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中国 養老動向抜粋 ( 第 76 期 ) 2020 年 9 月 30 日 北京市豊台区 レスパイトケア パイロット事業 2 年が経過延べ 1 万人の要介護 認知症高齢 者に恩恵

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中国・養老動向抜粋(第 76 期)

2020 年 9 月 30 日

北京市豊台区「レスパイトケア」パイロット事業、2 年が経過 延べ 1 万人の要介護・認知症高齢 者に恩恵 2020.08.07

http://beijing.qianlong.com/2020/0807/4539662.shtml

要介護高齢者のケアは大変で疲れる仕事である。介護者は常に高齢者のそばにいることが求めら れ、1 日 1 日の重圧の下で心身ともに疲弊するため、抑うつ状態等多くの問題を抱えやすい。北京 青年報の記者が豊台区民政局から得た情報によると、北京市初の「レスパイトケア」パイロット事 業が豊台区で過去 2 年あまり実施されてきた。同区のレスパイトケア事業は区政府が経費を負担 し、専門機関に委託して一部の高齢者にケアサービスを提供することにより、長期介護高齢者の家 族が一息つけるようにするというもので、これまでに延べ 1 万人が恩恵を得てきた。

記者の取材によると、豊台区にある温馨精康園老人ホームは「レスパイトケア」パイロット事業 機関の 1 つであり、主な対象は豊台区に住む 60 歳以上の要介護・認知症高齢者、特に身寄りがな い、重い病気や障害を抱えている、経済的に困窮しているといった状況にある特殊・困難高齢者家 庭、最低生活保障対象家庭、低所得家庭、および純高齢者(高齢者だけで子どもがいない)世帯で ある。同老人ホームの邢尹立院長の説明によると、現在、大多数の家庭は、例えば張建軍氏の家庭 のように介護員による訪問サービス方式を選択している。サービス内容には、食事付き添い、入 浴、家の掃除、外出同伴および老人との会話等が含まれており、家庭内の看護者にとっては一息つ く機会ができるばかりでなく、専門的な介護を通じ、要介護・認知症の高齢者により良いケアを受 けてもらうこともできる。

現在、この「レスパイトケア」は 2020 年豊台区重点事業プロジェクトの一つとなっている。事 業開始から 2 年あまりになるが、その間に約 2000 人の高齢者が「レスパイトケア」の申し込みを 行い、現時点で延べ 1 万人がその恩恵を受けてきた。どのようにしてスムーズなケアサービス提供 の仕組みを立ち上げたのか。この点について豊台区民政局の事業担当者が説明してくれた。それに よると、特にこの事業の実施を目的として第三者機関に委託し、「レスパイトケア」評価・判定・

審査に関する仲介メカニズムを構築する一方、申込者の評価・判定・審査のためのソフトウェアを オーダーメイドで発注し、専門スタッフによる申請者に対する資格審査および訪問評価・判定を行 うようにした、とのことである。

この担当者によると、豊台区は委託受け入れを申し出たケアサービス提供業者に対して全面的な 評価・審査を行って優秀な業者を選定、各サービス事業者同士の仲介メカニズムを構築し、提携事 業者のサービス過程に対して様々な方式でオンライン・オフライン双方での監督・管理を実施し た。これにより事業者がサービスを提供するにあたっての方針確定が可能になっただけでなく、費 用の決済も簡単になり、政府、事業者、高齢者家庭の三者間の効果的な連携が実現された。

次のステップとして、豊台区は第三者機関に委託して「レスパイトケア」のサービス内容、基

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準、監督、リスク防止等についての措置を制定し、サービス提供業者が従うべき規則・制度を作成 するとのことである。また、高齢者の実際のニーズに基づいてサービス内容および基準等の調整を 行い、さらにサービス提供業者が介護員に対し定期的に施設内で研修を実施するよう要求すること によりサービス水準の維持・向上を図るとしている。

スマホで食事注文!南湖区の高齢者向け食事支援、ますます便利に 2020.08.09 http://jx.zjol.com.cn/202008/t20200808_12206169.shtml

浙江省嘉興市南湖区の高齢者向け食事支援サービスが始まって 1 か月あまりになるが、すでに 858 人がこの政府による福祉事業の恩恵にあずかった。先日、嘉興市南湖区スマート健康養老サー ビス情報プラットフォームは「高齢者向け食事支援 3.0 システム」をリリースし、高齢者向け食事 支援サービスの「ラスト 1 マイル」を開通させた。現在、市民はスマホでのアプレット(プラット フォームアプリに追加で組み込まれたミニプログラム)の操作により食事の注文ができるようにな ったため、猛暑の中を出歩いて申請する必要がなくなり、しかも毎回の食事で都市部・農村部とも に同等の値引き受けることもできるようになった。

