演 習 論 文
論 文 題 目 競輪における低オッズの的中率及び回収率の分析
経 済 学 部
経済学 科
学 籍 番 号
B7EB1044氏 名
大曽根 裕輝演習名(教員名)
社会思想史 ( 小田中直樹 )ゼミナール
競輪における低オッズの的中率及び回収率の分析 B7EB1044 大曽根裕輝 目次 はじめに 1.分析対象レースおよび分析対象賭け式 2.検証前の予想 3.小倉競輪場における A 級チャレンジ戦の二車複 1 倍台オッズの的中率および回収率 4.三連単への応用 5.結論 6.本分析の今後への活用 7.おわりに はじめに 本論文の目的は、競輪においてオッズとはどの程度信用できるものなのかを分析するこ とで、競輪が投資対象になり得るのかを検証することである。昨今インターネット投票が盛 んになり、各種民間ポータルサイトではユーザーをより獲得するために様々なキャンペー ンやキャッシュバックを行っている。民間ポータルサイトユーザーの中にはキャッシュバ ックを利用して低オッズのレースに大金をかけることで大きな利益を上げているユーザー も存在する。なぜキャッシュバックを利用するユーザーが低オッズに賭けることを考える のかというと、キャッシュバックは投票金額に応じて支払われ、的中確率の高い低オッズに 賭け続けることは、資金を回転させるスパンが短くできるからである。しかしながらこうし た投資を行うためには低オッズの的中率及び回収率を把握しなくてはいけない。本論文で は過去 10 年間の小倉競輪場で行われた、A 級チャレンジ戦を分析対象とし、1.0 倍から 1.9 倍までのオッズとなった組み合わせの的中率および回収率を分析し、その結果を基に三連
単へ応用していく。 1. 分析対象レースおよび分析対象賭け式 本論文では分析対象とするレースを過去10年間に小倉競輪場で開催された全 A 級チャ レンジ戦のレースとし、賭け式は二車複とする。なお二車複とは一着二着の組み合わせを当 てる賭け式で、選んだ二選手が二着以内に入れば的中という賭け式のことである。 まず小倉競輪場を選んだ大きな理由としては、小倉競輪場がドームバンクであることにあ る。ドームバンクは天候による影響を受けないため、堅い決着のレースが多くなる。競輪は 時速 70 キロものスピードで競争がなされるため風の影響を大きく受ける。また雨もレース に影響を与える。競輪は雨の中でもレースが行われるが、雨の日のレースは自転車が滑りや すいだけでなく、視界が悪くなるため一般に追走が難しいと言われている。そのためこうし た条件でのレースは荒れやすい傾向にあり、そのような要素を省くことのできるドームバ ンクを選んだ。また競輪場は場所によってバンクの長さや、みなし直線の長さ、バンクの傾 斜などもそれぞれ異なっている。特にみなし直線の長さとバンクの傾斜はレース結果に大 きな影響を与えるが、小倉競輪場は日本の競輪発祥の地ということもあり、ともに標準的な バンクであると言えるため、分析対象として適切であると判断したためでもある。 次に A 級チャレンジ戦を選んだ理由は、最も実力の差がはっきりしているクラスのレー スであるからである。現在競輪選手は S 級 S、1,2班、A 級1,2,3班という6つのク ラスに分けられており、A 級チャレンジ戦はこのうち最も低いクラスの A 級 3 班に所属す る選手が出場する。A 級3班に所属する選手は 50 歳を超えるベテランから競輪学校を卒業 したばかりのルーキーというように、これからの選手と引退を目前に控えた選手とが一緒 になって競争するため非常に予想がしやすい。また欠員によりこれ以下になる場合もある が、すべてのレースが7車立てのレースであり、展開の予想も容易であると言える。 最後に二車複のオッズで検証する理由は、競輪の特性上1着 2 着を当てることが比較的 容易であるということにある。競輪は一人一人がばらばらに競争を行うわけではなく、同県 や同地区の選手とラインと呼ばれる隊列を形成して競争を行う。全員が1着を目指す個人 競技であると同時に、競争を有利に進めるためにラインで連携するチームスポーツの両面 を持つ。そのためラインでの決着が多く、二車複のオッズはそのレースの堅さの指標と言え る。なお一着二着を同一ラインで占める割合は、KEIRIN.JP の発表する情報によると 54% となっており、これは9車立のレースも含んだデータであるため、7 車立はこれよりも高い 確率でラインで決まる。また2車複の的中率や回収率のデータを基に三連単や三連複とい った買い目に応用することもできるという理由もある。その点についても後半で触れたい と思う。 2. 検証前の予想
