暑
で
あ る
・
と か
ら
、
そ
の
援
助 も あ・
て
卒 業
当
初よ り 家 事
に
従
事
就 労 経
験
を も た な
い
。
こ の
様
に
個
々 の
事 例 を み て み る と
、
軽
度在 宅 者
は
、
発 達
との
相 関
よ り
も や は り 生 活 問 題 と
の
関 わ り が 大
き
く、そ
の
解
決に よ れ ば 在 宅 を 回 避
で
き
る 可 能 性 を 持
っ
て い
る と
考
え ら れ る
。
@ 中
度 以 下の
在 宅 者
.
G
(
四
〇
代
)
は
卒
業後
就栄
δ
年 以 上
の
勤
続
経 験 を もつ
。
G
の
就
労 意 欲 は 旺
肇
、少
々
体 調
が
悪 く
て
も 出 勤 す
る の で
禦
む し ろ 心 配 す
る
状 態
で
あ
・
た
。
G
は
業
ビ
棄
(
ホ テ
ル
の
雑 用 的 仕
事
)
に
従 事
し て
い
た が・ 本 人
の
失 敗
(
高
所か ら 誤
。
て
籌
を 落 し た
。
人
に は
当
ら な か
・
た
。
本
人は
自 分
の
失
敗
を
自 覚
し て
い る
・
)
に よ
・
て
退 職 を 勧 告 さ れ
、
保
護
者は
就 労
に
強
い
不
安
、不
信
、不 満 を
抱
き、自
営 業 を 手 伝 わ せ るこ
と に し た
。
こ の ケ ー
ス
も
、
雇
用先
と 本 人.
家
族 との
間
に 立
っ
て
、
調
整
が う まく 行
わ
れ れ ぽ 本 人
の
就 労
意
欲か ら 再 就
労
の
可 能 性
は
大 き く あ
っ
た と 思 わ れ る
。
.
H
と ー は
兄
弟
で
、
(
四
〇 代 と 三
〇 代
)
共
に
就
労経
験を も
つ
。
そ れ ぞ れ 別
の
小 企
業
・ 個 人 経 営店
一に
〇 年
以 上 勤続
し て い た
。
そ
の
途 中
で
袰
死 亡、
次
い で
兄 弟
の
最 愛
の
父 も 死
亡、 そ
の
精
神
的シ
夛
ク か
情 緒 的 不
篆
増
六
短
嚮
に
急 速
繕
神
障 害 を お.
、
す 結 果 と な り、
二
人 と も
退 職
、現
在 は
起
居
も ま ま な ら ない
状
態
と な
・
た
・
居 住 施 設
の
入 所 も
姉 等
に よ
っ
て
考
え ら れ た が 進 行
せ
ず
現
在
在宅
の
状 態
で
あ
る
。
知
的
鑒
.者
の
多
くは
、
家
族
特
に
父 母 と
の
精 神
的
物
理 的
饗
強 く
猿
れ、
他
と の
関 係
か ら 孤 立
し た
状
鼕
特
殊 学 級
(
精 神 薄弱
)
卒 業 生
の
現 状 と 課 題
西 山 学 報
多
く み
ら れ る
。
そ
の
結 果
、
父
母
と
の
突 然
の
断
絶
は
大 き な
精 神
的 打撃
を
与
え る
場 合 が あ
る
。
こ の ケ ー ス
は そ
の
典 型 的 な も
の
と 言 え る
。
保 護 者
と 本 人
へ
の
生 活
指 導
・ 援助
の
重 要 さ を あ ら た め て
認 識 さ せ ら れ る
。
・
J
は
(
三
〇
代
)
母 子 家 庭
で 母 は い
わ ゆ る
ク
子
離
れ
ク
が 出
来
ず、
高
齢
を
迎 え
て
、
現 在
は
居 住
施
設へ
の 入
所 を
含
め
て 大 き な
迷
い の
中
で
悩
ん で い
る
。
・
K
(
三
〇
代
)
は 母
は
す
で に 死 亡、
現 在
は
兄 と 兄 嫁
に よ
っ
て
扶
養
さ れ て
い
る
。
兄
は
K
を
非 常
に
可 愛 が り
、
母
の
心 配 を
受
けつ い で
在 宅
の ま ま 経
過
し て
来
た が
、
父 が 老 化
で
要 介 助 と な
り
、
義 姉
(
兄
嫁
)
は
義
父 とK
の
介
助
に
苦 労 す
る こ と と な
っ
た
。
義 姉
は
夫
(
兄
)
の
心 情 を
思
い、 本 人
の
処 遇
に
つ い て
言
い
出
せ
な
い
ま ま
に
現 在
ま で
