36 6.ロ腔粘膜挨患に就て 村瀬’正雄 演者は口腔粘膜疾駆中特に口内炎問題を中心とし,最 近の状況につき綜酷した。戦後昭和20年よの21年に 亙り,本症は全國的に激烈なる大動静を見たが其後5ケ 年を経温した今日,男児廻ったかの感あるのみにて依然 として高度の養生率を示してみる。本幽思は未だ本態的 なものは明かでない。從って種々なる療法,種々なる論 読がある。最近各方面に於て,叉梢本疾患の多獲を見る に至り,各研究二二にて本二丁の本態探究を課題とした 報告を多数見受られつつある現況である。演者竜本疾患 が全身的に抵抗減弱を來す疾患に特に多く随俘し來る 黙より,其の一部分症候としての本疾患は一般讐科に於 ても相當の慢心を委する貼より,家の項目につき各研究 機關の統計的資料を二三参考に資し,最:近の本疾患の傾 向を回読した。 1)症候性口丙炎 (イ) 果頁粒:白血球減少,性口内炎 (ロ) 急性白血病性口内炎 (ハ)血小板滅少性叉は紫斑病性口内炎 (二)「インフルエンザ」性口内炎 (ホ) 「サルバルサン」中毒性口内炎 (へ)禾毒性口内炎 (ト)蒼錯中毒性口内炎 (チ)糖尿病性口無炎 (リ) 月経不調性口丙炎 (ヌ) 榮養疾調性口内炎 (ル) 結核性口内炎 2)原酸性口内炎 (イ) 軍純性(二軸Pル)口内炎 (ロ) 潰瘍性口内炎 (ハ) 「アフタ」性口内炎 (二) 「ゾ・一ル」 (ホ)壊疸 以上の如き假の分類に從つた。 此の分類も唯便宜上 治療方針勉立てる上よりの意であって,果して何れに臨 する屯のなるや困難なるものあるは論を待たない。本疾 思は臨床的に電病理學的にも明確なる楓異瓢あり,特に 注意を要する貼等あるにつき,項目の大要のみを自抄と し近號に綜説として報告したい事を附記する。
口腔粘膜疾患に就て
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