孟増大学風土病紀要第3巷 第1号:10‑47白1961年3月
S. paratyphi Aの抗原構造に関する研究
第11報 凝集価低下現象の機序考察とLabile antigen Qの想定(4)
〔附〕Receptor LQに関する概要報告と既報供試資料のS ・ R純度考察
長崎大学風土病研究所病理部(主任 登倉 登教授〕
高橋庄四郎
リニか は!′ こノよう 亡ノ ろう
Studies on the Antigenic Schema of S. paratyphi A. XI. Consideration on the "Titer deterioration phenomenon" in agglutination, and supposition of the labile antigen Q (4).
Shoshiro TAKAHASHI. Pathological Department, Research Institute of Endemics, Nagasaki University (Director : Prof. Noboru TOKURA).
緒 囚
\⊥欄内矧ま凝灘イFlhイ其下現象の機序2ヨ〕〔1957〕に関する 甘酢的現象としてのH原型・0−瑠 啓一12原型29〕.Ii原 革具3叫二1959〕35)〔用60〕魯Q原型各現象の中,R広招■主に就 いての終末部記述となるものである.
昔V R原型現象に就い首
〔誼〕既往所産に於帰る試料〔y・A薬園原・血清)
のS・R純度考察
風 呂・R純度の吟味資料
凝 嚢岳.W牒軌5宙15別所見に関する予備的考察 慰 蓑昏・供試資料のS・R純度考察
二Åコ 表題.構成
個〕正常血清め$㊤R純度(以―「潤報)
≡耳二 p○通−S型園免疫血清のS・R碑度 免疫掠p・A」山S〔A.BせC・D〕は全例が鞭毛保有各 港割振性型蘭1)の故に,少なくも其の壁歯免疫血清
に於けるS〔=0〕.H抗体の存在は当然としてヰ),殿 上免睦原が厳密には未だS.R純度も決定しあらず,
且つ亦免睦刺戟等の影響をも考慮に容れるとすれば,
全血清例を通じてのR抗体混入の有無は勿論,加熱魂 蘭免蛙血清に於けるH抗体の介入等に就いても亦吟味 さるべきは自明のことである.――一丸封こH曙tit二=−=くS
〜Rぉ七1tなる関係は後述のLQ原の介在と共にS・畏 縮度考察」㌻二の重要な障害と成り得る夢 見下是れ等を念 裏にタ 考察を次の如くに進めてみる・
義昭大ツ風二卜胸研究所業績 塀366号
α・R抗体の存否並びに含密度吟味
S型菌免疫血清内R抗体の存否想定は砿勘侶榊〕咄 下に既述された処である35〕.茸に大要を摘録すれば次 の様になる。
1.供試家免〔K−1〜12〕正常血描〔Wべ班a・a〔Ⅳ〕
〜m〔Ⅳ〕)に対するy・AL∬S〔A←臼.C・D〕・y。A――−1i
〔R〕各反応原所見が〔衷凱35:参照,以―†一同断)夫々S
.R系反応と判定され,従って亦叔上由来の免弛帥」清 の中K椚11〜‖対応のMa.a〔M〕〜1〔M〕なる所謂S型
」仙清内容が,免捜原y.A一打―S〔A〜D〕の抗原配合とは 無関係に,S+rなるべしとの想定は既に論述された 処であるヨ5).
2・Ma.a〔M〕〜1〔M〕に於けるR抗体の含溶血であ るが,是れが資料となるものは1V−Not16列反応(Bk16 a〜16m〕である.而して本省k属Lg・Dg各反応の 支配原をRとする想定は既述された処である(〔損〕35)
川C−〔B〕−2−5−b.参」圧り.茄にy・A−R〔R〕モ基準 反応府とする帖〔S〔A〜D〕反応価に就いては後㌻∫L」4。
参照)Lg佃を採れば弘也・a〔M〕〜1相生〕中8!11例〔乱射し b・C二〔召〕−Lg,〔免睦原はy」A一―S〔H二牡嵩の一邑∴
以下同断〕;d.e・f=〔c〕rLg;g〔―=h〕一二〔D〕N
Lg;j=こ〔A〕−Dg;1=〔c〕「Dg〕はR−tit=3200―
±〜+相当量の,3!11例(丸Ia・a=〔A〕―Lg;i―[A〕
帽Dg;kニ=[C〕MDg〕はR「tit―==1600±〜−と一相
R抗体含有血描である.亦Dg価に従えば2!11例〔Ma・
C=〔B〕−Lg;j=〔A〕−Dg〕は3200.±〜+,7!11例
〔b=〔B〕−Lg;d・e・f=[C〕LLg;i二〔A〕−Dg;k
島1=[c〕−Dg〕は1600士〜+,各1!11例〔gニ[D〕−
S. paratyphi Aの抗原桟道に関する研究 Lg〕・〔a‑〔A〕‑Lg〕は夫々800土400+と謂うこと
になる.要約すればLg価基準では8/ll‑3200.±‑+
・3!11‑1600±‑+,Dg価基準でほ2!11‑320ロ「±‑
+ 1‖‑1600±‑+ 1/ll‑2±・1川‑400+の
比を;T{すことになる.玄にMa.a〔M)‑1〔w.〕内R抗体 怨敵巨割こは,Lg'Dgなる反応原基準別に従って殿上 の如き差異が認められるのであるが,LQ作用等に対 する考慮より木報に於いては原則的にLg価が採択さ れる(3‑b∴7‑2.参Iと!い'i〕.
3.因みに2.に関して多少の註釈を附しておく.
a.W‑No.16列属諸反応の中Bk16aォbォdォeォfォ g・1なる7川例ではLg‑tit>Dg‑titであるBk16c i i*kではLg‑tit‑Dg「ti七で16c‑j‑3200.命・†6 i‑k‑160口令であるが,終末管内塊度をLg:Dgで比 較すると3!4(c中i・k〕例迄==二+:±の関係が認められ る・―snはLg>E>gへの傾向とも解し得る理である.
然る処BkI6jのみは‑3200.4‑:3200‑4‑で,爾余の例 が総べて1ノg>Dg或いは其の傾向を示すだけに, 亦32□0・」―のPeriodは被検倍数の限界を示すだけに, Lg二二3200.‑の実相は3200×くであり得る場合も考 えF―'れるU)であるが,他に格別な資料とて細ければ, 玄では――瓜Lg‑3200.‑として供質される.向後の不 軌二ijえて念uj為記録される〔T‑4―d‑〔6〕参]1L養―]l〕.
b・澱―上L.a一―に於いて整理されたNo.16列所見には闘 志さるべき下記2点が観取される.〔1)はa.項記述の 如く,7川例はLg‑tit>D針titなりと柾も猶4/11例 に於いてLg‑tit‑D針七i七の認められることであり〔2〕
は叙ヒLg>Dg例を分別すれば其の価差の程度に高低 あることで,例えばBkI6j 16b‑16gに於けるLg:
Dg比Y‑‑‑
/..c.即ち夫々=二=3200.+:320ロー+Ol:1〕・‑
3200一十:1600」O2:り‑3200.±:80□±〔‑4 :1〕なる関係の如き足れである.CO‑(2〕所見の由 来としては試獣個性等に帰結される分野も考慮さるべ きは勿論ながら,後述のLQ原等の作用に慎重な吟味 を必要とする如くに考えられる.聾者は主として後者 にj―lEづく解説を意図していることになる.
