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(1)

介護キャリア段位制度について

2012年11月6日

内閣府政策統括官(経済財政運営担当)付

参事官(産業・雇用担当)補佐

(2)

介護人材を巡る現状と課題① ~将来に向け大幅な増加が必要~

140万人

0

50

100

150

200

250

2011年

2020年

必要介護職員数の推計

201~211万人

(万人)

60万人強の

増加が必要

高齢化の進行に伴い、介護職員の大幅な増加が必要。

資料出所:「医療・介護に係る長期推計」(平成23年6月社会保障改革に関する集中検討会議) 1

(3)

介護人材を巡る現状と課題② ~確保が困難な状況~

介護分野は、全産業平均に比べて離職率が高く、有効求人倍率が高い。

⇒ 人材の定着や新規参入が進まず、人材確保が困難な状況。

資料出所:「介護労働実態調査」((財)介護労働安定センター)、「雇用動向調査」(厚生労働省)、「職業安定業務統計」(厚生労働省) 2

介護職員

全産業計

(4)

介護人材を巡る現状と課題③ ~「業務への評価が低い」が不満~

介護職員は、「仕事内容のわりに賃金が低いこと」、「業務に対する社会的評価が低いこと」など、

「自らの業務に対する評価が低い」という不満を抱えている。

(5)

介護人材を巡る現状と課題④ ~介護スキルが不安~

介護職員は、「利用者に適切にケアができているか」、「介護事故で利用者に怪我をおわせてしま

うのではないか」といった「自らの介護スキルに対する不安」を感じている。

(6)

介護人材を巡る現状と課題⑤ ~エントリーレベルは比較的定着~

短時間労働者(エントリーレベル)である介護職員については、賃金は全産業計と同等以上である

とともに、離職率は全産業計よりも低い。 ⇒ エントリーレベルは比較的定着

5

(7)

6

介護人材を巡る現状と課題⑥ ~中核となる職員の確保が必要~

一方、介護職員の常勤労働者(中核的な役割を担うことが想定される職員)については、賃金は全

産業計よりも低く、離職率は全産業計よりも高い。

⇒ キャリアを積んでも賃金が上昇しにくく、定着が進まない状況。

資料出所:「平成23年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)、「平成23年度雇用動向調査」(厚生労働省)

(8)

介護人材を巡る現状と課題(まとめ)

○ 介護職員は、「自らの業務に対する評価が低い」という不満を抱え、自らの

介護スキルに不安を感じている。

○ キャリアを積んでも賃金が上昇しにくく、定着が進まない状況。

キャリア・アップの仕組みを構築し、介護職員の定着と新規参入を促進

するため、介護キャリア段位制度を創設

7

業務経験を積み重ねるごとに、スキル・やりがいが段階的に上昇し、処遇改

善の材料につながっていく仕組み(キャリア・アップの仕組み)が構築されてい

ない。

⇒ 人材の定着や新規参入が進まない要因の1つ。

(9)

介護キャリア段位制度のメリット

○ 現場で何ができるかを証明できる

・ 入浴・排泄介助等の介護技術、利用者・ 家族とのコミュニケーション、感染症・事故 への対応、地域包括ケアの実践的スキル などを現場の仕事を通じて評価。

○ スキル・やりがいの向上、処遇改善

の材料につながる

・ キャリア段位の取得を目標に、できてい ないことを認識して現場で取り組むことで、 スキル・やりがいの向上につながる。 ・ 給料や評価を決める際の重要な材料に なるので、処遇改善につながることが期待 される。

○ 一時離職などのデメリットを軽減で

きる

・ キャリア段位の認定により、一時離職(出 産・子育てなど)からの復帰や転職のデメリッ トを軽減できる。

◎職員の方にとってのメリット

◎事業所・施設にとってのメリット

○ OJTを通じて職員の能力を向上できる

・ 「現場で実際に何ができるか」を測る評価基準 であるため、OJTツールとして積極的に活用で きる。 ・ OJTの積極的な推進を通じて、介護職員の能 力向上を図れる。

○ サービス水準をアピールできる

・ キャリア段位を取得した介護職員が多ければ、 質の高いサービスを提供していることをアピー ルできる。

○ 職員のスキル・やりがいの向上につなが

り、定着や新規参入を促進できる。

・ 職員のスキル・やりがいの向上につながると ともに、客観的な能力評価が行いやすくなる。 ・ これによって、介護職員の定着や新規参入を 促進できる。 8

(10)

実践キャリア・アップ戦略について

1.狙い・方向性

2.システム・評価方法

○ 「新成長戦略」における「21の国家戦略プロジェクト」の一つ。

○ 成長分野における実践的な職業能力の評価・認定制度 (キャリア段位制度)

○ 当面、 ①介護プロフェッショナル ②カーボンマネジャー(省エネ・温室効果ガス削減等人材)

③食の6次産業化プロデューサーの3分野について実施。

○ エントリーレベルから トップ・プロレベルまでの7段階で評価

○ 「わかる(知識)」と「できる(実践的スキル)」の両面で評価

○ 「わかる(知識)」の評価

→ 原則として、認証された「育成プログラム」の履修により評価

○ 「できる(実践的スキル)」の評価

① 介護プロフェッショナル:OJTを通じて評価 (例:入浴介助・排泄介助などの基本介護技術、事故発生防止等) ② カーボンマネジャー:これまでの実務経験・実績により評価 (例:省エネ法の定期報告書等) ③食の6次産業化プロデューサー:これまでの実務経験・実績により 評価 (例:6次産業化の事業の売上、商品数、雇用者数等) レベル 各レベルの特徴 プ ロ レ ベ ル 7 ・分野を代表するトップ・プロ フェッショナル 6 ・プロレベルのスキル ・高度な専門性、オリジナリティ 5 4 ・一人前の仕事ができる ・チーム内でリーダーシップ 3 ・指示等がなくとも、一人前の仕 事ができる 2 ・一定の指示のもと、ある程度 の仕事ができる 1 ・職業準備教育を受けた段階 9

(11)

キャリア段位制度の立ち上げ

「実践キャリア・アップ戦略」の推進

10 5月 ・「実践キャリア・アップ戦略基本方針」取りまとめ ・3分野ごとの論点整理 6月 新成長戦略「21の国家戦略プロジェクト」に位置付け (主な内容) ・全体のレベルは原則として7段階 ・「わかる(知識)」と「できる(実践的ス キル)」の両面を評価 7月 東日本大震災からの復興の基本方針に位置付け 6月 行政事業レビュー公開プロセスにおいて、「抜本的に再検討を行う」との取りまとめ ⇒ 既存の資格制度との関係の明確化、レベル認定者数の目標の設定等の見直しを実施 8月~12月 専門タスクフォース及び3分野( 介護、カーボンマネジャー、食の6次産業化プロデュー サー)ごとのワーキング・グループ(WG)を設置し、検討を開始 9月~10月 実施機関(事務局)を公募 ⇒ 選定 (介護:シルバーサービス振興会)

22

23

評価基準・制度スキームの決定 復興を支える人材育成のため、 実践キャリア・アップ戦略を推進 (3分野ごと) 実証事業 介護プロフェッショナルの実証事業(福島、東京、千葉、広島の4都県で実施) 140の事業所・施設(843人)を対象に、評価基準の妥当性などを検証。

24

(12)

