U.D.C.624.166.7 西松建設技報 VOL5/1982
大鳴門橋主塔基礎の施工
Co ns t r uc t i o no fOhna r u t oBr i dg e' sMa i nTo we rFo unda t i o n
丸 山 智義 * 伊 藤
典生 **
Tomoyoshi Maruyama Norio
l t
o要 約
本文は,大l酔 う椅下部工を叢 も特色づけている多柱式の主塔基礎の施工̲報告である.
多柱式の主塔基礎は¢4mX16本 と¢7mx2本の杭および項版からなる構造であった が,特 に杭 (多柱)の掘削工法の選定,確立が大 きな問題であった。
¢4・4m多柱掘削はロータリ式大口径掘削機 による全断面掘削工法により,¢8.Orn多柱掘 削はオーバーラップ掘削を中核 とする複合機械掘削工法により施工 した。
目 次
§1.はじめに
§2.下部工大毛二日薮二に.事の概要
§3.主塔基礎の構造 と施」二
§4.≠4.0m多再‑J二
§5.≠7.0m多柱工
§6.おわ りに
§ 1
は じめ に門橋は,
幅
1.
3kmの鳴 門淘峡を渡 り,本州側淡路島 と四 国側人毛島を結ぶ,中央径間876m,全長1629mの,道 路鉄遺
併用の吊橋である (Fig.‑1)0大鳴門椅下部二
1
二L事は昭利51年7月か ら,Ef.肝 聴り(大 毛工区), 淡 路
側 (門崎工区)に2分 して着工 し, 4年 9ケ月の工期を費してl綱目56年3月に完工 した。
現在,引きつづいてケーブル架設など上部工」二事が施 工中で,昭
利5 9
年度開通予定であるが
, その時点で 日本1。72g洲
第
1
位, 世界第1 0
位のお経韓である。ここでは,大も二Ⅰ二区工事の うち,前回の "アンカレイ ジコンクリー トの施工 "に続いて多柱掘削を中心 とする 主塔基礎の施工法 とその実績を報喜する。
§ 2
下 部 工 大 毛 工 区 工 事 の 概 要当社 (西松 ・青木 ・東洋共同企業体)が,担当 した鳴 門側の大毛工区コ二事は,主 として4P主塔基礎 と5Aア ンカレイジの本体コ二事であるが, その本体工事に先行 し て,Fig.12の大毛工区一滴受平面図にみ られるような海上 の作業足場,工事用桟橋,締切堤
,
陸上の工事)引 、ンネ ルなどの準備江二事および県道付
替 トンネルなどの付帯工 事の施」二を行った。Photo‑1は大も工区現場全景である。
施工現場の特殊条件は次の とお りである。
1)潮流
,
波,風などの自然条件が厳 しい 。2)国立公
園
特別地域内である。3)海峡周辺は好漁場である。
Fig‑l大鳴門橋一般図
GeneralviewofOhnarutobridge
*四国 (支)鳴門 (也)所長
**四国 (支)鳴門 (也)係長
4)
海
峡は船舶の往来が多 い主要舟儲各である。また,作業基地は現場か ら
海
上距離で約5km離れてい るが その広さは36,000m噛 り,事務所,宿舎,倉嵐 資 機材置場,受変電所,泥水処 理プラン トなどを設けた。Photo‑2は作業基地全景で ある。
97
大場門橋主塔基礎の施工 西亨公建 設 子安禎 VOL5
Photo‑1 大毛工区現 場全景
OverallviewofOhgesectionunderconstruction
Photo‑2 作業基地 全景
Overallview ofsitefacilities
98
前面岸壁は,水深5‑ 7m,延長360mあ り,最大5000 t級の船舶
が
接岸で きる。この基地か ら現場 までの交通方法 とLては
,† 傍
親分で、由 糾う門rTEJ白味を通過 Lて海上を行く方法 と, トラ ックな どで既馴 !・遺∴ 工事用 トンネル,i:断 り桟橋を経由 Lで 陸上か ら行 く方法の
2
通 りがある。前者は重量物,大型 賛機材
,泥水などの運
搬 に,後者は生コンクリー ト,小 賛機材などの運搬および作業員の交通に用いた.§ 3
主塔基礎の構造 と施工大畑‑1橋の
粛
斧基礎は,主
塔IirFに≠ 7mの杭
1本,その周囲に≠ 4mの杭8本
,計9
本を1つの杭群 とし, その2つの杭群で最大厚 9mの鉄筋コンクリー ト噴版を 海面上で支 える多柱式構造である。Figr3は 4P主塔基経 ‑一般図である。
L部 l二か らの最大荷重 (暴風略 橋柚tr.jfj方向)は, 1杭群、1日 ),鉛出]33,000tf,水平力4,400tf,モーメン ト30,600tf・mである。
また,多杜 底面での岩盤の許容鉛涯支持力度は ,根入
れ効果を考慮せず、常時350tf/m2,暴風嚇 25tf/rn2で設 計された。
主塔基礎の施 Lは,Fig.‑4の4
P
作業足場 平面図にみ られるような作業足場,J二事用桟橋,ジブクレ‑ン基礎 などの準備工事か ら始められ, その後多柱掘削,多柱 コ ンクリー ト∴㈲仮コンク1)‑ 卜などの本催王事を;jkrJし た。Tab‡e‑1は4P主塔基礎の実
施二
雄 を表である。 また, Table‑2は4P封 斧基礎の主要J二事数量であるO否々公淫設言真幸呂VOL5
横軸 直 角方 向
750匝 i26000 34800 ,(2;0;0%03;詰 問‑ ) 26000 12600 ▲】75.