4.次にPA‑s〔A‑D〕各分型を反応原とする場
合のMa・a〔ユⅠ〕‑1〔M〕内R反応価ffi定が試行される.
a.Ma.n(M>nin:p.A‑―S〔A‑B.C‑D〕「gen並び にP.A‑‑R亡Rコ―gen問に認められる夫々Lg25±‑
」―一反応・Lg―256□0・±‑」「反J芯は,後述(〔E〕参照コの 如く,何れもR型と判定される.他面Ma.a(M〕‑m
〔M〕‑ninニP.A‑R〔R〕‑gen反応即ちW‑No.16列各 所見がLglliとして1600±‑十恕3200.±‑+〔Ma.a
‑1〔M〕の場fナ〕256□0.‑f‑51200.ア〔Ma.m〔M) oi場/[ベT〕なるR型なりと判定されたことは既述の如く
ー1
である〔2・参JEfいとI;基準反応価としては下記と対比の都 合もあってLg値が採択される〕.
b・爾りとすれば25600.アーユのRoHa描〔Ma.
〔Mj〕内で25±‑+のR反応〔〔Eコ参照⊃を示すS〔A‑
D〕各反応原が,1600‑3200.㊥なるMa.a‑1佃〕各血 措内で発現し得る反応価如何との比例的想定も概略的 には一応許される処である.斯くて得られるものは去 15.(後抱)の如くで,基準反応原R〔R〕‑Lg160□‑
3200.醐日当のR抗体含有各血清に対してS〔A・t週・C
■D〕は各型等しく115〔625〕‑3〔.125〕命のR反応よ り発現し得てないことになる・該値に正閏を期し得な いことば当然であるが,甚だ低価であることのmい走は S型免疫原の純化過程よりしても一応許容されるの で,以後上値を以って基準とする.
c.殿上‑b.所見の如くにて,註記の望も4mきこと 乍ら後述(5‑b.;6‑b.参照)への関係も認めらjlるqj で,玄に敢えて本棚週附記される.No.IK列属Lg‑Dg 価を夫々No.ll.14列属Lg‑Dg価と血措別に対比せ しめるとLg‑tit*Dg‑titの何れに就いてもDg関係 の下記2例を除いてはNo.なることよ
り,少なくもNo.ll.H列属各Lg価はR価に非ずと考 えられるのである.No.12‑13列に就いても亦同断で ある・叙ヒ2例とはBk14c:igc問に於けるNo.14‑Dg
〔3200+〕‑No.16‑Dg〔3200±〕例とBkHi:16欄に 於けるNo.14‑Dg〔800+〕い‑≒No.16‑Dg(1600±) 例であるが,両者何れもDgの場合である.LQ原作用 等を導入すれば発現し得る所見である.
5.a.因みに,No.16列に就いて例えばS〔A〕‑L宮 免蜘蛸としてのa〔M)内所見とS〔c〕‑Lg免捌口満 としてのd(M)ォe(M〕f(M)内所見を比較すると, 免控術式には耕差4fll!
い=きに拘らずLg.Dg共にd‑f仙Ⅰ)I
に於けるが高附こして,免疫原に於けるR原含融週s
〔A〕くS〔c〕の如くにも考えられるのである.然し乍 ら免娃原がDgなる点を除けば夫々献上と同分坪胤こ 由来するi〔‑w〕・j〔M):k(M〕1(M〕内所見を対比す
る時は殆ど1いFいLE・差と観るか,寧ろS〔A〕=‑‑S亡c〕なる上 記とは逆のR原性が認められるのである.内包像所
見ユ〕を真にすればS〔c〕は以って最上の止常s型と観 察されているものである.S原性に関しても臥ヒと類 Ll、!いrJ)―JI‑
'^t‑lい;lJいAJ
[i<L^いCいhi>;>;:>し/) "‑(#)':宮,‑こ〔〔トニ〕‑。xs‑6・r‥
記〕11参ItIいo,斯かる現象が使獣個性・免睦刺戦等に基 づくことも爾ることながら‑・面LQ原作同等も考慮さ れ得る処である.
b・猶PIA‑R〔R〕なる基準反応原を以ってするに 拘らずLg‑tit:Dg‑titの在りかたが免捷I工をも等し くするも使獣を異にしてはLg‑Dg.Lg二‑‑Dg(BkI6c
12 高橋庄四郎 三16d; Bk16i:16jサBk!6k:161)の如き差が,
亦免控拐i一呼値獣を異にしてはLg‑Dg (召kIRc。l.J.
紅)・Lgニい!Dg 〔Bk16b d昏e昏f匂g匂1〕.Lg≫〔Bk
16a魯g)の如き滞差が認められる.特にBk16j:16g 間に於けるはLg/Dgの関係が3200‑+732ロO.‑f : 3200.
十/800±の如くにて其の差が其拝である. Lg :Dg間 に於ける斯かる反応イ輔差発現の由来としてはチBk
: BklYg間に認められる如く, ]―j―‑iなる実験例別に帰紡 される‑)―nL見の如くにもraい考されるのであるが,聾者は 旦の主体lを反応府中血泊に於ける後述のLQ‑Rprに 求めている訳である・
rf. H抗体の含容度吟味
立Tいffiいいl・は/j―::其(Lg)免捜0‡昭川L描1Iい}‑ (Ma, aい/T―〕 ‑
g(n―I) ―― h〔丸印)並びに加熱死薗〔Dg〕免挫0型紅泊群
〔Ma.i(M〕‑】〔lW〕)に分別,夫々 ‑6.及び7.項 下にL毒し1立述される.