【主査】 大久保幸夫 内閣府参与、リクルートワークス研究所所長 【有識者】 伊藤 健二 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究准教授 今野浩一郎 学習院大学経済学部教授 樋口 美雄 慶應義塾大学商学部教授 堀 達也 前北海道知事、北海道開拓記念館館長 山田 久 日本総合研究所調査部長 【労使関係】 青山 伸悦 日本商工会議所理事・産業政策第一部長 川本 裕康 (社)日本経済団体連合会常務理事 安永 貴夫 日本労働組合総連合会副事務局長 【教育関係】 大越 孝 桜美林大学執行役員・副学長・教授 亀山 幸吉 淑徳短期大学社会福祉学科教授 山本 匡 学校法人小山学園理事長 【人材関係団体他】 岡 登志雄 (社)日本人材派遣協会((株)スタッフサービス・ホールディングス 代表取締役社長) 小川 健司 (独)情報処理推進機構参事 佐藤建次郎 (社)日本人材紹介事業協会専務理事 後藤 康孝 (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構求職者支援訓練部能力評価課長 山口 満 中央職業能力開発協会能力開発支援部長

実践キャリア・アップ戦略 専門タスクフォース メンバー

11

(13)

実践キャリア・アップ戦略 介護プロフェッショナルWG 委員

【座長】 田中 滋 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授 【有識者】 田中 雅子 日本介護福祉士会 名誉会長 筒井 孝子 国立保健医療科学院 統括研究官 藤井賢一郎 日本社会事業大学専門職大学院 准教授 山田 久 日本総合研究所 調査部長 【事業者】 今村 英仁 (公社)全国老人保健施設協会 介護保険制度・報酬委員会委員 岡 登志雄 (株)スタッフサービス・ホールディングス 代表取締役社長 北村 俊幸 (社)日本在宅介護協会 研修広報委員会副委員長 武居 敏 (社福)全国社会福祉協議会 全国社会福祉施設経営者協議会副会長 中山 辰巳 (社)全国老人福祉施設協議会 副会長 【産業界】 藤原 清明 (社)日本経済団体連合会 経済政策本部長 杤原 克彦 日本商工会議所 企画調査部長 【労働界】 花井 圭子 日本労働組合総連合会 総合政策局長 河原 四良 UIゼンセン同盟 日本介護クラフトユニオン政策顧問 【教育機関】 亀山 幸吉 淑徳短期大学 社会福祉学科教授 小林 光俊 (社)日本介護福祉士養成施設協会 会長 学校法人敬心学園 理事長(日本福祉教育専門学校) (注)大久保幸夫・専門タスクフォース主査は、原則WGに出席し、WG委員と同様に意見を申し述べることができるものとする。 12

(14)

「介護プロフェッショナル」のキャリア段位の概要

レベル

分野共通

介護プロフェッショナルのレベル

7 トップ・プロフェッショナル

6 ・プロレベルのスキル

・高度な専門性・オリジナ

リティ

・多様な生活障害をもつ利用者に質の高い介護を実践

・介護技術の指導や職種間連携のキーパーソンとなり、チー

ムケアの質を改善

・一人前の仕事ができる

段階

・チーム内でリーダーシッ

・チーム内でのリーダーシップ(例:サービス提供責任者、主

任等)

・部下に対する指示・指導

・本レベル以上が「アセッサー」になれる

指示等がなくとも、一人

前の仕事ができる

・利用者の状態像に応じた介護や他職種の連携等を行うた

めの幅広い領域の知識・技術を習得し、的確な介護を実践

一定の指示のもと、ある

程度の仕事ができる

・一定の範囲で、利用者ニーズや、状況の変化を把握・判断

し、それに応じた介護を実践

・基本的な知識・技術を活用し、決められた手順等に従って、

基本的な介護を実践

エントリーレベル

職業準備教育を受けた

段階

・初任者研修により、在宅・施設で働く上で必要となる基本的

な知識・技術を習得

13

(15)

レベル わかる(知識) できる(実践的スキル) 7 6 5 4 介護福祉士であること(国家試験合格) ※ 介護福祉士養成施設卒業者について、国 家試験の義務付け前においては、介護福祉 士養成課程修了によりレベル4とする。 「基本介護技術の評価」、「利用者視点での評価」、「地域 包括ケアシステム&リーダーシップに関する評価」 3 介護福祉士養成課程又は実務者研修修了 ※ 介護職員基礎研修修了でも可。 「基本介護技術の評価」、「利用者視点での評価」 2 介護職員初任者研修修了(※) ※ ホームヘルパー2級研修又は1級研修修了 も含む。 【レベル2②】 「基本介護技術の評価」、「利用者視点での評価の一部 (感染症対策・衛生管理など)」 【レベル2①】 「基本介護技術の評価(状況の変化に応じた対応を除く)」 *介護福祉士養成課程において、レベル2①の評価基準 を用いた実習の実施を推進 1

介護キャリア段位制度における評価の全体像

介護福祉士の資格取得や実務者研修・介護職員初任者研修の修了等を通じて「わかる(知識)」を評

価しつつ、「できる(実践的スキル)」の能力評価を重点的に実施。

認定介護福祉士(仮称)の検討を踏まえて、評価基準を検討 (当面、レベル5~7の認定は実施しない) ※ 網掛け部分は、キャリア段位制度において独自に評価を行う部分。 (注)あるレベルの「わかる(知識)」の要件を満たしている場合、より下位のレベルの「わかる(知識)」の要件も満たされることとする。 14

(16)

「できる(実践的スキル)」の評価・認定のスキーム

○ 実務経験など一定の要件を満たした介護職員が評価者(アセッサー)となり評価を実施。評価・

認定の客観性を確保するため、評価者には講習の受講を義務付け。

○ あわせて、内部評価の適正性を確保するため、定期的に、外部機関による評価を実施。

介護事業所・施設

介護職員・

実習生

評価者

アセッサー

実施機関

(シルバーサービス振興会を選定)

申請

(手数料あり)

認定

評価者講習受講

契約

外部評価

事務局

レベル認定委員会

●評価者講習開催 ●申請審査 ●データ管理 等 ●レベル認定 等 15 ※ 手数料の額は、実施機関が内閣府と協議して決定。介護WGでは、被災地3,400円、被災地以外6,900円を例示。

(17)

16

評価者(アセッサー)について

以下のいずれかに該当する方

○ 介護キャリア段位レベル4以上の方

○ 以下の①~④のいずれかの要件を満たす方

(制度開始から3年間程度)

① 介護福祉士として3年以上実務に従事した

経験があり、かつ、介護福祉士実習指導者

講習会を修了した方(介護福祉士養成実習

施設実習指導者Ⅱの要件を満たす方)

② 介護福祉士等の資格を得た後10年以上実

務に従事した経験等を有する方(実技試験

に係る介護福祉士試験委員の要件を満たす

方)

③ 介護福祉士等の資格を得た後5年以上実

務に従事した経験等を有し、介護技術講習

指導者養成講習を修了した方(介護技術講

習指導者の指導者の要件を満たす方)

④ サービス提供責任者、主任その他上記①

~③と同等以上の経験を有する方

◎評価者講習の受講要件

◎評価者講習について

【内容】

○ 評価者の評価技術の向上・均質化の

ために、制度の意義や手順を説明するだ

けでなく、模擬評価やグループワーク等も

含めて実施

○ 制度の趣旨・概要、内部評価の手順、

「できる(実践的スキル)」の評価基準、評

価者の役割・留意事項等を分かり易く記

載したテキストを作成。

○ 確認テストを実施。

○ 修了証を交付。

【時間】

○ 間隔を空けて2日間(各4時間程度)実

施。

①座学+模擬評価で半日

(→自身の施設等でトライアルor評価開

始)

