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Prior exposure to placental ischemia causesincreased salt sensitivity of blood pressurevia vasopressin production and secretion inpostpartum rats

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Academic year: 2021

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

Prior exposure to placental ischemia causes increased salt sensitivity of blood pressure via vasopressin production and secretion in postpartum rats

松浦, 託

http://hdl.handle.net/2324/2534388

出版情報:九州大学, 2019, 博士(医学), 課程博士 バージョン:

権利関係:やむを得ない事由により本文ファイル非公開 (2)

(2)

氏 名: 松浦 託

論 文 名:Prior exposure to placental ischemia causes increased salt sensitivity of blood pressure via vasopressin production and secretion in postpartum rats (妊娠中の胎盤虚血はバソプレシンの産生および分泌を介して産後における

血圧の食塩感受性を亢進させる)

区 分:甲

論 文 内 容 の 要 旨

目的: 妊娠高血圧腎症の既往女性は, 産後の血圧に対する食塩感受性が高いことが知られ ており, これが将来の心血管病リスクの増加の原因となっている可能性がある。しかしな がら, 妊娠高血圧腎症が産後の食塩感受性の亢進を直接引き起こし得るかどうかは不明で ある。バソプレシンは妊娠高血圧腎症と食塩感受性高血圧の両方の病態に関与することが 知られている。本研究の目的は, 胎盤虚血によって誘発される妊娠高血圧腎症の発症によ り産後の食塩感受性の亢進が引き起こされるかどうか, そしてバソプレシンがその過程に 関与するかどうかを調べることである。

方法と結果: 妊娠高血圧腎症のモデルとして, 子宮灌流圧低下(reduced uterine perfusion

pressure: RUPP)ラットを使用した。妊娠中のSprague-DawleyラットをRUPP手術群およ

びSHAM手術群(対照群)の2つのグループに分け, 産後3週間目から1週間の高食塩食 を開始した。高食塩食による平均血圧の上昇は, SHAM群よりRUPP群の方が有意に大き かった。さらに, RUPP群においてバソプレシンの代替マーカーであるコペプチンの血漿中 濃度は上昇し, 血清浸透圧は低下していた。脳の二重免疫染色では, 視床下部室傍核のバ ソプレシン産生ニューロンおよび交感神経の上位ニューロンにおけるc-Fos(神経細胞の活 性化マーカー)の発現がRUPP群で有意に増加していた。V1a/V2バソプレシン受容体拮抗 薬であるコニバプタンの食塩負荷中の経口投与により, RUPP ラットにおいて食塩負荷に よる平均血圧の上昇が抑制された。

結論: 胎盤虚血によって誘発される妊娠高血圧腎症の発症は, 産後において血圧の食塩感 受性を亢進させる。その機序としてバソプレシンの産生・分泌増加が関与している。

参照

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