1d n耳a。a‑1〔ユ/[〕0)中少なくもLg免い紅f―1来のMa.a
‑g(M) frd於けるH抗体の存在と含容皮がP・A ド‑S
〔c〕を濫準原とする崎25600」十512弧リと解されるこ とtel―週―;;泊的に許される処でありプ実験的にも亦既報4〕
の如くMa.d〔丸n‑―No. 1Cc〕・Ma.gOり‑I‑No・ 1〔D〕
よりOjH‑a‑W‑J立ITU描所見として実証された処であるE 故事歿4)の如くS〔A‑D〕各分型の鞭毛保有状態は〔C〕
≒〔二‑‑〕 〔B〕≫〔丁)〕い=‑〔A〕であるがタJ‑tのH抗体産吐 能よりする時はS〔A〕昏S〔D〕免疫血描(Ma. a〔L,I〕 ・L g〔M〕)すF,S〔C〕原との問に夫々Lg256口0」―.Lg
51200―‑⊥―を示してS〔c〕申S〔B〕紅いfい―If (Ma, d匂e申f
〔lい/り; Ma.b由C〔M〕)内イ捌こ近似している.然し乍ら 足れ等各分担のH保有度を反応原性能より比較すると なればH抗体産生能の場合の如くには糊屯ではあり得 ない.以下No. ll‑14別所属Ma.a‑h列―卜各Bk所見 に拭いて逐――・花祭を進めてみる・
2・ Ma. a‑1〔‑m〕各〔N〕内所兄がHを支L}―杞放とす る反j^filfiに非ずとは判定されても, H反応の介在を否 定しfい・ることは保田された処である35〕.戴に免捜原S
〔A‑1)〕の抗原構成よりしてMa. a(M〕‑g〔M)〔‑h LいIT) <?.)かきLg ^い.i見捜山■】u#に肘ナるl―i抗体<o/r‑/.i‑I:i F―糊のこと/1‑二ら, Ma。 i (lW〕‑1⊂M)の如きDg原免挫
」I:「いfl'fに就いてす仁〕H抗体の出現は紬祝され得ないので ある・故は鐘検・培養法等に拠っては,い,),とi動性oj認めら れぎる主m*こして,染色.電顕優に拠り性徴/Fら鞭毛 の検証される場合もあれば亦iE常素系の或いは免睦刺 鶴泊来ajH抗体発現例も等閑視され得ない為である・
3. OH‑ninxOH瑠en反応に於げるH‑tit>‑<
o‑てitの関係がf―fl:試s諧斗のH‑昏0―Rprのm畏に支配
されることば当然とし〔,箱型菌を免蛙抗―i ・反J・―Ul週iと する場合H‑tit>O‑titの関係は殆んど to帯認められ る処である・戴にLg: Dgの関係よりMa. a‑‑li〔lいⅠ〕
三No. ‑14問に実施された総計29Bk所見を掛叩す ると次の様になる.
(a)稀釈倍数1管の差は菌株別に基づく0原のl相性 差11つに対する考慮等をも必要とするとして, 2倍以上 の差の如きは其の因を‑・枯H‑tit>O‑tit‑の放と解す ることも許される処である・献上〔a〕を基準とする場 合明確にLg‑tit二‑H‑ti七と判断され得るものは15/29
(Bklib・d e;1?a b・c.d・e;13a・b申C昏d・
e・f・g〕にして,約1!2例数に過ぎない〔Bk lib読d .e 3例のみは順述の考察に伴なってLg‑tit ‑O‑tit 例として本群より除外さオ1ることを予記しておく〔5‑
b・参IJいiJl〕〕・
(b)残例14/29の中5/29 (Bk llc.f・g;て2王; 1」4c〕
は1哲差例であり
(c)9/29〔Bk Ha;12g;14aォb・d・e.f・ ‑10
は知FいI‑差例に所属する.
̲とい:ミ(二しb)・(し、} !''週<'J::y<:い Lg;,'iJcvii.∴ ・ :rトiミ
:^o ; oの何れの場合と解するかが問題となる鞘であ
:J.い,い,比'‑')!:三い5 LQ V′トい) ,"‑い;<Vi'^い:二一Tl‑,=′.J二, /,、ミ!Lい
は同時に(a〕なる2背差以上の場合に就いてもtmい・一視 出来ないことになる・掛こ吏めて叙上を通Iiすると
(1) (a〕‑〔c〕屈例の如きBk別考察は(2) 」LLU―m (Ma,a〔M〕列.b(M〕列等)考察としても(3)亦反 応原別(No.11列・12列等〕考察としても系統化され 得ることを知る. (1) ‑ (3〕型式の取捨に関する一考 察(過程省酪〕上の難易よりすれば〔3〕の場/舶噛も 合目的の様に考えられる.
4.而して型式(1)より(3)への改卸側11^要 約すれば次の如くである.
(a)先ず2即諾芭現Bkを反JJl―i列別に求めるとNoq
ll〔―‑ S〔A〕⊃列―――3/7Bk・ No・ 12(== S〔B〕〕列‑5/7 Bk・ No.13(‑S〔c〕)刺‑7/7Bk・ No・14(ニー―‑S
〔D〕)列=‑0/8Bkで, 12/15〔80%〕例迄はS〔1i〕. S
〔c〕列に【―t]‑められ, S〔A〕列では3!15 (20%〕側に過 ぎず, S〔D〕別に於いては皆プJ![:であるB
(b〕 1符差Bk所見はS〔A〕‑3/7・ S〔13〕―‑1!7・ S
〔c・D〕=二0/7‑ で, 3/4 〔75%〕迄はS亡A]列に萌 している.
(c〕知(:差Bk例はS〔A〕‑‑―1!7・ S亡IB〕‑1!7・S〔Cj エロ!7 ・ S〔D〕‑7/8で, 7/9〔77‑7%)迄S〔1)〕列に所 属する.要約すれば各列の主体を成すものはS〔A〕列
‑2常例・1<h―T・例(1:1〕 S〔B〕列‑2軒別 S〔C〕
刺‑2背例 S〔D〕定一‑佃差例と謂うことになる.東宝
S, paratγphi A の抗上副黄道に関する研究
―,I:先ずS〔B〕・ S〔C〕に比すれば共に鞭毛少量なるに 拘らず, 2管差 1 'iい皇;差各例を同率に保有するS〔A〕
刺,並びにfti巨差例を以って主体とするS〔D〕列所見, ノ副1を総括祝して言えば, Lg‑tit : Dg‑tit比の在り方 に関する両極型・移行型等総べての型式を包容するS
〔二A〕・ S〔D〕列所見を資料として, Lg:Dg両価比較 OS本とも謂うべきLg―反応の抗原的内容の吟味を次 の如くに進めてみる.