経 過
し
在 宅
の
状
態
と な
っ
て い
る
。
以 上 在 宅 者 と 発
達
と
の
関 係
は
、
軽 度
の
場
合
は
在 宅
と
発 達 と
の
関 係
よ り も 生 活 聞 題 と
の
関 わ り が 大 き く
、
中
度
以 下
の
場
合
は 在 宅 と 発 達 と
の
関 係
は
深 く
、
そ
の
上 に
生 活 環
境
・ 生 活 問 題 との
関
係 が か ら み あっ
て い る
。
し か し
生 活 環
境
の
改
善
や 調 整
に よ
っ
て は
、
本 人
の
み な ら ず 家 族
の
生 活 改
善
に つ
な が る 可 能 性
は
大 き
い
も
の
が あ
る と
考
え ら れ る。
居 住 施 設 入 所 老 と
発
達 との
関 係
(
表 28
)
卒 業 当 初
か ら
の
入 所 者一 五
名
中
、中 度 及 び 重 度
の
入 所 老 一は 一 名
で
、
発
達 的に
重
い
者
の 入 所 が 多
い
。
「
わ が 国
の
精 神
薄
弱 者 福 祉
の
流
れ
」
と し て
簡
潔に
表
現さ れ
て い る
も
の
を 引
用
する と
、
障 害 者
が 差 別 を 受 け な が
ら 社 会
に
混
在
し て い
た 時
代
、慈 善 的 な 福 祉 施 設 対 応 が な さ れ た
時 代、
保
護
・ 指 導 を 目 ざ し て制 度 的
福
祉対 応 が 進
め ら れ
た
時 代
、
在
宅 福 祉 を 志向
し た
時
代、社
会 的に
統 合 を 志 向 す
る
時 代
」
(
精
神
薄
弱 者 白書
一 九 九施 股入 所 者 の転職 経 験 と発遣 との
関
係(表
28 )
Q
又 はDQ圃 数
7069
〜6059
〜5049
〜4039
〜3029
〜20
不 能 計0 1 3 2 6 1 2 15
1 2 2
2 1 1 2
3 1 1
4 0
5 0
6 0
丁
九
二
)
わ が 国
の
障
害
者対 策
は、 長
い
間
施 設
入 所
を
中
心 と
す
る
方 策 が と ら れ て
来
た
。
そ
の
後 高
度
経済
成 長 と と もに
在 宅
福 祉
の
志 向 が 高 ま り
、
通 所 授 産、
作
業 所 が増
設 さ れる よ う
に
な り、 更
に ノ ー
マ
ラ イ ゼ ー シ
ョ
ン
の
思
想
の
広 ま り と と も
に
、
そ
の
実 現
へ
の
志
向、実 践 が 行 わ れ は じ め
、
平 成
二
年
(} 九 九
〇
)
の
福
祉 関 係八
法
の
改
正
に よ
っ
て
、
法 的
に
も 在 宅
福
祉・ 社
会
的 統 合の
方 向 を め ざ す
こ
と と な
っ
た
。
前 記
=
名
は 正
に こ
う し た
流 れ
の
の
時
代の
入 所 者
で
あ
る
。
従
っ
て
就 労 経 験 も な
く 入
所
生 活 を 経 過
し、
親
と と も に
高
齢 を 迎 え よう と し て い
る
。
施 設
よ り 出
て
授
産 施 設へ
、
更
に は一 般 就 労
へ
と
考 え る
者
は
一 名 も み
ら れ な
い の
が 現 状
で
あ る
。
現 在、
更 生 施 設
は
長 期
の
滞 留
化と
高
齢 化の
対 策 な ど
多
くの
課 題 を も
っ
て い る の が
居 住
施 設
の
現
状で
あ
る
。
更
生 施 設の
本
来
の
目 的
は
「
満一 八
歳
以 上の
精
神 薄 弱 者 を 入 所 さ せ、
こ
れ を 保
護
する と と も に
、
そ
の
更 生
に
必 要
な 指
導
及 び 訓 練 を 行 う
こ
と を
目 的
と す
る
」
に
あ り
、
い
わ ゆ る
通
過 施 設で
あ
る
。
及 び
の
時
代の
施
設は
本
来
の
目 的 を
果
す 十 分 な 機 能 を 発揮
する
こ
と が
望
ま れ る
。
前 述
し た
当 初
か ら 入
所
し て い
一る 一 名
の
内
の
ー Ω
四 特 殊 学 級
(
精 神 薄 弱
)
