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补正委托书转达函(JP)

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[特許庁委託事業]

中国専利無効審判請求・訴訟における注意点に

関する調査報告書

2012 年 3 月 日本貿易振興機構上海事務所 知識産権部

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目 次

第一章 無効審判請求概要 ... 1 -(1)無効審判全般と最近の動 ... 1 Q1 特許の無効審判請求とは? ... 1 Q2 無効審判請求にどの特許法、実施細則を適用すべきかはどのように判断するか。 ... 3 Q3 特許訴訟の種類は? ... 5 Q4 近年の中国特許無効審判事件(訴訟事件)の受理数及び結審数の変化は? ... 5 -(2)改正法の影響 ... 7 Q5 改正特許法(改正法)において、無効審判請求に係る規定にはどのような変化があるか。 ... 7 Q6 事務の委任、当事者の特別な授権について、改正法にはどのような変化があるか。 ... 11 Q7 改正法における証明責任の分配に変化はあるか。 ... 12 第二章 無効審判請求 ... 14 -第一節 無効審判請求の手続き ... -14 -(1)無効審判請求の提起 ... -14 -Q8 中国で無効審判請求を提起する時、無効審判請求人の名義は、どうなっているか。匿名やダミーでも よいか。また、非法人でもよいか。 ... 14 Q9 複数の請求人が共同で一件の無効審判請求を提起できるか。 ... 15 -Q10 無効審判請求を提起する時、電子文書の形で提起するか、それとも書面文書の形で提起するか。 - 16 Q11 無効審判請求の官庁手数料は、いくら、いつ納付するか。 ... 16 Q12 複数件の無効審判請求の併合審理をどのように請求するか。 ... 16 Q13 合併審理後、費用はどうなるか? ... 17 Q14 拒絶理由はすべて無効理由となるか。 ... 17 -Q15 元の証拠を変更せずに無効審判請求を再度提起することは可能か(一事不再理)。 ... 20 Q16 無効審判請求書の作成上の注意点は? ... 21 Q17 一件の意匠に対して意匠権の部分的無効を請求できるか。 ... 22 -Q18 どの時期で無効審判請求を提起したほうがよいか。警告を受けてから、直ちに無効審判請求を提起す る必要があるか。提訴前、提訴後で違いはあるか? ... 23 -(2)無効審判請求の委任 ... 26 -Q19 国現地代理人に対する委任状に、無効審判請求人はどのように捺印(サイン)するか。社印または代表 者のサインのいずれかさえあればよいのか、それとも両方とも必要なのか。(回答には、委任状のサンプル を添付して、説明する予定)... 26 Q20 無効審判請求において、中国現地事務所に対する委任状は、公証認証が必要か。 ... 26 Q21 どの場合に特別授権委任状が必要なのか。 ... 26 Q22 同じ当事者(無効審判請求人、権利者)は、複数の事務所に委任できるか。 ... 26 Q23 委任状の提出期限は?... 27 -Q24 委任状への捺印(サイン)は、会社代表者であることが必要か?それとも知財部長がするべきか?具 体例を示してほしい。 ... 28 -(3)無審判請求の受理 ... 29

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Q25 無効審判請求を提起した後、中国特許審判委員会は、いつ無効審判請求を受理するか。 ... 29 -Q26 権利者に訴えられた場合、訴訟中止を請求するために、無効審判請求を早く受理させる方法はあるか。 ... 29 Q27 受理通知書は裁判所が審理を中止する証拠となるか。 ... 29 Q28 無効審判請求が不受理になる場合は(細則第 66 条)どのような場合なのか。 ... 30 Q29 方式審査に合格しない場合、無効審判請求は却下されるか。 ... 32 Q30 提起した無効審判請求を自発的に取り下げることは可能か。取り下げる場合の法的結果は? ... 32 Q31 無効審判請求がみなし取り下げになった場合、後の法的手続は?... 33 Q32 無効審判請求で早期審理を請求できるか。 ... 34 Q33 特許審判委員会は、いつ無効審判請求があった旨を権利者に通知するか。 ... 34 -(4)期限 ... 35 Q34 請求人の立証期間は?... 35 Q35 無効審判において、提出書類の形式に対する補正が可能な期間はどれぐらいあるか。 ... 36 Q36 無効審判において、特許審判委員会が指定した期間は延長できるか。 ... 36 Q37 「事情が複雑である」という主張は権利の回復を請求することができるか。 ... 36 -Q38 無効審判の手続きが特許権の帰属紛争で一年以上中止された場合、どのように審判を再開させるか。 ... 37 -Q39 権利者は、自社/自分の権利に対する無効審判請求があったことを知った後、答弁書や証拠をいつ提 出すべきか。 ... 38 -(5)その他 ... 38 Q40 無効審判において特許権者が変更された場合の注意点。 ... 38 Q41 優先権を確認する必要がある場合、優先権書類をどのように取り寄せるか。 ... 39 Q42 特許審判委員会は職権により無効理由を変更・追加できるか。 ... 39 -Q43 無効審判において、特許権者は請求の範囲、明細書を訂正できるか。訴訟に影響があるか。特許権者 が請求項を訂正するタイミング及び方法は?請求項の削除とは?発明の選択肢の削除とは?請求項の併合 とは? ... 42 Q44 特許権者は無効審判請求通知書を受領した後にどのように対応すべきか。 ... 43 Q45 特許権者が反証を提出する時の注意点は? ... 43 -第二節 口頭審理 ... -45 -(1)口頭審理の請求 ... 45 -Q46 口頭審理をいつ、どのように請求するか。また、通常、無効審判請求を提起した後のいつ行うか。 . - 45 -Q47 中国において、全ての無効審判請求は口頭審理があるか。無効審判請求は、何名の審判官で審理する か。 ... 45 Q48 当事者双方(無効審判請求人と権利者)は、口頭審理に出頭しなければならないか。 ... 47 Q49 口頭審理に出頭する際に、出頭人数の制限はあるか。 ... 47 Q50 口頭審理呼出状の受領後の準備作業は? ... 48 Q51 口頭審理時に持参すべき書類は? ... 50 -(2)出頭者の資格 ... 51 Q52 どのような資格があれば、口頭審理に出頭できるか。 ... 51 Q53 口頭審理の出頭者はどのような身分証明、書類を持参すべきか。... 52 -Q54 口頭審理に出頭するために、どのような手続きが必要か。外国人の場合、何か特別な手続きが必要な のか。 ... 52 -Q55 当事者以外の第三者は、口頭審理を傍聴できるか。傍聴できる場合、傍聴人数の制限があるか。傍聴

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手続きはどのようになっているか。 ... 53 Q56 出頭者や傍聴者が外国人である場合、通訳者も同行できるか。 ... 53 Q57 証人に出頭してもらう場合、合議体の許可は必要か。 ... 53 -(3)口頭審理の審理 ... 54 Q58 口頭審理は通常どのように進むか。 ... 54 Q59 口頭審理の時、当事者はどのようなものを提出・提示する必要があるか。 ... 55 Q60 当事者は口頭審理の現場で主張や意見を変更できるか。 ... 55 Q61 口頭審理において、合議体は請求人が主張しなかった無効理由を導入して審理できるか。 ... 57 -Q62 先方の当事者が口頭審理の現場で新しい理由を追加したり、新しい証拠を引用したり、訂正書を提出 したりする場合、どのように対応すべきか。 ... 57 Q63 口頭審理における双方当事者の和解はどのように行うか。 ... 58 Q64 口頭審理時に請求項を訂正できるか。 ... 60 -(4)口頭審理の記録 ... 61 Q65 口頭審理の記録をどのように取り寄せるか。 ... 61 Q66 口頭審理が終った後、代理辞の提出は必要なのか。 ... 61 -(5)口頭審理の終了後 ... 62 Q67 口頭審理が終了した後に合議体は現場で審理結果を発表するか。... 62 Q68 口頭審理を経て、当事者は結果を予測できるか。 ... 62 Q69 口頭審理の後、当事者はどのような作業をすべきか。 ... 64 Q70 特許審判委員会はいつ無効審判請求の審決を下すか。 ... 64 -Q71 審決取消訴訟がない場合、中国知識産権局はいつ本件特許・実用新案・意匠が無効になったことを公 告するか。 ... 64 -第三節 無効審判請求の証拠 ... -65 Q72 物的証拠はいつ、どのように提出するか。 ... 65 Q73 証拠としての資格をどのように完備させるか。 ... 66 -Q74 特許(又は特許出願)の出願日(優先日)後に公開された証拠はすべて、その特許(又は特許出願) の新規性・進歩性評価に使用できないのか。 ... 68 Q75 証拠を提出する時の注意点は? ... 70 Q76 海外証拠はどのように判断するのか。 ... 71 -Q77 無効審判請求において、外国で形成された証拠を使用する場合、公証・認証が必要か。必要であれば、 公証・認証はどのように行えばよいのか。公証・認証の書類はいつ提出するか。(回答には、公証認証書類 のサンプルを添付して説明する予定) ... 72 -Q78 無効審判請求において、外国語証拠を使用する場合、中国語訳が必要なのか。必要であれば、提出時 期などに制限があるか。また、証拠は全文翻訳が必要か。 ... 74 -Q79 海外の刊行物について、先方の当事者がその真実性に対して異議を持っていない場合でも、公証・認 証が必要か。 ... 74 -Q80 無効審判請求において、インターネット証拠を使用する場合、インターネット証拠の公証・認証はど のように行えばよいのか。... 74 -Q81 自然人のサインがなく公印・社印しかない証明書類や、証人が出頭しなかった証明書類は、独立して 審決の根拠となるか。 ... 75 Q82 特許権者が提出した反証に対し、請求人は新しい証拠を提出できるか。 ... 75 Q83 特許権者が訂正した請求項に対し、請求人は証拠及び理由を追加できるか。 ... 75 -第三章 特許訴訟との関係 ... 77