新豊鎮民豊村在住の村民である張氏は、同居している 80 歳を超えた姑のため、先日 1 週間分の 食事を注文した。「義母は今は独り身で、わたしたち夫婦と住んでいますが、健康状態が良くない ために食事を作ることができません。わたしたちもふだんは仕事をしなければならないので、出か ける前にご飯とおかずを作っておくことしかできず、温かい食事を食べてもらうことはできません でした。」張氏が記者に語ったところによると、今はスマホで食事を注文できるのでずっと便利に なった、田舎でもスタッフが食事を持ってきてくれる上、価格も都市部と同等の割引を受けられ る。昨日姑が食べたのは排骨(スペアリブのぶつ切り)とキャベツの炒め煮、今日はたまご餃子

(薄焼きにした卵で具を包む餃子)と粉皮(きしめんに似た春雨の一種を野菜とあえたもの)で、

姑は食感が良いと言い、子どもたちにとっても悩み事が解決された気持ちであったということであ る。

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今年の南湖区の 10 大民政事業プロジェクトの 1 つでもある高齢者向け食事支援プロジェクトの 主旨は、後期高齢者、要介護高齢者のために食事困難の問題を解決することにある。満 60 歳以上 の高齢者なら誰でも食事支援の申請をすることができ、肉料理・野菜料理 1 品の入った一人分がわ ずか 8 元(日本円で 120 円程度)で、満 80 歳以上または最低生活保障対象者、身体障害者等の高 齢者は毎回の食事においてさらに区財政からの手当を受けることができる。今は、区全体で「オフ ライン+オンライン(直接注文、ネット注文のどちらでも可能)」の注文方式が採用されており、

スマホの上で指を少し動かすだけで食事を注文し、デリバリーしてもらうことができる。どのよう にしてこのシステムに登録し、操作するかについては、情報によると「四季如椿安心嘉」という WeChat 公式アカウントをフォローした後、「高齢者向け食事支援 3.0 システム」アプレットに入 り、「新規ユーザー登録」をタップして食事支援の資格申請、食事の予約、配送依頼等を行うこと ができる。

市民が必要な情報を提出した後、民政事業担当スタッフは IT システムを通してオンライン審 査・認可、データ統計、手当の決済、報告表の作成等を行うことができる。食事を提供する業者も 受注照会、おかずアレンジ等の各種機能を通して、注文された食事の数、種類および注文者に関す る情報を事前に正確に照会し、それに基づいて食品の調達、加工および配送を適切に実施すること ができるので、食事支援サービスにおいて的確な供給と浪費の防止が可能になった。

高齢者向け食事支援プロジェクトの実施は高齢者の食事困難の問題を効果的に解決したといえる が、高齢者のもとに届く食事の品質はどうか。記者の取材によると、食事支援プロジェクトは近場 からの提供という原則に基づき、各鎮・街道(中国における、市・県・村の下にある最小の行政単 位)ごとに指定食事支援サービス事業所を設置し、そこから高齢者に食事を提供している。先日、

記者は南湖区民政局の関連担当者に付き添い、そのような事業所のうちの一つである「三勺半」セ ントラルキッチン飲食配送センターを訪れた。同センターは G20 サミットの飲食指定事業所でもあ り、担当範囲である大橋鎮や七星街道に住み、食事支援を必要とする高齢者のためにサービスを提 供している。「新鮮な食材がここに運ばれて調理されます。ここが資材保存庫で、あそこが調理エ リアで…」各機能別の部屋は閉鎖式のガラスで仕切られていて、「高齢者に新鮮な材料を使った温 かいご飯を食べてもらうために、食事はさらに保温容器に入れて密封し、注文した高齢者のもとに 届けます。」「三勺半」の関連スタッフはこのように紹介してくれた。

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今年、南湖区は「都市部・農村部+公益+市場の統括調整」という全体構想に立脚し、「村(社 区)高齢者向け食堂」、「センター食堂+食事支援ポイント」、「養老機関(中国における高齢者施設 の総称)での食事支援」等の 7 大食事支援モデルに基づいて、管轄区の高齢者のために広範囲をカ バーし、臨機応変で多様な形式を特徴とする多面的食事支援サービス体系の段階的構築に着手して いる。

広州市「後期高齢者保険」、目標対象者全員への範囲拡大を実現 2020.08.12 http://www.mca.gov.cn/article/xw/mtbd/202008/20200800028998.shtml

後期高齢者・重度要介護高齢者家庭の悩みを解決

基本生活ケアおよび医療介護サービスは、高齢者が最も強く関心を持つ、直接的かつ現実的な問 題の 1 つである。中でも満 80 歳以上の重度要介護高齢者は最も介護を必要とする層であり、養老 サービス体系整備の重点対象となっている。

高齢者が現実に直面する困難を解決するため、広州市は 2019 年に長期介護保険パイロット事業 をベースとして「後期高齢者保険」制度導入の方針を打ち出した。市当局の説明によると、既存の 長期介護保険は主に広州市職工(職員と労働者)社会医療保険に加入している重度要介護認定を受 けた保険加入者を対象とするものであり、年齢を問わない。一方、新たに導入される「後期高齢者 保険」の主な対象は広州市都市部・農村部住民医療保険に加入している、広州市籍の満 80 歳以上 の重度要介護高齢者である。取材に対し、担当者はこう語っている。「『後期高齢者保険』の実施に おいて主に考慮したのは、長期介護保険は今のところ都市部・農村部住民医療保険の加入者を対象 としていないにもかかわらず、これらの方々の高齢者介護サービスへのニーズも大きく、特に満 80 歳以上の後期高齢者で重度要介護認定を受けている高齢者にとって、長期介護サービスの問題は家 族全体の心配事、悩みの種となっている、という点です。」