卒 業 生
の
現 状
と 課 題
西 山 学 報
○
代
の 二
名
は
、
当 初
は
将 来 一の
般 就 労
を
期
待 して
、
当 時
は
授
産
的
機 能
を もっ
た
居 住 施 設
に
入 所
し た が
、
そ
の
後
成 人施
設に
移
り
、
現 在
は そ
の
施 設
に
入 所
し
な が ら 地 場 産 業
の
企
業
に
就 労
し
て い る
。
収
入 は
月
に
約
八 万 と
い
う
。
こ の 二
人
は
今
回
の
調
査 一の般 就 労 者
の
中
に は
含
ま れ
て は い
な い
。
事
例・
L
は
(
四
〇
代
)
父 母
の
共
働 きの た め 主 と し て
祖 母 が
養
育に
当
っ
て い
た
。
卒
業ま で に
父
が
病 死
、
卒 業 後
一 般 就 労し た が
、
そ
こ で の
不
適
応の
た め に
退
職
。
祖 母
の
励 ま し
等
に よ
っ
て
再
就
労 を 期 待 さ れ て い た が祖
母 が 高 齢の た め
床
に
つ
き、 し ぼ ら く し て 死 亡 し た
。
そ
の
後 母 は
退 職
し た が
、
L
の
就 労
へ
の
不 安
と 過
保 護 的
愛 情
か
ら 在 宅 を 続 け
て
き
た
。
母・ 子
の
加 齢
に
と も な
っ
て
共 同 作 業 所
に
籍
を 置
い
た 一が 日
も 通
所せ
ず、
母・ 本 人
の
高 齢
化に よ
っ
て
母
は
L
の
将
来 を考
え て
居 住 施 設
へ
の
入 所 を 決 意 し た
。
現 在
は
居 住
施
設に
併
設 する
授 産 施 設
に
そ
こ か ら 通
い
、
仲 間
と
の
交
流 を 回復
し た
L
は 次
第
に
就 労
意
欲 を も ちつ つ
あ
る
。
こ こ に
も 在 宅 中
の
生
活
環境
の
調
整
及 び 保 護 者へ
の
相
談
・指
導等
の
積
極 的 な 働 きか
け が あ れ ば
、
就 労
の
可
能 性
が あ
っ
た と 考
え ら れ る
。
・
軽
度 入 所者
の ー
Ω
五
〇 代
の 二
名
は
、
発
達
的に は
軽 度
で
あ る が、 在 学 中
か
ら 情 緒 面
で の
問 題
が あ
り
、
行 動 障 害
が
次 第
に
高
じ て
来
た
。
→
内
名は 脳 性
マ
ヒ に よ る
肢 体
不 自 由
の
重 複 障 害 が あ
る
。
・
M
は
(
六
〇 代
)
転
職 経 験は 二
回、
最 初
の
就 労
先
で は 二
〇 年 以 上 勤 続
し た
。
途 中 結 婚 を し て
父 母 と 別 世 帯 を 持 ち →
子 を も う け た
が
、
そ
の
子 が 幼 少 時
に
妻 が
病
死し た
。
更
に
そ
の
子
は
軽
度
の
発 達 遅 滞 が あ
っ
た
。
妻
の
死
亡 と 長
年
勤 続
し て
来
た 会
社
の
社 長 が
交 代
、そ
の
後 人
間 関
係の
悪 化 等
に よ
っ
て
生 じ た
心 労
か ら、
酒 を
呑
む 様
に
な
り
、
自
己管 理 が 出
来
ない
ま ま に
遂
に ア ル
コ
ー ル
中
毒
症 と な
っ
て
入 院、 退 職 し た
。
父 母 も 高
齢
の た め、 子
ど も
は
児
童
福 祉施 設 に 入 所
し た
。
退 院 後 父 母
と
同 居
し
な が
ら 別
の
企 業
に
就
労 し て い た が 就 労 意 欲 が 減 退、 す
で に
結 婚
し て い る
姉
の
十 分 な 理
解
が 得 ら れ
ず
、そ
こ で
父 母 が
M
の
居
住
施 設へ
の
入 所 を 申 請
し て
現 在 入 所 し て い る
。
子
ど も
は
養
護 学 校高 等 部
を 卒 業
、
担 任
及び
進 路 指 導 担 当 教
員
は
就
労を
す す
め た が
、
本 人
は
父 と 共
に
施 設
に
入
所 す る こ と を 強 く
希
望、こ の
春
か
ら 父 子
の 入
所 が
決
定し て
い
る
。
.
