第1章 コミュニティパーソナリティの魅力
犬山市「まちの放送室」を舞台に
小林 将也・竹下絵梨奈・成田健人
斉藤有紀・田中隼人
Masaya KOBAYASHI Erina TAKESHITA, Kento NARITA
Yuki SAITO, Hayato TANAKA
中京大学現代社会学部現代社会学科 3年生(2011年度) 〈インタビューの実施日:2011年〉 6月24日(金)鬼頭先生 小林班(小林・竹下・成田) 6月30日(木)つのちゃん 斉藤班(斉藤・田中) 7月07日(木)つのちゃん 斉藤班
平成 23 年 6 月 24 日、30 日、7 月 1 日、7 日に、我々は愛知県犬山市にあるコミュニティーFM ラジオ局「まちの放 送室」を訪れた。そこで 5 人のパーソナリティーの方々にインタビューを実施し、それぞれのパーソナリティー像 から見えてくる「コミュニティーパーソナリティーの魅力」について調査した。 ※ 私たち学生の調査にもかかわらず、貴重なインタビューの機会を与えてくださった、犬山市「まちの放送室」 (愛知北エフエム放送株式会社)に心から感謝いたします。 ◆1.はじめに <インタビュー対象者の紹介> ・鬼頭先生(鬼頭) ・かーちゃん(かー) ・みやびさん(みや) ・ウェイン先生(ウェ) ・つのちゃん(つの) <インタビュー実施者> ・小林将也(小林) ・竹下絵梨奈(竹下) ・成田健人(成田) ・斉藤有紀(斉藤) ・田中隼人(田中) ※かっこ内は話し手名前を省略したものである。 ◆2.インタビュー結果の分析・考察 5 人のパーソナリティーの方々にインタビューを実施し、それぞれの話から共通するカテゴリーごとに分けて分 析・考察を行った。これからパーソナリティーの魅力について考えていく。 ※注意 < >・・・カテゴリー名 【 】・・・小見出し ・・・分析・考察
<普段の仕事> パーソナリティー以外の仕事(本職)は何をしているのかを聞いてみた。 ①鬼頭先生 【知識の提供】 成田:鬼頭さんは他に仕事ってのは何をされているのですか。 鬼頭:本業が学習塾を僕はやっていますので、はい。なので学習塾のもちろん先生もやりますし、実際には学習塾 を運営してる側ですね。 ②かーちゃん、みやびさん 【癒しの提供】 斉藤:お二方は普段どういったお仕事をされているんですか? みや:私は自宅でエステを。全然(ラジオのように)話す仕事ではないんですけど。(笑)どちらかと言うと静か な空間で、静かに接客して、癒しを提供しているので。こんなガーガーしゃべってないです。(笑) ③ウェイン先生 【技術の提供】 斉藤:普段はボクシングコーチと先生をやられているのですか? ウェ:僕は朝から小学校で英語を教えていて、そして夜の 17 時からボクシングを教えている。 「パーソナリティーは人が好き」 3 人のパーソナリティーはラジオのパーソナリティーの他に本職を持っている。3 人のパーソナリティーは職種 に違いがあっても、共通する点がある。人と接する職業だということである。黙々と仕事をこなすわけではなく、 エステも塾講師も先生も全て人にかかわることだ。それぞれのパーソナリティーが提供しているものは、みやびさ んは「癒し」、鬼頭さんは「知識」、ウェイン先生は「技術」である。 ラジオは人と人が直接対面して話しているわけではないがラジオという媒体を通して、コミュニケーションをとっ ている。私生活での本業では、直接的に人と関わりコミュニケーションをとっているのである。 <パーソナリティーになったきっかけ> まちの放送室のパーソナリティーの方々それぞれに、パーソナリティーになったきっかけを尋ねた。誰も同じき っかけや動機があったわけではなく、それぞれの境遇が関係していたようだ。
けども、もともとでもやりたいなとは思っていたんでタイミングの問題ですよね。あの僕の塾の講師をやってる講 師として入ってきたばっかりくらい、かなの先生がいたんですよ。このまちの放送室と知り合いで、まあ話ができ る人とかがっていう話をしてて、パーソナリティーをやれる人を探してるんですよっていう話がこう伝わってきて、 で、鬼頭先生やってみませんかみたいな話をされて、その場でいいよっとかっていう話をして。 小林:そのラジオをやりたいなと思ったのは、もうずっと小っちゃい頃からとかですか?1 回体験してみたい的 な? 鬼頭:そうそう、人前で話するのは嫌いじゃないので、そのラジオとか聴いてると、ああパーソナリティーとかっ ていいよな∼と、だけど仕事してますんで自分も。職業としてやるっていうことはまあないだろうなとは思ってま したけれども。仕事としてこう毎回やるとかっていう。どこかでいつかラジオに出ることはあるかもしれないくら いで思っていたんですが。なんで、やってみたい 1 つ、いろいろやってみたいことがあるんで、そのうちの 1 つだ ったんで、ぜひぜひということで。 ②かーちゃん、みやびさん 【偶然が重なって得られた 楽しさ 】 みや:これがね。きっかけがね。他のパーソナリティーの人たちはすっごく志をもってきっかけを話されたと思う んですけど、私たちの場合はほんとに偶然が偶然を重なってなったんですよ。あるちょっとしたパーティに私たち が参加したときに、たまたま隣に座ってた方がここの元パーソナリティーの方で日曜日をやられていた方なんです けど、でちょっとお酒が入った状況で話が弾んでこういう放送局があるって知っていたんですけど、自分が参加す る立場になるとはまったくこう考えてなかったんですけど、そのたまたま隣で話しているうちに やりたかったん だよねそういうの!! っていうことになって、 じゃ 1 度ゲストの来て ということになって、最初 2 人でその 方の番組に参加さしてもらって、一応、番組として参加したのがそれが初めてで。でそれはそこで終わって、何ヶ 月か経ったときにここの局長から・・・。 かー:(パーソナリティーを)したくてしたくてとかね、やりたくて仕方がなかったわけでもなく。(笑)こう、 流れでね。 みや:流れ的な感じでやってしまったので。でもやってみると楽しくって。やってよかったなってのはあるんです けど。 ③ウェイン先生 【もっと小学生に自分の英語を聞いてもらいたい】 ウェ:あー、まぁ (パーソナリティーに)どうですか? と聞かれて。僕 2 年前まで犬山市の小学校の先生だっ たんだけど、たくさん小学校回っていたから、ここ(まちの放送室)の人たちに会う時間がなかなかなくて。英語 上手になりたいのなら何回も何回も英語聞かないとダメだから、じゃあ、1 ヶ月しか会えない小学生が僕の(ラジ オでの)英語番組を聴いてくれたらもうちょっと英語を聞く練習になるかなって思ってやりました。