2019 年 1 月、広州市民政局と財政局は共同で「広州市における後期高齢・重度要介護高齢者介護 商業保険実施プラン(試行)」を公布し、同年 7 月 1 日から実施した。

「後期高齢者保険」は最も介護サービスを必要としている層に向けて的確なサービスを提供する もので、対象者となる主な条件は以下のとおりである。

・広州市都市部・農村部住民医療保険に加入している。

・広州市の戸籍がある。

・満 80 歳及び 80 歳以上である。

・広州市行政区域内に居住しており、「後期高齢者保険」指定サービス事業者とサービス契約を 結んでいる。

・高齢、疾病、身体障害等のため自立生活能力を完全に喪失して 6 か月以上経過している(また は近いうちに 6 か月以上経過となる)。

これらの条件を満たす高齢者は戸籍地の担当機関に申込書を提出し、第三者機関の評価・判定、

専門家の集中査定を経て条件を満たすと判断された後、専門のサービス事業者が提供する基本生活 ケアおよび医療介護サービスを受けることができる。

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「後期高齢者保険」に必要な資金は市および区の財政により分担され、条件を満たす高齢者に対 しては一定の割合に基づき支払うべき介護費用以外の追加費用はなく、契約した指定サービス事業 者が「ワンストップ」方式で直接減額・免除の決済を行う。「後期高齢者保険」の保障範囲に組み 込まれているサービス内容は基本生活ケアおよび医療ケアを主としたものであり、毎月の 1 人当た り支給限度額、支給比率およびリスク負担メカニズムが科学的データに基づき設定されている。

「後期高齢者保険」資金支払い範囲および支払い基準内に属する基本生活ケア費用および査定を経 た医療介護費用については最低自己負担額を設けず、1 人当たり毎月最高 500 元が支給される。そ のうち、在宅ケアは 85%、施設でのケアは 70%の割合で支給を受けることができる。広州市民政局 は法に基づき登録され、かつ民政部門に備案(登録)されている養老機関(高齢者施設)、法に基 づき登録されかつ業務範囲にケアサービス、介護サービス、養老サービスを有する在宅養老サービ ス提供業者・家庭サービス提供業者および介護ステーションの中から指定サービス事業者を選択 し、高齢者に専門的サービスを提供する。

環境の安全、生活ケアから食事介助、服薬介助、さらには心のケア、認知症介護に至るまで、

「後期高齢者保険」の基本生活ケアサービス項目には現時点で 8 分類 37 項目が、また基本医療介 護項目には喀痰吸引、糖尿病性足病変のケア、薬の交換、認知知覚機能障害訓練、半身不随肢体総 合訓練等 30 項目がそれぞれ含まれており、高齢者のニーズを中心に設定されたこれらのサービス 項目は高齢者の基本的な介護におけるニーズに適合したものとなっている。

現在、広州市には「後期高齢者保険」提携指定サービス事業者が合計 217 か所あり、行政区域ご とに少なくとも 4 か所の提携指定サービス事業者が存在し、中でも越秀区、海珠区、荔湾区等 5 つ の都市部地域に総数の 73.73%を占める 160 か所が集中している。

後期高齢・要介護高齢者介護保険の全面カバーを実現

過去 1 年、広州市で「後期高齢者保険」の適用を申請した累計 7,171 人のうち、評価・判定をパ スした対象者は 4,944 人、すでに関連サービスを受けている高齢者は 4,355 人、平均年齢は 87 歳 となっており、受給者人数、支給金額とも少しずつ上昇している。

今年 6 月の時点で、「後期高齢者保険」サービス事業者は累計で延べ 33 万 9,800 回に上る高齢者 サービスを提供したが、そのうち、基本生活ケアサービスは全体の 87.73%を占める延べ 29 万 8,100 回、医療介護サービスは同 12.27%の延べ 4 万 1,700 回であった。後期高齢者保険制度からの 累計支給金額は 859 万 9,800 元で、そのうち、施設での介護のための支給金額は全体の 26.87%にあ たる 231 万 3,000 元、在宅介護のための支給金額は同じく 73.13%にあたる 628 万 6,700 元であっ た。1 人当たり平均支給額は 489 元で、平均支給比率は 80.37%となった。

広州市民政局の関連担当者によると、「後期高齢者保険」の実施により、広州市籍を持ち、医療 保険に加入している 80 歳以上の重度要介護高齢者の介護保険の全面カバーが実現された。リスク 共同負担型商業保険方式を採用し、商業保険機関に参入を求めて具体的な制度管理を実施し、かつ 契約締結に基づくリスク分担により財政的圧力の軽減とリスクの共同負担を果たしたことに加え、