実際に統計を取ったデータを見る前に、どのような結果となるのかという予想を立てて いたかについて述べたい。まずレースを見ていると、1 倍台前半の組み合わせは 8 割程度の 確率で的中しているというのが、「感覚的な」予想である。しかしながらオッズ1倍台の組 み合わせを買い続けることで回収率が 100%を超えるということは考えづらい。そこでオッ ズごとに的中率および回収率のデータを取り、何倍から何倍までのオッズであればプラス にできる可能性があるのかを見ていきたいと考えている。オッズに幅を持たせる理由とし ては、例えばある買い目が 1.2 倍となり、ある買い目が 1.3 倍となったときに、この 0.1 倍 の差は回収率には大きな差をもたらすかもしれないが、明確な理由があっての差ではない と考えているからである。同じような組み合わせでもその日によってその程度の差は生ま れるものであり、たまたま 1.2 倍の組み合わせが回収率 100%を超えていたからといって、 それを買い続けることで今後も安定して利益を生むとは考えられない。幅を持たせること によって再現性を持たせることができると考えるため、そのような買い方が存在するのか を検証したい。キャッシュバックを考慮すればそのような組み合わせが存在するのではな いかというのがデータを取る前の予想である。 3. 小倉競輪場における A 級チャレンジ戦の二車複 1 倍台オッズの的中率および回収 率 過去 10 年間の小倉競輪場における A 級チャレンジ戦は全部で 3124 レースあり、そのう ち 1 番人気のオッズが 1 倍台であったレースは 1545 レースあった。オッズごとのレース数 および的中率、回収率は以下のとおりである。 オッズ レース数 的中数 的中率 回収率 1.0倍 74 63 85% 85% 1.1倍 150 120 80% 88% 1.2倍 140 109 78% 93% 1.3倍 131 81 62% 80% 1.4倍 227 115 51% 71% 1.5倍 197 136 69% 103% 1.6倍 103 45 43% 70% 1.7倍 189 69 36% 62% 1.8倍 168 72 43% 77% 1.9倍 166 58 35% 66%
そして全体の的中率は 56%,回収率は 82%であった。競輪の還元率が 75%であることを 考えればゲームとしての期待値は上回ったが 100%には程遠い結果となった。また冒頭で触 れたキャッシュバックを考慮すると、一般的なキャッシュバックは投票金額の3%程度で あるため、回収率は 89%程になった。 全体としては回収率 100%を超えることはなかったが、これはある程度予想通りの結果と 言える。ここでさらに購入するオッズを絞ることで収支がプラスになる範囲があるかを見 ていく。まず 1.0 倍についてはキャッシュバックがあったとしても的中率が限りなく 100% に近くなければプラスにはならないため除外する。データを見るとオッズが 1.6 倍を超えた あたりから急激に的中率が下がっている。そのためまずは 1.1 倍から 1.5 倍までの幅での回 収率を出すことにする。1.1 倍から 1.5 倍の幅での回収率は 87%で、ここに一般的なキャッ シュバックである3%があったとしても回収率は 90%程度であった。さらに絞り 1.2 倍か ら 1.5 倍の幅での回収率は 86%であり、今回取ったデータの中ではオッズを絞ったとして も回収率が 100%を超えるような組み合わせは存在しなかった。なお 1.5 倍の時に回収率が 100%を超えているが、これはたまたまであると結論付けて問題のないものだと考える。 比較のために 2020 年に全国で行われた A 級チャレンジ戦(2020 年 12 月 10 日以前まで)の 1 倍台のオッズの的中率および回収率についてもデータを取った。的中率はこちらも 56%, 回収率は 84%であった。 小倉競輪場の選定理由として小倉競輪場のバンク特性を考えると堅いレースが多くなるこ とを挙げた。そのうえで結果としては全国の競輪場を対象とした統計結果の方が回収率が 高いという予想とは逆の結果となった。