高度稀 釈 体 外 循 環に お ける安 全 限 界に関 する実 験 的研 究
金 沢 大
学 医学 部 第1
外科 学 教 室( 主 任 : 岩
一喬 教授)
河 北 公 孝
( 昭
和5 8
年1 月 8 日受付)
高度 血 液稀 釈
の
安 全 限界を
明ら か に す る た め
,実 験 犬4 5
頭に
対し
常 温あ る
いは
軽度 低 体温
下 無血
体 外 循 環を
施 行し
,そ の
影 響に つ き研 究を
行った
. 実験 犬は
濯 流 中の E t
値に よ り 3群に
分け て
検 討し た :
に
分け て
検 討し た :
Ⅰ
群 (1 0
% 以 下); Ⅰ Ⅰ
群 (1 1
〜2 0
% ); Ⅰ Ⅰ Ⅰ群 (2 1
〜3 0
% ). 他は
基 礎 実 験に
使用 し た
. 濯流 前, 濯 流 中お よ び濯 流後の
血 清 電解 温 血 清 蛋白, 渉 透 圧の
変 化お よ び
酸 素 運 搬 能, 組 織 低 酸 素に よ る
乳 酸ア シ ド
ー シ ス に つ き検 討を
行っ た
. 人工 心
肺の
充 填は 3
% デ キ ス ト ラ ン を
含む
乳 酸リ ン ゲ ル
液で
行い
, 同種 血は
使
用し な か
っ た
. 濯 流中に H t
値は
変 動せ
ず, 3
群と も
充 填 液 ある い は
血 液の
循環 系外 脱 落は な か
っ た
. 血
清電 解 質の
変 動は
軽度で
あっ た
. 血 祭渉 透 圧は
, 高 度 血液 稀 釈あ る い は
著し い
低 蛋 白 血 症の
血 清 電解 温 血 清 蛋白, 渉 透 圧の
変 化お よ び
酸 素 運 搬 能, 組 織 低 酸 素に よ る
乳 酸ア シ ド
ーシ ス に つ き検 討を
行っ た
. 人工 心
肺の
充 填は 3
% デ キ ス ト ラ ン を
含む
乳 酸リ ン ゲ ル
液で
行い
, 同種 血は
使 用し な か
った
. 濯 流中に H t
値は
変 動せ
ず,3
群と も
充 填 液 ある い は
血 液の
循環 系外 脱 落は な か
に も か か わ ら
ず, 良く
保た れ て い た
. 血 清 蛋白 値は Ⅰ
群で 2
.8 g
/dl に達し た
. 術 後の
浮腰も
認め な か
っ た
. 酸 素 運 搬
能は
稀 釈に
伴な い低 下し Ⅰ
群で は
有 意に
低 値と な
った が
, Ⅰ Ⅰ
, Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 間に
差は な か
っ た
. 組織の
低 酸 素に ょ る
過 剰 乳 酸 値の 上
昇は
, Ⅰ
群で
著 明で あ り
, Ⅰ Ⅰ
, Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群で は
差が な かっ た
. 乳 酸ア シ ド
ー シ ス の 回
復は
し Ⅰ
群で は
有 意に
低 値と な
った が
,Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 間に
差は な か
った
. 組織の
低 酸 素に ょ る
た
. 乳 酸ア シ ド
ーシ ス の 回
Ⅰ
群に お い て特に
不 良で
あった
. 以上 の
結果よ り
, 高度 稀 釈に お い て も渾 流は
良く
維持さ れ た が
, 酸素
運 搬 能が
低 下し
, 組 織に h y p
o xi
a が
生じ て い る こ と か ら
, 稀 釈の
安 全 限 界は
, H t
値で 1 0
% と
考え る
.