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Q84 特許権者に侵害訴訟が提起された場合、どのような対応を取れるのか。 ... 77 -Q85 侵害訴訟において、無効審判請求の提起を理由に、裁判所に審理中止を請求するタイミングは?その 手続きは?どのような書類を提出すべきか。 ... 88 -Q86 侵害訴訟の中止を請求する時に、無効審判請求に関連する資料としてどのようなものを提出すべきの か。 ... 89 -Q87 侵害訴訟において、無効審判を理由に裁判所に審理中止を請求した場合、裁判所は必ず訴訟を中止す るか。実務において、訴訟の中止状況はどうであるか。 ... 89 Q88 各省において違いがあるのか? ... 91 -Q89 異なる地方で同じ特許による侵害訴訟が複数提起された場合、それぞれ無効審判請求を提起する必要 があるか。 ... 92 Q90 侵害訴訟において、裁判所は無効審判で提出された証拠について、証拠調べを行うか。 ... 92 Q91 裁判所が裁判を中止しない場合、受理から一審判決の結果までどれぐらいの時間がかかるか。 .. 93 Q92 裁判所が裁判を中止した場合、どの時期で裁判を再開するか。裁判を再開させる手続きは? ... 93 -Q93 裁判所が裁判を中止した場合、特許審判委員会に無効審判の早期審理を請求できるか。請求できる場 合、その手続きは? ... 94 -Q94 通常、無効審判請求してから、結果が出るまでどれぐらいの時間がかかるか。侵害訴訟または権利行 使があった場合、早期審理が可能か。可能である場合、いつ無効審判の結果が得られるか。 ... 95 -Q95 無効審判請求の審決を不服とする場合、審決取消訴訟を提起できるか。できる場合、提起の時期・場 所・手続きは? ... 96 -Q96 審決取消訴訟の一審と二審判決が出るまで、どれぐらいの時間がかかるか。侵害訴訟または権利行使 があった場合、審決取消訴訟の早期裁判を請求できるか。 ... 97 -Q97 侵害訴訟において、被告はどのような抗弁を主張できるか。無効審判を提起せず、侵害訴訟において 特許が無効にされるべき旨の主張を行うことは認められるか。 ... 98 Q98 無効審判と侵害訴訟における公知技術の抗弁とは、どのような関係があるか。 ... 98 Q99 裁判所から侵害判決が言い渡される前に、特許権が無効にされた場合、どうなるか。 ... 100 -Q100 裁判所から侵害判決が言い渡された後、特許権が無効にされた場合、どうなるか。被告は判決を履行 すべきか。 ... 100 Q101 中国における裁判管轄のルールは? ... 101 Q102 どのように自分にとって有利な裁判所に裁判してもらうか。 ... 103 -Q103 裁判所が判決を下す時間をどのように延ばすか(管轄権異議、延期立証請求、無効審判請求の提起に よる裁判中止請求、司法鑑定申請)。 ... 104 Q104 答弁書の作成上の注意点は?(出願段階の中間書類) ... 107 Q105 無効審判請求が提起された場合、権利者は無効審判中の特許に基づいて権利行使できるか。 .. 108 -Q106 ... 警告状のメリットとデメリットは? ... 109 Q107 警告状を出すタイミングは? ... 110 第四章 無効審判請求に関連するほかの質問 ... 112 Q108 無効審判の調査方法(特にデータベース)について。 ... 112 -Q109 実用新案及び意匠の権利評価報告の役割は?どのような場合に中国特許庁に評価報告を請求する必 要があるか。 ... 112 -Q110 ... 評価報告の結論は特許の有効・無効に影響を与えるか。 ... 114 -Q111 ... 侵害訴訟と無効審判請求の審査対象は何か違いがあるか。

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... 114

-Q112会社の経営に影響を与え得る特許を発見した場合、無効審判請求を提起するか。(侵害分析、有効性分

析) ... 114 Q113 化学分野において最も近い先行技術を選択する際に特に注意すべき点。 ... 115 Q114 化学分野の特許権で権利行使する場合、証拠をどのように収集するか。 ... 117

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-第 一 章 無 効 審 判 請 求 概 要

( 1) 無 効 審 判 全 般 と 最 近 の 動 向

Q1 特 許1の 無 効 審 判 請 求 と は ? < 回 答 > 特 許 の 無 効 審 判 請 求 と は 、 当 事 者 ( 請 求 人 ) の 請 求 に 基 づ い て 行 わ れ 、 登 録 に な っ た 特 許 ・ 実 用 新 案 ・ 意 匠 の 権 利 の 有 効 性 を 確 認 す る 手 続 き で あ り 、通 常 、請 求 人 と 特 許 権 者 と が 参 加 し 、特 許 審 判 委 員 会 が 審 理 を 行 う 行 政 手 続 き で あ る 。 特 許 の 無 効 審 判 請 求 で は 、特 許 権 へ の 、法 律 に 基 づ く 確 認 が 行 わ れ る た め 、 あ る 程 度 の 専 門 性 が 要 求 さ れ て い る 。 ま た 、 上 記 「 確 認 」 に 用 い ら れ る 法 律 は 、上 記 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案 ・ 登 録 意 匠 が 権 利 化 さ れ る 前 の 実 体 審 査 に 使 用 さ れ た 法 律 条 文 と か な り 重 複 す る と こ ろ が あ る 。こ の 点 か ら す れ ば 、 無 効 審 判 請 求 は 、 特 許 出 願 の 実 体 審 査 手 続 き の 継 続 と 考 え て も よ い 。 世 界 各 国 の 特 許 制 度 に お い て 、特 許 の 無 効 審 判 は 通 常 、特 許 裁 判 所 或 い は 特 許 庁 内 部 の 関 係 機 関 に よ り 行 わ れ て い る2。中 国 特 許 法 第 45 条 及 び 第 46 条 第 1 項 の 規 定 か ら 分 か る よ う に 、中 国 で は 、無 効 審 判 請 求 を 受 理 ・ 審 理 す る こ と が で き る の は 、特 許 審 判 委 員 会 だ け で あ る 。法 律 規 定 や 機 関 の 設 定 か ら す れ ば 、中 国 の 無 効 審 判 請 求 は 行 政 手 続 き に 該 当 す る 。具 体 的 に は 、 中 国 の 無 効 審 判 請 求 は 、権 利 行 使 、侵 害 訴 訟 に お い て 、第 三 者 が 特 許 権 者 等 に 対 抗 す る た め 、 特 許 法 に 基 づ い て 、登 録 に な っ た 特 許 ・ 実 用 新 案 ・ 意 匠 が 十 分 に 安 定 す る か 否 か ( す な わ ち 、 特 許 法 実 施 細 則 第 65 条 第 2 項 に 規 定 す る 要 件 を 満 た す か 否 か )、 特 許 権 の 権 利 範 囲 を ど の よ う に 特 定 す れ 1 本報告書において、「特許」は中国の「専利」に対応する言葉として使っているため、特許だけでなく、実用新案、 意匠も含む。

2 例えば、ドイツでは連邦特許裁判所(Federal patent court)が、日本では特許庁の審判部が、無効審判請求

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ば よ い か を 確 認 す る 必 要 が あ る と い う 課 題 を 解 決 す る た め に 、行 政 機 関 の 公 権 力 に よ り 、登 録 に な っ た 特 許 ・ 実 用 新 案 ・ 意 匠 の 有 効 性 を 確 認 す る 手 続 き で あ る 。 一 方 、特 許 の 無 効 審 判 で は 、特 許 審 判 委 員 会 の 公 権 力 に よ り 審 理 ・ 判 断 が 行 わ れ る が 、無 効 審 判 自 体 は 、特 許 権 が 有 効 で あ る か 否 か に つ い て の 全 面 的 な 審 理 責 任 を 負 担 す る の で は な く 、請 求 人 が 主 張 し た 無 効 理 由 の み に 基 づ い て 特 許 権 の 有 効 性 を 審 理 す る も の で あ る 。ま た 、無 効 審 判 は 、特 許 出 願 の 実 体 審 査 の よ う な 、特 許 庁 及 び 特 許 出 願 人 の み に 関 係 す る 手 続 き で は な く 、 請 求 人 及 び 特 許 権 者 が 自 分 の 主 張 に つ い て そ れ ぞ れ 証 明 し た り 、 弁 論 し た り し て 、合 議 体 が 審 理 の 進 行 を 適 宜 支 配 し 、請 求 人 及 び 特 許 権 者 に 意 見 交 換 の チ ャ ン ス を 与 え る と い う 形 の 手 続 き で あ る 。し た が っ て 、特 に「 請 求 に 基 づ い て ス タ ー ト す る 」と い う 原 則 か ら す れ ば 、特 許 の 無 効 審 判 の 性 格 は 民 事 訴 訟 と 似 て い る と こ ろ も あ る 。 な お 、 ( 1) 無 効 審 判 は 、 特 許 庁 に よ り 権 利 が 付 与 さ れ か つ 公 開 さ れ た 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案 ・ 登 録 意 匠 を 対 象 と す る も の で あ り 、無 効 に な っ た 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案 ・ 登 録 意 匠 は 最 初 か ら 存 在 し な か っ た も の と 見 な さ れ る 。年 金 未 納 、 放 棄 、権 利 期 間 満 了 な ど に よ り 消 滅 し た 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案 ・ 登 録 意 匠 に 対 し て も 、 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る こ と が で き る 。 ( 2) 無 効 審 判 は 行 政 手 続 き で あ り 、 そ の 審 決 が 行 政 決 定 で あ る 。 し た が っ て 、 特 許 審 判 委 員 会 に よ る 無 効 審 判 の 審 決 に 対 し て 不 服 が あ る 場 合 、 裁 判 所 に 提 訴 す る こ と が で き る 。 ( 3) 無 効 審 判 に お い て 、 特 許 権 者 は 、 特 許 請 求 の 範 囲 を 訂 正 す る こ と が で き る ( た だ し 、 請 求 項 の 併 合 ・ 削 除 し か で き な い )。 こ の よ う に 、 特 許 権 者 に と っ て 、無 効 審 判 は 登 録 後 に 特 許 の 権 利 範 囲 を 変 更 で き る 手 続 き で も あ る 。 中 国 の 無 効 審 判 の 流 れ は 下 図 に 示 す と お り で あ る 。

