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森脇俊雅教授退任記念論集によせて

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Academic year: 2021

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森脇俊雅教授退任記念論集によせて

著者

北山 俊哉

雑誌名

法と政治

66

1

ページ

1-2

発行年

2015-05-30

URL

http://hdl.handle.net/10236/13291

(2)

2014年3月末日をもって, 私たちが深く敬愛してきた森脇俊雅先生が 本学を定年でご退職されました。 先生のご在任中のご活躍と, 法学部に対 する多大なご貢献に感謝し, ここに 法と政治 のご退任記念号を編集い たしました。 森脇俊雅先生は, 1977年に本学の助手となられて以来, 37年の永きに わたり, 本学の専任講師, 助教授, 教授として, 本学に多大なご貢献をな されました。 先生の明るい人柄と快活さを慕って多くの学生がゼミに集ま り, 有為な人材を多数輩出してこられました。 先生のご研究は, 選挙および投票行動研究, 地方政治研究, 自治体合併 研究, アメリカ政治研究と政治学の多方面にわたっております。 さらには 政治学の理論研究でも多くの業績をあげられると同時に, 多くの重要な理 論的な文献の翻訳・紹介でもご活躍いただきました。 イーストン, ライカー, オルソンなどについては, 先生のご業績を通じて若い政治学者は勉強をし てきました。 また最近では, 地方政治研究者も増えてきましたが, 先生は まさに先駆者としてご研究をされてきたことも忘れてはならない点です。 ご業績は選挙制度研究として 小選挙区制と区割り―制度と実態の国際 比較 (書房, 1998年) の他, 理論研究として 社会科学の理論とモデ ル第6巻 集団・組織 (東京大学出版会, 2000年), 教科書として 現 代政治学―展開と課題― (書房, 2006年), 日本の地方政治―展開と

森脇俊雅教授退任記念論集によせて

法政学会会長・法学部長

法と政治 66 巻 1 号 ( 2015 年 5 月) 1( 1 )

(3)

課題― (書房, 2013年) などがありますが, なかでもアメリカの女性 連邦議員の行動を経年的に追跡した アメリカ女性議員の誕生 (ミネル ヴァ書房, 2001年) は他に類書を見ない, ユニークな価値ある研究書で あります。 学会活動でも日本政治学会, 日本アメリカ学会, 日本選挙学会, 日本公 共政策学会 (2006年から08年までは会長), 日本公共選択学会など数多く の学会でご貢献をなされました。 社会における活動においても, 兵庫県明 るい選挙推進協議会の委員および会長として社会貢献を続けてこられてい ます。 尼崎市会のカラ出張問題では実態調査委員会の副委員長を務めるな ど, 地方政治改革についても発言を重ねてこられましたし, テレビの選挙 特番で先生のご解説を拝聴することも多くございました。 先生は在職中に, 本学の国際交流部長, 入試部長, 副学長, 学院理事な どを務められました。 本学の学内行政にも卓越した手腕を発揮されたこと は私たちの記憶に残るものであります。 定年後は, 教育と研究を続けられる傍ら, 本学の非常勤講師としても続 けて講義を担当されています。 先生の末永きご研究とますますのご活躍を 祈念いたします。 2( 2 ) 法と政治 66 巻 1 号 ( 2015 年 5 月)

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