管理を担当する保険会社にも新たな成長分野を提供することで相互利益・相互協力を実現した。ま た、提携サービス事業者の導入を通じて介護・ケアサービスに資金面での支えを提供することによ

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り、民間事業者が介護・ケアサービス提供の主体となるよう後押しする結果にもなっている。広州 市は今後さらに、「後期高齢者保険」のインターネット申請、オンライン審査・認可、全プロセス 監督・管理の実現推進等により、同事業の作業効率を一層向上させ、より多くの後期高齢・要介護 高齢者が速やかにサービスを受けられるようにしていく予定である。

ホットライン+ステーションサービス+食事支援体制下での在宅養老の現状 2020.08.18 https://k.sina.com.cn/article_5328858693_13d9fee4502000xh4q.html?from=news&subch=onews

60 歳以上の高齢者 75 万人、高齢化率(日本とは異なり、ここでは総人口に占める 60 歳以上の割 合)29%、在宅養老を望む人の割合 96.3%。これらの基礎データを見ただけでも、山東省威海市の深 刻な高齢化傾向、そして自宅のすぐ近くで良質の養老サービスを受けたいという住民の強いニーズ が明らかにうかがえる。威海市民政部門は市民の切実な関心に積極的に対応し、各家庭を核心(ベ ース)とし、社区(コミュニティー)の力を借り、IT を手段とし、専門的サービスに支えられた在 宅社区養老サービス体系の構築に力を入れ、養老に関する苦境からの脱却を急いでいる。

ホットラインで「バーチャル老人ホーム」を構築

「家で漏電があった。周りは真っ暗で、どの電気器具も怖くてスイッチが入れられない。子ども たちはみな遠くにいる。早く見に来てほしいんだが。」

「おじいさん、焦らないで。大丈夫、すぐに業者に連絡して、お宅に伺って問題を解決するよう にしますからね……」

先日、威海市 12349 養老サービスセンターホットライン(以下、「12349 ホットライン」)は環翠 区孫家畽街道に住む 85 歳の劉氏からの援助要請を受けた。電話を切った後、「12349 ホットライ ン」の担当スタッフは直ちに提携サービス機関に連絡した。メンテナンス業者は新型コロナ感染防 止対策の外出許可証明と体温状況報告を「12349 ホットライン」システム上で提出した後、急いで 劉氏の家に向かった。1 時間足らずで劉氏の問題は解決した。

「業者は検査でちょっとした問題を発見したが、直してくれた。一銭も要求しなかったよ。あり がとう!」後になって、劉氏はホットラインにあらためて電話して状況をフィードバックし、感謝 の意を伝えた。

2012 年、威海市民政局は各種養老機関、医療・衛生機関、住民サービス小売業者等の企業・事業 体に関する情報を整理・統合し、山東省初の市内一体、都市部・農村部双方カバー型在宅養老情報 プラットフォームである威海市 12349 養老サービスセンターを設立し、「バーチャル老人ホーム」

を立ち上げた。電話 1 本で、「12349 ホットライン」が高齢者のニーズに基づき、専門機関のスタッ フを派遣して在宅ケア、デイケア、心のケア等各種サービスを提供する等、高齢者のニーズのため 的確な連携支援を行っている。

「12349 ホットライン」のユーザーは現時点で 80 万人を超えており、そのうち 60 歳以上の高齢 者は 66 万 5,000 人に及ぶ。市内の企業約 3,300 社がこのネットワークに加盟しており、呼び出し 総数は約 300 万回に達している。今年の新型コロナウイルス対策期間だけでも、「12349 ホットライ

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ン」は住民からの電話約 28 万 8,000 件を受け、訪問サービス 2,797 件を提供し、住民のために多 くの切実な問題の解決に努めてきた。

「12349 ホットライン」の適切な発展を引き続き推進するため、威海市民政局は政府調達方式を 通して、条件を満たす住民に無料で「12349 ホットライン」用固定電話を提供し、かつ1戸当たり 毎月 10 元の通話料手当を支給している。現在、このサービスの対象になっている住民は約 10 万戸 に及ぶ。

ステーションサービスを自宅で

「耳が遠くてインターホンが聞こえないから、次に来るときは直接ドアを開けてくれればいい よ。」環翠区環翠楼街道大衆社区在住の王氏はこう言いながら、安心しきった様子で自宅の鍵を沐 浴陽光老年公寓(老人用アパート)の高齢者支援スタッフである王淑果氏の手に渡した。このよう な信頼は、長期にわたる行き届いたサービスおよびきめ細かいケアから生まれたものである。

王氏は 90 代で、長年の一人暮らし。足に持病もあるため、外出は容易ではない。2017 年、威海 沐浴陽光高齢者サービス社は、大衆社区に社区組み込み型高齢者施設(地域コミュニティーと緊密 に連携した小規模施設)である沐浴陽光老年公寓を設立し、王氏と積極的に連絡を取り、王淑果氏 を派遣してデイケア、買い物代行、食事準備のための訪問等のサービスを提供している。