④つのちゃん 【上手く話が出来るようになりたい】 つの:きっかけはですね、5 年前にここを知ったのは、仕事でパーティーの司会をしているので、それも素人で、 バイトで始めたんですけど。・・・長くなるな∼!(笑)それでね、 しゃべること をちゃんと勉強したいなと 思っていたので、教えてくれる事務所に行って、それでそこの社長がこの放送室を開局するためにパーソナリティ ーを募集しているっていう知らせを持って来てくれて。生徒さんたちに どうですか?しゃべらない? という感 じに誘ってくれて。それで、私はけっこう遅かったので、声がかかるのが。若い子が多いのよね、司会業の勉強を する子たちっていうのは。私は先生よりも年上だったの。なのでその、ちょっと抵抗があったのか、一応声かけて もらって。是非やりたいですって言って、最後の枠として月曜の何時からっていう風にやらせていただいたんです けど。それがきっかけですね。 <番組について> 「祭食健美」というテーマをもとに番組を作っているが、なぜこの番組にしたのか、どのような番組なのか尋ね た。 ①鬼頭さん 【テーマについての事前準備】 成田:(省略) こちらの番組のテーマはどういうものなんですかね。 (省略) 鬼頭:で、本来、本来であればっていうとおかしいんですけど、祭食健美ラジオ。で∼、サイがお祭り、ショクが 食べる、ケンが健康のケン、ビが美しいと言うことなので、そういったお祭りだとか健康だとか、食べること、美 しくなる美容だとか、そういうこと、なんかが。あの祭食健美ラジオとしては、全体的な感じではあるんですけど。 そのなかで、えっと個々の番組の中では、いろんなテーマがあっていていうこと何ですけどもね。どちらかという 「ふとしたきっかけ、でも目的意識をしっかり持つ」 5 人のパーソナリティーの方々からのお話で、私は上にあるように考えた。きっかけはふとしたことからで、 実際に流された部分もあったかもしれないが、皆さんは何かしらラジオパーソナリティーの興味を持ってそこで やりたいことなどの目的意識を明確にしていた。 英語を教えたい 人と話したい 上手く話が出来るよう になりたい などの実現したいことを、ラジオというツールを通して成し遂げようとしているのだとインタビュ ーから感じ取れた。やはりその目的意識が明確になっていることで、実際にパーソナリティーの方々は生き生き とお話をしていたことが印象に残っている。だからふとしたきっかけでも、普段の仕事との両立でとても大変で も、何年もパーソナリティーを続けているのだろう。
鬼頭:毎週ですね。だから、こ∼曜日によっては、たとえば整体師の方がいたり、接骨院の先生がいたりだとか。 まさに、健康のことですよね。で∼まあ僕は、微妙に祭りでも食でも健でも美でもないんですけどね。 ②つのちゃん 【日常からネタ探し】 つの:よく子どもたちには また俺のネタとかしゃべってんでしょ、お母さん っていうのは言われますね。しゃ べってても、 あ、今のそれもらいっ!ネタにしよう って言ってね、書きとめたりしているから。 【「祭食健美」はすべて必要なもの】 斉藤:今までパーソナリティーのことについて質問してきたんですけども、次は祭食健美という番組について質問 させていただきたいんですけども。なぜこのような番組を作ったのか、教えてください。 つの:(省略)いろんな祭りと食、健康と美っていうのは、やっぱりかかせないものっていうか。犬山っていうのは やっぱり犬山祭りでも有名だし、祭りっていう活気があって、みんなの心をね、なんて言うのかな。力ををくれる パワーだと思うし。食っていうのは生きていく上で一番大事なことで興味を持ってもらいたいことだと思うし。(省 略)今回の地震でやっぱり何かがあったときに (省略) 改めて 当たり前じゃなかった ってことを見直しができ たんじゃないかなってすごい思うんで。その食っていうのもすごい大事だと思うし、とにかく健康じゃないと何も できないから。祭食健美っていうのは全て何も必要じゃないものはないっていうか。っていう風で、多分局長が考 えられたんじゃないかなと。私はすごくいい言葉だなって。 自然な会話のイメージ 前もって準備したのを話そうとするのではなく、自然な会話の流れわ意識して話そうとしたり、日常の話を親しみ やすく聴いてもらおうとしたりしている。大きなテーマとして「祭食健美」とあるが、そのテーマにとらわれるこ となく話している。そして、つのちゃんが話していたように、「祭食健美」は全て必要で1つでも欠けてはいけ ず、 当たり前 を見直すことができる。 <メール> ラジオを聴いているリスナーからのメールがあり、そのメールはパーソナリティーにとって大切なでリスナーか らの声である。 ①つのちゃん 【過去】 斉藤:はい、5 年パーソナリティーをやってみて、何か変わったことなどあったら教えていただきたいです。感じ たことでもいいので。人生で変わったことなど。
たんですね。最初はね、犬山の人でさえこのラジオを知らない方がばっかで。今はこの FM 局を知っている方がすっ ごく増えたんですね。だからその、メールとかも最初は少なかったし、いろんな葛藤とかもあるし。 【現在】 つの:メールをもらえる大切さとか、そういう人たちの思いを伝えていきたいっていうのもそうだし。5 年やって、 大分最初の頃とかより、気持ち的にも変わったところはあるかなって思いますね。 【リスナーからメールが来る大切さ】 つの:(省略)普段メールくれない方とかが、私の誕生日にちょうど番組が重なったのね。そのときに初めて お誕 生日おめでとう ってメールが何件がきて。これって普通の主婦ではありえないことだなって思って。全然知らな い人からお誕生日おめでとうって言ってもらえるのって。だからそれもすっごい嬉しかった(省略) 【パーソナリティーとリスナーの関係】 当初はメールも少なくて葛藤もあったようだが、あきらめず続けた結果リスナーも増えメールも増えた。メ ールはリスナーからの生の声で、メールでのやり取りがパーソナリティーとリスナーを結び付けている。パー ソナリティーの言葉によってリスナーは元気付けられ、リスナーのメールによってパーソナリティーが元気付 けられるという相互関係を生み出している。 <ラジオで気をつけていること> ラジオのパーソナリティーをするにあたり、各パーソナリティーは気をつけて、意識していることがある。 ①鬼頭さん 【誰に向けてラジオを伝えるのか】 竹下:あ、じゃあ、あのいろんな人がラジオを聴いていると思うんですけど、どんなことを考えてラジオ、パーソ ナリティーをされてますか? 鬼頭:ん∼、やっぱりそうですね、この時間なので、時間で考えると、その∼やっぱりお母さんたちとか、そのま あお店で聴いてらっしゃる方もいらっしゃるとは思うんですけれども、そういう方々に向けての部分がやっぱり多 いかなという話しに、イメージはしていますけれどもね。(省略)どちらかというとまあお家でこうゆっくり聴いて いただいてるお昼下がりの時間に何か、というようなそんなイメージですかね。
