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甘藷の生理的特性に関する研究 IX 挿苗時より結藷期までの体内成分変化について-香川大学学術情報リポジトリ

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第11巻 通巻第29弓(1959

甘藷の生理的特性に関する研究

Ⅸ 挿苗時より結語期までの体内成分変化について

中 潤三郎,玉 置

Studies on the physiologicalnatur・e Of sweet potato plants

IX On the variations of chemicalcomponentsin the shoots ar]d r・DOtS

dur・ing theper・iod fr・Om Planting to r’00ttuber’formation

Junzabur・O NAKA and KiyoshiTAMAKI

(The2nd Labor・atOrLy Of Cr・Op Science)(The3rd Labor’atOry Of Cr’Op Science)

(ReceivedJune30,1959) 工 緒 甘藷の押頂後における体内成分の消長,特に発根並びに麿諸に伴う変化に関しては既に幾つかの報苦く91㌻17・1R2$27) がみられるが,作物体の部位別にそれらを詳細に検討したもの(1727)ほ極めて少い小 笠著等は甘藷層の内的条件として重視すべき体内成分が発根,活着,董の伸長,側枝の発育並びに結語等と関連し て変化する様相を追求すると.ともに,それらの意表を・考究するため,特に・崇水化物並びに窒素化合物の消長について 作物体の頂部と基部,茎,葉身,葉柄および棍等の部位別に験討し,若干の結果を得たので報宅する なお木研究に際してほ.,北海道大学田川隆教授より懇切な指導を賜わり,かつ報文の校閲を恭うしたい ここに謹ん で感謝の意を表する Ⅱ 実験材料および方法 l実験材料 供試胡料としては「甘藷農林1琴」の5節首を用い,昭和31年7月9日に.基部3節を斜め挿しした 後,春日井(11)の処万液によって砂桝嗜養を・行ったい 試料の採取は栖蘭時より10日間囁とし,毎回午前10時に生育中 膵な5個体を選んで,生育状況を調香サーるとともに,茎の演部(5節)および基部(3節),並びにそれらに着生す る莫・身,葉柄および棍に分けて分析に供した 2 実験方法 炭水化物並びに窒素化合物の定量ほそれぞれ前報(19)に.準じて奨施した Ⅱ 実験成績並びに考察 甘藷の塊根形成に関しては既に多数の報墓(37・121326)があり,適期に禰濁すれ ば組織の分化がみられる時期ほ10′・・■20日後といわれるが,肉眼で塊根を認め得る 時期は30∼40日後とされている.よって本報告においても,挿商時より結藷をみ るまでの40日間について述べることにするい まず押頂10日後には発根も終って(第1図),筒は完全に偏香したが,体内成 分の状況を覇蘭時と比較すれば,第2図に示す如く,各部位における還元糖舎監 はいずれも減少しているのに対し,非還元糖含盈は茎および辛柄で増加したが, 薬身ではやや減少した.また澱粉含盈ほ茎および葉柄で若干増加したが,集身で は激減したい 従って全炭水化物含盈としては茎でやや増加したのに対し,葉身で 激減するとともに,斐柄では著しい変化がみられなかったい 他方,窒素化合物は 第3因にみる如く,可溶態および蛋白態窒素含急がともに茎でやや増加し,葉柄 で多少の増減を示したのに対して,葉身においては両態窒素含丑に明らかな淑少 が認められた。従って全窒素含盈は菓身でかなり減少したが,茎および葉柄では それぞれ多少の増減がみられたい 而して上記の諸点は発掛こ伴う現象(128)とみなすことができるが,時に薬身内 澱粉および蛋白質の分解転流に関連する処が大であり,既に箪著等(1S28)が報嘗し た甘藷苗の発根に伴う淡水化物および窒素化合物の転移状況と合致するとともに ◎−−−◎ 0−0 ●−● ◎−・・−・◎ ○一=・0 ●一一一● t.eaf−blades Petioles Vines Leaf−blades I)etioIes ViIleS Main shoots Lateralミihoot$ ▲−−▲Roots S言CぷS l)】antinbエ0 20 30 40Days Fig1The vaTiations of fresh weight

(2)

