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防災用テント内の環境要因が居住者の心理・生理反 応に及ぼす影響

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Academic year: 2021

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

防災用テント内の環境要因が居住者の心理・生理反 応に及ぼす影響

福島, 一生

https://doi.org/10.15017/1441240

出版情報:Kyushu University, 2013, 博士(工学), 課程博士 バージョン:

権利関係:Fulltext available.

(2)

別記様式第7

平成 26年 2月 5

博 士 学 位 論 文 の 調 査 及 び 遁 雇 通 ふ 学 力 の 確 認 の 結 果 報 告 書

論 文 調 査 委 員 会 幹 事 b訟;、

職 名 教 授 氏 名 綿 貫 茂 喜 催週鉱

1 学位の種類 博 士 ( 工 学 ) ( 甲 2

氏 名 福 島 一 生

3 学位論文の題目

防災用テント内の環境要因が居住者の心理・生理反応に及ぼす影響 4  学位論文の審査の結果の要旨

本申請論文は、防災用テント内の環境要因が居住者の心理・生理反応に及ぼす影響につい て検討し、防災用テントの居住性の向上、 QOLの改善のための基礎資料を得ることを目的 とした。その結果、心理反応では、テントの居住性の有用な主観評価語は『圧迫感』と『く つろぎ感』であることがわかった。すなわち居住性の向上と QOLの改善には、適度な大 きさの空間確保と、C02濃度の制御及び適切な湿度の管理が重要で、あることが示唆された。

生理反応では、湿度と人単容積の各々の減少に伴いCortisol濃度が高まることがわかった。

これらの結果から、『圧迫感』が増せば Cortisol濃度も高くなり、慢性ストレス状態が増 加することが示唆された。これらの結果から、テントの居住性の有用な主観評価語は『圧 迫感』と『くつろぎ感』であること、居住性の向上と QOLの改善には、適度な大きさの 空間確保と、 C02濃度の制御及び適切な湿度の管理が重要で、あることを示唆した。

これらの知見は災害時に使用するテントの人間工学的改良を検討する上で貴重な資料であ ることから高く評価される。従って、本論文が博士(工学)の学位を得るに値するものであ ることを認める。

5 <..最終試験/学力の確認の結果の要旨

最終試験を兼ねた公開発表会は、人間工学及び関連分野の研究者の出席のもとに開催さ れた。申請者の発表に対して質疑応答を行った。主な質問内容は、防災用装備品に関する 過去の知見における本研究の成果の位置付け、コノレチゾ}/レ濃度と湿度との関係および湿 度の維持方法等に関して専門的かつ具体的な質問が多く出され、これらに対して申請者か

ら本論文の範囲内において質問者の納得のゆく明快な説明が得られた。

公開発表終了後、審査委員会委員合議の結果、申請者の学力は高度なレベルにあるとし て合格と決定し、博士(工学)の学位の授与を受ける資絡は十分にあると認めた。

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