5. P.A‑SLAJ (W‑No.H> SCDXNo.145 各列屈I‑g所見の抗原的〔H: 0〕内容
:も・既報ヰ〕の如くP・A‑S属各分型の鞭毛保有状態は [c〕≒〔い=‑〕〔B〕≫〔D〕>〔A〕である.即ち抗原量より
すれば一応叙上の順位を以って反応価低下の傾向が想 起されるに拘らず‑ Ma. b(M〕 ‑g(M)・a〔M〕‑Lgに 就いての実績にあっては順次夫々Ma. b(M〕列で‑
―IC A B D〕 〔以下‑―と路記〕,'c〔M〕‑〔c・A‑B‑
D〕; d〔M〕‑〔C‑A‑B‑D〕; e(M〕‑〔c A‑B
・D〕,‑ f〔M〕‑〔c‑A‑B‑D〕; g〔n幻‑〔c‑A‑B
‑D〕; a〔M〕‑亡c・‡週 A‑D〕の如き順位である.概 要的に言えば〔c〕→[A〕→〔B]‑〔D〕で,唯a(M〕列
∃′こ於いて〔c〕‑〔ち〕‑〔A〕→〔D〕の順位が認められる 17jみである―然るに此の際のS〔A〕‑Lg‑titはMa. b
〜 ‑g(M〕に於ける順位の如くS〔c〕‑Lg‑titには及ばず と距も,猶能く近接の高価所見を示し得ているのであ ち. S〔A〕<いS〔D〕なる鞭毛壷よりする時s〔A〕にし て爾りとせば, S〔D〕‑Lgにして少なくとも類似所見 が期待されるに拘らず実績はNo.14別所見の如きに過 ぎない.叙上の逆立所見は,勿論既述4〕の如きS〔D〕
w宙のHT凝空那札止性〔後記81〔詳記〕参m〕に由来す るものと考えられる.
b.尤も,茄に博志さるべきは比較の対象となった, No.11列S〔A〕所見である.既串良4)の如くS〔A〕はS [D〕に略瓶脱して其のH‑a血清内反応ほ甚だ軽度であ
ら. 〔上記のS〔A〕・ S〔D〕共に足れに既報4〕記述の ほ‑ffi―i止性なる術語が附与され得るか否かに就いては, 壬ヨーLffi記〕に於いて論述される.〕茄にS 〔A〕は鞭毛少
量の故にMa. a‑‑h〔M〕内反応内容をO‑tit>H‑titと 解すとすればBklla‑Hgに於ける6400+‑5丁200.±
なるLg帖ほ,後述のBklll‑111なる0型血拍内反 応仙640日± ‑25600±等より推しても, ‑一応0仰の如 くにも解し得るものである. 〔清‑+實に勿論, No.11 14 向別所l=iは共に容易にLg‑titキR‑titと解されるもの である.表13. ;α‑4‑c.参僧∴叙上値を安東免疫 に於ける常識的なo価と観むには構高価に傾くが,盟 報1ニーの如く免疫処揖としては碑強化型式が採られてい る訳であり,亦是れよりも猶強調されるのほLQ原と の関係である. No. ll‑14列属各反応に於ける0価と
13
してはDg価を以ってするが常道であるが Ma.i(M〕
‑1 〔M〕なる所謂0型血暗に就いて認められる様に (γ.参照), Lg‑tit :Dg‑ti七が2管差以上の例にあつ ても其のLg価を以って0価と観ずることは, LQ原作 を導入する限り支障ないのである.斯くて玄ではNo.
11列属Bk中1いRいI:差例・ 1管差例は勿論2管差例(Bk'1 b.d.e)に至る迄Lg‑tit‑O‑titと判定されること になる.従って亦,嘗てLg‑tit‑H‑tit例属と恕超さ れた叙上2管差例が該想定より除外されることも['―川j であり予記された通りである(3.参照〕.
c.鞭毛量に就いて S〔A〕くS〔D〕の関係にあるS
〔A〕が叙上の如くならば, 7/8例迄Lg‑Dg, !8例のみ 1日差に於いてLg>Dgの関係にあるNo1 14 (S〔D〕〕
列属各BkのLg‑titを‑0―titと観ることも許される 処である.
〔註記〕 Lg‑tit : Dg‑tit比に関して Lg‑tit:‑H―
titであるNo.!2‑<3列所見と〔6.参照〕, Lg‑tit:‑O‑
titと解されたNo。 14列所見との間には若差あるに拘 らず,前者とNo.11列所見との間には甚だ軸脱するも のが認められる.即ちNo.1例はNo.丁2‑13列と等しく Lg‑tit‑H‑titと解し得る如き所見でもある.然し乍 ら要はNo.14列同様にOH. O両型血措内反紅;価の瀕 似性を重視することにして, No.て1列に於いてもLg―
tit‑O‑titキH‑titと解することにする.
d.然し乍らS〔A〕・ S〔D〕が鞭毛陽性のE」‑―旦であるl眠り No. 'トNo. 14列Lg反応内にH反応が介在することは 当然である.仮りにS〔A〕・ S〔D〕をH‑阻u:.性型酎 に非ずとすれば其のH‑a―因子紅括内反)J訓]iはRep.
Ⅳ4〕 :T‑( 掲示の如く, S〔A〕型に於いてLg 40D±‑1600± 〔 ‑6400±〕, S〔D〕型に∃三っては僅か にLg lOO±‑+が認められるに過ぎない.経験的に言 えば,反応原構成細胞の甚だ僅少に於いて併も1 ‑2 条程度の鞭毛数に過ぎず,全細胞に就いての平均倍が 1条以下の数値を示す例等では,例えばRep.IV4) : T
‑7. S〔A〕型所見の如きを示すと共に培養的連動所見 も陰性である場合が‑る立#いめられるが, S〔A〕 SO)〕の 如く大部の細胞が夫々2‑3 (1 〕 ・2‑4 (2
‑6〕条を保有する反応原にあっては僅徽に過ぎる反 応であり,亦Rep.IV4〕: T‑3.に示される如く大体S 亡Cコ>S〔D〕>S〔B〕≒S〔A〕の関係乍ら相当顕帯な 移住性(Transmigrations7〕)を示すものである.
e.従ってNo.ll.U列属Lg何れもがH反J」を介在 せしめることは自明であると共に,其のH価の程度が Rep. IV : T‑‑6‑7‑ .等に示される如き症跡的乃―養と怯 弱反応とほ考え難いのである.換言すればNo.II. 14 列席H価総べてが何等かの外力の制圧下に在り,為に
14 高橋圧四郎 其Ujl'i一仙不「リjの様に考えられるのであるヰ此のことは 下言dJ所見よりしても紅―1走―叶能でy即ちNo.11母14列は Lg‑tit‑O‑titとの判断に従って下―.立fll"より除外される :lJ週い,No.12・13列は次項6.記述の如(Lg‑tit‑H‑七i七 と判超され得るものである.S〔t3〕申S〔c〕両反)JLこL其I のMa.a〔M)‑g(M)内に於けるHイ榔を,夫々紅措別に
No.12;No.13列の問に比較すると,例えばBkI9a―
Lg‑tit:Bk了3a‑Let‑tits二12800±三25600n立‑1冨2の 如くにして,順次S〔B〕‑Lg‑tit;S〔c〕‑Lg‑tit‑1 三2〔a〔iい/り二1:4〔b〔M〕〕1:4二c(M)二1:2
〔d〔lW〕ノ1冨2〔e〔M)二11:4「f〔lい,I〕〕1冨8〔g(M)〕
なる数値が求められる.故にNo.て2昏13列反応Mは夫 々S〔i3〕匂S〔cJ〕なる各分利√こ限られてのことなれば, 反JKリulfの高低は各様としても原f‑]いu的に解する暗叙Lの 比は酪同立‑・であり得て凱′い訳である.然るに叙上の如 くで1;2より1:8迄の差異が認められる・筆=掛′ニ
従えば本]―[]―‑r見の匝:RアLQ原作用に存するもので,―――一般 にS〔A〕‑S〔D〕反応原に於ける叙ヒ非系統性の発現
は反応原葡免疫「机描に於けるLQ抗原欄抗体の報―F―Yい]r判 係に由来するものと解されるのである.
