生死に関するカテゴリ違和の諸相
2018年11月24日 三浦俊彦
「死の概念の変容」に「〈一人称の死〉研究」を託すという形 で、死への再帰的アプローチの可能性を探れないだろうか。 一人称の死の分析では、「私は死んでいる(生きていない)」 という体験の可能性を無視できない。「一人称の死」という概 念は、de re的死者自認の有意味性を含意するからである。 「aは生きていない」という言明は、de dicto解釈とde re解釈 の二通りに読むことができる。 Fを「と信じられる(感じられる)」という演算子、xの論議領域 を生者の集合として、 de dicto解釈・de re解釈はそれぞれ次 のような表記に対応する。 F(∀x(x≠a)) ∀x(F(x≠a))de dicto F(∀x(x≠a)) ・・・Ⅰ ~F(∃x(x=a)) ・・・Ⅱ de re ∀x(F(x≠a)) ・・・Ⅲ ~∃x(F(x=a)) ・・・Ⅳ Fの主体をa自身とするならば、どちらも「私は生きていない」 と読まれるが、 de dicto解釈は「〈私は生きていない〉と私は感じる」というこ とであり、自分の死後や生前の状態をありありと想像する、自 分が無生物である状況をありありと思い描くといった場合の 自然な解釈となる(
強い版がⅠ、弱い版がⅡ
)。 F世界の中に、aが存在しない、という「三人称の死」である。 対してde re解釈は、「私は〈生きていないものと感じられる〉」 ということであり、自分について「これは自己同一性を持たぬ 者だ」と感じているのである(強い版がⅢ、弱い版がⅣ
)。 後者はいわゆる「コタール症候群」であり、死者もしくは無生 物を自認することだ。「一人称の死」である。 この状態を、トランスジェンダリズムの「性自認」「性別違和」 に倣って「生自認」における「生存違和」と呼ぼう。性同一性障害が脱病理化され、トランスジェンダーに対す る承認と理解が進む近年の風潮に合わせて、生存違和の状 態に承認を与えることはできるだろうか。 すなわち、生理的には生者なのだが(当事者自身が知的に はその現実を認めていながら)、死者や無生物として扱われ たい、
「生きづらさ」から解放されたい
と当事者が主張する 場合、周囲が実際にそのように扱う、ということである。 MtFを「トランス女性」、FtMを「トランス男性」と呼び、条件 を満たせば戸籍変更もできる現状と論理的には整合するの で、「トランス死者」認定、除籍謄本発行といった措置により
「人間らしさ」から解放すること
は、当事者の生存違和を減 少させるはずだが、現実に効力を持ちうるだろうか。 コタール症候群以外にも、自らを「死者である」「ロボットで ある」「芸術作品である」「胎児である」「哲学的ゾンビである」 などと主張する症例があるかもしれない。さまざまな症例の 関係を(思考実験で)吟味することにより、性別違和との統一的 扱いにどれほどの倫理的・法的・医療的意義と可能性がある か、分析的に考察する必要がある。男女の区別より生死の区別の方が、生理学的に流動性が 大きく、論理的な曖昧さも大きい。比喩的な用法としても、「男 らしい」「女らしい」に比べて「生きた」「死んだ」はPC的障害な しに流通しおおせている(生きた比喩、死に体、死に金、等)。 植物状態、脳死者、胎児、AIへの記憶移植など、いつからい つまで当人が「生きている」とすべきかを決定することは、男 女を区別する場合よりもはるかに大きな規約的・経験的困難 に逢着する。したがって、トランスジェンダー(あるいは性同一 性障害)が承認される社会規範のもとでは、トランス死者(あ るいは生同一性障害)の承認にはいっそう高い優先順位が 付与されねばならないだろう。 死者自認を示す人に対し、「あなたは本当は生きている」と 説得(診断)することは、MtFに対し「あなたは本当は男性で ある」と説得(診断)することに比べ、いっそう原理的な努力を 要する。当事者の状態を第三者的に観察して「生きているか 否か」を常に正しく判定できると決めるとしたら、「死を一人称 的に評価し判定すること、ひいては論ずることは不可能だ」と いう前提を先取りすることになり、「一人称の死」の研究は論 理的に不可能になってしまう。
