レール継目部の動的応力解析に関する基礎的検討
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(2) IV-247. 支持ばね定数を求めた。 (2) (1)より得られたレール支持ばね定数を用い、レール/継目板間のばね定数をパラメータとしてレール継 目部の静解析を行い、試験値と比較した。その結果より、レール/継目板間のばね定数を求めた。 レール端部からレール長手方向に 30mm および 280mm の位置に載荷した場合のレール継目部の解析値と 試験値を図2に示す。継目板を8要素に分割したときのレール/継目板間のばね定数が 10GN/m のときに、 載荷点近傍である 280mm 位置の曲げ応力の解析値は試験値と比較し 12%程度の誤差内に収まっていた。 Kf=100GN/m. 2. 応 力(N/mm 2 ). 0. 応 力(N/mm ). レール変位(mm). Kf=1GN/m. 試験値. Kf:継目板を8要素に分割したときのレール/継目板間のばね定数 80 60 載荷位置: 載荷位置: 60 280mm 30mm 40. 0.5. -0.5 -1 -1.5. Kf=10GN/m. 載荷位置: 30mm. -2 -2000 -1000. 0. 1000. 20 0. -20 -1000 2000. レール長手位置(mm). (1) レール変位. -500. 0. 500. 1000. 40 20 0. -20 -1000. レール長手位置(mm). -500. 0. 500. 1000. レール長手位置(mm). (2) 280mm 離れ位置のレール底部曲げ応力 図2 レール継目部の静的載荷試験結果と解析値の比較. 4.動的載荷試験結果との比較 を用いて正弦波と矩形波の加振を実施し、 梁モデルの動的な検証を行った。試験条 件を表2に示す。矩形波は完全な矩形で はなく、図3に示すような変動を生じた。 3章で求めたばね定数を用い、まくら. 表2 動的載荷の試験条件 項 目 荷 重 正弦波 周波数 荷 重 矩形波 周波数. 値 60±40 kN 40 Hz 40±30 kN 0.1 Hz レール端部から レール長手方向に 30 mm. 載荷位置. ぎ支持部の減衰係数をパラメータとして. 30. 数は 0.098MN・s/m とした。レール一般部の正弦波の試. 25. 数は 0.1MN・s/m 程度が妥当な値であった。その値を用 いて矩形波に対する解析を行った結果、図4に示すよう に曲げ応力はピーク値で 7%の誤差があり、波形に関し ては概ね一致した。. 2. 験値と解析値を比較した結果、まくらぎ支持部の減衰係. 応 力(N/mm ). 動的解析を行った。軌道パッドの減衰係. 荷 重(kN). 表1の試験軌きょうに対して油圧装置. 100 80 60 40 20 0 100. 150 時 間(ms). 200. 図3 矩形波荷重履歴. 20 15 10 解析値 試験値. 5 0 100. 120. 140. 160. 180. 200. 時 間(ms). 5.まとめ レール継目部の動的応力解析モデルを構築し、梁モデ ルの解析値を静的および動的載荷試験結果と比較してそ. 図4 矩形波による 280mm 離れ位置の 底部曲げ応力(レール継目部). の有効性を確認した。今後は、ソリッドモデルのボルト 穴周辺応力の検証を行い、現地試験の結果を用いてモデルの定量化を進める予定である。 [参考文献] 1) 片岡宏夫他:レール継目部の発生応力と疲労寿命推定,鉄道総研報告,Vol.15,No.4,2001.4. -495-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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