ことかってあるんですか? (省略) 鬼頭:なんともこればっかりはいいがたいですけど。そうですねえ、やっぱり、んー、逆に気にしてないのはよく ないかもしれないですけどね。あのーCM 中なんか、音流れないんですよね。あのーインターネットのほうで見てい るかたは。CM 中、音楽がかかっている時間ってのは、かかっているので、後ろにひいてこの辺で談笑しているのを みてどう思われるかわかんないーですし、こう 何か食べてたりすると ちょっとと思われるかもしれない。そう そこは気にしてないです。 ②かーちゃん・みやびさん 【リスナーからの返事】 斉藤:そうですよね。映像とかあるわけでもないですもんね。声だけで言う 。伝える相手は不特定多数の人に伝 えると思うんですけど、その中で特に誰に話しかけていますか? (省略) みや:そうですね。でも、私たちの場合メールを頂いてメールを読みながらのトークになるので。メールを送って くれたリスナーさんに対して返事をしているっていう部分が、けっこうあったりしているよね。 かー:うん。メールを送ってくれた人に対してしゃべってるっていうところはあるよね。 みやびさん 【噛まない、間違えない、禁止用語を言わない】 斉藤:じゃその番組を放送しているなかでどういったことを心がけているとかありますか。考えていることなど みや:噛まないことなんだけどね。(笑) だんだんだんだん口が回らなくなってきて(笑) (省略) みや:まあでも、ニュースとかお知らせとか、間違ってはいけないとこは間違えないように心がけているし。なる べく。あとね、禁止用語ではないけど言ってはいけない言葉はなるべく言わないように心がけているんだけど、つ いポロッと言ってしまうときもあるので、そういうときは気をつけなくちゃいけないんだけどね。 かーちゃん 【言葉だけで伝える難しさ】 田中:言葉で伝える難しさ、言葉だけで伝える難しさとかありますよね。 かー:そうすると、そっちのほうが人数が少ないわけだから、ラジオで聞いている人には伝わってないのに、画面 で見えているぶん、自分たちは伝わっちゃっていると思うのがあるので、『ほらこれ!!』と言ってもここで こ れ を見せてもわからない。言葉で言わないとわからないところがあるのでラジオはそこが難しい。 ③ウェイン先生
斉藤:はい。ウェイン先生は番組の放送中、何か考えていることとか心がけていることはありますか? ウェ:自分あんまり、普段話しているときに、いろいろとはっきりしなくて。ちょっともごもごしてしまうから (笑)ラジオではそれは良くないから、できるだけはっきりわかりやすく、しゃべろうと思う。そのことを頑張っ て考えている。できているかわかんないけどね。(笑)でもいつもより多分、はっきりとわかりやすく話している と思います。 ④つのちゃん 【1 人でもリスナーがいれば伝える】 斉藤:はい、5 年パーソナリティーをやってみて、何か変わったことなどあったら教えていただきたいです。感じ たことでもいいので。人生で変わったことなど。 つの:(省略) 今は本当、生活の一つっていうか、週に 1 回の、一部のものになっているので。やっぱり出来る限 りは続けていきたいなっていう風に、1 人でも聴いている人がいれば、力が湧いたって言ってくれる人がいれば、 話をしていきたいなってのはすごい思いますね。 【リスナーと同じ目線になる】 つの:(省略) この時間(夕方ごろ)ですし、のんびりしながら、同じ悩みを、例えば私は主婦なので子どももいる し、やっぱり同じ悩みを共感しあえればいいなと思います。なので、 パーソナリティー って感じではなく、同 等の母親だよとか、同じ悩みを抱えているよとか、旦那むかつくよねとか(笑)、そんな感じでやりたい 【聴き流せるラジオ】 つの:私はあんまり堅い話とかせずに、ほんとうに聴き流せるというか、テレビと違ってラジオっていうのは何か しながら聴くじゃないですか、ずっとラジオの前にいるとかは別ですけど、ラジオの前にずっと声だけを聴く、何 もせずに声だけを聴く人は少ないと思うんで、家事をやりながらとか、運転しながらとか、そういうのは気にして ますね。 【リスナーの年齢層を考える】 コミュニティパーソナリティにいえることは、ラジオというのは声だけで伝えなければならず、そこが難し いところなのだが、パーソナリティごとに工夫している。 つのちゃん、鬼頭さんでみられることは、自分が受け持つ番組の時間帯を考え、どのような年齢層で、どの 環境にいる人かを考え、その人々に感心がある話題を提供しようとしていることである。
●<パーソナリティーとしてのキャラクター> ①鬼頭先生 【パーソナリティーを始めた時と現在では変わっていない】 小林:ラジオ初めてもう 2 年になる。 鬼頭:はい。 小林:言ってたじゃないですか。その始めた当初と今現在の自分を比べてみてどうですか、ご自身で。 鬼頭:僕自身は、まあ端で見てる人が一番分かるんでしょうけど、まぁあんまり変わってないようなイメージはあ る。僕はこのまま僕だったんで。だけど、たぶん分かんないですね。あの初回、初めてはすごい緊張しましたよ。 これちょっと僕が悪いんですけどね、あれは。あの何回かアシスタントで入ったりだとか、見学に来て何回かなっ たんですけど、僕 1 回しか、1 回 10 分か 15 分見学に来て、で忙しいからっていうことで、それでよーいドンだった んで、次スタジオに来たのが初めてみたいな、やりますみたいなところだったんで、それはちょっとさすがに最初 の 10 分が緊張しましたね。そっからはそんなに緊張してないですけどもね。 【第三者からみても変化はない】 ミキサーの人:最初 、でもあんまり変わらないですよね、鬼頭先生は。もっと喋ってた。 【パーソナリティーとプライベートでのオンオフはない】 小林:ってことはやっぱりラジオ中の鬼頭さんとプライベートの時はオンオフの差がすごいはっきりしてるってこ とですよね。 鬼頭:まあどっちがオンかはわからないですけどねえ、これに関しては。キャラクターなので塾にいったら塾に行 ったで違いますし、校舎に行く校舎によって僕は全然違いますので、人が。なのでたまたまこう、キャラクターに なってるここの場所では、意識してこんなキャラクターでいこうみたいなのはないんですよ僕は。 鬼頭:自然にキャラクターが変わっていくっていう、その場の雰囲気に合わせて っていう。どら怖いときもあり ますし、塾によっては。もう、だから、入ってった瞬間に雰囲気がてりつく感じの時もありますし、そうじゃない ほんわかした感じで入っていくときもありますし。 ②つのちゃん 【ゲストに喋らせないほどのおしゃべり好き】 つの:そうだね。私はずっと ZIP を聴いているんだけど、FM と AM で私の周りにはけっこう AM を聴いている人が多 くて。でもその子の車に乗ると、音楽がかかっているのね。でもぱっと最初だけ AM がかかっているの。だから何だ ろ。また違うじゃん?FM と AM って。FM って 1 人でばーっとしゃべっているけど、AM って必ず誰かいるでしょ。2 人 で掛け合いして。CBC ラジオでも東海ラジオとかでもやってるじゃん。あたし掛け合いってすごい難しいなって思
ならないのよ、あの 2 人って。私もずっと 1 人で喋っていたんだけど、アシスタントが入ったときとかゲストさん が入ると、どうしても重なっちゃうんだよね。それで、ゲストさんに喋らせないパーソナリティーだって言われた ことがある。ほとんど喋ってるよなって(笑)それはいかんよなーって。せっかく来てもらっているんだし、喋ら せないといけないっていうのがあるから。ラジオってさ、映像がない部分、5 秒間何もしゃべらなかったら放送事 故みたいな感じに言われるのね。5 秒ってけっこう長いんだけど、もうもたないの、私が。何か喋らないとって。 そういうのがあるかな∼。 ●<プライベートとしてのキャラクター> ①鬼頭先生 【プライベートでは無口で話しかけられたことはない】 成田:例えば、なんかお店にいて、なんかこの声聞いたことあるって、振り向いたら「あっ、鬼頭さんだ!」みた いな。なんか気づかれたこととかは。 鬼頭:一度もないですね。 一同:(笑い) 鬼頭:それは無いかも。そんな、そんな、そんな 気づきは無いかもしれない。あります?あっほんとですか。声 でっていうのはそうなのかもしれないですね。僕はもう普段から無口ですからね。 (省略) 鬼頭:もし仮にあれが鬼頭だと思っても、まず話しかけられないですね。 一同:(笑い) 成田:何でですか? 鬼頭:無言でだいたい、僕なんかそのお店にいる時は、なんでしょうね、お店にいる時に話しかけられるたぶんオ ーラじゃないと思いますよ。雰囲気じゃないですよ。 一同:あー。 鬼頭:食事をしに飯屋に行ったとしたら、一心不乱に飯を食ってますからね。 一同:(笑い) 鬼頭:そうなんですよ。スポーツクラブさんにも行ってますけど、スポーツクラブさんももう 2 年半が経ちますけ ども、1 人も友達できないですからね。僕は。 【環境に合わせたキャラクター作り】 鬼頭:そのね、僕ね、場所場所によってキャラクターが全然違うんですよ。