は
良く
維持さ れ た が
, 酸素 運 搬 能が
低 下し
, 組 織に h y p
o xi
aが
生じ て い る こ と か ら
, 稀 釈の
安 全 限 界は
,H t
K
e y w o r
ds
Ca r
d io
‑p ulm o n a r y
by p a s s, H e m o
d ilu t
io n
, 0 2t r a n S p O r t C a p a Cit y
, La c t
ic a c
ide m
ia
・関 心術
の
補助 手段と し て
, 体 外 循 環は
現在 最も
安 全な
方 法と し て
, 広く
施 行さ れ て い る
.し か し
, 体 外 循 環に お け る人工
心肺 装 置の
充填は
, 従 来 大 量の
血 液に よって
行わ れ て お り
, 大 量 輸血に よ る
種々 の
副作用
,
て
行わ れ て お り
, 大 量 輸血に よ る
種々 の
副作用
,い わ ゆ る ho mol
og
o u s b l
o od
sy
nd
r o m el)2)や 血
清肝 炎
の
発 生3卜5)が
常に
問題で
あった
. こ の間題を
解 決し
, 関
心
術に お け る血 液 節減を
目 的と し て
, 体 外 循 環に
同種
血を な る べ く
使用 し な い で お こ
うと す る
稀 釈 体 外 循
環6ト8)ある い は
無 血 体 外 循 環9ト1 3)に
関す る
研 究が な さ れ
, 臨 床 例で も
多く の
施 設で
使用 さ れ る よ
うに な
った が
, こ れ ら は軽 度稀 釈に と ど まって い た
.
を
解 決し
, 関心
術に お け る血 液 節減を
目 的と し て
, 体 外 循 環に
同種
血を な る べ く
使用 し な い で お こ
うと す る
稀 釈 体 外 循 環6ト8)ある い は
無 血 体 外 循 環9ト1 3)に
関す る
研 究が な さ れ
, 臨 床 例で も
多く の
施 設で
使用 さ れ る よ
うに な
った が
,こ れ ら は軽 度稀 釈に と ど まって い た
.
て い た
.こ の績 果, か な り の
血液を
節 減で き る こ と が わ か
った が
1 4)〜拍)近 年 更に
高度な
血 液稀 釈に よ り無 血体 外 循 環
を
行お
うと す る
傾 向2 0ト2 2)が
認め ら れ
, 潜 流 中の
ヘ マ ト ク リ ッ ト
(H t
) 値は 1 1
〜2 0
% 更に 1 0% 以 下に
低 下す る よ
うに な
っ て い る
. し か し
, 血液 稀 釈に も安 全 限界が
が
あ る と
考え ら れ な が ら も
, 施 設 間で
意 見が
異な り
一致 し た
見 解は
得ら れ て い な い .
教 室
で は 1 9 73 年以
来,稀 釈 時の
酸 素 運 搬 能に
関す る
基 礎 実 験な ど か ら
,安 全 限 界を H t 2 0
% に お き,臨床 応
用 は
, 成 人 関心
術 症例で
, 湾 流 中H t
値は 2 0
% 以 上 の
用 は
, 成 人 関心
術 症例で
, 湾 流 中H t
稀 釈
に と ど め て施 行し て
来た
2 3)〜2 7)
今 回
は
稀 釈の
安 全 限 界を さ ら に明ら か に す る
目 的で
,
4 5頭の
実 験 動 物に お い て高 度 稀 釈体 外 循 環を
施 行し
,
を
施 行し
,酸 素運 搬 能
の
評 価お よ び組 織の
低 酸 素状 態の
有 無を
検
討し た
. 更に
稀 釈に よ る
電 解 質の
変 動, 血
清蛋
白値,
血 梁 渉透 圧
の
変 化も 比
較検 討し た
.材料
お よ び
方法
Ⅰ
. 実 験 動 物体 重
1 2
〜2 5 k g の
維 種 成 犬4 5
頭を
使用 し た
.1
. 基 礎 実験 群: 1 0頭を
段 階 的稀 釈に よ り酸 素 運 搬
A
n e x p e r
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f Su r g e r y