②(評価期間前or評価期間中)模擬評価

+グループワークで半日

(18)

「できる(実践的スキル)」の評価基準の概要

事業者や評価者(アセッサー)ごとに評価がバラバラにならないよう、○×(できる・できない)で評価

できる基準に基づいて、客観的な評価を実施。

大項目(3) → 中項目(13) → 小項目(41) → チェック項目(148)で構成

大 項 目 ①基本介護技術の評価 ②利用者視点での評価 ③地域包括ケアシステム& リーダーシップ 中 項 目 ・入浴介助 ・食事介助 ・排泄介助 ・移乗・移動・体位変換 ・状況の変化に応じた対応 ・利用者・家族とのコミュニケーション ・介護過程の展開 ・感染症対策・衛生管理 ・事故発生防止 ・身体拘束廃止 ・終末期ケア ・地域包括ケアシステム ・リーダーシップ

【小項目→チェック項目の例】

●食事介助ができる ・・・・・・・・ 小項目 ①食事の献立や中身を利用者に説明する等食欲がわくよ うに声かけを行ったか。 ②利用者の食べたいものを聞きながら介助したか。 ③利用者と同じ目線の高さで介助し、しっかり咀嚼して飲 み込んだことを確認してから次の食事を口に運んだか。 ④自力での摂食を促し、必要時に介助を行ったか。 ⑤食事の量や水分量の記録をしたか。

【チェック項目の評価】

A:できる B:できる場合とできない 場合があり、指導を要 する C:できない -:実施していない 17

(19)

「できる(実践的スキル)」の評価基準のレベル対応

大項目 中項目 レベル2① レベル2② レベル3 レベル4 基本介護技術 の評価 入浴介助 ○ ○ ○ ○ 食事介助 ○ ○ ○ ○ 排泄介助 ○ ○ ○ ○ 移乗・移動・体位変換 ○ ○ ○ ○ 状況の変化に応じた対応 × ○ ○ ○ 利用者視点で の評価 利用者・家族とのコミュニ ケーション × 一部○ ○ ○ 介護過程の展開 × × ○ ○ 感染症対策・衛生管理 × ○ ○ ○ 事故発生防止 × 一部○ ○ ○ 身体拘束廃止 × × ○ ○ 終末期ケア × × ○ ○ 地域包括ケア システム&リー ダーシップ 地域包括ケアシステム × × × ○ リーダーシップ × × × ○ (注)レベル3又は2②の認定を受けている者がレベル4を申請する場合は、「基本介護技術の評価」を受ける必要はない。 18

(20)

「できる(実践的スキル)」のチェック項目(合計:148項目)の編成

大項目 中項目 小項目 チェック項目数 基本介 護技術 の評価 1.入浴介助 1 入浴前の確認ができる 2 2 衣服の着脱ができる 5 3 洗体ができる 4 4 清拭ができる 3 2.食事介助 1 食事前の準備を行うことができる 6 2 食事介助ができる 5 3 口腔ケアができる 4 3.排泄介助 1 排泄の準備を行うことができる 3 2 トイレ(ポータブルトイレ)での排泄介助ができる 6 3 おむつ交換を行うことができる 4 4.移乗・移動・体位 変換 1 起居の介助ができる 4 2 一部介助が必要な利用者の車いすへの移乗ができる 4 3 全介助が必要な利用者の車いすへの移乗ができる 5 4 杖歩行の介助ができる 3 5 体位変換ができる 4 5.状況の変化に応 じた対応 1 咳やむせこみに対応ができる 3 2 便・尿の異常に対応ができる 4 3 皮膚の異常に対応ができる 4 4 認知症の方がいつもと違う行動を行った場合に対応できる 3 19

(21)

大項目 中項目 小項目 チェック項目数 利用者 視点で の評価 1.利用者・家族とのコ ミュニケーション 1 相談・苦情対応ができる 5 2 利用者特性に応じたコミュニケーションができる 6 2.介護過程の展開 1 利用者に関する情報を収集できる 3 2 個別介護計画を立案できる 4 3 個別介護計画に基づく支援の実践・モニタリングができる 4 4 個別介護計画の評価ができる 3 3.感染症対策・衛生 管理 1 感染症予防対策ができる 4 2 感染症発生時に対応できる 2 4.事故発生防止 1 ヒヤリハットの視点を持っている 3 2 事故発生時の対応ができる 4 3 事故報告書を作成できる 2 5.身体拘束廃止 1 身体拘束廃止に向けた対応ができる 3 2 身体拘束を行わざるを得ない場合の手続ができる 2 6.終末期ケア 1 終末期の利用者や家族の状況を把握できる 3 2 終末期に医療機関または医療職との連携ができる 3 地域包 括ケアシ ステム& リーダー シップ 1.地域包括ケアシス テム 1 地域内の社会資源との情報共有 3 2 地域内の社会資源との業務協力 2 3 地域内の関係職種との交流 2 4 地域包括ケアの管理業務 2 2.リーダーシップ 1 現場で適切な技術指導ができる 5 2 部下の業務支援を適切に行っている 5 3 評価者として適切に評価できる 2 20

(22)

評価基準の特長

○ OJTツールとして活用できる基準(具体的なケアや業務の内容を

記載、現認を重視)

○ サービス(在宅・施設など)ごとにバラバラではない共通の基準

○ 「適切に~できる」、「確実に~できる」といった抽象的な基準では

なく、○×(できる・できない)で評価できる客観的な基準

○ 到達度に応じて、レベルを認定

○ 実証事業を通じて、レベル認定に必要な評価基準を選択

21

(23)

評価基準の具体例① ~入浴介助~

◎Ⅰ.基本介護技術の評価 → 1.入浴介助

小項目

チェック項目

レベル 評価方法

2 衣服の着脱ができる

① 体調や気候に配慮しながら、利用者の好みの洋服を選んでもらったか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 ② スクリーンやバスタオルを使い、プライバシーに配慮したか。 ③ 脱衣の際に、健側から患側の順番で行ったか。 ④ ボタンの取り外し等、自力でできるところは自分で行うよう利用者に促した か。 ⑤ しわやたるみがないか確認したか。

4 清拭ができる

① バイタルサインの測定、利用者へのヒアリング、医療職の指示によって体 調確認を行い、清拭の可否について確認したか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 ② スクリーンやバスタオル等を使い、プライバシーや保温に配慮したか。 ③ 末梢から中枢の順番で洗うなど、適切な手順でできたか。 22

(24)

評価基準の具体例② ~食事介助~

◎Ⅰ.基本介護技術の評価 → 2.食事介助

小項目

チェック項目

レベル 評価方法

2 食事介助ができる

① 食事の献立や中身を利用者に説明する等食欲がわくように声かけを行っ たか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 ② 利用者の食べたいものを聞きながら介助したか。 ③ 利用者と同じ目線の高さで介助し、しっかりと咀嚼して飲み込んだことを確 認してから次の食事を口に運んだか。 ④ 自力での摂食を促し、必要時に介助を行ったか。 ⑤ 食事の量や水分量の記録をしたか。