香川大学農学部学術報告 ◎−‥ ∂1eaf−blades O−−−O Petioles O__−〃 Vines ◎−・・・一◎ Leaf−blades M Petioles 壬℡ Vines &・−一息 Roots Apical parts Of shoots Basal parts Of shoots 一拍餌ns瑚u︻UnP心慮 40 DaYS

PIantlnglO 20 30 40Days PlantlnglO 20 30

20 30 40Days 30 40Days Plantlr喝10 l)lantinglO 20

Fig2”Thevariationsofcarbohydratecontentsinthemainshoo七S(■pergoffreshwt・・〉

戸苅・白沢く27)が挿筒10日後に検 した地上部各器官の全窒素含有率 が酒肴のため一喝減少した点とも ほぼ−激する..従って藤田(2),今 福(さ),鎌谷(10),竜城(14),小沼水 ・西田(18)等も報じた如く,甘常 ◎一一−◎ 0−−・0 0−−−○ ◎−−−◎ ¢−⊥0 ●−−・・○ 1eaf−blades PetioIes Vines Leaf札blades I)etioles Vines Apical parts Of shoots BasaIpal−tS Of shoots ▲一也Roots 筒の発根,濁掛こ際しては親莫の 役割の大なることが証せられるけ 次に20日後についてみると,第 1,2因に点す如く,既に遜の旺 盛な伸長が始っていたが,還元糖 mg

′4 舎監ほ頂部に.おいて各部位とも極

小値に達し,基部に・おいてこは茎, 薬身並びに限でやや増加するに反 して,葉柄では鮮少した..また非 還元糖含盈は頂都の茎および葉柄 で鮮少したが,葬身では殆ど変化 がみられなかった..これに一対し基 部の葉身,葉柄並びに棍では増加 し,茎で淑少している.さらに澱 粉含意は頂部の茎,賂身,葉柄等 でそれぞれ澱少したのに・反して, N!Ulqn−OS N−・岬G一〇↑

40L)a〉S P】anlltlglO 20 30 10L)a〉S Plantlng10 20 30 iO Dd)S PlaItlll】g10 20 30

Fig..3”TlleVaria七ionsofnitrogen contentsinthemainshoots

(per gof fresh wt)‖

(3)