丁 】 逮 p11ー勧 E 10100
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【淡路側 60000 34800 主塔中心問題責豊
3 !6500 4暮 ToE 6! ○ i
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03 2 5
0大鳴門橋主塔基礎の施工
Fig‑3 4P主 塔 基 礎 一般 図 Structureofmain towerfoundation (4P)
大宅側 Table‑1 4P主 塔 基 礎 実 施工 程 表
Actualconstructionscheduleofmain
Fig‑i 4P作業足場平面 図
Planof4Pworkingplatform inthesea 99
大嶋門橋主塔基礎の施工
Table‑2 4P主塔基礎 ・主要」二事数量 Quantitiesofmajoritemsfor lnaintowerfoulldation (4P) 二L や 単位 救 荒 備 考
¢4.0m 多柱胡削 m 270 16本
¢7.0m 〝 m3 1,660 2本,34m
¢4.0m 内 鋼 管 t 610 16本
¢7.0m // i 200 2本 根 E:Blめ モ ル タ ル ma 1,260 18本
¢4.8m ケーシング t 410 16本 多柱 コ ンク リー ト m i 8,000 普通ボル ト 外 被 鋼 板 t 220 SS41,Al溶射 噴版 コ ンク リー ト mS 12,700 中潜熱ボル ト 多 柱, 噴版 ,鉄 筋 t 2,600 SD30,D41‑51
§4 ≠4. 0
m多柱 エ 4‑ 1 ≠4.4m多柱掘削工法径3.5m
以
上の大 口径岩掘削の過去 の実績 か ら,≠4.0 m内鋼管 を建込 むための≠4.4m多柱掘削 は,ロー タ リ式 大 口径掘削機 による全断
面掘削工法 が適 当で あ る と判断Lた0
4‑ 2 ≠4.0m多柱工の施工法の概要 (1)制水枠架設 ・堆積 層掘削 ・岩盤 不陸均 し
施工法 :潮流・
波
浪 の避 折及 び濁水 防止用の制水枠 を, 各ブ ロック毎 に架設 し, その中で クラムシェ ル, オ レンジピール,水 中締着機 を使用 して, 堆積層掘削及 び岩盤不陸均 し (事前掘削) を 行 な う。主 な機械 設備 :40t吊クロー ラー クレー ン, 1m3クラ スクラムシェル, オ レンジピールパ ケ
Fig‑5 制水枠架設、堆積層掘削、岩盤不陸均 L Settingsheetpilescreen,excavatingdeposit, levelingrock
100
西松建設技手琵VOL5
ツ ト, マキナンテ リー10B‑3, ポー タ ブル コンプ レッサー17m3/minX2台, ダ ンプ トラ ック
(2)多柱 ケー シング設置, シール コンク リー ト打設, ケー シング保持装置架設
施 工法 :制水枠 内で シール コンク リー ト用水 中型枠 を 組み, 多柱 ケー シング を設置す る。 シール コ ンク リー トは, トレ ミー管で打設す る。 ケー シング保持装置の架設後,制水枠 を撤 去 す る。
架設 は全 て1,500t・mジブ クレー ンで行 な うO
Fig‑6 多柱 ケー シング設置、 シールコンク リー ト打設、
ケー シング保持装置架設
Settingcasing,castingconcrete,setting casing‑holder
( 3 )
如.4
m多柱 掘削施工法 :直径4.4mの全断面機 械掘削工法 によ り, め
7.7α)
璽
∇TP+565 スリノ1ビームヤクシ′ンポンプ 欝噴
V蒜 苛 下r 精確 ̲iJン7' % 港水線領タングM D440Li.書き
葦 毛凸 "
… ′くィ,i‑射 又 ダLJエイザ 賢u‑タ11‑菱1u】●州 ヨ r押
L.‑ ナ‑/ウ7イト p‑ダリ‑久をt" S.㈹ht
‑F鮮 スタビライザ‑ 埼 抵機 知kyX4ナ7 仙叫 1
A, チ‑ L批仙叫 リ空し」1
A, チ‑ L批 リ空し」
Fig‑7 ¢4.4m多柱掘削
¢4.4m Drilling
西松 建設壬貴報 VOL 5
4.4m多柱掘削 を行 な う。 ズ リの排出方法 は, 先ずサ クションポンプ を使用 し
,
浸水比が取 れ るようになると,エア リフ ト工法 も採用す る。掘削ズ リは,足場上の ロータ リー分級機 で分離 し, トラックで搬 出す る。泥水は,循 環使用の後,亀浦基地泥水処理プ ラン ト‑輸 送 し,処理す る。(4)内鋼管建込,漏洩防止用砂投入 根固めモルタル注 入,問詰モルタル