3 口腔ケアができる

① 出来る利用者には、義歯の着脱、自分で磨ける部分のブラッシング、その 後のうがいを促したか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 ② 義歯の着脱の際、利用者に着脱を理解してもらい、口を大きく開けて口腔 内に傷をつけないよう配慮しながら、無理なく行ったか。 ③ スポンジブラシやガーゼ等を用いた清拭について、速やかに行い、利用者 に不快感を与えなかったか。 ④ 歯磨きや清拭の後、口腔内を確認し、磨き残し、歯茎の腫れ、出血等がな いか確認したか。 23

(25)

評価基準の具体例③ ~排泄介助~

◎Ⅰ.基本介護技術の評価 → 3.排泄介助

小項目

チェック項目

レベル 評価方法

2 トイレ(ポータブルトイレ)での排泄介助ができる

① トイレ(ポータブルトイレ)で、利用者の足底がついているか、前屈姿勢が とれているか等座位の安定を確認したか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 ② トイレ(ポータブルトイレ)での排泄の際、カーテンやスクリーンを使用した り、排泄時にはその場を離れ、排泄終了後には教えてくださいと説明する等 してプライバシーに配慮したか。 ③ ズボン、下着を下ろす了承を得て、支えながら下ろしたか。 ④ 排泄後、利用者にトイレットペーパー等で拭いてもらい、拭き残しがあれば 清拭を行うとともに、利用者の手洗いを見守る等により清潔保持をしたか。 ⑤ 失禁かトイレでの排泄かや、排泄物の量や性状について記録をしたか。 記録確認 ⑥ 排泄後、利用者の体調確認を行ったか。 現認 24

(26)

評価基準の具体例④ ~移乗・移動・体位変換~

◎Ⅰ.基本介護技術の評価 → 4.移乗・移動・体位変換

小項目

チェック項目

レベル 評価方法

1 起居の介助ができる

① 起きる前に、利用者の疾病等に応じて、体調や顔色を確認したか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 ② 全介助が必要な利用者の上体がカーブを描くように起こしたか。 ③ 一部介助が必要な利用者について、足を曲げてもらう、柵をつかんでもらう等利 用者の残存機能を活かしながら起居の支援を行ったか。 ④ 利用者を側臥位にし、テコの原理を活用しながら、無理のない起居の介助を行っ たか。

2 一部介助が必要な利用者の車いすへの移乗ができる

① 介助を始める前に、車いすのフットレスト(フットサポート)やブレーキに動作不良 がないか、車いすにブレーキがかかっているか、フットレスト(フットサポート)が上 がっているか、タイヤの空気が十分かを予め確認したか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 ② 利用者に健側の手でベッドから遠い方のアームレスト(アームサポート)をつかん でもらい、患側を保護しながら前傾姿勢で立ちあがるよう、声かけ、介助を行ったか。 ③ 利用者の健側の足を軸にして体を回転させて、車いすに移乗することができたか。 ④ スライディングボードやスライディングシート等の福祉用具を用いた移乗の場合、 あらかじめ定められた手順・方法に沿って、安全に移乗することができたか。 ※ 使用しておらず評価ができない場合は小項目評価の要件としない。 25

(27)

評価基準の具体例⑤ ~利用者・家族とのコミュニケーション~

◎Ⅱ.利用者視点での評価 → 1.利用者・家族とのコミュニケーション

小項目

チェック項目

レベル

評価方法

1 相談・苦情対応ができる

① (自分で対応できない場合)相談・苦情の内容について、上司に報告 し、対応を依頼することができたか。 2②・3 ・4 対応すべき事 態が起こった 場合に現認 ② 相談・苦情の内容及び関連情報を正確に把握・収集し、わかりやすく 整理することができたか。 3 ・ 4 記録確認 ③ 苦情の要因を特定し、解決策及び再発防止策を考えることができた か。 ④ 苦情に対する解決策及び再発防止策を利用者や家族に説明し、納 得してもらえたか。 対応すべき事 態が起こった 場合に現認 ⑤ 相談・苦情に対する解決策について、チームメンバーと共有し、解決 策が継続的に実践されるよう働きかけを行ったか。 記録確認 26

(28)

評価基準の具体例⑥ ~介護過程の展開~

◎Ⅱ.利用者視点での評価 → 2.介護過程の展開

27 小項目

チェック項目

レベル

評価方法

3 個別介護計画に基づく支援の実践・モニタリングができる

① ケアカンファレンス等の場において、個別介護計画の目標、支援内 容及びそこに関わるスタッフの役割等についてチームメンバーに説明 して共有し、プラン内容が継続的に実践される働きかけを行ったか。 3 ・ 4 直近の介護過 程の記録確認 (必要に応じて 被評価者への ヒアリング) ② チームにおける個別介護計画の実施状況を把握したか。 ③ 個別介護計画に基づく支援に対する利用者・家族の満足度や意向 を把握したか。 ④ 個別介護計画に基づく支援による利用者の心身の状況や利用者を 取り巻く物的環境、人的環境の変化を把握したか。

(29)

評価基準の具体例⑦ ~感染症対策・衛生管理~

◎Ⅱ.利用者視点での評価 → 3.感染症対策・衛生管理

28 小項目

チェック項目

レベル

評価方法

1 感染症予防対策ができる

① 利用者の血液、体液、分泌物、排泄物(汗を除く)、障害のある皮膚、 粘膜に素手で接触した場合、手洗い及び消毒、または手袋の交換をし たか。 2② ・ 3 ・ 4 対応すべき事 態が起こった 場合に現認 ② オムツ、清拭、エプロン等感染の媒介となるものを、床に直接置いて いないか。 ③ 嘔吐物、排泄物、血液等の感染源になるものがある場所の消毒を確 実に行ったか。 ④ 利用者に、どのような感染症の既往があるか確認できているか。 日頃の対応を 観察

(30)

評価基準の具体例⑧ ~地域包括ケアシステム~

◎Ⅲ.地域包括ケアシステム&リーダーシップ → 1.地域包括ケアシステム

29 小項目

チェック項目

レベル

評価方法

1 地域内の社会資源との情報共有

① 関連する関係機関で情報共有を図るため、利用者にサービスを提 供したときに進捗状況や結果を関連する他の機関または自身が所属 する機関の窓口に情報提供しているか。 4 期末までにヒ アリング ② 利用者がどんな制度、資源、サービスを利用しているか把握してい るか。 ③ サービスの実施に必要な知識や情報を、関係する他の機関等(知人、 団体、住民組織等を含む)から集めているか。

2 地域内の社会資源との業務協力

① 利用者等からの相談や問題状況を基に、関係する他の部門や関係 する他の機関に必要とされるサービスを文書化して提案しているかど うか。 評価期間中に 記録確認 ② 関連する他の機関(知人、団体、住民組織等を含む)に協力を要請 するか。 期末までにヒ アリング

(31)

評価基準の具体例⑨ ~リーダーシップ~

30 小項目

チェック項目

レベル

評価方法

2 部下の業務支援を適切に行っている

① スタッフの休暇予定や利用者のキャンセルを把握し、誤り無く ローテーション(シフト)を組むことができるか。 ※ 施設において、特定の役職者しか行っておらず評価ができ ない場合は小項目評価の要件としない。

