The Crop Science Society of Japan
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The Crop Soienoe Sooiety of Japan
北陸 作 物 学 会 報 (The HokurikU Crop Science)38:41〜44(2003)
栽 培 管 理 を 異 に し た
コシ
ヒカ リ
の根 系 か ら
のRb 吸 収 量 と収 量 構 成 要 素
鯨 幸 夫*1 )・前
11
−!裕二 郎 1 )・三 上 敦 子1}・宮 川 修 2)・橋 本 和 幸D ・新 屋 美 紀 D ・ 奥野志 津江 D ・折 谷 隆 志3 )C1
〕金 沢 大 学 教 育 学 部,金沢 市,920−1192, z )石 川 県 農 業 総 合 研 究セン ター,ヨ)富 山 県立大 学 短 期 大 学 部 ) Rb Absorption Rate From the Soil Layer and Yield Componentsof Reld
Grown
RiGe Gv.Koshihikari
under theDifferent
Cultivation
Management
Yukio KUJIRA 嚇 , Yujiro MAEDAP ,Atsuko MIKAMI P
, Osamu MIYAKAWA 幻, Kazuyuki HAS 田 MOTO [}, Miki SHINYA1 ), Shizue OKUNO l )and Takashi ORITANI :1 〕
C1
)Faculty of Education, Kanazawa University, Kanazawa 920−1192,の Ishikawa Pre£ectural Agricultural Research Center, :)College of Tbchnolog}l tlk〕yama Prefectural University)
水 稲 根 系の生理 活 性 を 示 す 指 標 とし て, 根 系か らのRb吸 収量 を測定した. Rb吸 収量は, 40mg−Rb/ml を含むOA%
の寒天 ゲル10mlを,株 間 5cm下 ま た は 株 直 下20cmにスポッ ト注 入 して測 定 し た. Rb吸 収 量 は,入 善 区におい て根
上慣 行 区 よ り大 きい値 を 示し,慣 行 区 と 比べ 入 善 区の根の生 理 活 性は高い こ とが認め ら れ た.株 直 ド20cm に おい て一株あ た りのRb吸 収 量と千 粒 重の間に負の相 関 関 係が認め られた.
Rb absorption rate from the soil layer was measured as an index indicating physiological root activities of rice , Ten ml of O.4% gelatin containing Rb (40m拶ml )was placed in the soil layer 5cm below soil surface at the cellter of
two hills or 20cm under the hill to estimate physiological root activities . Rb absorption rate in Nyuzen field was larger than that in common field in Neagari. Physiological root activity of rice grown in the former field was esti−
mated to be higher than that in the latter. There was a signi 且cant negative correlation between Rb absorption rate 仕om the soil layer 20cm below a hill and 1000−grain weight .
キーワード :イ ネ,根 系,収 量 構 成 要 素,出 穂 期,Rb吸 収 量
Key words :Heading stage , Rb absorption rate, Rice, Root system , Yield components
水 稲 根の 生 理活 性を示 す 指 標 とし て, 安 定 同 位体で あ
る32P
(西 垣 ら1966),
8°Rb (Russel and EIIis 1968),
42K
(Russel 1977),[『N (安田 ・渡 辺ユ990), を 用い た方 法が検 討 されて いる.著 者 らは これ まで,異 なる栽 培 条 件 下で生 育した 水 稲の根の生 理 活 性 をRb吸 収 量 を 指 標 とし て検 討
し,栽 培 条 件の違い に よ る差 異 (鯨 ら1999,2000a)お よび 品 種 間 差 異 (鯨 ら2000b,2001)が あるこ とを 報 告した.本 研 究で は,長 期 間 有 機 資 材 を 連 用し てい る圃 場,多 収 穫の 実 績 を示 す 圃場お よ び礫 層が 発 達し た圃 場で栽 培 され た コ シ ヒ カ リを 用い て根系か らのRb吸 収 量を測 定し,土壌中の 根 系 分 布お よび収 量 構 成 要 素との 関 連 性につ い て検 討し た,
材 料 お よ び 方 法
実 験は,石 川 県 根 上 町で26年 間 有 機 資 材 を 連 用してい る
鬪場, 長 野県伊那市に おける多収 穫 圃場お よ び富山県入善
町の 黒部川扇状地 に立地 し てい る礫層の 多い 圃 場に おい て, 2001年に実 施し た.供 試品種はコ シ ヒカ リを 用い た,
根 上町 の圃 場に お け る試 験 区は,26年 間 窒素無施 用区,26年 間 化 学肥料の みを 施 用し てい る慣 行 区,26年 間稲わ らのす き 込み を 行っ てい る処 理 区お よ び 9年 間 豚糞もみ殻 堆 肥の 連 用 と稲 わ らのす き 込みを 行っ てい る堆肥連 用 区と し た.