この点に関してはある理由が予想される。それは小 倉競輪場のバンク特性を、車券を購入する多くの人が知っていて、そのために有力選手への 人気が過剰になっているという予想である。「オッズが何倍以下になれば人気が過剰である」 ということは明確な根拠をもとに語ることは不可能であると考えられるが、データからあ る程度の根拠を示すことができると考える。以下は 2020 年(12 月 15 日まで)に行われた 全 A 級チャレンジ戦を対象とした統計データである。 オッズ レース数 的中率 回収率 1.0倍 58 83% 83% 1.1倍 181 62% 68% 1.2倍 168 64% 77% 1.3倍 245 60% 78% 1.4倍 310 73% 102% 1.5倍 325 63% 94% 1.6倍 217 51% 81% 1.7倍 264 59% 100%
1.8倍 166 48% 86% 1.9倍 280 46% 87% 2020 年に行われた A 級チャレンジ戦(12 月 15 日まで)のレース総数は 5628 レースであ り、そのうち二車複の一番人気のオッズが 1 倍台となったレースは 2214 レースあった。上 述のとおり 1 倍台全体の的中率および回収率は、的中率が 56%,回収率が 89%であった。こ のデータと小倉競輪場のデータとの大きな違いは、1倍台後半の 1.6 倍から 1.9 倍のオッズ の的中率である。小倉競輪場のデータでは 1.6 倍以上になると的中率が急激に下がってお り、その他の競輪場を含めた 2020 年のデータでは的中率の下落は滑らかである。逆に 1.5 倍以下のオッズを見ると小倉競輪場では全国のデータよりも的中率が高くなっている。そ して分析対象レースに対する、オッズが 1 倍台となったレースの割合は小倉競輪場では 49%、全国のデータでは 39%と、10 ポイントもの差が出ている。この3点から、小倉競輪 場では堅い決着の絶対数は多いものの、堅い決着が多いがゆえに、他の競輪場よりも人気ど ころが多く売れることとなり、結果として回収率を下げているのではないかと考えられる。 また 1.5 倍以下のオッズだけ見ると小倉競輪場での的中率が非常に高いことからも、小倉競 輪場では堅い決着が多いと言える。 4. 三連単への応用 本題に入る前になぜ三連単に応用するのかについて触れたい。一つには当然のことでは あるがオッズが高くなるためである。しかしもっと重要なことは三連単以外の賭け式には、 賭けることのできる金額に限界があるということだ。競輪の売り上げのほとんどは三連単 が占めている。特に A 級チャレンジ戦のレースはそれほど売り上げがないことも多く、二 車複などの賭け式は一人が大金を賭けるだけで急激にオッズを下落させることになる。そ うした背景から三連単への応用を考えたい。 ここまでの統計でオッズ 1 倍台の二車複を買い続けることで回収率 100%以上を達成す ることは難しいことが分かった。ではこのデータを基に三連単を購入するとどうなるのか を検証していく。まずこれまで見てきた二車複は一着二着の組み合わせのため、7車立ての レースでこれを基に 3 連単を購入すると、10 通りの組み合わせを購入することになる。10 点を均等に購入した時の回収率は 72%というデータが得られた。回収率だけを見ると 3 連 単で購入することの方が損になるように見える。しかしながらこれは常に均等に購入する ため的中しても、払い戻し金額が投票金額を超えない買い目を非常に多く含んでいる。10 点購入しているにもかかわらず、10 倍を超えていなかったものは的中したレース全体の 72%を占めていた。的中率が 56%で、しかもほとんどのレースで的中してもマイナスにな っているにもかかわらず、回収率が 72%もあるのは、1 年に数回出る 100 倍を超える所謂