施工法 :多柱 内鋼管 を亀浦基地 よ り海上的嵐 足場上
で土 ・下管の継足後, ジブクレーンで遜 込む。
内鋼管内部 に砂 を投入後,根固めモルタル, 問詰のモルタルを注入 し止水す る。モルタル 番生後, ドライアップ とす る。
主 な機械設備 :モルタルプ ラン ト(50tセメン トサ イ口 付 ・ミキサー50012槽式2台)注入装
置
Fig‑8 内鋼管建込、漏洩防止用砂投入、
根固めモルタルおよび問詰モルタル注入 Settinginヮersteelpipe,throwingsands intothepipe,grOutlngaroundthepipe
( 5 )
多柱鉄筋 コンク リー ト施工法 :ドライア ップ後,底話砂の掘削除去,子L底清 掃,岩盤調査および湧水処理 (止水) を行な う。 その後多柱鉄筋,多柱 コンクリー トの施 工 を行 なう。鉄筋は1本づつ建込み管内で組 立 てる。主筋はD51およびD41で,重ね継手 とす る。 コンク リー トは4リフ トに分 けてシ ュー トまたはボンフ
等
丁設す る。 コンクリー ト は生 コン とす る。恕 よ 』 ∇TP十6̲;
i II】 / / \ 、\ ∇Tf>十1̲48
≡ i
取 持 i
i 東1多f日孔F̲内飼管繁
∇TP‑19,VrP‑20().0
大鳴門橋主塔基礎の施工
Fig‑9 多柱鉄筋 コンクリー ト
Reinforcedconcreteintheplpe
4‑ 3 ≠4.4rn多柱掘削 (1)掘削条件の調査
多柱掘削 に先立 って,各多柱 に裾 、において≠66mmボ
‑ リングを行ない,堆積層の厚 さ,支持岩盤の種類お よび強度な どを確認す る地質調査 を実施 した。
施コ二地点の水深 は最大 6m,平均3‑4mで1
潮流
速度は最大6ノ ットであ る。
海底地質は砂岩 と京岩が約450傾斜 して互層 をな し ている和泉層 と呼ばれる岩盤であるが,表面 には厚 さ
1‑4mの機混 り玉石の堆積層が分布 している。
岩盤 は概 して ヒビワレが発達 していて, その‑軸圧 縮強度は最大1,600k9f/cme, 平均800k
昏
f/cm2の中硬岩 優勢である。(2)大 口径掘削機 の選定
径3.5m以 上の ロータ リ式大 口径掘削機の実績 は,請 外L司の例 を除けば, その数は非常に少な く,本四公団 の実験工事, 日本遠路公団の大島大橋橋脚工事, さら に東京都水道局の小河内ダム取水設備工事 にみ られる のみであ る。 わが国で, これ らの工事のために製作 さ れた≠3.6m級の大 口径掘削機 には新 日鉄BM‑1,三菱 MD‑360,用量KSD‑4,IHIのL‑10Sな どの機種 があ
Tab一e‑3三菱・ヒューズシャフ トボー リングマシンMD 的0諸元
TechnicaldataofdrillingmachineMD
‑440
柁ロロロつビド校
Fm /f蒙
‑クリJh)Jトルク ータ1)7.ど‑ド ークリストローク り上げ紀カ ットボディ蘇芳簸 ドリルパイプ外穏 i三ポンプtl三力 i三ポンプpLh吾妻を
4,400缶切 ㌢〟j三変 ・1法 40tm Iな;さ×滋さ×臨 0911lllt :.= ・lL. ?.1・ 5,000mm …摺 糾 機 本 体
350t ミパT7‑ユニット 200t ≡コントロール3‑ニット
457mm ピントボディアッセンブリ
90kWX4≠丁 ド1) ル パ イ プ
2I0kgleLn' 排 i二 滋
0‑ヰool/jmmx4台卜 移 釣 繋
大鳴門橋 主塔基礎 の施工
る。本工事の≠4.4m掘削直径 に対 しては,いずれの機 スラス ト荷重の微調整が容易な油圧ジャッキによるド リルス トリングスの支持であることなどの
理
由で,三 菱MD‑440の機種を選定 L, その仕様を検討 し,新規 発注 した。最終的なMD‑440の主要諸元はTable13に 示す とお りである。(3) ズリの排出工法の検討
水流のエネルギーを利用するズリの排出工法 には, サクシ ョンボンフ: エアリフ ト, ジェットポンプのい わゆる逆循環方式がある。
本工事では,常用でサクシ ョンポンプを用い,浸水 比がホ'lfi7呆で きるときにはエアリフ トも用いることにし た。直径10cmlLl二のズリを管内か ら排出するのに要す る流速は,一般に2.5‑3.8m/secといわれているが, ここではズリの最大径10cmを条件 として,サクシ ョン ポンプは古河のSPD‑200形スラリーポンプ(13m3/min) を採用 した。
(4) カ ッターの選定
カ ッターは歯形により, ツース
形
(軟岩, 1 1
1硬岩lB), デ ィスク形 (硬岩用
),インサー トチ ッフ?
