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ウィリス動脈輪閉塞症に関する研究 特にウイルス感染症について

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Academic year: 2021

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Title

ウィリス動脈輪閉塞症に関する研究 特にウイルス感染症に

ついて( 内容の要旨(Summary) )

Author(s)

谷川原, 徹哉

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(医学)乙 第1059号

Issue Date

1996-03-25

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/15235

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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氏名 (本籍) 学位の 種類 乍位授-Ji番‡-;・ 学位授与[ 一巨付 学位授与の要件 学位論文題目 審 査 委 員 谷 川 原 徹 哉(三重県) 博 士(医学) 乙第1059 号 平成 8 年 3 月 25 日 学位規則第4条第2項該当 ウィリス動脈輪閉塞症に関する研究 特にウイルス感染症について (主査)教授 山 田 弘 (副査)教授 岡 野 幸 雄 教授 近 藤 直 実 論 文 内 容 の 要 旨 ウィリス動脈輸閉塞症(以下`もやもや病)は向側1甘類動脈が頭蓋内終末郎で苦しい狭窄または閉基をホし,そ の付近に異常血管網がみられる疾患である。その成L木=こ関しては先天性の血管形成異常や,血1栓の関与,=J免 疫の関与,炎症の関与,退†去的要因の関与などが想定されてきたが,現時ノ点ではいずれの要因も決定的なものと はなりえず,いまだ原因は不明のままである。 さて,もやもや病患者の既往歴には発病前にH正道感架症の腫患聴を′行するものが多くみられるとされており, 厚生省特定疾患ウイリス動脈輪閉塞症調蛮研′たf桐〕症例対照研究でも本症患署でウイルス感染の俣jリーのし-J能件が 指摘されている。しかし本扶患とウイルス感渠との関iユ如こ関してはほとんど研究されていないのか現扶である。 そこで申請者はもやもや頼こおけるウイルス感触こ閲し/てその血清杭イ■/机ほ測定し,その小で年別こ関連が深いと 思われたEモミウイルスのウイルスナノムC7)fJ 無を検束し検〃した。 対象および方法 1)ウイルス抗体価の測定 もやもや病患苦64例と動脈硬化性頚動脈咲吏患苫13例および健′.1;㌔●如月くi君34例を文、†象とした。もやもや病悲パ■の 発症様式は出血型28例,てんかんノ妄り例,杖塞里8桝L TIA巧-i16例,T工A相発型5例,プ酎1▲【三酔;▼i3例.その他1例 であった。測定したウイルス抗体は軌疹ウイルス抗休\勅疹ウイルス抗体,ムンブスウイルス抗体,里純ヘルペ スウイルス抗体,サイトメガロウイルス抗体」Ⅷウイルス杭VCA-1g(〕抗体の(う絹類である。裾ノい木版の測定ノノ 法は,風珍ウイルス,麻嫁ウイルス,ムンブスウイルスの3縄が射rl【球戯渠抑制k応,里純ヘルペスウイルス, サイトメガロウイルスが字引ノ本丸†irリ叉心Ili_うウ1′ルスが蛍)亡抗イ本法で測定しト風疹ウイルス杭休については・部(ノり 症例でIgNl.1g〔ユのサブクィアについて捌隙来免疫測定宜で測定した。 2)EBウイルスゲノムの検索 もやもや病患苫22例,健常対照欄10例を女、J象とした。もやもや病患省の発症様J二〔は出血理7例,てんかん里1 例,梗塞型2例,TIA型7例,¶〟抽隠里2例,無症状≠り伊であった。糸も静脈白引こ採取した血液よりリンパ球を FicolトHypaque法に準じて遠心分離,プロテナーゼKを加え.rCW未収応させ1)Nんを柚圧し,13[1mIII一\\rT内の125 b‡)に増幅標的肘、ウニを持っEBウイルスに特異的なプライマー(f■01へ肌11てi:5'一C〔iしi「I「C(iC〔 J〔1▲1( i7「(二C■TACCノ\し;一こうt reverse二5l-CCTGGAGAGGTCl\(:てGTTi\Crト31)を川いてt)01ymerflSe Chと1in re∼lしti〔)n(r)CR)を子トった。そ

