基準5 選択的評価基準
[注意]選択的評価基準(5-A ~ 5-C)を実施する場合
自己点検評価の根拠となる資料データは備付資料とする。
資料データ一覧を *4(提出資料備付資料一覧)に記載する。
複数の基準を選択する場合は基準ごとにまとめて記載する。
5-C 地域貢献の取り組みについて
5-C-① 地域社会に向けた公開講座、生涯学習授業、正規授業の開放等を実施してい る。
【現状】
本学の所有する知的資源および教育情報等を広く社会に提供することを目的とし、平成 12年度から社会人および学生を対象として特別公開講座「たいし塾」を民間カルチャー組 織(株式会社毎日文化センター)との提携により開設した。開講当初は、年3期制であっ たが、費用対効果等の理由から2期制へと変更した。平成21年には藤井寺駅前キャンパ スの完成に伴い、地域社会との結びつきを強め、独自スタイルで講座の運営を図るべく検 討を重ねた結果、平成23年度からは藤井寺駅前キャンパスで開催する運びとなった。過 去3年間のテーマと受講者数は、平成22年度第1期「異文化との対話から学ぶ」、第2期
「般若経を読み解く」(延べ679名)、平成23年度第 1 期「“日本的なるもの”の形成-
日本文化の原点を探る-」、第2期「聖地と巡礼-信仰の“かたち”と“こころ”を訪ねる 旅」(延べ521名)、平成24年度第1期「言葉を通して学ぶ仏教の世界」、第2期「清盛 の時代の思想・歴史・文学」(延べ995名)であった。
平成13年度に羽曳野市が「はびきの市民大学」を開学したことを受けて、本学では地 域性を重視したカリキュラムを作成し、専門的かつ体系的な学習が継続して実施できる機 会の提供に努め、現在に至っている。受講者数は、平成22年度(4講座)139人、平成 23年度(3講座)137人、平成24年度(2講座)62人、平成25年度(2講座)66人 であった。
さらに、平成7年度から平成20年度まで大阪府立文化情報センターと共催してきた公 開講座は、平成21年度より大阪府の共催のもとで引き続き運営され、一般を対象に無料 で実施している。過去3年間のテーマと受講者数は、平成23年度「生活の知恵-快適な 暮らしのちょっとしたヒント-」(受講者数96人)、平成24年度「道を通して見えてく るもの」(受講者数217人)、平成25年度「言葉で紐解く仏教の世界」(受講者数259 人)であった。その他、生涯学習事業としては、「オープンカレッジ」を開講している。語 学、文化、創作、健康、子供向け講座など前期、後期の2期に分けて、平成22年度は1 53講座、平成23年度は245講座、平成24年度は232講座開講した。特に、平成 21年度からは、これまでの学内キャンパスだけでなく新しく誕生した藤井寺駅前キャン パスでも開講しており、多様な生涯学習プログラムを提供している。加えて、本学では、
教員免許状更新講習(平成21年度~)、高大連携事業(平成22年度~)を実施し、平成
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23年度3月には、医療法人春秋会城山病院と地域連携協定を締結し、多くの社会人や地 域の方々、高校生に対して幅広く、より充実させた内容で生涯学習の「場」や「機会」を 提供している。
【課題】
このように、これらの公開講座や生涯学習振興への取り組みは、受講者がどのような講 座に興味、関心を示し、満足度を得るのかを十分に分析していかなければならない。あわ せて費用対効果も検討しながら、藤井寺駅前キャンパスの活用をこれまで以上に加速させ る必要がある。
また、公開講座など時間的な制約がある中で講師にかかる負担は大きく、その改善策が 求められる。その他、大阪府との共催による公開講座は、昨年まで大阪府さいかくホール を使用していたが今年は、大阪府新別館南館で実施、来年度からはあべのハルカスにて実 施する予定で実施時期や回数も一新していく。はびきの市民大学については、より新しい 講座の企画や講師の専門性に応じた多様なジャンルの提供に心がける必要がある。
【改善計画】
“何かを学びたい”という生涯学習へのニーズは、絶えることはなく、気軽に受講しても らえる講座企画や運営が何よりも大切である。講座回数や会場、時期的な見直しを図る中 で、経費も抑えながら講師への負担を軽減し、無理のない講座を実施することが大切であ る。
また、複数にわたる事業の中で、本学の学部の特徴をふまえつつ、新しい講座の企画や 講師の専門性にあわせたジャンルの講座提供に努め、その事業の趣旨にあったテーマ選び をしなければならない。
5-C-② 地域社会の行政、商工業、教育機関及び文化団体等と交流活動を行っている。
【現状】
本学では、聖徳太子の建学の精神に則り、人間教育・人材育成を柱に、本学の保有する 知的資源および教育関連施設を広く社会に開放し、太子の教えに宿る「和の精神」の実践 を理念に掲げ、平成9年にエクステンションセンターを設立した。当センターは、教育・
研究にならぶ社会貢献の使命を受けて、生涯教育専門機関としての役割を果たし、広域の 生涯学習振興に寄与し、地域社会との共生・交流に注力するほか、人々の自己啓発や生き 甲斐の一助として、様々な教育事業に取り組み、多種多彩な社会的活動を実践している。