rj(超硬岩用)
があるが,本工事では耐久性 より切削性を重視 して, ツース形のカ ッターを選定 した。カ ッター編成は,P hoto13にみ られるように,≠12r'×13ケ と直 5"×15ケ,
封28ケ1組であるo
Photo‑3 ¢4.4m多柱掘削のカッター編成
Cutterarrangementfor甚4m drilling
(5)大 口径掘削機の運搬,移動
大 口径掘削機は兵庫県明石市で製侮 組
立,
試運
転 を行った。 その後鳴門まで海上を600t吊 クレーン船 により吊込運搬 し, 4P
作業足場上 に燕附‑けた。また,大 口径掘削機は,作業足場の梁上に鋼製箱桁 のレールを敷いて, その上 を117tx2基の移動用油圧 102
ジャッキの押引操作により,滑動させ移動 した。
(6) ズリ処理および泥水処理
多柱掘削のズリ処理および泥水処哩のフローチ ャー トは,Fig.‑10に示す とお りであるO
Fig‑10 ¢4.0m多柱掘削のズリ処理, 泥水処理のフローチャー ト Flow chartofthetreatmentof rockwasteandmudwater (7)掘削二鳥明の検討
1)検討条件
掘削数量 :≠4.4m X16.7m x18本 掘削岩質 :砂岩および頁岩の互層
塙 郁虫度平均800kgf/cm2
掘削精度 :1/100(鉛直)
カ ッタ :ツース形タイ
プ,
直径38cm 2)掘削機運転条件の設定運転条件は,掘削速度および掘削精度の不倒
鼠 掘削
機運転による振動防止などをバ ランスよく考慮 して設 定する必要がある。
a)二段階運転
運転は初期掘削 と常用掘削の二段階 とする。
掘削開始か ら掘削径
程
度の深 さまでの初期掘削では 掘削精度の不倒鼠
掘削機の極
端な振動防止など掘削状 況の安定に重点をおいて, ビ ットの荷重および回転数 を抑制する。その深 さ
以
上の常用掘
削では,掘
削速度の確保に重 点をおいて,で きるだけビ ットの荷重および回転数の 増大をはかる。 しか し,所定の掘削精度の不倒栄は考慮Lなければならない。
ら)ビ ット荷重
岩忽耕P.別のローラービ ットの掘削径当 りの遮 蔽荷重 は,過去の実績か ら∵抱如勺に,W‑0.2‑0.3tf/cm と 考 えられている。 この考 え方によれば,掘削径4.4m のビット荷重は,W‑W・d‑(0.2‑0.3)×440‑88‑
132tfとなる。 この工事では,常用掘削180tf (水中荷
西 松 建 設 手交妾琵 VOL 5
重)×60%≒100tf,初期掘削180tf(水中荷重)×30%
≒50tfとする。
C)ビ ット回転数
経済的なビ ット回転数は,〟‑120/d(フ ィー ト)で
‑司郎勺に提案されている。 この式に, a‑4.4m≒15ft を代入すれば,〟‑120/15‑8r.p.mが得 られる。
しか し,過去の実績か ら岩質の変化に対応するため に, この工事では,常用掘削6r.p.m,初期掘削5r.p.孤
とした。
3)純掘削速度
ツース形カ ッター使用時のロータリ掘削の純掘削速 度の算定には,‑‑一般的に次の土研公式が用いられてい
る。
R ‑KxN l・1
×
wl・5×rO・8dl・2xsl・5
ここに,A:掘削速度 (m/hr)
K :ドリラビリテ ィ定数0.4‑0.7
Ⅳ:
ビ ット回転数 (r.p.m)打:
ビ ット荷重 (tf) r:カ ッターの半径 (cm) d:
掘削
径 (m)S:岩盤 の圧縮強度 (kgf/cm?)
この公式において,K‑0.7,r‑19cm,d‑4.4m, S‑800kgf/cm2とし,常用掘削N‑6r.p.m,W‑100tf, 初期掘削Ⅳ‑5r.p.m,Ⅳ‑50tfを代入すれば,純掘削 速度
は
,常用
掘削では40cm/h,初期掘削では11cm/hになる。
4)掘削工期
≠4.4m多柱掘削 (平均掘削長16.7m日本当 りの純
掘削時間は,Table‑4か ら70.75hである。
Table‑4 ¢4.4m多柱掘削の純掘削時間
NetdrillinghotlrSOf¢4.4m drillillg
項 トー掘削 長 純掘削速度 純掘削時間 初期掘削 4.4m 0.llm/h 40 h
常 用 掘削 12,3 0,40 30.75
純掘削時間率を0.32とすると,掘削時間は,70.75/ 0.32‑22lhである。次 に, 1日当 りの実働作業時間を 11hとす ると,純掘削 口数は,221/ll‑20口であるo
つづいて,稼働 日数率を0.80とすると,掘削工期(磨 []数)は,20/0.80‑25日/本 となる。
(8)≠4.4m多柱掘削
大鳴門橋 主塔基礎 の施工
≠4.6m多柱ケーシングの上部をつつみこむように,
≠4.8mケーシング保持枠を作業足場に固定 した後,≠
4.4m多柱掘削を開始する。
掘削の
方
法は,掘削機本体のパワー スイベルによっ て, ロッドを通 してビ ットを回転させ, ビ ット先端の カ ッターで砕岩 し,発生 した砕岩ズリは流水 と共にドリルパイプを通 じてサクシ ョンポンプまたはエアリフ トで1非出 し,連続的に掘削をする方法であるO