日頃の対応を観察(必 要に応じて被評価者 へのヒアリング) ② 事業所・施設内において、研修、勉強会、ミーティング、ケース 会議等を定期的に開催しているか。 記録確認(必要に応じ て被評価者へのヒアリ ング) ③ 各スタッフとの面談の機会をつくり、スタッフの要望や悩みを 聞き取り、把握・助言をしているか。 日頃の対応を観察(必 要に応じて被評価者 へのヒアリング) ④ 事業所・施設内外の研修、勉強会等について、個別に声を掛 ける等してスタッフに参加させているか。 ⑤ スタッフの体調を把握するために声かけや観察を行なってい るか。

◎Ⅲ.地域包括ケアシステム&リーダーシップ → 2.リーダーシップ

(32)

レベル認定の要件

31

【チェック項目の評価】

A:できる B:できる場合とできない場合があり、指導を要する C:できない -:実施していない

【小項目の評価】

・ 小項目は、「○(できる)」「×(できない)」で評価。 ・ 8割以上のチェック項目が「A」、かつ「C」及び「-」の チェック項目がない場合に、小項目が「○」になる。

【中項目の評価】

・ 中項目は、「○(できる)」「×(できない)」で評価。 ・ 全ての小項目が「○」の場合に、中項目が「○」になる。

【レベル認定の要件】

・ レベルに対応する全ての中項目が「○(できる)」の場合 に、レベルが認定される。 〔例:レベル2①の場合の評価項目〕 1.入浴介助(中) 小項目:4、チェック項目:14 2.食事介助(中) 1 食事前の準備を行うことができる(小) チェック項目:6 2 食事介助ができる(小) ①食事の献立や中身を利用者に説明する等 食欲がわくように声かけを行ったか。(チ) ②利用者の食べたいものを聞きながら介助し たか。(チ) ③利用者と同じ目線の高さで介助し、しっかり 咀嚼して飲み込んだことを確認してから次 の食事を口に運んだか。(チ) ④自力での摂食を促し、必要時に介助を行っ たか。(チ) ⑤食事の量や水分量の記録をしたか。(チ) 3 口腔ケアができる(小) チェック項目:4 3.排泄介助(中) 小項目:3、チェック項目:13 4.移乗・移動・体位変換(中) 小項目:5、チェック項目20

(33)

評価手順 (OJTを通じた評価)

レベル認定基準をクリアするまで、第2ステップから第4ステップまでを繰り返し、クリア

後、レベル認定の申請をする。 ⇒ OJTを推進

ステップ

標準的な評価手順

第1ステップ

① 事業所・施設でキャリア段位制度に取り組むことを決める。

② 評価者(アセッサー)候補を決め、同候補が評価者講習を受講する。

③ 被評価者を決める。

第2ステップ

④ 被評価者は自己評価を実施する。

⑤ 被評価者と評価者で面談し、評価期間及び目標を設定する。

第3ステップ

⑥ 被評価者は目標達成を目指して業務を実施。被評価者が目標を達成でき

るよう、評価者は必要に応じて助言・指導などの支援を実施。

⑦ 評価者が評価(他者評価)を実施する。

第4ステップ

⑧ 被評価者は自己評価を実施する。

⑨ 評価者と被評価者で面談し、評価者は自己評価の確認、他者評価の説明

を行うとともに、「できない」と評価された事項等について今後取り組むポイン

ト等を確認する。

※ 標準評価期間:3か月(下限は1か月)

32

(34)

介護プロフェッショナルのキャリア段位制度の目標

○ 社会保障・税一体改革においては、地域包括ケアシステム(医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが連携 した要介護者等への包括的な支援)を実現するため、より多くの介護職員が必要になる。 ○ このため、介護職員の参入や定着を促進し必要な介護職員が確保できるよう、「日本再生戦略」の目標年 次である2020年において、キャリア段位認定者数の合計を13万人程度とすることを目標とする。 年度 介護職員数

2011 2020 140万人 188~198万人 201~211万人 現状投影シナリオに おける必要介護職員数 改革シナリオ(地域包括ケア システムを構築)における 必要介護職員数

13万人程度

(2020年における キャリア段位認定 者の合計の目標) (注1)必要介護職員数は、「医療・介護に係る長期推計」(平成23年6月、社会保障改革に関する集中検討会議) の「現状投影シナリオ」及び「改革シナリオ」より。 (注2)現状投影シナリオ:現在の性・年齢階級別のサービス利用状況をそのまま将来に投影したケース (注3)改革シナリオ:地域包括ケアシステムが構築され、在宅介護や認知症対応等が推進されたケース ○ 目標の達成に向け、制度 創設後3年間で2万人程 度、2015年度以降は各年度 2万人程度のキャリア段位 認定者の育成を目指す。 33

(35)

介護職員の動向(イメージ)とキャリア段位制度の目標

介護職員 128.0万人(H20年) 介護福祉士:40.6万人 介護福祉士以外:87.4万人 介護職員 134.3万人(H21年) 介護福祉士:45.5万人 介護福祉士以外:88.8万人

○ キャリアパスの明確化や処遇改善につなげることにより、「介護職員の定着促進・離職防止効果」

及び「新規参入の促進効果」の実現を目指す。

○ これによって、2015年度以降は、キャリア段位認定者を年間2万人程度とすることを目標とする。

学卒就職者 (高卒・専修・短大・大卒) 4.8万人 介護福祉士新規登録者 8.2万人 (うち5.8万人は介護分野で 既に就労) 国家試験 約6.8万人 養成施設 約1.4万人 資料出所:厚生労働省「介護職員の処遇改善等に関 する懇談会」資料を参考に、内閣府において作成。 34 キャリアパスの明確化、処遇改善 につなげることにより、定着を促進 し、離職を減少 キャリアパスの明確化により 新規参入を促進 事業者・サービスを超えた実践的ス キルの証明により、一時離職者(出 産、子育て等)の再入職を促進 入職(28.1万人) 離職 離職者 21.8万人 介護福祉士:6.5万人 介護福祉士以外:15.3万人 6.3万人増 社会人からの入職者 23.3万人 介護分野からの再入職者:8.6万人 新規入職者:14.7万人

(36)

介護キャリア段位制度の普及促進策(案) ①

(1)ジョブ・カードの評価基準として活用

キャリア段位制度における評価基準を、ジョブ・カードの評価シートにおける専門的能力の評価基準として用 いることができるように検討を進める。 ※ これにより、介護職員はキャリア段位制度に基づく評価が記入されたジョブ・カードを採用面接の応募書類として活用で きるようになるとともに、介護事業者はジョブ・カードを活用した職業訓練を通じて人材の確保・育成を図ることができる。

1.ジョブ・カード、職業訓練制度との連携

第9回実践キャリア・ アップ戦略介護WG 資料(8/2)より 35

(2)職業訓練の実施に対する助成(キャリア形成促進助成金)