沐浴陽光老年公寓の責任者である譚美栄氏は、記者に次のように話してくれた。在宅社区養老産 業の潜在力は巨大で、この 2 年間、社区の高齢者に提供してきた累計 3 万回を超えるサービスは、

デイケア、ショートステイ、長期介護、娯楽・レジャー、非医療性リハビリ、ターミナルケア等各 方面に及んでいる。政府の政策による全面的な支援のおかげで、社区に根付いてサービスを提供す る面での自信も強まった。沐浴陽光高齢者サービス社はこのような社区組み込み型高齢者サービス 施設をすでに 4 か所有しており、養老企業としてのブランドにも磨きがかかっている。

ここ数年、威海市民政局は社区組み込み型やフランチャイズ方式の小規模在宅高齢者施設の設置 支援に注力しており、税制面での優遇、行政事業系料金の減免、光熱費の優遇等の政策を積極的に 実施している。また、既存の社区サービス施設をグレードアップして、ショートステイ、デイケ ア、在宅介護サービスを集めて一体化した総合的養老サービスセンターの構築に努め、12 のフラン チャイズ養老ブランド、72 か所の在宅養老サービス組織を育成し、40 か所の社区在宅養老サービ スセンターと 12 か所の郷鎮(街道)養老サービスセンターを立ち上げた。

1 食の食事がテーブルに幸福をもたらす

7 月 30 日のお昼近く、環翠区鯨園街道戚谷畽社区食堂の中は大忙しであった。排骨の甘辛煮込 み、豆腐と魚の煮込み、ヤマイモの炒め物、セロリの和え物……色・香り・味を兼ね備えたごちそ うが、1 つまた 1 つと並べられていく。たくさんの高齢者が早くから食堂に来て待っていたが、お かずが並び始めると、すぐに列を作り始めた。食堂の責任者である岳美静氏が、この日のメニュー を記者に紹介してくれた。「今日は暑いので、暑さを和らげる効果がある緑豆のスープを特別に作 り、無料・飲み放題で提供することにしました。おかずは全部高齢者の皆さんがお好きなもので

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す。塩・砂糖・油を控えめにし、柔らかく炒めてあります。」

「家からここまで、往復でも 100 メートル。とても近いよ。肉・野菜・スープが 1 種類ずつあっ て、ごはんやマントウを合わせて、たった 8 元。とても安い。自分で料理する必要がないからほん とうに助かるよ。」食事に来た 81 歳の蓋元斎氏と 78 歳の劉曼華氏夫婦は、こらえきれない、とい った様子で記者に向かって社区食堂をほめちぎった。「味は口の中に残り、温かさは心にしみとお るよ!」

高齢者たちによる支払いを簡便にするため、社区食堂では特に顔認証システムを導入している。

60 歳以上の最低生活保障対象者、特別困窮者、障害者および 70 歳以上の高齢者は、社区で実名登 録した後は文字通り「顔パス」で食事をすることができる。

今では威海市では、このような都市社区食堂(農村部では「農村高齢者食卓」と呼ばれる)は都 市部・農村部を問わず広く行き渡っている。威海市民政局は「高齢者に温かい 1 食を」という課題 を解決するために都市部・農村部の高齢者向け食事支援サービス体系の構築を全力で推進してお り、この点を養老サービス品質向上における重要な取り組み事項としている。また、この事業を市 レベルの「住民向け実践プロジェクト」および区・市の党・政府における最重要プロジェクトに組 み入れるよう努めているとのことである。

プロジェクトの実施および関連する手当の持続的な給付のため、威海市は「都市社区食堂の開設 に関する指導意見」「農村高齢者食卓の開設に関する指導意見」等の政策文書を公布した。それに よると、都市社区食堂に関しては、建築面積 500 平方メートル以下、500 平方メートル超~1,000 平方メートル未満、1,000 平方メートル以上の食堂に対して、それぞれ 5 万元、10 万元、20 万元の 基準で建設補助金が市から一括支給される。また、1 か所につき毎年 3 万元の運営補助金が、運営 期間内において最長で 3 年間支給される。農村高齢者食卓の場合、高齢者食卓 1 か所につき 1 万元 を基準に運営奨励金・補助金が 3 年間連続で支給される。各行政レベルの本プロジェクト向け資金 は 1 年当たり累計 5,000 万元超が計上されており、食事支援プロジェクトの安定した実施を保証す るものとなっている。

威海市民政局は、今年に入って都市社区食堂および農村高齢者食卓の設置を全力で推進してい る。すでに 30 か所の社区食堂、395 か所の農村高齢者食卓が作られ、約 600 の社区(および村)を カバーしており、1 日当たり約 1,200 人の政府調達サービス対象者および 1 万人近い高齢者に食事 支援サービスを提供している。今年の年末には、都市部・農村部の各種食事支援拠点は 440 か所以 上になる予定である。

揚州市、養老サービスの提供能力を強化 政府調達在宅養老サービスのカバー範囲を 10%まで拡大 2020.08.17

http://jsnews.jschina.com.cn/yz/a/202008/t20200817_2612265.shtml

記者が昨日得た情報によると、今年の揚州市政府調達在宅養老サービスのカバー範囲は全高齢者 の 10%まで拡大した。これは「幸福な揚州」という福祉コンセプトの目に見える成果の一つであ る。