掘削中,常に掘削速度,掘削ズリの岩質,掘削機の 振動などを把握し,その変化に対応 してビ ット荷重,回 転数などの運転条件を調整 Lた。
Phot0‑4は≠4.4m多柱掘削状況で,Fig.一日はその 掘削記録の
‑ 一
例であるOPhoto‑i ¢4.4m多枝 堀削状況
Ⅵewof¢4.4mdrillingsite
(9) 施工実績 1)ユコ的
≠4.4m多柱掘削の二日的実績は,Fig.12に示す とお りである。
2)[欄 時間
≠4.4m多柱掘削の作業時間実績をTable‑5に,作業 時間構成をFigr13に示す。
3)掘削精度
本工事のように内鋼管建込のための掘削の場合,特 に掘削中および掘削後における鉛直精度,孔壁状況の 測定管理は重要であるO
この工事では,掘削中においては村田式孔曲 り測定 機 を主に用いて検測し,掘削後は超音波側壁測定橡K
E‑20を用いて測定 した。
Fig.14は超音波 による測定結果の‑一例である.図 中 二,孔壁に‑一部崩落があるのがよく示されている。
掘削精度の測定結果は,Tab一e‑6に示すように良好 であ った0
103
大場門橋主塔基礎の施工 西′松建 設子支祇 VOL5
■l
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i ・十勝一○一}‑̲̲‑二二⊥ 二二̲̲̲̲一二‑二̲̲̲二̲一二二二̲一一一一一一一一̲̲̲.+̲̲二:千
. JJpb;
そ,F指タ名lii5 斧盲i ;i51雪
Fig‑ll MD440掘削記録(4p‑6孔)
DrillingrecordbyMD‑440(4p‑No.6)
ニ 工期 (白)
0 1 0
20 30 40 50268V4317950681375b1I111▲1エ1‑1エ・・i
l・杭番号(施工順)
104
l
ー
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t i t l 一粒 柱 芯抜 )
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‑ 押印図‑ 徐一 1(5.¢8.8,00 l l l Z
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′ 115 .0∫i8.5P
.I..:.I.JV/95,0
/ ケ ン ケ
ンンンンシー u7i
72̲7 14.J0 再7.0 ).描肖0
・ l S 言 笥
凡 例
∈[二=二二ヨコ 移 設 準J11 R称i
E二二 ] 不稼働 E3 I
:::TV+///94.8///++′
日
7 8
.2 17.iF8 ㌔I / /
;L/++/86 .8'/+イ/二日 15巨 顔 時*(Hr議
( m )
:
I:/I::IV//115.2// /++/.二+
/ 1
( 皇 !
!
‑,.I./.'I.Tンニケ二.70.8'///シニ〃つノウー
Z
FigJ12 卯.4m多柱掘削の工期実績
Actualdaysorhoursfor¢4.4m drilling
> 1孔 当 り作 業時 間 (hr)
0 50 100 150 200 250
… 241.3
16.7
‑.ll.3 妨 7 9 7 10.\1
\4.5 220.Ohr
撃 穿 W,暑 徒 者 讃 f2?.10,≡ l/ \ l
享那聾管 スライム処理 10..4% 5.0% Fig‑13 ¢4.4m多注掘削の作業時 間構 成
CompositionofworkinghotlrSfor4.4m drilling
4)カ ッター
カ ッターの寿命 とは,カ ッターの刃かベアリングの 何れかが掘削速度を著 しく低下させる程度摩耗 した時 か,欠接 した時のことである。本工事では, 1本掘削 完了する毎に,カ ッターを点検 して大 きく摩耗 した り, 欠損 した りしているカ ッターは,現場で取 りはず し, 新 しいカ ッタ‑ と交換 したO取 りはず したカ ッターの うち,補修 して
再
使用で きるものはで きるだけ」
二場で 補修し再使用する方法 を探 った。カ ッターの使用実績を,Tab一e‑7に示す。
西松建設技孝窪VOL5
Tab一e‑5 4,4.4m多柱掘削の作業時間実績
Actualworkingdaysorhoursfor¢4.4m drilling
大場 門橋 主塔基礎の施 工
① ≡① !③ 賀④ ;⑨ ⑥ ⑦ 巨細 ぎ食 E⑱ ぎ⑪ 賢@奇 ①⑤ぎ⑤⑪葺@=@
≡
喜ffIL "≡巨拭削i主 ‑歌∃作発車 察煽絶馴小 越掘削(降管選卓ほライi'時悶】)品十‑ E‡
!303.2m
【16▲8…2い53ぎ5.2 2‖39‑1.7套24907h‑1m1524 lizt07i25hj‑0;9∋2in鳥 h3‑‑2in54‡1inll隷0‑46喜126隷49‑19喜2詰れ4‑19‡抑Th‑2m2O4≡ini43244ま諾n日6≡賀…高< 5mih喜0.48…日.】 lh∃