を喋っていいのか全く分からないんですよね。 【趣味は仕事】 小林:ちなみに趣味っていうのは何か? 鬼頭:趣味かぁ。趣味かぁ。趣味無いなぁ。 山崎:あー。痛い。 鬼頭:仕事かなぁ。仕事ですかね。仕事が一番趣味ですかね。 一同:(笑い) 鬼頭:完全に仕事が趣味ですね、僕は。 小林:もう仕事一本ってかんじですか? 鬼頭:いろいろやるんですけど、最近は地域の方に誘っていただいて釣りにいったりゴルフの打ちっぱなしで練習 に行って、いつかラウンドまわろうって話になるんですけど・・・いつかねっていう。 一同:(笑い) 成田:予定はないんですか? 鬼頭:ないです。打ちっぱなしにはだからいく。ゴルフセットも持ってます。釣竿も持ってます、きちんと。なん だったらボウリングだってマイボウルも持ってますし。 一同:えー。 鬼頭:ビリヤードもマイキューも持ってます。 小林:すごい。 鬼頭:しかし趣味ではない。 一同:(笑い) 鬼頭:残念な感じ。 ②つのちゃん 【声と見た目のギャップ】 田中:じゃあ次の質問で、パーソナリティーをしている自分は、何かキャラクターとかイメージしているのです か? つの:イメージですか?そうですね・・・私声がこういう声なので。声で想像するじゃないですか。 こんなタイ プだろうな とかって。そうするとなんか、この局が流れているお店にぱっと入ったときに、 私この時間に番組 やっているんです って言ったら、 全然イメージと違った! って言われたりとか。どんな風にイメージされて んだろ私の声はっていう感じでね(笑)そういうのはありますね。 【プライベート、パーソナリティー共にハイテンション】 斉藤:プライベートとパーソナリティーの自分っていうのは違いますか?
田中:普段もこのような感じで? つの:うん、普段も。普段は元気っていうかテンション高いですね。今もテンション高いですけど(笑)なんか嫌 なんだよね、ぼそぼそぼそってしゃべるの。ぽっぽっぽってしゃべりたくなるので。 「ありのままの自分」 〈パーソナリティーとしてのキャラクター〉と〈プライベートとしてのキャラクター〉の具体的なインタビュー からも読み取れるように、パーソナリティーとして、あるいはプライベートとしてキャラクターを使い分けようと 意識しているわけではない。あくまでも、「自分」という軸はブレることなく、ありのままの「自分」で両方の時 間を過ごしている。だから、無理をすることなくパーソナリティーができる環境にあるからこそ、この仕事を続け られるのだと考えられる。 <人脈> パーソナリティーをすることで変わった、人との関わりについて聞いた。 ①鬼頭先生 【ゲストとゲスト以外からの繋がり】 竹下:では、ラジオを始めたことで人脈が広がったとかありますか。 鬼頭:7 倍ぐらい広がったんじゃないでしょうかね。(省略)僕たちなんかは学習塾なので学習塾の業界の人間し かあれだし。教育業界の人間しかしらないですけどもー。いろんな人がいますしー。やっぱりいろんな人と会いま すしー。ゲストさんで来られる方もいらっしゃいますし。皆さんみたいに学生の方が来られることもありますし。 ∼ここを通して仕事に繋がったこともありますし、中には。なので、ほんとにいろんなことが出会いとしては、も のすごい、ほんと7倍ぐらい。 ②かーちゃん、みやびさん 【ゲストからの繋がり】 田中:そこからまた人の繋がりってのは増えたんですか?パーソナリティーをやられて。 みや:パーソナリティーをやることによって、いろいろなゲストさんを呼んで私たちやっているので、それで人と の繋がりも増えたし、知り合いになった人も増えたし。 「パーソナリティーをやることで広がる人脈」 2 人の共通点は、人脈が広がったということである。パーソナリティーの仕事ではゲストとして、いろんな人が 「ありのままの自分」 <パーソナリティーとしてのキャラクター>と<プライベートとしてのキャラクター>の具体的なインタビ ューからも読み取れるように、パーソナリティーとして、あるいはプライベートとしてキャラクターを使い分 けようと意識しているわけではない。あくまでも、「自分」という軸はブレることなく、ありのままの「自 分」で両方の時間を過ごしている。だから、無理をすることなくパーソナリティーができる環境にあるからこ そ、この仕事を続けられるのだと考えられる。
<交流> パーソナリティーではないプライベートでの人との交流について聞いてみた。 ①鬼頭先生 【パーソナリティーとは違う自分を作る】 竹下:ラジオ以外の部分で交流をもったりとかっていうのはありますか。 鬼頭:なーい・・・ですかね。基本的にはやっぱりメールをいただける方は、いただける方で、それはラジオを通して のお付き合いなので。 鬼頭:大学の友達がまぁ mixi やってるからやろうよっていうことでやってるんで、最初から匿名性ゼロですよね。 ま、その子たちの連絡を作るために mixi やってたんで。で、だから匿名性を高めるために、こうもう 1 個のほうで やり始めたわけですけども、匿名性を高めて俺は何がしたいんだ。(笑)(省略)結構だから一応考えたら今の若 い子たちがやっていることってのは大概俺全部手出してるのよね。モバゲーにもグリーにもいるから、俺は。(省 略)フェイスブック探してくださいよ(笑)僕いますよ、フェイスブックは実名ですもんね。 ②つのちゃん 【パーソナリティーと分けたプライベート】 つの:私はね、このラジオを聴けれない地域に住んでいたっていうのもあるんですけど、パーソナリティーをやって いるって一切他の人に言わなかったんですよ。なので最初の頃は友達に メールちょうだい って言ってメール送 ってもらっているパーソナリティーさんとかいたんですね。 「パーソナリティーとは違う個人」 プライベートでは 2 人とも積極的にコミュニケーションをとろうという姿勢はない。むしろ、鬼頭先生の場合は 匿名性を高めようとしている。自身でなぜ匿名性を高めようとしているのはわかっていないが、匿名性を高める理 由として、パーソナリティーの自分とは違う自分を作りたいのだと考えられる。また、つのちゃんの場合でも周り の友人や知り合いはラジオをやっていることを言わなかった。それも、ラジオと違うプライベートの自分を守るた めだと感じた。 <ラジオとの関わり> 実際にパーソナリティーをしている方々はラジオが好きなのか、ラジオをよく聴いているのか。日常とラジオの 関わりについて尋ねた。 ①鬼頭先生 【他のラジオ番組を聴くことは勉強になる】