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「区全体の政府調達在宅養老サービス資金は去年の 400 万元から今年は 1,400 万元まで引き上げ られ、サービス項目には家の清掃、食事・入浴支援、買い物・支払い代行等が含まれ、日常生活ケ アのほぼ全ての内容を含んでいます。」同市広陵区養老サービス科(課に相当)のスタッフである 金銘氏の紹介によると、サービス対象者は自身のニーズに基づきサービス項目を選択することがで き、カバー範囲超過部分についても、市場価格水準より安い料金を自己負担すればサービスを受け られるとのことである。

「広陵区では、今年は『電話予約+システム派遣手配+カード決済』という方式での在宅養老サー ビスの提供を推進しています。」金銘氏の話によると、まず高齢者がホットラインである 12349 に 電話をかけ、プラットフォーム上で派遣が手配され、高齢者にサービスが提供され、最後に高齢者 福祉カードにより決済を行うという仕組みである。

「政府調達養老サービスを享受する高齢者の割合は 10%に達しましたが、これは揚州市が養老サ ービスの提供能力を強化したことを示す一例に過ぎません。」揚州市民政局共産党委員会書記であ る陳小浩氏の説明によると、揚州市は高齢者に対するケアサービスを全力で強化しており、今後は 高齢者向け在宅訪問制度を構築し、独居、空巣(子どもたちが独立し遠方にいる)、要介護・認知 症、計画生育特殊家庭(以前の「一人っ子政策」で生まれた子が不慮の死をとげたり、重度の障害 を負った等の状況にある家庭)等困難を抱えている在宅高齢者に向けて訪問および援助サービスを 展開する予定である。さらに社区養老サービス施設の規範的管理、基本養老サービスの公益性の保 障、高齢者の直接的な権益の保護を強化し、高齢者に無料、低価格または有料のそれぞれに多層 化・多様化した養老サービスを提供する。加えて、基本養老サービス合格サプライヤー制度の構築 を検討しており、「高齢者にサービスを提供する」から「高齢者がサービスを選ぶ」スタイルへの 転換を目指すとのことである。

「養老サービス施設の設立に焦点を当て、『10 分在宅介護圏』(高齢者が 10 分の交通移動圏内で 必要な基本介護サービスを受けられるようにすること)の構築を加速した結果、今年は市全体で合 計 29 の高齢者保養モデル社区を指定し、街道養老サービス総合施設 6 か所を建設するとともに、

街道養老サービス総合施設における『養老アドバイザー』パイロット事業を前倒しで普及させ、社 区に 150 の社区在宅養老サービス公益性職務ポスト(公共施設管理、清掃員、駐車場管理など公共 利益を目的とする管理およびサービス業務)を整備しました。」陳小浩氏の話によると、市内で 1,500 軒に上る住宅の高齢者向けリフォームを実施し、家庭養老ベッドも 300 台が新たに設置され たとのことである。

同時に、揚州市は養老サービススタッフの専門的レベル不足という問題にも焦点を当てており、

養老介護員の入社奨励金および特殊労働手当制度を実施し、揚州大学医学院と共同で介護員研修お よび養老機関管理スタッフのローテーション型研修を 8 年連続で開催した。さらに介護員職業技能 等級認定制度を展開することで、要介護・要支援高齢者の介護、入浴支援、リハビリ訓練、健康指 導等における専門的人材の増加に努めている。

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国家衛生健康委員会老齢健康司、高齢者健康教育シリーズ科学普及動画を発表 2020.08.25 https://dy.163.com/article/FKTF6EGQ0514N6SE.html?referFrom=google

高齢者の健康に関する政策および科学知識の宣伝・普及と高齢者の健康レベルの適切な向上を目 的に、国家衛生健康委員会は 2020 年 8 月 24 日から 30 日にかけて、「健康についての素養を向上さ せ、シルバー世代の生活を楽しむ」をテーマに中国各地で 2020 年高齢者健康知識普及週間活動を 企画・展開した。これに伴い、国家衛生健康委員会老齢健康司(部に相当)は普及事業を徹底する ため、高齢者健康教育シリーズ科学普及動画を製作した。本シリーズには「高齢者の栄養を考えた 食事」、「高齢者症候群について」、「認知症高齢者の症状確認およびケア」、「高齢者の心理的健 康」、「家屋の高齢者向けリフォーム」、「高齢者の伝染病予防」、「高齢者のエイズ予防」、「高齢者の 安全な服薬」、「要介護高齢者の家庭での介護」、「公衆向けの生命に関する教育」、「漢方薬と高齢者 の健康」、「デジタルテクノロジーと高齢者の健康」の 12 シリーズ、計 63 本の動画が含まれてお り、各地で宣伝・普及用に使用でき、多くの高齢者および家族の学習のために視聴できるようにな っている。