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図 1: 特 許 無 効 審 判 及 び 審 決 取 消 訴 訟 の 流 れ Q2 無 効 審 判 請 求 に ど の 特 許 法 、実 施 細 則 を 適 用 す べ き か は ど の よ う に 判 断 す る か 。 < 回 答 > 『 改 正 特 許 法 ( 実 施 細 則 ) の 施 行 に 関 す る 経 過 措 置 』 に は 、 特 許 審 理 に お け る 新・旧 特 許 法3( 実 施 細 則 )の 適 用 に 関 す る 規 定 が さ れ て い る 。こ れ ら 規 定 に 基 づ き 、「 無 効 審 判 請 求 に お け る 特 許 法 、 実 施 細 則 の 適 用 」 に つ い て 以 下 の と お り ま と め た 。 ( 1) 新 特 許 法 / 新 実 施 細 則 に お け る 、 そ の 内 容 が 実 質 的 に 改 正 さ れ た 法 律 条 文( 用 語 の み が 改 正 さ れ た か 、又 は 順 番 が 変 更 さ れ た か 、又 は 細 則 か ら 法 律 に な っ た 条 文 は 除 く )に つ い て 、下 記 3 つ に 分 け て そ れ ぞ れ 適 用 が 異 な る 。 ① 出 願 日 が 2009 年 10 月 1 日 前 ( こ の 日 は 含 ま な い ) の 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案・登 録 意 匠( 以 下 、「 旧 特 許 」と 言 う )に つ い て 、旧 特 許 法 ・ 旧 実 施 細 則 が 適 用 さ れ 、 ② 出 願 日 が 2009 年 10 月 1 日( こ の 日 は 含 む ) と 2010 年 2 月 1 日( こ の 日 は 含 ま な い )と の 間 に あ る 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案 ・ 登 録 意 匠 ( 以 下 、「 過 渡 特 許 」 と 言 う ) に つ い て 、 新 特 許 法 ・ 旧 実 施 細 則 が 適 用 さ れ 、 ③ 出 願 日 が 2010 年 2 月 1 日 以 降 ( こ の 日 は 含 む ) の 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案・登 録 意 匠( 以 下 、「 新 特 許 」と い う )に つ い て 、新 特 許 法 ・ 新 実 施 細 則 が 適 用 さ れ る 。優 先 権 が あ る 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案 ・ 登 録 意 匠 に つ い て 、 上 記 出 願 日 は 優 先 日 を 指 す 。 3 新特許法とは、2009 年 10 月 1 日から施行される、第 3 次改正後の中国特許法を言い、旧特許法とは、第 3 次 改正前の中国特許法を言う。新実施細則とは、2010 年 2 月 1 日から施行される、第 2 次改正後の中国特許法実施 細則を言い、旧実施細則とは、第3 次改正前の中国特許法実施細則を言う。 請 求 人 が 無 効 審 判請求を提起する 特許審判委員会 が審決を出す (第一審)北京第 一中等裁判所 (最終審)北京 高等裁判所 特許権者又は無効審判の請求人 が審決取消訴訟を提起する

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図 2: ど の 特 許 法 、 実 施 細 則 を 適 用 す べ き か に 関 す る 略 図 ( 2) 2010 年 2 月 1 日 以 降 に 提 起 さ れ た 無 効 審 判 請 求 に つ い て 、 無 効 審 判 請 求 の 審 理 で は 、 新 実 施 細 則 第 72 条 第 2 項 の 規 定 が 適 用 さ れ る4 ; 2010 年 2 月 1 日 以 降 に 、 特 許 法 第 23 条 第 3 項 に 規 定 す る 要 件 ( 特 許 権 を 付 与 す る 意 匠 は 、出 願 日 以 前 に 他 人 が 先 に 取 得 し て い る 合 法 的 権 利 と 抵 触 し て は な ら な い )を 満 た し て い な い と い う 理 由 で 提 起 さ れ た 無 効 審 判 請 求 に つ い て 、 そ の 審 理 で は 、 新 実 施 細 則 第 66 条 第 3 項 の 規 定 が 適 用 さ れ る5 例 え ば 、 請 求 人 が ダ ブ ル パ テ ン ト を 理 由 と し て 、 出 願 日 ( 優 先 権 な し ) が そ れ ぞ れ 2009 年 7 月 1 日 ( 旧 特 許 )、 2009 年 10 月 1 日 ( 過 渡 特 許 ) で あ る 特 許・登 録 実 用 新 案・登 録 意 匠 に 対 し て 無 効 審 判 請 求 を 提 起 し た 場 合 、 旧 特 許 に つ い て は 「 旧 実 施 細 則 第 13 条 第 1 項 」 が 適 用 さ れ 、 過 渡 特 許 に つ い て は 「 新 特 許 法 第 9 条 」 が 適 用 さ れ る 。 ま た 、 請 求 人 が 「 図 面 又 は 写 真 は 、特 許 の 保 護 を 求 め る 物 品 の 意 匠 を 明 瞭 に 示 し て い な い 」こ と を 理 由 と し て 無 効 審 判 請 求 を 提 起 し た 場 合 、旧 特 許 に つ い て は「 新 特 許 法 第 2 条 第 4 項( 旧 実 施 細 則 第 2 条 第 3 項 )」が 適 用 さ れ(「 意 匠 が 工 業 的 応 用 に 適 し た も の で な け れ ば な ら な い 」と い う 規 定 。こ の 条 文 は 、実 質 的 に 改 正 さ れ て お ら ず 、細 則 か ら 法 律 に な っ た も の で あ る た め 、こ こ で は 新 特 許 法 が 適 用 さ れ る )、過 渡 特 許 及 び 新 特 許 に つ い て は 新 特 許 法 第 27 条 第 2 項 が 適 4 特許法実施細則第72 条第 2 項:無効審判請求人が、特許審判委員会が決定をする前にその請求を取り下げたと き又はその無効審判請求が取り下げたものとみなされたときには、無効審判請求の審理手続は終了する。ただし、 特許審判委員会が取得した根拠及び行った審査作業に基づいて特許権の無効又は一部無効と審決することができる と認めたときは、審理手続は終了しない。 5 特許法実施細則第66 条第 3 項:特許法第 23 条第 3 項の規定に合致していないことを理由として意匠特許権の 無効審判を請求したが、権利の抵触を証明できる証拠を提出していない場合、特許審判委員会はこれを受理しない。 出願日が2009年10月1日 前(この日は含まない)の 特許 出願日が2009年10月1日~ 2010年2月1日の間にある特 許

出願日が2010年2月1日 以降(この日は含む)の特 許

旧特 許法

旧細 新特 許法

新細

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用 さ れ る 。 Q3 特 許 訴 訟 の 種 類 は ? < 回 答 > 特 許 訴 訟 は 全 体 と し て 、特 許 民 事 訴 訟 、特 許 行 政 訴 訟 、特 許 刑 事 訴 訟 と い う 3 つ に 大 別 で き る 。 特 許 民 事 訴 訟 は 、特 許 権 侵 害 訴 訟 、特 許 に 係 る 権 利 帰 属 訴 訟 、特 許 の 契 約 に 係 る 訴 訟 及 び 他 の 特 許 民 事 訴 訟 を 含 む 。ま た 、特 許 に 係 る 権 利 帰 属 訴 訟 と し て 、出 願 権 帰 属 訴 訟 、特 許 権 帰 属 訴 訟 が 挙 げ ら れ る 。特 許 の 契 約 に 係 る 訴 訟 は 、特 許 権 譲 渡 契 約 、特 許 権 ラ イ セ ン ス 契 約 、特 許 の 開 発 契 約 等 の よ う な 契 約 に 関 係 す る 訴 訟 が 挙 げ ら れ る 。他 の 特 許 民 事 訴 訟 と し て 、発 明 者 の 資 格 、発 明 者 へ の 奨 励 金 の 金 額 、職 務 発 明 に 該 当 す る か ど う か に 関 す る 紛 争 に よ る 民 事 訴 訟 が 挙 げ ら れ る 。 特 許 行 政 訴 訟 と は 、特 許 庁 及 び 地 方 の 特 許 管 理 機 関 の 行 政 決 定 に 対 し て 不 服 が あ る た め 提 起 さ れ た 審 決 等 取 消 訴 訟 を 言 う 。 特 許 行 政 訴 訟 と し て 、 特 許 審 判 委 員 会 の 不 服 審 判 請 求 や 無 効 審 判 請 求 の 審 決 に 対 し て 不 服 が あ る た め 提 起 さ れ た 訴 訟 、特 許 庁 の 行 政 異 議 決 定 に 対 し て 不 服 が あ る た め 提 起 さ れ た 訴 訟 、地 方 の 特 許 管 理 機 関 の 、特 許 権 侵 害 へ の 処 分 決 定 等 に 対 し て 不 服 が あ る た め 提 起 さ れ た 訴 訟 が 挙 げ ら れ る 。 特 許 刑 事 訴 訟 と し て は 主 に 、他 人 の 特 許 を 偽 る こ と で 提 起 さ れ た 刑 事 訴 訟 が 挙 げ ら れ る 。 Q4 近 年 の 中 国 特 許 無 効 審 判 事 件 ( 訴 訟 事 件 ) の 受 理 数 及 び 結 審 数 の 変 化 は ? < 回 答 > 1985 年 か ら 2010 年 の 年 末 ま で 、 特 許 審 判 委 員 会 が 受 理 し た 無 効 審 判 請 求 の 件 数 は 計 25751 件 で あ り 、結 審 し た 無 効 審 判 請 求 の 件 数 は 計 23685 件 で あ る 。

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「 近 年 の 中 国 特 許 無 効 審 判 事 件 の 受 理 件 数 及 び 結 審 件 数 の 変 化 」は 下 図 の と お り で あ る 。 2001年~2011年の無効審判の請求件数、結審件数の変化 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 (件) 無効審判請求 結審件数 図 3: 近 年 の 中 国 特 許 無 効 審 判 事 件 の 受 理 件 数 及 び 結 審 件 数 の 変 化 上 図 に 示 す よ う に 、近 年 の 中 国 特 許 無 効 審 判 事 件 の 件 数 は 全 体 と し て 増 え る 傾 向 に あ る 。例 え ば 、こ こ 2 年 の デ ー タ に よ れ ば 、2011 年 無 効 審 判 事 件 の 受 理 件 数 は 2010 年 よ り 14% 増 え て お り ( 2411 件 → 2749 件 )、 そ の 結 審 件 数 は 2010 年 よ り 32% 増 え て い る ( 1946 件 → 2567 件 )。 訴 訟 に つ い て 、2010 年 に 、地 方 の 各 級 裁 判 所 が 受 理 し た 知 的 財 産 に 関 す る 新 た な 行 政 訴 訟 ( 第 一 審 ) の 件 数 は 計 2590 件 で あ り 、 前 年 よ り 25% 増 え て お り 、結 審 し た 裁 判 の 件 数 は 計 2391 件 で あ り 、前 年 よ り 21.31% 増 え て い る 。 そ の う ち 、 特 許 ・ 実 用 新 案 ・ 意 匠 に 係 る 行 政 訴 訟 の 件 数 は 551 件 で あ り 、前 年 よ り 17.51% 減 で あ る 。刑 事 訴 訟 に つ い て 、1997 年 か ら 2010 年 ま で 、全 国 に わ た っ て 結 審 し た 知 的 財 産 に 関 す る 刑 事 訴 訟( 第 一 審 )( 模 倣 品 ・ 海 賊 版 等 に 関 す る 深 刻 な 知 的 財 産 権 侵 害 事 件 )の 件 数 は 計 18451 件 で あ る6 6 最新の『人民法院工作年度報告(2010 年)』からのデータである。