i.叙上の如くにてタNo.ll.丁4‑工Jg)―frHfr二於けるH 反J」の介在と本反Jftいの発現型式に就いては‑‑・応の想虹 を下し得るのであるが7Lg内Hの―FMt謂うことにな
ると呪階段に於いては求めむに由!Iとァfrナれば,爾今次a̲) 虹起に基づくことにする・Ma.a〔朋〕‑g〔M〕内H抗体
―E――f―;‑.は次墳6.記述0―)如くで,S亡c〕を基準反J」原とする とNo。73列席各召k‑Lg―‑tit25600」(朋a・a〕‑51200=
‑―L〔Ma.g)として評価されるのである・Ma.a‑g(lW) 7例中1!7例(1‡a.a〕は256ロ0㊤,6!7例は51200ゥで ある.〔励みにMa.a(Mj‑Lgはb(M)‑‑f(ユ/I)―Lgに 止して稗低仙であるが,免睦11い's〔Ajの鞭T=
立1鼓と平行
する所見である.Ma,g〔恥D‑Lg「ti七はb⊂lい0‑f〔M)‑
Lgと等イ附こして免梅原S〔D〕の鞭毛鼓との問に,叙⊥卜 S亡A]の場合と罷的関係は類似するに拘uい,ず,てT,1行性 は認めLt)れないのであるが,此の性態は必然を―實とし ないものである―亦ユIa.f(九/f〕―Lg〔Bk】3f〕は51200‑リ で51200其二なる場合も考えられるが本朝では―‑‑j」
572ロ0―(+jとして立論される∴故に同――‑血枯に就いて のH反to仰は抗原側の反帖原性にも比例するとの原則
ド?;いJMM」―實:‑ゴしげ,No.11令iいTo・了4?iji二於いこも二」x―̲t) nr丑a.a〔M):b‑g〔M)内H柵比は―h略1;2の如く解
されてヰ)宜いことである・然る処叙上血Tい!
Rの中Ma.d
(M)匂g〔ユT)に関しては,Rep.IV4)三T‑‑―‑7.抱
二ととリiO如こ∴・:いr1‑ゴILより鮭K">‑としたH‑a‑IといjJ」」jll'.(I‑;'にいい:いて a―̲)H仰がmられている.即ちNo・ll(S〔A〕)肺とし
てはd(立いI)系H‑a内で16□0士,g〔M)系H‑a内で1600±
〔‑6400;320ロ±以下は放では採らずタ前満ヒB縣^いmr了1‑
と判定する〕,No,14(S〔D〕)仰としてはd〔^い[)莱 H‑a申g〔‑W〕系H‑a?い]で夫々100」・10C士であrL従 ってNo.11判属Lg‑O‑tit内に介在するH‑七itはBk a‑800住・Bkllb‑llg‑16□0㊤の如くにも考え得 ることになる.亡Bkllfのみは上記の如くにて‑3200
㊤も疑われ得るが,1600㊤と解しておくことにする.コ No.14列屈Lg‑0「tit内混在のH‑ti七はBk1la一立=50」tサ
・Bkiib‑‑ng‑l□0㊥と想定される・〔Bkiifのみ は200㊥も疑われ得るが100㊤と解しておくこと乱Ipl
断である.〕此の際既述の如く(e.参[fい(い]i)饌..hJこ得tr, れたH仙ま」サ"に非ずして抑制値なりとの温血は常に
念軌こさるべきである・免まれNo.114列席Lg〔‑r
0)反仙二混在するH反応の程度は――‑一応蓑15.の如くに 整即される.
〔r皇ft:宍Ll]去8・に於ける〔e〕〔M).〔g〕(M)なるiflLいrい[‑‑
F'l
は夫々e〔M〕・g(M〕と同一‑資料なるのみならザ術式 も亦夫々同様で,唯実験回次を異にするのみである.
然る処反応原S〔D〕(‑No.14〕列所見を観ると,夫々 対応関係にあるBk所見問でBk14e‑Lg〔64□D」〕‑、―
BkH〔e〕‑Lg〔25600±〕;召kJ4g‑Lg〔6400±〕い,^Bk 14〔g〕‑Lg〔12800⊥〕0)如き差異が認められる.従つ て表13―に於けるe〔M〕.g〔M)内s〔D〕‑H‑titは夫々 400㊤・2ロ0申ともなる理である.五にe:〔eョ.冒:〔g〕
nil晴間に発現した所見差の囚であるが,此の〔e〕・〔g〕
内所∫山j:S〔D〕分型純イヒに際して――一過的に認められる 所l―=iで違約化S〔D〕型所jI1と観ることが許されるのて あるが常態とは言い得ない処である.従って本所仙よ LQlll作用に由来する処に非ずと解しておく.猶反JK 原S〔C〕〔No.13〕列に於いてはBk13e‑Lg〔51200.」〕
‑―Bk13〔e〕‑Lg(512.00・」―〕Bk13g‑Lg〔51200.⊥‑〕‑
Bk13〔g〕‑Lg〔512□0.+〕で同価である・
g.殿上a‑士・迄の内容を要約すれば,Lg‑tit:いDg‑tit 所Il発現の由来は―いFいFi純ならずして(1)H‑tit二‑0‑tit の故に100口C加熱に困るH反紅;消失の縣・一宋として(2) 或いはH―titいい:いO‑titなるものが,其のH反ISまDg化 に[1]り消失し,Dg―化0原反応は例えばLQ<7)如きの抑 制作用を蒙って低下する打果として発現する]るJ]合等が 考えられる.No.H‑Upffl定属各Bk所見は何れも後‑告 (2〕の場合に帰せしめ得べく,其の所産として!*‑
tit‑ニ0」H‑titO‑ti七「>いH‑tit.‑.Lg―tit‑O‑titたる 結茄と,H原反応は独りH一因‑MLいir――mいlのみならザOH
jfllf―FF―]‑・内に於いても既に抑制され得る場介ありとcOJHい定 が搾られたことになる.
然しノl'「ら殿上の柑弧主上述oj如くNo.ll‑14〔S〔Aコ
・s〔D〕〕列]‑T立JT・見に拙いてa)ことで,No,12ョ13〔s〔B〕
5. paratyphi Aの抗原摘造に関する研究
・S〔C〕)列所見に就いての適用の可否は未だ不明であ る.以下順述される.