理解して愛を示そう、美しい記憶を守ろう 上海市瑞金二路街道、認知症高齢者にやさしい社区づ くりパイロット事業を推進 2020.08.25

http://www.shanghaiyanglao.com/Detail/detail/id/25740

認知症高齢者に対するケアサービスの強化と認知症高齢者にやさしい社区(コミュニティー)づ くりの展開は、「上海市における養老サービス徹底実施プラン(2019~2022 年)」の重要な構成部分 である。

近年、黄浦区民政局では養老機関(高齢者施設)の中に認知症高齢者ケア専用エリアを設けて重 度要介護認知症高齢者に専門的なケアを提供するなど、認知症高齢者へのケアに積極的に取り組ん でいる。各街道(区に属する最小行政単位)では社区養老サービス施設を拠点に認知障害者のケア に関する実践的な試みがなされており、専門的高齢者向けサービスを提供している数多くの企業・

団体が認知症高齢者向けに早期スクリーニング、専門的ケアおよび家庭への支援サービスを提供す るといった形で社区の中で活躍している。

2019 年 9 月、瑞金二路街道は上海市が主導する「認知症高齢者にやさしい社区づくりパイロット 事業」第一弾を実施する 28 の組織・機関の 1 つに選ばれた。同街道は社区の実情と高齢者層のニ ーズを踏まえて施設の建設とサービスの充実の同時進行を実現し、認知症高齢者向けのトータルサ ービスを展開することで、「認知症高齢者およびその家族に注意を向け、関心を持ち、思いやる」

という良好な気風を地域社会にもたらした。最近、同街道のパイロット事業は上海市査定グループ の実地査定を無事パスした。以下にその特色をあげる。

高齢者の認知障害に対する介入システムの整備

健康教育の普及:「4 つの 1」(1 本の孤独感対策ホットライン、1 つの SMS プラットフォーム、1 つのオンライン交流プラットフォーム、一連のメディア広報)オンラインサービスおよびオフライ ンでの知識普及を通し、多面的な心理防護体系を構築する。

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リスク診断の推進:一部社区の高齢者に対し年齢別サンプリング調査を行い、リスク診断を展開 する。「上海市社区高齢者認知障害リスク自己測定システム」を活用して重点サービス対象層を絞 り込み、事業の基礎を固める。

介入サポートの提供:認知障害の予防に関する知識の普及、カスタマイズされた予防訓練プラン および家庭指導の支援により予防意識を向上させる。重点介入対象に選ばれた高齢者に対しては、

非薬物的手段による予防のための介入訓練を実施する。

認知症高齢者支援ネットワークの構築

社区による支援ネットワーク:「顔なじみ同士のコミュニティー、慣れ親しんだ環境」を理念と し、ソーシャルワーカーや高齢者ボランティアのサービスチームへの参加を推奨し、30 人前後から なる社区現地ボランティアサービスチームを構築し、社区単位での支援ネットワークを継続的に整 備する。

専門のサービスチーム:専門の第三者組織である「上海人本心理咨詢研究センター」が複数の高 等教育機関と共に構築した大学院生実習基地にその役割を十分に発揮させ、医学、ソーシャルワー ク、心理学等の分野でのプロフェッショナルチームの育成と整合に努めるとともに、予防訓練に関 する一連のカリキュラムを開発・改善する。

医療仲介サービス:区の精神衛生センターによる「緑色通道」(特別優遇ルート)を開設し、経 験豊かな医師が診察を担当するようにし、医療面でのアドバイスを与えることで、ハイリスク高齢 者が適切な診察を迅速に受けられるようにする。

内蒙古自治区呼和浩特(フフホト)市 社区組み込み型小規模老人ホーム 施設の設計とサービス に関する基準(試行) 2020.08.26

https://dy.163.com/article/FKUTQKA705128T6P.html

記者が昨日呼和浩特市民政局から得た情報によると、同市は先日、社区組み込み型小規模老人ホ ームの設立およびサービス管理を規範化するため、市の実情に合わせて「呼和浩特市における社区 組み込み型小規模老人ホーム 施設の設計とサービスに関する基準(試行)」を公布した。

社区組み込み型小規模老人ホームとは、社区のリソースを十分に活用し、ニーズのある在宅高齢 者に近場で生活ケア、リハビリ、心のケア、文化・娯楽等のサービスを提供する、法人又は法人資 格のある専門的団体によって運営される高齢者向けサービス施設のことである。社区組み込み型小 規模老人ホームは、単体施設または「主体サービスエリア+フランチャイズサービススポット」の いずれかの方式をとることができる。フランチャイズサービススポットは、フランチャイズ提携方 式を通して、社区組み込み型小規模老人ホームの主体サービスエリアとセットで運営される、建設 面積が比較的小さく、サービス機能も限られた社区養老サービスポイントであり、小規模老人ホー ムに属する、補足的機能を持つ場所であると定義されている。