第11巻 通巻第29替(1959) 9 基部の茎,葉身並びに.棍で増加したが,葉柄でほ殆ど変化がみられなかった..ノ他男,可溶態窒素含急については,第 3図に示す如く,頂都の茎および葉柄で多少低下し,薬身でやや増加したが,基部の茎および薬身では増加し,集柄 および棍では減少したまた蛋白態窒素含最ほ損部で各部位とも増加しているのに対し,基部では棍において署〒の 粟少が認められた他にほ著しい変動はみられなかった.従って−全窒素含盈についてほ頂部の各部位で増加し,また基 部では茎および英・身で増加したが,英柄並びに棍では狭少した. 他方,小林(13)が冬期温室内挿籠の材料について,禰筒より塊根形成に至るまでの全淡水化物含盈の変化を追求し た処によれば,挿苗直後は仙崎発偲と新梢伸長のために貯蔵倭分が消費されてその含魔ほ低下するが,その後次第畷 増大することを報じている.また戸苅・白沢(27)が挿苗20日後に.執した甘藷各器官の全窒素含有率の状況を参照すれ ば,地上部では増加の方向へ転じているのに対し,地下許では域少の隕向を続けていること.が分る.従って上述の諸 点からみれば,東湖に.おいては筒の滴菅に引続き,頂部では生育が旺盛笹なるとと.もに.,基部では養分の寄横が始っ ていることが知られる. さらに.30日後に.ほ側伎の発生を認め(第1因),第2因に示す如く,還元傭含盈ほ.頂都の各部位において増加したが, 基部の茎および英身でほ減少し,葵柄で増加するとともに,根においては著しい変化がなかったり また非還元糖含盈 は頂部の茎および葉柄で域少したが,葉身でほ殆ど変動がみられなかった,.これに対し基部では,茎で激増したのに・ 反し,襲身および葉柄で減少するとと.もにり掛こおいてほ萌著な変化が認められなかった.さらに澱協含盈は頂部の 茎および葵身でやや増加したのに.反し,葉柄では減少したい また基部では蓋および棍において増加したのに対して, 葉身および薬柄で減少した.而して全炭水化物舎監と.してみると.,頂都の茎および英身で増加したのに反し,葉柄で はやや減少した.また基部の茎および徴で増加したのに反して,英身および英柄では減少した… 他方,第3図にみる 如く,可溶態窒素含量は頂部の各部位で多少増加したのに.対し,基部では茎および英柄に.おいてかなり増加がみられ, 莫身に.おいては若干域少し,根では大した変動がなかったい また蛋白態窒素含最ほ頂部の茎および柴身で減少したの に反し,葉柄では増加した.而して基部の茎でも増加したのに対して,薬身および盛柄ではやや礎下したが,根にお いてほ殆ど変化が認められなかった.従って全窒素含魔は頂部の葉柄で増加したのに対し,葉身では減少するととも にり茎では殆ど変動がみられなかった‖ また基部の茎および葉柄でほ増加したが,英身並びに根では著干の淑少を示 した… 即ち上述の傾向は既に参照した小林(1$),戸苅・白沢p7)等の成債とも概して一・致するが,体内成分と側杖発生との 閑適については興味深いものがある‖ 従来,甘藷栽培上の問題として,側技の発育が地上部の繁茂と密接に関係する 処から,さらには摘心の数果についてこも種々(681525)報思されている.なかんずく伊東(S)によれば摘心後,側枝が立 つまでの期間に.,植物体内の養分の高まりが側杖の萌発のみ.ならず,摂の肥大を促すのであって,側杖が出て−しまえ ば,この植物体の養分の高まりほ消え.るとされているい永末鹸の成績を検するに,頂部および基部に・おける体内成分 の高まり,特に茎の基部檻おける蓄積が側技の発生を促し,やがて塊根の形成をみるに至るものと解することができ る. 最後に40日を経過サーると,第1,2因に示す如く,側佼の発育が進むとともに塊根の形成をみたが,還元糖含盈は 損部,特に.英柄で増加し,基部では葉身および根において票干の増加を示したのに反して,茎および英柄では淑少し た.また非還元結合盛は頂部の茎において但下し,葉柄で増加したが,葵身では.大した変動がみられなかった.他方 基部の茎,葉柄並びに棍では急域したのに・対し,菓身ではかなりの増加を示した.さらに澱扮含盈は頂部,特に葉身 に.おける増加が著しく,基部では茎に・おいて族少した他ほ各部位とも増大した∩従って全淡水化物含畠は頂部の茎に おいて変動がなかったが,菓身および薬柄ではかなりの増加が認められた、また基部の茎でほ激減し,葉柄並びに棍 でやや減少したのに/対して,薬身では相当な増加を示したイ由九第3区けこみる如く,可溶態窒素含盈は頂部の葉身で 多少増加したのに反し,茎および葉柄ではやや僻下した.これに対し基部でも茎における淑少が東署であり,かつ葉 柄においても減少したが,葉身並びに棍では著しい変動がみ.られなかった.また蛋白態窒素合盈ほ損部の尭身および 薬柄において大した変化がなかったが,茎でやや増加したのに対して,基部においては柴身に若干の淑少をみるとと もに,茎および葉柄では多少増加し,棍では顔著な変動を認めなかった巾 従って全窒素含盈は頂部の茎および葉柄で やや減少したのに反し,莫身では多少増加するとともにり 基部の各部位でもそれぞれ族少の僚向を示した. 而して鎌谷(9),小林(1$),水沼・近藤(17),戸苅・白沢(27)等は体内における養分の高まりが塊根の形成と密接な関係にあ ると報じているいまたイ、林(131は6−7月に挿徹した材料について研究し,塊根が形成されるためには,根部内でまず肉