Fig‑14 姓4m多柱掘削孔壁測定結果の1例 MeasurementofQ4Am drillinghole Table‑6 ¢4.4m多柱掘削の掘削精度
Precisionof¢4.4m drilling 項 目 "子 l耐̲1
実
practical績 礼底 tlL.'; T.p‑20.022‑‑20̲058(‑20.034)札 後 ¢4,380‑4,420 ¢4,390‑4,409(4,399)
孔曲 りjiを 170mm 40‑126(70)
ただ し, ()内の数字 は平均佃 で あ る。
Table‑7 4,4.4m多柱掘削のカッター使用実績 Durabilityofcutterandcutter sets/expectation vs actual
項 目 カッターの寿命 使 用数最 計 画
expected 400hr/級,loom/級 3組 実 績
pr.actical 500hr/孤, 80m/級 4組
実績では, 1回のカ ッターの点検整備に日数は2日 を要 し,カ ッターは平均18ヶ(65%)交換 した0
5)掘削ズリおよび泥水
多柱掘削のズリ処理および泥水処理の計画に対 して, 掘削ズ リの粒径分布の推定が必要であ った。計画では, 粒径100fL以上の ズリは全体の80%で,ロータ リ分級 機で
ズ
リ処理 し残 りの20%を泥水処理することを考えていたが,実際には全体的に粒径は小さ く,約25%を 泥水処理す る必要があ ったo
Fig/15は掘削ズリの粒径分布である。
U ・こ ㌧・ll
00‡ 5ui 1
スライム(諾考.凝騒.駿 水処領 ′・‑r ズリほ]‑夕11‑分成規で発動)
Fig‑15 ¢4400mm多柱掘削・掘削ズリの粒径分布 Grainsizedistributionofrockwastefor
¢4.4m drilling
§5 ≠7. 0m
多柱エ 5‑ 1 ≠8.0m多柱掘削工法≠7.0m内鋼管をT.p‑20mまで鉛直に建込むための≠
8.0m多柱掘削工法 については系統的に次の三寒があ り, 種 々検討が加えられた。
i)全断面機
械
掘削工法 ii)複合機械掘削工法iii)ニ ューマチ ックケー ソン工法
i)については,掘削機の開発が必要で,掘削数量が 少ない (16m x2本)ので不経済などの理由で,iii)につ いては,経済的であるが火薬使f削こよる隣接多柱および 周囲環境などへの
悪
影響が懸念 されるなどの理由で, そ れぞれ不採用にな った。結局, ii)の複合機械掘削工法の採用 ということにな 105
大場門橋主塔基礎の施工
ったが,さらにパーカ ッシ ョン方式, ロータ リ方式のい ろいろの組み合わせのパターンが考 えられる。
発注時,Fig.‑16に示すような,ロータリ方式による≠ 4.4m芯抜掘削,≠1.3m環状部掘削および≠116mmライ
ンホール
掘
削 とパーカ ッシ ョン方式による残壁掘削によ る工法が封画 されていた。1
Fig‑16 終 Om多柱掘削発注時の掘削定規 Proposedplanof¢8.0m drilling
工事実施にあた り,発注時の掘削工法に対する次のよ うな問題点 を指摘 して,代案をいろいろ検討 したo
i)泥水中の砕岩機 による掘削は施工実績が少ない。
ii)掘削量の60%を砕岩機の衝撃エネルギーによって 掘削するため,孔壁の安定に悪影響を及ぼす。
iii)孔壁整形の施工が困難である。
最 終的に,芯
部
掘削には≠4.4m多柱掘削 と同 じくMD‑440を用い, リング部には釘.5m級のロータリ掘削機で オーバーラ ツフ顎ミ別をするFig.‑17に示す よ うなロータ
リ掘削優勢のパターンを提案 L,採用されたO
Fig‑17 卵.Orn多柱掘削最終決定掘削定規 Actualplanof¢8.0m drilling
この工法の中核 となるオーバーラ ツフ顎制 の施
コ
こじの ポイン トは,鉛直精度の市街策と円滑なズリ…艮 デである。5‑ 2 ≠7.0m多柱工の施工法の概要 106
西亨公建設言支毒琵VOL 5
(1)制水枠架設 ・事前掘削 ・
¢9.0mケーシング設置 ・シールコンクリー ト打設 施工法 :制水枠架設,事前掘削, シールコンクリー ト
打設は,¢4.0m多柱工 と同 じ。¢7.0多柱掘削 断面をカバーするケーシングを設置する。
Fig‑18 制水枠架設、事前掘削、紳 Omケーシング設置、
シールコンクリー ト打設
SettlngSheetpile.screen,excavating, setting¢9.Om casing,CastingcollCrete
(2)芯部掘削
施工法 :MD440掘削機 により、直径4.4mの芯部掘削 を所定の深度迄掘TげるO機 械の移動は, レ ール面上を移動ジャッキ(117t/杏)による
。
掘 削方法は,(如.Om多柱工 と同 じ。ゝ1日llC
∈
ーJ/JJい.