伊 那市の農 家水 田 (伊 那 区〉は, V字稲 作 に よ りコ シ ヒカ リ
の 多 収 穫 実 績を 示 し てい る1爾陽 で あ る.入善町の農 家水 田
(入善区)で も,V字稲 作に準拠し た水 稲栽培を行っ てい る.
各 試験区にお け る栽培概要は, 第1表に 示 し た.各試 験lx:
に お け る根 系 調 査は, コ ア サン プル 法 (53mm φ, 深さ
400mm )を 用いて実施し た.調査は出穂 期と登熟 期に おい
て, 株 間の 3箇所 につ いて実 施し た.入善区 は 黒部川扇状 地にある た め, 下 層は礫を主 体と し た浅い 土壌で あ り, 表
一 41 一
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層か ら20cm の 階 層まで し か根 系を採 取す るこ と がで き な かっ た.また,根上区は手 取 川 河口域に位 置し て お り, 土 壌の深い層に礫があ り,多 く場合土壌30cmの階 層ま で し か根 系 を採 取 するこ と がで き な かっ た.採取し た根系コ ア
は地 表 面か ら10cm 間隔で 切 断し,各土壌 階層に含 ま れる 根 量 を 調 査 した.根 系を含ん だ 土壌の洗浄は,根洗い 機
(Hydroelute Root Washing Unit :Gillison’s
社, U . S. A .) と手 作 業により実 施した.根上 区 お よ び 伊 那 区 に お け る根 系からのRb吸 収 量は,出 穂 期と登熟 中 期に測 定し た.ま た,伊 那 区におい て は,多 収 圃 場と して の 根の生 理 的活性 を 測 定 する た め,水口部と水 尻 部の中 闇部に おけるRb吸 収 量 を 測 定し た.40mg −Rb/ml を含む0.4%の寒天 ゲル10ml
を,注 射 器 を 用い て 株 間 5cm 下ま た は株 直下20cmに ス ポ ッ ト注入し (4箇 所 注 入/株),5 日後に調 査 用株を 刈り 取っ て乾 燥サン プル とした.茎葉 部のRb含 有 量は原子吸 光 法に より定 量した.ま た,収 穫 期に 収 量 お よ び 収量 構 成 要 素を調 査した.
第 1表 各 試 験区の 栽 培概要.
基 月巴 (kg!10a) 追肥 (k9〆10a) 試 験 区 N P K N P K
無窒素 区 0.0 7.0 7.0
化学肥料 区 2.0 7.0 7.0
稲 わ ら 区*
2.0 7.0 7.0
月豕糞 堆 同巴区* * 0.0 7.0 7,0
のト到S* *t 5.0 6,6 4.7
入善 3.6 6.0 4.8
00080 04
亠 4
08ρ
0000
ρ0
00001 0446100086
苦 土 + 珪 酸 を100k9!10a
結 果 お よび考 察
1 .Rb吸 収 量
根 上 区に お ける出 穂 期のRb吸収 量を第2表に 示 し た.
窒 素 無 施 用 区を除い て,株 直 下20cmに お け る株当 た りの Rb吸 収 量は,株
ma
5 cm 下に おけるRb吸収量よ り大 きい値を示した.Rb吸 収 量は 地 上部バ イ オマ スの 大 小に よっ て も影 響 を 受 ける と考え ら れ る た め,地 上 部単位乾重 当 た り のRb吸 収 量も求め た が同 様の結 果が得ら れ た.入善区 お よ び 伊 那 区にお ける出 穂 期のRb吸 収 量を慣 行 区 (根上 化学 肥 料 区 )と比 較して,第3表に示し た.入善区の水 口部に お け る一株 あたりのRb吸 収 量は,株 間 5cm下 お よ び株 直 下20cm の双方で根上化 学 肥 料 区よ り有意に多かっ た.ま た,入 善 区の 水口部の株 間5cm 下 に お け る単位乾物 重 当
た りのRb吸 収 量も他の試験区 よ り有意に多い こ と から, 入 善 区の水口部における根の生 理活 性は高い もの と考 え られ
た.
2 .根重の土壌 中 階 層 分 布
伊 那 区 と入 善 区にお ける出 穂 期の根 乾 重を根上化学肥料 区 と 比 較し て,第 4表に示し た.0−10cmの 土壌 階層 に お け
栽 植 密 度 :根上20.9株/m2 ,伊那22.4株/m :, 入善21.2株fmZ.
*
稲わら 区 :稲わ らのみ施 用.
「k*豚 糞 堆 肥 区 :稲 わ ら+豚 糞 堆 肥4.5VIOa.
* ” 基肥は 側条で 実施し,追肥は幼 穂 長 (20mm )を確 認した の ち,4kg−N/lOaを 2回施 用.
