堰上流側における水質変化の検討 山梨大学
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(2) 第37回土木学会関東支部技術研究発表会. 油川(表面). 八糸川(表面). 六反川(表面). 八糸川(表面). 六反川(表面). 常永川(表面). 油川(河床). 八糸川(河床). 六反川(河床). 八糸川(河床). 六反川(河床). 常永川(河床). 8000 7000 6000 5000 4000 3000 2000 1000 0 0. 20. 40. 60. 80. 100. 溶存酸素濃度(mg/l). 一般細菌数(CFU/ml). Ⅶ-36. 13.00. 12.00 11.00 10.00 9.00. 8.00 7.00 6.00 0. 20. 40. 80. 100. 堰からの距離(m). 堰からの距離(m). 図3. 60. 水面近くと河床近くの一般細菌数の比較. 水面近くの溶存酸素濃度の変化を図4に示す。油川、. 図6 水面近くと河床近くの溶存酸素濃度の比較 5つの堰で堰に近づいた時の、一般細菌数と溶存酸. 八糸川、横川では微少ながら堰に近づくに伴い減少し. 素濃度の変化傾向をまとめたものを表3に示す。溶存. ていた。六反川では80mの溶存酸素濃度が0m から. 酸素濃度については全ての河川で減少傾向が見られた。. 50mまでの溶存酸素濃度よりも2mg/l ほど高い値だ. 一般細菌数については、堰に近づくにつれて菌数が増. った。さらに、0mから50mではほぼ一定の値を示. 加した場合と減少した場合とがある。減少する要因と. していた。常永川の溶存酸素濃度も減少傾向だったが、. しては流速が小さくなることにより沈殿しやすくなる. 他の河川に比べ高い溶存酸素濃度を示していた。河床. 点が考えられる。堆積物の多さは河川水の汚れの強さ. 近くの溶存酸素濃度の測定結果を図5に示す。どの堰. の影響を受けることと考えられる。そこで、汚れの強. でも水面近くの溶存酸素濃度と同様の傾向を示してい. さを表す指標として BOD を選び、BOD と流速を2軸. た。表層と河床近くの溶存酸素濃度を比較した結果を. としたグラフ上に、各堰での値をプロットしてみた。. 図6に示す。八糸川、六反川では水面近くと河床近く. その結果を図7に示す。この結果により、BOD が低く. の溶存酸素濃度はほぼ同じ値を示していたが、常永川. 流速も低い堰では一般細菌数の減少傾向、BOD が高く. では水面近くの溶存酸素濃度が河床近くのものより高. 流速が大きい堰では増加傾向が見られたといえる。 表3. い値だった。 油川. 八糸川. 横川. 六反川. 常永川. 番号 1 2 3 4 5. 溶存酸素濃度(mg/l). 13.00 12.00 11.00. 10.00 9.00. 河川名 油川 八糸川 横川 六反川 常永川 油川. 8.00. 一般細菌数の変化 溶存酸素濃度の変化 河床で減少 減少 増加 減少 減少 一定 変化なし 減少 変化なし 減少 八糸川. 横川. 六反川. 6. 8. 常永川. 4.00. 7.00. 3.50. 6.00 20. 40. 60. 80. 100. 堰からの距離(m). 図4. 水面近くの溶存酸素濃度の変化 油川. 八糸川. 横川. 六反川. BOD(mg /l). 3.00. 0. 2.50 2.00 1.50 1.00 0.50. 常永川. 0.00. 13.00. 溶存酸素濃度(mg/l). 堰に近づいた時の一般細菌数と 溶存酸素濃度の変化. 0. 12.00. 2. 4. 10. 12. 14. 流速( cm/s). 11.00. 図7 各河川の BOD と流速 4、まとめ. 10.00. 9.00. 一般細菌数と溶存酸素濃度が堰に近づくにつれ変化. 8.00. があるかどうか調査をした。その結果を以下にまとめ. 7.00. た。. 6.00. 0. 20. 40. 60. 80. 堰からの距離(m). 図5. 河床近くの溶存酸素濃度変化. 100. 1、一般細菌数の減少ないし一定傾向が見られた堰は、 BOD が低く、流速も低い地点だった。 2、溶存酸素濃度は一般に減少傾向が見られた。.
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