N
は
(
六
〇
代
)
転 職 経 験
0
、当 初
は
就
労 を 希
望
し て い た が 肢
体
不 自 由 と の
重
複 障 害
を も ち
、
就
労 意 欲は あ る
の
だ が
適
当 な 就 職 先が な く 在 宅
し て い た
。
母
が
倒 れ、 そ
の
後
遣 症で
身 体 障
害 者
と な
り、 更
に
高 齢
も 加 わり
、
遂
に
入 所 を 決 意、 本 人 及
び
親
の
就
労へ
の
希 望 も か
な え ら れ ず 入 所 し
て
現 在
に
到
っ
て
い
る
。
施 設 入
所
者 と発 達
と
の
関 係
に
つ い て は
、
発 達
の
重
度の
者
の
入 所 が 多
い こ
と か
ら も そ
の
関 係
は
大 き
い
。
し か
し、
卒
業当
初か ら
の
入 所 者 は
、
前 述
し た 様
に、
ク
か
つ
て ほ と ん
ど
の
精
神 薄 弱 者は
地 域 社 会
で
生 き
て い
く
こ
と は
無
理で
あ
る と 考、
兄
ら れ
て
い
た
ウ
時 代
の
入 所 者
で
あ り
、
ウ
施
設で の
生 活
の
選 択 が 安 心
で
あ
る
”
と
考
え ら れ
て い
た 時 代
の
入 所 者
で
あ
る
。
現 在
で は
知 的
障 害
者 が 地 域の
中
で
暮
し
て い
く
こ
と は
、
ク
障
害
の
程 度 が 重
度
と み
ら れ る 人 を
含
あ て
不 可 能
で は
な
い
”
と 考
え ら れ
つ つ
あ る 時 代
で
あ
る
。
卒 業
当 初か
ら
の
入 所 者
の
、
中 度
の
重
い
者
の
入 所 者
の
中
に は
、
先
に
事
例 を あ げ た 様に
、
就
労 可 能
で
地 域
で の
生 活 も 可
能
と
考
え ら れる
者 も あ
る
。
も
っ
と も
こ の
事 例
の
場
合
は
居 住 放 設
で の
更 生 指 導 が
有 効
で
あ
っ
た こ と
も
幸
い
し
て い る
。
現 在
の
居 住 施
設
の
現 状
(
長 期 帯 留
か ら く
る
成 人 施
設
の
不 足
)
か ら も、
こ
う し た
者
の
地 域
で の
生
活
、
就
労 を 考 え 特 殊 学 級(
精 神薄 弱
)
卒 業 生
の
現 状 と 課 題
西 山 学 報
者
て
い
か ね ば な ら な
い
。
そ
の た め に は
施 設
と
就
労、
施 設 と 地
域
生 活の
中 間 的 援
助
サ ー ビ
明
娜
ス
が 強 く 求
あ ら れ
る
。
例 え ば
福 祉
ホ ー
ム
、
グ ル
ー プ ホ ー
ム の
充
実
増 設 又 通 勤
寮
の
福 蜥
祉
工 場 そ
の
他
の
充
実・ 推進 等
の
積
極 的葹 策
の
促 進 が 必
要
と な る で
あ ろ う
。
係 璋
居 住 施 設
に 入 所 す
る
者
は
発 達
的に
重 度
の
者
が
多
い
。
当
然、
そ
の
更 生
に は
長
い
期 間 が 硼
−
必 要 と
竃
そ れ
は
保
鼕
の
高
齢 化 とか か わ
っ
て
戔
高
齢 化し た
保 護
者の
積
極 的 な齔
努 力 は
あ ま り 期
待
は
祟
な
い こ
と に
隻
従