「正規の介護職員の新規雇い入れ」や「非正規の介護職員の正規転換」を行う介護事業者が、キャリア段位 制度を活用した有期実習型訓練を実施する場合(*)、キャリア形成促進助成金を支給する。 *有期実習型訓練を実施する場合には以下の点に留意することが必要。 ・ 有期実習型訓練の対象者は、フリーター等職業能力形成機会に恵まれなかった者であって、安定的な 雇用に就くために当該訓練に参加することが必要と認められた者、又は、新規学卒者であること。 ・ 同一事業者における同一対象者に対する複数回の職業訓練については、認められないこと。 OFF-JT(座学) OJT(キャリア段位制度) 正規の介護職員の 新規雇い入れ 経費・賃金の 3分の1 〔一〕 介護職員1人につき OJT1時間当たり600円 〔-〕 非正規の介護職員 の正規転換 経費・賃金の 2分の1 〔3分の1〕 介護職員1人につき OJT1時間当たり600円 〔600円〕 【現行の助成内容】 ※ 〔 〕内は、大規模な介護事業者(非 営利法人の場合は常時雇用する労働者数 が300人を超える事業者、営利法人の場合 は資本の額又は出資の総額が3億円を超 える事業者)の場合。 ※ OFF-JTにおいて助成の対象となる経費 は、事業内で行う場合の部外講師の謝 金・施設の借上げ料・教材費など、事業 外の教育訓練機関に委託して行う場合は 入学料・受講料。また、OFF-JTにおいて 助成の対象となる賃金は、実施時間に対 して支払われた賃金。

(37)

36

介護キャリア段位制度の普及促進策(案) ②

第9回実践キャリア・ アップ戦略介護WG 資料(8/2)より

2.介護事業者に対する助成

(1)申請手数料の負担に対する助成(キャリア形成促進助成金)

介護職員の申出に基づき、介護事業者がキャリア段位レベル認定の申請手数料の一部又は全部を負担す る場合には、以下のキャリア形成促進助成金の支給対象とすることについて、検討を進める。 【キャリア形成促進助成金(職業能力検定を受けるために必要な経費の負担に対する助成)】 ○ 労働者の申出に基づき、事業者が職業能力検定を受けるために必要な経費の一部又は全部を負担す る場合、負担額の2分の1を助成している。 ○ 労働協約又は就業規則において、事業者が職業能力検定を受けるために必要な経費の一部又は全部 を負担する制度を設けている場合、上記の助成に加えて、以下の奨励金を支給している。 ・職業能力検定を受ける者が発生した場合は15万円を支給(1事業所1回を限度) ・職業能力検定を受ける者1人につき5万円を支給(1事業所当たり20人を限度)

(2)キャリア段位制度を活用した評価・処遇制度(キャリアパス)の導入に対する助成(介護労働環境向上

奨励金)

介護事業者がキャリア段位制度を活用した評価・処遇制度(キャリアパス)を導入する場合に、その経費(就 業規則の変更に要した専門家への相談料など)の2分の1を助成する(上限:40万円)。

3.介護福祉士養成課程を通じたキャリア段位認定の推進

介護福祉士養成課程(介護福祉士養成施設等)において、キャリア段位のレベル2①の評価基準を用いた 実習の実施を推進する。評価基準を満たした場合は、この評価結果に基づいて、レベル2①の認定を行えるこ ととする。 ※ これにより、実習の質の向上や、介護福祉士の実践的スキルの向上が図られる。

(38)

37

4.介護報酬のキャリアパス要件への該当

各施設・事業所において、OJTの一環としてキャリア段位制度を導入し、全ての介護職員に周知している場合 には、介護職員処遇改善加算のキャリアパス要件を満たすこととする予定。 ※ 介護職員処遇改善加算は、各事業所の介護報酬総額にサービスごとの加算率を乗じた加算額を施設・ 事業所に交付するもの(例 訪問介護:4.0%、特養:2.5%)。 ※ キャリアパス要件が満たされない場合、処遇改善加算の加算率が10%又は20%減算される。

5.広報の推進

○ パンフレットを作成して、事業者団体等に配布し、会員事業者等への配布を依頼。 ○ 厚生労働省を通じて、全都道府県・全市町村の介護保険担当部局に、パンフレットを送付。 ○ 普及促進策も含めた広報の推進。

※ キャリア段位制度は、「わかる(知識)」と「できる(実践的スキル)」の両面から評価を行う制度であり、介護プロフェッ ショナルの場合、「わかる(知識)」の評価は、介護福祉士の資格取得や介護職員初任者研修の修了等を通じて行う。こ こでは、介護プロフェッショナルのキャリア段位制度が独自に行う「できる(実践的スキル)」の評価を推進するための方策 を中心に記述している。

介護キャリア段位制度の普及促進策(案) ③

第9回実践キャリア・ アップ戦略介護WG 資料(8/2)より

(39)

介護キャリア段位制度に対する評価 ~評価者の感想①~

評価者の9割近くが「OJTツールとして活用できる」と回答。(実証事業のアンケート結果)

〔実証事業の概要〕 評価基準・方法の妥当性等を検証するため、昨年12月~今年3月、実証事業を実施。 ①実施地域:4都県(福島県、東京都、千葉県、広島県)。青森県でも1施設で実施。 ②参加数 事業所・施設数:140 評価者(アセッサー)数:231 評価を受けた介護職員数:843 ③対象事業所・施設の類型:特養、老健、訪問介護、通所介護、グループホーム 38 (n=138)

(40)

介護キャリア段位制度に対する評価 ~評価者の感想②~

実証事業に参加した評価者の感想 (実証事業のアンケート結果)

◎指導に使える

・ チェック項目が具体的なので、職員を指導

しやすかった。

・ 職員に対して、それぞれの場合に求められ

るスキルを明確かつ具体的に伝えることが

できた。

・ あるべき介助方法をきちんと想定しなが

ら、介助方法の基礎を改めて教えることが

できた。

◎課題がわかる

・ 実証事業は短い期間だったので、難

しいことも多かったが、評価基準に基

づいて評価を行ったことで、職員それ

ぞれが何ができて何ができないのかと

いうことを客観的に把握でき、今後の

課題が明確になった。

・ 客観的な基準に基づいて、職員の技

術力を把握することができた。

・ 自分たちの施設の欠点(職員への指

導不足な部分)を、この機会に知るこ

とができた。

◎わかりやすい

・ 入浴・食事・排泄の介助といった基本的な

介護技術について、評価基準が一つ一つの

行為を要素として分解して書いてあったの

で、わかりやすかった。

39

(41)

介護キャリア段位制度に対する評価 ~介護職員の感想①~

評価を受けた介護職員の8割以上が「能力開発やスキル向上に役立つ」と回答。(実証事

業のアンケート結果)

40

(42)

介護キャリア段位制度に対する評価 ~介護職員の感想②~

実証事業で評価を受けた介護職員の感想 (実証事業のアンケート結果)

◎目標を持って取り組める

・ 期首に目標を立てたことにより、仕事に

対する意識が改善され、普段の業務に

対して今まで以上に集中して取り組むこ

とができた。

・ これまでの利用者様へのケアを振り

返って考え、目標を定めて実際にやって

みよう!と意識的に動いてみることがで

きた。

・ 実際に介助を行う際に評価項目を意識

して介助を行うことができた。

・ 評価項目を意識しながら、利用者様に

負担のないケアが出来た際には嬉し

かったし、失敗したときには「こういう方

法があるんだ」と次につなげることができ

るように思えた。

◎課題がわかる

・ 一つ、一つの作業を細分化することによ

り、自分の仕事を分析し、足りない部分を

把握することができた。

・ 今の自分の立場(レベル)で求められてい

る業務内容を知ることができた。

・ 自分の評価を知ることにより、今後学んで

いくべきことや、現在足りない部分に対して

何を勉強するべきかが分かった。

・ 評価結果から、自分の普段の介助や利用

者との接し方を振り返ることができた。

◎スキルアップできる

・ 評価の結果を分析することにより、業務に

対して前向きに取り組むことができ、スキル

アップすることができた。

41

(43)

被災地における評価

【福島県で実証事業に参加された方へのアンケート結果】

○ 評価者の9割近くが「OJTツールとして活用できる」と回答。

○ 評価を受けた介護職員の9割近くが「能力開発やスキル向上に役立つ」と回答。

42 (n=37)

能力開発やスキル向上に役立つと思いますか?