同基準の要求事項によると、社区組み込み型小規模老人ホームは地域の人口密度、高齢者人口分

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布状況、サービス需要、サービス対象半径等の要素を総合的に考慮しなければならない。社区組み 込み型小規模老人ホームのサービス半径は原則として 2 キロメートルを超えてはならない。社区養 老サービス施設は地方政府が無償で提供するものとし、新設および既存の居住区に付帯する養老サ ービス施設については、社区組み込み型小規模老人ホームの運営のため無償で供用する。社区に養 老サービス施設が付帯していない場合は、他の施設を購買又は賃借りし、社区養老サービス施設と して企業又は公益団体等に無償で引き渡して運営しなければならない。すでにその他の組織に引き 渡して使用している場合は、回収の上企業又は公益団体等にあらためて無償で引き渡して使用させ なければならない。

同基準によると、社区組み込み型小規模老人ホームのフランチャイズ化、ブランド化、一定規模 以上の統一的運営の実行を奨励・支援し、街道および各旗・県・区の行政単位によるサービス調 達、援助措置の制定等の方式による社区組み込み型小規模老人ホームの運営支援を奨励することに なっている。

同基準では社区組み込み型小規模老人ホームの環境について、以下の点が明示されている。

・名称、機能、案内版は市の統一基準にそったデザインとし、付近には道路交通指示標識を設置 しなければならない。

・内部の配置が科学的・合理的で、公共施設と機能的に整合していなければならない。

・公共エリアには、高齢者の生理的特徴に合わせ、目立つ位置にあり、情報が正確で、図案・文 字がはっきりとした案内板が設置されていなければならない。

・活動ゾーンは合理的に配置され、清潔かつ整頓されており、公共のフィットネス設備、照明設 備は国の規範に合致していなければならない。

・建築装飾・内装工事で使用する材料については、国の建築装飾内装材料有害物質使用量制限に 関する基準の規定を満たし、種類、規格および品質が設計要求および国の現行の基準・規定を 満たしていなければならない。

・通風設備および通風ルートが備わっており、高齢者の居住・活動空間の空気が常に清潔である ようにしなければならない。

・外部環境については関連の国家基準の空気、騒音環境、道路交通に関する要件を満たしていな ければならない。

さらに、同基準では社区組み込み型小規模老人ホームについて以下の要求事項が掲げられてい る。

・「養老機関のサービス品質の基本規範」に基づいて、生活ケアサービス、食事サービス、清掃 サービス、洗濯・クリーニングサービス、医療介護サービス、文化・娯楽、心のケア等基本的 なサービスを提供しなければならない。

・社区衛生サービスセンター(またはステーション)との連携を強化し、受付、診察、薬の受け 取り、総合診療、転院等の面で在宅高齢者の診療において便宜を図らなければならない。

・社区組み込み型小規模老人ホームは、各ホームの条件特性に基づき入居高齢者の基本サービス 要件を満たすことを基本に、社区在宅高齢者に向けてデイケア、食事支援、清掃支援、入浴支 援、診療支援、外出支援、手続代行、コールサービス、健康指導、法律カウンセリング等のサ ービスを展開しなければならない。

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新《養老機構(高齢者介護施設)管理弁法(方法)》公布 養老機構登録制度設立 2020.09.18 https://finance.huanqiu.com/article/3zvkEA4Vw53

民政部が 9 月 17 日に《養老機構管理弁法》(以下は《弁法》という)の改訂版を発布した。《弁 法》は合計 7 章 49 条あり、2013 年の《養老機構管理弁法》と比べると、17 条が新規に追加され、

29 条の内容が修正されている。

《弁法》は“養老機構”の概念に関して修正を行った。新しい《弁法》は、養老機構は法に基づ き登録手続きを行い、高齢者を対象に、終日の、且つ集中的宿泊、介護サービスを提供する、ベッ ド数は 10 床以上を有する施設であり、営利目的の養老機構と非営利目的の養老機構が含まれる。

と規定している。

以前新しく改訂された《中華人民共和国老年人権益保障法》では、養老機構の設立に許可が必要 という規定が取り除かれ、それと関連して、《弁法》は“備案弁理(登録処理)”という章の5項目 の条文によって、書類登録制度の詳細を策定し、登録先機関、登録時間、提出書類、手続きのプロ セス、変更時の手続き、登録情報の公開及び共有可能な範囲を確定した。

《弁法》は養老機構の事業内容に関する基本的要求を増やし、具体的には、養老機関は、建築、

消防、食品安全、医療衛生、特殊設備など関連の法律法規、強制的基準に基づきサービスを提供し なければならないことを明確にし、責任制度をさらに強化した。

《弁法》はまた、政府出資で建設した養老機構の経営方法の改革に関する内容を追加し、政府出 資建設の養老機構は、委託管理、賃貸借経営などの方式で民間事業者に運営・管理させられること を明確にした。政府実施の養老事業の末端保障責任を強化し、政府出資建設の養老機構は特別困窮 者、経済的困難な独り身、要介護などの高齢者のニーズを満足させることを強調した。《弁法》は また、入所時の評価制度、感染症防止対策などについても規定し、養老機構が社区養老サービス施 設を運営することや訪問サービスを提供することなど、サービス事業の広がりを後押ししている。

《弁法》は今年の 11 月 1 日に実施開始の予定。

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