万車券がそのほとんどを支えているためである。小倉競輪場において過去 10 年間で、二車 複のオッズが 1 倍台でありながら三連単の払い戻しが 1 万円を超えていた組み合わせは 32 回あった。その中で最も高配当であったものは 319 倍であった。一着二着の組み合わせが 一番人気の組み合わせであり、そのオッズはが倍台であるのにも関わらずこのような高配 当になるレースには共通の特徴がある。それは二車複のオッズは 1 倍台だが、その組み合 わせのカバーする 2 通りの二車単のオッズに大きな開きがあることである。簡単に言えば 1-2の二車単は 1.5 倍で、2-1の二車単になると8倍になるというように、一番人気と なっている選手の実力が圧倒的と思われているレースにおいて、その選手が二着となると オッズが跳ね上がるということである。二車複はその両方をカバーしているため、どちらに なっても的中する代わりに、オッズが高くなりにくいということである。そのような条件の 揃ったレースで一着二着の順番が多くの人々の予想とは逆となり、三着にあまり人気のな い選手が入ると万車券が出るというわけだ。 ここで考えられることは、三連単の 10 通りすべてを購入した場合は損をすることが分か っているが、買い目を絞ることで買い方によってはプラスになるのではないかということ である。今回の検証ではこの点については 10 年間のデータを取り切れなかったため、小倉 競輪場における 2020 年に行われたレースに絞ってシミュレーションを行う。条件としては、 二車単のオッズに開きがある場合にのみ三連単を購入するものとし、オッズが 20 倍以上の ものだけを購入する。ここで二車単のオッズに開きがあるものとみなすのは、一着二着を折 り返したときに 1.5 倍以上の差があるものとする。この条件を満たす組み合わせは、2020 年に小倉競輪場で行われた、二車複のオッズが 1 倍台であった全 141 レースを対象に検証 したところ、492 通りあった。そのうち 20 倍以上の払い戻しは 7 回あり、払い戻しの合計 額は 57980 円で、回収率が 118%という結果となった。ここで初めて回収率が 100%を超え る買い方が見つかった。10 年間のデータでも 100 倍を超える払い戻しが 32 回あったこと を考えると、年間で 400 から 500 点に買い目を絞ることができれば 100%以上の回収率を 達成することができそうである。しかしながら高配当が出るかは運要素が強く、リスクも大 きいと言える。 5. 結論 今回の分析では当初予想していたよりも多くの発見があった。 今回の分析のメインは的中率を高めることで、回収率を高めることができるのかというこ とにあった。その根底にあったのはキャッシュバックである。一般的なキャッシュバックは 投票金額に対して 3%ほどが返ってくるため、何度も資金を回転させることでより大きな利 益を生む。何度も回転させるためには的中率を高めなくてはならないため今回のような方 法を試したというわけである。しかしながら 当初の目標であった低オッズに賭け続ける ことで収支をプラスにすることは非常に難しいということが分かった。単にオッズだけで
判断して購入するだけではオッズの幅を絞ったとしても収支がプラスになるような買い方 は見つからなかった。その意味においてこの分析は失敗であった。この失敗の大きな原因は 競輪場選びの点での失敗が大きかったのではないかと考える。これまで何度も触れてきた ことだが、小倉競輪場では堅い決着が非常に多い。これはレースを見ている感覚としてもそ うだが、データとして数字にも表れていた。当初、全競輪場の全レースを対象にして低オッ ズに賭け続けるならば収支をプラスにすることは難しいかもしれないが、堅い決着の多い 競輪場であれば、低オッズだけに賭け続けても収支をプラスにできるのではないかと考え ていた。しかし結果としては逆であった。的中率は他場を含めたものと同程度で、回収率に 至っては他場を含めたものを下回っていた。これは上述のようにオッズが他場よりも低く なりやすいからではないか。これは面白い発見であった。堅い決着の絶対数の多い競輪場に おいて、一番人気を買い続けると回収率が他場よりも低くなるという発見だ。これは実際に データを取ってみるまで考えもしなかったことであった。また他のデータに比べて信用度 の低いデータにはなるが、三連単での賭け方では、一応ではあるが回収率が 100%を超えた。 この点から考えられることは、的中率を下げるほど回収率は上がる可能性があるというこ とである。逆に前半部分の二車複の買い方は的中率を高くし、少しずつ資金を増やしていこ うという発想によるものだが、常に少しずつ当たるよりも、当たる頻度こそ低いものの当た った時の額が大きくなる方が回収率を高める可能性がある。