6・JP青A‑「S〔B〕(W「No.12〕・S〔C〕(W‑No.13〕各 列Lgllf?見の抗原的〔H:O)内容
a・既述の二No.'14列に於いてLg‑Dg価差として 2!―+!ほを示し得たものは,両列属全15Bkを通じて,僅 かに3例〔Bklib d.e)で3!15(20%)の少数例に 過ぎ、ない・足れに対してNo"12‑13列にあってほ夫々 5例(Bk;i2a‑H2e)‑7例(Bk13a‑13g;以上3‑〔a〕
發・:jいi)で,両列屈全14Bkを通じて12/14(85.7%)の 多数例に達する.併もNo.ll(14〕列に於けるが2管 jいr^限界とするのに対してNo.13‑14列にあっては 3照射こ及ぶもの5例(Ⅳo―13列2例・Ⅳo・14列3例)
・4鞘い―&こ達するもの3例(No.13列)を算し得るの である・斯くの如きLg‑tit>Dg‑titの関係は,免捜
訓掛,R實い阿脂に於ける鞭毛保有状態が良好ならば〔S〔B〕
‑5‑6〔3‑8)条・s〔C〕‑5‑6〔5‑8コ条;Rep.iv4〕
:T‑立11劉(1い)本免捜原由来のOH血構に於いてffi一帯 遭]い紹し得る処である.先ずMa.a‑g‑‑h〔lW〕なるOH 削L拍例より記述される〔0型血清例に就いては7‑a
・‑b・参}7い―(]i〕.
b.No.12S〔B〕J‑gを反応原とする際のOH型血描 (二S亡A〕・〔B〕・〔C〕・〔D〕‑Lg→血〕価:o型血清(S
・〔:A〕・〔C〕‑Dg‑riin〕価比,即ちBk12a‑‑,12g‑Lg‑tit BkI2i‑12トLg‑tit対比に於けるOH―tit>O一七itな
;さ側係よりして,特にNo・13S〔C〕‑Lgを反応放とす る場合のBk13a‑‑13g―Lg‑tit:Bk]3i<て31‑Lg‑tit 対比に於けるOH‑tit>0「titなる所見よりして,Ma.
a(M〕‑瑠(M〕内No.12*13列屈Lg各価は是れを‑JEい
Ⅰi馴臥と解するも大過軸きやに考えられるのである.
L述のNo・ll・14列の場合とは,Lg‑tit:Dg―tit問差
‑夘::+の由来を異にするもので,結論的には5‑g.記述の
‑虹E中(l〕としてのLg‑tit‑0+H‑titO‑titくH―
tit,‑r如こL啓一tit‑H「ti七なる関係が附与されるもの である・〔―因みにLg‑tit≒R‑titと解し得ることば既 述の如くにて容易である(表13.;α‑4‑c―参J:I.<o.〕
・c一宏8・記載のMa.d(M〕〔‑OH型;S〔C〕‑Lg免挫
Ⅳo・と[Cl〕fan‑
i‑A)並びに当血措よりのH‑a一因千血描
〔Rep.‡V:T‑6.参照)内所見を基にして,吸収前 (OH〕後〔H‑a〕に於ける反応価を比較すると,SCB〕
議Lg〔No.1^2〕に就いてはOH;H‑a‑2560Q⊥:25600 +―,S〔C〕‑Lg〔Na.│3〕に就いては‑51200.+:51200.
―で夫々等価を示している(表8.所見とRep.ftM):
T‑4.とは相異なる場合があるが両者同‑・実験である.
衷81〔l‑週ft二VI‑1.春代〕.H‑a内でS〔B>Dg S亡C〕‑
Dgは猶11'性を示すが100±に週提ぎず,厳軌こは未だ其
15
の内容不明である. ,〓し是れを0価としてもOH内Dg はS〔B〕・Dg‑1600± ‑6400⊥ I S〔C〕・Dg‑:1600⊥‑
12800士の如くに高価の故に,供試OH.H‑aの内容 が峻別可能なことは当然で,例えばBk了2gに於ける如 くOH血清内H反応価の決定に困ずることば抑帥、ので ある・免まれ斯くて少なくもd〔M〕に就いてのみは, Lg‑tit‑H‑titなることが論証されたことになる.
d. Ma. d〔M〕以外の紅l清に就いてはH議a―[其子血描に 基づく所見が収められていない.然しa‑‑c.を通じて 常識的にもd(M〕の場合と同様のことが考えられるの で,掛こd〔M)に準じて, No,了2‑13列Lg価を以って Ma. a〔M〕‑g〔M〕内H価と看倣すことにする.去15議 記載の如くである.
7.a.次にMa.i‑l(M〕なる0型抑古内H抗体の存否 であるが,常識的には加熱免疫原が供試された場合と 推も正常凝集素として或いは免疫刺戟等の結果として H抗体の包含されることは掛しとしない.其の程度は 低価なるを常例としても時に相当或いは顕著な高価所 見の認められる場合も存在する. Ma.i‑^1〔M〕に就い ては工トa血清化された場合の実績が獲られてないので 次oj如き考察過程を辿ってみる.
Rep.IV^〕 :T‑4・に就いてP.A‑CiNo. }血描(塞 8・皿Ia.d〔M〕‑OH‑nin〕並びにP.A‑COl血清〔Ma.
k〔M〕‑O‑nin〕に対する反応原OsloのLg ‑Dgの在り 方を考察すると, OH型内でのLg―tit‑51200.H‑は0 型内Lg‑titとしてほ‑100+に過ぎず, Dg化すれば
=1ロ0「である・然る処Oslo‑s〔C〕のH‑a反応原 性は, ‑P.A‑S型代表のS亡Cコの其れと殆ど全く差異 矩しと考えられるのである⊂8‑b.参照〕一社ってS〔Cコ を基準反応原とする際のMa. k〔M〕‑H‑tlttま‑100ゥ 相当量に過ぎずとも観じ得る処である.本値はBk13 良‑Lg反応内H反応価に該当する.
次いでS〔B]を反応原とする場合は,其のH反J,tい」原 性がs'〔B〕 : s 〔C〕 ‑Oslo「〔C〕‑25600十: 51200‑.‑
(Rep.IV4) : T――‑6.〕或いは‑1280ロ± : 25600± 〔Do : T‑7・)で共に‑I :2と解し得るので, k(M〕内H佃の 1!2即ち‑50㊤と想定される.是れはBk 12k‑Lg内H 佃である.