る根 重は,根上化 学 肥 料 区で有意に小 さかっ た.その他の 階 層における根 重に は,試 験 区の違い よ る有意 な 差 は 認 め
られ なか っ た.
3 .収 量 お よ び 収 量 構 成 要 素
収 量 お よ び 収 量 構 成 要 素 を,第5表に示し た.伊 那 区で は水口部にお ける坪 刈 収 量が858kg〆10aで あ るの に対し,
水 尻 部で は841k 拶10aを示し, いずれ も高い収 量を 示 し た。
入善 区の 水口部に おける収 量は644k拶ユOaで あ り, 水 尻 部
で は579k9〆10aで あっ た.水口部の登熟 歩合は90.2%で あ り,水 尻 部の79.6%よ り高い値を示し て いた.入善区の土 壌は, 礫 層が 多い た め 土壌の透水 性は高い.利 用 し てい る 黒 部 川 水 系の農 業 用 水は水 温が低いが, 土 壌 の 透 水 性 が良
い た め に圃 場の水口部 と水 尻 部にお ける水 温 と 地温に温 度 差が生じ て い る と考えら れる.実 際に水口部 と水 尻部で
は,水 稲生育に数日のず れが認め ら れ た.伊 那区 で は 三峰 川 水 系の農 業 用 水を利 用して い る が, 入善同様に 用水の 温 度は低い (Oritani et al,200ユ)(Kujira et al.2001).し か し,
伊 那水田の土 壌は腐 植を多く含み,土壌三 相中の気 相の 割 合が多い特 徴を持っ て い る.ま た,透水性は低い た め, 低 水 温の農 業 用 水を利 用し て い るに も か か わ ら ず, 土 壌 を媒 介とした緩 衝 能 力にす ぐれて い る (Oritani et al.2001).こ
第2表 根上 区 にお け る 出 穂 期の Rb 吸 収 量.
株 間 5cm 下 株 直 下20cm
試 験 区 Rb吸収量/株 Rb 吸収量〆g Rb 吸収量/株 Rb吸 収 量 ノg 無 窒 素 区 15.84±4.24mg
化学肥 料区 1015±1.37
稲わ ら区 1L49±O.49
豚 糞 堆 月巴区 10.25±O.86
326.57±66.65μg 183.13±2.96 213.87±13.65
ユ97.30±5.91
10.06±2.22mg 177.07±16.84μg 17.02±2.60 329.33±59.43 16.97±1.16 341D3±49.15 16.43 ±0.48 275.30±14.86 LSD n.S. 136.51’ n.S. 160.4*
平均値±標 準誤 差 (n =・3>.
*: 5
%レ ベ ル で有 意.
n.s.:有意差 な し.
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第 3表 伊 那区,入善区および 根上 化学肥料区 におけ る 出穂 期の Rb 吸収量.
株 間5cm 下 株 直下20cm
試 験区 Rb 吸 収量ノ株 Rb 吸収 量1g Rb 吸収量/株 Rh 吸収 量/g 伊 那
入善 (水口) 入善 (水 尻) 根 上 化 学 肥 料 区
7.66±O.55mg 18.02±2.39 14.08±1,42 10.15±1.37
ユ91.43±3.87μg 352.90±29.83 238.77±24.57 183ユ3±2.96
21.23±4.50mg 28.61±0.44 27ユ2±0.58 17,02±2.60
507.63±79.47μ g 529.60±17.77 476.83±12.73 329.33±59.43
LSD 6.28’ 77.79* ユO.48’ n.S.
平 均値±標 準誤 差 (n ≡3).
*
:5%レ ベル で有 意.
n.s,:有 意 差 な し,
第 4表 伊 那 区,入 善 区 お よ び 根 上 化 学 肥 料区 にお け る 出 穂 期の根 階 層 分 布.
根 重 (mg )
試 験 区 0−10cm 10−20cm 20−30cm 30−40cm 総 根重
伊 那 ・水r.
1246 ,33±22.36 90.67±2L67 23.00±9ユ8 3.67±2.60 363.33±9.55
伊 那 ・水 尻 309.67±15.34 152.00±57.41 30.00±6.34 0.67±O.54 492.33±65.40
入 善 ・水口 311.00±32.89 153.33±2生88 464.33±57.67
入 善 ・水 尻 244,33±14.46 142.00±48.03 386.33±55.53
根上化 学 肥 料 区 139.33±29.4539 .23±2.79 7.40±1.57 186.17±24.02 LSD 92.82* n.S. n.S. n.S. 185.54:1:
入善 区で は20cm まで採 取,根上区で は30cm ま で採 取.
平 均 値 ±標 準 誤 差 (n = 3).
5 %レ ベ ル で 有 意.
n.s.1有 意 差なし.