当事者の幸福(アリストテレス的エウダイモニア)の観点からみ て、生死の移行は、性別移行よりいっそう有益かもしれない。 「男らしく」「女らしく」という性役割・性表現ステレオタイプのプ レッシャーがしばしば個人や社会を害することはすでに周知 だが、「人間らしく(生きた人間らしく)」という規範が個々人や 社会に及ぼす悪影響は、(認知度の低さに反して)ジェンダー 規範をはるかに上回ると察せられるからだ(
「人間の尊厳」と
いう漠然とした概念の悪しき汎用性
を思い出そう
)。個々体 が「人間らしさ」の束縛から解放されてそのポテンシャルを十 全に発揮するには、トランス死者を適宜承認する社会システ ムが有効だと考えられる。 AIロボットが会話機能を充実させ、人権を付与される時代 においては、ロボットの人格権獲得とは逆の方向、すなわち 人間側のロボット自認による 〈TR承認〉 が進むことだろう。 「人間らしく」という規範は差別的ステレオタイプとして制限さ れるかもしれない。ロボットは性別を不要とするのみならず、 生者と死者の概念的区別が妥当せず、生と死を適宜自由に 身にまとう主体となりそうだ。トランス死者の承認は、ポスト ヒューマニズムの倫理を代表する潮流の有力候補である。• 性自認 • 性的指向(性対象) • 性的嗜好(性対象・性目標) • 制度的性(戸籍、出生証明) • 性分化 • 性役割 ⊇ 性的指向 • 性表現 ⊇ 性的嗜好 • 性同一性障害 • 狭義のトランスジェンダー(性 自認⇔性役割・性表現の違和) • トランスセクシュアル(性自認 ⇔性分化の違和) • 性別適合手術 • ジェンダーフリー • ユニセックス vs. 性別二元論 • カテゴリ意図 • 社会様式 • 個人様式 • 芸術形式 • メディア • ジャンル(構造、マクロ) • 媒体固有性(肌理、ミクロ) • コンセプチュアルアート • 実験芸術(カテゴリ意図⇔媒 体固有性の違和) • 反芸術(カテゴリ意図⇔メ ディアの違和) • レディメイド、ファウンドアート • マルチメディア • 責任引受理論vs.責任転嫁理論
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• 生自認 • 対人関係(マクロ) • 日常生活(ミクロ) • 制度的生(戸籍、死亡診断) • 生化学的状態、身体状態 • 生活様式(マクロ) • 生活様式(ミクロ) • 生同一性障害 • コタール症候群(生自認⇔生 活様式の違和) • 身体完全性障害(生自認⇔ 生化学的状態の違和) • 自殺 • 汎心論 • SIA vs. SSA • カテゴリ意図 • 社会様式 • 個人様式 • 芸術形式 • メディア • ジャンル(構造、マクロ) • 媒体固有性(肌理、ミクロ) • コンセプチュアルアート • 実験芸術(カテゴリ意図⇔媒 体固有性の違和) • 反芸術(カテゴリ意図⇔メ ディアの違和) • レディメイド、ファウンドアート • マルチメディア • 責任引受理論vs.責任転嫁理論
カテゴリ逸脱 承認の歴史
いたずら、遊び
テロリズム?
ハードケース (芸術?)
↓
アートワールド公認
反芸術
(解釈の対象に)実験芸術・前衛芸術
↓
理論的公認
メタ芸術
↓
様式化
コンセプチュアルアート
犯罪
↓
合法化
倒錯、変態
↓
医療化
精神疾患
(SRSなどの適応に)↓
脱病理化
趣味、性癖、嗜好
↓
社会的受容
指向、個性
「多様な性」
カテゴリ逸脱 承認の歴史
いたずら、遊び
テロリズム?
ハードケース (芸術?)
↓
アートワールド公認
反芸術
(解釈の対象に)実験芸術・前衛芸術
↓
理論的公認
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↓
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コンセプチュアルアート
自殺衝動
↓
対象化・合理化
希死念慮
↓
一般化
自傷願望
↓
de dicto → de re
身体完全性障害
↓
理論的受容
生同一性障害
哲学的ゾンビ(?)
カテゴリ逸脱 承認の歴史
自殺衝動
希死念慮
自傷願望
↓
医療化
de re化身体完全性障害
コタール症候群
↓
理論的公認
生同一性障害
↓
脱病理化、様式化
哲学的ゾンビ(?)