(評価を受けた介護職員に対して質問)

(n=162)

(44)

今後のスケジュール(見込み)

2012年

9~10月 実施機関(事務局)の公募・選定

→ 介護:シルバーサービス振興会

11月 交付決定・事業の開始

(テキスト・プログラム作成等の評価者講習の準備等)

2013年

評価者講習の実施(被災3県)

介護施設・事業所における評価の開始

被災地(特定被災区域)において先行的・重点的に実施

43

(45)

44 Ⅰ. 基本介護技術の評価 ⒈ 入浴介助 No 1 入浴前の確認ができる ① バイタルサインの測定や利用者へのヒアリング等による体調確認、意向確認を行い、入浴の可否について確認したか。 現認 ② バイタルサインや医療職の指示、既往歴などに基づいて、利用者の状態に応じた入浴方法が選択できたか。 現認 (必要に応じて被評価者への ヒアリング) 2 衣服の着脱ができる ① 体調や気候に配慮しながら、利用者の好みの洋服を選んでもらったか。 ② スクリーンやバスタオルを使い、プライバシーに配慮したか。 ③ 脱衣の際に、健側から患側の順番で行ったか。 ④ ボタンの取り外し等、自力でできるところは自分で行うよう利用者に促したか。 ⑤ しわやたるみがないか確認したか。 3 洗体ができる(浴槽に入ることを含む。) ① 末梢から中枢の順番で洗い、陰部は健側の手で洗ってもらったか。 ② 浴槽に入る時は、利用者に手すりや浴槽の縁をつかんでもらうとともに、バランスを崩さないよう身体を支え、入浴できたか。 ③ 簡易リフト等、入浴機器を用いて入浴した場合、利用者の身体の位置を確認し、手が挟まれる等の事故に注意して、安全に入浴できたか。【訪問介護等は除く。】 ④ 入浴後、体調の確認をし、十分な水分補給ができたか。 4 清拭ができる ① バイタルサインの測定、利用者へのヒアリング、医療職の指示によって体調確認を行い、清拭の可否について確認したか。 ② スクリーンやバスタオル等を使い、プライバシーや保温に配慮したか。 ③ 末梢から中枢の順番で洗うなど、適切な手順でできたか。   2 ・ 3 ・ 4 現認 評価方法 2 ・ 3 ・ 4 現認 2 ・ 3 ・ 4 現認 備考 2 ・ 3 ・ 4 ( 参考) 介護プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナルのキャ リ ア 段位制度の評価基準 ※ レベル3又は2②の認定を受けている者がレベル4を申請する場合は、「基本介護技術の評価」を受ける必要はない。 小 項 目 チ ェ ッ ク 項 目 評 価 対 象 と な る レ ベ ル

(46)

45 Ⅰ. 基本介護技術の評価 ⒉ 食事介助 No 1 食事前の準備を行うことができる ① 声を掛けたり肩を叩いたりするなどして、利用者の覚醒状態を確認したか。 ② 嚥下障害のある利用者の食事にとろみをつけたか。 ③ 禁忌食の確認をしたか。 ④ 飲み込むことができる食べ物の形態かどうかを確認したか。 ⑤ 食べやすい座位の位置や体幹の傾きはないか等座位の安定を確認したか。 ⑥ 顎が引けている状態で食事が取れるようにしたか。 2 食事介助ができる ① 食事の献立や中身を利用者に説明する等食欲がわくように声かけを行ったか。 ② 利用者の食べたいものを聞きながら介助したか。 ③ 利用者と同じ目線の高さで介助し、しっかり咀嚼して飲み込んだことを確認してから次の食事を口に運んだか。 ④ 自力での摂食を促し、必要時に介助を行ったか。 ⑤ 食事の量や水分量の記録をしたか。 3 口腔ケアができる ① 出来る利用者には、義歯の着脱、自分で磨ける部分のブラッシング、その後のうがいを促したか。 ② 義歯の着脱の際、利用者に着脱を理解してもらい、口を大きく開けて口腔内に傷をつけないよう配慮しながら、無理なく行っ たか。 ③ スポンジブラシやガーゼ等を用いた清拭について、速やかに行い、利用者に不快感を与えなかったか。 ④ 歯磨きや清拭の後、口腔内を確認し、磨き残し、歯茎の腫れ、出血等がないか確認したか。       2 ・ 3 ・ 4 現認 2 ・ 3 ・ 4 現認 現認 備考 小 項 目 チ ェ ッ ク 項 目 評 価 対 象 と な る レ ベ ル 評価方法 2 ・ 3 ・ 4

(47)

Ⅰ. 基本介護技術の評価 ⒊ 排泄介助 No 1 排泄の準備を行うことができる ① 排泄の間隔を確認したか。 (必要に応じ記録確認)現認 ② 排泄介助に当たり、介助内容を伝え、利用者の同意を得たか。 ③ 利用者のADLを把握し、排泄する上で、できる部分は利用者にやってもらうようにしたか。 2 トイレ(ポータブルトイレ)での排泄介助ができる ① トイレ(ポータブルトイレ)で、利用者の足底がついているか、前屈姿勢がとれているか等座位の安定を確認したか。 ② トイレ(ポータブルトイレ)での排泄の際、カーテンやスクリーンを使用したり、排泄時にはその場を離れ、排泄終了時には教えてくださいと説明する等してプライバシーに配慮したか。 ③ ズボン、下着を下ろす了承を得て、支えながら下ろしたか。 ④ 排泄後、利用者にトイレットペーパー等で拭いてもらい、拭き残しがあれば清拭を行うとともに、利用者の手洗いを見守る等により清潔保持をしたか。 ⑤ 失禁かトイレでの排泄かや、排泄物の量や性状について記録をしたか。 記録確認 ⑥ 排泄後、利用者の体調確認を行ったか。 現認 3 おむつ交換を行うことができる ① 利用者に尿意、便意の有無、排泄した感じの有無を聞き、おむつ・パッドを換えることなどの介助内容を伝え、承諾を得てい るか。 ② おむつ・パッド交換の際、カーテンやスクリーンを使用する等してプライバシーに配慮したか。 ③ おむつ・パッドを装着後、衣服、寝具等にしわがないように整えたか。 ④ 排泄時刻、排泄物の量・性状の異常について記録をしたか。 記録確認   2 ・ 3 ・ 4 備考 現認 2 ・ 3 ・ 4 現認 小 項 目 チ ェ ッ ク 項 目 評 価 対 象 と な る レ ベ ル 評価方法 2 ・ 3 ・ 4 現認 46

(48)

