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状石灰岩からフズリナの化石を採集しました。

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Academic year: 2021

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夏 期 巡 検 会 「 神 瀬 帯 と 肥 薩 火 山 の 火山岩を見る会」(8月2日、5日)

恒例の夏期巡検会が8月2日、3日に、球

磨・人吉・芦北方面へ表記の目的で行われま した。案内役は熊大の田村実先生で、参加者

数は27名でした。以下に見学地を順に説明し ます。なお以下の観察地①②③については地 学会誌妬60に徳山先生が書かれた解説記事が

ありますので参照して下さい。

8月2日(1日目)

1)芦北町小口の球磨川左岸。神瀬帯の石

灰岩・シャールスタイン・チャート及びそれ らの変化や、スランプ層の観察をして、レキ

状石灰岩からフズリナの化石を採集しました。

2)小口一淡口間の球磨川左岸。石灰岩と

シャールスタインが細かく入り交ったきれい な岩石の標本を採集しました。

3)鎌瀬の鎗倒しの瀬。鎗倒し瀬の観察。

河原で石灰岩に含まれる大形貝化石の観察と

採集を行ないました。

4)大坂間駅前の旧船付場。大坂間構造線 のすぐ北の神瀬帯の岩石を観察しました。最 近、この付近では方散虫化石などから、従来

いわれた時代より新しい地層があることが報 告されているという説明がありました。

5)渡駅西方約1.3*"付近・人吉層の基底 付近の岩相の観察。ここでは安山岩の角レキ 等火山性物質がかなりの量含まれていること

がわかります。

6)人吉市西瀬橋の球磨川左岸。人吉層を おおう洪積レキ層(現在は草付きになって見 えませんでした)とそれらをおおう阿蘇火砕 流堆積物を見学しました。

予定観察場所を消化して少し時間的余裕が

生じましたので、それぞれ小グループで、鹿 目滝などの見学後、国民宿舎に入りました。

8月3日(2日目)

芦北郡湯浦町尾奈古北西方の小道。ここで

は、肥薩火山区の火山岩の一部が、凝灰角喋

岩と溶岩とが互層をなして露出しているのを

観察しました。熊本へ直行後解散。

今回は1泊2日の例年に比べると短かいコ ースでしたが猛暑の中を案内して下さいまし た田村実先生に感謝申し上げます。

(渡辺記)

脇野層見学と化石採集会(10月28日)

10月28日、秋晴れのもとで表記の巡検会を 開きました。案内者は熊大の田村実先生で、

参加者42名という大変な盛会でした。

午前8時熊大前を出発し、高速道を走るこ

と約1時間半、若宮インターチェンジで高速 道をおりて力丸ダムに向かいました。宮田町 を経て脇野から千石谷のキャンプ場へ。ここ

で白亜系最下部の脇野層中の黒色頁岩から巻

貝、二枚貝の化石を採集しました。巻貝のほ か、プリカトウニオのきれいな標本を取った 人がかなりありました。なお、ここから産出 する化石や地層の対比等については、会誌妬

61号に田村先生の解説記事がありますので参

照して下さい。力丸ダムサイトで中食。中食 時間を利用して思い思いに粘板岩や河原の石

の標本としての石ころの採集などを行ないま

した。

午後は、まず、直方市で石炭博物館を見学 しました。ここでは、炭坑の歴史、模形、資 料等にふれることができて、いろんな意味で 大変感銘を受けました。

博物館をあとにして、国鉄室木線の終点室

木駅西方の峠への路傍で古第三紀層中に産す る珪化木を採集しました。帰路はそれぞれの ペースで熊本へ。最後に遠路ご案内いただき

ました田村先生に感謝いたします。(渡辺記)

発 行 所

熊 本 地 学 会 誌 N a 6 2 熊 本 市 黒 髪 2 丁 目 熊 本 大 学 教 育 学 部 地 学 研 究 室 内 熊 本 地 学 会 TEL44‑2111振替熊本5359

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参照

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