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( 2) 改 正 法 の 影 響

Q5 改 正 特 許 法( 改 正 法 )に お い て 、無 効 審 判 請 求 に 係 る 規 定 に は ど の よ う な 変 化 が あ る か 。 < 回 答 > 改 正 後 の 特 許 法 及 び 実 施 細 則 に お い て 、 無 効 審 判 請 求 に 係 る 規 定 に は 、 以 下 の よ う な 変 化 が あ る 。 す な わ ち 、 一 . 手 続 上 の 変 化 ( 1) 特 許 審 判 委 員 会 は 、 審 理 手 続 が 終 了 し な い こ と を 決 め る こ と が で き る 。 新 特 許 法 実 施 細 則 第 72 条 第 2 項 に は 、「 無 効 審 判 請 求 人 が 、特 許 審 判 委 員 会 が 決 定 を す る 前 に そ の 請 求 を 取 り 下 げ た と き 又 は そ の 無 効 審 判 請 求 が 取 り 下 げ た も の と み な さ れ た と き に は 、無 効 審 判 請 求 の 審 理 手 続 は 終 了 す る 。た だ し 、特 許 審 判 委 員 会 が 取 得 し た 根 拠 及 び 行 っ た 審 査 作 業 に 基 づ い て 特 許 権 の 無 効 又 は 一 部 無 効 と 審 決 す る こ と が で き る と 認 め た と き は 、 審 理 手 続 は 終 了 し な い 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 こ の 規 定 に 対 し て 、旧 特 許 法 実 施 細 則 第 71 条 第 2 項 に は 、「 無 効 審 判 請 求 人 が 、特 許 審 判 委 員 会 が 決 定 を す る 前 に そ の 請 求 を 取 り 下 げ た と き 、無 効 審 判 請 求 の 審 理 手 続 は 終 了 す る 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 つ ま り 、新 実 施 細 則 に よ り 、特 許 審 判 委 員 会 は 、無 効 審 判 請 求 の 審 理 を 中 止 す る か 否 か を 決 め る こ と が で き る 。無 効 審 判 の 請 求 人 が そ の 請 求 を 取 り 下 げ た か 又 は 無 効 理 由 、無 効 範 囲 、証 拠 の 一 部 を 放 棄 し た 場 合 で も 、特 許 審 判 委 員 会 は 、す で に 行 っ た 審 査 作 業 に 基 づ い て 特 許 権 の 無 効 又 は 一 部 無 効 と 審 決 す る こ と が で き る 。 こ の よ う に 、上 記 新 実 施 細 則 に よ り 、特 許 権 が 無 効 に さ れ る リ ス ク は あ る 意 味 で 高 く な っ た 。請 求 人 と し て は 、無 効 審 判 請 求 を 取 り 下 げ る 時 、特 許 権 が 依 然 と し て 無 効 に さ れ た 場 合 に 生 じ 得 る 責 任 を ど の よ う に 回 避 す る か を 考 え る べ き で あ る 。特 許 権 者 と し て も 、特 許 権 の 譲 渡 、ラ イ セ ン ス に つ い て 請 求 人 と 契 約 を 結 ん だ 場 合 で も 、そ の 特 許 権 が 依 然 と し て 無 効 に

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さ れ る 可 能 性 が あ る こ と に 注 意 す べ き で あ る 。し た が っ て 、双 方 当 事 者 が 互 い に 和 解 し た い 場 合 、特 許 権 が 無 効 に な る こ と を 防 ぐ た め に 、で き る だ け 無 効 審 判 の 口 頭 審 理 ま で に 和 解 契 約 を 作 成 し か つ 合 議 体 に 知 ら せ る べ き で あ る 。 ( 2) 意 匠 権 と 先 行 権 利 と の 抵 触 に つ い て 、 請 求 人 が 権 利 の 抵 触 を 証 明 で き る 確 定 の 決 定 又 は 判 決 を 提 出 す る 必 要 が な く 、特 許 審 判 委 員 会 は 直 接 判 断 す る こ と が で き る 。 新 特 許 法 実 施 細 則 第 66 条 第 3 項 に は 、「 特 許 法 第 23 条 第 3 項 の 規 定 に 合 致 し て い な い こ と を 理 由 と し て 意 匠 特 許 権 の 無 効 審 判 を 請 求 し た が 、権 利 の 抵 触 を 証 明 で き る 証 拠 を 提 出 し て い な い 場 合 、特 許 審 判 委 員 会 は こ れ を 受 理 し な い 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 こ れ に 対 し て 、旧 特 許 法 実 施 細 則 第 65 条 第 3 項 に は 、「 特 許 権 が 付 与 さ れ た 意 匠 が 、他 人 が 先 に 取 得 し た 合 法 的 権 利 と 抵 触 す る こ と を 理 由 と し て 意 匠 特 許 権 の 無 効 審 判 を 請 求 し た が 、権 利 の 抵 触 を 証 明 で き る 確 定 の 処 理 決 定 又 は 判 決 を 提 出 し て い な い 場 合 、 特 許 審 判 委 員 会 は こ れ を 受 理 し な い 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 上 記 条 文 の 改 正 は 、以 下 の よ う に 理 解 す べ き で あ る 。す な わ ち 、先 行 権 利 と 抵 触 す る こ と を 理 由 と し て 登 録 意 匠 に 対 し て 無 効 審 判 を 請 求 す る 場 合 、こ の 前 の よ う に 、確 定 し た 判 決 等 の よ う な 法 的 効 力 を 有 す る 文 書 を 提 出 し て 上 記 抵 触 が 確 か に 存 在 す る こ と を 証 明 す る 必 要 が な く 、そ の 抵 触 に 関 連 す る 証 拠 を 提 出 す れ ば よ い 。こ の よ う な 証 拠 と し て 、侵 害 に 関 す る 処 分 決 定 や 判 決 は も ち ろ ん 、請 求 人 の 先 行 権 利 が 適 法 に 存 在 し 、意 匠 権 者 が 、 請 求 人 の 同 意 を 得 ず に そ の 先 行 権 利 の 全 て 又 は 一 部 の 要 素 を 自 分 の 意 匠 に 使 用 し た こ と を 示 す 資 料 等 も 使 用 で き る 。 つ ま り 、請 求 人 が 、権 利 の 抵 触 を 証 明 で き る 証 拠 さ え 提 出 す れ ば 、特 許 審 判 委 員 会 は 受 理 す べ き で あ る 。ま た 、先 行 権 利 が 、登 録 意 匠 の 権 利 と 抵 触 す る か 否 か に つ い て 、法 改 正 以 前 の よ う に 裁 判 所 又 は 他 の 機 関 に よ り 判 断 さ れ る 必 要 が な く 、 特 許 審 判 委 員 会 は 直 接 判 断 す る こ と が で き る 。 「 権 利 の 抵 触 」に 関 す る 具 体 的 な 判 断 基 準 に つ い て 、こ れ ま で の 無 効 審

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判 で は 権 利 の 抵 触 に 関 す る ケ ー ス が な い た め 、以 前 の 裁 判 所 の 判 決 や 行 政 決 定 を 参 考 に し て 判 断 す る こ と が 考 え ら れ る 。ま た 、改 正 後 の『 特 許 審 査 基 準 』( 2010) 第 4 部 第 5 章 第 7 節 の 規 定 も 参 考 に な る 。 ( 3) 無 効 理 由 の 増 加 : 特 許 法 第 20 条 第 1 項 ( 秘 密 保 持 審 査 )、第 27 条 第 2 項 ( 意 匠 の 図 面 の 明 瞭 さ に 関 す る 要 件 )、 特 許 法 実 施 細 則 第 43 条 第 1 項 ( 分 割 出 願 に お け る 新 規 事 項 の 追 加 ) ① 新 特 許 法 に は 、秘 密 保 持 審 査 に 関 す る 規 定 が 追 加 さ れ た 。新 特 許 法 第 20 条 第 1 項 に は 、「 い か な る 機 関 又 は 組 織 又 は 個 人 も 、 中 国 で 完 成 し た 発 明 又 は 実 用 新 案 を 外 国 に 特 許 出 願 す る 場 合 、事 前 に 国 務 院 特 許 行 政 部 門 に よ る 秘 密 保 持 審 査 を 受 け な け れ ば な ら な い 。秘 密 保 持 審 査 の 手 続 き 、機 関 等 は 国 務 院 の 規 定 に 従 っ て 実 施 す る 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 つ ま り 、外 国 に 特 許 出 願 す る 時 、出 願 人 が 上 記 規 定 に 従 わ な け れ ば 、そ の 外 国 出 願 に 対 応 す る 中 国 出 願 は 登 録 に な っ て も 、こ の 条 文 に よ り 無 効 に な る 可 能 性 が あ る 。 ② 新 特 許 法 に は 、 特 許 法 第 27 条 第 2 項 ( 意 匠 の 図 面 の 明 瞭 さ に 関 す る 要 件 )が 追 加 さ れ 、意 匠 の 登 録 要 件 が よ り 厳 し く な り 、意 匠 の 実 質 及 び 形 式 に 関 す る 要 求 が 高 ま っ た 。 こ の よ う に 、請 求 人 は 、登 録 意 匠 の 図 面 が は っ き り し て い な い こ と を 理 由 と し て 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る こ と が で き る 。 ③ 新 特 許 法 に は 、 特 許 法 実 施 細 則 第 43 条 第 1 項 ( 分 割 出 願 に お け る 新 規 事 項 の 追 加 に 関 す る 規 定 ) が 追 加 さ れ た 。 分 割 出 願 に お け る 新 規 事 項 の 追 加 に 関 す る 無 効 理 由 に つ い て 、旧 特 許 法 に は 関 係 規 定 が な か っ た た め 、 こ れ ま で は 旧 特 許 法 第 33 条 の 規 定 に よ り 無 効 理 由 を 主 張 す る し か な か っ た 。新 特 許 法 に よ り 、分 割 出 願 に お け る 新 規 事 項 の 追 加 に つ い て 、 特 許 法 実 施 細 則 第 43 条 第 1 項 に 規 定 す る 要 件 を 満 た し て い な い こ と を 理 由 と し て 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る こ と が で き る 。 新 規 事 項 の 追 加 に 関 す る 具 体 的 な 判 断 基 準 に は 、 変 化 が な い 。 二 . 無 効 理 由 の 内 容 上 の 変 化

