閉合重ね継手を有する鉄筋コンクリート部材の交番載荷試験
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(2) 5-566. 土木学会第60回年次学術講演会(平成17年9月). 試験終了後に閉合部コンク 400. げ、せん断によるひび割れは. 400. 載荷位置 主鉄筋 D25. a-a 断面. 鉄筋からの支圧力と軸力によ と思われる。. 750. 両試験体の荷重−変位(載 荷点) の包絡線を図3に示す。. 載荷方向. 275,(C-1) 400 (C-2). 1150. り圧縮状態となっていたため. 75 75 83.3×3=250. 生じていなかった(写真2) 。. 帯鉄筋は D13-100mm 間隔. 250. リートを観察したところ、曲. 支圧補強鉄筋. a. 図中には、鉄道構造物等設計 300. 50. 標準・同解説(耐震設計)に 従い計算した計算値を併せて. 50. ひずみゲージ. 示す。両試験体の荷重−変位. 支圧補強鉄筋. の関係は、ほぼ一致しており. 図2. 試験体形状. 継手長の違いが、部材の破壊 性状に影響していないことがわかる 。 これは、閉合重ね継手が、鉄筋とコンクリ ートとの付着力に期待した通常の重ね継手と は異なり、閉合部コンクリートにより機械的 に定着される構造であるためと思われる。 写真2(C-2). 写真1(C-2). また、側面のかぶりが剥落することで、側. 面側の主鉄筋が機能しなくなると懸念されたが、実験の荷. 300. 重−変位関係が全鉄筋を有効とした計算値とよく符号し から、側面かぶりの浮き・剥落を生じた 5δy 以降も継手 部のひずみの上昇が認められることから、側面側鉄筋があ る程度機能していたことがわかる。. 200. 荷重(kN). たこと、および各δy 毎の側面側鉄筋のひずみ分布(図4). 100. 0 -200. -150. -100. -50. 0. 50. 100. 150. 四隅に配置した支圧補強鉄筋の上側 2 本が下側鉄筋に. C-1 C-2 計算値. -200. 押さえられるように変形しており、この補強鉄筋が側面側 -300. 鉄筋への力の分配機能を有していたとことが推察できる。. 載荷点変位(mm). 図3 4.まとめ. 荷重−変位関係(包絡線) 40000 35000. 下側の鉄筋がかぶりコンクリートを押し出すことで、継. 30000. (2)側面かぶりが剥落し易い棒部材では、配力機能も 有する支圧補強鉄筋が有効である。. ひずみ(μ). (1)閉合重ね継手では、く体の曲げ変形に追随しない 手範囲全域に渡りかぶりコンクリートが剥落する。. 200. -100. δy 毎にひずみ増加. δy 2δy 3δy 4δy 5δy 6δy 7δy 8δy. 25000 20000 15000 10000. (3)継手部で閉合されたコンクリート は圧縮状態にあ. 5000. り、曲げ、せん断による損傷を受けにくい。. 0. (4)直線部継手長さを鉄筋径の 5 倍とすることで、継 手性能が確保され、通常のRC部材と同様の評価手法で. -800. -600. -400. -200. 0. 200. 400. 600. 800. -5000. 試験体高さ(ゲージ位置)(mm). 図 4 側面側鉄筋のひずみ分布(C-1). 部材性能が評価できる。 参考文献 1). 渡邊、石橋、西島、栗栖;閉合形状に曲げ加工した鉄筋の重ね継手の耐力に関する実験的研究、土木学会論文集 NO.763/ Ⅵ-63,133-149,2004.6 -1132-.
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