輪重・横圧載荷によるレール継目部の発生応力
2
0
0
全文
(2) 2. 応力変動(N/mm ). IV-248. Q/P:. P=75kN. 0.0. 0.4. 0.8. BN. FN. BG. 45°方向-1 測定位置. FG. BD. FD. BM. FM. BF. 図4. FF. 水平方向位置. BC. FC. BL. FL. BI. FI. BE. FE. BB. FB. 60 40 20 0 -20 -40 -60. 45°方向-2. ボルト穴周辺の最大主応力変動の比較. 図4に輪重・横圧載荷時の緊締時からの最大主応力 表2 解析軌きょうの諸元 の変動を示す。水平方向位置では、載荷点に最も近い 項 目 単 位 諸 元 測点 B が軌間内外とも最大 20N/mm2 程度の応力変動 弾性係数 N/mm2 2.06×105 レール、継目板 ポアソン比 0.30 となっているが、その他の測点においては、10N/mm2 2 4 弾性係数 N/mm 4.0×10 以下の応力変動であった。45°方向の応力変動は、 まくらぎ ポアソン比 0.25 ボルト穴の上方の測点 C、D では軌間内側で負(圧縮) 、 鉛直ばね定数 MN/m 57 軌間外側で正(引張)となっており、ボルト穴の下方 9.2 まくらぎ支持ばね* 水平ばね定数 MN/m では測点 M を除くと、軌間内側で正、軌間外側で負 長手ばね定数 MN/m 3.6 となっている。ほぼすべての測定位置において 0.1(上向) 鉛直ばね定数 MN/m 110(下向) Q/P=0.8 の時の応力変動が最も大きくなり、載荷点に 軌道パッド 水平ばね定数 MN/m 11 2 近い測点 C の軌間内側で-47N/mm であった。 MN/m. 鉛直ばね定数. MN/m. 水平ばね定数 レール/継目板間摩擦係数. MN/m -. 締結装置. 11 6.5(上向) 0.6(下向) 65 0.22. *. まくらぎ半本あたり. FC(試験値) P=75kN BC(試験値) FG(試験値) BG(試験値). FC(解析値) BC(解析値) FG(解析値) BG(解析値). 60 2. 応力変動 (N/mm ). 3.応力解析 (1)解析モデル1) 解析モデルは輪重・横圧載荷試験と同様にまくらぎ 9本分の片側レールとし、荷重についても載荷試験と 同条件で与えた。解析軌きょうの諸元を表2に示す。 まくらぎ支持ばねの鉛直および水平ばね定数は、まく らぎ単体の載荷試験によって、レール/継目板間摩擦 係数は、レール継目部の引張試験によって求めた。ま た、軌道パッドと締結装置の鉛直ばねは非線形ばねと した。 (2)解析結果 載荷試験において最大主応力変動の大きかった第1 ボルト穴 45°方向で載荷点に近い測点 C、G の試験 値と解析値の比較を図5に示す。それぞれの測定位置 において、Q/P の変化に対する応力変動の傾向はほぼ 一致しているものの、試験値と解析値には誤差が見ら れ、特に圧縮側に変化する測点 G の軌間外側に関し ては、全体的に大きな誤差がある。. 長手ばね定数. 40 20 0 -20 -40 -60 0.0. 0.2. 0.4. 0.6. 0.8. 1.0. Q/P. 図5. 最大主応力変動の試験値と解析値の比較. 4.まとめ 本研究では、レール継目部の輪重・横圧載荷試験を行い、ボルト穴周辺に作用する応力の傾向を把握した。 また、有限要素法による応力解析の結果と試験値を比較すると、測定位置によっては大きな誤差があったが、 応力変動の傾向については概ね一致していると考えられる。今後は解析モデルの精度を向上させ、列車条件、 軌道条件に応じた列車通過時のレール継目部の応力変動を明らかにし、定尺レールの疲労寿命推定精度の向 上を図る予定である。 参考文献. 1)片岡宏夫他:レール継目部の発生応力と疲労寿命推定,鉄道総研報告,Vol.15,No4,2001.4. -497-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
(3)
関連したドキュメント
輪重について,過去の走行試験 2) のデータからは開口量の影響がみられず,ひずみの衝撃的な応答は小さ いことから,急曲線については
<要因(2):継目板の取り付け> 対側レールの継目部に 2mm の段違い継目板が取り付けられているが、主
平荷重は目安値である 118kN をガードレール頭部側面に加え て解析を行った.その結果,図3に示すように載荷位置のガ ード床板の衝立部分下部に 136N/mm
まくらぎ支持を剛支持にした場合のレール圧力測定結果 を図2に示す。この図から、まくらぎを剛支持した場合の レール圧力は、レール切断前とレール遊間 3mm の場合が速 度
通常,レール頭部の横裂は斜角探触子によるレール探傷で管理している.横裂上に大
図 3 に供試体の FEM 解析結果を示す.供試体の応力は均一に分布し,フランジおよびスカラップによる応力の 乱れは認められない.図 4,図 5 に
表
一 面せ ん断 試験 およ びり ング せん断 試験 とい った