表1 地盤物性値
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(2) III‑429. 土木学会第58回年次学術講演会(平成15年9月). 裏込注入のブリ-ジング率を考慮して設定した解 析ケースを図 5 に示す。. 2) 佐藤豊, 小西真治, 杉本光隆, Aphichat SRAMOON, 変位境界を用いた有限要素法によるシールド通過時. 図 6 に横断面水平変位の実測値と解析結果を、図 7に横断面鉛直変位の実測値と解析結果を示す。図 6. における硬質地盤の挙動評価, 土木学会論文集, No.722/III-61, pp.49-58, 2002.. から以下のことがわかる。 12mm. 1) Case1 と Case2 が計測値の変位モードと一致して. 6mm. いる。 2) Case3 ではトンネル右側の変位が大きい。. 12mm. 以上のことから、セグメントはトンネルの左右中心 近傍に位置していると考えられる。. 掘削面 セグメント. 図7より以下のことがわかる。. Case1. 1) Case1 が計測値の変位モードと一致している。 2) Case2 ではトンネル中心直上の変位が計測値の約 2. 図5. Case3. Case2. 後続沈下における解析ケース. 倍である。 単位(m). 3) Case3 ではトンネル左側の変位が計測値に比べ小. -20 0. さい。. -15. -10. -5. 0. 5. 10. 15. 20. -5. 以上のことから、トンネル天端部の地盤変位がその 直上の地盤変位を規定していると考えられる。. -10. 6.まとめ まとめ. -15. 1) 先行変位については、地盤の隆起を表現できたが、 与えるパラメータを考慮する必要がある。 2) 最終沈下については、セグメントがトンネルの左. -20 深度(m). 発生位置が一致しないため、鉛直方向変位に影響を. -25 -30. 右中心に位置すること、トンネル天端部の地盤変位. -35. がその直上の地盤変位を規定することが明らかにな 7.参考文献 参考文献. 測点 -40 覆工 計測結果 -45 Case1. 1) 杉本光隆, Aphichat SRAMOON, 施工実績に基づ. Case2 Case3. った。. 1mm. -50. くシールド機動力学モデルの開発, 土木学会論文集,. 図6. 横断面水平変位. No.673/Ⅲ-54, pp.163-182, 2001.. 単位(m) -20 -15 -10 5. 5. -5. 0. 5. 10. 15. 0. 0 -5. -10. 深度(m). 深度(m). -5. -15 -20. 計測点 解析値 計測値. -25 -30. 0. 10. 20. 30. 40. 50. 60. 70. 切羽からの距離(m). 図4. -15 -20 計測位置 覆工 計測値 -25 Case1 Case2 Case3. 1mm. -35 -50 -40 -30 -20 -10. -10. トンネル縦断方向鉛直変位図. ‑858‑. 1mm. 図7 横断面鉛直変位. 20.
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