犯罪
↓
合法化
倒錯、変態
↓
医療化
精神疾患
(SRSなどの適応に)↓
脱病理化
趣味、性癖、嗜好
↓
社会的受容
指向、個性
「多様な性」
性同一性障害の除外診断(例)
性分化疾患 染色体、分界条床核、性器、ホルモンの異常 インターセックスのブレンダ症例 統合失調症、解離性障害での妄想 うつ病、発達障害での混乱 現実逃避 経済的・職業的利得を求める心理の合理化 芸術的スタイル、クロスドレッサー、トランスベスタイト パラフォビア 異性装フェチ自認を拒むゆえの性自認形成 オートガイネフィリア(同性愛への憧れを含む) 性自認と性指向の混同 (ホモフォビアを含む) 性別ステレオタイプへの過剰適応 ~「心の性」の難しさ生同一性障害の除外診断(例)
各種の脳障害 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース 統合失調症、解離性障害での妄想 うつ病、発達障害での混乱 現実逃避 経済的・職業的利得を求める心理の合理化 芸術的スタイル、スピリチュアル系、隠者、世捨て人 生きづらさへの耽溺(M自認)を拒むゆえの死者自認形成 オートネクロフィリア 生自認と対人関係の混同 (精神障害フォビアを含む) 生存ステレオタイプへの過剰適応(「死」概念の誤解を含む) ~「一人称の死」の難しさ●基本概念(基本経験)としての性別違和 除外診断 性分化疾患 染色体、分界条床核、性器、ホルモンの異常 出生時のパターナリズム的介入による結果 ブレンダ症例 統合失調症などで自分を女だと妄想 (事実の誤謬) 解離性障害で女性の交代人格を持つ人々 (事実の誤謬) 気分障害など精神的不安定で性別に混乱 (事実の誤謬) 発達障害(過剰適応の失敗)で性別理解混乱(規範の誤謬) 性器・第二次性徴への身体完全性障害 (事実の誤謬) ↓悩みの原因を性別に転嫁 (事実の誤謬) アイデンティティの構成要素を誤認 (事実・規範の誤謬) ●基本概念(基本経験)としての生存違和 除外診断 自己感覚に混乱がある場合 (事実の誤謬) 自己認識に混乱がある場合 (事実の誤謬) 生死の概念に混乱がある場合 (規範の誤謬)
●セクシュアリティ&ジェンダーで基礎づけられる性別違和 除外診断 ↘現実逃避 ↗経済、役割で利得を感じ「女になりたい」 (憧憬と自認の混同) ↑流行に同調 (志向と自認の混同) ↑政治的な異議申し立て、ヒロイズム (上記混同) ↑クロスドレッサー、芸術的スタイルに陶酔 (上記混同) ●身体状態&制度的生・日常生活で基礎づけられる生存違和 除外診断 現実逃避から「戸籍をなくしたい」 (保身と自認の混同) 経済、役割で利得を感じ「戸籍をなくしたい」 ( (憧憬と自認の混同) 政治的な異議申し立て (志向と自認の混同) スピリチュアル系、芸術的スタイルに陶酔 (上記混同)
●セクシュアリティで基礎づけられる性別違和 除外診断 ↗ニューハーフなど職業的に女である方が効率的 (規範と事実の混同) ↗パートナー探しで利得を感じ「女になりたい」 (意図と自認の混同) 同性愛のため「自分は女」 (不当な一般化、指向と自認の混同) ↑女を演じたい人々 (トランスベスタイト、嗜好と自認の混同) ↑自分を女と想像することで性的に興奮 (オートガイネフィリア、嗜好と自認の混同) ↘同性愛との自認を拒んで「自分は女」 (ホモフォビア、指向・嗜好と自認の混同) ↘女装フェチとの自認を拒んで「自分は女」 (パラフォビア、嗜好と自認の混同) ↘オートガイネフィリアとの自認を拒んで「自分は女」 ( (パラフォビア、嗜好と自認の混同) ↑同性愛者でありたくて「自分は女」 ( 嗜好と自認の混同) ↑男装フェチでありたくて「自分は女」 ( 嗜好と自認の混同) トランスジェンダーでありたくて「自分は女」 (嗜好と自認の混同) 指向・嗜好しているという自覚と自認を混同 (希望の認識と自認との混同)