すかね、僕は。ず∼っと。それまで、ラジオと言えば。あ∼まあでも、なんか朝起きると、あの∼我が家は、小さ い頃からテレビをつけてご飯を食べてはいけないので、ラジオが流れていましたね。ニュースが。ニュースが流れ てましたけどもね。 小林:じゃあ、そのパーソナリティーになったあとと、そのラジオに関わってなかった時期でラジオに対する、な んか見方みたいなものは変わりましたか? 鬼頭:あ∼∼。まあ聴く回数は別に変わってない。結果として聴ける場所というか、聴けるポイントは車の中くら いなので、結果としては聴く回数は変わってないんですけれども、勉強にはなるなとは思いますけどね。どの放送 局のやつ聴いているかっていうのは、場所によっても違いますけれども、このエリアで走ってればこの番組聴いて ますし、このエリアの放送を聴けないところもやっぱり走ってくので、そうすると、他の番組聴きながら、あ∼な るほどと、なるほどと。いうのは、すごく勉強になりますね。そういう考え方で聴くようにはなりましたね。 ②かーちゃん 【中学生の頃からラジオが大好き】 かー:私はね、ラジオが大好きで。ラジオ聴くのが大好きなので。テレビは普段あんまり見ないんですけど。ほと んど見ない。ラジオはもう学生の頃から、中学生の頃からラジオがそばにある生活をしていました、はい。 ③つのちゃん 【プロから学ぶ ラジオでのしゃべり方 】 つの:車に乗っているときはほとんどラジオを聴いている。私は遠いんですよ。家が稲沢の方にあるので、電波が 入らないとこなので、他の局を聴いて、やっぱりプロじゃないですか他の局の人は。だからこういう風にしゃべる と聴きやすいんだなとかというのは勉強したりとか、ここでこういう風にしゃべりをするとかっこいいとか、前は 自分の朝の番組は夕方から再放送が始まるので、録音してもらえたら録音してもらって聴いたりとかしたんですよ。 斉藤:何か好きな番組はありますか? つの:そうだね。私はずっと ZIP を聴いているんだけど、FM と AM で私の周りにはけっこう AM を聴いている人が多 くて。でもその子のに乗ると、音楽がかかっているのね。でもぱっと最初だけ AM がかかっているの。だから何だろ。 また違うじゃん?FM と AM って。FM って 1 人でばーっとしゃべっているけど、AM って必ず誰かいるでしょ。2 人で掛 け合いして。CBC ラジオでも東海ラジオとかでもやってるじゃん。あたし掛け合いってすごい難しいなって思って。 声が被さったりとか。だからあたしの前のかーちゃん、みやびさんって、すごい上手に掛け合いするの。重ならな いのよ、あの 2 人って。」
<プラス感情> ここでは、パーソナリティーの方々が自ら担当している番組を通して、普段感じている心情の中からポジティブ でプラスな面のみをピックアップした。 ①かーちゃん 【知らない人とのやりとりの楽しさ】 斉藤:ずばり、パーソナリティーのどういった部分が楽しいのか。 (省略) かー:だからまったく知らない方が来て下さるので、そういう方とお話できる。全然知らない世界の人が。今日 (のゲスト)も画家の方がお見えになったんですけど。まったく面識のない方が、プラス、こう私たちが知らない 世界の方がお見えになるので、そういう方のお話が聞けるのはすごく楽しいですし。あとメールをくれるリスナー さんとの会話、メールを通じての会話は楽しいですね。はい。 ②ウェイン先生 【人々との交流の面白さ】 斉藤:ウェイン先生はパーソナリティーをやっていて、どういうところが楽しいですかね? ウェ:他のパーソナリティーの方にも会えるし、ラジオのスタッフの方に会うのも楽しかったりするし。毎回来る ときに歩いている人を見たり、たまに会ったり、それ 1 番面白い。 ③つのちゃん 【楽しんでもらえればいい】 田中:パーソナリティーのどんな部分が楽しいと感じますか? つの:とにかく私も素人なんで聴いて楽しければいいかなって、楽しんでもらえばいいかなって思ってためになる ラジオというより、この時間(夕方ごろ)ですし、のんびりしながら、同じ悩みを、例えば私は主婦なので子ども 「パーソナリティーとしての聴き方でラジオに接する」 3 人ともパーソナリティーだけでなくリスナーとして普段はラジオに接しているとおっしゃっていた。小さい 頃からラジオ生活を送ったり、今では車の中でラジオを聴いたりしているそうだ。特徴的だったことは、ただの リスナーとしてラジオを聴いているのではなく、「パーソナリティーとしてのリスナー」という聴き方をしてい たことである。他局のパーソナリティーさんの語りから聴きやすい話し方のテクニックや、場面場面で相応しい 話し方などを学んでいるとのことだった。これはやはりパーソナリティー独特の聴き方だと思う。
く、同等の母親だよとか、同じ悩みを抱えているよとか、旦那むかつくよねとか(笑)。 【パーソナリティー特有の体験】 斉藤:はい、5 年パーソナリティーをやってみて、何か変わったことなどあったら教えていただきたいです。感じ たことでもいいので。人生で変わったことなど。 つの:私のラジオを聴いて、元気が出たとかすごく楽しく聴いてますとか、あとすごく嬉しかったことは、普段メ ールくれない方とかが、私の誕生日にちょうど番組が重なったのね。そのときに初めて お誕生日おめでとう っ てメールが何件かきて。これって普通の主婦ではありえないことだなって思って。全然知らない人からお誕生日お めでとうって言ってもらえるのって。だからそれもすっごい嬉しかったし、やっぱりいろんな方とお話できる。パ ーソナリティー同士って本当すれ違いが多くて、私も挨拶するぐらいなんだけど、だけどゲストの人が来たりだと か、この間は東国原さんの第一の弟子の方がこちらの方にみえて。本当にいろんな、たけしの話をしたりだとかす ごいそういう系の話をさせていただいたりとかいうこともあって。今は本当、生活の 1 つっていうか、週に 1 回の、 1 部のものになっているので。やっぱり出来る限りは続けていきたいなっていう風に、1 人でも聴いている人がいれ ば、力が湧いたって言ってくれる人がいれば、話をしていきたいなってのはすごい思いますね。 <マイナス感情> ここでは、パーソナリティーの方々が自ら担当している番組を通して、普段感じている心情の中からネガティブ でマイナスな面のみをピックアップした。 ①鬼頭さん 【1 人で喋れるかという不安】 鬼頭:(パーソナリティーは)1人だったんですよ、ずっと僕は。今、山崎さんがいらっしゃるんで、すごくやり やすくなりましたけれども。1 人でひたすら喋る。1 人で音楽もかけずにひたすら喋るっていう。・・・(省 「パーソナリティーの楽しさは人との交流」 3 人のパーソナリティーが声をそろえて言うことは、パーソナリティーという役割を通じて、様々な 人たちと交流できることが楽しくて面白いということであった。普段の生活では、決して接すること のない様々な分野の様々な人たちと交流できることで、パーソナリティーとして、また 1 人の人間と して大きな影響を受け、人間的な成長に結びつけることができる。これがパーソナリティーという役 割の最大の魅力となっているのであろう。