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( 1) 意 匠 登 録 の 実 質 的 要 件 ( 特 許 法 第 23 条 ) 新 特 許 法 第 23 条 に は 、「 特 許 権 を 付 与 す る 意 匠 は 、公 知 意 匠 に 該 当 し な い も の で あ り 、か つ 、い か な る 機 関 又 は 組 織 又 は 個 人 に よ り 出 願 日 以 前 に 国 務 院 特 許 行 政 部 門 に 出 願 さ れ た 出 願 日 後 に 公 告 さ れ た 特 許 書 類 に は 、同 一 の 意 匠 が 記 載 さ れ て い な い も の で な け れ ば な ら な い 。 特 許 権 を 付 与 す る 意 匠 は 公 知 意 匠 又 は 公 知 意 匠 の 特 徴 の 組 合 せ に 比 べ て 、 明 ら か な 相 違 が な け れ ば な ら な い 。 特 許 権 を 付 与 す る 意 匠 は 、出 願 日 以 前 に 他 人 が 先 に 取 得 し て い る 合 法 的 権 利 と 抵 触 し て は な ら な い 。 本 法 に い う 公 知 意 匠 と は 、出 願 日 以 前 に 国 内 外 で 公 衆 に 知 ら れ て い る 意 匠 を い う 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 意 匠 出 願 は 、方 式 審 査 に さ え 通 れ ば 登 録 に な る 。し た が っ て 、登 録 意 匠 が 特 許 法 第 23 条 の 要 件 を 満 た す か 否 か に つ い て の 判 断 は 、 主 に 無 効 審 判 に お い て 行 わ れ る 。 新 特 許 法 第 23 条 第 1、2 項 の 規 定 に つ い て 、発 明 ・ 実 用 新 案 の 特 許 出 願 の 新 規 性 ・ 進 歩 性 判 断 に 関 す る 規 定 を 参 酌 し て 理 解 す れ ば よ い 。特 に 、上 記 第 23 条 第 2 項 の 規 定 は 、 新 た に 作 成 し た 条 文 で あ り 、 特 許 庁 及 び 特 許 審 判 委 員 会 に よ る 以 前 の 審 査 ・ 審 理 に お い て 全 く 適 用 さ れ て い な か っ た 。 こ の よ う に 、当 該 規 定 に 関 す る 具 体 的 な 判 断 基 準 や 作 業 方 法 も 成 熟 化 さ れ て い な い 。新 た な 無 効 審 判 請 求 の 増 加 に 伴 い 、基 準 や 方 法 も 統 一 さ れ つ つ あ る 。ま た 、こ れ ま で の 研 究・経 験 に 基 づ き 、特 許 庁 は 新『 特 許 審 査 基 準 』 ( 2010)第 4 部 第 5 章 第 6 節 に 、上 記 基 準 や 方 法 等 に つ い て 詳 し く 規 定 し て い る 。 審 査 基 準 の 記 載 は 参 考 に な る 。 ( 2) 公 知 技 術 及 び 拡 大 先 願 に つ い て ( 特 許 法 第 22 条 第 5 項 、 第 22 条 第 2 項 、 第 23 条 第 1 項 ) 特 許 法 第 22 条 に は 、「 公 知 技 術 」の 明 確 な 定 義 が 追 加 さ れ た 。こ の よ う に 、発 明 ・ 実 用 新 案 の 特 許 出 願 の 新 規 性 ・ 進 歩 性 判 断 に 関 す る 基 準 が 厳 し く な っ た 。 ま た 、「 拡 大 先 願 」 の 適 用 範 囲 も 広 く な っ た 。 具 体 的 な 改 正 内

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容 は 以 下 の と お り で あ る 。 改 正 内 容 改 正 前 改 正 後 根 拠 条 文 1 公知技術 新 規 性 の 相 対 的な判断基準 新規性の絶対的な判断 基準 A22 2 拡大先願 他 人 の 出 願 で な け れ ば な ら ない 出願人本人の出願であ ってもよい 表 1:新規性の変化 旧 特 許 法 実 施 細 則 第 30 条 に 規 定 さ れ た 「 公 知 技 術 」 の 定 義 と 異 な り 、 特 許 法 第 22 条 の 改 正 に よ り 、 出 願 日 以 前 に 外 国 で 公 然 使 用 又 は そ の 他 の か た ち で 公 衆 に 知 ら れ た 技 術 も 、公 知 技 術 に 該 当 す る よ う に な っ た 。し た が っ て 、無 効 審 判 の 請 求 人 は 、外 国 で 公 然 使 用 、又 は そ の 他 の か た ち で 公 衆 に 知 ら れ た 技 術 を 証 拠 と し て 、あ る 特 許 ・ 登 録 実 用 新 案 の 新 規 性 ・ 進 歩 性 な し を 証 明 す る こ と が で き る 。 侵 害 訴 訟 ・ 紛 争 に お け る 侵 害 被 疑 者 も 、 外 国 で 公 然 使 用 又 は そ の 他 の か た ち で 公 衆 に 知 ら れ た 技 術 を 証 拠 と し て 公 知 技 術 の 抗 弁 を 行 う こ と が で き る 。 改 正 前 の 特 許 法 に 比 べ 、新 特 許 法 第 22 条 の 改 正 に よ り 、出 願 人 本 人 の 、 出 願 日 の 後 に 公 開 ・ 公 告 さ れ た 発 明 又 は 実 用 新 案 に 関 す る 先 願 も 、「 拡 大 先 願 」に 該 当 す る よ う に な っ た 。こ の よ う に 、特 許 権 者 本 人 の 出 願 日 以 前 の 同 じ 発 明 に 関 す る 先 願 も 、 特 許 権 無 効 の 根 拠 に な り 得 る 。 ( 3) 特 許 法 及 び そ の 実 施 細 則 に は 、 遺 伝 資 源 の 保 護 に 関 す る 規 定 ( 特 許 法 第 5 条 第 2 項 、第 26 条 第 5 項 、実 施 細 則 第 26 条 第 108 項 )が 追 加 さ れ て い る 。 Q6 事 務 の 委 任 、当 事 者 の 特 別 な 授 権 に つ い て 、改 正 法 に は ど の よ う な 変 化 が あ る か 。 < 回 答 > 無 効 審 判 に お け る 「 手 続 き の 委 任 、 授 権 」 等 に つ い て 、『 特 許 法 審 査 基 準 』( 2010) に は 、 以 下 の よ う な 規 定 が 追 加 さ れ て い る ( 第 4 部 第 3 章 第

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3.6 節 )。 請 求 人 又 は 特 許 権 者 が 無 効 審 判 の 手 続 き を 特 許 代 理 機 関 に 委 任 す る 場 合 、 無 効 審 判 授 権 委 任 状 を 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 ま た 、 特 許 権 者 は 、 委 任 状 に 、委 任 し た 権 限 が 無 効 審 判 の 取 り 扱 い だ け で あ る 旨 を 明 記 し な け れ ば な ら な い 。無 効 審 判 に お い て 、特 許 権 者 が そ の 前 に 、そ の 特 許 に つ い て 特 許 権 の 有 効 期 間 内 の 全 般 代 行 を 委 任 し て お り 、か つ 当 該 全 般 代 行 を 行 う 代 理 機 関 に 引 き 続 き 委 任 し て い る 場 合 で も 、無 効 審 判 授 権 委 任 状 を 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 つ ま り 、新 し い 審 査 基 準 に は 、特 許 権 者 が 、特 許 庁 に 全 般 代 行 の 委 任 状 を 提 出 し た 場 合 で も 、無 効 審 判 に お い て 、無 効 審 判 授 権 委 任 状 を 提 出 し な け れ ば な ら な い こ と が 特 に 強 調 さ れ た 。 ま た 、特 別 な 授 権 に つ い て 、新『 特 許 審 査 基 準 』(『 特 許 審 査 基 準 』( 2010) 第 4 部 第 3 章 第 3.6 節 第 ( 7) 号 ) に は 、 下 記 の 場 合 に は 代 理 人 が 特 別 権 限 委 任 状 を 有 し な け れ ば な ら な い と 明 確 に 規 定 さ れ て い る 。 す な わ ち 、 ( ⅰ )特 許 権 者 の 代 理 人 が 請 求 人 の 無 効 審 判 請 求 へ の 承 認 を 代 行 す る 場 合 。 ( ⅱ ) 特 許 権 者 の 代 理 人 が 特 許 請 求 の 範 囲 の 訂 正 を 代 行 す る 場 合 。 ( ⅲ ) 代 理 人 が 和 解 を 代 行 す る 場 合 。 ( ⅳ ) 請 求 人 の 代 理 人 が 無 効 審 判 請 求 の 取 り 下 げ を 代 行 す る 場 合 。 Q7 改 正 法 に お け る 証 明 責 任 の 分 配 に 変 化 は あ る か 。 < 回 答 > 『 特 許 審 査 基 準 』( 2010) 第 4 部 第 8 章 第 2.1 節 に は 、 以 下 の よ う な 規 定 が 追 加 さ れ て い る ( 下 線 部 )。 当 事 者 は 、自 分 か ら 提 出 し た 無 効 審 判 請 求 の 根 拠 と な る 事 実 、又 は 相 手 方 に よ る 無 効 審 判 請 求 へ の 反 論 の 根 拠 と な る 事 実 に つ い て 、証 拠 を 提 供 し て 証 明 す る 責 任 が あ る 。

