伸 洋 士
名位称号付件 学名番日要
与攻位位位 氏授専学学学 井 西博
医
博甲第 3523 号 平成20年3月25日 医歯学総合研究科生体制御科学専攻
(学位規則第4粂第1項該当)
学位論文題 目 Usefulness of a Long−Straight Sheath for AtrialLead Insertion at the Right AtrialSeptum
(心房中隔にリードを留置するためのロングストレートシース
の有用性)
論文審査委員 教授 佐野俊二 教授 成瀬恵治 准教授 五藤恵次
学 位 論 文 内 容 の 要 旨
心房中隔ペーシングは洞徐脈に伴う発作性心房細動の抑制や、合併症を減らすことに関 して、右心耳ペーシングより優れていると考えられている。 しかしながら、時として心房 中隔にリードを留置するのは、困難であり、時間を要してしまう。そこで、ロングストレ ートシースを使用すると心房中隔近辺でリードを操作するスペースが得られることに注目
し、その有用性を検討した。心房中隔にリード留置を試みた76人は、ロングストレートシ
ースを使用しなかった群(non・LSS群:24人)、とロングストレートシースを使用した群
(LSS群:52人)の2群に分けられた。成功率は、有意にLSS群で高かった[50/52(96.1%)
vs.13/24(54.2%);p<0.01】。リード留置に要した時間はLSS群で有意に短かった(13.6土
9.1minvs.32.7j=11.1min,P<0.01)。P波の幅は、両群において、中隔ペーシング時の 方が、洞調律よりも有意に短かった。
心房中隔にリードを留置するのに、ロングストレートシースは有用と考えられた。
論 文 審 査 結 果 の 要 旨
本研究は、心房中隔ペーシングは洞除脈に伴う発作性心房細勤の抑制や、合併症を
減らすことに関して、右JL、耳ペーシングより優れていると考えられる。しかし、心房 中隔にt」−ドを留置するのは困難であり、成功率も高いとは言えない。
本研究者らは、考案したロングストレートシースを用いることにより、この成功率 を著しく向上させることに成功した。
よって、本研究者は博士(医学)の学位を得る資格があると認める。