②つのちゃん 【相手が見えない不安】 つの:相手が見えないじゃないですか、そういう不安とかはラジオはいっぱいあるね。一方通行なのでそういうの がありますね。 田中:自分たちも前やってみて分かりました。 【何度も辞めようと思った】 つの:まあ 5 年続けれたっていうのは・・・どうなのかな。もう辞めようかなって思った時期もあったんですよ。 来るのもすごい時間かかるし。朝番組をやっていたので、もう 9 時から番組やってると 7 時半には家を出ないとい けないんですね。子どもは学校に行ってるし、ラジオのときは本当に朝からバッタバタだったんですよ。だから気 持ちとかもピリピリしている部分もあったんですけど。 ◆3.まとめ 以上のように、各カテゴリーでそれぞれ分析・考察を行った。5 人のパーソナリティーの方々から様々なお話を 聞くことができた。そこから考えられたコミュニティーパーソナリティーの魅力は「コミュニティーFM ラジオ局と リスナーとの距離感の近さ」ということである。 パーソナリティーとラジオ局が密接な関係にあるため、より地域に根付いた放送が可能である。ニュースや天気 予報などの情報はもちろん、各番組には地域のリスナーにより近く、同じ目線に立った内容が組まれている。また リスナーとやり取りするメールも距離感の近さを実感させ、パーソナリティーの方々を応援するコミュニケーショ ン手段となっている。キー局などではリスナーからのメールが番組内で読み上げられるのはごく僅か。それがコミ ュニティーFM ラジオ局だとリスナー1 人ひとりのメールがより大切に扱われる。 また、パーソナリティーの方々は、普段の生活においては、地域住民の 1 人として生活をおくっている。つまり、 自らも地域の一部であり、普段から地域住民としての視点や考え方が自然と身についている。となれば、自身がパ 「パーソナリティーを取り巻く不安感」 パーソナリティーが感じている不安は、パーソナリティーそれぞれのようだ。それらを大きく 2 つの カテゴリーに分けると、パーソナリティー自身のプライベート環境から来る不安や、自身の喋りのスキ ルへの不安などから構成される「パーソナリティー自身の不安」と、パーソナリティーが喋ったことが きちんとリスナーに伝わっているかという「聴き手に対する不安」となるのではないだろうか。 ラジオは、話し手と聴き手双方がいて成り立つものだと思うので、こういった双方に対する不安が生 まれるのも自然な流れなのだろう。
スナーが欲しい情報とはどういったものなのか、ということがよりリスナーに近い感覚で、パーソナリティー自身 が把握できているのだろう。 このような距離感の近さから、パーソナリティーもありのままの自分で声を発していくことができるのだろう。 もちろんプラスな感情を抱くことばかりではない。「しっかりと話せるのか」「辞めた方がいいのか」などという マイナスの感情も抱いたそうだ。それでもこれまでパーソナリティーであり続けられたのは、距離感の近さによっ て築いてきた「たくさんのリスナー」「人脈」「目標」の存在だと思う。そこからやりがいが生まれ、ふとしたき っかけで始めたパーソナリティーの仕事でも楽しんで取り組むことができている。我々は 5 人のパーソナリティー の方々のとても素敵なお話を聞くことができたと思っている。魅力溢れる彼らから、我々も今後の大学生活を精一 杯有意義なものにしていこうという意欲をもらった気がする。 最後に、お忙しい中我々のインタビューを引き受けて下さったパーソナリティーの方々、まちの放送室の方々に 感謝したい。 そして最後に、このようなパーソナリティーの方々に出会える機会を設けて下さった加藤晴明先生にも感謝した い。原則ゼミ担当教員の下で行うこの実習なのだが、我々の事情を理解して受け入れて下さり、本当にありがとう ございました。
第2章 コミュニティパーソナリティの〈語り手意識〉(1)
犬山市「まちの放送室」を舞台に
戸島 由加里
Yukari TOJIMA
中京大学現代社会学部現代社会学科 3年生(2011年度) 〈インタビューの実施日:2011年〉 6月27日(金)大田医院長 戸島班(戸島・藪崎) 6月29日(水)大森さん・松本さん 片野班(片野・小川) 7月04日(月)大田医院長 戸島班 7月06日(水)大盛さん・松本さん 片野班
◆1.はじめに あなたは、「ラジオ」と耳にして、初めにどんな事を想像するだろうか。 有名なアーティストの音楽が流れているところだろうか。それともキレのある英語や、芸人が繰り広げるトーク であろうか。私は今回それらの番組を担っている「パーソナリティー」に焦点を定めた。そして、その中でも私 たちと同じ一般の方がパーソナリティーを務めているコミュニティラジオ局に行き実際にそこのパーソナリティー の方のお話を伺った。 一般の方だが、私たちよりもメディアに近い存在で、公共の電波を使い情報をたくさんの人に発信している。ど のような経緯でこの場に立つようになったのか。彼らは特別な存在なのか。「人」とラジオとの関わりについて調 べていきたい。 ◆2.調査対象 2011 年 4 月の時点で日本のコミュニティ放送局は 246 局となりました。私はその中で犬山にある、「愛北FMま ちの放送室」というラジオ局のパーソナリティーの方に協力していただき、インタビューを行った。 インタビュー対象者はまりっぺさん、太田医院長、大森さん、松本さん。 以上の4名である。 そして、質問項目は以下の通りだ。 ① 担当番組の概要、構成と狙い ② 町の放送室でのパーソナリティー経験期間 ③ パーソナリティー自身の、現在の「仕事」と「ラジオのパーソナリティー」としての関わりとは。 ④ まちの放送室でパーソナリティーをやる事になったきっかけ。 ⑤ ブースの中で考えていること、心がけていること。 ⑥ ラジオの中でのキャラ作りはしているのか。 ⑦ 自信の根源はどこからくるのか。 ⑧ ラジオをしていて、一番何が楽しいのか。 ⑨ ラジオを普段聴いているのか ⑩ ラジオ以外にツイッター、ミクシィなどメディアを通して、自己表現をしているか。 以上を基に、①∼⑥の会話の内容を主に使用する。
◆3.インタビュー対象者について まちの放送室は、江南、扶桑、大口、犬山をエリアとしている。ホームページからは、ライブで全国に放送をして いる。日本一広告料金の安いラジオ局である。 まりっぺさん:日曜・犬山やっとかめラジオ(まりっぺさん含め3名) 「ありのままで」12時∼16時放送 大田医院長;月曜・祭食健美ラジオ「日高接骨院」 15時∼17時放送 松本さん&大森さん:水曜・祭食健美ラジオ「アドリブソング」15時∼17時放送 ◆4.コミュニティーパーソナリティーの特性(仮定) まずは、個人を細かく分析せずに「パーソナリティー」全体としての大まかなイメージから特性を出してみる。 パーソナル群 ・人前で話をする事がすき。 ・それぞれの趣味がある。(主にそれらのことを、トークテーマや、カラーにしている。) ・何か伝えたい事がある。(メッセージ性) メディア群 ・メディアという意識の差が大きい。 ・自己表現の場の意識という意識が、ある人ない人。 コミュニティーラジオ群 ・リスナーが固定化され、範囲が狭い。 ・「語る」ことに対しての対価の問題が少ない(ボランティア)。 ・職業よりも、趣味の一環。 パーソナル群はその人がラジオを始める前から持っている人間性や、性格、性質の事。 メディア群は、ラジオをメディアの一部としてどのように受け取っているかという事。 コミュニティーラジオ群は、全国放送ではないという点から以上の3つに分類化した。 ※他局のコミュニティ FM のパーソナリティーは、有給でパーソナリティーを行っている方も多数いるが、この町の 放送室のパーソナリティーの方々は、全員ボランティアでパーソナリティーを行っている事を念頭に置いておいて ほしい。 ◆5.AM と FM の違いから