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前 記 規 定 に 基 づ い て 証 明 責 任 の 負 担 を 決 定 す る こ と が で き な い 場 合 、特 許 審 判 委 員 会 は 、公 平 の 原 則 及 び 信 義 誠 実 の 原 則 に 基 づ き 、当 事 者 の 証 明 能 力 及 び 証 明 対 象 事 実 の 発 生 時 の 蓋 然 性7等 の 要 素 を 考 え て 証 明 責 任 の 負 担 を 決 定 す る こ と が で き る 。 こ の よ う に 、証 明 責 任 の 決 定 に つ い て 、新 し い 審 査 基 準 に は 、公 平 の 原 則 及 び 信 義 誠 実 の 原 則 が 追 加 さ れ て い る 。ま た 、当 事 者 の 証 明 能 力 及 び 証 明 対 象 事 実 の 発 生 時 の 蓋 然 性 等 の 要 素 も 考 慮 さ れ て い る 。 上 記 規 定 は 、新 し い 審 査 基 準 に 追 加 さ れ た 内 容 で あ る が 、以 前 の 無 効 審 判 請 求 の 審 理 に お い て は 、 上 記 「 規 定 」が 適 用 さ れ た ケ ー ス が あ る 。 例 え ば 、 登 録 番 号 が 03212935.1 で あ る 登 録 実 用 新 案 へ の 特 許 審 判 委 員 会 に よ る 第 14401 号 審 決 に は 、蓋 然 性 の 高 い 事 実 が 考 慮 さ れ た 。つ ま り 、一 方 の 当 事 者 が 、証 明 対 象 事 実 が 、蓋 然 性 の 高 い 事 実 で あ る こ と を 証 明 で き る 証 拠 を 提 出 し た 場 合 、証 明 責 任 が 、他 方 当 事 者 に よ り 負 担 さ れ る よ う に な っ た 。 こ の ケ ー ス に お い て 、 請 求 人 が 証 拠 を 相 次 い で 18 件 提 出 し て 、 対 象 実 用 新 案 の 考 案 が 、そ の 出 願 日 前 に 公 然 実 施 に よ り 公 開 さ れ た こ と を 証 明 し た 。こ れ ら 証 拠 は 、製 品 の カ タ ロ グ 、当 該 カ タ ロ グ の 公 開 日 を 証 明 す る た め の 、業 界 管 理 事 務 室 が 提 供 し た 証 明 文 書 を 含 む 。し か し 、公 然 実 施 を 証 明 す る た め の 肝 心 な 証 拠 は 、企 業 内 部 の 技 術 文 書 で あ り 、請 求 人 は 、「 公 然 実 施 」を 直 接 証 明 で き る 証 拠 を 提 出 で き な か っ た 。し か し 、請 求 人 が 提 出 し た 大 量 の 技 術 文 書 に 基 づ き 、合 議 体 は 、製 品 の カ タ ロ グ を 発 行 す る 企 業 の 名 称 が 何 度 も 変 更 さ れ た が 、そ の 技 術 内 容 が 変 わ っ て い な い と 判 断 で き る 。 つ ま り 、 対 象 実 用 新 案 の 「 公 然 実 施 」 が 、 蓋 然 性 の 高 い 事 実 で あ る こ と は 証 明 で き る 。こ の よ う に 、合 議 体 は 、証 明 責 任 を 実 用 新 案 権 者 に 負 担 さ せ た 。証 明 責 任 を 負 担 し た 特 許 権 者 は 、指 定 期 間 内 に 反 証 を 提 出 で き な か っ た た め 、自 分 に 不 利 な 結 果 を 受 け た 。そ の 結 果 、対 象 実 用 新 案 は す べ て 無 効 に な っ た 。 7 蓋然性は、可能性はあるが必然的ではないという性質を指す。最高裁が 2001 年 12 月 21 日に公布した『民事訴 訟証拠に関する若干の規定』の第73 条には、「一つの事実に対し、双方当事者がそれぞれ正反対の証拠を提出する が、両方とも相手の証拠を否定できる十分な根拠を持っていない場合、裁判所は事件の状況を考慮した上、一方に よる証拠の証明力が他方による証拠の証明力に比べて明らかに大きいかどうかを判断し、かつ証明力の大きい証拠 について確認すべきである」と規定されている。これは、中国において、高度蓋然性の証明基準に対する明確な規 定である。

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第 二 章 無 効 審 判 請 求

第 一 節 無 効 審 判 請 求 の 手 続 き

( 1) 無 効 審 判 請 求 の 提 起

Q8 中 国 で 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る 時 、無 効 審 判 請 求 人 の 名 義 は 、ど う な っ て い る か 。 匿 名 や ダ ミ ー で も よ い か 。 ま た 、 非 法 人 で も よ い か 。 < 回 答 > 無 効 審 判 請 求 手 続 き と は 、特 許 授 権 公 告 後 に 当 事 者 か ら の 請 求 に よ り 開 始 し 、通 常 は 双 方 の 当 事 者 が 参 加 す る 手 続 き で あ る8。こ の 手 続 き は 、無 効 審 判 請 求 人( 以 下 、請 求 人 と い う )か ら の 請 求 に よ り 開 始 さ れ る も の で あ る 。請 求 人 の 資 格 に つ い て 、『 審 査 基 準( 2010)』第 4 部 第 3 章 第 3.2 節 に は 下 記 の よ う に 規 定 さ れ て い る 。 す な わ ち 、 「 請 求 人 が 以 下 に 挙 げ ら れ る 状 況 の 1 つ に 該 当 す る 場 合 、そ の 無 効 審 判 請 求 を 受 理 し な い も の と す る 。 ( 1) 請 求 人 が 民 事 訴 訟 の 主 体 と し て の 資 格 を 有 し な い 場 合 。 ( 2) 意 匠 権 が 付 与 さ れ た 登 録 意 匠 が 、 出 願 日 前 に 他 者 が 取 得 し た 適 法 的 な 権 利 と 衝 突 し て い る こ と を 理 由 と し て 意 匠 権 の 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る 請 求 人 が 、 先 行 権 利 者 或 い は 利 害 関 係 者 で あ る と 証 明 で き な い 場 合 。 上 記 利 害 関 係 者 と は 、関 連 法 令 の 規 定 に 基 づ き 、先 行 権 の 侵 害 を め ぐ る 紛 争 に つ い て 裁 判 所 に 提 訴 す る か 、若 し く は 該 当 の 行 政 管 理 部 門 に 処 理 を 請 求 す る 権 利 を 有 す る 者 を い う 。 ( 3) 特 許 権 者 が そ の 特 許 権 を 対 象 と し た 無 効 審 判 請 求 を 提 起 し 、 か つ 特 許 権 を 全 て 無 効 に す る よ う 請 求 し 、提 出 さ れ た 証 拠 が 公 開 刊 行 物 で な い か 、 又 は 請 求 人 が 共 有 に 係 る 特 許 権 の 特 許 権 者 全 員 で な い 場 合9 ( 4) 複 数 の 請 求 人 が 共 同 で 1 件 の 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る 場 合 。 た だ 8 審 査 基 準 第 4 部 第 3 章 第 1 節 。 9 二人以上で特許を共有する場合、一部分の特許権者が当該特許に対し無効審判を請求すれば、そ の 無 効 審 判 請 求 は 受 理 さ れ な い 。

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し 、特 許 権 者 全 員 が そ の 共 有 に 係 る 特 許 権 を 対 象 と し て 提 起 す る 場 合 を 除 く 。」 と い う 規 定 で あ る 。 請 求 人 が 主 体 と し て の 資 格 、特 に 請 求 人 が 非 法 人 機 関 ・ 組 織 で あ っ て も よ い か 否 か に つ い て 、特 許 法 及 び 実 施 細 則 に は 明 確 な 規 定 は な い 。し か し 、 行 政 手 続 と し て の 無 効 審 判 手 続 き に つ い て 、行 政 訴 訟 法 及 び 民 事 訴 訟 法 に お け る 訴 訟 主 体 の 資 格 に 関 す る 規 定 は 参 照 で き る 。 具 体 的 に は 、『 「 中 華 人 民 共 和 国 行 政 訴 訟 法 」の 実 行 に お け る 若 干 の 問 題 に 関 す る 最 高 裁 判 所 の 解 釈 』第 14 条 に は 、「 法 人 資 格 を 有 し な い 他 の 組 織 が 裁 判 所 に 提 訴 す る 場 合 、該 組 織 の 主 な 責 任 者 を 訴 訟 代 表 と し 、主 な 責 任 者 が い な け れ ば 、推 選 さ れ た 責 任 者 を 訴 訟 代 表 と す る 。」と 規 定 さ れ て お り 、『 民 事 訴 訟 法 』第 49 条 に は 、「 公 民 、法 人 及 び 他 の 組 織 は 民 事 訴 訟 の 当 事 者 と し て も よ い 。」と 規 定 さ れ て い る 。 こ の よ う に 、審 査 基 準 に 規 定 の 上 記 受 理 条 件 さ え 満 足 で き れ ば 、い か な る 個 人( 中 国 域 内 に お け る 民 事 訴 訟 の 主 体 と し て の 資 格 を 有 す る 必 要 が あ る )、 機 関 ・ 組 織 ( 法 人 機 関 ・ 組 織 及 び 非 法 人 機 関 ・ 組 織 を 含 む ) は 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る こ と が で き る 。 上 記 「 い か な る 個 人 」は も ち ろ ん 、 特 許 権 自 体 と 利 害 関 係 の な い 公 衆 も 含 む 。 た だ し 、 い か な る 個 人 お よ び 機 関 ・ 組 織 は 匿 名 で 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る こ と が で き な い 。 Q9 複 数 の 請 求 人 が 共 同 で 一 件 の 無 効 審 判 請 求 を 提 起 で き る か 。 < 回 答 > 『 審 査 基 準 ( 2010)』 第 4 部 第 3 章 第 3.2 節 の 上 記 規 定 に よ れ ば 、 特 許 権 者 全 員 が そ の 共 有 に 係 る 特 許 権 を 対 象 と し て 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る 場 合 を 除 き 、複 数 の 請 求 人 が 共 同 で 一 件 の 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る こ と が で き な い 。