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0 密川大学農学部学術報望 眼では観察し得ない質的変化が開始され,次いで約10日を経て始めて肉眼で観察し得る形態的変化が現れると述べて いる.然も伊東・土屋(6),古城(15),岡部(25)等が,側佼の伸長は塊根形成に対して有利にも不利にも作肝すると報賃 しているのに対し,小満水・西田(1¢)によれば,側伎の発育は結語上その生長因子の補給源として蛋責な役割を為す るとしている.従って永実験の成置からみれば,前記の30日日頃には栄養的にも既に塊根形成の力向へ傾いているが, さらにそれが側伎の働きと相まって40日馴こは塊根を認め得るに思ったものと思考される。.事実,第1,2表に点す 如く,側枝の発育に伴って炭水化物,特に澱粉の増加と窒素化合物,なかんずく蛋白態窒素の減少が側枝の各部位で 認められた.これは側杖における光合成の頂発化と窒素化合物の相対的減退を京すものである.また第3表に示す如 く,40日目の根について肥大したものと和いものとに分けて検すると,肥大撮でほ用根に比し,炭水化物のうち特に 澱粉が多く,窒素化合物のうち可溶愚窒素に竃んでいた‖ 而してこれらの点は笠老等(202122)が既に報貸した塊根と 溝田棍の聞における差異とも近似し,上述の推掛こ対して符合する処が多い..

Tablel.The behaviors of carbohydra七e contentsin thelateralshoots。.

1

Figures represent mg/g of fresh wt

Table2.The behaviors of nitrogen contentsin thelateralshoo七S

Figures represent mg/g of fresh wt

Table3.The diffeIenCeS Of caTbohydrate and nitrogen contents between the tuberous and fil〕rOuS rOO七5(40dayaf七er planting)

Figures represent mg/g of fresh wt

以上の如く・甘藷の邦商後における発根,酒肴,甚の伸長,側杖の発育並びに結藷と体内成分変化との聞には,密接 な関係のあることが認められる.ただ最近における二三の報告(4524)によれば,甘藷の棍の肥大をもたらす生理的変

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11 第11巻 通巻第29琴(1959一) 化ほ,押頂後極めて短時日の聞に始まるものと.考え.られているが,いずれにしても前述の如き体内成分の消長が,挿 苫当初の環境条件によって如何なる影響を受けるかということは,実際の栽培とも関連して重要であもので,さらに 今後の研究によって明らかにしたい. Ⅳ 摘 要 東研究は甘藷の挿筒後における体内成分の消長が発根,酒肴,甚の伸長,側杖の発育並びに鹿茸等と如何なる関係 にあるかを追求するため,「甘藷蔑称1号」を供試材料として,特に作物体の頂部と基部にづき,それぞれ,茎,儀 身,葉柄および棍の部位別に洪水化物,並びむ土窒素化合物含盈の変化を険したものであるが,その概要を示すと次の 如くである. 1.挿筒後における作物体の生育状況を述べると,10日後には発根も終って眉が完全に酒肴し,20日日掛こ・ほ姦の 旺盛な伸長が始ったが,30日目前後笹は側枝の発生を認め,さらに40日日頃にほ側杖の発育が進むとともに塊根の形 成をみた. 2.作物体の生育に伴う炭水化物含盈の変化をみると,茎の■損部並びに.その着生葵身,葉柄では挿苗後20∼30日自 頃に傾くて,他の時期で高かった,また茎の基部でほ同じく20∼30日日頃に届い含盈を示したのに対し,基部に菅生す る薬身並びに葉柄では禰層後10∼:30日日頃に煩かったが,掛こおいては全期間を通じ概して漸増の傾向が認められた 3‖ 他方,窒素化合物の含急については,茎の頂部で可溶態窒素の漸濱と,蛋白態窒素の漸増する傾向を認めたが, その菅生業身並びに.葉柄では挿蔵後10∼20日日頃に芳千僧い値がみられた.また茎の基部では挿筒後30日目前後に・大 なる含盈を表したのに対し,基部に菅生する簗身,葉柄並びに腰では全期間を通じ概して漸激するとともにり葵身お よび葉柄では癖苗後10一−20日日頃に.やや願い値がみ・られた巾 4∴以上の如く甘藷の挿竃後における発根,活着,基の伸長,側枝の発育並びに給費等と体内成分変化との聞に は,密接な関係のあることが認められる (東研死の要旨は昭和32年4月8日,日永作物学会第115回講演会において発表した) 引 用 文 献 (1)CARLSON,M.C‖=β¢fいGαg,87,64(1929) 仕切 水沼永書,近藤武由:愛媛濃試試験研究速報,(8),3 (2)藤田時雄:三重大農学報,(1),7(1950) (1956). (3)今福民三∴戯及園,13,954(1938一). 胸 中潤三郎,大森浩‥日作紀,23,39(1954■)・ (4)今利随一部‥生研時報,(4),153(1950). q劫 ∵,玉置秩:香川農大学報,7,180(1956). (5)+,小西通夫:園研諷詠7,114(1955). 食倒 +,+:香川農大学報,9,47(1957). (6)伊東秀夫,土屋四郎:園学雑,15,201(1944) 但1)+,__:同誌,9,54(195フ). (7)+,+,森田義彦,林隆之助,鈴木桝 位2)+,+=日作紀,28,124(1959) (23)+,∴:作物学会四国談話会紀事, (8∼9),35(1959). 別l中朝三七郎,今村駿一・郎,小倉弘司,小西通夫‥鹿 児島大農学報,(5),91(1956). 位9 岡部蕃治郎:戯及園,23,201(1948) 位6)戸苅義次:農林省農試報,(68),1(1950). 但7)+,白沢義信‥日作紀,24,99(1955). C28)vAN OvERBEEK,J。,GoRDON,SA,GREGORY, L.E.:A沼卯,J.β〃′.,33,100(1946). 三:同誌,け,146(1948) (8)∵:農及園,24,284(1949) (9)鎌谷栄次:同誌,20,:373(1945) (叫++ ⊥ 同誌,20,415(1945). 仙 春日井新一・郎:日作紀,7,12(1935). 佳句 加藤照孝‥教育戯芸,ll,1229(1942) ㈹ 小林茸‥育種と農芸(復刊),T,292(1946). (畑 古城坤三‥台湾農事報,28,548(1932) α窃 ∵ :農故国,柑,2629こ1938). 個 小清水卓ニ,西田緑‥植雑,62,146(1949) ′ R ¢sllm e