●セクシュアリティで基礎づけられる性別違和 除外診断 ↗ニューハーフなど職業的に女である方が効率的 (規範と事実の混同) ↗パートナー探しで利得を感じ「女になりたい」 (意図と自認の混同) 同性愛のため「自分は女」 (不当な一般化、指向と自認の混同) ↑女を演じたい人々 (トランスベスタイト、嗜好と自認の混同) ↑自分を女と想像することで性的に興奮 (オートガイネフィリア、嗜好と自認の混同) ↘同性愛との自認を拒んで「自分は女」 (ホモフォビア、指向・嗜好と自認の混同) ↘女装フェチとの自認を拒んで「自分は女」 (パラフォビア、嗜好と自認の混同) ↘オートガイネフィリアとの自認を拒んで「自分は女」 ( (パラフォビア、嗜好と自認の混同) ↑同性愛者でありたくて「自分は女」 ( 嗜好と自認の混同) ↑男装フェチでありたくて「自分は女」 ( 嗜好と自認の混同) トランスジェンダーでありたくて「自分は女」 (嗜好と自認の混同) 指向・嗜好しているという自覚と自認を混同 (希望の認識と自認との混同)
●身体状態で基礎づけられる生存違和 除外診断 ↑ 死者を演じたい人々 (トランスベスタイト、嗜好と自認の混同) (一種のマゾヒスト、自虐趣味と自認の混同) ↑ 自分が死者であると想像することで性的に興奮する人々 (オートネクロフィリア、嗜好と自認の混同) ↘ マゾヒストとの自認を拒んで「自分は死者」 ( (パラフォビア、嗜好と自認の混同) ↘ オートネクロフィリアとの自認を拒んで「自分は死者」 ( (パラフォビア、嗜好と自認の混同) ↑ 生者装トランスベスタイトでありたくて「自分は死者」 ( ( 嗜好と自認の混同) トランス死者でありたくて「自分は死者」と思い込みたい人々 ( ( 嗜好と自認の混同) 嗜好しているという自覚と自認を混同する人々 (希望の認識と自認との混同)
●ジェンダー(性役割・性表現)で基礎づけられる性別違和 除外診断 自分の属性を女っぽいと誤認 (事実の誤謬) 女っぽいので「自分は女ではないか」 (不当な一般化) 自分の女らしさへの過剰適応 (性別違和ステレオタイプ) ↓不安障害、強迫性障害で性別ステレオタイプを過大評価 (事実と規範の誤謬) 違和感の原因をジェンダーではなく自分に向ける ●制度的生・日常生活で基礎づけられる生存違和 除外診断 自分の属性を生気がないと誤認 (事実の誤謬) 生気がないので「自分は死者ではないか」 (不当な一般化) 自分の生気のなさへの過剰適応 (生存違和ステレオタイプ) ↓生死ステレオタイプを過大評価 (事実と規範の誤謬) 生死概念(時間概念)の哲学的不整合を自分に転嫁
カテゴリ違和の諸問題
性別の本質がセックスからジェンダーへ移行したように、死の本 質も、生物学的状態から文化的状態へ、さまざまな隠喩や象徴 的意味を取り込む形で変移することは十分ありうる。そのとき 「死」はもはや主観的経験不可能なものではなくなっているだろう。 しかしトランスジェンダーがジェンダーフリーの理念と真っ向から 衝突していることからわかるように、TGにまつわる倫理的・政治 的・論理的・哲学的諸問題(ジレンマ、パラドクス・・・)は(あるいは その対応物は)、身体完全性障害やコタール症候群の当事者に も生じてくるかもしれない。それはどのような形においてだろうか。 次ページ・次々ページに列挙した諸問題の生同一性障害バージョ ンを考察し、「自認」と「公認」の関係について一般的洞察を導くこ とが求められる。同様の〈自認分析〉は、各種の憑依、確信犯、輪 廻転生など広範な事例に当てはめることができるはずである。 ●次ページ(一般理論に関する諸問題) ●次々ページ(女子大学出願資格に関する潜在的諸問題)① 性指向・性自認は、嗜好とどう違うのか? cf. オートガイネフィリア ② 体の性と「心の性」の関係は? ③ 自殺念慮などの心理的リスクの原因は差別なのか? ④ カミングアウトの意義は? cf. TS原理主義 vs. トランスジェンダリズム ⑤ 「性の多様性」とは? ジェンダーフリーとの関係は? ⑥ Xジェンダーとは? 性別二元論への異議申し立てか? ⑦ トランスジェンダーは〈意識高い系〉なのか?