更にS[A〕・〔D〕を反応原とする場合であるが, H「
a一因子血清に於けるS〔A〕 ・ s〔Dコ‑H‑titが怯性乃至 低価なるは,是れを阻止現象の放と観ていること既説
・後述の通りである(5‑d∴ 8.参掴〕.従ってS〔A〕・
S亡D〕‑H‑titの実相は不明な理であるがy然し‑‑」blA 未だH‑阻止現象の本態は末証の故に, E報rLL現象とは 1Iいm謂係にRep.IV4〕 : T‑6‑7.所産を観る時はS 〔A〕
=柑00± (T‑6―〕 ‑1600± (‑6400±) 〔T立7.) ‑
16 高橋庄 16008―,S〔D〕‑100」(T―‑‑6n〕‑100士(T‑7払〕――二 100珪と謂うことになる.臥ヒs〔B〕oii合同様の赴促 ヲ‡']J式を採るとすればRep.IV4〕:T‑6‑7日よりしてS
〔A〕冨S〔C〕‑Oslo「〔C〕‑1600世:51200.」‑‑}:32, s〔D〕:S〔U〕‑Oslo‑化0㊤:51200.」――‑―‑1芸5て2とな る・故に求めるH‑ti七ほBkllk‑=10□!32‑3.1‑25珪〕
≒3琵,S〔A〕,BkHk―二MOO/512‑0申195‑=≒0.2S〔D〕
で,後者では非稀釈披内凪.―L:も陰性(ト〕と謂うこ とになる.
b.澱Lk〔lW〕以外の[hlい[い,―とi―に就いてはOslo}打見すら欠 如している為想定全く不能である.唯k〔1W〕と免控厩
を等しくし,免挫原量を鞘多量とする1(M〕紅いm―A(衷 9‑35〕参It]い]i)内S〔A‑D〕‑Lg‑titほ,k(]¥耳〕内S〔A‑
D〕‑Lg‑titの夫々2〉〈になっている.此の際H抗体蘇 生もk〔M)に於けるより高度と観じて触りに其の2X と石供すとS〔A‑Dコ‑Lg一七itは夫々6〉く100)い‑200>く
0.4Xとなる理である。瓢上は勿論全くの参考値に 過ぎない訳であるが,衰15.には概要想起の為の推定 惜として仮りに足れを記入しておく.
Ma.k〔1り列Lgを基準として,叙上と同―‑一型式を Ma.i〔M〕魯j〔M)tこ適用してみると同じく衰15・の如 くである.此の際k(M)―Lg:i(M>Lg‑k〔M〕‑Lg:
j〔M〕‑Lg間に於けるS〔A‑D〕各反応イif比にほ,k
〔凪′T)‑Lg:l〔M〕‑Lg問の如き系統的所見(1:2〕
が認め仁」れないので,&々参考値に過ぎないことにな る讃阜であるが,i(M)白j〔Nり1(M〕内H含容度を仮り にk〔M〕の10〉くと観る場合でもS〔A〕‑SCD〕各IE―l‑価は 夫々30い,i・500x・1000)く 2xい程度にて表8・に於ける 紅組.i〔M)‑l〔1W〕‑Lg実績値との問には猶相当の価差 が認められる.換諾すれば少なくもi‑1〔M〕内H抗体 損は‑l(M)Lg凪>c>の支配的地位には在り得ないこ
と]J週い‑―‑)ぷ仮定されても」;(い様に考えられるのである・
8.[詳記二」1。H反応阻止怪現象の存否に就いて a.第4幸歿4い,内容が取り敢えずH反応阻止現象と呼称 されるにj―と‑.った論拠を掛こ要約するとタP.A一‑S[D〕
は形態学的.生物学的・免疫学的〔H抗体産生能〕に
‑――一応轍芭陽性巧旦と―f提起され得る歯型で,0壬壬」frlいi=―mこ対 する高度被凝性を示すに拘らずH‑a‑因子血描に対し
ては該性甚だ低度なりしことに帰納される・
b―然し1―‑;ら4‑b‑c.境内宕並びにRep.IV4〕:T‑―‑6‑
7Fさ ;I'
:ui‑i皇fctO夫々S[立:‑い〕。S〔1)〕oホす(I)H(I‑Me―L・dし叶)」)
‑tit:H‑a一七i七比を参考にすれば,No.ll(S仁Aコ〕・
No.HCS〔D〕〕列席各Bk‑Lg‑ti七は‑0‑ti七と解し得べ く,亦各Bk‑Lg反瓜勺H:0の関係は0‑tit>H一七it にしてH価低圧と謂うほH‑a因子血清内反応の故には 非ず,未吸収OH血描内に於いて既に低価であるとも
四;S
――――「――ー■――――――――――――‑――‥―――=――
解さるべくy換言すればH‑阻止現象とは押し得ずと も謂い得る処である.
c―爾るにヰ)拘らず少なくもS〔D〕を以ってH‑ISlli!:
性型と解した所以のものは,5‑d‑e.記述の理山に罷 るものであるNo.弓4列属各Bk‑Lg内H反山一よ例えば LQの如き何等かの外力〔Rpr―LQがH原に対してもHi 止的に作用するか否かは末検である)に抑制されて土 仰を発現しあらずと謂うこと,換言すればS〔D〕の」宙
のH原反J芯はH‑因子紅い;,――flj―‑を傑たずとも既に(〕H紅いIい[f[
内に於いて阻―LLされているとも解されること,亦Srく 解せぎれば5‑d‑e.項の理解し難きに由るヰ〕のであ る・叙上の関係はNo.11列反応原S〔A〕に就いても同 断である.
〔閃みにNo・14列席Bk〔14a‑14h〕の殆ど全例
〔7/8)がLg‑tit‑Dg―titなるに反して,No・11列親 Bkは其の殆ど全例(6/7〕がLg‑tiセニーDg‑ti七なる関
係に7―L:.り,‑5―lしてはS〔AコとS〔D〕とはl―'―lら区別さ るべき棟の所見である―然し乍ら叙上所見はBk‖i‑
11トDg:Bk141‑14トDg間対応的比較よりして紅丁立 起される様に,S〔Aコの0反応原性がS〔J)〕の其れを 凌丁皇いrい3するに由ると解され得るもので,H一阻LL現射二 間与しての本質的差異とは考え得ないものである.
〔議記〕2.P・A‑‑―S〔c〕申Oslo‑S〔c〕のモ壬反J」
原性に就いて
s〔c〕‑Lg:Os/o‑Lg間の反応庶性を比較検I週―いj11る と,例えば表8.に於けるBklSe:19e.Bk]3⊂e〕;19
〔e〕・Bkて3[g〕:19〔g〕BkI3q:19q間に清Jいめられる 如く或いは亦Rep.IV4>;T‑4 5・6 a.に於ける諸 例の如く,S〔c〕‑Osloを示す例は多々である・然し
*.%実験例に由ってはBklSg:19g問の如くS〔c〕二 osloにして=二2:1の率を示す場合もあれば〔猶同帆 ftの疑われ得る例としてはBk13o:I9o)立4T・見がある〕ナ 表1.血描No.41内所見の如くS〔c〕くOsloなる例も 散見する29〕.要は時にS〔c〕三Oslo‑2:1‑1:2とし て発現する場合も認められるが,S〔c]‑‡‑g〔‑H‑
tit〕‑Os/o‑Lg〔‑H‑tit)を以って原則とすJい1く,叙 J‑>‑く所見の囚は各様に推測されるが,―iと./"""*いは格別 にRpr‑LQ(〔詳記〕〕i.参照〕等の機作に誘導するIi は夘い幸いと考えられる.