(Ⅰ
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, Ka n a z a w a
Un
iv e r s
it y
・高度 稀 釈 体外 循 環
に お け る安 全 限 界
能
と
稀 釈の
関 係を
検 討す る
実 験に
使用 し た
.2
■ 高 度 稀 釈 実験 群: 3 5 頭を
稀 釈 潜 流に
伴な う
各 種
パ ラ メ
ータ
ーの
変 動を
検 討す る
実験に
使用 し た
.Ⅰ Ⅰ. 実 験 方法
1
・ 麻 酔:
硫 酸ア ト
ロピ ン 0
.0 2
mg
/k g と
塩 酸ケ タ ミ ン 2 0
mg
/1
くg に て
導入
,チ オ
ペン タ ー ル ナ ト リ ウ ム 2 5 〜3 0
m g
/k g を
静 注し て
気管 内挿 管を
行い
,半閉 鎖 循
環 麻 酔器 に
接 続し た
.体外 循環 に
際3 0
mg
/k g を
静 注し て
気管 内挿 管を
行い
,半閉 鎖 循 環 麻 酔器 に
し て は pa n c r o ni
u m
b
r o mid
eO
・2
mg
/k g を
使用 し た
. 高 度 稀 釈群に
於は
体 外 循 環 中 呼吸 を
停止 さ せ た
.2
・カ
ニ ュレ
ーシ
ョン :
基礎 実 験で は
, 送血 用 カニ
ユ ー レ
を
股 動 脈に
挿入
,脱 血 用 カニ ュ ー レ を
股 静 脈よ り
下 大 静脈ま で
挿入 し
濯 流を
開始し た
. 高度 稀 釈 実験で は
, 気 管 内挿 管 後 右第4
肋 間に て開 胸, 脱 血カ
ニ ュ
ー レ
を
右 心房 よ り
,上
・ 下 大静 脈に 1本づ つ
挿入
, 送 血カ
ニュ ーレ は, 右腕 頭 動脈よ り
逆 行 性に
大動 脈に
挿
入 し
, 湾流を
開 始し た
. 脱血 は
落 差 (1 0 0
c m) に よっ
て
行った
.3
∴濯流 法お よ び充 填 液:
使 用し た 人 工
肺は
基礎 実
験 群で は
金 大 武シ
ー ト塾
人工
肺で
, 充 填量 可 変 型の も
の を使用 した
.高 度 稀 釈群で は T
e mp t
r ol
型人 工
肺の
小
児用 で
,充 填 量8 0 0
ml の も の を
使用 し た
. ポ ン プ は
,
い
ずれ も
ロ ーラ
ーポ ン プ
(M E R A
社 製)を 用 い た
.チ
ュ ー
ブ は
内径8
m m ( 脱 血用
)と
内 径6
m m ( 送血用
)を
使用 し た
. 酸 素流 量は
湾流量 の 3
倍と し た
.人 工 心
肺回
路の
充 填に は,3
% デ キ ス ト ラ
加 乳酸リ ン ゲ ル
液 ( N
a+: 1 3 1 m E q
/1
,K
+: 4 m E q
/1
,C
a ≠: 3
m
E q/1
, C l
‑: 1 1 0
mE q/1
, L
a ct
at
e‑: 2 8
m E q/1
,p H : 8
.2
,浸 透圧 比 1)と 1 0
% フ ル ク ト
ー ス
液を
約2
対1 の 比率で
混 合し
使用 し た
.充填 量は 7 0 0
〜1
,5 0 0
ml で
,同
種 血は
使用 し な か
った
.7
% 炭 酸 水 素ナ ト リ ウ ム を 6 0
m
l
/1
, ヘパ リ ン を 2 mg
/k g
( 体 重)の
割 合で
添 加し た
.以 上 の充 填液に て
濯 流を
開 始し た
. 基 礎 実験で は,
同
じ
充填 液を 1 0
分 毎に
追 加し
,段 階 的に
高 度 稀釈を
行っ
た
.高 度稀 釈 群で は 6 0
分 間の
完 全 体 外 循環を
施 行し
,濯 流終
了
後回
路 内残血 は す
べて
,カ
ニ ュ ー レ又 は
静 脈 内点 滴に よ り還 血す る よ う に し た
.澄 流量 は 6 0
〜9 0
ml
/
k g で
あっ た
.高 度 稀釈 群
は
湾 流 中の H t
値 (2 0
分 値)に よ り, さ ら に 以
下の 3群に
分け て
比 較検 討し た
.