そのはじめとして、公的機関との共催事業による公開講座や公開シンポジウムでは、社会 の要請・ニーズを調査、分析し、講演やディスカッションを通じて、現代に学ぶ「場」と
「機会」を提供している。また、地域自治体や施設、企業、各種団体に対しては、講師派 遣を積極的に推進し、知的資源の開放を図り、地域と密着した大学のあり方を示すと同時 に、「人・町・社会」づくりに寄与している。また高大連携事業では、大阪府下の地域の高
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校と提携し、本学教育職員による模擬授業や学生によるピア活動等を行ない、高校生の進 路選択の一助を担っている。その他にも、IBU桜WEEKSや生涯学習フェスタでは、
自然あふれるキャンパスと充実した学舎を一般の方々に開放し、生涯学習に参画される 人々にとっての快適な「交流・情報交換の場」と「多様な学習機会」の実現を創出してい る。
当センターが設立されて以来、年月を重ね、地域社会に対して「生涯学習振興」や「交 流・情報交換」、「学習機会の提供」といった使命を果たしてきたことは、老若男女全ての 参加者の知的好奇心を高め、本学の「教育・研究の向上に資するもの」として一定の評価 を得ている。またIBU桜WEEKSでは、咲き誇る学内の桜並木を地域の人々にも楽し んでもらえるよう、キャンパスを開放し多くの人々に大学へ足を運んでもらう気軽さを定 着させた。また、平成24年度に引き続き、平成25年度も凧あげ名人を招いて本学学生 と近隣地域の参加者による凧づくりや、出来上がった凧をあげる「凧揚げフェスティバル」
を実施した。
【課題】
今後、地域への文化、情報の発信と人々の生涯学習への参加を更に推し進める為に、教 職員をはじめ、学生のこれまで以上の積極的な参加は欠かせない。これは、「交流・情報交 換の場」と「多様な学習機会」の実現が、本学ならびに学生に還元され、再び「人・町・
社会」へと循環する流れの構築によって、地域との共生が揺るぎないものとなるからであ る。しかしながら、事業の拡大を視野に入れれば、人件費や会場設営費、広告宣伝費など の経費面での課題や、参加者ニーズ把握やいかに多くの来場者を集めるかなどのソフト面 の課題が考えられる。
【改善計画】
生涯学習事業で、経費面での補填は避けられず、経費を節約した中での事業の充実も改 善向上策の柱となってくる。またソフト面では、アンケート等による分析など、社会動向 や参加者ニーズを把握し、本学の保有する知的資源および教育関連施設を広く社会に開放 していく。心のよりどころを求める行為が人間力向上に繋がるのであるならば、生涯学習 はその一角を担う要素として特に重要である。人々が学び、語らい、交流をはかり、これ からの将来にふさわしい新しい文化と豊かな人材を創生していくために、その時々に求め られているものを捉えていくことが大切である。
5-C-③ 教職員及び学生がボランティア活動等を通じて地域に貢献している。
○ キャリアセンターでの取組み
【現状】
福祉・保育職において、授業・就職前の職場体験のためにボランティアを推奨している。
中でも、保育科の「保育実践演習」では、学生が保育園・幼稚園に出向き、子どもとの関わり を持ったり、園から園児を招いて模擬保育などを行っている。また、学生からの相談を受付、
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助言・指導を行っている。実習終了後に実習先の夏祭りの手伝いなど行事のボランティアを体 験する学生もいる。
【課題】【改善計画】
現状のボランティアは専門職養成、職場見学の意味合いが強く、本来のボランティア活 動とは異なる。また、学生主導で行なっているため、現状の全ての把握に至っていないも のの、面談指導時に本人から聞き取ることで参加状況の把握・学生支援ができるものと取 り組んでいる状況である。
○ 学生支援センターでの取組み
【現状】
本学の学生が参加するボランティアについては、①教育機関における活動②公的機関に よる認可を受けた福祉施設における活動③公共機関などにおけるボランティアセンターな どの支援活動④学内における聴覚障がい者へのノートテイクなどの支援活動があげられる。
これらは、各市町村の教育委員会や社会福祉協議会、社会福祉施設等からの依頼が大半を 占めている。また、学生運営委員会では、定期的に大学周辺の清掃活動を行っている。
【課題】
ボランティア活動の依頼が本学にあった場合、ボランティアと称し、カルト教団やマル チ商法などの悪質な団体が含まれている可能性があるため依頼元については、精査する必 要がある。また、危険を伴う活動、事故・災害時への補償や本人の過失による賠償責任等 についても十分に精査する必要がある。
【改善計画】
郵送物でのボランティア活動の依頼があれば、当該団体のホームページ等を閲覧し、学 生に紹介できるか精査しているが、可能な限り依頼元の担当者と直接会って条件等を聞い た上で、学生ボランティアとして適切であるかどうか判断をしていく。更に、他大学と情 報交換等を行い、学生が安心してボランティア活動に取り組むことができる体制作りに注 力したい。
【5-C-1備付】地域貢献の取り組みについての資料