の条件は熱変惟940cノ//1分,アニーリング550c//2分,i)Nノ\で†成720c/′′/2分を1サイクルとして35サイクルおよ び50サイクル行い,増幅後のサンプル10〃jをコ.椚石アカ、万一ースゲルを川いて′竜k泳動した後,エチジウム架色に てH的とする125bpのバンドの検出を行った。また省サンプルに合まれるウイルスいを比較するために[α-1JI)] dCTf)を加えてPCIほ35サイク)L子J'-1た。t i.;/;tjJk勤した後.じeneSし、Ⅰへ冊一i)1usfこ(l)ul〕Onりにアルカリトランス ファーしてオ…トラジオブラフィー一にて検JIiし、検出されたバンドの雨情をテンシトブラムで測定して,ポジティ ブコントロールであるt〕au(一冊田抱0.01〃gのバンドの血積との相対比としてあらわした。 1ミ)()

(3)

結 果 「仁風疹ウイルス抗体は,もやもや病患署・では64例1い50例(て8・1%)で,動脈姫化惟班動脈疾患患ポ`では13例 小13例(100%)で,髄常用く渚では34例巾2帥」(82.4%)で陽性であった。サブタイプを測定したもやもや病 患省42例と健常対照者20例ではいずれの抗体陽性症例においてもIgM抗体は陰性でIgG抗イ本が陽性であった〇以 下トi]附こ麻疹ウイルス抗体は,64伸i 】54例(84.4%),13例申11例(84・6%),34例中29例(85・3%)で・ムンブ スウイルス抗体は,64俳1」57例(89.1%),13例中12例(92.3%),34例【郎0例(汎2%)で,単純ヘルペスウイ ルス抗体は,64例中45例(70.3%),13例巾9例(69.2%),34例小19例(55・9%)で,サイトメガロウイルス打J 体は,64例中53例(82.8%),13例中13例(100%),32例【日射列(87・5%)で陽性であった。これらの抗体の陽 作ヰ・抗体価は統計学的に二 二群問に有意差を認めなかった。 2)EBウイルス抗体は,もやもや病患者63例(1例は非特異自(J反応のため測定本能)小63例(100%),動脈 硬化性頚動脈疾患患者では13例ヰり3例(100%),健常対据描では34例■1-31例(91・2%)で陽性であったo EBウ イルスに関しては抗体の陽性率は統計学的に有意差を認めなかったか,分散分析およびポストホックテストとし てFish。rのPLSD法を用いた統計解析の結果,もやもや病患1拓群は健常対畑料こ較ベEBウイルス抗体価がより高 伯であることが認められた(ANOVA:F(2,108)=3.36,P=0・0110)。 3)PCRによるEBウイルスゲノムの検索の結果は,35サイクルでは,もやもや病患者1例にのみEBウイルス が検出された。50サイクルではもやもや病患者では10例(45.5%)で,健常対照者では1例(10%)でバンドが 検出された。[α-‥12P]dCTPを用いた検討ではもやもや病患署 20例小15例(75%),健常対照苫9例申4例(44・ 4%)でEBウイルスが検出うれ,各サンプルに合まれるウイルス景に関しては統計学自ぺJには石意差は見られなかっ たか,もやもや病患者のEBウイルス抗体価は20倍∼160倍を/六し,相対的ウイルス星がより高植を示す症例が見 られた。以11の結果からもやもや病患ポにおいてはモニⅠうウイルス1)NAの検出ヰは塙く,抗イ本他の結果も含めて考 えるとらやもや病の病因に!対通があることかホ唆された。 論文審査の結果の要旨 小請古 谷川原徹哉はもやもや病の病因を追究するためウイルス感狙1三に注=し、もやもや瞞患者の各種ウイ ルス抗体価を測定し,EBウイルス抗体価が健常対照斜に較べより㍍仙であることを認めた。さらにEBウイルス ナノムの検索を行い足雄一郎においてEBウイルスDNAの検出ネが高いことを認めた。これらの新知見は脳神経外 科て:の発展,ことにもやもや病の樹人脈明に少なからず寄㌧するも)のと.i■どめる。 [仁論文公表誌] ウィリス動脈輪閉塞症に閲する研究 柑こウイルス感触11三について 岐【;;.人医紀 44(1):129∼139,199C 2()0

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