cf. 観測選択効果 observational selection effect ⑧ 違和感にはさまざまあるが、性別違和に特有の意味は? ⑨ 「変えられない」という正当化は必要か?
cf. 自然主義の誤謬 naturalistic fallacy
⑩ トランスフォビア、ホモフォビアに意義はあるのか? cf. 左利き(遺伝率が性別違和とほぼ同じ)
検証不可能な
私的属性での差別的待遇は正当か
自己申告は誠実か
自認と一致するか
自認は真正か 性自認は揺れ動くのだが(
cf. 自我体験)
「◎を自認する」 は 「心が◎である」 を含意しない
「心が◎である」 は 「◎である」 を含意しない
◎を自認で再定義するとして、判定基準
は?
「◎の自認」は
基本概念?or 構成概念?
基本概念→
器質的に定義 構成概念
→ステレオタイプ
「心の性別」 の判定基準は、「らしさ」に依存しがち
・・・・・・ジェンダーフリーを諦める用意があるのか?
◎
元来、性差別の原因
は身体的差異にあったが・・・
女子スポーツへのMtF進出
流行による
人権の優先順位変遷への無自覚
カテゴリ移行 ~
表層の革新性と深層の保守性
アニメ ――――――――――――→ コンセプチュアルアート ↑アニメらしく
ないから! 個別作品の解釈としては急進的・改訂的
カテゴリ(ジャンル)の理論としては保守的・記述的
男性(女性) ―――――――――→ 女性(男性) ↑男性(女性)らしく
ないから! 個人の生活様式としては急進的・改訂的
カテゴリ(性別)の規範としては保守的・自然主義的
生者(死者・ロボット等) ―――――→ 死者・ロボット等(生者) ↑生者(死者・ロボット等)らしく
ないから! 個体の解釈・カテゴリの理論としてともに急進的・改訂的
? 媒体固有性 性役割・性表現 性別ステレオタイプ参考文献
• アナンサスワーミー、アニル 2015 『私はすでに死んでいる』 紀伊國屋書店 2018
• ゴドフリー、トニー 1998 『コンセプチュアル・アート』岩波書店 2001
• Goldie, Peter & Schellekens, Elisabeth eds., Philosophy and Conceptual Art, Oxford U.P. 2007
• 『法学セミナー』 「LGBTと法」2017年10月号 日本評論社 • 針間克己編 2016 『こころの科学 189号 LGBTと性別違和』日本評論社 • 針間克己監修、相馬佐江子編著 2004 『性同一性障害30人のカミングアウト』双葉社 • 橋本敬,金野武司ほか 2018 「ロボットは道徳的な行為主体になり得るか,<個性>を持ち得 るか」『日本認知科学会第35回大会発表論文集』pp.958-960. • 石田仁編 2008 『性同一性障害――ジェンダー・医療・特例法』御茶の水書房 • コーンスタム、ドルフ 2002 『子どもの自我体験――ヨーロッパ人における自伝的記憶』金子書 房、2016 • Label X 編 2016 『Xジェンダーって何?――日本における多様な性のあり方 』緑風出版 • マーデル、アシュリー 2016 『13歳から知っておきたいLGBT+』ダイヤモンド社 2017 • 三浦俊彦 2018 「コンセプチュアルアート視のための諸条件 ――「エンドレスエイト」のカテゴリ 違和」『哲学雑誌』第132巻、第804・805号合冊、pp.79-101 • 中村美亜 2005 『心に性別はあるのか? ――性同一性障害のよりよい理解とケアのために』医 療文化社
• Rosenthal, David M. 2006 Consciousness and Mind(Oxford U. P.)
• 佐倉智美 2006 『性同一性障害の社会学』現代書館 • 佐々木掌子 2017 『トランスジェンダーの心理学――多様な性同一性の発達メカニズムと形 成』晃洋書房 • 「性とジェンダー」『別冊日経サイエンス』2018年8月 • 鶴田幸恵 2009 『性同一性障害のエスノグラフィ―性現象の社会学―』ハーベスト社 • 渡辺恒夫, 三浦俊彦, 新山喜嗣 編 2017 『人文死生学宣言――私の死の謎』春秋社