。/.S〔0〕抗体の含春慶吟味
oH型(Ma.a(M)‑‑g〔M)‑h(M〕〕om―〔iいIa・i
〔M⊃‑1(Nけ〕各[fir/いv‑.I‑.
FJに就いて其の0抗体含袈斑を一 括吟味する.
1,Ma.a(M)‑1〔M〕に於ける0反IJ―ti;仙としてはタ 鞭毛保有型であるS亡A*B‑C・D〕各分tとijJ週反J」虹と して供試される限り,各rl―;―iのDg仰が採択されること
S. paratyphi A の抗原構造に関する研究 は当然である.然る処叙上各血清群:各反応原問に於
けるDg価を表B.に於いて観察すると,血清別・反応 掠別等何れの面よりするも殆ど全く非系統的である.
() I OH反応の別を問わず一般に例えばLQ原作用等を 考慮に容れる時はDgに比してLgの採択さるべきこと は既述された処で〔既幸酢5)〔軌〕℃ ‑〔B〕‑β 4‑K8>
(こ9) ;当報〔c〕‑α‑2‑3‑b.〕,亦後述きれる処である (二2.参照〕山茄にMa.i〔M〕‑1(M〕なる0型血清に於い てはNo.:lM2‑13‑14 (夫々〔A‑B‑C‑D〕に該当)列 何れのL琵に就いても,是れを一応Lg‑tit‑O‑ti七と 槻徹すことは,常識的に許される処である.亦Ma.a (:M〕‑蛋(M〕がOH型血満なるに拘らずNo 12列 ]二瑠に限ってLg‑tit‑O―titと想定されたこともβ‑5‑
c・記概の通りである.爾る処No.12‑ 13列Lgに就い てはLg‑七i七‑H―titと判断されたことβ‑6‑b.記述の 如くで,従ってNo.12‑ 13別に於いても亦叙上例と等 しく0価の表現にLg価を以ってせむとならば, H反 肘勺に介在するLg原反1.t立;としての0‑titを探索しな
17
ければならないことになる.考察を次の如くに進めて みる.
2.表13】供試の0‑1 ・ 0‑12各因子血描は何れもMa―
k(M〕 (‑No. 1.〔coo〕なる0型血清より調製された ものである. 0‑12i+12sはTyphi T芝生宙免疫OH型rIL 血清が代用されているが,仮りに〔COl〕系0‑12i+123 内では是れより高価なる場合を考慮して, 01に於け る最低価S〔B〕‑Lg 3200‑Dg 3200に一致せしむべく 換算比例化しても, T丑系0‑12内s〔A〕・〔c〕・〔D〕■
各LgサDgは何れの場合もo‑1に於ける夫々の対応 価に及び碍ない.以上を要約すれば,各o一因子紅括 対S〔A B C D〕各原反JKいの中Lg・Dg価何れの 場合も0‑1血清内反応価が最高を示していることにな る.亦他面に於いて0‑2* 0‑12血措対S〔A‑D〕慌互 問反応は血清別にLg―tit ―と‑ Dg‑titを示して夫々16ロ0
㊤ 800㊤である.従って各因子化前のk〔M⊃なるOL其i 血清内に於けるS〔A‑D〕の0反応価は大体に於いて o‑1内反応価に支配されているものと考えで貢い訳で 表13. 0 凝集価支配既 に 関 す る 考察
;IIL い;iTll
P.A‑
S〔A〕
p.A‑S〔C3ioo‑c
2‑5H〔0〕:W‑Ma.k〔M)〔COl〕
→s*wjfei oo‑c
‑T望 1 H
TyphiTz〔OIT)
〔T詔OH〕
P.A COM]
1OISNo」296
―うP.A IQCTC
‑S〔C〕 2H
とho‑pS苛
I‑Tho‑p^にc
〔col〕 ―‑w?臥
二―
I
「 E
1・2 」弟
T‑g 128GCァi‑ ̀4
Dg ; 12800±『4
0‑1 」辞 ― o‑2 瀞!o‑12i‑123[瀬 H‑a ― H‑1‑5
2800±― 4 ― 1600±― fi
6 61C[T三!2 4T1600‑
3200+13200±
Lg
Dg―‑‑‑‑訂i前う2Tるる;
400± : 10□±
―
E
20コ⊥ ― 100:±
1600± ;チi ― 800+ ― X 25600立. ― 200±
Lg I 6400± ― 64口0±
320口‑ 1―
Dg ― 3200±
Ⅰ‑g ― 6400⊥ ≡ 2
S 〔l̀)〕
Oslo‑―‑
S〔C
Suis S
―L
[n+
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―‑―
4― 3200±
6400±[ 2 ― 1600± 5* ⊥
Dg ; ――3―るるo―TT―丁―「―4 6訂「―――「――蒜
Lg 200± l〔100)一書 〔100)一 彦100士
ttg (loo)‑
Lg
(100)‑
25600十 100±
100± … 100±
100十 葛 100±
・□o」‑ ― 10□±
―
25600+ ― 1ロ0±
―
(100〕‑ F ―⊂100)‑
10□±: : 100±i lOO±! ― 10ロ±
〔100⊃‑― IOC±
100± 2560□」―
Dg.―100)‑― Jboロト」 ≡(100ト 100± ;≡ (100〕‑ し 200±
二ilh」二. . Lg‑ Dg― : ‑Dg‑無処置生態反応原, Dg―‑10CTC 30M処置死尚反応原〔地表同断).
2. Drzo : ‑Drzo‑Durazzo Senfg‑Senftenberg * Thomp‑Thompson Suis‑Ch. suis
〔Kunzendorf 1350〕. ‑ :一晩収符―
3山 O‑1M2i・12s:‑0‑1‑2は共にW‑Ma. k(M〕‑〔COl〕 (表8.)より調製, o―12i一昭3は Typhi T盟‑OH型血清,詳細は既報1〕参.nいs.
キロ―半:‑o‑1に就いてのLg価比s〔A:B:C:D〕 ‑4 : 1 :2:2は,以後各分型l」g舵 の各血清内o反応度に関する基準比とされる.
‑い‑:‑:
―
s〔c〕i
121600±弓 ∃800±! ≡
二山車」至上垂亘宜二
―吐⊥⊥800⊥‑ 800+
800+
800
8DO±i !
‑彦週i v‑ji
200± ― 100±
―