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Q10 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る 時 、 電 子 文 書 の 形 で 提 起 す る か 、 そ れ と も 書 面 文 書 の 形 で 提 起 す る か 。 < 回 答 > 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る 時 、 書 面 文 書 の 形 で 提 起 し な け れ ば な ら な い 。 中 国 で は 、 現 在 ( 本 報 告 書 の 作 成 日 ま で ) 、 電 子 文 書 の 形 で 無 効 審 判 請 求 を 提 起 す る こ と は ま だ で き な い 。 Q11 無 効 審 判 請 求 の 官 庁 手 数 料 は 、 い く ら 、 い つ 納 付 す る か 。 < 回 答 > 発 明 特 許 : CNY3000/ 件 登 録 実 用 新 案 ・ 意 匠 : CNY1500/ 件 こ の 手 数 料 は 、無 効 審 判 請 求 を 提 起 し た 日 か ら 1 ヶ 月 内 に 納 付 す べ き で あ る 。 Q12 複 数 件 の 無 効 審 判 請 求 の 併 合 審 理 を ど の よ う に 請 求 す る か 。 < 回 答 > 複 数 件 の 無 効 審 判 請 求 の 併 合 審 理 に つ い て 、『 審 査 基 準( 2010)』第 4 部 第 3 章 第 4.5 節 に は 、 下 記 の よ う な 規 定 が あ る 。 す な わ ち 、 「 審 査 の 効 率 を 高 め 、当 事 者 の 負 担 を 軽 減 さ せ る た め 、特 許 審 判 委 員 会 は 案 件 を 併 合 さ せ て 審 理 す る こ と が で き る 。 併 合 審 理 と な る 状 況 は 通 常 、 以 下 に 挙 げ ら れ る も の が 含 ま れ る 。 ( 1)1 つ の 特 許 権 を 対 象 と し た 複 数 の 無 効 審 判 案 件 は 、で き る だ け 併 合 さ せ て 口 頭 審 理 を 行 う 。 ( 2) 異 な る 特 許 権 を 対 象 と し た 無 効 審 判 案 件 は 、 当 事 者 の 一 部 又 は 全 部 が 同 一 で あ り 、か つ 案 件 の 事 実 が 相 互 に 関 連 し て い る 場 合 に は 、特 許 審 判 委 員 会 は 当 事 者 か ら の 書 面 請 求 に 基 づ く か 、又 は 自 ら 口 頭 審 理 の 併 合 を

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決 定 す る こ と が で き る 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 上 記 規 定 に よ れ ば 、 上 記 2 つ の 状 況 に 該 当 す る 無 効 審 判 案 件 に つ い て 、 案 件 の 当 事 者 が 併 合 審 理 を 希 望 す る 場 合 、書 面 の 形 で 請 求 し 、そ の 請 求 書 に 併 合 審 理 を 希 望 す る 無 効 審 判 案 件 の 番 号 、当 事 者 の 名 称 、請 求 の 理 由 等 の 事 項 を 明 示 す る 必 要 は あ る 。ま た 、当 事 者 が 併 合 審 理 を 請 求 し な く て も 、 特 許 審 判 委 員 会 が 必 要 に 応 じ て 自 ら 口 頭 審 理 の 併 合 を 決 定 す る 場 合 も あ る 。 Q13 合 併 審 理 後 、 費 用 は ど う な る か ? < 回 答 > 合 併 審 理 後 、案 件 毎 に 、無 効 審 判 請 求 の 官 庁 手 数 料 を 納 付 す る 必 要 が あ る 。 Q14 拒 絶 理 由 は す べ て 無 効 理 由 と な る か 。 < 回 答 > 拒 絶 理 由( す な わ ち 、引 用 さ れ た 法 律 条 文 )は す べ て 無 効 理 由 と な る わ け で は な い 。 ( 1) 発 明 特 許 出 願 の 拒 絶 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 ( 実 施 細 則 )第 53 条 : 特 許 法 第 33 条 の 規 定 に 基 づ い て 、発 明 の 特 許 出 願 の 実 体 審 査 の 結 果 、「 拒 絶 す べ き 状 況 」 と は 、 以 下 の も の を い う 。 ( 一 ) 出 願 が 特 許 法 第 5 条 、 第 25 条 に 規 定 す る 状 況 に 該 当 す る 場 合 、 又 は 特 許 法 第 9 条 の 規 定 に よ り 特 許 権 を 取 得 す る こ と が で き な い 場 合 。 ( 二 ) 出 願 が 特 許 法 第 2 条 第 2 項 、 第 20 条 第 1 項 、 第 22 条 、 第 26 条 第 3 項 、 第 4 項 、 第 5 項 、 第 31 条 第 1 項 、 又 は 本 細 則 第 20 条 第 2 項 の 規 定 に 合 致 し て い な い 場 合 。 ( 三 ) 出 願 の 補 正 が 特 許 法 第 33 条 の 規 定 に 合 致 せ ず 、 又 は 分 割 出 願 が

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本 細 則 第 43 条 第 1 項 の 規 定 に 合 致 し て い な い 場 合 。 ( 2) 実 用 新 案 ・ 意 匠 出 願 の 拒 絶 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 ( 実 施 細 則 ) 第 44 条 : 特 許 法 第 34 条 及 び 第 40 条 に い う 「 方 式 審 査 」 と は 、特 許 出 願 が 特 許 法 第 26 条 又 は 第 27 条 に 規 定 す る 書 類 及 び そ の 他 の 必 要 な 書 類 を 備 え て い る か 否 か を 審 査 す る こ と を 指 し 、ま た 、以 下 の 各 項 目 を 審 査 す る 。 ( 一 )・ ・ ・ ・ ・ ・( 略 ) ( 二 ) 実 用 新 案 の 特 許 出 願 が 特 許 法 第 5 条 及 び 第 25 条 に 規 定 す る 状 況 に 明 ら か に 該 当 す る か 否 か 、 又 は 特 許 法 第 18 条 、 第 19 条 第 1 項 、 第 20 条 第 1 項 又 は 本 細 則 第 16 条 な い し 第 19 条 、第 21 条 な い し 第 23 条 の 規 定 に 合 致 し て い な い か 否 か 、特 許 法 第 2 条 第 3 項 、第 22 条 第 2 項 、第 4 項 、 第 26 条 第 3 項 、 第 4 項 、 第 31 条 第 1 項 、 第 33 条 、 又 は 本 細 則 第 20 条 、 第 43 条 第 1 項 の 規 定 に 明 ら か に 合 致 し て い な い か 否 か 、 特 許 法 第 9 条 の 規 定 に よ り 特 許 権 を 取 得 で き な い も の か 否 か 。 ( 三 ) 意 匠 登 録 出 願 が 特 許 法 第 5 条 、 第 25 条 第 1 項 第 6 号 に 規 定 す る 状 況 に 明 ら か に 該 当 す る か 否 か 、特 許 法 第 18 条 、第 19 条 第 1 項 、又 は 本 細 則 第 16 条 、 第 27 条 、 第 28 条 の 規 定 に 合 致 し て い な い か 否 か 、 特 許 法 第 2 条 第 4 項 、第 23 条 第 1 項 、第 27 条 第 2 項 、第 31 条 第 2 項 、第 33 条 、 又 は 本 細 則 第 43 条 第 1 項 の 規 定 に 明 ら か に 合 致 し て い な い か 否 か 、 特 許 法 第 9 条 の 規 定 に よ り 特 許 権 を 取 得 で き な い も の か 否 か 。 ( 3) 特 許 、 登 録 実 用 新 案 ・ 意 匠 の 無 効 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 ( 実 施 細 則 )第 65 条 : 特 許 法 第 45 条 の 規 定 に 基 づ い て 、特 許 権 の 無 効 又 は 一 部 無 効 を 請 求 す る 場 合 、特 許 審 判 委 員 会 に 特 許 権 無 効 審 判 請 求 書 及 び 必 要 な 証 拠 を 一 式 2 部 提 出 し な け れ ば な ら な い 。無 効 審 判 請 求 書 は 提 出 す る 全 て の 証 拠 を 結 合 し て 、無 効 審 判 請 求 の 理 由 を 具 体 的 に 説 明 し 、か つ そ の 理 由 の 根 拠 と な る 証 拠 を 明 示 し な け れ ば な ら な い 。 前 項 に い う「 無 効 審 判 請 求 の 理 由 」と は 、特 許 権 を 付 与 さ れ た 発 明 創 造

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が 特 許 法 第 2 条 、 第 20 条 第 1 項 、 第 22 条 、 第 23 条 、 第 26 条 第 3 項 、 第 4 項 、 第 27 条 第 2 項 、 第 33 条 又 は 本 細 則 第 20 条 第 2 項 、 第 43 条 第 1 項 の 規 定 に 合 致 し て い な い か 、 又 は 特 許 法 第 5 条 、 第 25 条 に 規 定 す る 状 況 に 該 当 し 、若 し く は 特 許 法 第 9 条 の 規 定 に よ り 特 許 権 を 取 得 す る こ と が で き な い こ と を い う 。 な お 、下 表 に よ り 特 許 出 願 の 拒 絶 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 と 特 許 の 無 効 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 と の 対 比 分 析 を 行 う 。 拒絶の根拠となる法律条文 無効の根拠となる法律条文 比較 A5:法律違反 A25:不特許事由 A9:同一の発明創造 A5:法律違反 A25:不特許事由 A9:同一の発明創造 同じ A2.2:発明の定義 A20.1:秘密保持審査 A22:新規性・進歩性・実用性 A26.3 26.4 26.5(実施可能要件、 サポート要件、遺伝資源) A31.1(単一性) R20.2(必須要件欠如) A2.2:発明の定義 A20.1:秘密保持審査 A22:新規性・進歩性・実用性 A26.3 26.4 26.5(実施可能要件、 サポート要件) R20.2(必須要件欠如) 無効の根拠となる法 律条文には、A26.5 と A31.1 が含まない A33/R43.1(新規事項の追加) A33/R43.1(新規事項の追加) 同じ 表 2: 特 許 出 願 の 拒 絶 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 と 特 許 の 無 効 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 と の 対 比 こ の よ う に 、発 明 特 許 に つ い て 、遺 伝 資 源 に 係 る 発 明 特 許 の 出 願 書 類 の 作 成 に 関 す る 特 許 法 第 26 条 第 5 項 の 規 定10及 び 、単 一 性 に 関 す る 特 許 法 第 31 条 第 1 項 の 規 定11は 、 特 許 出 願 の 拒 絶 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 で あ る が 、 特 許 の 無 効 の 根 拠 と な る 法 律 条 文 で は な い 。 一 方 、意 匠 の 場 合 、特 許 法 第 23 条12、第 27 条 第 2 項13の み は 登 録 意 匠 の 10 A26.5: 発 明 創 造 が 遺 伝 資 源 に 依 存 し て 完 成 し た も の で あ る 場 合 、 出 願 人 は 出 願 書 類 に 当 該 遺 伝 資 源 の 直 接 的 由 来 と 原 始 的 由 来 を 明 示 し な け れ ば な ら な い 。出 願 人 が 遺 伝 資 源 の 原 始 的 由 来 を 明 示 で き な い 場 合 、 そ の 理 由 を 説 明 し な け れ ば な ら な い 。 11 A31.1:一 件 の 発 明 又 は 実 用 新 案 の 特 許 出 願 は 、 一 つ の 発 明 又 は 実 用 新 案 に 限 ら な け れ ば な ら な い 。一 つ の 総 体 的 な 発 明 構 想 に 属 す る 2 つ 以 上 の 発 明 又 は 実 用 新 案 は 、一 件 の 出 願 と す る こ と が で き る 。 12 A23: 特 許 権 を 付 与 す る 意 匠 は 、 公 知 意 匠 に 該 当 し な い も の で あ り 、 か つ 、 い か な る 機 関 又 は 組 織 又 は 個 人 に よ り 出 願 日 以 前 に 国 務 院 特 許 行 政 部 門 に 出 願 さ れ て 出 願 日 後 に 公 告 さ れ た 特 許 書 類 に は 、 同 一 の 意 匠 が 記 載 さ れ て い な い も の で な け れ ば な ら な い 。 特 許 権 を 付 与 す る 意 匠 は 公 知 意 匠 又 は 公 知 意 匠 の 特 徴 の 組 合 せ に 比 べ て 、明 ら か な 相 違 が な け れ ば な ら な い 。 特 許 権 を 付 与 す る 意 匠 は 、出 願 日 以 前 に 他 人 が 先 に 取 得 し て い る 合 法 的 権 利 と 抵 触 し て は な ら な い 。