に
分け て
比 較検 討し た
.Ⅰ
群 (Ⅲ t l O
% 以 下 ): 14 頭
Ⅰ Ⅰ
群 (H t l l
〜2 0
% ): 11 頭
Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 (H t 2 1〜3 0
% ): 1 0
頭
こ の
際の
稀 釈 率を
, 濯流 前H t 値と
濯 流 中H t値(2 0
分 値)か ら
計 算す る と Ⅰ
群8 1 ± 6
.0
% ,Ⅰ Ⅰ
群6 6 ± 7
.5
% ,
2 0
分 値)か ら
計 算す る と Ⅰ
群8 1 ± 6
.0
% ,Ⅰ Ⅰ
群6 6 ± 7
.5
% ,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群4 5 ± 8.0
% で
あっ た
.
Ⅰ Ⅰ Ⅰ
. 測 定項 目 お よ び
方法
1 3
以 上 の濯 流を
行い な が ら
, 潜 流 前, 濯流 中20
分,4 0
分,6 0
軌 更 に
潜 流終了
後6 0
分の
各時 点に お い て, 動
脈血 お よ び
静脈 血の
採 血を行い, 以
下の
項 目に
つき
測
定し た
. 実験は
濯 流終了
後60
分ま で と し た
.
1
・H t値: ガ ラ ス
毛 細 管遠 沈 法 (1
,5 0 0 p pm/5
mi
n
5
mi
n)
に よ り H t
値を
測 定し
, 稀釈の
状 愚の 示
標と し た
.2
・血
清電 解 質:
炎 光 法に よ り, ナ ト リ ウ ム
(N
a) 値お よ び カ リ ウ ム(E
) 値を
測
.定
し
, 血 清電 解 質の
変 動を
評 価し た
.3
・ 血 清 蛋白 値: B iu r et
法に よ り血清 総 菜自 重を
測
定し
, 稀 釈に よ る変 動を
検 討し た
.
を
測 定し
, 稀 釈に よ る変 動を
検 討し た
.
4
・ 血 衆渉 透 圧:
氷 点 降下 法の オ ス モ メ ー タ
ー に よ り
渉 透 圧を
測 定し た
.5
. 酸 素運 搬 能I L メ ー タ
ー 2 1 3 の p H
, P O
2, P C O
2電 極を 用 い て
,
P
aO
2 (a rt
e ri
al
o xy g
e np
r e s s u r e),P
,0
2 (v e n o u s O Xy g
e np
r e S S u r e),P
aC O
2 (a rt
e ri
al
c a rb
o ndi
o xid
eP
r e S S u r e),P
vC O
2(v e n o u s c a rb
o ndi
o xid
ep
r e s s u r e) ,p H a (a rt
e ri
al p H ) お よ び p H
v (v e n o u s p H) を
測
定し た
. こ れ ら の p Ii,P C O
2値と シ ア ン メ ト
ロ ヘモ
グ
を
測 定し た
.こ れ ら の p Ii,P C O
2値と シ ア ン メ ト
ロ ヘモ
グ
ロ
ビ ン法で
測 定し た H b 量 か ら Si g ga rd
‑ A
nd
e r s e n
n o m og
r a m28)に よ り b
a s e e x c e s s値を
求め
,p H と b
a s e
e x c e s s償d
‑A
nd
e r s e n n o m og
r a m28)に よ り b
お よ び P O2値か ら S
e v e ri
ngh a u s の
n o m o‑
g
r a m2 9)に よ り酸素 飽和 度 (S O
2) を
求め
, 次式に よっ
て
酸素 含 量 (C O
2)を
計算し た
.C O
2 =H b X l
・3 4 × 普 + 3
・1 3 × 廿
3× P O2
動・静 脈 間
の C O2の
較差を も
っ て
酸素 運 搬 能の
指 標と し た
.