リティーに及ぼす影響とはどんなものか検証していく。FM を使用する一般放送事業者は「県域放送」と今回調査の 対象としている「コミュニティ放送」に区分されています。コミュニティ放送は、FM が使われる。そのため、コミ ュニティ FM(CFM)と言われる。AM と FM の簡単な違いを以下の表にまとめた。 AM FM 放送範囲が広い 狭い 雑音がはいる 音が良い 情報番組が多い(適す) 音楽番組が多い(適す) コミュニティーラジオの特徴 ・放送エリアが地域(市町村単位)に限定されるため、地域の商業、行政情報や独自の地元情報に特化し、地域活 性に役立つ放送を目指している。 ・FM は音が良いため音楽番組が多く、AM は情報番組が多いと言われている。 ・交通状況や、災害放送は地域と緊密な連携を保つなどをして、地域に貢献している。 ・コミュニティ放送は、県域放送に比べ放送義務が緩やかである。 ・キーワードは「地域密着」 ・市民の参加が求められている。 ・ミニ FM よりも広い範囲で放送が可能。 ・県域放送では、情報は広いが詳細までは放送する事が難しい。一方、コミュニティは地域に特化した内容を提供 する事が可能。 ◆6.番組表から 今までの事から、AM,FM、県域(FM)放送の違いがそれぞれある事が分かった。 では番組の内容、構成などから、それぞれの違いを生かした特色は見られるだろうか。 番組表をもとに表にまとめた。 町の放送室(FM) AM 放送 県域放送(FM) パーソナリティーの人 数(一日) 約12人 約35人 番組数 5つ 約30 番組時間 2時間から3時間 (時間単位) 2時間のものから、20分 のものまで(分単位) 内容 地域の事がほとんど 娯楽(全国共通) パーソナリティー 一般人 芸能人
一日に放送する番組の数が圧倒的に違う。それに伴い、一日の放送の中で登場するパーソナリティーの人数にも大 きく違いが見られた。その結果、当然の事ながら一人あたりが番組を担当する時間も限られてくるわけで、個々の パーソナリティーが話す内容の趣旨(伝えたい事、伝えなければいけない事)変わってくるのではないだろうか。 そして、無名の一般人なのか、芸能人なのかという事も大きな違いである。 関係してきそうな要因として ・時間がたくさん設けられている。 ・地元をタイトルコールとした番組が多い。という事に注目したい。 ◆7.その他の特徴 ・番組ごとで完全に区切られているわけではなく、前時間の番組の内容を引き継いだものもある。 EX、朝の番組担当のパーソナリティーが、ある食材を使って今日の夕食のメニューに取り入れろというお題を出 す。それ以降の番組担当者がその日に答えていく。 →【一日一体型】 ・番組の会話中に、スポンサーの企業の名前を日常生活の一部として出す。 EX、今日○○のスーパーで買い物してきて∼。 ○○のお団子がすごく好きで最近よくたべて・・・。 →【地域密着型】 ・パーソナリティーがミキサーもしながら番組を進めていく場合もある。 →【少数協力型】 ・パーソナリティーは全てボランティアである。 →【無給型】 ・番組の最中でも、観光客とのコミュニケーションをとり、飛び入りでの参加も可能。 →【飛び入り参加型】 ◆8.インタビューの会話 以下は、実際に質問をした時の会話である。質問項目ごとに並べ、それぞれのキーワードとなるものを抽出した。 ① 担当番組の概要、構成と狙い。 ・まりっぺさん
まりっぺ:え、楽しい番組。日曜日の 12 時から 17 時まで 5 時間。犬山やっとかめラジオというのを担当しており ます。基本のコンセプトとしては、犬山楽しいぞと、また来てねっていうのが基本のコンセプトなので、 観光客の方にお声がけをして楽しみたい。で、どっか中継にでて。 戸島:え、中継出るんですか? まりっぺ:出る出る出る。中継大好きよ。 戸島:ラジオ中にですか? まりっぺ:はい。 戸島:ブースを離れるんですか? まりっぺ:離れる離れる。もう一人いるから。で、行って来るーって言って、今は電話で取材とか。昨日なんかは 催しのリハーサルがあって私はそれに行って、この時間からぜひ来てくださいねって言うのをお知らせしたりとか、 モンキーセンターが好きなので、モンキーセンターのイベント中継とかっていうので、犬山楽しんでねって言う 感じでやっております。 戸島:いろんなとこに行っているんですか取材に。 まりっぺ:そう、だから私がやりたい、行きたいっていえば。 戸島:どこでもいいのですか? まりっぺ:犬山のことを紹介するんだから、出来るだけ多くの。こういう城下町も良いんだけど、犬山は城下町だ けじゃないし、だから他のところにも行って。私も勉強になるし、まあそんなんで、犬山をもっともっと知って もらいたいの。いっぱい遊びにきてもらいたいから。 キーワード ・楽しい番組 ・犬山をもっと知ってもらいたい。 ・犬山楽しんでね。 ・いっぱい遊びにきてもらいたい ・大森さん、松本さん 大森:そうですね、構成と狙いですか。私たちは二人とも音楽関係なんですよね。 松本:僕はシンガーソングライターをやってて、普通に名古屋とかで活動してるんですけど、大森ちゃんは 大森ちゃんでまた違うんだよね? 大森:私は北名古屋市の音楽学校・・違う、芸術大学の音楽学部に在籍してまして、二人とも音楽に絡ん でいる。 松本:そうですね、ジャンルは違えど音楽をしている上で人を楽しませるというものに対して向き合ってい
で特に教育に力を入れたラジオと。リスナーの方からウチの子供今、高校受験なんですけど、どうしたらいいです かって質問を受けるっていうパーソナリティさんもいらっしゃいます。担当者によってこの祭食健美ラジオは本当 に色が違う。 松本:そうですね、ちなみに、僕達の番組の狙いとしてはですね、一応、基本は楽しく喋ろう。それと自分 達が選曲する曲も含めて、わりと、音楽にコアな人にも受けるように、僕は選曲していて。大森さんは逆 に今の若い人に受けるような曲を持ってきてくれるんですよ。 大森:先ほど前田敦子ちゃんの フラワー をかけたんですけど、大体最初の十分くらいに今売れてるオリコン1 位とか 2 位とかの曲をかけるようにしています。 松本:僕も祭食健美最初の 10 分を聞くとこんな歌今流行ってるんだっていうのがわかるというね。大森ちゃんのプ チトークとともに楽しめちゃいます。 大森:ま、私が好きな曲しかかけないんですけどね。 松本:ま、若干偏りはありますね。そしてね、4 時代になりますと、僕が逆に大森ちゃんの座ってるところに移動 して、色んなコーナーをやるんですけど、例えば、他の特に面白いことやろうと思って考えていて十月、昨年の 10 月ですかね。 松本:半年ですかね、もう半年以上たってますね。で、僕も面白いこと考えたいなと思いまして、アドリブでお 客様からリスナーさんからもらったお題をその場で歌にするコーナーをやっているんですよ。犬山愛北 FM 放送やっているところに取材に行ってきましたというコーナーをしていまして外に向けて発信してる部分もある し、自分達の好きなところをぶつけてるコーナーもあります。 キーワード ・音楽関係 ・シンガーソングライター ・芸術大学 ・人を楽しませることに向き合う ・楽しく喋ろう ・外に発信 ・自分の好きなところをぶつける・音楽にコアな人にも受けるように ・今売れて る 共通キーワード ・楽しい、楽しく ② 町の放送室でのパーソナリティー経験期間 ・まりっぺさん 薮崎:まりっぺさんは、このラジオのパーソナリティーはどれくらいやられてるんですか? まりっぺ:開局からなので、もうすぐ5年。5周年でしょ。7月7日で。 藪崎:長いですね。めちゃくちゃ。 まりっぺ:一応、この局で行けば、一番長いかな。
