抄
録.
鼻性敗血症に就て
Kecht, B. : Mschr. Onrenheilk. Jg.
73, H. 5, S. 522, 193・ 8.
鼻性敗血症は扁桃腺性敗血症,出面敗血症よ
り稀有なるも最も直なる死亡率を有すQここに
.・憎げし副,鼻腔化膿の2000例中,鼻性敗血.症は14
例にしてその中5例のみ治癒せDO(死亡率63.4
%)○荷我々の経験せる症例に就き特に敗血症
.成立の2型を匿別し.得。一は非常に稀有なるも
のにして局所合併症を起し,.他は屡々遭遇し局.
所合併症なく.血行性に成立す。この二つの敗血
.症型は種々なる流出道からも來り得○最も多数
なるは飾骨離脈,眼静脈,謄静脈賓,(空洞性血
、栓)にして次は内皆静脈,翼扶静脈紳経叢の隔心
吻合な「Jo最後の静脈道は前及後備面艀脈から
糖顔面離脈に集合するものなηo敗血症の撫育占
は鼻腔或は副鼻腔粘膜にあり,又或敗血症は特
獲的或は手術後に來り得。其際通例根治手術な
らずして,Mikullczの手術の厭き軍なるPrai−
nage Op.なる時に多し。.省局所の組織及全身
的畳豊山の要素は鼻脂欺血症の成立を助長す。吾
人が注意して診る時は,かかる原因を認め得。
、治療,副鼻腔性敗血症には粘膜の根治的掻爬に
よる。かかる塵置のなし得ざる場合は前門俵顔
面静脈の結紮をなすべきなbo(市川抄)
雨側出鼻切除術に就て
Lodge, XM:Mschr. Ohren}}eilk. Jg.
72, H. 7, S. 712, 193一 8.
内皆静脈の問に垂直なる正中切開をなし,骨
.膜を切P筋膜を押しのけ,涙嚢窩の傍に眉開を
形成せる鼻梁の雨側に鼻側面切閉術をなす。そ
の後前頭竃の聞の隔壁を取り除き篠骨土盛1切除
一術,及襖釈竃と交通を作る。若し要すれば上顎
の上行突起及實壁を切除すう事を得。血管多く
,厚き皮膚の編歌なる恰好よき切開は治癒に際し
眼窩線の陥浸する慕なく疲痕不明なV。
(今西抄)
肥厚性鼻炎の注射療法
,Baer, r,T. : Mschr. Ohr,enhei]1〈. Jg.
73, H. 2, S. 108, 1939.
組下轍注入に4.岬介睦嬉し鼻騨は
容易となる。石炭酸,「クローム」酸,.盤化亜鉛
の如く.壊疽を來すもめとして「ウレタン」に溶1せ
る「ヒニン」を使用し硬化せしめた。之等毒素的
の物質は危瞼なりし爲「ヒニン」の補助と.して高
張性の食油:水及び葡萄糖に溶す必要を生じ,50
−60%の葡萄糖を粘膜下に注入せり。之は「ヒ
==ン」に比し有効ならざるも耳鼻及び眩牽ゐ如
き「ピニン」中毒症を敏く。幽し注射療法は肥厚
性鼻炎の門出療法に非ザ,臨床上甲介切除術及
び焼灼法の不可能なる揚合の補勃法として用ひ
らる。(渡部抄)
舌放線獣菌病に就て
Szende, B.:Msch. Ohrenheilk. Jg.
72, II. 11, S. 1084, 193S.
王)52歳農夫05週間前穀物にて舌を損傷し
2過間後舌根右側に無痛性の腫瘍出來,昨日よ
.O,呼吸困難を訴ふ。診るに下顎深部に立様硬
度の浸潤あ窮喉頭鏡検査にて舌根右側に胡桃
果大,軟骨様青色の結節を認め,下咽頭,聲i門
部,喉頭入口部は淫腫釈を呈す。喘鳴性呼吸の
爲氣管切開施行。切開後5日目腫瘍を切開し約
3∼4e.aを排膿し,放線歌菌菌粒を誰明せり。
ll)26隣駅者。4週問來の嚥下困難,昨日よ
り呼吸困難を訴ふ。舌根右側に約林檎大青色の
腫瘍を認め,中央に軟部を燭れ症歌は舌根膿瘍
に一致せるも,既往症の屡々穀物草等を咬む薯
と凹凹長き事よ∂放線歌菌病を疑へYo膿瘍を
切開し約8c.αを排膿し中より定型的放線扶菌菌
粒をii登明せy..o
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謔X巻505 T一