Fig‑19 芯抜掘 削
Core・drillingbyMD440
(3)環状掘削,残壁掘削
施工法 :掘削定規に合せた掘削架台を設置 し,MD150 機 (口径1,500mm)2台により,環状掘削をする。
先ず,フルフェイス用ビットにより,8孔の 全断面掘削をした上で,オーバーラップビッ トに換 えて8孔のラッフ顎消りをす る。残壁部
至当総廷喜芸子支蔓riVOL 5
については,オレンジピール,水中砕岩槻, クラムシェルバケットの組合せ工法により掘 削するOズリの排乱 泥水処理等は,頭 .Om 多柱工 と同 じ。
Fig‑20 環状掘削、残壁掘削 Ring‑driHingbyMD150,
breakingandexcavatingther'emainder
(4)内鋼管建込
施工法 :支給製品¢7.0m(長 さ12.0m+10.0m)内鋼 管を亀浦基地 より施再論送 し,先ず,下杭を 仮受
用
架台にセット後
上杭をHTB
接合する。上下管合計重量100tの沈設は,ジブクレーン と150t
吊
トラックレーンの相
吊 らで行なうOFig‑21 内鋼管建込
Settinginnersteelpipe(¢7.0m)
(5)根固めモルタル
施工法 :漏洩
防
止用砂を投入後,水捧セメン トと水を 混練 したモルタルを注入する。 1本当 りの注 入量は正味182mで, 3リフ トの注入計画であ大鳴門橋主塔基礎の施工
Fig‑22 根 固 めモ ル タル
Groutingaroundthepipe
( 6 )
多柱鉄筋 ・多柱 コンク1)‑ 卜施工法 :根固めモルタル注入後,水皆をし,多柱鉄筋 組立,多柱 コンクリー ト(jj:̲コン)打設を行な う。
打設
設備はシュー ト打 とする。セメン ト 及び鉄筋は,支給材料である。「 史竿 「
」長 」
Fig‑23 多柱鉄筋コンク')‑ 卜
Reinforcedconcreteinthepipe
5‑ 3 ≠8.0m多柱掘削 (1)≠4.4m芯抜掘削
≠9.0mケーシング設置後,≠4.4m多柱掘削 と同 じ く,MD‑440によりT.p‑20mまで全断面掘削をLた。
(2) ≠1.5m環状掘削
掘削機は,鉛直精度の確保を重視 Lてビ ット荷重の 微調整がで きるMD‑150を選定 した。
≠4,4m芯抜掘削完了後,掘削定規に合わせた掘削架 台を設置 し, その上にMD‑150掘削機2台を常にヌ摘 こ に積載 し, まず≠1.5mの全断面掘削 (F.F.)を8本,
107
大場門橋主塔基礎の施エ
つづいてオーバーラ ップ掘削 (0.L.)を8本行 ったO 掘削機の移動は,作業足場上の固定式ジブクレ‑ン
で
吊込む方式 とした。Phot0‑5は ≠1.5m環状掘削状況である。
また,カッターは耐久性を重視 Lて, インサー トチ ッフ形 を
使
用 Lた。Phot0‑5 ¢8.0m多柱掘削(環状)状況
Ⅵewof¢8.0m drilling(ring・・drilling)
(3)残壁掘削
残壁掘削は内鋼管建込前に,全て水中で砕岩し,バ ケ ット掘削する斜面で始めたが,所定の工期で全て水 中掘削することは不可能であることが 抑リJLたO そこ で磯壁掘削は,内鋼管建込前 と,内鋼管建込後水替完 了時 との次のような二段階で行なうことにした。
まず,内鋼管が所定の位置,高さに連込でいると孔 壁測定などで確認で きるまで,水中で砕 岩掘削をした。
その後,内鋼管建込み,グラウ ト,水替につづいて底 詰砂,掘削ズリと共に残壁の岩盤を ドライな状態で, 機械 または人力にて砕岩掘削をした。
残壁掘削の工期は,斜面 では1本当 り20Eげ 、あ った が,実際には水中で20日, ドライで8日,計28日要 し た。
Phot0‑6は≠8.0m多柱掘削の孔底を示す。
(4)施工実績 1)工期
≠1.5m環状掘削の1本当 りの工期実績はFig.‑24に 示す とお りである。
2)作業時間
≠1.5m環状掘削の作業時間実績はTab暮e‑8に,
作業
時間構成はFigr25に示す。
3)掘削精度
§4‑319)‑3)の≠4.4m多柱掘削 と同様の方法で測定 した。
108
巨当て/Ll提喜生抜祇 VOL 5
Photo‑6 ¢8.0m多柱掘削の孔底 ThetracesofQ8.0m drilling
(Na14杭 ,掘削長164m) (独5杭 ,提削長171m)
0 5 10 15 20 25
051 01 52 02 5
FF:7MIn雲j十oL:77三・撃
・・・・・‑一礼番号(施工順)
7 1l5913l 135 ー4
124
111028646 3322
′、
i.
0 5 10
実友畏FF 笑頴OL 計画FF 計画oL
5 1 3 7
1l5931l
1 .
ー4
∃
124
111
0 2
8564 ー‡ 4'‑I.4 :.'4.