・大田医院長 大田:僕はー、4ヶ月目ですね。 薮崎:そうなんですか。まだそんなに長くは? 大田:もう全然。もうぺーぺーですよ。 ・大森さん、松本さん 松本:色んなコーナーをやるんですけど、例えば、他の特に面白いことやろうと思って考えていて十月、昨年の 10 月ですかね。 大森:はい、そうです。 松本:半年ですかね、もう半年以上たってますね。 キーワード ・開局からなので、もうすぐ5年。 ・一応、この局で行けば、一番長い ・4ヶ月目 ・もう半年以上 ③ パーソナリティー自身の、現在の「仕事」と「ラジオのパーソナリティー」としての関わりとは。 ・まりっぺさん 戸島:今の仕事と、ラジオとの関わりっていうのは。 まりっぺ:歌い手とラジオとの関わりっていういみ? 戸島:はい。 まりっぺ:私の中でのイコール。伝えるって言うことに関しては、言霊として歌で伝えたいと思っているので、歌 はメロディーにのせて伝えるし、このラジオは喋りっていうことで伝えるし。ラジオっていうのはニュースの原 稿を読む時に、その時の感情で喋るのはよくないのかも知れないし、淡々と読まなきゃいけないのかもしれないけ ど、やっぱり自分のそこだけは許せないっていうところっていう、まあさっきの自殺もそうだけどね、私の中では それはあかんでしょっていうことを心から伝えたいなって思ってる。本当の言葉で。それは、歌はそこに来てく ださった人とか、歌だからちょっとオブラートに包んだ表現だったりとかになっちゃうけど、こうやって喋ること によってストレートに伝わると思ってるから幸せだったり、それから楽しみだったりっていうのをきちんと伝えた いなって言うのは。 戸島:ああ、イコールなんですね。
・大森さん、松本さん 松本:割と横のつながりが大きい仕事なので、それをさらに広げる役割にしてる。不特定多数の人に聞いて もらえる為、外で繋がりのあった人をラジオに呼んだりもするため、宣伝の機会の無い音楽活動をしている人 とのつながりが出来る。 大森:大学で音楽のバンドをしている人を紹介してその人たちにとってプラスや刺激になればいいかなと思ってい る。 松本:これから新しい人と一緒にできることについて期待をしている。 キーワード ・横のつながりを広げる ・宣伝の機会のない活動をしている人とのつながり ・大田医院長 大田:ああー、んーとねえ、祭食健美ラジオって字で見てくと面白いんだけど、祭りっていう字に食べるって いう字に健康に美しい、みたいな?うちの会社は接骨院と、あとネイルアートと、あとはー美容矯正であったりと か、ダイエットの部分もやっているのでこれ全部関わってくるんですよ。祭りっていう部分も実は夏祭り、江南 の夏祭りで子供達集めてイベントやったりとか、こないだあったドッヂボール大会であったりとかね、ひとつの祭 りの部分なんですよ。これ全部僕ら関わってなんか感じるものがあるなと思って、それでお伝えしていくうちにラ ジオからの患者さんが見えたりとか、そういうこともありますね。 キーワード ・祭食健美に全部関わる ④ まちの放送室でパーソナリティーをやる事になったきっかけ。 薮崎:このまちの放送室で、パーソナリティーをやることになったきっかけっていうのを教えて頂きたい んですけど。 まりっぺ:私はポンポコネットワークという、障害があるとか、高齢だからとか関係なく皆で手を繋いで生きてい けたらいいよねっていう、NPO法人の仲間の一味というか、そこに協力しているんですけど、ここが開局する ときに、犬山で頑張っているNPOだからということで、番組の枠が。1 時間やらないかということで。で、その 時に実は私パニック障害で心が病んでたのね。だからその時にこれを受けるかどうかすごい悩んだんだけど、 自分が変われるチャンスだって。人前で歌ったりすることはしていたので。やりたいことの一つだったのね。 パーソナリティーということも。だけど、躊躇したの。パニック障害になったことがある人は分かると思うんだ
って。それから、私の最初は公開リハビリ。私は、ここで育ててもらうということで。病んでますってカミン グアウトしていくことからはじめたの。 戸島:じゃあ、一緒に成長したって感じですね。 まりっぺ:だから皆は、びっくりしてるんだけど、初めは電車もバスも乗れなくて。 戸島:全然そんな感じないですね。 まりっぺ:ないでしょ。だから、変われるっておもうのね。こんな私でも、変われるんだよって思いさえあれば変 わっていけるって思いがあるから。 藪崎:聞いてる人にも伝えられますよね。 まりっぺ:そうそう。心は病んでるなって思ってても私は、夜明けは来るよって言ってあげられるのよ。経験した から。それは、症状の出方は違うと思うけど、でもピンポイントで、そうだよねって、心から言えるところがある わけ。だから、そういうことを伝えたくてやってる。 戸島:あーまりっぺさんに言われると、説得力がある。変われるって言うのが。 まりっぺ:そう!絶対かわれると思うので。あと子どもが不登校だったので。下の男の子が、5年間。結構色々あ るのよ。わたくしの人生。ほほほよ。それを、聞かれりゃ言うけど、隠すことじゃないし キーワード ・開局 ・NPO 法人 ・パニック障害 ・やりたいことの一つ ・公開リハビリ ・自分が変われるチャンス ・病んでますってカミングアウト ・大田医院長 大田:きっかけーはですね、ここのパーソナリティーのジャン君っていう人がいるんだけど、同じ職種っていう かね。まあ彼は整体の先生なんだけど、僕は接骨院業界の先生で、その関係で会ったみたいな感じで。それで なんかのきっかけで会ってくうちにちょっと同い年でもあるし、方向性もすごく一致していて、まあ心の部分です ごく重なる部分があったので、感謝の気持ちとかそういった部分をわあっといろいろ喋っていくうちに実は僕ラジ オで喋ってるんだよねっていう話から、なにそれ∼みたいな。なんでそんなことしちゃってんの?みたいな。 薮崎:ああ∼ちょっと羨ましい感じで。 大田:そうそう。なんか乗っかって。で、喋りなよー!って言われて。で、1回番組出させてもらってそれでなん か気持ちを伝えるって大事だなって思って。っていう感じですね。 薮崎:じゃあ今のお仕事をしてるので、それを通じてこちらのまちの放送室と出会ったということですね。 大田:そうですね。 キーワード ・同じ職種 ・僕は接骨院業界の先生で、その関係で会った ・なんか乗っかって ・