実はデータを基に競輪を投資 として行っている、所謂プロギャンブラーの間では以前から的中率を上げると回収率が落 ちるということは言われていたが、実際に自分でとったデータでそのような結果が得られ たことは今後に繋がるものになった。この点については今回の分析ではあまりできなかっ た部分であるため今後の課題である。 6. 本分析の今後への活用 結論の最後のところで触れたことではあるが、今後この分析は活用する術があると考え ている。一つは三連単への応用の部分で行った高配当に絞った買い方をより多くのレース で検証し、安定した回収率が実現するのかを分析することである。今回のデータは 1 年分 のデータだったため他の年には同じような結果が得られるかどうかは分かっていない。し かし今回の分析対象であった 10 年間のレース結果において、万車券は年間3~4レースで 出ており、払い戻し額におおきなばらつきはなかった。オッズ絞りの部分で何倍以上の車券 を購入することが回収率を高めるかについては検証の余地があり、その点を中心に分析し ていきたい。 また二点目として、今回購入対象とした一番人気以外の組み合わせを対象とした分析で ある。オッズが 1 倍台の二車複の的中率が 56%であったということは、残りの 44%はそれ 以外の組み合わせで決まっているということである。7 車立のレースで 2 車複は 21 通りの 組み合わせがあり、そのすべてを購入することは買い目が多すぎるかもしれない。しかしオ
ッズが 1 倍台になるということは 1 番人気の組み合わせに、全投票金額のうち 60~70%ほ どの金額が投票されており、それ以外の組み合わせのオッズは非常に高くなる。本分析とは 逆に一番人気を除いた買い方についても分析したい。 そして最後に、今回の分析結果をそのまま利用する方法もあると考えている。それは低オ ッズを理由に購入をためらう場面での利用である。今回の分析はあくまで条件を満たした 買い目であれば必ず買うという前提で行っており、その結果は収支がプラスになることは ないというものである。しかし全て購入するということではなく、このレースではこの買い 目以外には買えないというような場面に多くの人が直面していることだろう。そうした場 面においてオッズが低くて買いにくいという時には今回のデータはある程度信用でき、リ スク許容度との兼ね合いにはなるが、車券購入に活用できるものと考えている。また今回の 分析では同一オッズの買い目は完全に無差別なものとして扱ってきたわけだが、ひとつひ とつを見れば、いかにも当たりそうな買い目と、当たるか外れるかわからないような買い目 が一緒くたにされているはずである。このデータをより使えるものにするために、それらを 区別するための要素を特定したいと考えている。 7. おわりに 本論文での分析では、1 倍台のオッズを扱ったわけだが、これは話を簡単にするためとい うところが大きい。というのも競輪という競技が個人種目でありながら団体競技の側面を 持つため単に実力順に並べることで、的中させられるものではないため、常に同じ基準で購 入すると言っても、どうしても個人の感覚的な部分が介入してしまうためだ。そこで絶対的 な指標として使ったものがオッズだったのだが、オッズだけを判断材料として購入して勝 てるほど簡単な話ではなかった。 また競輪場選びにはこだわりがあった。小倉競輪場でのレースは分析するにあたり単に 結果を見るだけでなく、実際のレース映像も 100 レース以上見た上で荒れづらいというこ とを確認して分析対象とした。このことが逆に良くない結果として現れたことは残念では あるが、面白い結果が得られたという満足感も同時にある。今後ともより多くの分析を重ね て、結果を出していきたいと思う。 最後になりましたが、二年間にわたってご指導いただきました、小田中直樹教授に心より 感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 参照サイト https://www.keirin-station.com/ KEIRIN STATION
https://ctc.gr.jp/gp/regist/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=shinki 2&yclid=YSS.1000251615.EAIaIQobChMI9dKl96Tj7QIVQ7aWCh0bewKCEAAYASAAEgJ LePD_BwE