• 検索結果がありません。

現場実測データによるシールド機挙動のシミュレーション(1)洪積層

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "現場実測データによるシールド機挙動のシミュレーション(1)洪積層"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Ⅲ-B152. 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). 現場実測データによるシールド機挙動のシミュレーション(1)洪積層 大原技術. 正会員 小柴. 暢. 長岡技術科学大学. 正会員 杉本光隆 A.Sramoon. 鉄道総合技術研究所 正会員 小西真治 奥村組. 津坂. 治. 1.はじめに はじめに 現在、シールド機の制御・操作に自動掘進システムが採用されてきている。しかし、シールド掘削に関連 する地盤物性値やシールド機に作用する外力、およびその挙動については未解明な点が多く、これらの問題 を解決するためには、シールド機の挙動・掘進条件を考慮できる、シールド機挙動に関する力学モデルの確 立が必要である。新たに開発したシールド機動力学モデル. 1). の合理性を評価するため、通常の自動掘進シス 2). テムによる現場実測データを平滑処理し、シールド機挙動シミュレーション. を行ったが、本研究 では、ヨ. ーイング角を高い精度で計測できる、2 台のトータルステーションを用いたシールド機挙動計測システムを 開発し、同システムで得られた洪積層におけるシールド機挙動の実測値. 3). を基に、シールド機挙動シミュレ. ーションを行った。 B. 2.解析方法 解析方法. f5. A. C. A f3. f3. 図1に示すシールド機作用力モデルを用いて、 (1)現場実測データ による地 盤物性値の逆解析, (2)(1)で求めた地盤物性値を基にしたシールド機. f5. f4. f2. q. r f2. 挙動シミュレーション,(3)(2)で求めたシールド. p. p B'. 機挙動の計算値と実測値の比較、を行った。. C' A-A'断面 A-A'断面. 3.解析データ 解析データ 解析に用いた実測データは、洪積層に属する大. q. f1. 図1. 作用力モデル. 宮層・東京層中に、土被り約 17〜27m,地下水位. p A' B-B'断面 B-B' 断面. p A' C-C'断面 断面 C-C'. f 1 : シールドマシン自重による作用力 シールドマシン自重による作用力 f 2 : シールドテール作用力 シールドテール作用力 f 3 : ジャッキ推力による作用力 ジャッキ推力による作用力 f 4 : 切羽作用力 f 5 : スキンプレート作用力 スキンプレート作用力. 以下約 3〜12m で、シールド機外径 9.7m・機長 8.2m の単胴型泥水式シールドで掘削された埼玉高速鉄道桜 町トンネルの実測データ(441Ring〜468Ring)である。また、トンネル線形は、平面線形が右カーブ R803m (拡幅円),縦断線形が下り 33‰〜上り 2‰の変化点で R4000m である。 4.解析結果 解析結果 シールド機軌跡、シミュレーション結果を図2、図3に示す。シールド機挙動は、シールド機位置・シー ルド機回転角の6自由度と、シールド機軌跡の方位角2自由度、合わせて8自由度で表現されるが、図3の シールド機ヨーイング角 φ y 、シールド機ピッチング角 φp 、カ ッ タートルク抵抗係数 α 、シー ルド機掘進速度 V、トンネル平面曲率 κ Η 、トンネル縦断曲率 κV、平面偏角(シールド機軌跡ヨーイング角から、シールド機 ヨーイング角への偏差) θ xT 、縦断偏角(シールド機軌跡ピッチング角から、シールド機ピッチング角への 偏差) θ yT が、その8自由度に対応している。これらの図より、シールド機軌跡、シミュレーション結果の 計算値と実測値はよく一致していることがわかる。ここで、ピッチング角の計算値が、実測値よりやや大き く変動しているのは、実際の鉛直方向地盤反力係数を過小評価したためと考えられる。 また、Ring No. 457+1m での、スキンプレート周りの法線方向地盤変位分布、法線方向土圧分布を図4、 図5に、シールド機に作用する力の一覧を表1に示す。これらの図表より、コピーカッターを使用しないで 右カーブを掘進しているため大きな水平モーメント(M3p)をか け ていること、この位置ではテールシール部 キーワード:シールド工法,シミュレーション,現場実測データ,洪積層 連絡先:〒940-2136. 新潟県長岡市上富岡 1603-1. 長岡技術科学大学環境・建設系. TEL/FAX 0258-46-6000/9600.