6
. 乳 酸 値お よ び ピ ル ビ ン酸値
採
血 し た 血
液を
直ち に過塩 素酸に て
処理 し
酵 素 法に よ り 血
中乳 酸 債お よ び ピ ル ビ ン酸 値を
測 定し た
.e x c e s s
l
a ct
at
e(ⅩL
) 値は H
u ck
ab
e eの
式3 0)に よ り算 出し た
.
た 崇∴t 霊 ㍊ 息
, L
。: 。 。 Ⅰ‑t 仙
t
at
el
e v el
,P
t: e Xp
e ri
m e nt
al p yr u v at
e, P
。:
C O nt
r Ol p yr u v at
el
e v el
t
el
e v el
X L
値を も
って
組 織の
低 酸 素状 態を
評 価し た
.成
績Ⅰ
. 基礎 実験港 流
量 を
一 定に し,段 階 的に
体 外循環 の
稀 釈を
続け
,こ の
時の 日 t
値と
動 静脈 酸 素 含量
較差 (a‑ VD
o2)の
関 係を 示 し た の が
図1 で あ る
. 濯 流を
開 始し
,H t値が 3 1
% 以 上 で
a‑ V D
o2は
平 均4
.2 0 ±0
.9
% , 2 1 〜30
%
30
%の
間で は
平均3
・6 0 ±0
.8
% ,1 1
〜2 0
%で は 3
.3 4 ±0
.8
%と
低 下し た が
, 更に H t l O
% 以 下に
稀 釈す る と 2
.5 0 ±
0
・9
% と
著し く
低 下し た
.即ち
酸 素運 搬 能は H t 3 1
% 以
上 に対し H t l l
〜2 0
% で は 8 0
% に
, H t lO
% 以 下で は 5 9
% に
低下した
.
Ⅰ Ⅰ
. 高 度稀 釈 実 験35
頭の
実 験犬の う ち
,濯流 終 了 後6 0
分ま で
生 存し た も の は 2 8
頭で
あり
, 他は l
o w c a rd i
a c o ut p
ut や心拍
の
再 開し な い も の
, フ ィ ラ リ ア に よ る肺 栓 塞に よ り死
亡し た
. こ の結 果, 比 較 可 能な
実 験 犬は
, 稀釈の Ⅰ
群
lO
頭, Ⅰ Ⅰ
群9
頭, Ⅲ 1
群9
頭と な り
, 死 亡 率は
, そ れ ぞ
に よ り死
亡し た
. こ の結 果, 比 較 可 能な
実 験 犬は
, 稀釈の Ⅰ
群
lO
頭, Ⅰ Ⅰ
群9
頭, Ⅲ 1
群9
頭と な り
, 死 亡 率は
, そ れ ぞ
な
実 験 犬は
, 稀釈の Ⅰ
群 lO
頭,Ⅰ Ⅰ
群9
頭,Ⅲ 1
群9
頭と な り
, 死 亡 率は
,そ れ ぞ
れ 2 8
% ,1 0
%,0
%で あ
った
.1
. ヘ マト ク リ ッ ト
値の
変 動 ( 図2
)稀 釈
の Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
各 群は
湾 流前借37
・0 ±2
・4
% ,4 2.2 ±2
.3
% ,4 1
.7 士3
.8
% か ら
漂 流 中は
有 意に
低 下し
,
2 0
分 値で そ れ ぞ れ 6
.7 ±2
.0
% ,1 4
・3 ±2
・6 k g,22
・7 ± 2
.6
% に
低 下し た
.潜 流 中の
変 動は 3
群と も
認め ら れ
ず,
終 了 時
ま で
一定で
あった
. 濯 流 後1
時 間 値は
, 各 群5
.
