 知 を 出 し 、   又 「

別 基 準 と そ の

説 」 を 刊

し た 。 そ こ に は 各 障

別 に 定 義 ・ 基

育 的 措

が 示 さ れ て い る   が 、 そ れ を も と に 児 童 の

態 調 査 を

い 、 そ の 後 昭

年 代 か ら 特 殊 教 育 の 振 興

を 進 め 昭 和 三 十 二 年 頃 か   ら 全 国 の

殊 学 級 設

激 な 上

向 を 示 し た 。   「

別 基 準 と そ の 解 説 」 の 中 に

べ ら れ て い る 教 育 的 措 置 は   白

1

Ω

25

20

( 就 学 免 除 ) 痴 愚

1

Ω

50

25

( 重 い

は 就 学 猶

50

70

( 痴 愚 の 軽 い

鈍 は 特 殊 学

70

80

境 界 線 級 ( 特 殊 学 級 か 普

学 級 ) と し て い る 。 昭 和 三 十 五 年

の 文 部 省

殊 教 育 主

  は 「

弱 教 育 講

録 」 の 中 で 、   「

1

Ω

40

50

位 の と こ ろ で な ぜ 切 っ た の か と い う と 、

へ 出 て

立 可

な 老 〜

と か 一 人 立 ち で き る と い う 見 込 み の

〜 を 基

と し た 区 切 り 〜 」

 

「 低 い 子 ど も は 適 切 な 指

生 省 関 係 の 施 設 で あ り ま す 」 と 言 っ て い る よ う に 、

40

50

以 下 は 教 育 の

外 と 指

さ れ て 来 た 。

(25)

現在の状態と発達との関係

24

      IQ又 はDQ 現 状

70

以上

69

6059

5049

4039

3029

20

不 能 計 自         営

1

1

 般  就  

2

17

10

5

34

授 産施 設

1

1

5

5

12

福 祉 就労 作 業 所

3

2

517

自営…

2

6

1

9

 

宅 そ の 他

2

2

8

5

1

1827

 

 

 

2

5

4

6

1

2

20

5

28

19

25

18

2

2

99

5

028

319

225

318

22

0

  

2

0

100

特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題  

都 市 は

い ち 早 く 特 殊 学 級 を 設

し た と こ ろ か ら 、 こ う し た 文 部 省 の 指

の 前 に 、 す で に ” 保

” の 児 童 が 在

、 卒 業 し 、 一 定 の

育 効 果 を み て い た 。   ク 京

の 特

学 級 は

設 の 役 割 を

取 り し て い る ” と 批 難 さ れ た こ と が あ っ た が そ う し た 状 況 を み る こ と が 出

る 。   昭 和 五 十 三

部 省 は 「 教 育 上 特 別 な 取

い を

す る

の 教 育 措 置 に つ い て 」 の 通

を 出 し 、 そ こ で は

19

50

75

程 度 ) 中

20

な し い

50

程 度 ) 、 重 度 (

25

な い し

20

以 下 ) と し、 昭 和 五 十 四

、 い わ ゆ る 養 護 学 校

・ 重 度 を 問 わ

、 す べ て の 知 的 障

児 を そ の 教 育 の 対 象 と し て い る 。

 

24

に み る 自

業 の

A

は 既 婚 者 で あ る 。 夫

と も に 手 仕

に 従

、 一 部 パ ー ト を 雇 用 、 近

は も と よ り 北

、 関 東 東 海 、 中 国 ま で 出 か け て 販 売 活 動 を し 、 三 名 の 子 供 は 一 般 高

を 卒 業 し て す で に 社 会 人 と な っ て い る 。 内 一

は 家

を 継 ぐ と い う 。   国

は 一 九 八

年 、   「 国 際 障

者 年 行 動 計 画 」 を 決

し 、 そ                                                 ヘ     ヘ     ヘ     へ の

者 を 「 通

の 人 間 的 な 二 ー ズ を 満 た

の に

別 の 困

(26)

一 般 就 労者の勤 続年 数 ・ 転 職経 験と発達 係 (表

25

) 西 山 学 報 IQ 又 はDQ70 以 上

69

6059

5049

4039

3029

20

30

以上

1

3

4

11

8

25

以 上

2

3

1

6

17

7

20

以 上

1

1

2

9

 