In the previous paper(1954,b),the authoIS have reported the behaviors of carbohydrates and

nitrogencompoundsbothinthebasalandtheapicalpartsofsweetpotatocuttingsduringtheirrooting

period.Thepurposeofthe presentinvestigation was chiefly to observe theIelation between the

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割け大学鼻学部学術報告

12

growing processandthevariationsofchemicalcomponentsintheshootsandrootsofsweetpotatoplants

duringtheperiod fromplanting to工00ttuber formation.Thevariety“Sweetpotato N6rin No‖1”was used as material.The principalresults obtainedmaybe summarized asfollows;

1.,BytheユOday afterplanting,the rootings of the c此tings bad alm0$tCOmpleted,andbythe20day aiter,themain.shootsbeganto grow vigorously巾 By the 30day after planting,the emergence of lateralshoots wasidentified ahdbythe40day afterplanting,their development$WeIe Striking,and

at the s卑me time the formations of roottubers were recogni2;ed.

2.Concomitantwiththe growthoftheplants,the carbohydratecontentsinthe apicalparts oまthe vinesandintheleaf−bladesandpetiolesattachedtothemdecreased gradually by the20−30day a飢er

planting,Whereasthesecontentswererich at the other stages..On the contrary・the carbohydrate contentsinthebasalpartsofthevineswereabundantbyth占20−30dayafterplanting,andthesecontents in,theleaf−blades and petioles attached to them werelow by thelO−30day after planting・The

Carbohydfate contentsinthe rootsincreased gradually throughoutthe wllOle$tage・

3.Concerningthen池OgenCOntentSintheapicalpartsofthevines,thedecrease ofsoluble−Nand theincreaseof protein・N were recognized respectively after planting,butthoseintheleaf−・blades

and petioles attachedto them were somewhatlow by thelO−20 day after planting・The nitrogen

contentsinthebasalpartsoまthevineswereprettyhighbythe30daya$terplanting,Whiletho$ein theleaf−blades.petiolesandrootsattachedtothemdeclinedgraduallythroughoutthewhole stage

4.Judgingfromtheresults describedabove,itseems reasonabletoassumethatthe variation$Of

carbohydrateandnitrogencontentsinthe shootsandroc>tSOfsweetpotatoplantsareintimatelyrelated

totherootformationincuttings,the developmentofvinesthe growthoflateral shootsandtheroot

tuber formation.

参照

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