ヰ
( .
、
● 一
ぎ
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O St p
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s (H t 21
〜3 0
%d
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o n; du申g p
e rf
u si
o n,p
O St p
r ef ;
p
e rf
u si
o n・9
.7 ± 3
.1
% ,2 5
.8 ± 3
.6
% ,2 9
・6 ± 3
・3
%に
回 復す る が
,濯 流 前借
に
対す る 回
復 率は Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群で 2 6
% ,6 1
% ,7 0
%で
あり
,Ⅰ
群で は
著し く 不
良で
あった
・2
. 血 清 電解 質血
清ナ ト リ ウ ム値, カ リ ウ ム値の
変 動は
図3
, 4 に 示 す
如く で
あっ た
.N
a 債は 3
群と も
稀釈に よ り
濯 流 中軽
度 低の
変 動は
図3
,4 に 示 す
下 す る が
,正
常 範 囲 内の
変 動で あ り
,3
群 間に
有 意 菱は
認め な か
った
.こ れ に
対し E
値は 3
群 間で や や
異な
った
変 動を 示 し た
.Ⅰ
群で は
濯 流 前, 渾 流 中を
通し て 3
.9 ± 0
.5 7
mE q/l
, 4
.1 ± 0
.5 2
mE q/1
, 3
・9 ± 0
・4 0
1
,3
・9 ± 0
・4 0
m
E q/1
,4
・0 ±0
・52
m E q/1 と
変 動を しな か
った の に対し
1 と
変 動を しな か
った の に対し
Ⅰ Ⅰ
,ⅡⅠ
群で は
, 濯 流 前3
・9 ± 0
・4 7
mE q/1
, 3
・9 士0
・5 1
m
E q/1 か ら
濯 流 中4 0
分で は 3
・3 ±0
・6 7
m E q/1
,3
・2 ± 0
.5 2
m E q/1 と
軽 度 低 下が
認め ら れ
,湾 流 後1
時 間で も こ の
低 下が
観 察さ れ た
. し か し
, 変 動は
軽 度で あ り
有
意 差も な く
, 稀 釈の
程度に
伴 う 差は な か
っ た
・
1
,3
・2 ± 0
.5 2
mE q/1 と
軽 度 低 下が
認め ら れ
,湾 流 後1
時 間で も こ の
低 下が
観 察さ れ た
. し か し
, 変 動は
軽 度で あ り
有
意 差も な く
, 稀 釈の
程度に
伴 う 差は な か
っ た
・
3
. 血 清 蛋白 値の
変 動 ( 図5
)Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ
,1Ⅰ Ⅰ
各 群と も
潜 流前 借6
・3 ±0
・2 3 g/dl
, 6
・4 ± 0
.2 2 g/d l
,6
・4 ±0
・4 8 g/d l か ら
, 稀 釈に よ り
, 2 0
分値
で 2
.8 ± 0
.5 1 g/d l
,3
.3 ±0
.4 5 g/dl
,3
・6 ±0
・2 0 g/d l と
有 意に
低 下し た
.湾 流 中の
各 群の
変 動は
軽 度で
あった
・
濯 流 終了
後6 0
分 値で は 3
.3 ±0
.3 1 g/d l
,3
・9 ± 0
・30 g/
d l
,4
.2 ±0
.3 3 g
/dl で あ り Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 間に は
有 意の
差
d l
,6
・4 ±0
・4 8 g/d l か ら
, 稀 釈に よ り
, 2 0
分値で 2
.8 ± 0
.5 1 g/d l
,3
.3 ±0
.4 5 g/dl
,3
・6 ±0
・2 0 g/d l と
有 意に
低 下し た
.湾 流 中の
各 群の
変 動は
軽 度で
あった
・
濯 流 終了
後6 0
分 値で は 3
.3 ±0
.3 1 g/d l
,3
・9 ± 0
・30 g/
d l
,4
.2 ±0
.3 3 g
/dl で あ り Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 間に は
有 意の
差
dl
,3
・6 ±0
・2 0 g/d l と
有 意に
低 下し た
.湾 流 中の
各 群の
変 動は
軽 度で
あった
・
濯 流 終了
後6 0
分 値で は 3
.3 ±0
.3 1 g/d l
,3
・9 ± 0
・30 g/
d l
,4
.2 ±0
.3 3 g
/dl で あ り Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 間に は
有 意の
差
d l
,3
・9 ± 0
・30 g/
d l
,4
.2 ±0
.3 3 g
/dl で あ り Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 間に は
有 意の
差
田
∽
30
2 0 10
∞
(
こ b 山
∈
】
∈ コ ニ
ー
タ
ー巌 韓 薙 魂 尋
(
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卵
PeH 20
4 06 0
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oI
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.