47 Ⅰ. 基本介護技術の評価 4.移乗・移動・体位変換 No 1 起居の介助ができる ① 起きる前に、利用者の疾病等に応じて、体調や顔色を確認したか。 ② 全介助が必要な利用者の上体がカーブを描くように起こしたか。 ③ 一部介助が必要な利用者について、足を曲げてもらう、柵をつかんでもらう等利用者の残存機能を活かしながら起居の支援 を行ったか。 ④ 利用者を側臥位にし、テコの原理を活用しながら、無理のない起居の介助を行ったか。 2 一部介助が必要な利用者の車いすへの移乗ができる ① 介助を始める前に、車いすのフットレスト(フットサポート)やブレーキに動作不良がないか、車いすにブレーキがかかっている か、フットレスト(フットサポート)が上がっているか、タイヤの空気が十分かを予め確認したか。 ② 利用者に健側の手でベッドから遠い方のアームレスト(アームサポート)をつかんでもらい、患側を保護しながら前傾姿勢で立 ちあがるよう、声かけ、介助を行ったか。 ③ 利用者の健側の足を軸にして体を回転させて、車いすに移乗することができたか。 ④ スライディングボードやスライディングシート等の福祉用具を用いた移乗の場合、あらかじめ定められた手順・方法に沿って、 安全に移乗することができたか。 使用しておらず評価ができない場合は 小項目評価の要件としない。 3 全介助が必要な利用者の車いすへの移乗ができる ① 介助を始める前に、車いすのフットレスト(フットサポート)やブレーキに動作不良がないか、車いすにブレーキがかかっている か、フットレスト(フットサポート)が上がっているか、タイヤの空気が十分かを予め確認したか。 ② 移乗がしやすいよう、ベッドの高さを調整するとともに、利用者の足底がついた状態で介助を行ったか。 ③ 利用者の体と密着させる、利用者の腰に手を回す、利用者に介護者の肩に手をまわしてもらう等、移乗がしやすい体勢をとっ たか。 ④ 利用者の体をゆっくりと回転させ、車いすに深く座らせることができたか。 ⑤ 移乗用リフト等の福祉用具を用いた移乗の場合、あらかじめ定められた手順・方法に沿って、安全に移乗することができた か。 使用しておらず評価ができない場合は 小項目評価の要件としない。 4 杖歩行の介助ができる ① 利用者の杖を持つ手と反対側のやや斜め後ろに立ったか。 ② 二動作歩行や三動作歩行の声かけを行えたか。 ③ 急がせず、利用者のペースに合った介助・誘導を行ったか。 5 体位変換ができる   ① 利用者の膝を立て、テコの原理を活用しながら、体位変換したか。 ② 横向きになることができる人には自力で横になってもらったり、膝を自分で曲げられる人には自分で曲げてもらうなど、利用者 の残存機能を活かしながら体位変換したか。 ③ ベッドの下の方にずり落ちた場合には姿勢を正すなど、身体に摩擦を与えないように体位変換したか。 ④ 体位変換後、クッションやタオルなどを使用し、安楽な体位保持への介助を行ったか。 2 ・ 3 ・ 4 現認 2 ・ 3 ・ 4 現認 小 項 目 チ ェ ッ ク 項 目 評 価 対 象 と な る レ ベ ル 評価方法 2 ・ 3 ・ 4 現認 2 ・ 3 ・ 4 現認 2 ・ 3 ・ 4 現認 備考

(49)

Ⅰ. 基本介護技術の評価 5.状況の変化に応じた対応 No 1 咳やむせこみに対応ができる   ① 咳の強さ、顔色等の観察をしたか。 ② 次の順で適切な対応ができたか。  ・強い咳をするように声かけをしたか。  ・背中を強く叩いたか(タッピング)。  ・(それでも改善しない場合)医療職に連絡したか。 ③ 記録をしたか。 2 便・尿の異常(血便・血尿、バイタル、ショック状態など)に対応ができる   ① 本人の様子(バイタル、ショック状態等)や便、尿(色やにおい、血液が混入していないかどうか等)を観察・確認したか。 ② 原因の探索と確認をしたか。 ③ (血液の混入、悪臭、バイタル値の異常やショック状態が観察された場合等)医療職に連絡したか。 ④ 記録をしたか。 記録確認 3 皮膚の異常(炎症、表皮剥離、水泡、潰瘍等)に対応ができる ① 皮膚の症状(大きさ、深さ、出血・浸出液・臭気の有無等)や本人の様子(痛みやかゆみの有無等)の観察をしたか。 ② 原因の探索と確認をしたか。 ③ (かゆがっていたり、炎症、表皮剥離、水泡、潰瘍が観察された場合等)医療職に連絡したか。 ④ 記録をしたか。 記録確認 4     ① いつもと違う行動が見られた利用者を観察し、脅威や不安を感じない(利用者の表情・行動にネガティブな変化がない)よう近 づき、声をかける等対応し、利用者の行動や表情から不安・不快感等を軽減させることができたか。 状況の変化が起こった場合に 現認 ② いつもと違う行動が見られた利用者の表情、感情表現、行動などいつもと違う様子について確認し、なぜそのような行動をしたか、職員対応や本人の生活環境の変化等を確認し、記録したか。 ③ いつもと違う行動が見られた利用者がなぜそのような行動をしたかを、心身状況、生活歴、価値観・嗜好、家族・他者との関 係、家族から収集した情報等を確認し、記録したか。 2 ② ・ 3 ・ 4 記録確認 2 ② ・ 3 ・ 4 2 ② ・ 3 ・ 4 状況の変化が起こった場合に 現認 備考 2 ② ・ 3 ・ 4  認知症の方がいつもと違う行動(攻撃的行動、突発的行動、対応が困難な行動等)を行った場合に対応できる 小 項 目 チ ェ ッ ク 項 目 評 価 対 象 と な る レ ベ ル 評価方法 状況の変化が起こった場合に 現認 状況の変化が起こった場合に 現認 48

(50)

Ⅱ. 利用者視点での評価 ⒈ 利用者・家族とのコミュニケーション No 1 ① (自分で対応できない場合)相談・苦情の内容について、上司に報告し、対応を依頼することができたか。 2②・ 3・4 対応すべき事態が起こった場 合に現認 ② 相談・苦情の内容及び関連情報を正確に把握・収集し、わかりやすく整理することができたか。 ③ 苦情の要因を特定し、解決策及び再発防止策を考えることができたか。 ④ 苦情に対する解決策及び再発防止策を利用者や家族に説明し、納得してもらえたか。 対応すべき事態が起こった場 合に現認 ⑤ 相談・苦情に対する解決策について、チームメンバーと共有し、解決策が継続的に実践されるよう働きかけを行ったか。 記録確認 2   ① 家族に利用者の日頃の様子などの情報を積極的に伝えることができたか。 ② 利用者が興味関心を持てるような話題を取り上げ、コミュニケーションをとったか。 ③ 利用者の話に耳を貸し、意思表示を把握し、理解することができたか。 ④ 認知症の利用者に対し、その特性に応じた声かけやジェスチャー、表情等により、利用者の意向を確認し、介護の内容を伝えることができたか。 ⑤ 視覚障害の利用者に対し、その特性に応じた声かけをし、利用者の意向を確認し、介護の内容を伝えることができたか。 ⑥ 聴覚障害・難聴の利用者に対し、その特性に応じた声かけやジェスチャー、表情等により、利用者の意向を確認し、介護の内 容を伝えることができたか。   利用者特性に応じたコミュニケーションができる 2 ② ・ 3 ・ 4 日頃の対応を観察(必要に応 じて被評価者へのヒアリング。 利用者意見により補足) 相談・苦情対応ができる 3 ・ 4 記録確認 備考 小 項 目 チ ェ ッ ク 項 目 評 価 対 象 と な る レ ベ ル 評価方法 49

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