Fig‑24 ¢1.5m環状掘削工期実績
Actualdaysorhoursfor4,1.5m ring‑drilling 41.5m環状掘削の孔曲 り状況をFigr26に示 L,捕 削精度の実績 をTable‑9に示す。 26
≠1,5mの環状掘削の掘削誤差は,計画では最大1/50, 平均1/150と考えて,ラ ップ率,孔間隔などを決定 した。
透 き/ii建 設 言支毒崖VOL 5
Table‑84,1.5m環状掘削の作業時間実績
Actualworkingdaysorhoursfor¢1.5m ringdrilling
大場門橋主塔基礎の施 工
日亡∴ UI:L L、1・1 :JL・.Ll 0さ8 018 058 1157 0紬 1 041 844 i l… I:.Ln Uメ: Llこ. 日 (LLL
vJOrk‡ghoursloronehole
> 1孔当り 作策時間(hr)
D 50 100 150 200 250
127̲9 …li i203ーlhr 島X .., ?.当 葦17.9l
ヘ5.2 1.5 ヽ′5ー1
:
I.I::;:.WZgi聖,iE男 妾宏 諸 その125,1%
\ ‡
移設\ 4 3築 ̲ 8Li萄∴5ー 9 %ー\スライ888̲ー70ムOl17.=702'077星i*T g"
三.::II,:按 :jiH g 25
Fig‑25 il.5m環状掘削作業時間の構成
Compositionofworkinghoursfor甚 5m ring‑drilling
左3芸窮まヾ
卵 1
" , (
、上 し≡員′:i芸○ど ‑ 1 た j J
芸 Fig‑26 直.5m環状掘 削 ・孔 曲 り状況(4P No.14)
Mea.surementof直・5m drilledholes byring‑drilling(4p‑No.14)
しか し,Fig.‑26にみ られるように,孔番号② ,⑲,
⑫ は鉛直精度1/50以下にな り再 7.0内鋼管建込 に支
Table‑9¢1.5m環状掘削 の据打順'渡 :実 績
Precisionof¢1.5111ring‑drilling 項 目 孔曲 り量 (mm)
鉛
通 精 度 フル フェ イス(ド.F) 35‑250(100) 1/489‑1/66(1/170) オーバーラップ (0.L) 44‑420(160) 1/373‑1/39(1/107) fJだL,()内の数字は平均値である。陣をきたすので修正二棚方捕りを行な った。
また,隣接 している乳香J,3@ ,⑭ は棚笥プ諦 汗二逆行 して孔曲 りしたため, その孔間が底部でオーバーラ ッ プせず,未掘削の部分が残 ったので,≠7.0m
内
鋼管建 込前にダ イバーによる水中人力掘削を行なった。4)カ ッター
≠1.5m鼎 犬掘削のカ ッターの使用実績をTable‑10に 示す。
Table110¢1.5m主副犬掘削のカッター使用実績 Cutterdurability andcutter sets/expectatiollVSactual 項 トー カッターの寿命 イ離口数最 計 画
expected F.0.F 6L 80000hhrr//糸級f:L l,1325m/5m/級孤 22,5組組 実Actua績l ド.F 600hr/級,135m/級 2組
実績
で
闇,カ ッターの点検整備は, フルフェイス( ど F
)では8乱で1回×1日,オーバーラ ップ(0.L)で は 1孔毎 に 1回×1
日であ った。カ ッター編成はF.Fでは8け×10
ケ0. Lで
は8'′×22 ケであったが,点蜘 寺0. L
のみは計10ケ,カッター交 換を した。Photoイ は,≠1.5m環状掘削のカ ッター編成である。
5)≠8.0m多柱掘削工程表
¢810m多柱掘削工程表は,Table‑Hである0 109
大嶋門橋主塔基礎の施 工
Photo‑7
4
,1.5m環状掘削(0.L)のカッター編成 Cutterarrangementof¢
1.5m ring‑drilling (0.L)Table‑ll ¢8.0m多柱掘削二I二程 表
Constructionschedule ofQ8,Om dr'illing (actual)
§ 6
おわ りに当初
,問題
点が多 く国婆阻足された,対日二法の多柱掘削 も李鵬 覇冬り,大鳴門橋主塔基経は完工 したO≠8.0m多再魂消11(こ
採
用 Lたオーバー ラ ツフ84嗣りを中核 とする複合機 械掘削工法 を応用すると,汎用でない大型 掘削機を要 しないでいかなる形状寸法の岩盤立坑掘削 も 可能になるので, その桶='jLLの意義は大 きい と思われる。本工事Tj二法は一応前根 二されたが,環状掘削部の鉛直 精度の確保が掘削速度の低下を招 き,工期が罰画 の50%
堰になるなど問題が残された。今後,鉛直精度 と掘削速 度の両立をめざして,さらにこの工法を検討する必要が ある。
実績の少ない,対
日
二法の施」二は困難であるが,創意工 夫が生かされる喜びがある。このような創意工夫を必要 とする施]二を達成 Lてゆ くこ とが,新 しい時代の建設業に求められている使命 と考 え られる。
大鳴門橋が李鵬 を竣工 し,美 Lい
鳴門
海峡の景観に調和 して, その雄姿を見せるとき,永遠 に,人知れず,海中 にて主塔を支 えている多柱碁 産を心に描いて, この報告 ilo西松廷設 技誠 VOL5
を終わる。
最後に,関係各位のご指導,ご支援 に対 LJL、か ら感謝 の意を表する。
参考文献
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【ヨ橋下部
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画」,建設の機械 化,'78.1.4)
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橋多柱基礎の施工」,基礎の設計 ・ 施11も 総合土木研究所9)丸山智義 「大噺 ‑1橋下部工における卓8.0m多柱掘削」, 土質工学会,土木学会関西支部 昭利53年度施 工技 称浦浮,1金講書対既要