享
5・0
ん
0
3.0
∈
塁
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拍 車 (
m e m 土S D)
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r e e g
r o up
s・S ymb
oI
s a r et h
e s a me
a si
nFi g.2
.
高度 稀 釈 体外 循 環
に お け る安 全 限 界
が
認め ら れ た
. 即ち
, 稀 釈の
高 度な も の ほ ど血
清 蛋白 値の
低 下が
観 察さ れ た
.4
. 血 柴惨 透圧
い
ずれ の
群も
図6 に 示 す
如く
変 化し
, 稀 釈に よ る惨
透圧 の
低下は
認め な か
った
. 湾 流 中は
,む し ろ 上
昇す る
傾 向を 示 し た が
, 有 意 差は な か
った
.Ⅰ
群で は
濯流 前3 0 0 ±1 1
.5
mO
s m/1 か ら
, 湾 流 中は 3 2 5 ±6
.6
m
O
s m/1 に 上
昇し
, 濯流 後に
最 高 値3 3 7 ± 7
.1
mO
s m/1 と な
った
.Ⅰ Ⅰ
群で は
, 濯 流前3 0 2 ±7
.O
mO
s m/1
, 濯流 中3 2 0 ± 1 2
.9
mO
s m/1 で
, 濯 流 後に
最 高 値3 3 1 ± 7
.O
m
O
s m/1 と な
った
.III
群も
同様で
あり
,2 9 5 ± 9
.5
mO
s m/1
,3 0 7 ±5
.8
mO
s m/1
,3 1 5 ±8
.2
mO
s m/l と
濯 流 後に
最高 値
を 示 し た
.5
. 酸 素運 搬 能1
) 動脈血
酸 素 分 圧: こ れ ら は, い
ずれ の
稀 釈に お
い て も良 好で
, 湾 流 中2 0
,4 0
,6 0
分値は そ れ ぞ れ Ⅰ
群
3 3 3
・4 士6 5
・4
m m H g
, 3 0 7
・5 ± 3 5
・9
m mH g, 2 8 8
.8 ± 3 1
.9
m m H g, Ⅰ Ⅰ
群3 6 0
.8 ±5 1
.2
m m H g, 3 65
.0 ± 7 6
.5
Ⅰ Ⅰ
群3 6 0
.8 ±5 1
.2
m mH g, 3 65
.0 ± 7 6
.5
m m
H g, 3 4 3
.8 ± 6 1
・3
m m H g, III
群4 2 8
.9 ± 2 6
.5
III
群4 2 8
.9 ± 2 6
.5
∪ 苛
1
0
丘
∈ コ し 山 S
Pr e ㌍r†・ 刀 4 0
6 0
min po st ㌍ 止F i g・5
・ S
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ei
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ng
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・S tat i
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at
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0
・0 5
) w a sc al
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at
ed b e tw e e n g
r o up I
a nd II
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
.〓
、
∈
8
∈
)
巴
⊃ S
紀
L d U
;
8
U O
3 5
0 弼
3 30
3 20 抑 制
Ⅳ
〓皿
m 卸
=‑1̲ 二
十 ∴
l =(
m ∝l n土5
D)
Pr e Pe 「f 2
0
4 0 、+ + 6 0
m n po st pe rfl +
pe rfu sio n ‑ ‑ 」
F i g.6
. O
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r e e g
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s.S ymb
oI
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nF i g.2
.