 

 

 

 

 

15

以 上

1

2

1

3

8

8

10

以 上

5

1

7

20

6

5

以 上

1

2

1

3

8

8

5

末 満

4

2

7

20

6

不  明

1

2

3

8

8

0

7

2

3

12

35

3

1

3

3

1

7

20

6

2

1

1

1

3

8

8

3

1

1

2

4

11

7

 

 

 

 

 

 

4

2

1

3

8

8

5

0

0

6

3

3

8

8

7

1

1

2

9

不   明

1

1

2

9

      ヘ   ヘ   ヘ   ヘ   へ 難 を 持 つ 普 通 の 市 民 」 と 述 べ て い る 。

は 「 特 別 の 困 難 」 を

し 、 現 在 知 的 障

の 状 況 に は な い 「 普 通 の 市 民 」 で あ る 。

 

就 労 と 発

と の 関 係 (

25

)   一 般 就 労 者 の 殆 ど は 軽 度 で あ る が 、 一 部 中 度 及 び 中

い 段 階 の

も 就 労 し て い る 。   一 〇

以 上 の 勤

者 は ー

Ω

50

以 上 の 軽 度 の 者 が 一 八 名 で ( 五 二 ・ 九 % ) 転 職 経 験

0

( 二 六 ・ 五 % ) 一 回 以 上 転 職 経 験 者 一 五

( 四 四 ・ 一 % ) で あ る 。

(27)

 

1

Ω 四

の 中 度 の 者 も 三

が 一 〇

以 上 の 勤

者 で 、 内 四 名 は 一 回 以 下 の 転 職 経

で あ る 。 勤 続 及 び

定 着 と 発

と の 相 関 は 大 き な も の は み ら れ な い 。  

例  

B

達 遅 帯 で 脳

マ ヒ に よ る 肢

不 自 由 と 言

害 を も つ

者 で

る 。 彼 は 撚

工 場 に 二 〇

以 上 勤 続 し て い た が 、 数 年 前 病 気 に よ っ て 体 調 を く ず し、

力 も 弱 っ て

た の で 現

は 共 同 作 業

っ て い る 。   小 学

の 生 活 態

は 極 め て 意

的 で 、 象 微 的 な 例 を あ げ る と 、 当 時 学 校 で 計 画 さ れ た 三

キ ロ マ ラ ソ ン に

ら 参 加 を 希 望 ( 五

生 ) 担 任 の

者 は 低 学

の 短 距 離 を す す め た が き き 入 れ ず 参 加 さ せ た 。

体 不 自 由 の た め 、 五 ・ 六 年 男 子 と

に 出 発 し た が 、 押 さ れ て 転 倒 し て 出 発 、

時 は 歩 道 は 辻 々 に 段 差 が あ り 、 そ の 度 に

は 血 に ま み れ て い た が 、 遅 々 た る 足 ど り で 走 り 続 け 遂 に 三 〇 キ ロ を 完 走 し か も 最 下 位 か ら 二 〇 番 ぐ ら い 上 位 で ゴ ! ル し た 。 と い う 頑

り や で あ っ た 。 彼 の 生 活 意 欲 は 就 労 し て も 持 ち 続 け ら れ 勤 務 先 で は 彼 に 欠 勤 さ れ て は 困 る と ま で 言 わ れ て い た 。  

労 及 び 就 労 定

は 発

と の 関 係 は あ る も の の そ れ 以 上 に 生

意 欲 や

度 、

生 活 問 題 と

い 関

の あ る こ と が う か が え る 。

 

労 と 発

と の

係 ( 表

26

)  

者 は

及 び 中 度 の 重 い 者 が 殆 ど で あ り

験 者 も 少 な い 。 こ れ は 卒 業 当

か ら 就

望 せ

、 授

所 や 作 業 所 へ 入 所 し た こ と を 表 わ し て い る 。 そ の 多 く は 年

四 〇 歳 以 下 の 者 で

作 業 所 の 設

進 さ れ て 来 た 以

の 入 所 で あ る 。 又 通 所 更 生 施 設 に 入 所 し、 措

が え に よ る も の も あ る 。 そ の 他 四 〇 歳 以 上     特 殊 学 級 ( 精 神 薄 弱 ) 卒 業 生 の 現 状 と 課 題

参照

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