第 5表 収 量 および 収 量 構 成要素.
試 験 区 精 玄 米 重 (kg〆10a) 穂 数/株 一穂 粒 数 千 粒 重 (
g) 登 熟 歩 合 (% ) 根 上
無窒素 区 428 15.863 .7 22.1 94.1 化学 肥 料 区 587 19.466 ユ 23.4 92.8 稲わら区 615 21.264 .4 22.7 87.1
豚 糞 堆 肥 区 644 21.272 .5 2L8 85.6
伊 那
水 尻 841 22.390 .0 2L4 87.4
水口 858 2ユ..891 .5 21.9 87.7
入 善
水 尻 579 2L278 .6 20.6 79.6
水1−1 644 21.476 .4 20.6 90.2
第 6表 出穂 期の株 間5cm 下に お け るRb 吸 収 量と0 −
10cm の階 層にお け る 根 重と の相 関 係 数. Rb 吸 収 量
第 7表 出 穂 期の株 間5cm 下 におけ るRb 吸収 量と収 量 お よ び 収 量 構 成 要 素 との相 関 係 数.
根 系 株 あた り 地⊥部 単 位 乾 物 重 当た り
Rb吸収量
収量構 成 要 素 株あ たり 地 ⊥部 単 位 乾物重当たり 根 重 (0− 10cm)
根 重 (10−20cm )
総根重
0.050
ユ30
.02
0.190
.190
.16
精 玄 米重 穂 数
一穂粒 数
千 粒 重 登 熟 歩 合
一〇。70 一 .44
− 0.48
−O.42
0ユ6
一〇.53
−0.46
0,29
−0.47
0.33 一43 一
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第 8表 出 穂 期の株直下20cm におけ る Rb 吸収 量 と収 量 および収 量構成 要素と の相関係 数.
Rb吸 収量
収 量構 成 要 素 株あ たり 地 上部 単 位 乾 物重 当 た り 精 玄 米重
穂 数
一穂粒数
千粒重 登熟 歩合
0.41
0.7 O.55
−0.73*
−O.55
O.73‡
O.79“
0.80’
−0.58
−0.44
有 意な相 関 関係が認め ら れ た,し か し,収 量構成 要 素 は 複 雑 な環 境 要 因の変 動に よ る影 響 を 受 ける (岩 田ら1984, 古 谷 ・伊 藤1985)こ とを 考 慮 する と,出 穂 期に おける株 直下 20cm のRb吸 収 量のみを指 標と して, 収 量お よ び収量構 成 要 素を論 ずる に は ま だ データ が十 分といえず
, 今後の研 究
を待つ必 要が あ る.
* 5%レ ベ ル で有意,
の こ と が,伊 那 区に おける根系 生 育の不 均一性 を 少 な く
し,水口部と水 尻 部の双方に お け る高い 収 量 性に結びつ い
て い る もの と考 えら れ る.
4 .Rb吸 収 量 と 収 量 お よび収 量構 成要素との関 連 性 根上 区,伊那 区 お よ び 入善区の 出 穂 期に おける株 間 5
cm 下の Rb吸 収 量と 土穣 0 −10c皿 の 階層に含ま れ る根 重と
の 関 連 性を検 討し, 相関係 数を第 6表に示した.両 者の間 に有意 な相 関 関 係は認められ な かっ た.出 穂 期にお ける株 間 5cm 下ま た は株直下20cmのRb吸収量 と 各 収 量 構 成 要 素 との柑互関 連 性を検討し,相 関 係 数 を 第7表お よび 第 8表
に示した.株間 5cm 下の一株お よび 単 位 乾 重 あた りのRb 吸収量と収量ま た は収 最構 成 要 素 との 間に,有 意 な 相 関 関 係は認め ら れ な かっ た.出 穂 期 の株 直 下20cm に お ける株 当 た りのRb吸収 量 と 千 粒重との間 に は,有 意な負の相 間 関 係 (r= − O.73’)が認め ら れ, 株 直下20cm に おける単 位 乾 重 当た りのRb吸収量と精玄米重 との闇に は, 有 意な正 の相 間 関 係 (r=0.73うが認め ら れ た.ま た, 株直 下20cmの単 位 乾 重 あ た りRb吸 収 量と一
株 穂数お よ び一穂 粒 数 との間に も,
謝辞
実 験の遂 行にあ た り御 協 力い た だい た 長 野県 伊那市の 春 日照 夫 氏,富 山 県入善町の稲 村光枝氏 お よ び
JA
入 善 町 舟 見支 所,辰 尻 幸 彦 所 長に感 謝い た し ます.
本 研 究の一部は、文 部 科 学 省 科 学 研究費 (11660015)に よ り実 施し た。
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(2002ft 11月 5i1受 付, 2003年 2月10日受 理 )
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