1 5
m m
H g,4 0 5
・8 ± 4 0
・9
m mH g, 3 8 5
・3 ±8 5
・3
m m H g で あ
った
. 酸 素飽 和 度は
, い
ずれ も 10 0
% 以上 で
, 濯 流後
の
酸 素加も
良 好で あった
.
2
) 静脈 血 酸 素 分圧 : 潜流 中20
, 4 0
, 6 0
分 億は
図7 に 示 す
如く
, Ⅰ
群で 3 1
.8 ± 6
.3
m m H g, 3 5
.8 ± 4
.O
3 5
.8 ± 4
.O
m m
H g,3 7
・0 ±8
・8
m m H g,Ⅰ Ⅰ
群で 4 4
.7 ±3
.9
m m H g,
4 0
・4 ±7
・8
m m H g, 4 1
.2 ± 7
.9
m m H g, lII
群で は 4 6
・9 ±7
・3
m m H g, 4 7
・3 士 4
.6
m m H g, 4 7
.2 士5
.1
Ⅰ Ⅰ
群で 4 4
.7 ±3
.9
m mH g,
4 0
・4 ±7
・8
m m H g, 4 1
.2 ± 7
.9
m m H g, lII
群で は 4 6
・9 ±7
・3
m m H g, 4 7
・3 士 4
.6
m m H g, 4 7
.2 士5
.1
4 1
.2 ± 7
.9
m mH g, lII
群で は 4 6
・9 ±7
・3
m m H g, 4 7
・3 士 4
.6
m m H g, 4 7
.2 士5
.1
4 7
・3 士 4
.6
m mH g, 4 7
.2 士5
.1
m m
H g で あ り
,Ⅰ
群はIl
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群に
比べ
有 意に
低 下し た
.酸 素 飽 和 度
も
同 様に
図8 に 示 す
如く Ⅰ
群は
平 均4 6
・4
〜5 2
・2
%で
あり
,Ⅰ Ⅰ
群の 6 5
.0
〜7 2
.4
% ,1Ⅰ Ⅰ
群の 7 6
・5
〜79
・0
%に
比べ
有 意に
低か
った
.Ⅰ Ⅰ
,Ⅰ Ⅰ Ⅰ
群 間に は
有 意差を
認め な か
った
. 即ち
, 動 静脈 間に お け る酸 素
分 圧お よ び
酸 素飽 和 度の
羞は
, 稀 釈が
高 度に な る に つ れ て較 差が
増 大し た
.
お よ び
酸 素飽 和 度の
羞は
, 稀 釈が
高 度に な る に つ れ て較 差が
増 大し た
.
3
) 動 静脈 酸 素 含量 較 差 (a ‑ VD
o2):
酸 素運 搬 能の
指 標と し て
a 一VD
o2を み る と
, 前 記し た
酸 素飽 和 度 較 差の
増 大に も か か わ らず, H b
量の
低下に よ り
, 高 度 稀
ぎ
6 0
∈
∈
50
0 0
3
0
2 0
♂
d S コ O u む )
Pr ePe rf 2
L pe 鮎。 n ̲ ̲ぜr nin po stpe r†
Fi g・7
・ V
e n o u s o xy g
e n p
r e s s u r e (P
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2) b
ef
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d
u ri
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r e e g
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s.S ymb
oI
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. L
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S
S コ
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