(2) φ y (min). Ⅲ-B152. -89 -88. φ p (min). -87. 50 100. α. 0.60 0.45. v (m/ min). 0.050. start. -18275. シールド機軌跡. 作用力一覧[kN, kN‑m](Ring Fq Fr Mp Fp 7600 0 124 0 7 -13 0 -68 0 0 22553 18290 247 -302 -21562 651 -7854 315 -1115 -18873 0 0 0 0. No.457+1m) Mq Mr -2963 0 -37 0 2205 0 2877 2081 -2082 -2081 0 0. 0.000 0.02 0.00 -0.02 0.02 0.00 -0.02 100 0 -100 100 0 -100 449. 459 Ring No.. 図‑3. で発生するシールド機作用力(F2)は小さいこと、カッターフェイス Invert. より 3m 程入ったカーブ内側のスプリングライン付近で、シールド 機が地盤を 1cm 程押し込みながら、シールド機が進行していて、そ. 469. シミュレーション結果 Invert. -18280. Spring line. 図‑2. -18290 -18285 z -coordinate (m). κh (1/m). -18295. κ v (1/m). -18300. 0.025. Crown. 8605. 0.30. Spring line. end. F1 F2 F3 F4 F5 ΣF. 11000 0. Predicted Observed. 8610. 表‑1. 11100. θ xT (min). y -coordinate (m). 8615. 11200. θ yT (min). x -coordinate (m). 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). 8.2. Cutter face. は、トンネル計画線形と整合している。 5.まとめ まとめ シールド機動力学モデルによる洪積層におけるシールド機挙動は、. 0.0 0. 度「大都市部地下インフラストラクチャー整備のための動力学に基. 180. 270. Shield tail 360. Invert. ある。 参考文献. 法線方向地盤変位分布[cm]. 8.2. Invert. 図‑4. Spring line. づくシールド機挙動の理論的・実証的解明」において行ったもので. 90. Circumferential direction (degree). Crown. なお、本研究は、平成11年度運輸分野における基礎的研究推進制. Spring line. 実際のシールド機挙動と概ね一致していることが明らかとなった。. Length of shield (m). れに対応する法線方向土圧が発生していること、がわかる。これら. Cutter face. ル工学研究論文・報告集,Vol. 7,pp. 69-76,1997. 2)佐藤有美, 杉本光隆, サラムーン アピチャート:平滑処理を行っ た現場計測データによるシールド機動力学モデルの検証, 第 54 回 年次学術講演会講演概要集第 3 部(B), pp. 258-259, 1999. 3)小西真治, 新井泰, 粥川幸司, 津坂治, 杉本光隆:新しい計測シス. Length of shield (m). 1)杉本光隆, 吉保範明:コピーカッター効果の定量的評価,トンネ. 0.0 0. テムを用いたシールド機の挙動計測結果と考察, 土木学会トンネル 工学研究論文・報告集第 9 巻, pp. 289-294, 1999.. 90. 180. 270. Shield tail 360. Circumferential direction (degree). 図‑5. 法線方向土圧分布[kN/m 2].

(3)

参照

関連したドキュメント

 非線形動的解析コード SINDYS 2) , 3) は,有限要素法

 荷重変形関係  実験と解析より得られたせん断力 Q -部材角 R 関係 を図 6 に示す.実験結果と解析結果をそれぞれ細い点

この場合 ,手動解析では標 準 曲線 と実測値 のず れ を小 さくす ることに重点 を置 き, 自動解析 ではで きるだけ多 くの実測値 に対 して標 準 曲線

2008a)。また、1999 年から 2000 年にかけて数回にわたり、航空機を用いた成層圏、対流圏での大気中塵埃の採取と

Feature Pack 1 | MSC Nastran 2019 Feature Pack

(2)DSC/IoTアクションモジュールスタンダード アクションモジュールスタンダードは,収集した情報

沈下について述べる。 2.現場概要 現場概要 解析には、泥水式シールド工法マシン外径φ 12.64m、マシン長 10.25mにて施工された大津放水路

5.計測結果とモニタリング技術への展開 粘性土,砂質土,砂礫土,RC 杭それぞれに 特徴的な振動波形が得られ,振動実効値を解 析した結果,この