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無 効 理 由 の 法 的 根 拠 と な る 。 Q15 元 の 証 拠 を 変 更 せ ず に 無 効 審 判 請 求 を 再 度 提 起 す る こ と は 可 能 か ( 一 事 不 再 理 )。 < 回 答 > 「 一 事 不 再 理 」の 原 則 に つ い て 、『 審 査 基 準( 2010)』第 4 部 第 3 章 第 2.1 節 に は 、 下 記 の よ う な 規 定 が あ る 。 す な わ ち 、 「 審 査 決 定 が 行 わ れ た 無 効 審 判 案 件 で 係 わ っ て い る 特 許 権 に つ い て 、同 一 の 理 由 と 証 拠 を 以 っ て 無 効 審 判 請 求 を 再 度 提 起 す る 場 合 、受 理 も 審 理 も し な い も の と す る 。 再 度 提 起 さ れ た 無 効 審 判 請 求 の 理 由( 無 効 審 判 の 理 由 と 略 称 )又 は 証 拠 が 、 時 限14な ど に よ り 先 行 し た 無 効 審 判 請 求 審 査 決 定 で 考 慮 さ れ な か っ た 場 合 に は 、 当 該 請 求 は 前 述 し た 受 理 も 審 理 も し な い 状 況 に 該 当 し な い 。」 と 規 定 さ れ て い る 。 こ の 規 定 に よ れ ば 、当 事 者 が 同 一 の 特 許 権 に 対 し て 無 効 審 判 請 求 を 再 度 提 起 す る 場 合 、「 一 事 不 再 理 」 の 原 則 に 違 反 し な い よ う に 、 一 般 的 に は 異 な る 理 由 又 は 証 拠 を 以 っ て 提 起 す る 必 要 が あ る 。同 一 の 証 拠 に よ り 無 効 審 判 請 求 を 提 起 し た い 場 合 、 そ の 請 求 の 理 由 を さ ら に 追 加 す る 必 要 が あ る 。 下 記 2 つ の 場 合 に は 、無 効 理 由 の 追 加 が 認 め ら れ る 。す な わ ち 、( 1)新 た な 理 由 、例 え ば 、 サ ポ ー ト 要 件 違 反 、不 明 確 、実 施 可 能 要 件 違 反 な ど の 新 た な 理 由 を 追 加 す る か 、 又 は 同 じ証 拠 に よ り 新 た な 理 由 を 追 加 す る ( 例 え ば 、 進 歩 性 を 否 定 し 得 、 か つ そ の 前 提 出 さ れ て い な い 理 由 を 追 加 す る ) 場 合 。( 2)証 拠 の 新 た な 組 み 合 わ せ 形 態 を 採 用 し 、例 え ば 、元 の 無 効 理 由 は 証 拠 1、 証 拠 2 そ れ ぞ れ で 請 求 項 1 の 進 歩 性 を 評 価 し た が 、 追 加 無 効 理 由 で は 証 拠 1 と 証 拠 2 の 組 み 合 わ せ に よ り 請 求 項 1 の 進 歩 性 を 評 価 す る 場 本 法 に い う 公 知 意 匠 と は 、 出 願 日 以 前 に 国 内 外 で 公 衆 に 知 ら れ て い る 意 匠 を い う 。 13 A27.2: 出 願 人 が 提 出 し た 関 係 図 面 又 は 写 真 は 、 特 許 の 保 護 を 求 め る 製 品 の 意 匠 を 明 瞭 に 示 さ な け れ ば な ら な い 。 立 証 期 間 と 指 し て い る 。

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合 。 ま た 、 例 外 と し て 、 審 査 基 準 に は 、 当 事 者 が 提 出 し た 証 拠 が 、 時 限 ( つ ま り 、証 拠 の 提 出 が 挙 証 期 限 を 過 ぎ て い る )な ど に よ り 先 行 し た 無 効 審 判 請 求 審 査 決 定 で 考 慮 さ れ な か っ た 場 合 に は 、上 記 証 拠 に よ り 再 度 請 求 す る こ と は「 一 事 不 再 理 」の 原 則 に 違 反 し な い と 見 な さ れ る と 規 定 さ れ て い る 。 Q16 無 効 審 判 請 求 書 の 作 成 上 の 注 意 点 は ? < 回 答 > ( 1) 無 効 審 判 請 求 は 、 授 権 公 告 さ れ た 特 許 権 に 対 し て 提 起 す べ き で あ る 。 上 記 「 特 許 権 」 は 、 消 滅 し た か 又 は 放 棄 さ れ た ( 出 願 日 か ら 放 棄 さ れ た 特 許 権 は 除 く ) 特 許 権 を 含 む 。 無 効 審 判 請 求 書 に て 、 登 録 番 号 、登 録 公 告 日 、 発 明 の 名 称 、 特 許 権 者 の 情 報 を 明 確 に 記 載 す る 必 要 が あ る 。 ( 2) 無 効 審 判 請 求 書 に お い て 、 無 効 審 判 請 求 の 理 由 、 範 囲 及 び そ の 根 拠 と な る 証 拠 を 明 確 に 記 載 す べ き で あ る 。 上 記 「 理 由 」 と は 、 引 用 さ れ た 法 律 条 文 を 言 い 、上 記「 範 囲 」と は 、請 求 項 の 数 を 言 う 。上 記「 理 由 」は 、 特 許 法 実 施 細 則 第 65 条 第 2 項 に 規 定 の 理 由 に 限 ら れ る も の と す る 。 ( 3) 請 求 人 は 、 無 効 審 判 請 求 の 理 由 を 詳 し く 説 明 す べ き で あ り 、 証 拠 を 提 出 す る 場 合 、す べ て の 証 拠 を 結 合 し て 具 体 的 に 説 明 す べ き で あ る 。発 明 特 許 又 は 登 録 実 用 新 案 に つ い て 、発 明 ・ 考 案 の 比 較 を 行 う 必 要 が あ る 場 合 、対 象 特 許 と 証 拠 に 係 る 発 明 ・ 考 案 を そ れ ぞ れ 詳 し く 説 明 し て 比 較 す べ き で あ る 。登 録 意 匠 に つ い て 、比 較 す る 必 要 が あ る 場 合 、対 象 意 匠 と 証 拠 の 関 連 図 面 又 は 写 真 に 示 す 製 品 の 意 匠 を そ れ ぞ れ 詳 し く 説 明 し て 対 比 分 析 を 行 う べ き で あ る 。 例 え ば 、 請 求 人 は 進 歩 性 な し ( 特 許 法 第 22 条 第 3 項 )と の 無 効 理 由 を 裏 付 け る た め に 複 数 件 の 証 拠 を 提 出 す る 場 合 、対 象 特 許 と 最 も 近 い 証 拠 、及 び 単 独 比 較 す る か そ れ と も 組 み 合 わ せ 比 較 す る か と い う 比 較 方 法 を 明 示 す べ き で あ り 、ま た 、対 象 特 許 と 証 拠 に 係 る 発 明 ・ 考 案 を 詳 し く 説 明 し て 比 較 す べ き で あ る 。 組 み 合 わ せ 比 較 す る 場 合 、 2 つ 以 上 の 組 み 合 わ せ 形 態 が あ れ ば 、具 体 的 な 組 み 合 わ せ 形 態 を 明 示 す べ き で あ

図 1: 特 許 無 効 審 判 及 び 審 決 取 消 訴 訟 の 流 れ   Q2  無 効 審 判 請 求 に ど の 特 許 法 、実 施 細 則 を 適 用 す べ き か は ど の よ う に 判 断 す る か 。   < 回 答 >   『 改 正 特 許 法 ( 実 施 細 則 ) の 施 行 に 関 す る 経 過 措 置 』 に は 、 特 許 審 理 に お け る 新・旧 特 許 法 3 ( 実 施 細 則 )の 適 用 に 関 す る 規 定 が さ れ て い る 。こ れ
図 2: ど の 特 許 法 、 実 施 細 則 を 適 用 す べ き か に 関 す る 略 図   ( 2) 2010 年 2 月 1 日 以 降 に 提 起 さ れ た 無 効 審 判 請 求 に つ い て 、 無 効 審 判 請 求 の 審 理 で は 、 新 実 施 細 則 第 72 条 第 2 項 の 規 定 が 適 用 さ れ る 4 ; 2010 年 2 月 1 日 以 降 に 、 特 許 法 第 23 条 第 3 項 に 規 定 す る 要 件 ( 特 許 権 を 付 与 す る 意
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図 8: 特 許 権 民 事 訴 訟 の フ ロ ー チ ャ ー ト   侵 害 訴 訟 の 被 告 と し て は 、下 記 の 二 つ の 期 間 を 留 意 し な け れ ば な ら な い 。  ① 答 弁 期 間   特 許 権 者 の 訴 状 を 受 領 し て か ら 15日 間 (中 国 に 住 所 地 が な い 外 国 企 業 或 い は 個 人 の 場 合 は 30日 間 )ま で は 、 被 告 の 答 弁 期 間 で あ る 。 当 該 答 弁 期 間 以 内 に 、被 告 は

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